JP3367818B2 - 表示パネル検査用ソケット - Google Patents

表示パネル検査用ソケット

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JP3367818B2 JP10184196A JP10184196A JP3367818B2 JP 3367818 B2 JP3367818 B2 JP 3367818B2 JP 10184196 A JP10184196 A JP 10184196A JP 10184196 A JP10184196 A JP 10184196A JP 3367818 B2 JP3367818 B2 JP 3367818B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネル、
エレクトロルミネセンスパネル、プラズマディスプレイ
パネル等の表示品位等の検査に好適に用いることができ
る表示パネル検査用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示パネル等の製造工程に
おいては、駆動用ICタブ等の周辺回路接続前の表示パ
ネルに対して、表示欠陥箇所を検出する表示品位等の検
査が行われる。したがって、この種の検査においては、
表示パネルの基板上に配列形成された電極に接触させる
コンタクト部材を備えたソケットが用いられている。例
えば特開平6−08034号公報に示されているよう
に、表示パネルの電極に接触させるコンタクト部材とし
ては、従来より、針状若しくはワイヤ状のプローブで構
成されるものと、可橈性及び絶縁性を有するベースフィ
ルム上に接触用の接触子を形成してなるコンタクトフィ
ルムとが知られているが、電極の高密度化及び微細ピッ
チ化に伴い、電極との接触の信頼性、取扱いの容易性、
製造コスト等の観点からコンタクトフィルムが採用され
る傾向にある。
【0003】コンタクトフィルムを用いる場合、コンタ
クトフィルム上の接触子と表示パネルの基板上の電極と
を所要の接触圧で接触させるために、コンタクトフィル
ムの背面を押圧するフィルム押圧部材と、表示パネルの
基板の背面を押圧するパネル押圧部材とが必要となる。
例えば本出願人による特願平7−64731号にはゴム
等の弾性部材からなるフィルム押圧部材と、ばね性を有
する断面略横U字形の金属製のパネル押圧部材と、該パ
ネル押圧部材が表示パネル搭載領域を開放する後退位置
より表示パネルの上面を押圧する押圧位置へと移動する
とき、表示パネル搭載領域を開放する後退位置より表示
パネルの上を覆う被覆位置へと移動して前記パネル押圧
部材と表示パネルとの間に介在される可橈性シャッター
とを備えた表示パネル検査用ソケットが開示されてい
る。この金属製のパネル押圧部材はソケット本体を上下
に挟むようにソケット本体にスライド移動可能に装着さ
れており、コンタクトフィルム上に搭載された表示パネ
ルの上面へと移動したとき可橈性のシャッターを介して
表示パネルをコンタクトフィルムに対し押圧するように
構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した断面略横U字
形の金属製のパネル押圧部材は、プレス加工等で形成し
た際に歪が生じやすく、特に、パネル押圧部材の上片部
には電極の配列方向に沿ってうねりや返りが生じやすい
ため、表示パネルの上面を均一に押圧することが困難と
なり、表示パネルの基板上の電極とコンタクトフィルム
上の接触子との接触の信頼性を損ねる原因となる。ま
た、パネル押圧部材とシャッターが共に金属製の場合、
金属同士の摺動により金属磨耗粉が発生する虞れがあ
り、コンタクトフィルム上の接触子に付着して電極と接
触子との接触を妨げる原因となる。
【0005】したがって、本発明の目的は、表示パネル
の基板上の電極とコンタクトフィルム上の接触子との接
触の信頼性を向上することができる表示パネル検査用ソ
ケットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、表示パネルの基板上に配列形成
された信号線端子にコンタクトフィルムの先端部を所要
の接触圧で接触させて表示パネルと電気的に接続する表
示パネル検査用ソケットにおいて、コンタクトフィルム
を支持するソケット本体にはコンタクトフィルム上に載
接される表示パネルの基板端縁と隣接して延びる支持プ
レートを設け、該支持プレートの上方には表示パネルの
信号線端子配列方向と平行に延びる押さえ軸を設け、支
持プレートと押さえ軸との間に、先端部が表示パネルの
基板上面を押圧する前進位置と、該先端部が支持プレー
ト上に乗り上げ後退位置との間を移動可能な押圧板を設
け、該押圧板は前進位置においてはその基端部が支持プ
レートの後部に設けられた前側係合溝に係合するととも
に中間部が押さえ軸によって押圧され、また、後退位置
においては支持プレートの後部に設けられた後側係合溝
に係合されて位置規制されることを特徴とする。
【0007】上記発明によれば、ソケット本体の上側に
設けられた押圧板の進退移動により、表示パネルの基板
の着脱及び表示パネルの基板とコンタクトフィルムとを
容易に接続または解放することができるので、表示パネ
ル検査時の作業性が向上する。また、ソケットの組み立
てに際しても、押圧板はソケット本体に対して上側に取
り付けられる構造なので、従来構造のものに比較して組
み立て作業が容易になり、従来の構造に比較して安価に
提供できる。
【0008】上記ソケットの構成をより明確にするため
に表示パネルを装着する工程について説明すれば、先
ず、押圧板が後退位置にあることを確認した後に、表示
パネルをソケットに装着し、支持プレートの先端部に該
表示パネルの端縁部を当接して取り付けの位置決めを行
い、その後、押圧板の後端部が支持プレートの前部の係
合溝に係合する位置まで前進させて上記基板上に乗り上
げる。以上のような簡単な操作により、精度の高い接続
が可能であり、信頼性の高い検査が可能である。
【0009】請求項2記載の発明は、表示パネルの基板
と押圧板の先端部との間には、可橈性シャッターを介在
させ、該可橈性シャッターは押圧板の基端側に設けられ
た係合片に係合する係合舌片を備え、押圧板が上記基板
側に前進するときには、先に可橈性シャッターが該基板
上に乗り出して押圧板を案内し、また、押圧板が基板か
ら後退するときには、押圧板が基板上から完全に後退し
た後に上記係合舌片が係合片に引き戻されて可橈性シャ
ッターが後退する如く構成したことを特徴とする 上記発明によれば、押圧板が前進する場合に、該可橈性
シャッターが先に基板上に乗り上げて後から来る押圧板
を案内し、また、押圧板が後退する場合には、該押圧板
が基板上から完全に離脱した後に可橈性シャッターが後
退移動を開始するので、押圧板の摩擦力が直接表示パネ
ルの基板側に加わることを防止して、磨耗を減少させ、
滑らかな操作と、表示パネルやコンタクトフィルム等の
位置ズレを防止して、より正確、且つ、安定な検査を実
現できる。
【0010】請求項3の発明は、支持プレートが押圧板
の進退方向に延びるガイド部を備えたベースプレート
と、該ベースプレートのガイド部に案内されて進退移動
可能なスライドブロックとからなり、上記前側および後
側係合溝が上記スライドブロックに形成されており、該
スライドブロックの前進または後退操作により押圧板の
先端部が前進または後退されることを特徴とする。
【0011】上記発明によれば、スライドブロックを進
退操作することにより押圧板を容易に進退操作すること
ができる。
【0012】請求項4の発明は、上記押圧板には該押圧
板が後退位置から前進位置まで移動したときに上記押さ
え軸に係接する係合片を設けたことを特徴とする。
【0013】上記発明によれば、押圧板の過剰な前進を
阻止して、表示パネルの位置ズレや、押圧位置のズレに
よる接触不良等を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態1】以下、図面を参照して本発明の
実施例1につき説明する。
【0015】図1は液晶表示パネルの平面図であり、図
2は該液晶表示パネルを検査するためのソケットの側断
面図である。図1に示す液晶表示パネル1は、ガラス等
の絶縁材料からなる基板1a上に個別電極用信号線端子
2,3およびコモン電極用の信号線端子4を複数のブロ
ックに分けて配列形成したものとなっており、各ブロッ
クにおける個別電極用信号線端子2、3の配列区間の両
端近傍にそれぞれコモン電極用信号線端子4が配設され
ている。そして、表示パネル検査用ソケット5はソース
側およびゲート側の全ての信号線端子2,3,4に対し
て表示品位等の検査用の信号を同時に供給するものとな
っている。
【0016】図2を参照すると、液晶表示パネル1の縁
部に沿って対応するソケット5の枠型ベース5aの上部
には、ソケット本体5bが嵌合取着されてソケット本体
を構成している。信号線端子2,4が形成されている上
記液晶表示パネル1の絶縁基板1aの側辺部に対応し
て、ソケット本体5bの上面には絶縁基板1aの側辺と
平行に延びる凹溝5cが形成されている。各凹溝5cに
は絶縁基板1aとほぼ同一の線膨脹係数を有する絶縁
材、例えば絶縁基板1aと同一材料からなるフィルム取
付板6がその長手方向に摺動変位可能に収容されてお
り、各フィルム取付板6の上面には複数のコンタクトフ
ィルム7が例えば接着剤等で固着されている。コンタク
トフィルム7の上面には液晶表示パネル1の信号線端子
に接触される接触子が形成されている。
【0017】また、ソケット本体5bにはコンタクトフ
ィルム7の先端部下面を押圧するためのフィルム押圧部
材8が設けられている。このフィルム押圧部材8はゴム
等の弾性体から形成されて基部がソケット本体5bに対
して嵌合状態に埋設されている。
【0018】また、ソケット本体5bの上側には、液晶
表示パネル1の挿入位置を規制する規制端部9aを備え
た支持プレート9が設けられている。
【0019】そして、上記フィルム押圧部材8と凹溝5
cとの間には、上記枠型ベース5aに底部係合部10a
が係合し、ソケット本体5bおよび支持プレート9を貫
通して上方に突出される押さえ軸ブロック10が装着さ
れている。該押さえ軸ブロック10は、上方に突出して
水平方向に突出される押さえ軸10bが設けられてい
る。
【0020】支持プレート9の先端側上部には、合成樹
脂製のシートからなる可橈性シャッター11が装着さ
れ、さらに、該可橈性シャッター11の上側には押圧板
12が装着されている。押圧板12は、ばね性を有する
金属板をプレス加工することによって製造されたもので
あり、先端側に先割れ状の切欠が形成され、該先割れ部
に上記押さえ軸ブロック10が挿通され、上方より押さ
え軸10bが係合されている。上記押圧板12は、先端
部が緩やかなS字形に折曲されて、湾曲面にて絶縁基板
1aを押圧するように構成されており、後端部は下側に
向けて折曲され、支持プレート9の後部に形成された前
後の係合溝9b,9cの何れかに係合する如く形成され
ている。さらに、押圧板12の先端部が液晶表示パネル
1の絶縁基板1aに当接する状態において、上記押さえ
軸10bに対応する中途部には、上方に突出して、押さ
え軸10bに当接することにより、先端部を、より効果
的に上記絶縁基板1aに当接させるための凸状部12a
が形成されている。また、押圧板12の該凸状部12a
の後側には下側に向けて折曲され、可橈性シャッター1
1の一部を切り起こして形成された係合舌片11aに係
合された係合片12bが設けられている。
【0021】上記押圧板12は、図2に示される如く、
液晶表示パネル1の絶縁基板1aを、コンタクトフィル
ム7に押圧する状態で挟み込むように構成され、この
際、ソケット本体5bとコンタクトフィルム7との間に
はフィルム押圧部材8が弾性をもって介在され、また、
該押圧板12と上記絶縁基板1aとの間には可橈性シャ
ッター11が介在されている。
【0022】図3のソケットの側断面図に示される如
く、支持プレート9の前側の係合溝9bより該押圧板1
2の後端部を外す如く、同押圧板12を後退させること
により、押圧板12の凸状部12aを乗り越え、絶縁基
板1a側への押圧力が減少する。この状態のまま、さら
に、押圧板12を後退させることにより、図4のソケッ
トの側断面図に示されるように、係合片12bが係合舌
片11aに係合して、可橈性シャッター11を後退させ
るように構成されている。この際、押圧板12の先端部
が絶縁基板1aを押圧している状態では、可橈性シャッ
ター11は移動せず、押圧板12の先端が絶縁基板1a
から外れた位置まで後退した後に、係合片12bが係合
舌片11aに係合し、後退させるように構成されてい
る。後退を完了した押圧板12の後端部は、後側の係合
溝9cに係合されている。
【0023】なお、上記押圧板12は、ばね性をもつ金
属板から形成される等して、必要とされる弾性を確保し
ているが、これにのみ限定されるものではなく、押圧基
板12を保持する押さえ軸10b側にコイルばねを介在
させることや、押さえ軸10b自体を板ばね等から構成
する等して、押圧板12を弾性的に下向きに付勢する構
成とすることも可能であり、また、支持プレート9の前
後の係合溝9b,9cの部分にコイルばね等を介在させ
ることにより、押圧板12の先端部を弾性的にコンタク
トフィルム7側に付勢する構造とすること等も可能であ
る。
【0024】また、上記実施例では設けられていない
が、押圧板12は、上方に突出する操作ハンドルを設け
ることにより、さらに、操作性を向上することができ
る。
【0025】さらに、図5から図7に示されるソケット
の側断面図に示されるように、可橈性シャッター11を
設けないものであっても、正確な接続を行うことは可能
であり、基本的に必要とされる性能を損ねるものではな
い。
【0026】
【発明の実施の形態2】図8から図10のソケットの側
断面図を参照して、本発明の実施例2について説明する
こととする。図8に示されるソケット5は、液晶表示パ
ネル1の縁部に沿って対応する枠型ベース5aの上部
に、ソケット本体5bが嵌合取着されてなり、信号線端
子が形成されている上記液晶表示パネル1の絶縁基板1
aの側辺部に対応して、ソケット本体5bの上面には絶
縁基板1aの側辺と平行に延びる凹溝5cが形成されて
いる。該凹溝5cには例えば絶縁基板1aと同一材料か
らなるフィルム取付板6が収容されており、各フィルム
取付板6の上面には複数のコンタクトフィルム7が固着
されている。
【0027】ソケット本体5bにはコンタクトフィルム
7の先端部を液晶表示パネル1の絶縁基板1aに弾性的
に押圧するフィルム押圧部材8が設けられており、該フ
ィルム押圧部材8はゴムや発泡ウレタン等の弾性体から
形成されて、ソケット本体5bに嵌合状態に埋設されて
いる。
【0028】該ソケット本体5bの上側には、液晶表示
パネル1の縁部に当接して、その挿入位置を制限する規
制端部9aが形成された支持プレート9が設けられてい
る。
【0029】また、ソケット本体5bのフィルム押圧部
材8と凹溝5cとの間に位置する部分には、厚み方向に
貫通する貫通孔が穿設されており、上記枠型ベース5a
に底部係合部10aが係合された押さえ軸ブロック10
の上部が貫通され、上方に突出する如く設けられてい
る。該押さえ軸ブロック10の上部には水平方向に突出
された押さえ軸10bが設けられている。
【0030】支持プレート9の上側には、ばね性を有す
る金属板をプレス加工したもの、または、適度の弾性を
有するプラスチック成型品等から成る押圧板12が設け
られている。この押圧板12の先端部には上記押さえ軸
ブロック10を挿通するための先割れ又は長孔構造が設
けられている。該押圧板12は先端部が下向きの円弧状
に湾曲されてなり、抵抗無く、液晶表示パネル1の絶縁
基板1a上に乗り上げることができるように構成されて
いる。
【0031】また、中途部は上方に向けて緩やかな弧を
描いて湾曲され、液晶表示パネル1側に最も前進した位
置にて、上記押さえ軸10bに係合する係合片12cが
上方に向けて立設されている。支持プレート9はベース
プレート13とその後端側に進退自在に設けられたスラ
イドブロック14とからなり、押圧板12の後端部は下
側に向けて折曲されてスライドブロック14上に形成さ
れた後部の係合溝9cに係合されている。該スライドブ
ロック14は、ベースプレート13の上面後方に形成さ
れたガイド部9dに沿って進退自在に装着されており、
前端部はベースプレート13に形成された規制壁9eに
当接されて、必要以上に前進することを阻止されてい
る。
【0032】図8中の液晶表示パネル1を接続したソケ
ット5は、スライドブロック14が最も前進した位置に
あり、スライドブロック14の上面に形成された前後の
係合溝9b,9cのうちの後部の係合溝9cに押圧板1
2の後端部が係合して、完全に液晶表示パネル1の絶縁
基板1aを保持した状態にある。この際、絶縁基板1a
は押圧板12の先端部とフィルム押圧部材8とにより、
コンタクトフィルム7に押圧接合されている。また、上
記スライドブロックは後部の係合溝9cが前部の係合溝
9bよりも高い位置に設定されているので、押圧接合状
態においてより強く押圧板12を押し付けるようになっ
ている。
【0033】コンタクトフィルム7との接続を解き液晶
表示パネル1を取り外す場合には、図9に示されるよう
に、スライドブロック14を後退させ、スライドブロッ
ク13の前側の係合溝9bに押圧板12の後端部を係合
させて後退させる。図10に示されるように後退された
押圧板12の先端部分は、ベースプレート13の傾斜さ
れた先端部に沿って後退され、液晶表示パネル1の絶縁
基板1aの押さえ込みを解除することができる。
【0034】なお、この実施例2におけるソケット5に
対して、上記実施例1において説明した可橈性シャッタ
ー11のような案内のための滑性シートを設けることが
可能である。
【0035】また、スライドブロック14に操作用のハ
ンドルを設けることにより、進退操作性を高めることも
可能である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、表示パネルの基板上の電極とコンタクトフィ
ルム上の接触子との接触の信頼性を向上することができ
る表示パネル検査用ソケットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶表示パネルの平面図である。
【図2】押圧板を前進させた表示パネル検査用ソケット
の側断面図である。
【図3】押圧板を後退中の表示パネル検査用ソケットの
側断面図である。
【図4】押圧板を後退させた表示パネル検査用ソケット
の側断面図である。
【図5】可橈性シャッターの無いソケットの図2に対応
する側断面図である。
【図6】可橈性シャッターの無いソケットの図3に対応
する側断面図である。
【図7】可橈性シャッターの無いソケットの図4に対応
する側断面図である。
【図8】スライドブロックを設けたソケットの側断面図
である。
【図9】図8のスライドブロックを後退中のソケットの
側断面図である。
【図10】図8のスライドブロックを後退したソケット
の側断面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 1a 絶縁基板 2,3 個別電極 4 コモン電極 5 ソケット 5a 枠型ベース 5b ソケット本体 5c 凹溝 6 フィルム取付板 7 コンタクトフィルム 8 フィルム押圧部材 9 支持プレート 9a 規制端部 9b 前部の係合溝 9c 後部の係合溝 9d ガイド部 9e 規制壁 10 押さえ軸ブロック 10a 底部係合部 10b 押さえ軸 11 可橈性シャッター 11a 係合舌片 12 押圧板 12a 凸状部 12b 係合片(可橈性シャッター用) 12c 係合片(押さえ軸用) 13 ベースプレート 14 スライドブロック
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1345 G02F 1/13 101 G09F 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示パネルの基板上に配列形成された信
    号線端子にコンタクトフィルムの先端部を所要の接触圧
    で接触させて表示パネルと電気的に接続する表示パネル
    検査用ソケットにおいて、コンタクトフィルムを支持す
    るソケット本体にはコンタクトフィルム上に載接される
    表示パネルの基板端縁と隣接して延びる支持プレートを
    設け、該支持プレートの上方には表示パネルの信号線端
    子配列方向と平行に延びる押さえ軸を設け、支持プレー
    トと押さえ軸との間に、先端部が表示パネルの基板上面
    を押圧する前進位置と、該先端部が支持プレート上に乗
    り上げ後退位置との間を移動可能な押圧板を設け、該押
    圧板は前進位置においてはその基端部が支持プレートの
    後部に設けられた前側係合溝に係合するとともに中間部
    が押さえ軸によって押圧され、また、後退位置において
    は支持プレートの後部に設けられた後側係合溝に係合さ
    れて位置規制されることを特徴とする表示パネル検査用
    ソケット。
  2. 【請求項2】 表示パネルの基板と押圧板の先端部との
    間には、可橈性シャッターを介在させ、該可橈性シャッ
    ターは押圧板の基端側に設けられた係合片に係合する係
    合舌片を備え、押圧板が上記基板側に前進するときに
    は、先に可橈性シャッターが該基板上に乗り出して押圧
    板を案内し、また、押圧板が基板から後退するときに
    は、押圧板が基板上から完全に後退した後に上記係合舌
    片が係合片に引き戻されて可橈性シャッターが後退する
    如く構成したことを特徴とする請求項1に記載の表示パ
    ネル検査用ソケット。
  3. 【請求項3】 支持プレートが押圧板の進退方向に延び
    るガイドレールを備えたベースプレートと、該ベースプ
    レートのガイドレールに案内されて進退移動可能なスラ
    イドブロックとからなり、上記前側および後側係合溝が
    上記スライドブロックに形成されており、該スライドブ
    ロックの前進または後退操作により押圧板の先端部が前
    進または後退されることを特徴とする請求項1または2
    に記載の表示パネル検査用ソケット。
  4. 【請求項4】 上記押圧板には該押圧板が後退位置から
    前進位置まで移動したときに上記押さえ軸に係接する係
    合片を設けたことを特徴とする請求項3に記載の表示パ
    ネル検査用ソケット。
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