JP3366396B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP3366396B2 JP25004993A JP25004993A JP3366396B2 JP 3366396 B2 JP3366396 B2 JP 3366396B2 JP 25004993 A JP25004993 A JP 25004993A JP 25004993 A JP25004993 A JP 25004993A JP 3366396 B2 JP3366396 B2 JP 3366396B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、COセンサ(一酸化炭
素センサ)のセルフチェック機能を備えた燃焼装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4にはCOセンサのセルフチェック機
能を具備した燃焼装置(特公平2−38857公報)が
示されている。同図において、ケーシング1内には熱交
換器2が配設され、この熱交換器2の下方側にはバーナ
3が配置されている。そして、燃焼装置の排気トップ側
には排気ガス中のCOガス(一酸化炭素ガス)の濃度を
検出するCOセンサ10が設けられている。
【0003】この種の燃焼装置の給湯器においては、出
湯栓4を開けると、給水管6を通る水が熱交換器2に入
り込む。給水管6を通る水の流れが水流スイッチ7によ
り検出されたとき、制御装置13はこの水流検出信号を受
けて、ガス供給通路のガス弁11を開け、バーナ3に燃料
ガスを供給し、点火プラグ12を動作させてバーナ点火を
行う。そして、バーナ3の着火状態がフレームロッド8
により検出されたとき、制御装置13はバーナ3の燃焼運
転を継続制御する。この燃焼の制御により、給水管6を
通って熱交換器2に入り込んだ水はバーナ3の燃焼火力
でもって加熱されて湯になり、この湯は給湯管5を通し
て出湯栓4から出湯する。
【0004】一方、バーナ燃焼で発生する排気ガス中の
CO濃度はCOセンサ10により検出され、COセンサ10
の検出CO濃度が危険基準濃度に達したときに、制御装
置13内に組み込まれているCO安全装置が作動し、ガス
弁11が閉じられて燃焼停止の安全動作が行われる。
【0005】このように、COセンサ10のCO検出信号
によりCOガスに対する安全動作が行われるが、COセ
ンサ10が故障状態で燃焼運転が行われると、CO安全動
作が行われないので、非常に危険な状態となる。このよ
うな危険状態の発生を防止するために、この燃焼装置に
は、COセンサのセルフチェック機能が備えられてい
る。この燃焼装置で使用されているCOセンサ10はCO
検出部にCOガスが接触すると、CO検出部の電気抵抗
値rが小さくなるよう構成されており、CO安全装置に
は、CO安全動作が作動する基準CO濃度(危険基準濃
度)に対応する抵抗値rx が図5に示すように設定され
ており、COセンサ10の抵抗値がrx を越えて小さくな
たときに、CO安全動作を行うようにしている。
【0006】ところで、バーナ3の着火時には、一時的
に多量のCOガスが発生することが知られており、この
多量のCOガスをCOセンサが検知してCO安全動作、
つまり、ガス弁11の遮断動作が行われると燃焼運転を継
続できないので、従来の燃焼装置は、着火後所定の短い
時間Δtを予め設定しておき、この期間Δtでは、検出
CO濃度の如何に拘わらずCO安全動作が作動しない状
態にしておき、着火後、このΔtの時間内で、COセン
サの抵抗値がrx よりも小さい値になれば、着火時にお
けるCOガスの多量発生をCOセンサが検出できている
のでCOセンサ10に異常がないものと判断し、これに対
し、COセンサ10の抵抗値がrx よりも大きいままのと
きには、前記着火時におけるCOガスの多量発生を検出
できない状態であるので、COセンサ10に異常があるも
のと判断してCOセンサ10のセルフチェックを行い、燃
焼運転のCOガスに対する安全を図ろうとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このC
Oセンサのセルフチェック機能にあっては、バーナ着火
後の短いΔtの時間内に限りCOセンサ10のセルフチェ
ックを行う方式であるため、この着火後Δtの時間を経
過した後にCOセンサ10に異常が発生したときには、こ
れが検出されず、CO安全装置が作動しない状態で燃焼
運転が継続されるので、非常に危険であった。
【0008】また、バーナ3の点火時には、着火遅れが
生じることがあり、この着火遅れが生じると、通常の着
火時よりも多量のCOガスが発生するため、COセンサ
10に異常が生じ始めている場合であっても、そのCOセ
ンサ10の抵抗値がrx を越えて小さくなるという事態と
なり、COセンサ10に多少の異常が生じていても、この
異常を検知することができないこととなる。したがっ
て、COセンサ10の異常が相当ひどくならない限り、そ
の異常を検出することができず、COセンサのセルフチ
ェックの信頼性の上でも問題があった。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、バーナの定常燃焼運
転中は常時COセンサのセルフチェックを継続して行う
ことができ、しかも、セルフチェックの信頼性の高い燃
焼装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、第
1の発明は、給排気を行う燃焼ファンと、この燃焼ファ
ンによって導入される空気を利用して燃料を燃焼するバ
ーナと、排気ガス中のCO濃度を検出するCOセンサ
と、COセンサのCO検出濃度が基準濃度に達したとき
にCO安全動作を行うCO安全装置とを備えた燃焼装置
において、燃焼ファンの送風量を検出する送風量検出部
と、バーナの燃焼量を検出する燃焼量検出部と、前記燃
焼ファンの送風量とバーナ燃焼量を含む情報から排気ガ
ス中のCO濃度を推定するCO濃度推定部と、CO濃度
推定部によって推定されるCO濃度推定値とCOセンサ
によって検出されるCO濃度のセンサ出力値とを比較
し、センサ出力値がCO濃度推定値から所定の許容範囲
を越えて外れたときを起点として前記COセンサのCO
検出部の温度を一時的に高めてCOセンサのヒートクリ
ーニングを行なう手段とを有することを特徴として構成
されている。また、第2の発明は、前記第1の発明の構
成を備えたものにおいて、ヒートクリーニングを行なう
手段によりCOセンサのヒートクリーニングが行なわれ
たにもかかわらず、センサ出力値がCO濃度推定値から
所定の許容範囲を越えて外れたときに、COセンサの異
常信号を出力するCOセンサの異常判断点検部が備えら
れていることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成の本発明において、燃焼装置の燃焼運
転状態で、燃焼ファンの送風量が送風量検出部により検
出され、バーナの燃焼量が燃焼量検出部により検出され
る。これら送風量と燃焼量の検出値を受け、例えば、過
剰空気量を算出し、その算出結果をCO発生量推定部に
加える。CO発生量推定部は、メモリに予め与えられて
いる過剰空気と燃焼量とCO発生量とのデータを参照
し、過剰空気量算出部から加えられる過剰空気量と燃焼
量検出部から加えられる燃焼量に対応するCO発生量を
推定する。そして、このCO発生量推定値と前記検出送
風量の情報に基づきCO濃度推定部により排気ガス中の
CO濃度が推定される。異常判断点検部はCOセンサに
より検出された排気ガス中のCO濃度の検出実測値と、
前記CO濃度推定部から加えられるCO濃度推定値とを
比較し、CO濃度実測値がCO濃度推定値から所定の許
容範囲を越えて外れたときに、第1の発明においては、
COセンサのヒートクリーニングが行なわれる。第2の
発明においては、ヒートクリーニングをしたにもかかわ
らずCO濃度実測値がCO濃度推定値から所定の許容範
囲を越えて外れたときにCOセンサは異常であると判断
して異常信号を出力する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一の
名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略す
る。図1には本発明に係る燃焼装置の一実施例の模式構
成が示され、図2には同装置におけるCOセンサのセル
フチェック機能部分のブロック構成例が示されている。
【0013】本実施例の燃焼装置も給湯器を対象にした
もので、バーナ3の下方側(上流側)に給排気を行う燃
焼ファン14が設けられており、また、バーナ3へのガス
供給通路には開弁量の可変によってバーナ3へのガス供
給量を制御する比例弁15が設けられている。そして、給
水管6には従来例の水流スイッチ7の替わりに、水の流
れと、給水量を検出可能なフローセンサ16が設けられる
と共に、給水温度を検出する入水温度センサ17が設けら
れており、熱交換器2の出側には出湯温度を検出する出
湯温度センサ18が設けられている。本実施例の制御装置
13は入水温度センサ17の入水温度の情報と、出湯温度セ
ンサ18から加えられる出湯温度の情報と、フローセンサ
16により検出される給水流量との情報に基づき、出湯温
度が設定温度に近づく方向に比例弁15の開弁量を制御し
てガス供給量を調整し、その一方で、燃焼量に見合う空
気量が得られるように燃焼ファン14の回転制御を行い、
燃焼運転を制御している。
【0014】なお、本実施例で使用しているCOセンサ
10は、CO検出部がCOガスに接触したとき、そのCO
濃度の大きさに応じて、CO検出部の電気抵抗値が大き
くなるものを使用しており、この種のCOセンサの構造
およびその作用は周知であるので、その説明は省略す
る。
【0015】制御装置13内にはCOセンサ10のセルフチ
ェックを行う本実施例の特有な回路が形成されており、
この回路のブロック構成が図2に示されている。このセ
ルフチェック回路は、送風量検出部20と、燃焼量検出部
21と、過剰空気量算出部22と、CO発生量推定部23と、
メモリ24と、CO濃度推定部26と、異常判断点検部25と
を有して構成されている。
【0016】送風量検出部20は燃焼ファン14からバーナ
3に供給される空気の送風量を検出する。この送風量検
出は、風速センサや風量センサを燃焼ファン14の送風出
口側に設けて検出してもよく、あるいは、燃焼ファン14
の回転数検出センサを設け、このセンサの検出回転数に
より送風量を求めることもできるが、この実施例では、
燃焼ファン14の検出回転数により送風量を求め、これを
より正確にするために、燃焼ファン14の駆動電流と駆動
電圧を検出し、これにより燃焼ファン14の消費電力を求
め、この消費電力に基づき、燃焼ファン14の送風量を補
正している。
【0017】燃焼ファン14の送風量は、排気負荷によっ
て変化し、排気負荷が大きくなると、送風量が減少す
る。一方、排気負荷が大きくなると、燃焼ファン14の出
口側が塞がれた状態と等価になるため、燃焼ファン14の
出口側の圧力が高まることで、燃焼ファン14が空転する
方向に近づき、燃焼ファン14のモータ負荷が小さくな
る。したがって、燃焼ファン14の消費電力が小さくな
る。その逆に、燃焼ファン14の排気負荷が小さくなる
と、モータ負荷が大きくなるので、燃焼ファン14の消費
電力は大きくなる。このように、燃焼ファン14の送風量
は燃焼ファン14の消費電力に比例したものとなり、本実
施例では燃焼ファン14の消費電力を検出することにより
送風量を補正している。
【0018】燃焼量検出部21はバーナ3の燃焼量を演算
により検出する。この燃焼量検出は、比例弁15への開弁
駆動電流の値を検出することにより、あるいは、バーナ
3への供給燃料の量を検出することにより、さらには、
給水水量を入水温度から出湯温度まで高めるのに必要な
熱量を周知の演算式により求めることにより検出可能と
なる。
【0019】過剰空気量算出部22は前記送風量検出部20
から加えられる送風量検出値と、燃焼量検出部21から加
えられる燃焼量検出値に基づき、過剰空気量を算出す
る。つまり、燃焼量検出部で検出された燃焼量に必要な
理論空気量を求め、送風量検出部で検出された送風量か
ら理論空気量を差し引くことにより過剰空気量が算出さ
れる。
【0020】メモリ24には予め、過剰空気量と燃焼量と
CO発生量との関係を示すデータが実験等に求められて
表データやグラフデータの形態で、あるいは演算式デー
タとして与えられている。CO発生量推定部23はメモリ
24に与えられている過剰空気量と燃焼量とCO発生量と
の関係データを参照し、過剰空気量算出部22で算出され
た過剰空気量と燃焼量検出部21で検出された燃焼量に対
応するCO発生量を求め、これをCO濃度推定部26に加
える。
【0021】CO濃度推定部26は前記CO発生量推定部
23で求められたCO発生量と、前記送風量検出部20で検
出された送風量との情報に基づき、排気ガス中のCO濃
度を推定算出する。CO発生量が同じであっても送風量
が小さければCO濃度はその分高くなり、送風量が大き
ければ発生COガスがより薄まるのでCO濃度は低くな
る。かかる点に鑑み、CO発生量と送風量の情報を考慮
してCO濃度が推定され、このCO濃度推定値は異常判
断点検部25に加えられる。
【0022】異常判断点検部25はCO濃度推定部26から
加えられるCO濃度推定値と、COセンサ10により検出
される排気ガス中のCO濃度の実測値とを比較し、図3
に示す如く、CO濃度実測値がCO濃度推定値から所定
の許容範囲を越えて外れたときには、COセンサ10に異
常があるものと判断し、COセンサの異常信号を出力す
る。そして、この異常信号を利用して、COセンサ10に
異常が生じたことを、制御装置13のリモコンの表示部に
表示したり、ブザーを鳴らす等、所望の形態でCOセン
サ10の異常が報知される。
【0023】本実施例のセルフチェック回路を動作して
COセンサ10の異常状態をセルフチェックする際には、
バーナ3の着火後、所定の短いΔtの時間を設定し、こ
の時間は、セルフチェックを行わないようにしてもよ
く、あるいは、このΔtの着火時に発生するCO濃度の
推定値を特別推定値としてCO濃度推定部26に予め与え
ておき、この特別推定値と、COセンサ10の実測値とを
比較して、Δtの時間内は、定常のCO濃度推定値と異
なる別の基準を用いてCOセンサ10の異常判断を行うよ
うにしてもよいものである。また、燃焼能力に応じてバ
ーナ(又は燃焼面)の使用数を切替えるものにあって
は、バーナの着火の場合と同様に、切替え時にCOが発
生するので、この切替え時にもΔtを設定し、同様の処
置を行うようにしてもよい。
【0024】本実施例によれば、バーナ3の燃焼運転中
に、逐次排気ガス中のCO濃度が推定され、このCO濃
度推定値とCOセンサ10によるCO濃度の実測値とを常
時比較してCOセンサのセルフチェックを行うので、C
Oセンサ10に異常が生じたときには直ちにこれを検知し
てその対策を講じることができるので、COガスに対す
る安全は万全なものとなる。
【0025】また、従来例では、COセンサ10の異常が
かなりひどくならないと、その異常を検知することがで
きない場合が生じたが、本実施例では、通常の燃焼運転
状態で逐次セルフチェックを行っているので、COセン
サ10の異常が始まりかけたときには、直ちにこれを検知
することができるので、セルフチェックの信頼性も格段
に高められることとなる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では燃焼装置として給湯器を対象に説明したが、
本発明は、ガスや石油を燃料とする風呂釜や、暖房機等
の他の様々な燃焼装置に適用されるものである。
【0027】また、上記実施例ではCO濃度実測値がC
O濃度推定値の許容範囲から外れたときには、直ちにC
Oセンサ10に異常が生じたものと判断したが、これとは
異なり、CO濃度実測値がCO濃度推定値の許容範囲か
ら外れたときには、COセンサ10のCO検出部へ印加す
るバイアス電圧を一時的に高めてCO検出部の温度を高
くし、CO検出部に付着したごみや雑ガス成分等の不要
成分を蒸発させる等して取り除く、いわゆるヒートクリ
ーニングを行い、このヒートクリーニングをしてもCO
濃度実測値がCO濃度推定値の許容範囲内に入らないと
きに、初めてCOセンサ10に異常が生じたものと判断し
て、COセンサの異常信号を出力するようにしてもよ
い。
【0028】さらに、上記実施例では過剰空気量を算出
してCO発生量を推定したが、過剰空気量を求めること
なく、燃焼ファンの送風量とバーナの燃焼量の情報に基
づいてCO発生量を推定してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は、燃焼ファンの送風量とバーナ
の燃焼量との検出情報に基づき、CO発生量を推定し、
このCO濃度推定値とCOセンサによって検出される排
気ガス中のCO濃度のセンサ出力値とを比較し、センサ
出力値がCO濃度推定値よりも所定の許容範囲を越えて
外れたときを起点として、COセンサのヒートクリーニ
ングが行なわれる。そして、このヒートクリーニングを
行なったにもかかわらずセンサ出力値がCO濃度推定値
よりも所定の許容範囲を越えて外れたときにはCOセン
サに異常が生じたものと判断するものであるから、バー
ナの燃焼運転中に、逐次COセンサの異常状態を判断で
きることとなり、これにより、COセンサに異常が生じ
たときには即座にその異常が検出判断されるので、CO
センサの異常に対し迅速に適切な処置を講じることがで
き、COガスに対する安全は万全なものとなる。
【0030】また、COセンサに異常が生じ始めたとき
には、直ちにその異常を検出することができ、従来例の
ようにCOセンサの異常が相当ひどくなってからでなけ
ればその異常を検出できないものと比べ、COセンサの
セルフチェックの信頼性は格段に高められたものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃焼装置の一実施例を示す模式構
成図である。
【図2】同実施例の装置におけるCOセンサのセルフチ
ェック機能部分のブロック構成図である。
【図3】同実施例におけるCOセンサセルフチェック動
作の説明図である。
【図4】従来のCOセンサセルフチェック機能付きの燃
焼装置の説明図である。
【図5】従来のCOセンサセルフチェック動作の説明図
である。
【符号の説明】
2 熱交換器 3 バーナ 10 COセンサ 14 燃焼ファン 20 送風量検出部 21 燃焼量検出部 22 過剰空気量算出部 23 CO発生量推定部 24 メモリ 25 異常判断点検部 26 CO濃度推定部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給排気を行う燃焼ファンと、この燃焼フ
    ァンによって導入される空気を利用して燃料を燃焼する
    バーナと、排気ガス中のCO濃度を検出するCOセンサ
    と、COセンサのCO検出濃度が基準濃度に達したとき
    にCO安全動作を行うCO安全装置とを備えた燃焼装置
    において、燃焼ファンの送風量を検出する送風量検出部
    と、バーナの燃焼量を検出する燃焼量検出部と、前記燃
    焼ファンの送風量とバーナ燃焼量を含む情報から排気ガ
    ス中のCO濃度を推定するCO濃度推定部と、CO濃度
    推定部によって推定されるCO濃度推定値とCOセンサ
    によって検出されるCO濃度のセンサ出力値とを比較
    し、センサ出力値がCO濃度推定値から所定の許容範囲
    を越えて外れたときを起点として前記COセンサのCO
    検出部の温度を一時的に高めてCOセンサのヒートクリ
    ーニングを行なう手段とを有することを特徴とする燃焼
    装置。
  2. 【請求項2】 ヒートクリーニングを行なう手段により
    COセンサのヒートクリーニングが行なわれたにもかか
    わらず、センサ出力値がCO濃度推定値から所定の許容
    範囲を越えて外れたときに、COセンサの異常信号を出
    力するCOセンサの異常判断点検部が備えられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
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