JP3363424B2 - 分散マルチポイント会議システム、方法、チップ及び記憶媒体 - Google Patents
分散マルチポイント会議システム、方法、チップ及び記憶媒体Info
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- H04M7/006—Networks other than PSTN/ISDN providing telephone service, e.g. Voice over Internet Protocol (VoIP), including next generation networks with a packet-switched transport layer
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、複数の端末
間での電子データの交換に関して、特に分散マルチポイ
ント会議に関する。
間での電子データの交換に関して、特に分散マルチポイ
ント会議に関する。
【０００２】
【従来の技術】パケット・ベースのネットワークを介す
るマルチメディア会議のために、本業界で広く受け入れ
られる規格、すなわちＩＴＵ−Ｔ勧告Ｈ．３２３（略し
てＨ．３２３規格とも呼ばれる）によれば、異なるタイ
プのマルチポイント会議が、メディア・ストリームが分
散される方法に従い、集中型マルチポイント会議または
分散マルチポイント会議に区別される。用語"メディア
・ストリーム"は、ここではオーディオ・ストリーム、
ビデオ・ストリーム、テキスト・ストリーム、共用オブ
ジェクト・ストリーム（例えば共用ウィンドウ・ストリ
ーム）、共用リモート・ポインタ・ストリーム、及び会
議に接続される同類のビット・ストリームを指し示すた
めに使用される。
るマルチメディア会議のために、本業界で広く受け入れ
られる規格、すなわちＩＴＵ−Ｔ勧告Ｈ．３２３（略し
てＨ．３２３規格とも呼ばれる）によれば、異なるタイ
プのマルチポイント会議が、メディア・ストリームが分
散される方法に従い、集中型マルチポイント会議または
分散マルチポイント会議に区別される。用語"メディア
・ストリーム"は、ここではオーディオ・ストリーム、
ビデオ・ストリーム、テキスト・ストリーム、共用オブ
ジェクト・ストリーム（例えば共用ウィンドウ・ストリ
ーム）、共用リモート・ポインタ・ストリーム、及び会
議に接続される同類のビット・ストリームを指し示すた
めに使用される。
【０００３】集中型マルチポイント会議では、全ての参
加端末がユニキャスト（ポイント間）転送を介して、そ
れらのメディア・ストリームをマルチポイント・プロセ
ッサ（ＭＰ）に送信する。マルチポイント・プロセッサ
は、端末から受信される全てのメディア・ストリームを
処理し、すなわち合成またはスイッチし、結果のストリ
ームを端末に返送する。オーディオ・メディア・ストリ
ームの場合、端末から送信される信号は、エコー問題に
より、その発信元に返送されない。これがＭＰ実装が複
雑で高価となる１つの理由である。
加端末がユニキャスト（ポイント間）転送を介して、そ
れらのメディア・ストリームをマルチポイント・プロセ
ッサ（ＭＰ）に送信する。マルチポイント・プロセッサ
は、端末から受信される全てのメディア・ストリームを
処理し、すなわち合成またはスイッチし、結果のストリ
ームを端末に返送する。オーディオ・メディア・ストリ
ームの場合、端末から送信される信号は、エコー問題に
より、その発信元に返送されない。これがＭＰ実装が複
雑で高価となる１つの理由である。
【０００４】他方、分散マルチポイント会議では、全て
の参加端末がそれらのメディア・ストリームを全ての他
の参加端末に送信し、各端末がメディア・ストリームの
それ自身の混合及びスイッチングを実行する。従って、
マルチポイント・プロセッサが必要とされない。端末は
マルチキャスト転送を介して（ネットワークがマルチキ
ャストをサポートすると仮定する場合）、或いはネット
ワークがマルチキャストをサポートしない場合には、複
数のユニキャスト転送（マルチ・ユニキャスト）を介し
て、それらのメディア・ストリームを他の端末に送信す
ることができる。
の参加端末がそれらのメディア・ストリームを全ての他
の参加端末に送信し、各端末がメディア・ストリームの
それ自身の混合及びスイッチングを実行する。従って、
マルチポイント・プロセッサが必要とされない。端末は
マルチキャスト転送を介して（ネットワークがマルチキ
ャストをサポートすると仮定する場合）、或いはネット
ワークがマルチキャストをサポートしない場合には、複
数のユニキャスト転送（マルチ・ユニキャスト）を介し
て、それらのメディア・ストリームを他の端末に送信す
ることができる。
【０００５】これらの２つの方法に加え、Ｈ．３２３規
格はハイブリッド型マルチポイント会議を指定し、そこ
では集中型アプローチが幾つかのメディア・ストリーム
に適用され、分散型アプローチが他のストリームに適用
される。例えば、オーディオ・ストリームは直接端末に
分散され、ビデオ・データ・ストリームは中央ビデオ・
マルチポイント・プロセッサにより処理される。
格はハイブリッド型マルチポイント会議を指定し、そこ
では集中型アプローチが幾つかのメディア・ストリーム
に適用され、分散型アプローチが他のストリームに適用
される。例えば、オーディオ・ストリームは直接端末に
分散され、ビデオ・データ・ストリームは中央ビデオ・
マルチポイント・プロセッサにより処理される。
【０００６】メディア・ストリームに対する指定に加
え、Ｈ．３２３勧告はマルチポイント会議の制御アーキ
テクチャを指定する。参加端末はマルチポイント制御装
置（ＭＣ）を介して通信し、ＭＣはとりわけ、新たな参
加者を勧誘及び追加し、適切なメディア・コーデックを
選択し、メディア分配方法を決定し、端末にメディア・
ストリームの送受信のために使用されるアドレスを知ら
せる役目をする。
え、Ｈ．３２３勧告はマルチポイント会議の制御アーキ
テクチャを指定する。参加端末はマルチポイント制御装
置（ＭＣ）を介して通信し、ＭＣはとりわけ、新たな参
加者を勧誘及び追加し、適切なメディア・コーデックを
選択し、メディア分配方法を決定し、端末にメディア・
ストリームの送受信のために使用されるアドレスを知ら
せる役目をする。
【０００７】前述の２つのマルチポイント会議方法を比
較するとき、分散アプローチは高価なＭＰを要求しない
利点を有する。更に、その分散構造により、非常に多数
の会議にスケーリングされ得る。しかしながら、会議の
参加者数が、端末が並列に処理可能なメディア・ストリ
ームの数、及びメディア・ストリームの分配により消費
される総ネットワーク容量により制限される。第２の制
限要因は、ネットワークが低容量リンクを介して端末に
よりアクセスされるとき、及びマルチ・ユニキャストが
使用されるとき、極めて重大となる。なぜなら、マルチ
キャストがネットワークによりサポートされないからで
ある。この後者の条件は現在、大多数のＩＰベースのネ
ットワークに当てはまる。
較するとき、分散アプローチは高価なＭＰを要求しない
利点を有する。更に、その分散構造により、非常に多数
の会議にスケーリングされ得る。しかしながら、会議の
参加者数が、端末が並列に処理可能なメディア・ストリ
ームの数、及びメディア・ストリームの分配により消費
される総ネットワーク容量により制限される。第２の制
限要因は、ネットワークが低容量リンクを介して端末に
よりアクセスされるとき、及びマルチ・ユニキャストが
使用されるとき、極めて重大となる。なぜなら、マルチ
キャストがネットワークによりサポートされないからで
ある。この後者の条件は現在、大多数のＩＰベースのネ
ットワークに当てはまる。
【０００８】Ｎ個の参加端末を有する分散マルチ・ユニ
キャスト会議では、ある端末はそのメディア・ストリー
ムを他の（Ｎ−１）個の端末に送信し、それらの（Ｎ−
１）個の端末により送信されるストリームを受信するこ
とを要求される。結果的に、アクセス・リンク上の端末
により、特定のメディアに対して要求される容量は、Ｂ
＝２＊（Ｎ−１）＊ｂとなり、ｂは単一のストリームに
より要求される容量を表す。
キャスト会議では、ある端末はそのメディア・ストリー
ムを他の（Ｎ−１）個の端末に送信し、それらの（Ｎ−
１）個の端末により送信されるストリームを受信するこ
とを要求される。結果的に、アクセス・リンク上の端末
により、特定のメディアに対して要求される容量は、Ｂ
＝２＊（Ｎ−１）＊ｂとなり、ｂは単一のストリームに
より要求される容量を表す。
【０００９】端末が標準タイプの２８．８Ｋビット／秒
のモデムを介してネットワークをアクセスし、Ｇ．７２
３がオーディオに対して使用されると仮定すると（Ｇ．
７２３オーディオ・ストリームは６Ｋビット／秒を消費
する）、こうした端末は３当事者だけを含むオーディオ
会議に参加することができる。
のモデムを介してネットワークをアクセスし、Ｇ．７２
３がオーディオに対して使用されると仮定すると（Ｇ．
７２３オーディオ・ストリームは６Ｋビット／秒を消費
する）、こうした端末は３当事者だけを含むオーディオ
会議に参加することができる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、１つ以上の参加端末に対して要求されるリンク容量
を多大に低減できる、新たな分散会議システム及び方法
を提供することである。
は、１つ以上の参加端末に対して要求されるリンク容量
を多大に低減できる、新たな分散会議システム及び方法
を提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この目的及び追加の利点
が、本発明の第１の一般的な実施例において、会議交換
においてメディア・ストリームを送受信する複数の参加
端末により形成される分散マルチポイント会議システム
により達成される。システムは更に、端末の１つに接続
され、その端末から少なくとも１つのまたは全てのメデ
ィア・ストリームを受信するが、他の参加端末からは受
信しない、少なくとも１つのマルチポイント・ディスト
リビュータ（ＭＤ）を含む。他方、マルチポイント・デ
ィストリビュータは、その関連付けられる端末から受信
するメディア・ストリームを他の参加端末に送信するた
めにだけ、それらの他の端末に接続される。他の参加端
末は追加のメディア・ストリームを、任意の他の参加端
末から直接受信する。換言すると、ＭＤに関連付けられ
る任意の端末は、その少なくとも１つのまたは全てのメ
ディア・ストリームをＭＤに送信する一方、メディア・
ストリームを他の端末から直接受信するか、他のＭＤか
ら受信する。同様の理由で、ＭＤに関連付けられなかっ
た任意の端末は、このようにそのメディア・ストリーム
を直接的に、すなわちＭＤを介さず、他の全ての端末に
送信する。一般に、本発明の１つの態様によれば、マル
チポイント・ディストリビュータは、いわゆる多機能型
のマルチポイント・プロセッサではないので、少数の参
加端末、精々、１０個までの端末、が会議システムに有
利に参加でき、１つ以上のまたは全ての端末がそれら自
身のＭＤに関連付けられる。実際、ＭＤはネットワーキ
ング・サブシステムを含む任意の汎用コンピュータ内に
実装され得る。
が、本発明の第１の一般的な実施例において、会議交換
においてメディア・ストリームを送受信する複数の参加
端末により形成される分散マルチポイント会議システム
により達成される。システムは更に、端末の１つに接続
され、その端末から少なくとも１つのまたは全てのメデ
ィア・ストリームを受信するが、他の参加端末からは受
信しない、少なくとも１つのマルチポイント・ディスト
リビュータ（ＭＤ）を含む。他方、マルチポイント・デ
ィストリビュータは、その関連付けられる端末から受信
するメディア・ストリームを他の参加端末に送信するた
めにだけ、それらの他の端末に接続される。他の参加端
末は追加のメディア・ストリームを、任意の他の参加端
末から直接受信する。換言すると、ＭＤに関連付けられ
る任意の端末は、その少なくとも１つのまたは全てのメ
ディア・ストリームをＭＤに送信する一方、メディア・
ストリームを他の端末から直接受信するか、他のＭＤか
ら受信する。同様の理由で、ＭＤに関連付けられなかっ
た任意の端末は、このようにそのメディア・ストリーム
を直接的に、すなわちＭＤを介さず、他の全ての端末に
送信する。一般に、本発明の１つの態様によれば、マル
チポイント・ディストリビュータは、いわゆる多機能型
のマルチポイント・プロセッサではないので、少数の参
加端末、精々、１０個までの端末、が会議システムに有
利に参加でき、１つ以上のまたは全ての端末がそれら自
身のＭＤに関連付けられる。実際、ＭＤはネットワーキ
ング・サブシステムを含む任意の汎用コンピュータ内に
実装され得る。
【００１２】本発明の好適な実施例によれば、システム
が、メディア・ストリームを送受信するために相互接続
される高容量リンク化端末（ＨＣＬ端末）を含む一方、
マルチポイント・ディストリビュータに接続される少な
くとも１つの端末は、低容量リンク化端末（ＬＣＬ端
末）である。しかしながら、マルチポイント・ディスト
リビュータとＬＣＬ端末との接続は、決定的な要求では
ない。他方、本発明による会議システムは、２つ以上の
マルチポイント・ディストリビュータを含み得、この場
合、各マルチポイント・ディストリビュータはその関連
付けられる端末から、少なくとも１つのメディア・スト
リームを受信する。同様の理由で、システムの全ての端
末は、関連付けられるマルチポイント・ディストリビュ
ータに接続されるか、それを提供され得る。
が、メディア・ストリームを送受信するために相互接続
される高容量リンク化端末（ＨＣＬ端末）を含む一方、
マルチポイント・ディストリビュータに接続される少な
くとも１つの端末は、低容量リンク化端末（ＬＣＬ端
末）である。しかしながら、マルチポイント・ディスト
リビュータとＬＣＬ端末との接続は、決定的な要求では
ない。他方、本発明による会議システムは、２つ以上の
マルチポイント・ディストリビュータを含み得、この場
合、各マルチポイント・ディストリビュータはその関連
付けられる端末から、少なくとも１つのメディア・スト
リームを受信する。同様の理由で、システムの全ての端
末は、関連付けられるマルチポイント・ディストリビュ
ータに接続されるか、それを提供され得る。
【００１３】別の実施例によれば、本発明は、会議交換
においてメディア・ストリームを送受信する複数の参加
端末間の、分散マルチポイント会議方法を提供する。本
方法は更に、端末の１つに接続され、その関連付けられ
る端末から少なくとも１つのメディア・ストリームを受
信するが、他の参加端末からは受信しない、少なくとも
１つのマルチポイント・ディストリビュータを提供する
ステップを含む。マルチポイント・ディストリビュータ
は、その関連付けられる端末から受信するメディア・ス
トリームを他の参加端末に送信するために、それらの他
の端末に接続される。他の参加端末はまた、追加のメデ
ィア・ストリームを、任意の他の参加端末から直接受信
し得る。
においてメディア・ストリームを送受信する複数の参加
端末間の、分散マルチポイント会議方法を提供する。本
方法は更に、端末の１つに接続され、その関連付けられ
る端末から少なくとも１つのメディア・ストリームを受
信するが、他の参加端末からは受信しない、少なくとも
１つのマルチポイント・ディストリビュータを提供する
ステップを含む。マルチポイント・ディストリビュータ
は、その関連付けられる端末から受信するメディア・ス
トリームを他の参加端末に送信するために、それらの他
の端末に接続される。他の参加端末はまた、追加のメデ
ィア・ストリームを、任意の他の参加端末から直接受信
し得る。
【００１４】再度、本発明による会議方法は、１つ以上
のＨＣＬ端末及び１つ以上のＬＣＬ端末を含み得、任意
のＬＣＬ端末がそのマルチポイント・ディストリビュー
タに関連付けられる。
のＨＣＬ端末及び１つ以上のＬＣＬ端末を含み得、任意
のＬＣＬ端末がそのマルチポイント・ディストリビュー
タに関連付けられる。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明のシステム及び方法につい
て、図面を参照しながら述べることにする。図１は、
Ｈ．３２３規格により定義される技術に従う集中型マル
チポイント会議システム１を表す図である。これは複数
の端末１１、１２、１３などを含み、それらは各々マル
チポイント・プロセッサ１０にリンクされる。ここで複
数の端末は図１に示されるものよりも小規模でも大規模
でも差し支えない。マルチポイント・プロセッサ１０と
端末１１、１２、１３との間に、１対の矢印１０’-１
１’、１０”−1２’、及び１０’’’-１３’だけがそ
れぞれ示されるが、これは１つのメディア・ストリーム
だけが各方向に送信されることを意味するものではな
く、会議の要件及びシステム容量に即する任意の数のメ
ディア・ストリームが交換されることを意味する。しか
しながら、マルチポイント・プロセッサ１０から発信さ
れるメディア・ストリーム１０’、１０”及び１
０’’’を伝送する流れは同一ではなく、各参加端末１
１、１２及び１３に対して異なる。
て、図面を参照しながら述べることにする。図１は、
Ｈ．３２３規格により定義される技術に従う集中型マル
チポイント会議システム１を表す図である。これは複数
の端末１１、１２、１３などを含み、それらは各々マル
チポイント・プロセッサ１０にリンクされる。ここで複
数の端末は図１に示されるものよりも小規模でも大規模
でも差し支えない。マルチポイント・プロセッサ１０と
端末１１、１２、１３との間に、１対の矢印１０’-１
１’、１０”−1２’、及び１０’’’-１３’だけがそ
れぞれ示されるが、これは１つのメディア・ストリーム
だけが各方向に送信されることを意味するものではな
く、会議の要件及びシステム容量に即する任意の数のメ
ディア・ストリームが交換されることを意味する。しか
しながら、マルチポイント・プロセッサ１０から発信さ
れるメディア・ストリーム１０’、１０”及び１
０’’’を伝送する流れは同一ではなく、各参加端末１
１、１２及び１３に対して異なる。
【００１６】図２は、Ｈ．３２３規格に従う別の従来シ
ステム、すなわち分散マルチポイント会議システム（マ
ルチ・ユニキャスト）２を示す。このシステムは複数の
端末２１、２２、２３から形成され、これらの端末はそ
れらのメディア・ストリーム２１’、２１”、２２’、
２２”、２３’、２３”を互いに直接送信する。端末の
正確な数は、図２に示されるように３つに制限されるも
のではなく、各矢印対は２１’-２２’、２２”-２
３’、及び２１”-２３”は、会議要件及びシステム容
量に即する任意の数のメディア・ストリームを表す。
ステム、すなわち分散マルチポイント会議システム（マ
ルチ・ユニキャスト）２を示す。このシステムは複数の
端末２１、２２、２３から形成され、これらの端末はそ
れらのメディア・ストリーム２１’、２１”、２２’、
２２”、２３’、２３”を互いに直接送信する。端末の
正確な数は、図２に示されるように３つに制限されるも
のではなく、各矢印対は２１’-２２’、２２”-２
３’、及び２１”-２３”は、会議要件及びシステム容
量に即する任意の数のメディア・ストリームを表す。
【００１７】図３は、本発明に従う分散マルチポイント
会議システム３を示す。このシステムは複数の端末３
１、３２、３３により形成され、端末３１はマルチポイ
ント・ディストリビュータ３０に関連付けられる。再
度、端末の正確な数は、図３に示されるように３つに制
限されるものではなく、各矢印３０’、３０”、３
１’、３１”、３２’、３２”、３３’、３３”は、会
議要件及びシステム容量に即する任意の数のメディア・
ストリームを表す。しかしながら、マルチポイント・デ
ィストリビュータ３０から発信される流れまたはメディ
ア・ストリーム３０’、３０”は、端末３１からマルチ
ポイント・ディストリビュータ３０に送信されるデータ
・ストリーム３１’と同一である。
会議システム３を示す。このシステムは複数の端末３
１、３２、３３により形成され、端末３１はマルチポイ
ント・ディストリビュータ３０に関連付けられる。再
度、端末の正確な数は、図３に示されるように３つに制
限されるものではなく、各矢印３０’、３０”、３
１’、３１”、３２’、３２”、３３’、３３”は、会
議要件及びシステム容量に即する任意の数のメディア・
ストリームを表す。しかしながら、マルチポイント・デ
ィストリビュータ３０から発信される流れまたはメディ
ア・ストリーム３０’、３０”は、端末３１からマルチ
ポイント・ディストリビュータ３０に送信されるデータ
・ストリーム３１’と同一である。
【００１８】従来の分散会議システム同様、マルチポイ
ント・ディストリビュータ３０に関連付けられる端末３
１を除く全ての参加端末３２、３３が、それらのメディ
ア・ストリーム３２’、３２”、３３’、３３”を他の
端末に直接送信する。端末３１はマルチポイント・ディ
ストリビュータ３０からサポートを得る。すなわち、端
末３１は（Ｎ−１）のメディア・ストリームを送信する
代わりに、単一のストリーム３１’だけをそのＭＤ３０
に送信する。ＭＤ３０はストリーム３１’をストリーム
３０’、３０”を介して、更に他の端末３２、３３に再
分配する。
ント・ディストリビュータ３０に関連付けられる端末３
１を除く全ての参加端末３２、３３が、それらのメディ
ア・ストリーム３２’、３２”、３３’、３３”を他の
端末に直接送信する。端末３１はマルチポイント・ディ
ストリビュータ３０からサポートを得る。すなわち、端
末３１は（Ｎ−１）のメディア・ストリームを送信する
代わりに、単一のストリーム３１’だけをそのＭＤ３０
に送信する。ＭＤ３０はストリーム３１’をストリーム
３０’、３０”を介して、更に他の端末３２、３３に再
分配する。
【００１９】マルチポイント・ディストリビュータ（Ｍ
Ｄ）３０はメディア・ストリームを次のように分配す
る。すなわち、ＭＤ３０はメディア・データの断片また
は一部を端末から受信し、データをバッファに配置し、
バッファリングされたデータを各他の端末に送信する。
ＭＤ３０は受信メディア・データの各断片に対してプロ
シージャを繰り返す。マルチポイント・ディストリビュ
ータ３０は例えば、チップなどの一片のハードウェアと
して実装されるか、ネットワーキング・サブシステムを
有する汎用コンピュータ内の一片のソフトウェアとして
実装される。
Ｄ）３０はメディア・ストリームを次のように分配す
る。すなわち、ＭＤ３０はメディア・データの断片また
は一部を端末から受信し、データをバッファに配置し、
バッファリングされたデータを各他の端末に送信する。
ＭＤ３０は受信メディア・データの各断片に対してプロ
シージャを繰り返す。マルチポイント・ディストリビュ
ータ３０は例えば、チップなどの一片のハードウェアと
して実装されるか、ネットワーキング・サブシステムを
有する汎用コンピュータ内の一片のソフトウェアとして
実装される。
【００２０】メディア処理はＭＤによっては実行され
ず、あらゆる端末３１、３２、３３は、他の端末により
送信される（Ｎ−１）の全てのストリームを受信し、そ
れらを局所的に処理する。その結果、分散システムの利
点が保存される。なぜなら、図１のシステム１の場合の
ように、複雑なマルチプロセッサが要求されないからで
ある。本発明に従うシステム及び方法は、非常に多数の
会議にスケーリング可能である。なぜなら、ＭＤ３０は
関連端末３１から受信するメディア・ストリームだけ
を、残りの端末３２、３３などに再分配するだけなの
で、極めて簡単に実装できるからである。
ず、あらゆる端末３１、３２、３３は、他の端末により
送信される（Ｎ−１）の全てのストリームを受信し、そ
れらを局所的に処理する。その結果、分散システムの利
点が保存される。なぜなら、図１のシステム１の場合の
ように、複雑なマルチプロセッサが要求されないからで
ある。本発明に従うシステム及び方法は、非常に多数の
会議にスケーリング可能である。なぜなら、ＭＤ３０は
関連端末３１から受信するメディア・ストリームだけ
を、残りの端末３２、３３などに再分配するだけなの
で、極めて簡単に実装できるからである。
【００２１】任意の端末３１がそのストリームを（他の
全ての端末に送信する代わりに）関連ＭＤ３０に送信す
るだけなので、単一のメディアに対して端末により要求
される容量が、２＊（Ｎ−１）＊ｂからＮ＊ｂに低減さ
れる。
全ての端末に送信する代わりに）関連ＭＤ３０に送信す
るだけなので、単一のメディアに対して端末により要求
される容量が、２＊（Ｎ−１）＊ｂからＮ＊ｂに低減さ
れる。
【００２２】例えば２８．８Ｋビット／秒のモデムを有
する端末３１の場合、この端末は４当事者によるオーデ
ィオ会議に参加することができる。しかしながら、端末
３１が本発明による分散マルチポイント会議システム３
を用いて、または対応する方法を用いて３当事者会議に
参加する場合、他のアプリケーションが使用可能ないく
らかの容量が残される。それに対して、従来の分散シス
テム２はアクセス・リンクの全容量を消費する。
する端末３１の場合、この端末は４当事者によるオーデ
ィオ会議に参加することができる。しかしながら、端末
３１が本発明による分散マルチポイント会議システム３
を用いて、または対応する方法を用いて３当事者会議に
参加する場合、他のアプリケーションが使用可能ないく
らかの容量が残される。それに対して、従来の分散シス
テム２はアクセス・リンクの全容量を消費する。
【００２３】本発明による分散マルチポイント会議シス
テム及び方法は、ネットワークへのアップリンクの容量
がほんの僅かであり、反対方向の容量が大きい非対称ア
クセス構成にとって、非常に魅力的である。こうした構
成には、ＡＤＳＬ（非対称デジタル・サブスクライバ）
や、アップリンク用に通常のモデム、ダウンリンク用に
ケーブル・モデムを有するハイブリッド・アクセスなど
が含まれる。これらの状況では、端末がストリームをＭ
Ｄに送信するために、制限付きのアップリンク容量が使
用される一方、ダウンリンクを介して他の端末により送
信される（Ｎ−１）ストリームを受信する。
テム及び方法は、ネットワークへのアップリンクの容量
がほんの僅かであり、反対方向の容量が大きい非対称ア
クセス構成にとって、非常に魅力的である。こうした構
成には、ＡＤＳＬ（非対称デジタル・サブスクライバ）
や、アップリンク用に通常のモデム、ダウンリンク用に
ケーブル・モデムを有するハイブリッド・アクセスなど
が含まれる。これらの状況では、端末がストリームをＭ
Ｄに送信するために、制限付きのアップリンク容量が使
用される一方、ダウンリンクを介して他の端末により送
信される（Ｎ−１）ストリームを受信する。
【００２４】ＭＤは、サポートを要求するこれらの端
末、すなわちＬＣＬ端末に対してだけ要求され、ＨＣＬ
端末では要求されない。
末、すなわちＬＣＬ端末に対してだけ要求され、ＨＣＬ
端末では要求されない。
【００２５】集中型制御アーキテクチャによるＨ．３２
３規格では、端末はＨ．２４５能力交換フェーズの間
に、マルチポイント制御装置（ＭＣ）にＭＤの必要性に
関して通知できる。ＭＣはそれに応じて要求されたＭＤ
を生成し、要求端末にそのメディアを生成されたＭＤに
送信するように指令する。例えば、ＭＤは会議のＭＣを
含む同一の装置をホストとするか、それを要求するＬＣ
Ｌ端末にできるだけ近い所に、または通常の最適化規則
にもとづき、ネットワーク内のどこかに、例えば受信機
にできるだけ近い所に設けられる。
３規格では、端末はＨ．２４５能力交換フェーズの間
に、マルチポイント制御装置（ＭＣ）にＭＤの必要性に
関して通知できる。ＭＣはそれに応じて要求されたＭＤ
を生成し、要求端末にそのメディアを生成されたＭＤに
送信するように指令する。例えば、ＭＤは会議のＭＣを
含む同一の装置をホストとするか、それを要求するＬＣ
Ｌ端末にできるだけ近い所に、または通常の最適化規則
にもとづき、ネットワーク内のどこかに、例えば受信機
にできるだけ近い所に設けられる。
【００２６】例：次の特定の例は、本発明が３つの参加
端末Ｔ１、Ｔ２、Ｔ３及びマルチポイント・ディストリ
ビュータＭＤを有する会議システムにより、会議におい
て使用される様子を示す。
端末Ｔ１、Ｔ２、Ｔ３及びマルチポイント・ディストリ
ビュータＭＤを有する会議システムにより、会議におい
て使用される様子を示す。
【００２７】端末Ｔ１及びＴ２はそれらのメディア・ス
トリームを他の端末に直接送信するが、端末Ｔ３はマル
チポイント・ディストリビュータを使用し、そのメディ
ア・ストリームを端末Ｔ１及びＴ２に分配する。
トリームを他の端末に直接送信するが、端末Ｔ３はマル
チポイント・ディストリビュータを使用し、そのメディ
ア・ストリームを端末Ｔ１及びＴ２に分配する。
【００２８】端末がＨ．３２３で定義されるプロシージ
ャを使用し、ＩＰネットワーク上で会議呼び出しをセッ
トアップすると仮定すると、会議を生成する１つの可能
性は、Ｔ１及びＴ２間のポイント間呼び出しで開始し、
それを会議に拡張するいわゆる臨時会議拡張（ad-hoc c
onference expansion）である。Ｔ１がＴ２を勧誘し、
Ｔ１がＨ．３２３マスタ／スレーブ決定プロシージャに
従い選出されたマスタと仮定すると、Ｔ１は自身とＴ２
に対する信号接続を有するＭＣを生成する。次にＴ１は
ＭＣを介するＴ３への信号接続をトンネル化することに
より、Ｈ．３２３送信勧誘プロシージャを開始する。Ｔ
３はＨ．３２３プロシージャに従い、信号勧誘を受諾す
る。能力記述のためのＨ．２４５メッセージが、端末が
マルチポイント・ディストリビュータを使用する能力を
記述するように拡張され、Ｔ３がこうした能力をその端
末能力セット・メッセージ内で公示すると仮定すると、
ＭＣはその能力に関して習得する。Ｈ．３２３送信勧誘
プロシージャが成功裡に完了すると、Ｔ３はＨ．３２３
プロシージャを開始し、論理チャネル・オープン・メッ
セージをＭＣに送信することにより、メディア・ストリ
ームのための論理チャネルをオープンする。ＭＣは次に
論理チャネル・オープン・メッセージをＴ１及びＴ２に
送信する。Ｔ１はメディア・ストリームを受信する準備
をし、ＭＣに自身がメディア・ストリームを受信するト
ランスポート・アドレスを、論理チャネル・オープン肯
定応答メッセージ内で送信する。Ｔ２に対しても同一の
プロシージャが発生する。ＭＣは次に信号メッセージに
より、マルチポイント・ディストリビュータに、Ｔ３か
らメディア・ストリームを受信し、それをＴ１及びＴ２
に分配するように指令する。マルチポイント・ディスト
リビュータはその要求に肯定応答し、ＭＣに自身がメデ
ィア・データを受信するトランスポート・アドレスを信
号メッセージにより通知する。ＭＣは論理チャネル・オ
ープン肯定応答メッセージをＴ３に送信し、Ｔ３がメデ
ィア・ストリームをマルチポイント・ディストリビュー
タに送信する必要があることを知らせる。するとＴ３は
メディア・データをマルチポイント・ディストリビュー
タに送信開始し、マルチポイント・ディストリビュータ
は前述のように、それをＴ１及びＴ２に分配する。
ャを使用し、ＩＰネットワーク上で会議呼び出しをセッ
トアップすると仮定すると、会議を生成する１つの可能
性は、Ｔ１及びＴ２間のポイント間呼び出しで開始し、
それを会議に拡張するいわゆる臨時会議拡張（ad-hoc c
onference expansion）である。Ｔ１がＴ２を勧誘し、
Ｔ１がＨ．３２３マスタ／スレーブ決定プロシージャに
従い選出されたマスタと仮定すると、Ｔ１は自身とＴ２
に対する信号接続を有するＭＣを生成する。次にＴ１は
ＭＣを介するＴ３への信号接続をトンネル化することに
より、Ｈ．３２３送信勧誘プロシージャを開始する。Ｔ
３はＨ．３２３プロシージャに従い、信号勧誘を受諾す
る。能力記述のためのＨ．２４５メッセージが、端末が
マルチポイント・ディストリビュータを使用する能力を
記述するように拡張され、Ｔ３がこうした能力をその端
末能力セット・メッセージ内で公示すると仮定すると、
ＭＣはその能力に関して習得する。Ｈ．３２３送信勧誘
プロシージャが成功裡に完了すると、Ｔ３はＨ．３２３
プロシージャを開始し、論理チャネル・オープン・メッ
セージをＭＣに送信することにより、メディア・ストリ
ームのための論理チャネルをオープンする。ＭＣは次に
論理チャネル・オープン・メッセージをＴ１及びＴ２に
送信する。Ｔ１はメディア・ストリームを受信する準備
をし、ＭＣに自身がメディア・ストリームを受信するト
ランスポート・アドレスを、論理チャネル・オープン肯
定応答メッセージ内で送信する。Ｔ２に対しても同一の
プロシージャが発生する。ＭＣは次に信号メッセージに
より、マルチポイント・ディストリビュータに、Ｔ３か
らメディア・ストリームを受信し、それをＴ１及びＴ２
に分配するように指令する。マルチポイント・ディスト
リビュータはその要求に肯定応答し、ＭＣに自身がメデ
ィア・データを受信するトランスポート・アドレスを信
号メッセージにより通知する。ＭＣは論理チャネル・オ
ープン肯定応答メッセージをＴ３に送信し、Ｔ３がメデ
ィア・ストリームをマルチポイント・ディストリビュー
タに送信する必要があることを知らせる。するとＴ３は
メディア・データをマルチポイント・ディストリビュー
タに送信開始し、マルチポイント・ディストリビュータ
は前述のように、それをＴ１及びＴ２に分配する。
【００２９】一般に、本発明は、メディア・ストリーム
（例えばオーディオ、ビデオ）が参加端末自身により混
合またはスイッチされる分散会議システム及び方法を提
供する。これは特に、少数の参加者（一般に５人乃至７
人）を有する会議の場合に有利である。なぜなら、高価
なマルチポイント・プロセッサの支援を必要としないか
らである。トレードオフは、従来技術による分散会議シ
ステムが、集中型システムよりも本質的に大きなネット
ワーク容量を必要とする事実に起因し、これは会議参加
者が低容量リンクを介してネットワークをアクセスする
ときに問題となる。従来の分散会議システムのこの欠点
は、要求容量を従来技術による分散会議システムにより
要求される容量の約半分に低減する、本発明によるシス
テム及び方法により本質的に低減され得る。
（例えばオーディオ、ビデオ）が参加端末自身により混
合またはスイッチされる分散会議システム及び方法を提
供する。これは特に、少数の参加者（一般に５人乃至７
人）を有する会議の場合に有利である。なぜなら、高価
なマルチポイント・プロセッサの支援を必要としないか
らである。トレードオフは、従来技術による分散会議シ
ステムが、集中型システムよりも本質的に大きなネット
ワーク容量を必要とする事実に起因し、これは会議参加
者が低容量リンクを介してネットワークをアクセスする
ときに問題となる。従来の分散会議システムのこの欠点
は、要求容量を従来技術による分散会議システムにより
要求される容量の約半分に低減する、本発明によるシス
テム及び方法により本質的に低減され得る。
【００３０】当業者であれば、ここで開示されたシステ
ム及び方法の多くの変更が明らかであろう。例えば、電
話接続は有線伝送または無線伝送により実現され、一般
に、端末間の任意のタイプの相互接続が、要求されるデ
ータ伝送容量を提供するために適用可能である。
ム及び方法の多くの変更が明らかであろう。例えば、電
話接続は有線伝送または無線伝送により実現され、一般
に、端末間の任意のタイプの相互接続が、要求されるデ
ータ伝送容量を提供するために適用可能である。
【００３１】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【００３２】（１）会議交換においてメディア・ストリ
ームを送受信する複数の参加端末により形成される分散
マルチポイント会議システムであって、前記端末の１つ
に接続され、該端末から前記メディア・ストリームの少
なくとも１つを受信するが、他の前記参加端末からは受
信しない、少なくとも１つのマルチポイント・ディスト
リビュータを含み、前記マルチポイント・ディストリビ
ュータが前記他の参加端末に接続され、前記端末から受
信される前記少なくとも１つのメディア・ストリーム
を、前記他の参加端末に送信し、前記他の参加端末が更
に、任意の前記端末、及び前記システムに参加する他の
マルチポイント・ディストリビュータから、直接メディ
ア・ストリームを受信する、システム。 （２）３個乃至１０個の参加端末を含む、前記（１）記
載のシステム。 （３）前記システム内の前記マルチポイント・ディスト
リビュータが、ネットワーキング・システムを有する汎
用コンピュータ内に実装される、前記（１）または
（２）記載のシステム。 （４）前記参加端末の少なくとも１つが高容量リンク化
端末であり、前記参加端末の少なくとも１つが低容量リ
ンク化端末である、前記（１）乃至（３）のいずれかに
記載のシステム。 （５）会議交換においてメディア・ストリームを送受信
する複数の参加端末の会議のための分散マルチポイント
方法であって、前記端末の１つに接続され、該端末から
前記メディア・ストリームの少なくとも１つを受信する
が、他の前記参加端末からは受信しない、少なくとも１
つのマルチポイント・ディストリビュータを提供するス
テップを含み、前記マルチポイント・ディストリビュー
タが前記他の参加端末に接続され、前記端末から受信さ
れる前記少なくとも１つのメディア・ストリームを、前
記他の参加端末に送信し、前記他の参加端末が更に、任
意の前記端末、及び前記システムに参加する他のマルチ
ポイント・ディストリビュータから、直接メディア・ス
トリームを受信する、方法。 （６）３個乃至１０個の端末が前記会議に参加する、前
記（５）記載の方法。 （７）前記システム内の前記マルチポイント・ディスト
リビュータが、ネットワーキング・システムを有する汎
用コンピュータ内に実装される、前記（５）または
（６）記載の方法。 （８）前記参加端末の少なくとも１つが高容量リンク化
端末であり、前記参加端末の少なくとも１つが低容量リ
ンク化端末である、前記（５）乃至（７）のいずれかに
記載の方法。 （９）会議交換においてメディア・ストリームを送受信
する複数の参加端末により形成される分散マルチポイン
ト会議システムにおいて使用されるマルチポイント・デ
ィストリビュータ・チップであって、前記端末の１つか
ら、少なくとも１つのメディア・ストリームを受信する
手段と、前記少なくとも１つのメディア・ストリームを
他の前記参加端末に送信する手段とを含む、チップ。 （１０）会議交換においてメディア・ストリームを送受
信する複数の参加端末により形成される分散マルチポイ
ント会議システムにおいて使用されるマルチポイント・
ディストリビュータ・プログラムを有するコンピュータ
読取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムはコン
ピュータに前記端末の１つから、少なくとも１つのメデ
ィア・ストリームを受信するステップと、前記少なくと
も１つのメディア・ストリームを他の前記参加端末に送
信するステップとを実行させるものである記憶媒体。
ームを送受信する複数の参加端末により形成される分散
マルチポイント会議システムであって、前記端末の１つ
に接続され、該端末から前記メディア・ストリームの少
なくとも１つを受信するが、他の前記参加端末からは受
信しない、少なくとも１つのマルチポイント・ディスト
リビュータを含み、前記マルチポイント・ディストリビ
ュータが前記他の参加端末に接続され、前記端末から受
信される前記少なくとも１つのメディア・ストリーム
を、前記他の参加端末に送信し、前記他の参加端末が更
に、任意の前記端末、及び前記システムに参加する他の
マルチポイント・ディストリビュータから、直接メディ
ア・ストリームを受信する、システム。 （２）３個乃至１０個の参加端末を含む、前記（１）記
載のシステム。 （３）前記システム内の前記マルチポイント・ディスト
リビュータが、ネットワーキング・システムを有する汎
用コンピュータ内に実装される、前記（１）または
（２）記載のシステム。 （４）前記参加端末の少なくとも１つが高容量リンク化
端末であり、前記参加端末の少なくとも１つが低容量リ
ンク化端末である、前記（１）乃至（３）のいずれかに
記載のシステム。 （５）会議交換においてメディア・ストリームを送受信
する複数の参加端末の会議のための分散マルチポイント
方法であって、前記端末の１つに接続され、該端末から
前記メディア・ストリームの少なくとも１つを受信する
が、他の前記参加端末からは受信しない、少なくとも１
つのマルチポイント・ディストリビュータを提供するス
テップを含み、前記マルチポイント・ディストリビュー
タが前記他の参加端末に接続され、前記端末から受信さ
れる前記少なくとも１つのメディア・ストリームを、前
記他の参加端末に送信し、前記他の参加端末が更に、任
意の前記端末、及び前記システムに参加する他のマルチ
ポイント・ディストリビュータから、直接メディア・ス
トリームを受信する、方法。 （６）３個乃至１０個の端末が前記会議に参加する、前
記（５）記載の方法。 （７）前記システム内の前記マルチポイント・ディスト
リビュータが、ネットワーキング・システムを有する汎
用コンピュータ内に実装される、前記（５）または
（６）記載の方法。 （８）前記参加端末の少なくとも１つが高容量リンク化
端末であり、前記参加端末の少なくとも１つが低容量リ
ンク化端末である、前記（５）乃至（７）のいずれかに
記載の方法。 （９）会議交換においてメディア・ストリームを送受信
する複数の参加端末により形成される分散マルチポイン
ト会議システムにおいて使用されるマルチポイント・デ
ィストリビュータ・チップであって、前記端末の１つか
ら、少なくとも１つのメディア・ストリームを受信する
手段と、前記少なくとも１つのメディア・ストリームを
他の前記参加端末に送信する手段とを含む、チップ。 （１０）会議交換においてメディア・ストリームを送受
信する複数の参加端末により形成される分散マルチポイ
ント会議システムにおいて使用されるマルチポイント・
ディストリビュータ・プログラムを有するコンピュータ
読取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムはコン
ピュータに前記端末の１つから、少なくとも１つのメデ
ィア・ストリームを受信するステップと、前記少なくと
も１つのメディア・ストリームを他の前記参加端末に送
信するステップとを実行させるものである記憶媒体。
【図１】モデム／電話接続を介して共通マルチポイント
・プロセッサにリンクされる複数の端末を含む、従来の
集中型マルチポイント会議システムを示す図である。
・プロセッサにリンクされる複数の端末を含む、従来の
集中型マルチポイント会議システムを示す図である。
【図２】マルチ・ユニキャストによる分散マルチポイン
ト会議のための別の従来システムを示す図である。
ト会議のための別の従来システムを示す図である。
【図３】本発明による分散マルチポイント会議システム
を示す図である。
を示す図である。
１ 集中型マルチポイント会議システム
２、３ 分散マルチポイント会議システム
１０ マルチポイント・プロセッサ
１１、１２、１３ 端末
３０ マルチポイント・ディストリビュータ
フロントページの続き
(72)発明者 クラウディオ・フレイナー
アメリカ合衆国95119、カリフォルニア
州サン・ホセ、パープル・ヒルズ・ドラ
イブ 6182
(72)発明者 マーセル・グラフ
スイス、シィ・エイチ−8802 キルヒバ
ーグ、バヒラーストラッセ 49
(72)発明者 ルーカス・エス・ヒュースラー
スイス、シィ・エイチ−8055 ズーリッ
ヒ、ゲレンホルツ エイ４
(72)発明者 ホン・リン・トルオン
スイス、シィ・エイチ−8055 リヒター
ズウィル、レイドホルツストラッセ 37
(56)参考文献 特開 平10−247944（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−271477（ＪＰ，Ａ)
ＷＩＬＬＥＢＥＥＫ−ＬＥＭＡＩＲ
Ｍ Ｈ ＥＴ ＡＬ，Ｄｉｓｔｒｉｂｕ
ｔｅｄ ｖｉｄｅｏ ｃｏｎｆｅｒｅｎ
ｃｉｎｇ ｓｙｓｔｅｍｓ，ＣＯＭＰＵ
ＴＥＲ ＣＯＭＭＵＮＩＣＡＴＩＯＮ
Ｓ，1997年 ５月，ｖｏｌ．20 ｎｏ.
３，ｐｐ．157−168
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04L 12/18
H04L 12/44
Claims (9)
- 【請求項１】会議交換においてメディア・ストリームを
送受信する複数の参加端末により形成される分散マルチ
ポイント会議システムであって、 前記参加端末の１つに接続され、該端末から前記メディ
ア・ストリームの少なくとも１つを受信するが、他の前
記参加端末からは受信しない、少なくとも１つのマルチ
ポイント・ディストリビュータを含み、 前記マルチポイント・ディストリビュータが前記他の参
加端末に接続され、前記参加端末から受信される前記少
なくとも１つのメディア・ストリームを、前記他の参加
端末に送信し、 前記他の参加端末が更に、任意の前記端末、及び前記シ
ステムに参加する他のマルチポイント・ディストリビュ
ータから、直接メディア・ストリームを受信する、シス
テム。 - 【請求項２】３個乃至１０個の参加端末を含む、請求項
１記載のシステム。 - 【請求項３】前記システム内の前記マルチポイント・デ
ィストリビュータが、ネットワーキング・システムを有
する汎用コンピュータ内に実装される、請求項１または
請求項２記載のシステム。 - 【請求項４】前記他の参加端末の少なくとも１つが高容
量リンク化端末であり、前記参加端末の前記１つが低容
量リンク化端末である、請求項１乃至請求項３のいずれ
かに記載のシステム。 - 【請求項５】会議交換においてメディア・ストリームを
送受信する複数の参加端末の会議のための分散マルチポ
イント方法であって、 前記端末の１つに接続され、該端末から前記メディア・
ストリームの少なくとも１つを受信するが、他の前記参
加端末からは受信しない、少なくとも１つのマルチポイ
ント・ディストリビュータを提供するステップを含み、 前記マルチポイント・ディストリビュータが前記他の参
加端末に接続され、前記端末から受信される前記少なく
とも１つのメディア・ストリームを、前記他の参加端末
に送信し、 前記他の参加端末が更に、任意の前記端末、及び前記シ
ステムに参加する他のマルチポイント・ディストリビュ
ータから、直接メディア・ストリームを受信する、方
法。 - 【請求項６】３個乃至１０個の端末が前記会議に参加す
る、請求項５記載の方法。 - 【請求項７】前記システム内の前記マルチポイント・デ
ィストリビュータが、ネットワーキング・システムを有
する汎用コンピュータ内に実装される、請求項５または
請求項６記載の方法。 - 【請求項８】前記他の参加端末の少なくとも１つが高容
量リンク化端末であり、前記参加端末の前記１つが低容
量リンク化端末である、請求項５乃至請求項７のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項９】会議交換においてマルチポイント制御装置
の制御の下に関連するメディア・ストリームを相互間で
直接に送受信する３個以上の複数の参加端末により形成
される分散マルチポイント会議システムに実装して使用
されるマルチポイント・ディストリビュータ・チップで
あって、 前記マルチポイント制御装置の制御の下に選択された前
記複数の参加端末のうちの１つから少なくとも１つのメ
ディア・ストリームを受信するための手段と、 前記受信メディア・ストリームを前記選択された１つを
除く残りの前記複数の参加端末に送信するための手段と
を備え、 前記分散マルチポイント会議システムに実装され前記マ
ルチポイント制御装置の制御下にある時、前記選択され
た１つの参加端末の出力のみが前記受信手段の入力に接
続されるディストリビュータ・チップ。
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|---|---|---|---|
| EP99101911A EP1024647B1 (en) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | Hybrid conferencing system |
| EP99101911.8 | 1999-01-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001044991A JP2001044991A (ja) | 2001-02-16 |
| JP3363424B2 true JP3363424B2 (ja) | 2003-01-08 |
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ID=8237473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000016842A Expired - Fee Related JP3363424B2 (ja) | 1999-01-29 | 2000-01-26 | 分散マルチポイント会議システム、方法、チップ及び記憶媒体 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6509925B1 (ja) |
| EP (1) | EP1024647B1 (ja) |
| JP (1) | JP3363424B2 (ja) |
| KR (1) | KR20000071273A (ja) |
| DE (1) | DE69936834T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7031268B1 (en) * | 2000-05-17 | 2006-04-18 | Cisco Technology, Inc. | Call optimization in ad-hoc conference calls |
| US7103009B1 (en) * | 2000-05-17 | 2006-09-05 | Cisco Technology, Inc. | Call optimization in ad-hoc conference calls |
| DE10138267A1 (de) * | 2001-08-03 | 2003-02-20 | Siemens Ag | Verfahren und Endeinrichtung zur Mehrpunktkommunikation |
| JP3920675B2 (ja) * | 2002-03-22 | 2007-05-30 | 株式会社リコー | データ通信方法、コンピュータ、プログラム及び記憶媒体 |
| US7627629B1 (en) * | 2002-10-30 | 2009-12-01 | Cisco Technology, Inc. | Method and apparatus for multipoint conferencing |
| US7580976B2 (en) * | 2003-04-18 | 2009-08-25 | Microsoft Corporation | Identifying an appropriate connection point for connecting to an application layer session |
| US7154999B2 (en) * | 2003-10-15 | 2006-12-26 | Lucent Technologies Inc. | Sending identification information of a plurality of communication devices that are active on a communication session to information receiving component |
| US7353255B2 (en) * | 2003-10-30 | 2008-04-01 | International Business Machines Corporation | System and apparatus for geographically distributed VoIP conference service with enhanced QoS |
| US7792064B2 (en) | 2003-11-19 | 2010-09-07 | Lg Electronics Inc. | Video-conferencing system using mobile terminal device and method for implementing the same |
| KR100942654B1 (ko) * | 2003-12-02 | 2010-02-17 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말장치를 이용한 화상회의 시스템 및 방법 |
| US7985138B2 (en) * | 2004-02-17 | 2011-07-26 | International Business Machines Corporation | SIP based VoIP multiplayer network games |
| US20070253558A1 (en) * | 2006-05-01 | 2007-11-01 | Xudong Song | Methods and apparatuses for processing audio streams for use with multiple devices |
| US8127235B2 (en) | 2007-11-30 | 2012-02-28 | International Business Machines Corporation | Automatic increasing of capacity of a virtual space in a virtual world |
| US20090164919A1 (en) | 2007-12-24 | 2009-06-25 | Cary Lee Bates | Generating data for managing encounters in a virtual world environment |
| JP5159375B2 (ja) | 2008-03-07 | 2013-03-06 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | メタバースにおけるオブジェクトの真贋判断システム、方法及びそのコンピュータ・プログラム |
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| US9682324B2 (en) | 2010-05-12 | 2017-06-20 | Activision Publishing, Inc. | System and method for enabling players to participate in asynchronous, competitive challenges |
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