JP3366278B2 - パイプライン処理の実行メモリエリア制御回路 - Google Patents

パイプライン処理の実行メモリエリア制御回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプライン処理
の実行メモリエリア制御回路に関し、特に、シングルチ
ップマイコンのパイプライン処理の実行メモリエリア制
御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】シングルチップマイコンでは、複数の異
なる種類のメモリ回路が混在する。それぞれのメモリ回
路内で実行させたくない領域と実行可能な領域を作った
り、ある領域からある領域への命令フェッチを許可した
り禁止したりすることが、データの安全性を高め、更
に、暴走を防ぐために必要になった。それらを個別に制
御する場合、各メモリ回路毎にアドレスバスやメモリ制
御信号が異なり、あるメモリ空間から別のメモリ空間へ
移った場合などの制御が複雑となる。そのため、大本と
なっているCPU内部のパイプライン回路内の信号を使
って、1つの制御回路で実現することが必要になった。
パイプライン処理回路をもったシングルチップマイコン
では、分岐条件が成立すると次に実行すべき命令は次の
メモリ・アドレスではなく分岐先のアドレスになり、分
岐先のアドレスの命令を実行するまでの間、すでにフェ
ッチした命令やデコードした命令を破棄する必要があ
り、その場合の処理には注意が必要である。
【0003】パイプライン回路内の信号を使って1つの
制御回路でパイプライン処理を実現し、更には、分岐時
の制御を考慮することによってパイプライン処理におけ
る実行メモリエリアの制御を可能にすることが望まれ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、パイ
プライン回路内の信号を使って1つの制御回路でパイプ
ライン処理を実現することができるパイプライン処理の
実行メモリエリア制御回路を提供することにある。本発
明の他の課題は、分岐時の制御を考慮することによって
パイプライン処理における実行メモリエリアの制御を可
能にすることができるパイプライン処理の実行メモリエ
リア制御回路を提供することにある。本発明の更に他の
課題は、実行させたくない領域を定めて実行させないよ
うに制御する回路、又は、知られたくないデータ領域の
コードを実行させないように制御する回路をパイプライ
ンを有する回路で実現することができるパイプライン処
理の実行メモリエリア制御回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号
等が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応
の技術的事項と実施の複数・形態のうちの少なくとも1
つの形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にして
いるが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技
術的事項に限定されることを示すためのものではない。
【0006】本発明によるパイプライン処理の実行メモ
リエリア制御回路は、1ステージ前の命令の実行の後の
次のステージの現行命令の実行が許可されているか禁止
されているかを検出することにより、許可されていない
現行命令を実行させない実行禁止回路からなる。本来実
行したくない領域、又は、知られたくないデータ領域の
コードを実行させないので、マイコンの暴走を防ぐこと
ができる。
【0007】実行禁止回路は、パイプライン(P)のE
Xステージのアドレスを抽出するための抽出回路(1)
と、1ステージ前エリアの値に対応する信号を保持する
ための1ステージ前エリア信号保持回路(2)と、1ス
テージ前エリアの値(4,信号)と現行エリアの値
(5,信号)とを比較して、1ステージ前エリアと現行
エリアの組合せが禁止アクセスであり現行命令の実行が
許可されいなければ、現行命令を実行させないリセット
要求信号を出力するためのリセット信号出力回路(6)
とを備え、このような回路により、不適切な実行の禁止
が実現されている。
【0008】リセット信号出力回路(6)は、複数エリ
アの間のアクセスが禁止アクセスであるか許可アクセス
であるかの表(21)を有していることが好ましい。実
行禁止回路は、更に、現行命令が分岐命令である時、そ
の現行命令が実行され次の命令が実行されるまでの間ア
クティブになる無効信号(12)を生成するための無効
信号発生回路を備えている。複数・ステージで構成され
ているパイプラインにおいては、このように、実行する
命令のアドレスを抜き出し、命令実行が許可されている
アドレスか禁止されているアドレスかを判断し、命令を
実行させないためのリセット要求の信号を発生させる回
路が設けられ、パイプライン処理回路では分岐条件が成
立すると次に実行すべき命令は次のメモリ・アドレスで
はなく分岐先のアドレスになり、既にEXステージの前
のステージであるIFステージでフェッチした命令、又
はIDステージで命令デコードした命令を破棄し、次の
命令を分岐先のアドレスからフェッチし直す必要があ
る。このような必要性を満たすために、分岐命令実行時
に分岐先のアドレスの命令をフェッチし、命令デコード
する間の2ステージの間は命令実行をおこなわないよう
にするためのリセット要求の信号は出力しないようにし
ている。
【0009】無効信号(12)は、分岐前のEXステー
ジの現行エリア信号4を1ステージ前エリア信号保持回
路(2)に保持しつづけさせるためのマスク信号として
使用される。無効信号(12)は、更に、リセット信号
出力回路が1ステージ前エリアの値と現行エリアの値と
を比較している間に出力される意図しないリセット要求
信号(8)をマスクするための信号としても使用され
る。実行禁止回路は、更に、リセット直後の最初の命令
実行までの間のリセット要求信号をマスクする信号を生
成するためのイニシャルマスク信号発生回路13を備え
ることが好ましい。
【0010】実行禁止回路は、シングルチップ内に含ま
れ、アドレスはシングルチップ内に含まれている。パイ
プライン回路内のアドレス信号を使用して制御回路を構
成しているので、全てのメモリエリアに対して個別に制
御用の回路を設ける必要がなく、1つの制御回路で制御
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図に一致対応して、本発明による
パイプライン処理の実行メモリエリア制御回路の実施の
形態は、パイプラインが設けられている。そのパイプラ
インPは、図1に示されるように、5つのステージを備
えている。その5つのステージは、IF:命令フェッ
チ、ID:命令コード、EX:命令実行、MEM:メモ
リアクセス、WB:実行結果の書き込み、とから形成さ
れている。図2は、メモリマップと命令フェッチのアク
セス制御を行うためのアクセス制御一覧表21を示して
いる。図1に示される回路は、アクセス制御一覧表21
で示される制御をパイプライン処理により実現するため
の回路である。
【0012】エリア信号デコード回路1は、パイプライ
ンPのEXステージでのアドレス7を抽出し、アドレス
7を図2のメモリマップ23で示す現行エリア信号24
(図1の4)にデコードしている回路である。エリア信
号24に代えてアドレスをそのまま使用することもでき
る。エリア信号として、エリアA,B,C,Dが例示さ
れている。
【0013】エリア信号保持回路2は、現行エリア信号
4を入力とし、1ステージ前の実行エリアとしてその値
を保持するための回路である。リセット信号デコード回
路6は、エリア信号保持回路2が出力する1ステージ前
の1ステージ前エリア信号5と現実行エリアの値である
現行エリア信号4を比較検出して、図2に示される禁止
アクセスの組合せである場合に、リセット要求信号8を
発生させるための回路である。
【0014】プログラムカウンタがインクリメントして
自動的に次の命令を実行するようなパイプラインPの乱
れがない通常命令実行時には、既述のこれらの回路構成
だけで問題はない。しかし、分岐命令実行時には、分岐
先の命令を実行するまでの間に実際には実行されずに破
棄されてしまう命令が発生するため、更に、無効信号発
生回路9が必要になる。
【0015】無効信号発生回路9は、分岐命令が実行さ
れた時に発生する分岐命令実行フラグ信号11を用い
て、次の命令が実行されるまでの間アクティブになる無
効信号12を生成するための回路である。エリア信号保
持回路2は、クロックをマスクしてラッチクロックを生
成している。無効信号12は、分岐前のEXステージの
現行エリア信号4を保持しつづけさせるためのマスク信
号として使用される。
【0016】リセット信号デコード回路6では、分岐命
令が実行され次の命令が実行されるまでの間もエリア信
号保持回路2で保持されている1ステージ前の1ステー
ジ前エリア信号5と、実際には実行されないEXステー
ジのアドレスをデコードした現行エリア信号4との比較
検出を行っているため、その間は意図しないリセット要
求信号8が出力される場合がある。無効信号12は、こ
のような出力をマスクするための信号としても使用され
る。
【0017】イニシャルマスク信号発生回路13は、リ
セット直後の最初の命令実行までの3ステージ(3クロ
ック分)はEXレジスタの値とエリア信号保持レジスタ
の値が不定であるため、この間のリセット要求信号をマ
スクする信号を生成するための回路である。
【0018】エリア信号デコード回路1は、現在実行し
ているアドレスを図2のメモリマップ23で示す現行エ
リア信号4にデコードしている組み合わせ回路になって
いる。現行エリア信号4を保持するためのエリア信号保
持回路2は、マスククロック付きのF/F14を備えて
いる。クロックをマスクするのは、分岐命令実行時に次
の命令が実行されるまでの間の実行エリアを保持させな
いようにするための処置であり、無効信号発生回路9で
生成する無効信号12をマスク信号として使っている。
エリア信号デコード回路1でアドレスをエリアにデコー
ドしているが、このデコード回路を使わない場合はアド
レスをそのまま保持させ、リセット信号デコード回路6
でアドレスどうしを比較してデコードすることになる。
その場合、エリア信号保持回路2では全アドレス信号の
ビット分のF/F14が必要になる。
【0019】リセット信号デコード回路6は、図2の命
令フェッチアクセス制御一覧に従い、現行エリア信号4
と1ステージ前エリア信号5を比較し、又は、デコード
して、フェッチアクセス禁止の条件のときにリセット要
求信号8を出力する組み合わせ回路になっている。
【0020】無効信号発生回路9は、図1で示すよう
に、分岐命令実行で分岐が成立したときに立つ分岐命令
実行フラグ11の値を次の命令が実行されるまでの間ア
クティブにするための回路になっている。無効信号発生
回路9は、図1の例では、無効となる命令が2ステージ
なので2クロック間無効信号12が出力される回路にな
っている。無効信号発生回路9は、分岐がおこなわれた
時に立つ分岐命令実行フラグ11を入力としたF/F1
5とその出力を入力としたF/F16の2段で構成され
ている。同等の信号を生成できればどのような構成でも
良い。
【0021】イニシャルマスク信号発生回路13は、リ
セット直後の3ステージ間、リセット信号デコード回路
6の組み合わせ回路の入力となるエリア信号保持回路2
の出力が不定であるため、リセット信号デコード回路6
の出力をマスクするための信号17を生成している。イ
ニシャルマスク信号発生回路13は、リセット直後のE
Xステージの値が不定でない場合には必要はない。
【0022】プログラムカウンタがインクリメントして
自動的に次のアドレスの命令を実行するようなパイプラ
インPに乱れがない通常命令実行時の動作が、図3に示
されている。図3は、図2に示されるアクセス制御一覧
表21に基く動作を示している。ステージNo.1〜3
までの間は、リセット直後でありエリア信号保持回路2
の出力が不定のため、リセット信号デコード回路6の不
定値出力をマスクするための信号17がイニシャルマス
ク信号発生回路13から出力される。この出力により、
リセット回路へリセット信号18は出力されない。
【0023】ステージNo.4〜6の間はエリアAから
エリアAに、又は、エリアAからエリアBへ実行アドレ
スが移っており、図2のアクセス制御一覧表21では”
許可”になっているので、現行エリア信号4と1ステー
ジ前エリア信号5を比較するリセット信号デコード回路
6からリセット要求信号8は出力されていない。ステー
ジNo.8ではエリアBからエリアCへ実行アドレスが
移っており、この場合、図2のアクセス制御一覧表21
で[禁止]となっているのでリセット要求信号8が出力
されている。
【0024】図4は、分岐命令実行時の動作について示
している。命令1でJmp(ジャンプ)命令が実行され
る。命令1は実行ステージNo.3で実行される。この
時、CPU回路から分岐命令実行フラグ11が出力さ
れ、分岐命令実行フラグ11を入力信号とする無効信号
発生回路9で実行ステージNo.4と5の間、無効信号
12を出力している。エリア信号保持回路2ではこの無
効信号12を1ステージ前のエリア信号保持レジスタの
クロックマスク信号としているため、実行ステージN
o.4とNo.5の現行エリア信号4は保持されず、実
行ステージNo.3の分岐命令実行時の現行エリア信号
4であるBが保持されたままになる。
【0025】また、無効信号12は実行ステージNo.
4とNo.5の間、リセット信号デコード回路6の出力
をマスクする信号としても使われており、例えば、図4
の実行ステージNo.5の時のように、分岐命令実行時
に次の命令が実行するまでの間は実際には実行されない
アドレスがEXステージに乗るが、そのエリアが次のエ
リアに移ってしまった場合などに発生するリセット要求
信号8をマスクするために必要である。実行ステージN
o.6では分岐前の実行エリアBと現実行エリアのAと
が比較され、図2のアクセス制御一覧表21で示すよう
に、アクセス許可となっているため、リセット要求信号
8は出力されていない。
【0026】次に、命令4で実行しているJmp命令の
動作について説明する。命令1の時と同様、命令4を実
行している実行ステージNo.6では、分岐命令実行フ
ラグ11が出力されている。これにより、次の2ステー
ジで、無効信号12が出力され、実行ステージNo.9
では分岐前の実行エリアAと現実行エリアDとが比較さ
れることになる。図2のアクセス制御一覧表21に示さ
れるように、禁止アクセスとなるため、リセット信号デ
コード回路6よりリセット要求信号8が出力されてい
る。
【0027】実行するアドレスの比較対照とするデータ
を、現実行アドレスのEXステージのデータと1ステー
ジ前のアドレスが格納されているMEMステージのアド
レスとを比較して制御することも可能である。その場
合、分岐命令実行時には現実行アドレスと分岐先のアド
レスとを比較するように切り替える必要がある。既述の
実施の形態は、命令実行するアドレスが許可されている
領域かどうかを判断し、命令実行を中断させるためのリ
セット信号を生成しているが、データアクセスを許可す
るかどうかを判定し、命令実行を中断させるためのリセ
ット信号を生成する制御回路も同等の回路で実現するこ
とができる。この場合は、比較対照となるデータは現実
行アドレスとデータアクセスを行うアドレスを比較すれ
ばよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によるパイプライン処理の実行メ
モリエリア制御回路は、メモリエリアが複数であり複雑
に分かれている場合でも、パイプライン上で使用してい
るアドレスデータを用いて実行の禁止・許可を制御して
おり、各メモリに対して個別に制御用の回路を設けなく
てすみ、同じ制御回路で実行させたくない領域とフェッ
チさせたくない領域の両方を制御することができる。
【0029】更に、シングルチップマイコンである場
合、通常動作時と分岐命令実行時の両方を考慮すること
により、パイプラインを有する回路の中で、分岐を行う
場合に無効になる命令実行を自己執行的に処理すること
ができる。この執行により、データ、ソフトウエアの安
全性を高めることができ、マイコンの暴走を防ぐことが
できる。
【0030】重要なデータ領域では、実行又はフェッチ
させないようにすることにより、無理矢理に実行させて
実行結果からデータ内容を解析することなどができなく
なるので、データの安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるパイプライン処理の実行
メモリエリア制御回路の実施の形態を示す回路ブロック
図である。
【図2】図2は、エリア移行の許可・禁止の対応を示す
表である。
【図3】図3は、通常時の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図4】図4は、ジャンプ命令実行時の動作を示すタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
P…パイプライン 1…抽出回路(エリア信号デコード回路) 2…1ステージ前エリア信号保持回路 4…1ステージ前エリア信号(その値) 5…現行エリア信号(その値) 6…リセット信号出力回路 12…無効信号 21…表(アクセス制御一覧表)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/38 G06F 12/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】命令フェッチステージと、命令デコードス
    テージと、命令実行ステージと、メモリアクセスステー
    ジと、実行結果書き込みステージとから形成される命令
    のパイプライン処理を実行するパイプライン処理の実行
    メモリエリア制御回路であり、 前記命令実行ステージの命令アドレスが存在するエリア
    を示すエリア信号を抽出する抽出回路と、現行エリア信号を入力とし1ステージ前の命令実行ステ
    ージの命令アドレスが存在するエリアを示す第1エリア
    信号を保持する エリア信号保持回路と、 前記エリア信号保持回路に保持されている第1エリア信
    号と、現在実行されている命令の命令実行ステージの命
    令アドレスが存在するエリアを示す第2エリア信号とを
    比較して、前記第1エリア信号により示される前記エリ
    アから前記第2エリア信号により示される前記エリアへ
    遷移するアクセスが禁止である場合に現行命令を実行さ
    せないリセット要求信号を生成するリセット信号出力回
    路とを含むパイプライン処理の実行メモリエリア制御回
    路。
  2. 【請求項2】前記リセット信号出力回路は、複数エリア
    間の遷移するアクセスが禁止アクセスであるか許可アク
    セスであるかの表を有している請求項1のパイプライン
    処理の実行メモリエリア制御回路。
  3. 【請求項3】前記第1エリア信号に対応する第1命令が
    分岐命令である場合、前記第1命令に対応する第1命令
    実行ステージが実行された後に、前記分岐命令により
    岐された第2命令実行ステージが実行されるまでの期間
    アクティブになる無効信号を生成する無効信号生成回路
    を更に含み、 前記無効信号は、前記第1エリア信号を前記エリア信号
    保持回路に保持し続けさせるマスク信号として使用され
    る請求項1又は2のパイプライン処理の実行メモリエリ
    ア制御回路。
  4. 【請求項4】前記無効信号がアクティブである期間は、
    前記リセット要求信号はマスクされる請求項3のパイプ
    ライン処理の実行メモリエリア制御回路。
  5. 【請求項5】前記リセット要求信号に基づいてリセット
    された直後の命令の命令実行ステージまでの期間、前記
    リセット要求信号をマスクするイニシャルマスク信号発
    生回路を更に含む請求項4のパイプライン処理の実行メ
    モリエリア制御回路。
  6. 【請求項6】シングルチップ内に設けられている請求項
    1〜5から選択される1請求項のパイプライン処理の実
    行メモリエリア制御回路。
  7. 【請求項7】命令フェッチステージと、命令デコードス
    テージと、命令実行ステージと、メモリアクセスステー
    ジと、実行結果書き込みステージとから形成される命令
    のパイプライン処理を実行するパイプライン処理の実行
    メモリエリア制御方法であり、 前記命令実行ステージの命令アドレスが存在するエリア
    を示すエリア信号を抽出するステップと、 現行エリア信号を入力とし1ステージ前の命令実行ステ
    ージの命令アドレスが存在するエリアを示す第1エリア
    信号を保持するステップと、 前記第1エリア信号と現在実行されている命令の命令実
    行ステージの命令アドレスが存在するエリアを示す第2
    エリア信号とを比較するステップと、 前記第1エリア信号により示される前記エリアから前記
    第2エリア信号により示される前記エリアへ遷移するア
    クセスが禁止されているか否かを検出するステップと、 前記アクセスが禁止されている場合に現行命令を実行さ
    せないリセット要求信号を生成するステップ とを含む
    イプライン処理の実行メモリエリア制御方法。
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