JP3367209B2 - 干渉計 - Google Patents

干渉計

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JP3367209B2
JP3367209B2 JP13785394A JP13785394A JP3367209B2 JP 3367209 B2 JP3367209 B2 JP 3367209B2 JP 13785394 A JP13785394 A JP 13785394A JP 13785394 A JP13785394 A JP 13785394A JP 3367209 B2 JP3367209 B2 JP 3367209B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば高精度な面形状
計測に用いられる干渉計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、光波干渉法を用いた被検面形状の
測定は、非常に高精度な測定手段として広く利用されて
いる。なかでも、比較的大きな被検面の形状を測定する
場合、光源からの光波を2つに分離し、これら2光束の
間に適当な光路差、即ち位相差を与えた後合成して生じ
る干渉縞を用い、分離された2光束のうち一方を被検面
で反射させ、被検面の凹凸に応じて回折された反射光を
結像レンズを介して観測面上に結像させ、これに基準面
で反射された他方の光束を干渉させて被検面の凹凸に応
じて生じた干渉縞を観測することにより被検面の形状を
測定する2光線束干渉計が使用されている。
【0003】図7に、この種の干渉計の一例としてトワ
イマン・グリーン型干渉計を示す。ここでは、測定系に
偏光ビームスプリッタと1/4波長板を用いた偏光光学
系で構成された干渉計を示す。
【0004】図7において、レーザ光源701から射出
した光は、第1のビームエキスパンダ702により光束
径を20mm程度に広げられた後、偏光ビームスプリッ
タ703に入射する。
【0005】偏光ビームスプリッタ703で反射された
S偏光704は、水晶1/4波長板705を透過し、円
偏光となって基準面706へ入射する。基準面706で
正反射された円偏光は逆回転で再び水晶1/4波長板7
05を透過してP偏光となり、さらに偏光ビームスプリ
ッタ703へ入射し、これを透過して参照光として検出
光学系へ入る。
【0006】一方、往路で偏光ビームスプリッタ703
を透過したP偏光707は、水晶1/4波長板710の
光学軸に対して45°の方位角で入射し、これを透過す
ることによって入射直線偏光の常光線と異常光線とで9
0°(π/2)の位相差が生じて円偏光となる。この円
偏光は第2のビームエキスパンダ709でさらに光束系
を100mm程度に広げられ、被検面711に垂直入射
する。被検面711に入射した光は、被検面711の凹
凸に応じて反射回折され、その回折光は再び水晶1/4
波長板710を透過してS偏光となり、さらに偏光ビー
ムスプリッタ703へ入射し、ここで反射されてて検出
光学系へ入る。
【0007】検出光学系にて、偏光ビームスプリッタ7
03から各々透過されたP偏光の参照光と、反射された
S偏光とは、偏光板712を透過して偏光干渉し、結像
レンズ713によって観測面714上に結像され、被検
面711の凹凸に応じた干渉縞を形成する。この干渉縞
を検出することによって被検面711の面形状が測定さ
れる。
【0008】なお、上記のごとく、偏光ビームスプリッ
タと1/4波長板を使用する構成は、光源へ戻る光がな
くなり、光源への悪影響が少ないと共に光の利用効率が
高いため、多くの干渉計で用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来技術においては、測定系における水晶1/4板
710が第2のビームエキスパンダ709の前にあるた
め、被検面711からだけでなくエキスパンダ709の
レンズ表面からの反射光も透過してS偏光になってしま
い、被検面711からの反射回折光と一緒に検出光学系
へ入り観測面714に達してしまう。従って、これがノ
イズとなって観測誤差を生じさせてしまうという問題が
あった。
【0010】このようなノイズの原因となる反射光をな
くす方法として、先ずビームエキスパンダのレンズ表面
に反射防止膜を蒸着する方法が考えられるが、反射防止
膜の特性には限界があり、本質的な解決策ではない。
【0011】また、水晶1/4波長板710をビームエ
キスパンダ709の後に置く方法が考えられるが、口径
100mm以上の大きな被検面に対して測定を行う場
合、この被検面に合わせた大口径の水晶1/4波長板
を、全面にわたって位相差を均一に、さらに面精度良く
製作するのは非常に困難で、コストもかかり、現実的な
解決法ではない。
【0012】本発明は、上記問題を鑑み、ノイズのない
高精度な面形状測定ができる干渉計を得ることを主目的
とする。また、本発明は、測定系に1/4波長板を用い
ることなく、これに対応する位相機能を有すると共に、
製造が簡単で低コストの大口径光学部材を測定系に配置
することによって基準面と被検面以外からの反射光が観
測面に到達しない、高精度な干渉計を得ることを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る干渉計では、光源と、該光源からの光束を被検面およ
び参照面へ導く一方前記被検面および前記参照面からの
反射光を結像光学系へ導くビームスプリッタと、前記結
像光学系を介して結像された干渉像を観測する検出光学
系とを備えた干渉計において、前記ビームスプリッタと
前記被検面との間にビームエキスパンダを配置するとと
もに、互いに直交する偏光成分の間に実質的に90゜の
位相差を与える位相機能を持つ誘電体多層膜反射鏡によ
位相反射部材を前記ビームエキスパンダと前記被検面
との間に配置したものである。
【0014】また、請求項2に記載の発明に係る干渉計
では、請求項1に記載の干渉計において、前記位相反射
部材は、2枚の誘電体多層膜反射鏡を含むものである。
また、請求項3に記載の発明に係る干渉計では、請求項
1又は2記載の干渉計において、前記2枚の誘電体多層
膜反射鏡は、光軸に対して特定の傾斜角をなして互いに
平行に対面配置されてなるものである。また、請求項4
に記載の発明に係る干渉計では、請求項1から3のいず
れか一項に記載の干渉計を用いて、前記ビームスプリッ
タと前記位相反射部材との間にλ/2板を配置したもの
である。さらに、請求項5に記載の発明に係る光学部材
では、請求項1から4のいずれか一項に記載された干渉
計を用いて、面形状を測定したものである。
【0015】
【作用】本発明は、往路において、ビームスプリッタで
分離された一方の光束が、ビームエキスパンダで適当な
径に広げられた後、互いに直交する偏光成分の間に実質
的に90°の位相差、即ち1/4波長(π/2)の光路
差を与える位相機能を持つ誘電体多層膜反射鏡による位
相反射部材で反射されて被検面に入射するものである。
従って、該位相反射部材で反射された光束は、1/4波
長板を透過した場合と同様の位相変化を受ける。
【0016】即ち、本発明によれば、1/4波長板を用
いなくてもこれに相当する作用が位相反射部材によって
得られるため、従来の1/4波長板を透過させる際に生
じていた表面反射の問題はなくなり、ノイズによる測定
誤差も低減され高精度な面形状測定が行われる。なお、
本発明の位相反射部材は、ビームエキスパンダと被検面
との間、すなわち、平行光束光路中に配置されるもので
あり、集光光学系中に配置される場合に生じる収差はな
い。
【0017】また、本発明の位相反射部材を構成する誘
電体多層膜反射鏡は、1/4波長板に比べて製造が容易
でコストも低く、大口径の被検面に応じた大きな有効径
のものを用いるのに問題はなく、簡便に干渉光学系を構
成できる。
【0018】このような誘電体多層膜反射鏡は、高屈折
率と低屈折率の誘電体薄膜(誘電体からなる薄膜)を交
互に層状に重ねた反射膜をもつ反射鏡であり、各々の層
の境界からの反射光が干渉するので、この多層膜の反射
率は各層の境界のフレネル反射係数と光学的膜厚で決ま
る。本発明に用いる誘電体多層膜反射鏡の各層の膜厚
は、入射光の互いに直交する偏光成分が、反射されて実
質的に90°の位相差を与えられるよう設定されてい
る。
【0019】本発明の位相反射部材に用いられる誘電体
多層膜反射鏡は、1枚に限られるものではなく、複数枚
による構成でも、その複数回の反射で最終的に位相差が
90°になれば良い。このため特に、請求項2に記載の
発明では、位相反射部材は、2枚の誘電体多層膜反射鏡
を有するものであり、入射光の互いに直交する偏光成分
が、各誘電体多層膜反射鏡による反射によって実質的に
90°の位相差を与えられるものである。従って、この
位相反射部材から被検面へ向かう光束を、2回の反射に
よってビームエキスパンダからの平行光束に対して平行
にすることができるので、従来とほぼ同様に、往路の光
源からビームスプリッタ、ビームエキスパンダを経た被
検面への照明光学系の光軸に対して被検面が直交方向と
なるように設置することができ、設計がより簡便であ
る。
【0020】なお、位相反射部材の最もビームエキスパ
ンダ側の誘電体多層膜反射鏡へ入射する直線偏光の方位
角を、誘電体多層膜反射鏡の入射平面に対して45°と
するために、光路中に1/2波長板等の光学部材を用い
る方法以外に、誘電体多層膜反射鏡自体を傾けて配置し
てもかまわない。
【0021】
【実施例】以下に、本発明を実施例を以て説明する。 (実施例1)まず、本発明の第1の実施例として、測定
系に偏光ビームスプリッタと、1/2波長板及び1枚の
誘電体多層膜反射鏡(位相反射部材)とを用いたトワイ
マン・グリーン型干渉計を図1に示す。
【0022】図1において、レーザ光源101からのビ
ームは、第1のビームエキスパンダ102により光束を
ある程度広げられた後、偏光ビームスプリッタ103へ
入射する。偏光ビームスプリッタ103で反射されたS
偏光104は、水晶1/4波長板105を透過し、円偏
光となって基準面106へ入射する。基準面106で正
反射された円偏光は逆回転で再び水晶1/4波長板10
5を透過してP偏光となり、再び偏光ビームスプリッタ
103へ入射し、これを透過して参照光として検出光学
系へ入る。
【0023】一方、往路で偏光ビームスプリッタ103
を透過した偏光方向が紙面方向(図2,B)のP偏光1
07は、中性軸がP偏光方位に対して+22.5°傾い
た水晶1/2波長板108に入射し、P偏光方位(紙面
方向)に対して45°方向に振動面を持つ直線偏光(図
2,202)になる。水晶1/2波長板108を出射し
た直線偏光は、第2のビームエキスパンダ109によっ
てさらに光束を広げられ、位相反射部材である誘電体多
層膜反射鏡110に入射する。
【0024】誘電体多層膜反射鏡110は、入射平面
(ビームエキスパンダ109からのビーム光軸と誘電体
多層膜反射鏡110の法線を含む面)が紙面に平行にな
るように配置されており、誘電体多層膜反射鏡110に
入射した紙面に対して+45°方位(図2,202)に
振動面を持つ直線偏光は、ここで反射されてP偏光とS
偏光とで90°の位相差、即ち1/4波長(π/2)の
光路差が生じ、円偏光(図2,203)となって被検面
111へ垂直に入射する。
【0025】被検面111に垂直入射した円偏光は、被
検面111の凹凸に応じて反射回折(偏光状態は図2の
204)され、再び誘電体多層膜反射鏡110で反射さ
れ、紙面に対して−45°方位に振動面を持つ直線偏光
(図2,205)となる。この紙面に対して−45°方
位に振動面を持つ直線偏光は、再び1/2波長板108
を透過することによって往路とは偏光方向が直交するS
偏光(図2,206)となって偏光ビームスプリッタ1
03に入射し、反射されて検出光学系へ導かれる。
【0026】検出光学系にて、偏光ビームスプリッタ1
03から各々透過、反射されたP偏光(参照光)とS偏
光(測定光)は、偏光板112を透過して偏光干渉し、
結像レンズ113によって観測面114上に結像され、
被検面111の凹凸に応じた干渉縞を形成する。この干
渉縞を検出することによって被検面111の面形状が測
定される。
【0027】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
として、測定系に偏光ビームスプリッタと、1/2波長
板及び2枚の誘電体多層膜反射鏡(位相反射部材)とを
用いたトワイマン・グリーン型干渉計を図3に示す。本
実施例では、第1の誘電体多層膜反射鏡310aおよび
第2の誘電体多層膜反射鏡310bは、各々の反射によ
って、互いに直交する直線偏光成分に、実質的に45°
の位相差を与えるものとし、従って、両誘電体多層膜反
射鏡に反射された偏光成分は、トータルで実質的に90
°の位相差が与えられる。
【0028】図3において、レーザ光源301からのビ
ームは、第1のビームエキスパンダ302により光束を
ある程度広げられた後、偏光ビームスプリッタ303へ
入射する。偏光ビームスプリッタ303で反射されたS
偏光304は、水晶1/4波長板305を透過し、円偏
光となって基準面306へ入射する。基準面306で正
反射された円偏光は逆回転で再び水晶1/4波長板30
5を透過してP偏光となり、再び偏光ビームスプリッタ
303へ入射し、これを透過して参照光として検出光学
系へ入る。
【0029】一方、往路で偏光ビームスプリッタ303
を透過した偏光方向が紙面方向(図2,B)のP偏光3
07は、中性軸がP偏光方位に対して+22.5°傾い
た水晶1/2波長板308に入射し、P偏光方位(紙面
方向)に対して45°方向に振動面を持つ直線偏光(図
2,202)になる。水晶1/2波長板308を出射し
た直線偏光は、第2のビームエキスパンダ309によっ
てさらに光束を広げられ、位相反射部材の第1の誘電体
多層膜反射鏡310aに入射する。
【0030】第1の誘電体多層膜反射鏡310aは、入
射平面(ビームエキスパンダ309からのビーム光軸と
第1の誘電体多層膜反射鏡310aの法線を含む面)が
紙面に平行になるように配置されており、さらに第2の
誘電体多層膜反射鏡310bは、第1の誘電体多層膜反
射鏡310aと互いに反射面が向き合って平行となるよ
うに配置されている。
【0031】第1の誘電体多層膜反射鏡310aに入射
した紙面に対して+45°方位(図2,202)に振動
面を持つ直線偏光は、ここで反射されてP偏光とS偏光
とで45°の位相差が生じた状態で射出され、第2の誘
電体多層膜反射鏡310bで反射されることによってさ
らにP偏光とS偏光とで45°の位相差が生じ、トータ
ルで90°の位相差、即ち1/4波長(π/2)の光路
差が生じて円偏光(図2,203)となり、この円偏光
はビームエキスパンダからの平行光束に対して平行方向
に射出されて被検面311へ垂直に入射する。
【0032】2つの誘電体多層膜反射鏡からなる位相反
射部材を射出した光束は、ビームエキスパンダからの平
行光束に対して平行にすることができるので、従来とほ
ぼ同様に往路の光源301から偏光ビームスプリッタ3
03、ビームエキスパンダ309を経た被検面311へ
の照明光学系の光軸に対して被検面311が直交方向と
なるように設置することができ、設計が簡便である。
【0033】被検面311に垂直入射した円偏光は、被
検面311の凹凸に応じて反射回折(偏光状態は図2の
204)され、再び第2の誘電体多層膜反射鏡310
b、さらに第1の誘電体多層膜反射鏡310aで反射さ
れ、紙面に対して−45°方位に振動面を持つ直線偏光
(図2,205)となる。この紙面に対して−45°方
位に振動面を持つ直線偏光は、再び1/2波長板308
を透過することによって往路とは偏光方向が直交するS
偏光(図2,206)となって偏光ビームスプリッタ3
03に入射し、反射されて検出光学系へ導かれる。
【0034】検出光学系にて、偏光ビームスプリッタ3
03から各々透過、反射されたP偏光(参照光)とS偏
光(測定光)は、偏光板312を透過して偏光干渉し、
結像レンズ313によって観測面314上に結像され、
被検面311の凹凸に応じた干渉縞を形成する。この干
渉縞を検出することによって被検面311の面形状が測
定される。
【0035】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
として、測定系に偏光ビームスプリッタと、1/2波長
板及び3枚の誘電体多層膜反射鏡(位相反射部材)とを
用いたトワイマン・グリーン型干渉計を図4に示す。
【0036】本実施例では、第1の誘電体多層膜反射鏡
410a、第2の誘電体多層膜反射鏡410b及び第3
の誘電体多層膜反射鏡410cは、各々の反射によっ
て、互いに直交する直線偏光成分に、実質的に30°の
位相差を与えるものとし、従って、全誘電体多層膜反射
鏡に反射された偏光成分は、トータルで実質的に90°
の位相差が与えられる。
【0037】図4において、レーザ光源401からのビ
ームは、第1のビームエキスパンダ402により光束を
ある程度広げられた後、偏光ビームスプリッタ403へ
入射する。偏光ビームスプリッタ403で反射されたS
偏光404は、水晶1/4波長板405を透過し、円偏
光となって基準面406へ入射する。基準面406で正
反射された円偏光は逆回転で再び水晶1/4波長板40
5を透過してP偏光となり、再び偏光ビームスプリッタ
403へ入射し、これを透過して参照光として検出光学
系へ入る。
【0038】一方、往路で偏光ビームスプリッタ403
を透過した偏光方向が紙面方向(図2,B)のP偏光4
07は、中性軸がP偏光方位に対して+22.5°傾い
た水晶1/2波長板408に入射し、P偏光方位(紙面
方向)に対して45°方向に振動面を持つ直線偏光(図
2,202)になる。水晶1/2波長板408を出射し
た直線偏光は、第2のビームエキスパンダ409によっ
てさらに光束を広げられ、位相反射部材の第1の誘電体
多層膜反射鏡410aに入射する。
【0039】第1の誘電体多層膜反射鏡410aは、入
射平面(ビームエキスパンダ409からのビーム光軸と
第1の誘電体多層膜反射鏡410aの法線を含む面)が
紙面に平行になるように配置されており、さらに第2の
誘電体多層膜反射鏡410bは、第1の誘電体多層膜反
射鏡410aと互いに反射面が向き合って平行となるよ
うに配置されている。また、第3の誘電体多層膜反射鏡
410cは、その反射面が第2の誘電体多層膜反射鏡4
10bの反射面と互いに90°を成すよう配置されてい
る。
【0040】第1の誘電体多層膜反射鏡410aに入射
した紙面に対して+45°方位(図2,202)に振動
面を持つ直線偏光は、ここで反射されてP偏光とS偏光
とで30°の位相差が生じた状態で射出され、第2の誘
電体多層膜反射鏡410bで反射されることによってさ
ら30°の位相差、またさらに第3の誘電体多層膜反射
鏡410cにて反射されてP偏光とS偏光とで30°の
位相差が生じ、トータルで90°の位相差、即ち1/4
波長(π/2)の光路差が生じて円偏光(図2,20
3)となって射出される。この第3誘電体多層膜反射鏡
410cからの円偏光は、被検面411へ垂直に入射す
る。
【0041】被検面411に垂直入射した円偏光は、被
検面411の凹凸に応じて反射回折(偏光状態は図2の
204)され、再び第3の誘電体多層膜反射鏡410
c、第2の誘電体多層膜反射鏡410b、さらに第1の
誘電体多層膜反射鏡410aで反射され、紙面に対して
−45°方位に振動面を持つ直線偏光(図2,205)
となる。この紙面に対して−45°方位に振動面を持つ
直線偏光は、再び1/2波長板408を透過することに
よって往路とは偏光方向が直交するS偏光(図2,20
6)となって偏光ビームスプリッタ403に入射し、反
射されて検出光学系へ導かれる。
【0042】検出光学系にて、偏光ビームスプリッタ4
03から各々透過、反射されたP偏光(参照光)とS偏
光(測定光)は、偏光板412を透過して偏光干渉し、
結像レンズ413によって観測面414上に結像され、
被検面411の凹凸に応じた干渉縞を形成する。この干
渉縞を検出することによって被検面411の面形状が測
定される。
【0043】(実施例4)以上の実施例においては、測
定系に1/2波長板を用いた干渉計を示したが、次に本
発明の第4の実施例として、測定系に1/2波長板を用
いないで、光軸に対して特定の傾斜角を以て互いに平行
に対面配置2枚の誘電体多層膜反射鏡(位相反射部材)
を用いたトワイマン・グリーン型干渉計を図5に示す。
【0044】本実施例においては、第1の誘電体多層膜
反射鏡510aおよび第2の誘電体多層膜反射鏡510
bは、各々の反射によって、互いに直交する直線偏光成
分に実質的に45°の位相差を与えるものとし、従っ
て、両誘電体多層膜反射鏡にて反射された偏光成分は、
トータルで実質的に90°の位相差が与えられる。
【0045】図5において、レーザ光源501からのビ
ームは、第1のビームエキスパンダ502により光束を
ある程度広げられた後、偏光ビームスプリッタ503へ
入射する。偏光ビームスプリッタ503で反射されたS
偏光504は、水晶1/4波長板505を透過し、円偏
光となって基準面506へ入射する。基準面506で正
反射された円偏光は逆回転で再び水晶1/4波長板50
5を透過してP偏光となり、再び偏光ビームスプリッタ
503へ入射し、これを透過して参照光として検出光学
系へ入る。
【0046】一方、往路で偏光ビームスプリッタ503
を透過した偏光方向が紙面方向(図2,B)のP偏光5
07は、第2のビームエキスパンダ509によってさら
に光束を広げられ、位相反射部材の第1の誘電体多層膜
反射鏡510aに入射する。第1の誘電体多層膜反射鏡
510aは、その入射平面が紙面に対して45°傾斜し
た状態で配置されており、さらに第2の誘電体多層膜反
射鏡510bは、第1の誘電体多層膜反射鏡510aと
互いに反射面が向き合って平行となるように配置されて
いる。
【0047】第1の誘電体多層膜反射鏡510aに、こ
の第1の誘電体多層膜反射鏡510aの入射面に対して
振動方向が+45°方位の直線偏光は、ここで反射され
てP偏光とS偏光とで45°の位相差が生じた状態で射
出され、第2の誘電体多層膜反射鏡510bで反射され
ることによってさらに45°の位相差が生じ、トータル
で90°の位相差、即ち1/4波長(π/2)の光路差
が生じて円偏光(図2,203)となり、この円偏光は
ビームエキスパンダからの平行光束に対して平行方向に
射出されて被検面511へ垂直に入射する。
【0048】被検面511に垂直入射した円偏光は、被
検面511の凹凸に応じて反射回折(偏光状態は図2の
204)され、再び第2の誘電体多層膜反射鏡510
b、さらに第1の誘電体多層膜反射鏡510aで反射さ
れて、往路とは偏光方向が直交するS偏光(図2,20
6)となって第2のビームエキスパンダ509を透過
し、偏光ビームスプリッタ503に入射し、反射されて
検出光学系へ導かれる。
【0049】検出光学系にて、偏光ビームスプリッタ5
03から各々透過、反射されたP偏光(参照光)とS偏
光(測定光)は、偏光板512を透過して偏光干渉し、
結像レンズ513によって観測面514上に結像され、
被検面511の凹凸に応じた干渉縞を形成する。この干
渉縞を検出することによって被検面511の面形状が測
定される。
【0050】本実施例においては、誘電体多層膜反射鏡
自体をその入射平面が紙面に対して45°傾斜するよう
に配置したので、1/2波長板を用いないで済み、その
ためその分コストは低くなるが、両誘電体多層膜反射鏡
のポジションの設定は充分精密に行うことが望ましい。
なお、このような1/2波長板を用いない構成において
も、位相反射部材を2枚の誘電体多層膜反射鏡の組み合
わせるものに限らず、1枚、あるいは3枚等の誘電体多
層膜反射鏡の組み合わせによる構成ももちろん可能であ
る。
【0051】(実施例5)以上の第1〜第4の実施例に
おいては、トワイマン・グリーン型干渉計について説明
したが、本発明の第5の実施例として、測定系に偏光ビ
ームスプリッタと、1/2波長板及び2枚の誘電体多層
膜反射鏡(位相反射部材)とを用いたフィゾー型干渉計
を図6に示す。
【0052】本実施例においては、第1の誘電体多層膜
反射鏡607aおよび第2の誘電体多層膜反射鏡607
bは、各々の反射によって、互いに直交する直線偏光成
分に実質的に45°の位相差を与えるものとし、従っ
て、両誘電体多層膜反射鏡にて反射された偏光成分は、
トータルで実質的に90°の位相差が与えられる。
【0053】図6において、レーザ光源601からのビ
ームは、第1のビームエキスパンダ602により光束を
ある程度広げられた後、偏光ビームスプリッタ603へ
入射する。偏光ビームスプリッタ603を透過した偏光
方向が紙面方向(図2,B)のP偏光604は、中性軸
がP偏光方位に対して+22.5°傾いた水晶1/2波
長板605に入射し、P偏光方位(紙面方向)に対して
45°方向に振動面を持つ直線偏光(図2,202)に
なる。水晶1/2波長板605を出射した直線偏光は、
第2のビームエキスパンダ606によってさらに光束を
広げられ、位相反射部材の第1の誘電体多層膜反射鏡6
07aに入射する。
【0054】第1の誘電体多層膜反射鏡607aは、入
射平面(ビームエキスパンダ606からのビーム光軸と
第1の誘電体多層膜反射鏡607aの法線を含む面)が
紙面に平行になるように配置されており、さらに第2の
誘電体多層膜反射鏡607bは、第1の誘電体多層膜反
射鏡607aと互いに反射面が向き合って平行となるよ
うに配置されている。
【0055】第1の誘電体多層膜反射鏡607aに入射
した紙面に対して+45°方位(図2,202)に振動
面を持つ直線偏光は、ここで反射されてP偏光とS偏光
とで45°の位相差が生じた状態で射出され、第2の誘
電体多層膜反射鏡607bで反射されることによってさ
らにP偏光とS偏光とで45°の位相差が生じ、トータ
ルで90°の位相差、即ち1/4波長(π/2)の光路
差が生じ、円偏光(図2,203)となり、ビームエキ
スパンダ606からの平行光束に対して平行方向に射出
される。
【0056】第2の誘電体多層膜反射鏡607bからの
円偏光は、平行平面板からなる基準面608へ入射し、
一部は基準面608で反射され、他は平行平面板を透過
して被検面609へ垂直に入射する。基準面608で反
射された円偏光は、再び第2の誘電体多層膜反射鏡60
7bで反射され、さらに第1の誘電体多層膜反射鏡60
7aで反射され、紙面に対して−45°方位に振動面を
持つ直線偏光(図2,205)となる。この紙面に対し
て−45°方位に振動面を持つ直線偏光は、再び1/2
波長板605を透過することによって往路とは偏光方向
が直交するS偏光(図2,206)となって偏光ビーム
スプリッタ603に入射し、反射されて参照光611と
して検出光学系へ導かれる。
【0057】一方、基準面608(平行平面板)を透過
し、被検面609へ入射した円偏光は、被検面609の
凹凸に応じて反射回折(偏光状態は図2の204)さ
れ、基準面608を透過した後、参照光と同様に、再び
第2の誘電体多層膜反射鏡607b、さらに第1の誘電
体多層膜反射鏡607aで反射され、紙面に対して−4
5°方位に振動面を持つ直線偏光(図2,205)とな
る。この紙面に対して−45°方位に振動面を持つ直線
偏光は、再び1/2波長板605を透過することによっ
て往路とは偏光方向が直交するS偏光(図2,206)
となって偏光ビームスプリッタ603に入射し、反射さ
れて検出光610として検出光学系へ導かれる。
【0058】検出光学系にて、偏光ビームスプリッタ6
03で反射され導かれたS偏光の参照光611と検出光
610は互いに干渉し、結像レンズ612によって観測
面613上に結像され、被検面609の凹凸に応じた干
渉縞を形成する。この干渉縞を検出することによって被
検面609の面形状が測定される。
【0059】このようなフィゾー型干渉計は、トワイマ
ン・グリーン型干渉計に比べて必要な光学部材が少な
く、より高い精度で面形状測定ができる。またこの場合
も、上記のトワイマン・グリーン型干渉計の場合と同様
に、位相反射部材を1枚あるいは3枚の誘電体多層膜反
射鏡の組み合わせで構成したり、また1/2波長板を用
いない構成とすることができる。
【0060】なお、以上の第1〜第5の実施例におい
て、位相反射部材を1枚〜3枚の誘電体多層膜反射鏡の
組み合わせによって構成した場合を示したが、本発明は
これに限られるものではなく、3枚以上の構成であって
も、最終的にトータルで互いに直交する直線偏光成分に
90°の位相差が生じる位相機能を示すものであれば良
い。
【0061】ただし、構成枚数が多ければ多いほど、各
誘電体多層膜反射鏡が有する微小なずれや収差が蓄積さ
れて大きく成り、測定精度が低下することもあるので、
構成枚数は、求められる精度、コスト、許容占有スペー
スに応じた光路設計、干渉計の型など諸条件に応じて適
宜選択すれば良い。また、本発明は、上記のトワイマン
・グリーン型あるいはフィゾー型干渉計に限らず、偏光
を利用した光学系を持つ干渉計について広く適用可能で
あることは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、干渉計に
おいて、互いに直交する偏光成分の間に実質的に90°
の位相差、即ち1/4波長(π/2)の光路差を与える
位相機能を持つ誘電体多層膜反射鏡を有する位相反射部
材を、ビームエキスパンダと被検面との間の光路中に配
置したため、測定系に1/4波長板を用いなくてもこれ
に相当する作用が位相反射部材によって得られ、従来の
1/4波長板を透過させる際に生じていた表面反射の問
題はなくなり、ノイズによる測定誤差も低減され高精度
な面形状測定が行えるという効果がある。
【0063】また、本発明の位相反射部材を構成する誘
電体多層膜反射鏡は、1/4波長板に比べて製造が容易
でコストも低く、大口径の被検面に応じた大きな有効径
のものを用いるのに問題はなく、簡便に干渉光学系構成
できるという効果がある。
【0064】また、特に位相反射部材を2枚の誘電体多
層膜反射鏡の組み合わせで構成した場合には、位相反射
部材から被検面へ射出される光束を、2回の反射によっ
てビームエキスパンダから位相反射部材へ射出される光
束と平行にすることができるため、従来とほぼ同様に、
被検面を照明光学系の光軸と垂直に配置でき、設計が簡
便となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるトワイマン・グリ
ーン型干渉計の概略構成図である。
【図2】本発明の実施例の干渉計光路中における光の偏
光状態を示す説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例によるトワイマン・グリ
ーン型干渉計の概略構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例によるトワイマン・グリ
ーン型干渉計の概略構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例によるトワイマン・グリ
ーン型干渉計の概略構成図である。
【図6】本発明の第5の実施例によるフィゾー型干渉計
の概略構成図である。
【図7】従来技術によるトワイマン・グリーン型干渉計
の概略構成図である。
【符号の説明】
101,301,401,501,601:レーザ光源 102,302,402,502,602:第1のビー
ムエキスパンダ 103,303,403,503,603:偏光ビーム
スプリッタ 105,305,405,505:水晶1/4波長板 106,306,406,506:基準面 608:基準面(平行平面板) 108,308,408,605:水晶1/2波長板 109,309,409,509,606:第2のビー
ムエキスパンダ 110:誘電体多層膜反射鏡(90°位相機能) 310,510,607:誘電体多層膜反射鏡(45°
位相機能) 410:誘電体多層膜反射鏡(30°位相機能) 111,311,411,511,609:被検面 112,312,412,512:水晶1/4波長板
(検出光学系) 113,313,413,513,612:結像レンズ 114,314,414,514,613:観測面

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源からの光束を被検面およ
    び参照面へ導く一方前記被検面および前記参照面からの
    反射光を結像光学系へ導くビームスプリッタと、前記結
    像光学系を介して結像された干渉像を観測する検出光学
    系とを備えた干渉計において、前記ビームスプリッタと前記被検面との間にビームエキ
    スパンダを配置するとともに、 互いに直交する偏光成分の間に実質的に90゜の位相差
    を与える位相機能を持つ誘電体多層膜反射鏡による位相
    反射部材を前記ビームエキスパンダと前記被検面との間
    に配置したことを特徴とする干渉計。
  2. 【請求項2】 前記位相反射部材は、2枚の誘電体多層
    膜反射鏡を含むことを特徴とする請求項1記載の干渉
    計。
  3. 【請求項3】前記2枚の誘電体多層膜反射鏡は、光軸に
    対して特定の傾斜角をなして互いに平行に対面配置され
    てなることを特徴とする請求項1又は2記載の干渉計。
  4. 【請求項4】 前記ビームスプリッタと前記位相反射部
    材との間にλ/2板を配置したことを特徴とする請求項
    1から3のいずれか一項に記載の干渉計。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載さ
    れた干渉計を用いて、面形状を測定したことを特徴とす
    る光学部材。
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