JP3365615B2 - 警備装置 - Google Patents

警備装置

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JP3365615B2
JP3365615B2 JP21288098A JP21288098A JP3365615B2 JP 3365615 B2 JP3365615 B2 JP 3365615B2 JP 21288098 A JP21288098 A JP 21288098A JP 21288098 A JP21288098 A JP 21288098A JP 3365615 B2 JP3365615 B2 JP 3365615B2
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肇 藤田
豊 今野
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SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出手段からの検
出信号が入力すると、電話回線等の通信回線を介して遠
隔の監視手段に警報を送信する警備装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、住宅で発生する火災や不法侵入等の
異常を各種の検出手段で検出し、検出手段からの検出信
号に基づき制御手段から遠隔の監視センタの電話番号を
ダイヤルし、監視センタに設置した監視手段に警報を送
信する警備装置がある。このような警備装置の警備モー
ドは、検出信号が入力しても警報を送信しない警備解除
モードと検出信号が入力すると警報を送信する外出警備
モードに大別される。また、住宅に使用する警備装置で
は、さらに、予め決められた検出手段から検出信号が入
力した場合のみ警報を送信する在宅警備モードがある。
つまり、外出警備モードでは、建物外部に面する扉や窓
および建物内部に設置した検出手段の全てを警備状態と
し、在宅警備モードでは、建物内部に人が居るため建物
外部に面する窓や扉に設置した検出手段などの一部の検
出手段を警備状態とする。そして、警備状態にある検出
手段からの検出信号についてのみ監視装置に警報を送信
するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、住宅では換
気や来客のため、建物外部に面した扉や窓を開けること
がある。この場合、従来の住宅用の警備装置では、窓や
扉の開閉により窓や扉に設置した扉開閉検出手段から開
扉信号が出力し、在宅警備モード中であった場合、この
窓の開閉により、不要な警報が監視装置に送信されると
いう問題点があった。
【0004】また、換気等のために一部の窓を開ける場
合であっても、一度警備解除モードに切り換え、換気
後、再度在宅警備モードに切り換えなければならず、手
間がかかるとともに、窓や扉を開けない部屋の扉開閉検
出手段についても警備解除状態になってしまい、防犯上
の問題があった。本発明は上記の点に鑑みてなされたも
ので、窓の開閉などを警備上問題なく警備を行える警備
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、
又は窓の開閉状態を検出し開信号または閉信号を供給す
る検出手段と、該検出手段から該開信号が供給されると
監視区域の警備モードに応じて遠隔の監視手段に通信回
線を介して警報を送信する制御手段とを有する警備装置
において、前記警備モードとして、少なくとも在宅警備
モードを備え、該在宅警備モードを選択すると在宅警備
モード選択信号を出力するモード選択手段と、操作に応
じてキャンセル起動信号を前記制御手段に供給するキャ
ンセル手段とを備え、前記制御手段は、前記モード選択
手段からの前記在宅警備モード選択信号が入力すると、
在宅警備モードになり、前記在宅警備モード中に前記検
出手段から前記開信号が供給されると当該開信号を保持
し、当該開信号が供給されてから所定時間内に前記キャ
ンセル手段から前記キャンセル起動信号が供給された場
合当該検出手段から前記閉信号が供給されるまで前記検
出手段からの前記開信号に基づく警報の送信をキャンセ
ルすることを特徴とする。
【0007】請求項2は、扉又は窓の開閉状態を検出し
開信号または閉信号を供給する検出手段と、該検出手段
から該開信号が供給されると監視区域の警備モードに応
じて遠隔の監視手段に通信回線を介して警報を送信する
制御手段とを有する警備装置において、前記警備モード
として、少なくとも在宅警備モードを備え、該在宅警備
モードを選択すると在宅警備モード選択信号を供給する
モード選択手段と、操作に応じてキャンセル起動信号を
前記制御手段に供給するキャンセル手段とを備え、前記
制御手段は、前記モード選択手段から前記在宅警備モー
ド選択信号が供給されると在宅警備モードとなり、前記
在宅警備モード中に前記キャンセル手段から前記キャン
セル起動信号が供給されてから所定時間内に前記検出手
段から前記開信号が供給された場合当該検出手段から前
記閉信号が供給されるまで前記検出手段からの前記開信
号に基づく警報の送信をキャンセルすることを特徴とす
る。
【0008】請求項3は、請求項1又は2において、
記検出手段は、1又は複数設けられ、前記制御手段は、
前記検出手段のうち1又は複数の検出手段を予め記憶
し、予め記憶している前記検出手段からの前記開信号に
基づく警報の送信のみをキャンセルすることを特徴とす
る。
【0009】請求項4は、請求項1又は2において、
記検出手段は、1又は複数設けられ、前記キャンセル手
段は、前記キャンセル手段を識別するための識別情報を
含むキャンセル起動信号を供給し、前記制御手段は、前
記キャンセル手段に対応して前記検出手段のうち1又は
複数の前記検出手段を予め記憶しておき、前記キャンセ
ル起動信号を供給した前記キャンセル手段に対応する前
記検出手段からの前記開信号に基づく警報の送信のみを
キャンセルすることを特徴とする。
【0010】請求項5は、扉の開閉状態を検出し開扉信
号又は閉扉信号を供給する扉開閉検出手段と、窓の開閉
状態を検出し開信号又は閉信号を供給する窓開閉検出手
段と、人の存在を検出し検出信号を供給する人体検出手
段と、前記開扉信号、前記開信号、前記検出信号のいず
れかが供給されると監視区域の警備モードに応じて遠隔
の監視手段に通信回線を介して警報を送信する制御手段
とを有する警備装置において、前記警備モードとして、
少なくとも在宅警備モードを備え、該在宅警備モードを
選択すると在宅警備モード選択信号を出力するモード選
択手段と、操作に応じてキャンセル起動信号を前記制御
手段に供給するキャンセル手段とを備え、前記制御手段
は、前記モード選択手段からの前記在宅警備モード選択
信号が入力すると、在宅警備モードになり、前記在宅警
備モード中に前記扉開閉検出手段から前記開扉信号が供
給されると当該開扉信号を保持し、当該開扉信号が供給
されてから所定時間内に前記キャンセル手段から前記キ
ャンセル起動信号が供給された場合当該扉開閉検出手段
から閉扉信号が供給されるまで前記扉開閉検出手段と窓
開閉検出手段及び人体検出手段から供給される信号に基
づく警報の送信をキャンセルすることを特徴とする。
【0011】請求項6は、扉の開閉状態を検出し開扉信
号又は閉扉信号を供給する扉開閉検出手段と、窓の開閉
状態を検出し開信号又は閉信号を供給する窓開閉検出手
段と、人の存在を検出し検出信号を供給する人体検出手
段と、前記開扉信号、前記開信号、前記検出信号のいず
れかが供給されると監視区域の警備モードに応じて遠隔
の監視手段に通信回線を介して警報を送信する制御手段
とを有する警備装置において、前記警備モードとして、
少なくとも在宅警備モードを備え、該在宅警備モードを
選択すると在宅警備モード選択信号を出力するモード選
択手段と、操作に応じてキャンセル起動信号を前記制御
手段に供給するキャンセル手段とを備え、前記制御手段
は、前記モード選択手段からの前記在宅警備モード選択
信号が入力すると、在宅警備モードとなり、前記在宅警
備モード中に前記扉開閉検出手段から前記開扉信号が供
給されると当該開扉信号を保持し、当該開扉信号が供給
されてから所定時間内に前記キャンセル手段から前記キ
ャンセル起動信号が供給されかつ前記キャンセル手段か
らキャンセル起動信号が供給されたときに、すでに当該
扉開閉検出手段から閉扉信号が供給されていた場合、当
該扉開閉検出手段から再度開扉信号及び閉扉信号が供給
されるまで、前記扉開閉検出手段と窓開閉検出手段及び
人体検出手段から供給される信号に基づく警報の送信を
キャンセルすることを特徴とする。
【0012】請求項7は、扉の開閉状態を検出し開扉信
号または閉扉信号を供給する扉開閉検出手段を供給する
扉開閉検出手段と、窓の開閉状態を検出し開信号または
閉信号を供給する窓開閉検出手段と、人の存在を検出
し、検出信号を供給する人体検出手段と、前記開扉信
号、前記開信号、前記検出信号のいずれかが供給される
と監視区域の警備モードに応じて遠隔の監視手段に通信
回線を介して警報を送信する制御手段とを有する警備装
置において、前記警備モードとして、少なくとも在宅警
備モードを備え、該在宅警備モードを選択すると在宅警
備モード選択信号を出力するモード選択手段と、操作に
応じてキャンセル起動信号を前記制御手段に供給するキ
ャンセル手段とを備え、前記制御手段は、前記モード選
択手段からの前記在宅警備モード選択信号が入力する
と、在宅警備モードになり、前記在宅警備モード中に前
記キャンセル手段から前記キャンセル起動信号が供給さ
れてから所定時間内に前記扉開閉検出手段から開扉信号
が供給された場合、当該扉開閉検出手段から閉扉信号が
供給されるまで前記扉開閉検出手段と扉開閉検出手段及
び人体検出手段から供給される信号に基づく警報の送信
をキャンセルすることを特徴とする。
【0013】請求項8は、扉の開閉状態を検出し開扉信
号または閉扉信号を供給する扉開閉検出手段と、窓の開
閉状態を検出し開信号または閉信号を供給する窓開閉検
出手段と、人の存在を検出し検出信号を供給する人体検
出手段と、前記開扉信号、前記開信号、前記検出信号の
いずれかが供給されると監視区域の警備モードに応じて
遠隔の監視手段に通信回線を介して警報を送信する制御
手段とを有する警備装置において、前記警備モードとし
て、少なくとも在宅警備モードを備え、該在宅警備モー
ドを選択すると在宅警備モード選択信号を出力するモー
ド選択手段と、操作に応じてキャンセル起動信号を前記
制御手段に供給するキャンセル手段とを備え、前記制御
手段は、前記モード選択手段からの前記在宅警備モード
選択信号が入力すると、在宅警備モードになり、前記在
宅警備モード中に前記キャンセル手段から前記キャンセ
ル起動信号が供給されてから所定時間内に前記扉開閉検
出手段から開扉信号が供給され、かつ、開扉信号が供給
されてから所定時間内に閉扉信号が供給された場合、当
該扉開閉検出手段から再度開扉信号及び閉扉信号が供給
されるまで前記扉開閉検出手段と窓開閉検出手段及び人
体検出手段から供給される信号に基づく警報の送信をキ
ャンセルすることを特徴とする。
【0014】請求項9は、請求項5乃至8において、
記扉開閉検出手段、前記窓開閉検出手段、前記人体検出
手段は、それぞれ1又は複数設けられ、前記制御手段
は、前記扉開閉検出手段、前記窓開閉検出手段、前記人
体検出手段のうち少なくとも1つを予め記憶し、予め記
憶している前記扉開閉検出手段、前記窓開閉検出手段、
前記人体検出手段から供給される前記開扉信号、前記開
信号、前記検出信号に基づく警報の送信のみをキャンセ
ルすることを特徴とする。
【0015】請求項10は、請求項5乃至8において、
前記扉開閉検出手段、前記窓開閉検出手段、前記人体検
出手段は、それぞれ1又は複数設けられ、前記キャンセ
ル手段は、前記キャンセル手段を識別するための識別情
報を含むキャンセル起動信号を供給し、前記制御手段
は、前記キャンセル手段に対応して前記扉開閉検出手
段、前記窓開閉検出手段、前記人体検出手段のうち少な
くとも1つを予め記憶しておき、前記キャンセル起動信
号を供給した前記キャンセル手段に対応する前記扉開閉
検出手段、前記窓開閉検出手段、前記人体検出手段から
供給される前記開扉信号、前記開信号、前記検出信号に
基づく警報の送信のみをキャンセルすることを特徴とす
る。請求項1によれば、在宅警備モードに設定する時に
警備状態とする検出手段を選択することができ、選択さ
れた検出手段のみを警備状態とするようにしており、換
気等で開ける窓や扉等の検出手段のみを警備解除状態と
し、その他の検出手段については、警備状態として侵入
者の有無を検出することができる。請求項2〜11によ
れば、キャンセル手段を操作した場合は、キャンセル手
段の操作後、一定時間内に発生した扉開閉検出手段から
の開扉信号については、キャンセルするようにしてお
り、在宅警備モード中に窓や扉を開ける場合は、キャン
セル手段を操作することで扉開閉検出手段からの開扉信
号をキャンセルし、不要な警報を送信するのを防止でき
る。
【0016】請求項1〜10によれば、キャンセル手段
を操作した場合は、キャンセル手段の操作後、または、
キャンセル手段の操作前、一定時間内に発生した扉開閉
検出手段からの開扉信号については、キャンセルするよ
うにしており、在宅警備モード中に窓や扉を開ける場合
は、キャンセル手段を操作することで扉開閉検出手段か
らの開扉信号をキャンセルし、不要な警報を送信するの
を防止できる。さらに、請求項3、4及び9、10によ
れば、予め記憶している扉開閉検出手段等、または、操
作されたキャンセル手段に対応する扉開閉検出手段等か
らの開扉信号のみをキャンセルするようにしている。こ
のため、キャンセルする扉開閉検出手段等を最小限に
し、住人が在室中であっても窓や扉を開けない部屋の扉
開閉検出手段等については、警備状態にしておくことが
できるので、警備状態にある扉や窓については、確実に
異常を発見することができ、防犯性の高い警備装置を提
供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に本発明の第1実施例のブロ
ック構成図を示す。図1において1−1〜1−nは、検
出手段であり、それぞれ検出部11−1〜11−n及び
送信部12−1〜12−nから構成されている。検出部
11−1〜11−nは、住宅への侵入者や火災などの異
常状態の発生を検出し、検出信号を出力する。検出部1
1−1〜11−nから出力された検出信号は、送信部1
2−1〜12−nに供給される。送信部12−1〜12
−nは、検出部11−1〜11−nから検出信号が供給
されると、各検出手段1−1〜1−n毎に予め設定され
た個別情報を制御装置2に送信する。
【0018】制御装置2は、受信部20、制御部21、
第1のタイマ22a、第2のタイマ22b、カウンタ2
3、モード記憶部24、検出手段記憶部25、暗証番号
記憶部26、警報保持部27、通信制御部28から構成
される。受信部20は、検出手段1−1〜1−nの送信
部12−1〜12−nから送信される個別情報を受信
し、受信した個別情報を制御部21に対して出力する。
【0019】第1のタイマ22aは、制御部21に接続
されており、制御部21から起動信号が入力すると起動
し、所定の時間、例えば、10秒間の計時を行うと制御
部21に対して計時終了信号を出力する。第2のタイマ
22bは、制御部21に接続されており、制御部21か
ら起動信号が入力すると起動し、所定の時間、例えば、
1分間の計時を行うと制御部21に対して計時終了信号
を出力する。
【0020】カウンタ23は、制御部21と接続されて
おり、制御部21からカウント信号が入力するとカウン
ト値に「1」を加算し、制御部21からリセット信号が
入力すると、カウント値を初期値「0」にリセットす
る。モード記憶部24は、制御部21から供給される外
出警備モード信号、在宅警備モード信号、警備解除モー
ド信号のいずれかが入力すると、入力信号に応じた警備
モードを記憶する。
【0021】検出手段記憶部25は、制御部21に接続
されており、制御部21からの個別情報が入力すると、
当該個別情報を記憶し、制御部21からのクリア信号が
入力すると、記憶している個別情報を消去する。暗証番
号記憶部26は、制御部21に接続されていて、予め照
合用の暗証番号を照合番号として記憶している。
【0022】警報保持部27は、制御部21に接続され
ており、制御部21からの個別情報が入力すると、当該
個別情報を記憶し、制御部21からクリア信号が入力す
ると、記憶している個別情報を消去する。通信制御部2
8は、制御部21に接続されており、制御部21から監
視装置3の電話番号が入力すると、監視装置3との間の
通信回線の捕捉動作を行い、監視装置3との間の通信回
線が接続されると、接続確認信号を制御部21に出力す
る。また、制御部21から警報が入力すると、通信回線
を介して当該警報を監視装置3に送信する。
【0023】制御部21は、操作装置4から暗証番号に
加えて、外出警備モード信号、在宅警備モード信号、警
備解除モードのいずれか1つが入力すると、当該暗証番
号が暗証番号記憶部26に記憶された照合番号と一致す
るか否かを判断する。そして、当該暗証番号が照合番号
と一致すると、操作装置4から入力した信号が外出警備
モード信号または警備解除モード信号であった場合は、
当該入力信号をモード記憶部24に出力するとともに、
カウンタ23にリセット信号を供給する。なお、このと
き、操作装置4から警備解除モード信号が入力された場
合には、警備保持部27にクリア信号を出力する。
【0024】また、制御部21は、操作装置4から入力
した信号が在宅警備モード信号であった場合は、操作装
置4からの個別情報の入力待機状態となる。そして、個
別情報の入力待機状態のときに操作装置4から個別情報
が入力すると、当該個別情報を検出手段記憶部25に出
力するとともに、モード記憶部24に在宅警備モード信
号を出力する。さらに警報保持部27にクリア信号を出
力する。
【0025】また、制御部21は、操作装置4から入力
した暗証番号が暗証番号記憶部26に記憶された照合番
号と一致しなかった場合には、カウンタ23にカウント
信号を出力し、カウンタ23のカウント値が所定値、例
えば、「3」になると、操作装置4にメッセージ信号を
出力する。さらに、制御部21は、操作装置4から外出
警備モード信号、在宅警備モード信号、警備解除モード
信号のいずれかが入力すると、第1のタイマ22aに対
して起動信号を出力し、第1のタイマ22aを起動す
る。第1のタイマ22aが起動して、操作装置4から暗
証番号の入力がない状態で、第1のタイマ22aから計
時終了信号が入力すると、カウンタ23にリセット信号
を出力する。
【0026】また、制御部21は、受信部20から検出
手段1−1〜1−nの個別情報が入力すると、モード記
憶部24に記憶されてる警備モードを確認する。このと
き、制御部21は、モード記憶部24に記憶されている
警備モードが外出警備モードであれば、予め記憶してい
る監視装置3の電話番号を通信制御部28に出力し、通
信制御部28から接続確認信号が入力すると、検出手段
1−1〜1−nから受信部20を介して入力した個別情
報に基づいて当該監視区域の識別情報と検出した異常の
種類を示す情報を含む警報を通信制御部28に出力す
る。
【0027】また、制御部21は、受信部20から検出
手段1−1〜1−nの個別情報が入力したとき、モード
記憶部24に記憶している警備モードが在宅警備モード
であれば、当該検出手段1−1〜1−nの個別情報が検
出手段記憶部25に記憶されているか否かを確認し、当
該検出手段1−1〜1−nの個別情報が検出手段記憶部
25に記憶されている場合には、当該検出手段1−1〜
1−nの個別情報を警報保持部27に出力するととも
に、第2のタイマ22bに起動信号を出力し、また、操
作装置4のスピーカ44から監視区域が警備状態である
ことを知らせるメッセージを流すためのメッセージ信号
を操作装置4に対して出力する。なお、操作装置4から
警備解除モード信号が入力せず、第2のタイマ22bか
ら計時終了信号が入力すると、通信制御部28に監視装
置3の電話番号を出力し、通信制御部28から接続確認
信号が入力すると、受信部20に入力した個別情報に基
づいて当該監視区域の識別情報と検出した異常の種類を
示す情報を含む警報を通信制御部28に出力するととも
に、警報保持部27にクリア信号を出力する。また、第
2のタイマ22bからの計時終了信号が入力する前に操
作装置4から警備解除モード信号が入力すると、当該信
号をモード記憶部24に出力するとともに、警報保持部
27にクリア信号を出力する。
【0028】監視装置3は、通信回線を介して制御装置
2から警報を受信すると、警報の受信を音声や文字によ
り監視員に報知する。操作装置4は、モード選択部4
1、暗証番号入力部42、検出手段選択部43、スピー
カ44から構成される。モード選択部41は、操作者の
操作に応じて外出警備モードを選択する外出警備モード
信号、在宅警備モードを選択する在宅警備モード信号、
警備モードを解除する警備解除モード信号のいずれかを
制御装置3に出力する。
【0029】暗証番号入力部42は、テンキーなどより
構成され、操作者が入力した暗証番号を制御装置2に対
して出力する。検出手段選択部43は、操作者が選択し
た検出手段1−1〜1−nの個別情報を制御装置2に出
力する。スピーカ44は、制御装置2からメッセージ信
号が入力され、入力されたメッセージ信号に応じた音声
を出力する。
【0030】次に、本実施例の警備装置の動作を図面と
ともに説明する。図2乃至図4に本発明の第1実施例の
警備装置の動作フローチャートを示す。外出警備モード
は、住人が全て外出するときに操作装置4のモード選択
部41により外出警備モードを選択することにより設定
される。モード選択部41は、住人により外出警備モー
ドが選択されると、制御装置2に対して外出警備モード
信号を出力する。
【0031】操作装置4のモード選択部41から出力さ
れた外出警備モード信号は、制御装置2の制御部21に
入力する。制御部21は、モード選択部41から外出警
備モード信号が入力すると(ステップS101)、住宅
に設置された全ての検出手段1−1〜1−nが正常状態
であるか否か、つまり、受信部20よりいずれの検出手
段1−1〜1−nの個別情報も入力していないことを確
認するとともに(ステップS102)、第1のタイマ2
2aに対して起動信号を出力する(ステップS10
3)。
【0032】第1のタイマ22aは、起動信号の入力に
応じて10秒間の計時を開始する。なお、制御部21
は、ステップS102で、検出手段1−1〜1−nの少
なくとも1つに異常がある、すなわち、受信部20に検
出手段1−1〜1−nの個別情報が1つでも入力してい
る場合には、操作装置4のスピーカ44から窓や扉の開
閉状態などの確認を促すメッセージを流すためのメッセ
ージ信号を操作装置4のスピーカ44に出力する(ステ
ップS108)。操作装置4のスピーカ44は、ステッ
プS108で、制御部21からのメッセージ信号が入力
すると、当該メッセージ信号に応じたメッセージを音声
として出力する。
【0033】また、制御部21は、ステップS102
で、全ての検出手段1−1〜1−nが正常であれば、第
1のタイマ22aに起動信号を出力し、第1のタイマ2
2aを起動させるとともに(ステップS103)、暗証
番号の入力待機状態となる。住人は、制御部21が暗証
番号の入力待機状態となると、暗証番号入力部42から
暗証番号を入力する。暗証番号入力部42は、住人によ
り暗証番号が入力されると、入力された暗証番号を制御
装置2の制御部21に出力する。
【0034】制御部21は、操作装置4の暗証番号入力
部21から暗証番号が入力すると(ステップS10
4)、当該暗証番号と暗証番号記憶部26に記憶された
照合番号とを比較して両者が一致するか、否かを判定す
る(ステップS105)。制御部21は、ステップS1
05で、暗証番号と照合番号とが一致すると判定した場
合には、操作装置4のモード選択部41から入力した外
出警備モード信号をモード記憶部24に出力する。モー
ド記憶部24は、制御部21から外出警備モード信号が
入力すると、外出警備モードを記憶し、警備モードを外
出警備モードに切り替える(ステップS106)。
【0035】なお、制御部21は、ステップS104
で、暗証番号入力部42から暗証番号が入力されず、第
1のタイマ22aから計時終了信号が入力される、すな
わち、暗証番号の入力待機状態で、10秒間が経過する
と(ステップS109)、処理を中止する。また、制御
部21は、ステップS105で、操作装置4の暗証番号
入力部42から入力した暗証番号と暗証番号記憶部26
に記憶している照合番号とが一致しなかった場合には、
カウンタ23にカウント信号を出力し、カウンタ23の
カウント値に「1」を加算する。制御部21は、カウン
タ23のカウント値が「3」に達しているか否かを確認
する(ステップS110)。
【0036】ステップS110で、カウンタ23のカウ
ント値が「3」に達していない場合には、ステップS1
04、つまり暗証番号の入力待機状態に戻る。なお、制
御部21は、ステップS110で、カウンタ23のカウ
ント値が「3」に達している場合、すなわち、暗証番号
を3回入力し、3回とも暗証番号記憶部26に記憶され
ている暗証番号とは一致しなかった場合、第2のタイマ
22bに起動信号を出力し、第2のタイマ22bを起動
するとともに、操作装置4のスピーカ44に対して暗証
番号に誤りがある旨のメッセージ信号を出力する(ステ
ップS111)。操作装置4のスピーカ44は、制御部
21から暗証番号に誤りがある旨のメッセージ信号が入
力すると、メッセージ信号に応じた音声を出力する。
【0037】そして、制御部21は、第2のタイマ22
bから計時終了信号が入力する、つまり、スピーカ44
から音声を出力しはじめてから1分が経過すると、カウ
ンタ23にリセット信号を出力する(ステップS10
7)。カウンタ23は、制御部21からリセット信号が
入力すると、カウント値を初期値「0」にリセットす
る。
【0038】次に、外出警備モードの警報送信動作を図
3とともに説明する。例えば、外出警備モード中に、窓
が開けられると、当該窓に設置された検出手段1−1〜
1−nの検出部11−1〜11−nが送信部12−1〜
12−nに検出信号を入力する。送信部12−1〜12
−nは、検出部11−1〜11−nから検出信号が入力
すると、制御装置2に個別情報を送信する。
【0039】制御装置2は、検出手段1−1〜1−nの
送信部12−1〜12−nから送信された個別情報を受
信部20で受信する。受信部20は、当該個別情報を制
御部21に出力する。制御部21は、受信部20から検
出手段1−1〜1−nの個別情報が入力すると、モード
記憶部24に記憶された現在の警備モードを参照する
(ステップS201、S202)。ステップS201
で、モード記憶部24に記憶された警備モードが外出警
備モードである場合には、まず、監視装置3に警報を送
信する警報送信処理を実行する(ステップS203)。
【0040】ステップS203の警報送信処理について
詳細に説明する。警報送信処理では、制御部21は、ま
ず、監視装置3の電話番号を通信制御部28に出力す
る。通信制御部28は、常時電話回線が使用中か否かを
監視しており、電話回線が使用中でなければ、電話回線
をオンフック状態として、制御部21から入力された電
話番号にダイヤルして、監視装置3に接続要求信号を送
信する。
【0041】なお、電話回線が使用中の場合には、通信
制御部28は、オンフック状態となるまで待機し、電話
回線がオンフック状態になったときに、電話回線をオフ
フック状態として制御部21から入力した電話番号にダ
イヤルして、監視装置3に接続要求信号を送信する。監
視装置3は、制御装置2からの接続要求信号を受信する
と、電話回線を介して通信回線の接続が完了したことを
示す接続確認信号を制御装置2に送信する。制御装置2
は、監視装置3からの接続確認信号を通信制御部28で
受信し、当該接続確認信号を制御部21に出力するとと
もに、警報を送信することを監視装置3に予告する送信
予告信号を電話回線を介して監視装置3に送信する。
【0042】監視装置3は、制御装置2から送信予告信
号を受信すると、制御装置3に対して警報を受信する準
備が整ったことを示す送信要求信号を送信する。制御装
置2は、監視装置3から送信された送信要求信号を通信
制御部28で受信する。通信制御部28は、監視装置3
から入力された送信要求信号を制御部21に出力する。
【0043】制御部21は、通信制御部28から送信要
求信号が入力すると、受信部20からの検出手段1−1
〜1−nの個別情報に基づき環視区域を識別する識別情
報と検出手段1−1〜1−nにより検出された異常の種
類を含む警報を折返し、通信制御部28に出力する。通
信制御部28は、制御部21からの警報が入力すると、
電話回線を介して監視装置3に送信する。
【0044】監視装置3は、制御装置2からの警報を受
信すると、当該警報の受信を文字や音声により出力し、
監視員に報知するとともに、警報を受信したことを示す
受信確認信号を電話回線を介して制御装置2に送信す
る。制御装置2では、監視装置3からの受信確認信号を
通信制御部28で受信する。通信制御部28は、受信確
認信号を受信すると、当該受信確認信号を制御部21に
出力する。制御部21は、通信制御部28から受信確認
信号が入力すると、警報送信動作を終了する。
【0045】次に、警備解除モード設定動作を図3とと
もに説明する。帰宅した住人は、まず、操作装置4のモ
ード選択部41により警備解除モードを選択する。モー
ド選択部41は、住人により警備解除モードが選択され
ると、制御装置2に警備解除モード信号を出力する。警
備解除モード信号は、制御装置2の制御部21に入力さ
れる。制御部21は、警備解除モード信号が入力すると
(ステップS204)、まず、第1のタイマ22aに対
して起動信号を出力するとともに、暗証番号入力待機状
態となる。第1のタイマ22aは、制御部21から起動
信号が入力すると、10秒間の計時を開始する。
【0046】ここで、暗証番号入力待機状態で、住人に
より暗証番号入力部42から暗証番号が入力されたとす
る。暗証番号入力部42は、住人により暗証番号が入力
されると、制御装置2の制御部21に暗証番号を出力す
る。制御部21は、暗証番号入力部42から暗証番号が
入力すると(ステップS205)、暗証番号入力部42
からの暗証番号と暗証番号記憶部26に記憶された照合
番号とが一致するか否かを判定する(ステップS20
6)。
【0047】ステップS206で、暗証番号と照合番号
とが一致する場合は、モード記憶部24に対してモード
選択部41から制御部21に供給された警備解除モード
信号を出力する。モード記憶部24は、制御部21から
警備解除モード信号が入力すると、警備解除モード信号
を記憶し、制御装置2は警備解除モードに切り換わる
(ステップS207)。
【0048】なお、制御部21は、ステップS205で
暗証番号が入力されず、第1のタイマ22aから計時終
了信号が入力する、すなわち、暗証番号の入力待機状態
のまま10秒が経過すると(ステップS209)、処理
を中止する。また、制御部21は、ステップS206で
操作装置4から入力した暗証番号と暗証番号記憶部26
に記憶された照合番号とが一致しない場合には、カウン
タ23にカウント信号を出力する。カウンタ23は、制
御部21からカウント信号が入力されると、カウント値
に「1」を加算する。
【0049】そして、制御部21は、カウンタ23のカ
ウント値が「3」に達しているか否かを判定する(ステ
ップS210)。ステップS210で、カウンタ23の
カウント値が「3」に達していない場合には、ステップ
S205、つまり暗証番号の入力待機状態に戻る。な
お、制御部21は、ステップS210で、カウンタ23
のカウント値が「3」に達している場合、すなわち、暗
証番号を3回入力し、3回とも暗証番号記憶部26に記
憶されている照合番号と一致しない場合、操作装置4の
スピーカ44から暗証番号に誤りがある旨のメッセージ
を流すためのメッセージ信号をスピーカ44に出力し、
第2のタイマ22bに起動信号を出力する(ステップS
211)。操作装置4のスピーカ44は、制御部21か
ら暗証番号に誤りがある旨のメッセージ信号が入力する
と、メッセージ信号に応じた音声を出力する。
【0050】そして、制御部21は、メッセージを出力
して、1分経過し、第2のタイマ22bから計時終了信
号が入力すると(ステップS212)、カウンタ23に
リセット信号を出力する(ステップS213)。カウン
タ23は、制御部21からリセット信号が入力すると、
カウント値を初期値「0」にリセットする。次に、在宅
警備モード設定動作を図2に戻って説明する。
【0051】住人は就寝時などには、操作装置4のモー
ド選択部41により在宅警備モードを選択する。モード
選択部41は、在宅警備モードが選択されると、在宅警
備モード信号を制御装置2の制御部21に供給する。ま
た、このとき、住人は、操作装置4の検出手段選択部4
3により警備状態とする検出手段1−1〜1−nを選択
する。
【0052】検出手段選択部43は、選択された検出手
段1−1〜1−nの個別情報を制御装置2の制御部21
に出力する。制御装置2の制御部21は、モード選択部
41から在宅警備モード信号が入力し、検出手段選択部
43から個別情報が入力すると(ステップS113、S
114)、当該選択された検出手段1−1〜1−nが正
常状態であるか否か、つまり、受信部20よりいずれの
検出手段1−1〜1−nの個別情報も入力していないこ
とを確認する(ステップS115)。
【0053】制御部21は、ステップS115で、検出
手段1−1〜1−nに異常がある、すなわち、受信部2
0から検出手段1−1〜1−nの個別情報が入力されて
いる場合には、操作装置4のスピーカ44にメッセージ
信号を出力する(ステップS125)。操作装置4のス
ピーカ44は、ステップS125で、制御部21からメ
ッセージ信号が入力されると、当該メッセージ信号に応
じたメッセージを音声として出力する。
【0054】また、制御部21は、ステップS115
で、選択された全ての検出手段1−1〜1−nが正常で
あれば、暗証番号の入力待機状態となるとともに、第1
のタイマ22aに対して起動信号を出力する(ステップ
S116)。第1のタイマ22aは、起動信号に応じて
10秒間の計時を開始する。住人は、制御部21が暗証
番号の入力待機状態になると、暗証番号入力部42から
暗証番号を入力する。暗証番号入力部42は、住人によ
り暗証番号が入力されると、入力された暗証番号を制御
装置2の制御部21に出力する。
【0055】制御部21は、操作装置4の暗証番号入力
部21から暗証番号が入力すると(ステップS11
7)、この暗証番号と暗証番号記憶部26に記憶された
照合番号とを比較して両者が一致するか否かを判定する
(ステップS118)。制御部21は、ステップS11
8で、暗証番号と暗証番号記憶部26に記憶された照合
番号とが一致すると判定した場合には、操作装置4のモ
ード選択部41から入力した在宅警備モード信号をモー
ド記憶部24に出力する。モード記憶部24は、制御部
21から在宅警備モード信号が入力すると、在宅警備モ
ードを記憶する。制御部21は、モード記憶部24に記
憶された在宅警備モードに警備モードを切り替える(ス
テップS119)。 なお、制御部21は、ステップS
117で、暗証番号が入力されず、第1のタイマ22a
から計時終了信号が入力される、すなわち、暗証番号の
入力待機状態で、10秒間が経過すると(ステップS1
21)、処理を中止する。
【0056】また、制御部21は、ステップS118
で、操作装置4の暗証番号入力部42から入力された暗
証番号と暗証番号記憶部26に記憶されている照合番号
とが一致しなかった場合には、カウンタ23にカウント
信号を出力し、カウンタ23のカウント値に「1」を加
算する。制御部21は、カウンタ23のカウント値が
「3」に達しているか否かを確認する(ステップS12
2)。
【0057】ステップS122で、カウンタ23のカウ
ント値が「3」に達していない場合には、ステップS1
17、つまり暗証番号入力待機状態に戻る。なお、制御
部21は、ステップS122で、カウンタ23のカウン
ト値が「3」に達している場合、すなわち、暗証番号を
3回入力し、3回とも暗証番号記憶部26に記憶されて
いる照合番号とは一致しない場合、操作装置4のスピー
カ44から暗証番号に誤りがある旨のメッセージを音声
出力するためのメッセージ信号をスピーカ44に出力す
る(ステップS123)。操作装置4のスピーカ44
は、制御部21から暗証番号に誤りがある旨のメッセー
ジ信号が入力すると、メッセージ信号に応じた音声を出
力する。
【0058】そして、制御部21は、メッセージを出力
して、1分経過し、第2のタイマ22bから計時終了信
号が入力されると(ステップS124)、カウンタ23
にリセット信号を出力する(ステップS107)。カウ
ンタ23は、制御部21からリセット信号が入力する
と、カウント値を初期値「0」にリセットする。次に、
在宅警備モードの動作を図4とともに説明する。
【0059】在宅警備モード中に警備中の窓を開ける
と、当該窓に設置された検出手段1−1〜1−nの検出
部11−1〜11−nから送信部12−1〜12−nに
検出信号が出力される。送信部12−1〜12−nは、
検出部11−1〜11−nからの検出信号が入力する
と、検出手段1−1〜1−nを識別する個別情報を制御
装置2に送信する。
【0060】当該個別情報は、制御装置2の受信部20
で受信される。個別情報を受信した受信部20は、当該
個別情報を制御部21に出力する。制御部21は、検出
手段1−1〜1−nから受信部20を介して個別情報が
入力されると、まず、モード記憶部24を参照して、モ
ード記憶部24に記憶されている警備モードを確認し
(ステップS214、S310)、当該個別情報が検出
手段記憶部25に記憶されているか否か、すなわち、警
備状態の検出手段1−1〜1−nであるか否かを確認す
る(ステップS311)。
【0061】ステップS311で、当該個別情報が検出
手段記憶部25に記憶されていない場合には、検出手段
1−1〜1−nは、警備解除状態であるため、警報を送
信せず処理を終了する。また、制御部21は、ステップ
S311で、当該検出手段の個別情報が検出手段記憶部
25に記憶されていた場合には、次に当該個別情報を警
報保持部27に出力するとともに、操作装置4のスピー
カ44から警備解除操作を促すメッセージを出力するた
めのメッセージ信号をスピーカ44に出力する。このと
き、制御部21は、第2のタイマ22bに起動信号を出
力し、第2のタイマ22bを起動する。スピーカ44
は、メッセージ信号が入力すると、当該メッセージ信号
に応じて警備解除操作を促すメッセージを音声出力す
る。
【0062】ここで、警備解除操作を促すメッセージを
聞いた住人は、まず、操作装置4のモード選択部41に
より警備解除モードを選択する。モード選択部41は、
警備解除モードが選択されると、制御装置2に対して警
備解除モード信号を出力する。制御装置2の制御部21
は、モード選択部41からの警備解除モード信号が入力
すると(ステップS315)、暗証番号入力待機状態と
なるとともに、第1のタイマ22aに起動信号を出力
し、第1のタイマ22aを起動する。
【0063】制御部21は、暗証番号入力状態で、暗証
番号入力部42から暗証番号が入力されると(ステップ
S316)、入力された暗証番号と暗証番号記憶部26
に記憶された照合番号とが一致するか否かを確認する
(ステップS317)。ステップS317で、入力され
た暗証番号と暗証番号記憶部26に記憶された照合番号
とが一致する場合には、制御部21はモード記憶部24
に警備解除モード信号を出力するとともに、警報保持部
27に対して記憶している個別情報を消去するためのク
リア信号を出力する。また、制御部21は、スピーカ4
4に出力していた警備解除操作を促すメッセージ信号を
停止する。
【0064】モード記憶部24は、制御部21から警備
解除モード信号が入力すると、記憶された警備モードを
警備解除モードに切り換える(ステップS318)。ま
た、警報保持部27は、制御部21からクリア信号が入
力すると、記憶している個別情報を消去する(ステップ
S319)。さらに、操作装置4のスピーカ44は、制
御部21からメッセージ信号が入力しなくなると、メッ
セージ音声出力を停止する(ステップS320)。
【0065】なお、制御部21は、ステップS315
で、警備解除モード信号が入力しない場合、又は、ステ
ップS316で暗証番号が入力しない場合、又は、ステ
ップS317で入力した暗証番号が暗証番号記憶部26
に記憶している照合番号と一致しない場合には、第2の
タイマ22bから計時終了信号が入力したか否か、すな
わち、受信部20から検出手段1−1〜1−nの個別情
報が入力してから1分経過したか否かを確認する(ステ
ップS321)。
【0066】制御部21は、ステップS321で、第2
のタイマ22bから計時終了信号が入力されていなけれ
ば、ステップS314に戻り、警備解除モード信号の入
力待機状態となる。また、制御部21は、警備解除モー
ド信号あるいは暗証番号が入力しない、又は、ステップ
S317で入力した暗証番号が暗証番号記憶部26に記
憶している照合番号と一致せず、第2のタイマ22bか
ら計時終了信号が入力する、すなわち、検出手段1−1
〜1−nの個別情報が入力してから1分経過すると(ス
テップS321)、監視装置3に警報を送信する警報送
信処理を実行する。なお、警報送信処理については、前
記ステップS203と同じであるので、ここではその説
明は省略する。
【0067】以上、本実施例によれば、検出手段1−1
〜1−nのうち操作装置4の検出手段選択部43により
選択された検出手段により異常が検出されたときのみに
警報を監視装置3に送信することができる。よって、換
気や来客のため、建物外部に面した扉や窓を開ける場
合、予め在宅警備モードに設定する際に警備状態とする
検出手段を選択することができ、選択された検出手段の
み警備状態とすることで、換気等で開ける窓や扉の検出
手段のみを警備解除状態とし、その他の検出手段につい
ては、警備状態として侵入者の有無を検出することがで
きるため、不要な警報の送信を防止できる。
【0068】次に本発明の第2実施例を説明する。第2
実施例は、検出手段により警備状態の窓などを開閉して
も、検出信号をキャンセルする手段を設け、不要な警報
の発報を防止するものである。図5に本発明の第2実施
例のブロック構成図を示す。同図中、図1と同一構成部
分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0069】本実施例では、検出手段1−1〜1−nを
構成する検出部11−1〜11−nは、扉の開閉状態を
検出し、扉が開いている時は開扉信号、扉が閉じている
ときには閉扉信号が出力される。送信部12−1〜12
−nは、検出部11−1〜11−nから開扉信号又は閉
扉信号が入力されると、制御装置2に検出手段1−1〜
1−nを識別するための個別情報を出力する。
【0070】本実施例の警備装置は、キャンセル手段5
を新たに追加するとともに、制御装置2に、受信部2
0、制御部21、第1のタイマ22a、第2のタイマ2
2b、カウンタ23、モード記憶部24、検出手段記憶
部25、暗証番号記憶部26、警報保持部27、通信制
御部28に加えて、第3のタイマ22c及びキャンセル
対象記憶部29を設けた構成とされている。
【0071】キャンセル手段5は、起動部51及び送信
部52から構成される。起動部51は、住人の操作によ
り起動信号を送信部52に出力する。送信部52は、起
動部51から起動信号が入力するとキャンセル起動信号
を制御装置2に出力する。第3のタイマ22cは、制御
部21から起動信号が入力すると起動し、所定時間、例
えば、1分計時すると計時終了信号を制御部21に出力
する。
【0072】キャンセル対象記憶部29は、検出手段1
−1〜1−nのうちキャンセルの対象となる検出手段1
−1〜1−nの個別情報を記憶している。受信部20
は、検出手段1−1〜1−nから個別情報を受信する
と、当該個別情報を制御部21に出力するとともに、キ
ャンセル手段5からキャンセル起動信号を受信すると、
当該キャンセル起動信号を制御部21に対して出力す
る。
【0073】制御部21は、受信部20からキャンセル
起動信号が入力すると、第3のタイマ22cに起動信号
を出力する。また、制御部21は、受信部20から検出
手段1−1〜1−nの個別情報が入力すると、モード記
憶部24に記憶されてる警備モード信号を確認する。こ
のとき、制御部21は、モード記憶部24に記憶されて
いる警備モードが外出警備モード又は警備解除モードで
あれば、前記第1実施例と同じである。
【0074】さらに、制御部21は、モード記憶部24
に記憶されている警備モードが在宅警備モードであれ
ば、当該検出手段1−1〜1−nの個別情報が検出手段
記憶部25に記憶されているか否か、第3のタイマ22
cが計時中であるか否かを確認する。制御部21は、当
該検出手段1−1〜1−nの個別情報が検出手段記憶部
25に記憶されており、かつ、第3のタイマ22cが計
時中でない場合には、当該検出手段1−1〜1−nから
の個別情報を警報保持部27に出力するとともに、第2
のタイマ22bに起動信号を出力する。
【0075】また、このとき、受信部20からキャンセ
ル起動信号が入力すると、第3のタイマ22cに起動信
号を出力するとともに、警報保持部27にクリア信号を
出力する。なお、制御部21は、操作装置4から警備解
除モード信号又は受信部20からキャンセル起動信号が
入力せず、第2のタイマ22bから計時終了信号が入力
すると、通信制御部28に監視装置3の電話番号を出力
し、通信制御部28から接続確認信号が入力されると、
警報保持部27に記憶した個別情報に基づいて当該監視
区域の識別情報と検出した異常の種類を示す情報を含む
警報を通信制御部28に出力するとともに、警報保持部
27にクリア信号を出力する。
【0076】次に本実施例の動作を図6とともに説明す
る。図6に本発明の第2実施例の動作フローチャートを
示す。なお、図2、図3に示す警備モード設定動作及び
外出警備モード中の警報の動作については第1実施例と
同じであるので、その説明は省略し、ここでは、本実施
例の特徴となる在宅警備モード中の警報の送信動作につ
いてのみ説明する。
【0077】例えば、在宅警備モード中に窓が開くと、
当該窓に設定した検出手段1−1〜1−nの検出部11
−1〜11−nがこれを検出し、開扉信号を送信部12
−1〜12−nに供給する。送信部12−1〜12−n
は、検出部11−1〜11−nから開扉信号が入力する
と、個別情報を制御装置2に送信する。検出手段1−1
〜1−nから送信された個別情報は、受信部20を介し
て制御部21に供給される。制御部21は、個別情報が
入力すると、モード記憶部24に記憶された警備モード
を確認する。制御部21は、モード記憶部24に記憶さ
れている警備モードが在宅警備モードであることを確認
すると、当該個別情報が検出手段記憶部25に記憶され
ているか否か、すなわち、警備状態の検出手段であるか
否かを確認する(ステップS412)。
【0078】制御部21は、当該個別情報が検出手段記
憶部25に記憶されていなければ、当該個別情報に対応
する検出手段は、警備解除状態であるため、警報は送信
せず処理を終了する。また、制御部21は、ステップS
412で、当該検出手段の個別情報が検出手段記憶部2
5に記憶されていれば、次に、第3のタイマ22cが計
時中か否か、すなわち、キャンセル機能が起動中か否か
を確認する。制御部21は、キャンセル機能が起動中の
場合、当該個別情報がキャンセル記憶部29に記憶され
ているか、否かを確認する(ステップS423)。ステ
ップS423で、キャンセル対象記憶部29に記憶され
ている個別情報と一致した場合は、当該個別情報をキャ
ンセル(無効)にする(ステップS424)。
【0079】さらに、制御部21は、ステップS423
で、キャンセル機能が動作中でない場合には、検出手段
からの個別情報を警報保持部27に出力するとともに、
第2のタイマ22bに対して起動信号を出力する。ま
た、操作装置4のスピーカ44に警備解除操作を促すメ
ッセージ信号を出力する(ステップS414、S41
5、S416)。
【0080】警報保持部27は、制御部21から個別情
報が入力すると、当該個別情報を記憶する。また、第2
のタイマ22bは、制御部21から起動信号が入力する
と、計時を開始する。さらに、操作装置4のスピーカ4
4は、制御部21からメッセージ信号が入力すると、メ
ッセージ信号に応じたメッセージを音声出力する。
【0081】住人はスピーカ44から出力される警備解
除操作を促すメッセージを聞くことにより、警備解除操
作を行う。警備解除操作では、住人は、モード選択部4
1により警備解除モードを選択する操作を行う。モード
選択部41は、警備解除モードが選択されると、警備解
除モード信号を制御部21に出力する。制御部21は、
モード選択部41から警備解除モード信号が入力すると
(ステップS417)、暗証番号入力待機状態となる。
【0082】ここで、住人は、暗証番号入力部42から
暗証番号を入力する。暗証番号入力部42は、入力され
た暗証番号を制御部21に出力する。制御部21は、暗
証番号が入力されると(ステップS418)、暗証番号
入力部42から入力した暗証番号と暗証番号記憶部26
に記憶された照合番号とが一致するか否かを確認する
(ステップS419)。
【0083】制御部21は、ステップS419で、暗証
番号入力部42から入力された暗証番号と暗証番号記憶
部26に記憶された照合番号とが一致する場合には、モ
ード記憶部24に対してモード選択部41から入力され
た警備解除モード信号を出力するとともに、警報保持部
27に対して記憶している個別情報を消去するクリア信
号を出力する。また、スピーカ44へのメッセージ信号
の出力を停止する。
【0084】このとき、モード記憶部24は、制御部2
1から警備解除モード信号が入力すると、警備解除モー
ドを記憶し、警備解除モードに切り換わる(ステップS
420)。また、警報保持部27は、制御部21からク
リア信号が入力すると、記憶している個別情報を消去す
る(ステップS421)。
【0085】さらに、操作装置4のスピーカ44は、制
御部21からメッセージ信号が入力されなくなると、メ
ッセージの音声出力を停止する(ステップS422)。
なお、制御部21は、ステップS417で警備解除モー
ド信号が入力しない場合、または、ステップS418
で、暗証番号が入力しない場合、または、ステップS4
19で暗証番号入力部42から入力された暗証番号と暗
証番号記憶部26に記憶された暗証番号とが一致しない
場合には、キャンセル手段5から受信部20を介してキ
ャンセル起動信号が入力したか否か、すなわち、キャン
セル手段5が操作されたか否かを判断する(ステップS
425)。ステップS425で、キャンセル手段5が操
作されず、キャンセル起動信号が入力しなければ、制御
部21は、次に、第2のタイマ22bからの計時終了信
号が入力したか否か、すなわち、個別情報が入力してか
ら1分が経過したか否かを確認する(ステップS43
0)。ステップS430で、第2のタイマ22bから計
時終了信号が入力しなければ、ステップS416に戻っ
て、警備解除モード信号の入力待機状態となる。
【0086】また、制御部21は、ステップS430
で、第2のタイマ22bから計時終了信号が入力する、
すなわち、個別情報が入力してから1分経過すると監視
装置3に警報を送信する警報送信処理を実行する。な
お、警報送信処理については、前記ステップS203と
同じであるので、ここではその説明は省略する。また、
ステップS425で、住人がキャンセル手段5の起動部
59を操作すると、キャンセル手段5の起動部51が起
動信号を送信部52に出力する。送信部52は、起動部
51から起動信号が入力すると、キャンセル起動信号を
制御装置2の受信部20を介して制御部21に出力す
る。
【0087】制御部21は、キャンセル手段5から受信
部20を介してキャンセル起動信号が入力すると(ステ
ップS425)、キャンセル機能を起動するとともに、
第3のタイマ22cに起動信号を出力する(ステップS
426)。このとき、第3のタイマ22cは、制御部2
1から起動信号が入力すると、起動され、1分の計時を
開始する。
【0088】また、制御部21は、検出手段1−1〜1
−nから受信部20を介して入力した個別情報がキャン
セル対象記憶部29に記憶しているか、否かを確認する
(ステップS428)。ステップS428で、当該個別
情報がキャンセル対象記憶部29に記憶されている場
合、制御部21は、警報保持部27にクリア信号を出力
する。
【0089】このとき、警報保持部27は、制御部21
からクリア信号が入力すると、記憶している当該個別情
報をキャンセル(無効)にする(ステップS429)。
また、制御部21は、ステップS428で、当該個別情
報がキャンセル対象記憶部29に記憶されていない場
合、当該個別情報をキャンセル(無効)にする対象とは
しないで、ステップS430に進む。
【0090】さらに、制御部21は、在宅警備モード中
は、ステップS411で個別情報が入力されていない場
合、または、ステップS412で検出手段1−1〜1−
nから入力した個別情報が検出手段記憶部25に記憶さ
れている個別情報とは一致しない場合にも、キャンセル
手段5から受信部20を介してキャンセル起動信号が入
力したか、否かを確認する(ステップS432)。
【0091】もし、在宅警備モード中に住人が窓を開け
たい場合には、住人は、まず、キャンセル手段5の起動
部51を操作する。制御部21は、ステップS432
で、キャンセル手段5から受信部20を介してキャンセ
ル起動信号が入力し、キャンセル機能が動作中であるか
否かを判定し(ステップS433)、キャンセル機能が
動作中でなければ、キャンセル機能を起動するとともに
(ステップS434)、第3のタイマ22cに起動信号
を出力する(ステップS435)。
【0092】このとき、第3のタイマ22cは、制御部
21から起動信号が入力すると、計時を開始する。ま
た、制御部21は、ステップS433で、既に、キャン
セル機能が動作中の場合は、ステップS433、及び、
ステップS434の処理はスキップする。その後、住人
が窓を開けると、この窓に設置した検出手段から個別情
報が制御装置2に送信される。検出手段1−1〜1−n
が送信した個別情報は、受信部20を介して制御部21
に入力する。
【0093】制御部21は、受信部20から個別情報が
入力すると(ステップS436)、キャンセル対象記憶
部29を参照して、当該個別情報がキャンセル対象記憶
部29に記憶されているか否かを判断する(ステップS
437)。制御部21は、ステップS437で、両者が
一致する場合には、検出手段から受信部20を介して入
力した個別情報に基づく警報の送信をキャンセル(無
効)する(ステップS438)。
【0094】制御部21は、ステップS436で、検出
手段から個別情報が入力しない場合には、第3のタイマ
22cから計時終了信号が入力したか、否かを確認する
(ステップS439)。制御部21は、ステップS43
9で、計時終了信号が入力していない場合は、ステップ
S236に戻る。また、ステップS239で、計時終了
信号が入力した場合、すなわち、キャンセル手段5から
キャンセル起動信号が入力してから検出手段から個別情
報が入力せず、1分経過した場合は、キャンセル機能を
停止する(ステップS440)。
【0095】さらに、制御部21は、ステップS432
で、キャンセル起動信号が入力していない場合には、警
備の対象となる全ての検出手段、すなわち、検出手段記
憶部25に記憶された検出手段から閉扉信号である個別
情報が入力されているか否かを判断する(ステップS4
41)。制御部21は、ステップS441で、検出手段
記憶部25に記憶された検出手段から閉扉信号である個
別情報が入力されている場合には、キャンセル機能を停
止し(ステップS442)、処理を終了する。
【0096】なお、本実施例では、検出部11−1〜1
1−nから出力する検出信号、開扉信号、閉扉信号を送
信部12−1〜12−nに入力し、送信部12−1〜1
2−nから制御装置2に対して個別情報を送信するにし
ているが、検出部11−1〜11−nの出力信号を直接
制御部21に入力するようにしてもよい。この場合、制
御部21は、接続された回路毎に個別情報を生成するよ
うにする必要がある。
【0097】また、複数のキャンセル手段5を使用する
場合には、キャンセル手段毎に識別情報を付与し、制御
装置2は、キャンセル手段に付与された識別情報に対応
して検出手段の個別情報を記憶しておき、キャンセル手
段が操作され、キャンセル手段から識別情報が送信され
た場合に、対応する検出手段からの信号をキャンセルす
るように構成してもよい。
【0098】次に本発明の第3実施例を説明する。図7
は本発明の第3実施例のブロック構成図を示す。図7に
おいて、11は人体検出手段であり、検出部111と送
信部112とから構成される。検出部111は、人の存
在を検出すると検出信号を出力する。
【0099】送信部112は、検出部111からの検出
信号が入力すると、予め設定されている個別情報を制御
装置2に対して送信する。12は扉開閉検出手段であ
り、検出部121と送信部122とから構成されてい
る。検出部121は、扉の開放を検出すると開扉信号を
出力し、扉の閉鎖を検出すると閉扉信号を出力する。
【0100】送信部122は、検出部121からの開扉
信号又は閉扉信号が入力すると、予め設定されている個
別情報を制御装置2に対して送信する。13は窓開閉検
出手段であり、検出部131と送信部132とから構成
される。検出部131は、窓の開放を検出すると開信号
を出力し、窓の閉鎖を検出すると閉信号を出力する。
【0101】送信部132は、検出部131からの開信
号又は閉信号が入力すると、予め設定されている個別情
報を制御装置2に対して送信する。なお、本実施例で
は、人体検出手段11は、住戸の中にある1つの部屋に
設置され、扉開閉検出手段12は、人体検出手段11が
設置された部屋と廊下などとの間の扉に設置され、窓開
閉検出手段13は、人体検出手段11が設置された部屋
の住戸外に面する窓に設定される。
【0102】2は制御手段であり、受信部20、制御部
21、第1のタイマ22a、第2のタイマ22b、第3
のタイマ22c、第4のタイマ22d、カウンタ23、
モード記憶部24、検出手段記憶部25、暗証番号記憶
部26、警報保持部27、通信制御部28、キャンセル
対象記憶部29から構成される。受信部20は、人体検
出手段11、扉開閉検出手段12、窓開閉検出手段13
のいずれかから個別情報を受信すると、当該個別情報を
制御部21に出力し、キャンセル手段5からのキャンセ
ル起動信号を受信すると当該キャンセル起動信号を制御
部21に対して出力する。
【0103】第1のタイマ22a及び第4のタイマ22
dは、制御部21からの起動信号が入力すると起動し、
所定時間(ここでは10秒とする)計時を行うと制御部
21に対し計時終了信号を出力する。第2のタイマ22
b及び第3のタイマ22cは、制御部21からの起動信
号が入力すると起動し、所定時間(ここでは1分間とす
る)計時を行うと制御部21に対し計時終了信号を出力
する。
【0104】カウンタ23は、制御部21からのカウン
ト信号が入力すると1加算し、制御部21からのリセッ
ト信号が入力するとカウント値を初期値(ここでは0と
する)に戻す。モード記憶部24は、制御部21からの
外出警備モード信号、在宅警備モード信号、警備解除モ
ード信号のいずれかが入力すると、入力信号に応じた警
備モードを記憶する。
【0105】検出手段記憶部25は、制御部21から人
体検出手段11、扉開閉検出手段12、窓開閉検出手段
13のいずれかの個別情報が入力すると、当該個別情報
を記憶し、制御部21からのクリア信号が入力すると、
記憶している個別情報を消去する。暗証番号記憶部26
は、予め照合用の暗証番号を照合番号として記憶してお
く。
【0106】警備保持部27は、制御部21からの個別
情報が入力すると当該個別情報を保持し、制御部21か
らのクリア信号が入力すると、記憶している個別情報を
消去する。通信制御部28は、制御部21から監視装置
3の電話番号が入力すると、監視装置3との間の通信回
線の捕捉動作を行い、監視装置3との間の通信回線が接
続されると、接続確認信号を制御部21に出力する。ま
た、制御部21からの警報が入力すると、通信回線を介
して当該警報を監視装置3に送信する。
【0107】キャンセル対象記憶部29は、予めキャン
セル対象となる人体検出手段11、扉開閉検出手段1
2、窓開閉検出手段13の個別情報を記憶しておく。制
御部21は、受信部20、第1のタイマ22a、第2の
タイマ22b、第3のタイマ22c、第4のタイマ22
d、カウンタ23、モード記憶部24、検出手段記憶部
25、暗証番号記憶部26、警報保持部27、通信制御
部28、キャンセル対象記憶部29、モード選択部4
1、暗証番号入力部42、検出手段選択部43からの入
力信号に応じて第1のタイマ22a、第2のタイマ22
b、第3のタイマ22c、第4のタイマ22d、カウン
タ23、モード記憶部24、検出手段記憶部25、警報
保持部27、通信制御部28、スピーカ44に信号を出
力する。
【0108】3は、監視装置であり、通信回線を介して
制御装置2からの警報を受信すると、警報を受信を音声
や文字により監視員に報知する。4は、操作装置であ
り、モード選択部41、暗証番号入力部42、検出手段
選択部43、スピーカ44とから構成される。モード選
択部41は、操作者の操作に応じて外出警備モード信
号、在宅警備モード信号、警備解除モード信号のいずれ
かを制御装置2に対して出力する。
【0109】暗証番号入力部42は、テンキーなどであ
り、操作者が入力した暗証番号を制御装置2に対して出
力する。検出手段選択部43は、操作者が選択した検出
手段1の個別情報を制御装置2に対して出力する。スピ
ーカ44は、制御装置2からのメッセージ信号が入力す
ると、当該メッセージ信号に基づきメッセージを流す。
【0110】5は、キャンセル手段であり、起動部51
と送信部52とから構成される。起動部51は、操作者
の操作に応じてキャンセル起動信号を出力する。送信部
52は、制御部51からのキャンセル起動信号が入力す
ると、制御装置2に対して当該信号を送信する。次に、
本実施例の警備装置の動作を説明する。
【0111】なお、外出警備モード及び在宅警備モード
の設定動作及び外出警備モード中の警報の送信について
は、第1実施例と同じであるので、その説明は省略す
る。図8乃至図12は本発明の第3実施例の動作フロー
チャート、図13は本発明の第3実施例のキャンセル動
作の動作フローチャートを示し、図14及び図15は本
発明の第3実施例のタイムチャートを示す。
【0112】例えば、在宅警備モード中に侵入者が窓を
開けると、当該窓に設置した窓開閉検出手段13の検出
部131が送信部132に対して開信号を出力する。開
信号が入力した送信部132は、制御装置2に対して個
別情報を送信する。窓開閉検出手段13からの開信号で
ある個別情報は、制御装置2の受信部20を介して制御
部21に入力する(ステップS543)。ステップS5
43で、個別情報が入力した制御部21は、モード記憶
部24に記憶している警備モードが在宅警備モードであ
ることを確認し、当該個別情報が検出手段記憶部25に
記憶されているか否か、つまり、警備状態の窓開閉検出
手段13であるか否かを確認する(ステップS54
4)。当該個別情報が検出手段記憶部25に記憶されて
いなければ、この窓開閉検出手段13は警備解除状態で
あるため警報を送信せず処理を終了する。
【0113】ステップS544で、当該個別情報が検出
手段記憶部25に記憶されていた場合は、この窓開閉検
出手段13は警備状態であるため、制御部21は、予め
記憶している監視装置3の電話番号を通信制御部28に
出力する。通信制御部28は、常時電話回線が使用中で
あるか否かを監視している。電話回線が使用中でなけれ
ば、制御部21から監視装置3の電話番号が入力する
と、電話回線をオフフック状態とし、監視装置3に対し
て接続要求信号を送信する。
【0114】なお、電話回線が使用中の場合は、電話回
線が開放してオンフック状態になるまで待機し、電話回
線がオンフック状態になったときに、電話回線をオフフ
ック状態として監視装置3に対して警報を送信するため
に電話回線を接続することを要求する接続要求信号を送
信する。監視装置3は、制御装置2からの接続要求信号
を受信すると、電話回線を介して制御装置2に対して通
信回線の接続が完了したことを示す接続確認信号を送信
する。
【0115】制御装置2の通信制御部28は、監視装置
3からの接続確認信号を受信すると、当該接続確認信号
を制御部21に出力するとともに、警報を送信すること
を監視装置3に知らせるための送信予告信号を送信す
る。監視装置3は、制御装置2からの送信予告信号を受
信すると、制御装置2に対して警報を受信する準備が整
ったことを示す送信要求信号を送信する。
【0116】制御装置2の通信制御部28は、監視装置
3からの送信要求信号を受信すると、当該送信要求信号
を制御部21に出力する。制御部21は、送信要求信号
が入力すると、受信部20から入力した窓開閉検出手段
13の個別情報に基づき、当該制御装置2の識別情報及
び検出した異常の種類を示す情報を含む警報を通信制御
部28に出力する。
【0117】制御装置2の通信制御部28は、制御部2
1からの警報が入力すると、この警報を監視装置3に送
信する(ステップS545)。監視装置3は、制御装置
2から警報を受信すると、当該警報の受信を文字や音声
により監視員に報知するとともに、制御装置2に対して
警報を受信したことを示す受信確認信号を送信する。
【0118】制御装置2の通信制御部28は、監視装置
3からの受信確認信号を受信すると、当該信号を制御部
21に出力する。制御部21は、受信確認信号が入力す
ると、警報送信動作を終了する。なお、人体検出手段1
1からの検出信号が受信部20より入力した場合(ステ
ップS540)も同様である。
【0119】(1)キャンセル手段5が室内にある場合
の動作 在宅警備モード中に住人が人体検出手段11を設置して
いる部屋に入る場合、住人がまず、当該部屋の廊下など
に面する扉を開けると、当該扉に設置した扉開閉検出手
段12の検出部121が送信部122に対して開扉信号
を出力する(図14のタイミングt1、t6、t10、t
15、t18)。
【0120】開扉信号が入力した送信部122は、制御
装置2に対して個別情報を送信する。扉開閉検出手段1
2からの個別情報は、制御装置2の受信部20を介して
制御部21に入力する。個別情報が入力した制御部21
は(ステップS513)、モード記憶部24に記憶して
いる警備モードが在宅警備モードであることを確認し、
当該個別情報が検出手段記憶部25に記憶されているか
否か、つまり、警備状態の扉開閉検出であるか否かを確
認する(ステップS514)。ステップS514で、当
該個別情報が検出手段記憶部25に記憶されていなけれ
ば、この扉開閉検出手段12は警備解除状態であるた
め、警報を送信せず処理を終了する。
【0121】制御部21は、ステップS514で、当該
扉開閉検出手段12の個別情報が検出手段記憶部25に
記憶されている場合には、受信部20からの扉開閉検出
手段12の個別情報を警報保持部27に出力するととも
に、第2のタイマ22bに対して起動信号を出力する。
また、操作装置4のスピーカ44に警備解除操作を促す
メッセージを出力させるためのメッセージ信号を出力す
る(ステップS515、S516、S517、図14の
タイミングt1、t6、t10、t15、t18)。
【0122】警報保持部27は、制御部21からの個別
情報が入力すると、当該個別情報を記憶する。第2のタ
イマ22bは、制御部21からの起動信号が入力する
と、計時を開始する。操作装置4のスピーカ44は、制
御部21からのメッセージ信号が入力すると、当該メッ
セージ信号に基づき警備解除操作を促すメッセージを流
す。
【0123】このメッセージを聞いた住人は、まず、操
作装置4のモード選択部41により警備解除モードを選
択する。モード選択部41は、住人により警備解除モー
ドが選択されると、制御装置2に対して警備解除モード
信号を出力する。制御装置2の制御部21は、警備解除
モード信号が入力すると(ステップS524)、暗証番
号の待機状態となる。
【0124】そして、住人は、暗証番号入力部42よ
り、予め決められた暗証番号を入力する。 暗証番号入
力部42は、住人の入力した暗証番号を制御装置2に対
して出力する。制御装置2の制御部21は、操作装置4
からの暗証番号が入力すると(ステップS525)、こ
の暗証番号が暗証番号記憶部26に予め記憶している照
合番号と一致するか否かを確認する(ステップS52
6)。
【0125】制御部21は、ステップS526で、入力
した暗証番号が暗証番号記憶部26に記憶した照合番号
と一致した場合、モード記憶部24に対して警備解除モ
ード信号を出力するとともに、警報保持部27に対して
記憶している個別情報を消去するためのクリア信号を出
力する。また、制御部21は、スピーカ44へのメッセ
ージ信号の出力を停止する。
【0126】警備モード記憶部24は、制御部21から
の警備解除モード信号が入力すると、警備モードを警備
解除モードに切り換える(ステップS527)。また、
警備保持部27は、制御部21からのクリア信号が入力
すると、記憶している個別情報を消去する(ステップS
528)。さらに、操作装置4のスピーカ44は、メッ
セージ信号が入力しなくなると、メッセージの出力を停
止する(ステップS529)。
【0127】なお、制御部21は、ステップS524で
警備解除モード信号が入力しない場合、あるいは、ステ
ップS525で暗証番号が入力しない場合、又は、ステ
ップS526で入力した暗証番号が暗証番号記憶部26
に記憶している照合番号と一致しない場合は、受信部2
0を介してキャンセル手段5からのキャンセル起動信号
が入力したか否か、つまり、キャンセル手段5が操作さ
れたか否かを判断し(ステップS530)、キャンセル
手段5が操作されず、キャンセル起動信号が入力してい
なければ、第2のタイマ22bからの計時終了信号が入
力したか否か、つまり、個別情報が入力してから60秒
が経過したか否かを確認する(ステップS533)。ス
テップS533で、第2のタイマ22bからの計時終了
信号が入力していなければ、ステップS517に戻り、
警備解除モード信号の入力待機状態となる。
【0128】また、この間に住人が室内に入室したり、
入室した住人が窓を開け、制御部21に受信部20を介
して検出信号である人体検出手段11の個別情報や開信
号である窓開閉検出手段13の個別情報が入力した場合
(ステップS518、S521)、制御部21は当該個
別情報が検出手段記憶部25に記憶されている否か、つ
まり、当該人体検出手段11または窓開閉検出手段13
が警備中であるか否かを判断し(ステップS519、S
522)、当該個別情報が検出手段記憶部25に記憶し
ている個別情報と一致した場合は、入力した個別情報を
警報保持部27に出力する。
【0129】制御部21から個別情報が入力した警報保
持部27は、当該個別情報を記憶する(ステップS52
0、S523)。制御部21は、ステップS524で警
備解除モード信号が入力しない、あるいは、ステップS
525で暗証番号が入力しない、又は、ステップS52
6で入力した暗証番号が暗証番号記憶部26に記憶して
いる照合番号と一致せず、第2のタイマ22bから計時
終了信号が入力する、つまり、個別情報が入力してから
60秒経過すると(ステップS540、S533、図1
4のタイミングt8、t17)、予め記憶している監視装
置3の電話番号を通信制御部28に出力する。
【0130】通信制御部28は、常時電話回線が使用中
であるか否かを監視している。電話回線が使用中でなけ
れば、制御部21から監視装置3の電話番号が入力する
と、電話回線をオフフック状態とし、監視装置3に対し
て接続要求信号を送信する。なお、電話回線が使用中の
場合は、電話回線が開放され、オンフック状態になるま
で待機し、電話回線がオンフック状態になったときに、
電話回線をオフフック状態として監視装置3に対して警
報を送信するために通信回線を接続することを要求する
接続要求信号を送信する。
【0131】監視装置3は、制御装置2から接続要求信
号を受信すると、電話回線を介して制御装置2に対して
通信回線の接続が完了したことを示す接続確認信号を送
信する。制御装置2の通信制御部28は、監視装置3か
ら接続確認信号を受信すると、当該接続確認信号を制御
部21に出力するとともに、警報を送信することを監視
装置3に知らせるための送信予告信号を送信する。
【0132】監視装置3は、制御装置2から送信予告信
号を受信すると、制御装置2に対して警報を受信する準
備が整ったことを示す送信要求信号を送信する。制御装
置2の通信制御部28は、監視装置3から送信要求信号
を受信すると、当該送信要求信号にを制御部21に出力
する。制御部21は、送信要求信号が入力すると、警報
保持部27に記憶している個別情報に基づき当該検出手
段の識別情報と検出した異常の種類を示す情報を含む警
報を通信制御部28に出力する。
【0133】制御装置2の通信制御部は、制御部から警
報が入力すると、この警報を監視装置に送信する(ステ
ップS534)。監視装置3は、制御装置2から警報を
受信すると、当該警報の受信を文字や音声により監視員
に報知するとともに、制御装置2に対して警報を受信し
たことを示す受信確認信号を出力する。
【0134】制御装置2の通信制御部28は、監視装置
から受信確認信号を受信すると、当該信号を制御部21
に出力する。制御部21は、受信確認信号が入力する
と、警報送信動作を終了する。住人が警備解除モードに
切り換えずに在宅警備モード中に人体検出手段11が設
定されている部屋に入室する場合、住人はまず、当該部
屋の廊下などに面する扉を開け、室内に入室した後、キ
ャンセル手段5の起動部51を操作する。
【0135】キャンセル手段5の起動部51は、住人に
より操作されると、送信部52に対し起動信号を出力す
る。送信部52は、起動部51からの起動信号が入力す
ると、制御装置2に対し、キャンセル起動信号を送信す
る。制御装置2の受信部20は、キャンセル手段5の送
信部52からキャンセル起動信号を受信すると、当該キ
ャンセル起動信号を制御部21に対して出力する。
【0136】制御部21は、受信部20を介してキャン
セル起動信号が入力すると(ステップS530)、第4
のタイマ22dに起動信号を出力する(ステップS60
1、図14のタイミングt3、t11、t19)。第4のタ
イマ22dは、制御部21からの起動信号が入力する
と、計時を開始する。
【0137】制御部21は、警報保持部27に記憶され
ている個別情報がキャンセル対象記憶部29に記憶され
ているか否かを確認する。当該個別情報がキャンセル対
象記憶部29に記憶されていた場合、制御部21は警報
保持部27にクリア信号を出力する。警報保持部27
は、制御部21からクリア信号が入力すると、記憶して
いる当該個別情報をキャンセル(無効に)する(ステッ
プS531)。
【0138】なお、制御部21は、扉開閉検出手段12
の個別情報がキャンセル対象記憶部29に記憶されてい
なければ、当該個別情報をキャンセル(無効に)する対
象とはせず、当該個別情報に基づき監視装置3に警報を
送信する。その後、住人が室内に入室し、部屋の窓を開
けると、この部屋に設置された人体検出手段11及び窓
に設置した窓開閉検出手段13から個別情報が出力す
る。
【0139】第4のタイマ22dの計時中または計時開
始以前に扉が閉じられ扉開閉検出手段12より閉扉信号
である個別情報が入力した制御装置2の制御部21は
(ステップS602、図14のタイミングt2、t2
0)、この人体検出手段11または窓開閉検出手段13
からの個別情報が入力すると(ステップS603)、当
該人体検出手段11及び扉開閉検出手段12の個別情報
がキャンセル対象記憶部29に記憶している個別情報と
一致するか否かを判断し、両者が一致した場合、当該個
別情報をキャンセル(無効に)する(ステップS60
4)。
【0140】制御装置2の制御部21は、ステップS5
30で、キャンセル起動信号が入力し、第4のタイマ2
2dから計時終了信号が入力するまでの間に受信部20
を介して閉扉信号である扉開閉検出手段12の個別情報
が入力した場合、つまり、住人が入室し、既に扉が閉じ
ていた場合は、再度開扉信号である扉開閉検出手段12
の個別情報が入力し、閉扉信号である扉開閉検出手段1
2の個別情報が入力したか否か、つまり住人が扉を開放
して部屋から退室したか否かを判断し(ステップS60
5、図14のタイミングt4、t21)、閉扉信号が入力
したときにキャンセル機能を停止し、処理を終了する。
【0141】また、制御装置2の制御部21は、ステッ
プS530でキャンセル起動信号が入力し、第4のタイ
マ22dから計時終了信号が入力するまでの間に受信部
20を介して閉扉信号である扉開閉検出手段12の個別
情報が入力していない、つまり、入室した住人が扉を閉
めていない場合(図14のタイミングt12)は、閉扉信
号である扉開閉検出手段12の個別情報が入力したか否
か、つまり、住人が部屋から退室し、扉を閉じたか否か
を判断し(ステップS609、図14のタイミングt1
3)、閉扉信号が入力したときにキャンセル機能を停止
し、処理を終了する。
【0142】(2)キャンセル手段5が室外にある場合
の動作 在宅警備モード中に住人が人体検出手段11を設定して
いる部屋に入る場合、住人はまず、キャンセル手段5の
起動部51を操作した後、当該部屋の廊下などに面する
扉を開け室内に入室する。キャンセル手段5の起動部5
1は、住人により操作されると、送信部52に対し起動
信号を出力する。
【0143】送信部52は、起動部51からの起動信号
が入力すると、制御装置2に対し、キャンセル起動信号
を送信する。また、当該扉に設置した扉開閉検出手段1
2の検出部121が送信部122に対して開扉信号を出
力する。開扉信号が入力した送信部122は、制御装置
2に対して個別情報を送信する。
【0144】制御装置2の受信部20は、キャンセル手
段5の送信部52からのキャンセル起動信号を受信する
と、当該キャンセル起動信号を制御部21に対して出力
する。また、扉開閉検出手段12の送信部122からの
個別情報を受信すると、当該個別情報を制御部21に対
して出力する。制御部21は、受信部20からのキャン
セル起動信号が入力すると(ステップS535)、第3
のタイマ22cに起動信号を出力し、キャンセル機能を
起動する(ステップS536、図15のタイミングt
1、t6、t9、t14)。
【0145】第3のタイマ22cは、制御部21からの
起動信号が入力すると、計時を開始する。また、制御部
21は、受信部20から開扉信号である扉開閉検出手段
12の個別情報が入力すると(ステップS537)、当
該個別情報がキャンセル対象記憶部29に記憶されてい
るか否かを確認する。当該個別情報がキャンセル対象記
憶部29に記憶されていた場合、制御部21は、当該個
別情報に基づく警報の送信をキャンセル(無効に)する
(ステップS539)とともに、第4のタイマ22dに
対して起動信号を出力する(図15のタイミングt2、
t10)。
【0146】第4のタイマ22dは、制御部21からの
起動信号が入力すると、計時を開始する。なお、制御部
21は、扉開閉検出手段12の個別情報がキャンセル対
象記憶部29に記憶されていなければ、当該個別情報を
キャンセル(無効に)する対象とはせず、当該個別情報
に基づき監視装置3に警報を送信する。
【0147】その後、住人が室内に入室し、部屋の窓を
開けると、この部屋に設置された人体検出手段11及び
窓に設置した窓開閉検出手段13から個別情報が出力す
る。第4のタイマ22dの計時中に扉が閉じられ扉開閉
検出手段12より閉扉信号である扉開閉検出手段12の
個別情報が入力した制御装置2の制御部21は(ステッ
プS602、図15のタイミングt3)、この人体検出
手段11または扉開閉検出手段13からの個別情報が入
力すると(ステップS603)、当該人体検出手段11
および扉開閉検出手段13の個別情報がキャンセル対象
記憶部29に記憶している個別情報と一致するか否かを
判断し、両者が一致した場合、当該個別情報に基づく警
報の送信をキャンセル(無効に)する(ステップS60
4)。
【0148】制御装置2の制御部21は、ステップS5
37で、開扉信号である扉開閉検出手段12の個別情報
が入力し、第4のタイマ22dから計時終了信号が入力
するまでの間に、受信部20を介して閉扉信号である扉
開閉検出手段12の個別情報が入力した場合、つまり、
住人が入室しすぐに扉を閉じた場合は、再度開扉信号で
ある扉開閉検出手段12の個別情報が入力し、閉扉信号
である扉開閉検出手段12の個別情報が入力したか否
か、つまり、住人が扉を開放して部屋から退室したか否
かを判断し(ステップS605)、閉扉信号が入力した
ときにキャンセル機能を停止し処理を終了する(図15
のタイミングt4)。
【0149】また、制御装置2の制御部21は、ステッ
プS530でキャンセル起動信号が入力し、第4のタイ
マ22dから計時終了信号が入力するまでの間に受信部
20を介して閉扉信号である扉開閉検出手段12の個別
情報が入力していない、つまり、入室した住人が扉を閉
めていない場合は(図15のタイミングt11)、閉扉信
号である扉開閉検出手段12の個別情報が入力したか否
か、つまり、住人が部屋から退室し扉を閉じたか否かを
判断し(ステップS609)、閉扉信号が入力したとき
にキャンセル機能を停止し処理を終了する(図15のタ
イミングt12)。
【0150】さらに、制御部21は、第3のタイマ22
cの計時中に開扉信号である扉開閉検出手段12の個別
情報が入力しなかった場合、キャンセル機能は起動せ
ず、第3のタイマ22cからの計時終了信号が入力した
時点で処理を終了する(図15のタイミングt7)。ま
た、制御部21は、第3のタイマ22cの計時中に開扉
信号である扉開閉検出手段12の個別情報が入力せず、
検出信号である人体検出手段11の個別情報あるいは開
信号である窓開閉検出手段13の個別情報が入力する
と、当該入力信号に基づき監視装置3に警報を送信する
(図15のタイミングt15、t16)。
【0151】なお、制御装置2は、ステップS605又
はステップS609において、受信部20を介して閉扉
信号である扉開閉検出手段12の個別情報が入力したと
きに、キャンセルの対象となる全ての人体検出手段1
1、扉開閉検出手段12、窓開閉検出手段13の個別情
報が入力していないときにのみキャンセル機能を停止す
るようにしてもよい。また、このとき、人体検出手段1
1、扉開閉検出手段12、窓開閉検出手段13のいずれ
か1つの個別情報でも入力している場合は、退室者にメ
ッセージを流すようにしてもよい。
【0152】また、本実施例では、検出部111、12
1、131が出力する検出信号、閉扉信号、開扉信号、
開信号、閉信号を人体検出手段11、扉開閉検出手段1
2、窓開閉検出手段13に設けた送信部112、12
2、132に入力し、送信部112、122、132よ
り制御装置2に対し個別情報を送信するようにしている
が、検出部111、121、131の出力信号を直接制
御装置2の制御部21に入力するようにしてもよい。こ
の場合、制御部21は、接続された回路毎に個別情報を
付与する。
【0153】さらに、複数のキャンセル手段5を使用す
る場合は、キャンセル手段5毎に識別情報を付与し、制
御装置2は、予めキャンセル手段5の識別情報に対応し
て検出手段の個別情報を記憶しておき、キャンセル手段
5が操作され、キャンセル手段5から識別情報が送信さ
れた場合、予め記憶している当該キャンセル手段5に対
応する検出手段からの信号のみをキャンセル(無効に)
するようにしてもよい。
【0154】本実施例によれば、窓や扉を開ける場合
に、キャンセル手段5を操作することにより、キャンセ
ル手段5の操作後一定時間内に検出手段により発生した
個別情報(すななち、検出信号)に基づく警報の送信を
キャンセルするようにしており、在宅警備モード中に窓
や扉を開ける場合、キャンセル手段5を操作することに
より、検出手段からの個別情報(すななち、検出信号)
に基づく警報の送信をキャンセルし、窓や扉を開放した
ときの不要な警報の送信を防止でき、また、このとき、
警備解除モードの設定操作及び在宅警備モードの設定操
作を行う必要がなく、操作性を向上できる。
【0155】また、警備解除状態にある検出手段を最小
限にし、住人が在室中であっても窓や扉を開けない部屋
の検出手段については、警備状態にしておくことができ
るので、警備状態にある窓や扉については、確実に異常
を発見することができ、防犯性の高い警備装置を実現で
きる。
【0156】
【0157】
【発明の効果】請求項1〜10によれば、キャンセル手
段を操作した場合は、キャンセル手段の操作後、また
は、キャンセル手段の操作前、一定時間内に発生した扉
開閉検出手段等からの開扉信号については、キャンセル
するようにしており、在宅警備モード中に窓や扉を開け
る場合は、キャンセル手段を操作することで扉開閉検出
手段等からの開扉信号をキャンセルし、不要な警報を送
信するのを防止できる。さらに、請求項3、4及び9、
10によれば、予め記憶している扉開閉検出手段等、ま
たは、操作されたキャンセル手段に対応する扉開閉検出
手段等からの開扉信号のみをキャンセルするようにして
いる。このため、キャンセルする扉開閉検出手段等を最
小限にし、住人が在室中であっても窓や扉を開けない部
屋の扉開閉検出手段等については、警備状態にしておく
ことができるので、警備状態にある扉や窓については、
確実に異常を発見することができ、防犯性の高い警備装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作フローチャートであ
る。
【図3】本発明の第1実施例の動作フローチャートであ
る。
【図4】本発明の第1実施例の動作フローチャートであ
る。
【図5】本発明の第2実施例のブロック構成図である。
【図6】本発明の第2実施例の要部の動作フローチャー
トである。
【図7】本発明の第3実施例のブロック構成図である。
【図8】本発明の第3実施例の動作フローチャートであ
る。
【図9】本発明の第3実施例の動作フローチャートであ
る。
【図10】本発明の第3実施例の動作フローチャートで
ある。
【図11】本発明の第3実施例の動作フローチャートで
ある。
【図12】本発明の第3実施例の動作フローチャートで
ある。
【図13】本発明の第3実施例のキャンセル動作のフロ
ーチャートである。
【図14】本発明の第3実施例のタイムチャートであ
る。
【図15】本発明の第3実施例のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1−1〜1−n 検出手段 2 制御装置 3 監視装置 4 操作装置 5 キャンセル手段 11−1〜11−n 検出部 12−1〜12−n 送信部 21 制御部 22a 第1のタイマ 22b 第2のタイマ 22c 第3のタイマ 23 カウンタ 24 モード記憶部 25 検出手段記憶部 26 暗証番号記憶部 27 警報保持部 28 通信制御部 29 キャンセル対象記憶部 41 モード選択部 42 暗証番号入力部 43 検出手段選択部 44 スピーカ 51 起動部 52 送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 25/00 - 25/04 G08B 13/08

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉又は窓の開閉状態を検出し開信号また
    は閉信号を供給する検出手段と、該検出手段から該開信
    号が供給されると監視区域の警備モードに応じて遠隔の
    監視手段に通信回線を介して警報を送信する制御手段と
    を有する警備装置において、 前記警備モードとして、少なくとも在宅警備モードを備
    え、該在宅警備モードを選択すると在宅警備モード選択
    信号を出力するモード選択手段と、 操作に応じてキャンセル起動信号を前記制御手段に供給
    するキャンセル手段とを備え、 前記制御手段は、 前記モード選択手段からの前記在宅警備モード選択信号
    が入力すると、在宅警備モードになり、 前記在宅警備モード中に前記検出手段から前記開信号が
    供給されると当該開信号を保持し、 当該開信号が供給されてから所定時間内に前記キャンセ
    ル手段から前記キャンセル起動信号が供給された場合当
    該検出手段から前記閉信号が供給されるまで前記検出手
    段からの前記開信号に基づく警報の送信をキャンセルす
    ることを特徴とする警備装置。
  2. 【請求項2】 扉又は窓の開閉状態を検出し開信号また
    は閉信号を供給する検出手段と、該検出手段から該開信
    号が供給されると監視区域の警備モードに応じて遠隔の
    監視手段に通信回線を介して警報を送信する制御手段と
    を有する警備装置において、 前記警備モードとして、少なくとも在宅警備モードを備
    え、該在宅警備モードを選択すると在宅警備モード選択
    信号を供給するモード選択手段と、 操作に応じてキャンセル起動信号を前記制御手段に供給
    するキャンセル手段とを備え、 前記制御手段は、 前記モード選択手段から前記在宅警備モード選択信号が
    供給されると在宅警備モードとなり、 前記在宅警備モード中に前記キャンセル手段から前記キ
    ャンセル起動信号が供給されてから所定時間内に前記検
    出手段から前記開信号が供給された場合当該検出手段か
    ら前記閉信号が供給されるまで前記検出手段からの前記
    開信号に基づく警報の送信をキャンセルすることを特徴
    とする警備装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、1又は複数設けられ、 前記制御手段は、 前記検出手段のうち1又は複数の検出手段を予め記憶
    し、予め記憶している前記検出手段からの前記開信号に
    基づく警報の送信のみをキャンセルすることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の警報装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、1又は複数設けられ、 前記キャンセル手段は、前記キャンセル手段を識別する
    ための識別情報を含むキャンセル起動信号を供給し、 前記制御手段は、 前記キャンセル手段に対応して前記検出手段のうち1又
    は複数の前記検出手段を予め記憶しておき、前記キャン
    セル起動信号を供給した前記キャンセル手段に対応する
    前記検出手段からの前記開信号に基づく警報の送信のみ
    をキャンセルすることを特徴とする請求項1または2記
    載の警備装置。
  5. 【請求項5】 扉の開閉状態を検出し開扉信号又は閉扉
    信号を供給する扉開閉検出手段と、窓の開閉状態を検出
    し開信号又は閉信号を供給する窓開閉検出手段と、人の
    存在を検出し検出信号を供給する人体検出手段と、前記
    開扉信号、前記開信号、前記検出信号のいずれかが供給
    されると監視区域の警備モードに応じて遠隔の監視手段
    に通信回線を介して警報を送信する制御手段とを有する
    警備装置において、 前記警備モードとして、少なくとも在宅警備モードを備
    え、該在宅警備モードを選択すると在宅警備モード選択
    信号を出力するモード選択手段と、 操作に応じてキャンセル起動信号を前記制御手段に供給
    するキャンセル手段とを備え、 前記制御手段は、 前記モード選択手段からの前記在宅警備モード選択信号
    が入力すると、在宅警備モードになり、 前記在宅警備モード中に前記扉開閉検出手段から前記開
    扉信号が供給されると当該開扉信号を保持し、 当該開扉信号が供給されてから所定時間内に前記キャン
    セル手段から前記キャンセル起動信号が供給された場合
    当該扉開閉検出手段から閉扉信号が供給されるまで前記
    扉開閉検出手段と窓開閉検出手段及び人体検出手段から
    供給される信号に基づく警報の送信をキャンセルするこ
    とを特徴とする警報装置。
  6. 【請求項6】 扉の開閉状態を検出し開扉信号又は閉扉
    信号を供給する扉開閉検出手段と、窓の開閉状態を検出
    し開信号又は閉信号を供給する窓開閉検出手段と、人の
    存在を検出し検出信号を供給する人体検出手段と、前記
    開扉信号、前記開信号、前記検出信号のいずれかが供給
    されると監視区域の警備モードに応じて遠隔の監視手段
    に通信回線を介して警報を送信する制御手段とを有する
    警備装置において、 前記警備モードとして、少なくとも在宅警備モードを備
    え、該在宅警備モードを選択すると在宅警備モード選択
    信号を出力するモード選択手段と、 操作に応じてキャンセル起動信号を前記制御手段に供給
    するキャンセル手段とを備え、 前記制御手段は、 前記モード選択手段からの前記在宅警備モード選択信号
    が入力すると、在宅警備モードとなり、 前記在宅警備モード中に前記扉開閉検出手段から前記開
    扉信号が供給されると当該開扉信号を保持し、 当該開扉信号が供給されてから所定時間内に前記キャン
    セル手段から前記キャンセル起動信号が供給されかつ前
    記キャンセル手段からキャンセル起動信号が供給された
    ときに、すでに当該扉開閉検出手段から閉扉信号が供給
    されていた場合、当該扉開閉検出手段から再度開扉信号
    及び閉扉信号が供給されるまで、前記扉 開閉検出手段と
    窓開閉検出手段及び人体検出手段から供給される信号に
    基づく警報の送信をキャンセルすることを特徴とする警
    備装置。
  7. 【請求項7】 扉の開閉状態を検出し開扉信号または閉
    扉信号を供給する扉開閉検出手段を供給する扉開閉検出
    手段と、窓の開閉状態を検出し開信号または閉信号を供
    給する窓開閉検出手段と、人に存在を検出し、検出信号
    を供給する人体検出手段と、前記開扉信号、前記開信
    号、前記検出信号のいずれかが供給されると監視区域の
    警備モードに応じて遠隔の監視手段に通信回線を介して
    警報を送信する制御手段とを有する警備装置において、 前記警備モードとして、少なくとも在宅警備モードを備
    え、該在宅警備モードを選択すると在宅警備モード選択
    信号を出力するモード選択手段と、 操作に応じてキャンセル起動信号を前記制御手段に供給
    するキャンセル手段とを備え、 前記制御手段は、 前記モード選択手段からの前記在宅警備モード選択信号
    が入力すると、在宅警備モードになり、 前記在宅警備モード中に前記キャンセル手段から前記キ
    ャンセル起動信号が供給されてから所定時間内に前記扉
    開閉検出手段から開扉信号が供給された場合、当該扉開
    閉検出手段から閉扉信号が供給されるまで前記扉開閉検
    出手段と窓開閉検出手段及び人体検出手段から供給され
    る信号に基づく警報の送信をキャンセルすることを特徴
    とする警備装置。
  8. 【請求項8】 扉の開閉状態を検出し開扉信号または閉
    扉信号を供給する扉開閉検出手段と、窓の開閉状態を検
    出し開信号または閉信号を供給する窓開閉検出手段と、
    人の存在を検出し検出信号を供給する人体検出手段と、
    前記開扉信号、前記開信号、前記検出信号のいずれかが
    供給されると監視区域の警備モードに応じて遠隔の監視
    手段に通信回線を介して警報を送信する制御手段とを有
    する警備装置において、 前記警備モードとして、少なくとも在宅警備モードを備
    え、該在宅警備モード を選択すると在宅警備モード選択
    信号を出力するモード選択手段と、 操作に応じてキャンセル起動信号を前記制御手段に供給
    するキャンセル手段とを備え、 前記制御手段は、 前記モード選択手段からの前記在宅警備モード選択信号
    が入力すると、在宅警備モードになり、 前記在宅警備モード中に前記キャンセル手段から前記キ
    ャンセル起動信号が供給されてから所定時間内に前記扉
    開閉検出手段から開扉信号が供給され、かつ、開扉信号
    が供給されてから所定時間内に閉扉信号が供給された場
    合、当該扉開閉検出手段から再度開扉信号及び閉扉信号
    が供給されるまで前記扉開閉検出手段と窓開閉検出手段
    及び人体検出手段から供給される信号に基づく警報の送
    信をキャンセルすることを特徴とする警備装置。
  9. 【請求項9】 前記扉開閉検出手段、前記窓開閉検出手
    段、前記人体検出手段は、それぞれ1又は複数設けら
    れ、 前記制御手段は、 前記扉開閉検出手段、前記窓開閉検出手段、前記人体検
    出手段のうち少なくとも1つを予め記憶し、予め記憶し
    ている前記扉開閉検出手段、前記窓開閉検出手段、前記
    人体検出手段から供給される前記開扉信号、前記開信
    号、前記検出信号に基づく警報の送信のみをキャンセル
    することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項記
    載の警報装置。
  10. 【請求項10】 前記扉開閉検出手段、前記窓開閉検出
    手段、前記人体検出手段は、それぞれ1又は複数設けら
    れ、 前記キャンセル手段は、前記キャンセル手段を識別する
    ための識別情報を含むキャンセル起動信号を供給し、 前記制御手段は、 前記キャンセル手段に対応して前記扉開閉検出手段、前
    記窓開閉検出手段、前記人体検出手段のうち少なくとも
    1つを予め記憶しておき、前記キャンセル起動信号を供
    給した前記キャンセル手段に対応する前記扉開閉検出手
    段、前記窓開閉 検出手段、前記人体検出手段から供給さ
    れる前記開扉信号、前記開信号、前記検出信号に基づく
    警報の送信のみをキャンセルすることを特徴とする請求
    項5乃至8のいずれか一項記載の警備装置。
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