JP3367586B2 - ディジタイザ装置 - Google Patents

ディジタイザ装置

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JP3367586B2 JP14346195A JP14346195A JP3367586B2 JP 3367586 B2 JP3367586 B2 JP 3367586B2 JP 14346195 A JP14346195 A JP 14346195A JP 14346195 A JP14346195 A JP 14346195A JP 3367586 B2 JP3367586 B2 JP 3367586B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタブレットにペン入力し
た情報をディジタルデータで出力するディジタイザ装置
に係り、タブレットの断線箇所にペン入力された場合に
断線箇所のデータを補完して出力するものに関する。
【0002】
【従来の技術】静電方式のディジタイザ装置は、例え
ば、図3に示すように、タブレット21のガラス板上に導
電性のパターンをX・Yの座標軸方向にマトリクス状に
形成し、タブレットコントローラ22よりのパルスをX側
駆動部23を介してX軸方向に、Y側駆動部24を介してY
軸方向に順次スキャンさせて印加し、ペン25をタブレッ
ト21にタッチさせてこのパルスを拾い、ペン25よりの信
号をフィルタ27に入力して雑音等を除去し、信号検出部
28で信号を検出し、A/D変換部29で所要ビット数のデ
ィジタル信号に変換し、この信号を制御部26を介してデ
ータ処理部30に入力し、電極位置(図4の、、
等)のデータに基づいて電極間(図4のa、b、c等)
のデータを生成し、タブレットコントローラ22よりの信
号に基づいてペン入力された座標位置を判定し、入力指
定された座標位置に、コンピュータ装置等により指定さ
れた表示色、線の種類・太さ等に処理したデータを出力
部31を介して出力するものであるが、タブレット21の電
極板等に断線箇所がある場合、この箇所にペン入力した
場合に信号は検出されず、この箇所の出力データは空白
のものとなる。これを避けるには、例えば、タブレット
上をペンでなぞって断線箇所を探し、この箇所を避けて
ペン入力を行う等の工夫が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、タブレット面をスキャンして予めタブレットの
断線箇所を検出し、断線箇所にペン入力された場合、
の箇所の前後に入力された情報に基づいて補完データを
生成し、ペン入力されたデータと共に出力するようにす
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、座標軸に沿って複数の電極を配設し各電極
を順次スキャンして所要のパルス信号を印加するペン入
力用のタブレットと、タブレットに近接し対向して配設
されタブレットの各電極に対応させて設けた電極をタブ
レットの電極のスキャンに対応させてスキャンし電極に
誘起された信号を出力する導体板と、導体板よりの信号
を検出する導体信号検出部と、導体信号検出部よりのデ
ータを記録するメモリ部とからなる断線検出手段と、前
記断線検出手段にて検出された断線位置にペン入力され
た場合に補完データを生成し、ペン入力されたデータを
補完して出力するデータ補完手段とからなるディジタイ
ザ装置を提供するものである。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明によるディ
ジタイザ装置においては、タブレットの座標軸に沿って
配設された複数の電極を順次スキャンして所要のパルス
を印加し、タブレットに近接し対向して配設された導体
板に設けられたタブレットの各電極に対応している電極
をタブレットの電極のスキャンに同期させてスキャン
し、導体板の電極に誘起される信号を取出し、誘起信号
の出力されない電極の位置でタブレットが断線している
ものとしてメモリに記録し、断線位置にペン入力された
場合、断線位置の前後に入力されるデータに基づいて断
線箇所の補完データを生成し、ペン入力されたデータと
共に出力する。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるディジタ
イザ装置の実施例を詳細に説明する。図1は本発明によ
るディジタイザ装置の一実施例の要部ブロック図であ
る。図において、1はタブレット、2は導体板で、図2
に示すように、タブレット1および導体板2にX軸方向
およびY軸方向に所要の間隔でマトリクス状に電極を形
成する。3はタブレット・導体板コントローラで、断線
検出動作時、タブレット1および導体板2の各電極を、
同時に、X側駆動部4を介してX軸方向に、Y側駆動部
5を介してY軸方向にそれぞれスキャンし、タブレット
1の各電極にパルス信号を印加する。ペン入力動作時に
はタブレット1のみをスキャンし、各電極にパルス信号
を印加する。6は導体信号検出部で、断線検出動作時、
導体板2の各電極に誘起される信号を検出し、検出され
た信号を制御部7に入力し、制御部7にて、導体信号検
出部6で信号の検出されなかった位置(座標)をタブレ
ット・導体板コントローラ3よりのスキャン情報に基づ
いて判定し、メモリ部8に記録する。
【0007】9は入力ペンで、タブレット1上をなぞる
ことによりタブレット1の各電極に印加されるパルス信
号による信号がペン9の先端とタブレット1との間の容
量を介してペン9に誘起される。10はフィルタで、ペン
9よりの信号の雑音等を除去する。11は信号検出部で、
ペン9でピックアップした信号を検出する。12はA/D
変換部で、信号検出部11よりのアナログの信号を所要の
ビットデータに変換する。13はデータ処理部で、A/D
変換部12よりの信号に基づいて演算し、ペン入力された
電極の位置(図4の、、等)および電極の中間
(図4のa、b、c等)のデータを生成し、これと同時
に図示しない描画等の設定部(コンピュータ装置等)よ
りの信号に基づいて所要の表示色、線種・太さ等のデー
タに処理する。14は補完データ生成部で、タブレット・
導体板コントローラ3の信号のスキャン位置がメモリ部
8より読出した断線位置に一致した場合、データ処理部
13より入力される当該断線位置の前後のデータを用いて
補完データを生成する。15はデータ補完部で、データ処
理部13よりのデータの無データ箇所を補完データ生成部
14よりのデータで補完し、出力部16を介して出力する。
【0008】次に、本発明によるディジタイザ装置の動
作を、まず、タブレット1の断線検出について説明す
る。タブレット1および導体板2には図2に示すように
それぞれX軸方向およびY軸方向に所要の間隔で電極を
形成し、導体板2をタブレット1に近接させ対向させて
配設する。タブレット・導体板コントローラ3よりタブ
レット1の各電極に、X側駆動部4を介してX軸方向
に、Y側駆動部5を介してY軸方向にそれぞれスキャン
させてパルス信号を印加し、このスキャンに同期させて
導体板2の各電極をスキャンし、タブレット1に印加さ
れるパルス信号により導体板の各電極に誘起される信号
を導体信号検出部6により検出する。導体信号検出部6
よりの信号を制御部7に入力し、導体信号の検出されな
いタブレット・導体板コントローラ3のスキャン位置、
すなわちタブレット1の断線位置を判定し、断線してい
る座標位置のデータをメモリ部8に記録する。導体板2
の電極に誘起される信号のレベルは、タブレット1と導
体板2を等間隔で配設することにより導体板2の各電極
に略同一レベルの信号が誘起されるので、タブレット1
に断線箇所があった場合、この断線箇所に対向する導体
板2の電極に誘起される信号のレベルが低い値となるの
で、導体信号検出部6で適宜の信号レベルを設定し、導
体板2よりの信号がこの信号レベル以下となった位置の
タブレット1に断線があったものと判断するようにす
る。
【0009】ペン入力の動作は下記のように行われる。
すなわち、タブレット・導体板コントローラ3により、
タブレット1の各電極を、X側駆動部4およびY側駆動
部5を介してX軸方向およびY軸方向にそれぞれスキャ
ンし、各電極に順次所要のパルス信号を印加する。タブ
レット1上をペン9でなぞって描画(文字あるいは線
等)を入力することにより、ペン9の先端とタブレット
1の電極との間の容量を介して電極に印加されたパルス
信号による信号がペン9に誘起される。この信号をフィ
ルタ10に入力し、雑音等を除去して信号検出部11に入力
し、信号を検出する。信号検出部11で検出される信号
は、図4に示すように、ペン先に最も近い電極の信号
レベルが最も高く、電極の両側(前後)の電極およ
び電極の信号がこれに次ぐ高いレベルを示す。信号検
出部11よりの信号をA/D変換部12に入力し、適宜の周
波数でサンプリングし、所要のビットデータに変換す
る。そして、A/D変換部12よりのデータを制御部7を
介してデータ処理部13に入力し、演算によりペン入力さ
れた電極の位置(図4の、、等)および電極の中
間(図4のa〜c、d〜f等)のデータを生成し、これ
と同時に図示しない描画指定の信号に基づいて所要の表
示色、線種あるいは太さ等に処理する。タブレット1に
断線箇所がある場合、ペン9よりの信号はこの箇所では
途絶えるが、隣接の電極が断線していない場合はこれら
の電極に印加される信号による誘起信号が発生するので
(例えば、図4のの箇所が断線している場合、およ
びの電極に印加される信号による誘起信号が検出され
る)、誘起信号のレベルの比較によりペン入力された位
置を判定することができる。
【0010】ペン入力された位置は、タブレット・導体
板コントローラ3よりのスキャン位置(座標)に基づい
て制御部7により判定される。ペン入力された位置を制
御部7によりメモリ部8より読出したデータと比較し、
断線位置に一致した場合、補完データ生成部14により、
データ処理部13より入力される当該断線位置の前後のデ
ータを用いて補完データを生成する。すなわち、ペン9
をタブレット1上で連続的に移動した場合、例えば、
線位置の前後に入力されたデータが同一の場合は前後の
データと同一のデータを生成し、断線位置の前後に入力
されたデータが異なるデータの場合は前後のデータの平
均値のデータを生成(前後のデータを加算して加算した
データ数で除算)する、あるいは、断線位置の前後にそ
れぞれ同一のデータが連続して入力された場合は前後の
データと同一のデータを生成し、断線位置の前後に同一
のデータが連続して入力されない場合は断線位置の前後
の連続する所要数のデータを加算し、加算したデータ数
で除算して生成するようにする。そして、補完データ生
成部14よりのデータをデータ補完部15に入力し、データ
処理部13よりのデータの断線箇所を補完し、出力部16を
介して出力する。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるデ
ィジタイザ装置によれば、タブレット等の断線位置はタ
ブレット等の電極をスキャンすることによって短時間に
隈なく検出でき、この断線箇所にペン入力された場合、
断線箇所の前後に入力されるデータに基づいて適宜のデ
ータを生成して補完するものであり、タブレット等の断
線によるデータの欠落を殆ど目立たないものにできる利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタイザ装置の一実施例の要
部ブロック図である。
【図2】タブレットおよび導体板の説明図である。
【図3】従来のディジタイザ装置の一例の要部ブロック
図である。
【図4】ディジタイザ装置の動作を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 タブレット 2 導体板 3 タブレット・導体板コントローラ 4 X側駆動部 5 Y側駆動部 6 導体信号検出部 7 制御部 8 メモリ部 9 ペン 11 信号検出部 12 A/D変換部 13 データ処理部 14 補完データ生成部 15 データ補完部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 - 3/037 G06F 11/22 G01R 31/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標軸に沿って複数の電極を配設し各電
    極を順次スキャンして所要のパルス信号を印加するペン
    入力用のタブレットと、タブレットに近接し対向して配
    設されタブレットの各電極に対応させて設けた電極をタ
    ブレットの電極のスキャンに対応させてスキャンし電極
    に誘起された信号を出力する導体板と、導体板よりの信
    号を検出する導体信号検出部と、導体信号検出部よりの
    データを記録するメモリ部とからなる断線検出手段と、
    前記断線検出手段にて検出された断線位置にペン入力さ
    れた場合に補完データを生成し、ペン入力されたデータ
    を補完して出力するデータ補完手段とからなるディジタ
    イザ装置。
  2. 【請求項2】 前記断線検出手段は、導体信号検出部に
    て誘起信号の検出されない電極位置をタブレットの断線
    位置であるものとし、前記メモリ部に記録するものでな
    る請求項1記載のディジタイザ装置。
  3. 【請求項3】 前記データ補完手段は、入力ペンよりの
    信号を前記メモリ部より読出したデータと比較し、入力
    ペンの位置が断線位置に一致した場合に所要の補完デー
    タを生成し、ペン入力されたデータを補完して出力する
    ものでなる請求項1または請求項2記載のディジタイザ
    装置。
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JP2021163337A (ja) * 2020-04-01 2021-10-11 アルパイン株式会社 静電容量タッチパネル装置および静電容量タッチパネル装置の制御方法

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