JP3364435B2 - 加熱調理容器 - Google Patents

加熱調理容器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジで炊飯
やインスタントラーメンの調理を行うための加熱調理容
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特願平9−244923号では、マイク
ロ波で炊飯を行う炊飯装置とそのための高周波加熱装置
(電子レンジ)について開示されている。この炊飯装置で
は、内容器に予め十分に吸水させた洗米を入れておき、
外容器に炊飯に必要な量の水を入れておく。
【0003】内容器は外容器より一回り小さく構成され
ており、これを外容器に収納して蓋で覆うと密閉手段に
よって内容器と外容器で囲まれた空間は密閉される。そ
して、マイクロ波加熱により外容器、つまり密閉空間内
の水が沸騰すると、湯はサイホン管から内容器内へ送ら
れ米が炊かれる。
【0004】また、電子レンジは上記炊飯装置でおいし
い米飯を炊き上げるために、所定時間だけ強加熱の後に
弱加熱を行うように出力を制御する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】おいしい米飯を得るた
めには予め米を水に浸漬させて吸水させなければなら
ず、上記炊飯装置では水に浸漬させた米を笊などで水切
りして内容器に入れるという手間があった。また、外容
器に入れる水は重量で計られていて面倒であった。さら
に、上記電子レンジではおいしい米飯を得るために出力
制御を行っており、それだけマイコンのプログラムが複
雑になっていた。
【0006】本発明は上記課題をかんがみて成されたも
のであり、炊飯準備の手間を省略できる加熱調理容器、
及び電子レンジによる特別な出力制御を必要としない加
熱調理容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の加熱調理容器は、マイクロ波透過性の良
い樹脂で形成された外容器と、マイクロ波透過性の良い
樹脂で形成され外容器より一回り小さくて該外容器の内
部に収納できる内容器と、外容器に取り付けられ外容器
及び内容器を覆う蓋と、内容器を外容器内に収納したと
き内容器と外容器とで囲まれた空間を密閉する第1密閉
手段と、該第1密閉手段により形成された密閉空間を内
容器内に連通させるサイホン管とを有し、密閉空間で沸
騰した湯はサイホン管により内容器内の食品へ供給され
る加熱調理容器において、蓋には径が米粒より小さい水
切り穴が内容器内と加熱調理容器外とを連通させる位置
に形成され、内容器には水と米を、外容器には水を入れ
て、内容器を外容器に収納して蓋を閉じ、米を十分に吸
水させた後、加熱調理容器を逆さまにすることで内容器
内の水のみを排出させることを特徴とする。
【0008】上記構成の加熱調理容器では、先ず内容器
に洗米とこれを浸漬するための水を一緒に入れ、外容器
には炊飯に必要な水を入れて蓋を閉める。そして、米を
吸水させるために所定時間だけおいた後、加熱調理容器
を逆さまにする。蓋に形成された水切り穴により内容器
内は加熱調理容器外に連通しているので、内容器内の水
がこの水切り穴より外に排出される。もちろん、水切り
穴は米粒より径が小さいので米は流れ出さない。また、
外容器に入れていた水は第1密閉手段により形成された
密閉空間内にあるのでこれも外へは漏れない。
【0009】また、請求項2の加熱調理容器は、請求項
1に記載の加熱調理容器において、外容器の内側壁には
炊飯に必要な水量を示す水位目盛りが米の合数に応じて
設けられていることを特徴とする。従って、ユーザーは
炊飯したい米の合数に応じた水位目盛りに合わせて水を
張るとよい。
【0010】また、請求項3の加熱調理容器は、マイク
ロ波透過性の良い樹脂で形成された外容器と、マイクロ
波透過性の良い樹脂で形成され外容器より一回り小さく
て該外容器の内部に収納できる内容器と、外容器に取り
付けられ外容器及び内容器を覆う蓋と、内容器を外容器
内に収納したとき内容器と外容器とで囲まれた空間を密
閉する第1密閉手段と、該第1密閉手段により形成され
た密閉空間を内容器内に連通させるサイホン管とを有
し、密閉空間で沸騰した湯はサイホン管により内容器内
の食品へ供給される加熱調理容器において、外容器の内
側壁にはインスタントラーメンの調理に必要な水量を示
す水位目盛りが設けられていることを特徴とする。従っ
て、ユーザーはインスタントラーメンの調理に必要な水
量に応じた水位目盛りに合わせて水を張るとよい。
【0011】請求項4の加熱調理容器では、マイクロ波
透過性の良い樹脂で形成された外容器と、マイクロ波透
過性の良い樹脂で形成され外容器より一回り小さくて該
外容器の内部に収納できる内容器と、外容器に取り付け
られ外容器及び内容器を覆う蓋と、内容器を外容器内に
収納したとき内容器と外容器とで囲まれた空間を密閉す
る第1密閉手段と、該第1密閉手段により形成された密
閉空間を内容器内に連通させるサイホン管とを有し、密
閉空間で沸騰した湯はサイホン管により内容器内の食品
へ供給される加熱調理容器において、マイクロ波透過性
の良い樹脂で形成され外容器より一回り大きく外容器を
有しており、該外周容器は外容器を内部に装着すると該
外容器との間に密閉空間を形成する第2密閉手段を設け
ていることを特徴とする。
【0012】また、請求項5の加熱調理容器は、マイク
ロ波透過性の良い樹脂で形成された外容器と、マイクロ
波透過性の良い樹脂で形成され外容器より一回り小さく
て該外容器の内部に収納できる内容器と、外容器に取り
付けられ外容器及び内容器を覆う蓋と、内容器を外容器
内に収納したとき内容器と外容器とで囲まれた空間を密
閉する第1密閉手段と、該第1密閉手段により形成され
た密閉空間を内容器内に連通させるサイホン管とを有
し、密閉空間で沸騰した湯はサイホン管により内容器内
の食品へ供給される加熱調理容器において、マイクロ波
透過性の良い樹脂で形成され外容器より一回り大きく側
面に通気用穴を形成した固定外周容器を有しており、固
定外周容器は外容器を内部に固定したとき外容器との間
にマイクロ波透過性の良い断熱材を保持することを特徴
とする。
【0013】請求項4及び請求項5の加熱調理容器は外
容器の周囲に密閉空間又は断熱材を有することから、断
熱性が従来のものよりも向上する。故に、炊飯のために
電子レンジで強加熱のみを行った後は、しばらくそのま
ま放置して余熱により米を蒸らすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施形態を
図面に従って説明する。先ず、第1実施形態について説
明する。図1は該加熱調理容器の上面図であり、図2は
図1におけるA-Aでの断面を示している。この加熱調
理容器は内容器1、外容器2、及び蓋3で構成されてお
り、これらはいずれもマイクロ波透過性の良いポリプロ
ピレン樹脂から成るものである。
【0015】図3は内容器1の上面図であり、図4は図
3におけるA-Aでの断面を示している。内容器1は、
第1密閉手段として上部端面が外側へ水平に延びたフラ
ンジ部1aを形成している。また、内容器1の外側面の
上部からは内容器1内に連通するサイホン管継ぎ手1b
が延びており、その先端にはサイホン管4が装着されて
いる。
【0016】図5は外容器2の上面図であり、図6は図
5におけるA-Aでの断面を示している。外容器2は内
容器1よりも一回り大きく構成されている。また、外容
器2の外側面の上端部には蓋3を取り付けるためのネジ
部2aが形成されている。
【0017】図7は蓋3の上面図であり、図8は図7に
おけるA-Aでの断面を示している。蓋3は上面が中心
へいくほど低くなるように構成されており、中心と円周
方向の4カ所に水切り穴3aが形成されている。この水
切り穴3aは米粒を通さない程度の大きさである。蓋3
の内側面にはネジ部3bが形成されており、ここで外容
器2のネジ部2a(図6参照)と螺合する。また、蓋3の
内面にはマイクロ波の透過量を抑えるために金属膜がコ
ーティングされている。
【0018】この加熱調理容器で炊飯を行うための準備
は次の通りである。図2に示すように、内容器1には洗
米とこの米を浸漬するのに十分な水20を入れ、また外
容器2には炊飯に必要な量の水21を入れる。そして、
内容器1を外容器2内に収納し蓋3をネジ部2a,3b
(図6及び図8参照)を介して外容器2に取り付ける。こ
れによって、内容器1のフランジ部1aの下面は外容器
2の上部端面に密接し、内容器1と外容器2とで囲まれ
た空間22は密閉される。また、サイホン管4の先端は
外容器2内の水21中に没する。
【0019】この状態で米をしばらく水に浸漬させる。
浸漬時間は夏季で約20分以上、冬季で1時間以上行う
ことが好ましい。また、これを冷蔵庫内で保管してもよ
く、その場合は1時間以上おくことが好ましい。尚、冷
蔵庫で置いた場合は水に2週間米を浸漬させても出来上
がりのおいしい米飯を得られた。
【0020】米を十分に吸水させた後、この加熱調理容
器を逆さまにする。蓋3の水切り穴3aはいずれも内容
器1内と加熱調理容器外とを連通させる位置にあるの
で、水切り穴3aからは内容器1内の水のみが排出され
る。もちろん、水切り穴3aはその径が米粒よりも小さ
いので米は流れ出ず、また密閉空間22内の水21は漏
れ出ない。そして、内容器1内の水を切った後は加熱調
理容器を正常な置き方に戻して電子レンジに入れ、米の
量に見合った適切な時間だけマイクロ波加熱を行う。
【0021】上記第1実施形態の加熱調理容器は、加熱
調理容器内で米を吸水させ残った水は蓋3を開成せずに
水切り穴3aより排出することができ、また予め炊飯準
備は整っていることからそのまま電子レンジで加熱すれ
ばよい。従って、吸水させた米を水切りするための笊や
その米を内容器1に入れる手間を省略することができ、
便利なものとなる。また、米の水切りの程度は方法や用
いる笊によって異なるが、これがほぼ一定になるので常
に安定した水分量の米飯を得ることができる。
【0022】次に、第2実施形態の加熱調理容器につい
て説明する。図9は本実施形態の加熱調理容器の断面図
である。この加熱調理容器には外容器2の内側面に水位
目盛り5,6が凹凸状に形成されている。尚、それ以外
の構成については第1実施形態と同様である。
【0023】図10は外容器2の一方の水位目盛り5を
示しており、図11は他方の水位目盛り6を示してい
る。図10に示す水位目盛り5は炊飯の際に用いるもの
であり、生米の合数に応じた水位となっている。外容器
2内にこの水位目盛り5に応じて水を張り、その後に洗
米と水20を入れた内容器1(図9参照)を収納する。
【0024】また、図11に示す水位目盛り6はインス
タントラーメンを作る際に用いるものである。インスタ
ントラーメンの包装にある調理方法を参照し、必要水量
をこの水位目盛り6に応じて外容器2内に入れる。そし
て、麺を入れた内容器1を外容器2内に収納して蓋3を
取り付け、電子レンジで所定時間加熱する。
【0025】上記第2実施形態の加熱調理容器では、外
容器2の内側面に水位目盛り5,6が形成されているこ
とから、外容器2に適当量の水を簡単に張ることができ
便利である。尚、本実施形態では外容器2に炊飯用の水
位目盛り5とインスタントラーメン用の水位目盛り6の
両方を形成しているがどちらか一方でもよい。また、市
販されているインスタントラーメンの調理に必要な水量
は大別して400cc、450cc、500ccの3つであるため、本
実施形態では水位目盛り6をそれに応じたものにしてい
るが、これに限らないのはもちろんである。
【0026】次に、第3実施形態について説明する。図
12は本実施形態の加熱調理容器の断面図である。この
加熱調理容器は外容器2よりも一回り大きい外周容器7
を設けている。外周容器7の内側壁の上部には円周方向
に沿って溝7aが形成されており、その溝7aには第2
密閉手段としてオーリングなどのシールパッキン8が装
着されている。尚、これ以外の構成については第1実施
形態と同様である。
【0027】内容器1を収納した外容器2を外周容器7
の中に挿入して外容器2に蓋3を取り付けると、蓋3の
下部端面は外周容器7の上部端面に密接する。このと
き、シールパッキン8は外容器2の外側面に密接するの
で、外周容器7と外容器2との間には密閉された空間2
3が形成される。
【0028】この加熱調理容器で炊飯を行うには、先ず
第1実施形態と同様に内容器1内で十分に洗米を吸水さ
せてその水を切る。そして、電子レンジで所定時間だけ
強加熱する。加熱によって沸騰した湯は、サイホン管4
を通って内容器1内の米に注がれる。米は加熱により表
面がひび割れて水分を吸収しやすい状態になっているの
で、湯を急速に吸収してアルファ化を起こす。
【0029】電子レンジによる強加熱が終了した後は、
そのまましばらく放置して炊き上がりとする。この加熱
調理容器では外周容器7と外容器3との間の密閉空間2
3が空気断熱層となるので、熱は逃げにくく余熱によっ
て米を蒸らすことができる。この蒸らしによって米のア
ルファ化がさらに進行すると共に、米粒表面の余計な付
着水が米粒内へ吸収される。これによって、おいしい米
飯を得ることができる。
【0030】次に、第4実施形態について説明する。図
13は本実施形態の加熱調理容器の断面図である。この
加熱調理容器は外容器2よりも一回り大きい固定外周容
器9を設けている。固定外周容器9の内側壁の上端部に
はネジ部9aが形成されており、外容器2の外側面に形
成されたネジ部2bに螺合する。また、固定外周容器9
の側面の底部付近には通気用穴9bが形成されている。
【0031】内容器1を収納した外容器2を固定外周容
器9に収納し、これをネジ部2b,9aを介して固定す
る。この固定外周容器9と外容器2との間には、マイク
ロ波透過性の良いガラスウールなどの断熱材10が充填
されている。尚、これ以外の構成については第1実施形
態と同様である。
【0032】この加熱調理容器も、第3実施形態と同様
に断熱材10によって内容器1内の熱が逃げにくいこと
から、炊飯を行うには電子レンジで強加熱してその後し
ばらく放置するとよい。また、上記固定外周容器9は通
気用穴9bを設けていることから、メーカーでは固定外
周容器9を外容器2に固定しておくことができ、ユーザ
ーへの輸送の際に断熱材10が紛失するというようなこ
とが起こらない。
【0033】上記第3及び第4実施形態では、電子レン
ジで強加熱のみを行いその後は保温機能により米を蒸ら
すことができるので、従来技術のように電子レンジの出
力を制御する必要がない。故に、どのような電子レンジ
で炊飯を行っても常においしい米飯を得ることができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の加熱調
理容器は、予め内容器に洗米とこれを浸漬するための水
を入れておき、米を十分に吸水させた後に加熱調理容器
を逆さまにすることで水切りを行うことができる。ま
た、炊飯に必要な水も予め外容器に入れておくことか
ら、そのまま電子レンジで加熱することができる。従っ
て、吸水させた米を水切りするための笊やその米を内容
器に入れる手間を省略することができ、便利なものとな
る。また、米の水切りの程度は方法や用いる笊によって
異なるが、これがほぼ一定になるので安定した水分量の
米飯を得ることができる。
【0035】また、請求項2及び請求項3の加熱調理容
器は、米の合数に応じた水量又はインスタントラーメン
の調理に必要な水量が外容器の内壁に水位目盛りとして
示されていることから、ユーザーはこの水位に応じて水
を張るだけでよく、非常に便利である。
【0036】また、請求項4の加熱調理容器は外周容器
によって外容器の外側に断熱空気層を形成しており、請
求項5の加熱調理容器は固定外周容器を設けて外容器の
外側に断熱材を保持している。これによって、これらの
加熱調理容器は断熱性が向上するので、電子レンジで強
加熱のみを行った後にしばらく時間をおくと、余熱によ
り米が蒸らされ十分にアルファ化することができる。従
って、電子レンジの出力制御を必要とせず、どのような
電子レンジを用いてもおいしい米飯が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の加熱調理容器の上
面図。
【図2】図1におけるA-Aでの断面図。
【図3】第1実施形態における内容器の上面図。
【図4】図3におけるA-Aでの断面図。
【図5】第1実施形態における外容器の上面図。
【図6】図5におけるA-Aでの断面図。
【図7】第1実施形態における蓋の上面図。
【図8】図7におけるA-Aでの断面図。
【図9】第2実施形態の加熱調理容器の断面図。
【図10】第2実施形態の加熱調理容器における米の合
数に応じた水位目盛りを示す図。
【図11】第2実施形態の加熱調理容器におけるcc表示
の水位目盛りを示す図。
【図12】第3実施形態の加熱調理容器の断面図。
【図13】第4実施形態の加熱調理容器の断面図。
【符号の説明】
1 内容器 1a フランジ部 1b サイホン管継ぎ手 2 外容器 3 蓋 3a 水切り穴 4 サイホン管 5 水位目盛り 6 水位目盛り 7 外周容器 7a 溝 8 シールパッキン 9 固定外周容器 9a 通気用穴 10 断熱材 22 密閉空間 23 密閉空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 103 A47J 27/00 104 A47J 27/00 107 B65D 81/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され
    た外容器と、マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され前
    記外容器より一回り小さくて該外容器の内部に収納でき
    る内容器と、前記外容器に取り付けられ前記外容器及び
    前記内容器を覆う蓋と、前記内容器を前記外容器内に収
    納したとき前記内容器と前記外容器とで囲まれた空間を
    密閉する第1密閉手段と、該第1密閉手段により形成さ
    れた密閉空間を前記内容器内に連通させるサイホン管と
    を有し、前記密閉空間で沸騰した湯は前記サイホン管に
    より前記内容器内の食品へ供給される加熱調理容器にお
    いて、 前記蓋には径が米粒より小さい水切り穴が前記内容器内
    と前記加熱調理容器外とを連通させる位置に形成され 前記内容器には水と米を、前記外容器には水を入れて、
    前記内容器を前記外容器に収納して前記蓋を閉じ、前記
    米を十分に吸水させた後、前記加熱調理容器を逆さまに
    することで前記内容器内の水のみを排出させる ことを特
    徴とする加熱調理容器。
  2. 【請求項2】 前記外容器の内側壁には炊飯に必要な水
    量を示す水位目盛りが米の合数に応じて設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理容器
  3. 【請求項3】 マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され
    た外容器と、マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され前
    記外容器より一回り小さくて該外容器の内部に収納でき
    る内容器と、前記外容器に取り付けられ前記外容器及び
    前記内容器を覆う蓋と、前記内容器を前記外容器内に収
    納したとき前記内容器と前記外容器とで囲まれた空間を
    密閉する第1密閉手段と、該第1密閉手段により形成さ
    れた密閉空間を前記内容器内に連通させるサイホン管と
    を有し、前記密閉空間で沸騰した湯は前記サイホン管に
    より前記内容器内の食品へ供給される加熱調理容器にお
    いて、 前記外容器の内側壁にはインスタントラーメンの調理に
    必要な水量を示す水位目盛りが設けられていることを特
    徴とする加熱調理容器
  4. 【請求項4】 マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され
    た外容器と、マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され前
    記外容器より一回り小さくて該外容器の内部に収納でき
    る内容器と、前記外容器に取り付けられ前記外容器及び
    前記内容器を覆う蓋と、前記内容器を前記外容器内に収
    納したとき前記内容器と前記外容器とで囲まれた空間を
    密閉する第1密閉手段と、該第1密閉手段により形成さ
    れた密閉空間を前記内容器内に連通させるサイホン管と
    を有し、前記密閉空間で沸騰した湯は前記サイホン管に
    より前記内容器内の食品へ供給される加熱調理容器にお
    いて、 マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され前記外容器より
    一回り大きい外周容器を有しており、該外周容器は前記
    外容器を内部に装着すると該外容器との間に密閉空間を
    形成する第2密閉手段を設けていることを特徴とする加
    熱調理容器。
  5. 【請求項5】 マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され
    た外容器と、マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され前
    記外容器より一回り小さくて該外容器の内部に収納でき
    る内容器と、前記外容器に取り付けられ前記外容器及び
    前記内容器を覆う蓋と、前記内容器を前記外容器内に収
    納したとき前記内容器と前記外容器とで囲まれた空間を
    密閉する第1密閉手段と、該第1密閉手段により形成さ
    れた密閉空間を前記内容器内に連通させるサイホン管と
    を有し、前記密閉空間で沸騰した湯は前記サイホン管に
    より前記内容器内の食品へ供給される加熱調理容器にお
    いて、 マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され前記外容器より
    一回り大きく側面に通気用穴を形成した固定外周容器を
    有しており、該固定外周容器は前記外容器を内部に固定
    したとき該外容器との間にマイクロ波透過性の良い断熱
    材を保持することを特徴とする加熱調理容器。
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