JP3363082B2 - パターンの合わせずれの電気的測定方法 - Google Patents

パターンの合わせずれの電気的測定方法

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    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リソグラフィー
技術に関し、特に合わせずれ誤差測定に使用される合わ
せずれの電気的測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体デバイスの露光工程の
合わせずれを測定する際には、合わせずれ量測定用パタ
ーンの電気抵抗値により測定されている。例えば、I.
J.STEMP, K.H.NICHOLAS, H.
E.BROCKMANによる、IEEE TRANSA
CTIONS ON ELECTRAN DEVICE
S,VOL.ED−26,NO.4,APRIL 19
79, P729〜732に記載の、“Automat
ic testing and Analysis o
f Misregistrations Found
in Semiconductor Processi
ng”と題された技術では、合わせずれの測定精度は2
0nmであるとされており、またこの測定精度で十分で
あるものとしている。
【0003】しかし、最近の半導体デバイスのデザイン
を考慮すると、測定精度は少なくとも5nmは必要であ
り、将来的に計画されているデバイスでは、1nmの測
定精度が必要となってくる。したがって、現在の測定精
度に対して、より高精度に測定できるための工夫が必要
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような合わせずれ
を高精度に測定するための工夫として、上述した文献の
技術では、四端子法による抵抗値測定による測定精度向
上を期待している。しかしながら、実際には四端子法は
用いておらず、また測定用のパターン例も示されてはい
ない。
【0005】また、投影光学系の収差の影響により、パ
ターンは、その粗密の程度によって転写位置がずれてし
まうものである。上述した文献では、孤立パターンでず
れ量を測定しており、実際のデバイスパターンとは密度
が異なる。そのため、測定値は信用できないものとな
る。
【0006】したがって、この発明の目的は、実際のデ
バイスパターンと同じ密度で測定でき、実パターンの合
わせ精度をより高精度で測定することのできる半導体デ
バイスの合わせずれの電気的特性方法を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の発明によれば、第1層目の測定パターンを形成し
て、上記第1層目の測定パターン上に第2層目の測定パ
ターンを形成する第1の工程と、少なくとも上記第1層
目若しくは第2層目の測定パターンの何れかに設けられ
た端子間の電気抵抗を測定する第2の工程と、この測定
された電気抵抗値から上記第1層目の測定パターンと第
2層目の測定パターンとの合わせずれを算出する第3の
工程とを具備するパターンの合わせずれの電気的測定方
法に於いて、上記第1の工程は、上記第1層目及び第2
層目の測定パターンの少なくとも一方の測定パターン
を、少なくとも2本以上のパターンを有して形成するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の上記第2の工程は四端子法を用いて測定するこ
とを特徴とする。請求項3に記載の発明によれば、上記
第1の工程は、少なくとも2本以上のパターンを有して
形成された測定パターンが、高密度に隣接して配置され
ることを特徴とする。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、第1層目
の測定パターンを形成して、上記第1層目の測定パター
ン上に第2層目の測定パターンを形成する第1の工程
と、少なくとも上記第1層目若しくは第2層目の測定パ
ターンの何れかに設けられた端子間の電気抵抗を測定す
る第2の工程と、この測定された電気抵抗値から上記第
1層目の測定パターンと第2層目の測定パターンとの合
わせずれを算出する第3の工程とを具備するパターンの
合わせずれの電気的測定方法に於いて、上記第1の工程
は、上記第1層目及び第2層目の測定パターンの少なく
とも一方の測定パターンを、少なくとも2本以上のパタ
ーンを有して形成し、且つ上記測定用パターンは、プラ
ス方向のずれとマイナス方向のずれに対して別々のパタ
ーンを用いて形成することを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、上記第2の工程
は四端子法を用いて測定することを特徴とする。更に、
請求項6に記載の発明は、第1層目の測定パターンを形
成して、上記第1層目の測定パターン上に第2層目の測
定パターンを形成する第1の工程と、少なくとも上記第
1層目若しくは第2層目の測定パターンの何れかに設け
られた端子間の電気抵抗を測定する第2の工程と、この
測定された電気抵抗値から上記第1層目の測定パターン
と第2層目の測定パターンとの合わせずれを算出する第
3の工程とを具備するパターンの合わせずれの電気的測
定方法に於いて、上記第1の工程は、上記第1層目の測
定パターンを少なくとも2本以上のパターンを有して形
成し、上記第2層目の測定パターンを上記第1層目の測
定パターンのパターンの長手方向に分割したメインパタ
ーン部及びサブパターン部を形成することを特徴とす
る。請求項7に記載の発明によれば、上記第2の工程は
四端子法を用いて測定することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。初めに、四端子法による合わせ
ずれの測定原理について説明する。図2は、四端子法に
よる合わせ測定原理を説明するもので、図示されるよう
なパターン10が、第1層目に導電膜として形成されて
いる。そして、このパターン10から延出された形状で
複数の端子1〜7が電極として形成されている。
【0012】次に、第2層目のパターンが抜きパターン
として転写され、図3に示されるようなパターン10が
形成される。このとき、第2層目のパターン11によっ
て抜きパターンとなる部分は、端子2、3と端子6、5
間の中央になるべきである。しかしながら、合わせずれ
があると、第2層目のパターン11は、図3に示される
ように、第1層目のパターン10の中央からずれた位置
(この場合中央より右側にずれた位置)に抜きパターン
が形成される。
【0013】ここで、端子2と端子3間の距離をlm 、
抵抗値をRm 、端子5と端子6間の距離をlp 、抵抗値
をRp とし、シート抵抗をρ、第2層目パターン11の
中央からのずれ量をΔxとすると、合わせずれがゼロの
ときの端子間の線幅がWであるとしてRm =ρlm /
(W+Δx)であり、またRp =ρlp /(W−Δx)
が成り立つ。この2つの式から下記(1)式が成立す
る。 Δx=1/2(ρ((lm /Rm )−(lp /Rp )) …(1) これにより、抵抗値Rm とRp を測定することで、第1
層目のパターン10と第2層目のパターン11の位置ず
れ量を知ることができる。
【0014】ここで、精度良く合わせずれ量を知るため
には、抵抗値を精密に測定する必要がある。そのため、
上記抵抗値を四端子法によって測定する。例えば、端子
7がグラウンドに接地され、端子1から電流Im 、端子
4から電流Ip から流れるようにすると、端子2−3間
及び端子5−6間にそれぞれ電圧Vm とVp が発生す
る。すなわち、 Rm =Vm /Im …(2) Rp =Vp /Ip …(3) である。
【0015】また、上記(2)式及び(3)式より、下
記(4)式が得られる。 Δx=1/2(ρ((lm Im /Vm ) −(lp Ip /Vp ))) …(4) このように、電圧Vm 及びVp 、電流Im 及びIp を測
定することによって、ずれ量Δxを知ることができる。
或いは、端子7は用いずに、端子1−4間に共通の電流
Iを流すことにすると、上記(4)式は下記(5)式の
ようになる。
【0016】 Δx=1/2(ρI((lm /Vm )−(lp /Vp )))…(5) このように、やはりずれ量Δxを求めることができる。
この発明は、こうした原理に基いてなされるものであ
る。
【0017】次に、この発明の第1の実施の形態につい
て説明する。図4はパターンへの露光例を示した図であ
り、図5は上記露光後のパターンを示した図である。
【0018】この発明では、実際のデバイス密度と同じ
パターン密度での合わせずれ量を測定するようにしてい
る。このため、上述した原理説明のように、ずれ量をプ
ラス側とマイナス側を同一パターンから測定することが
できない場合がある。このため、以下に述べる実施の形
態では、次のような四端子法による抵抗値測定パターン
により合せずれ量が測定される。
【0019】この測定方法について、図4及び図5と、
図1のフローチャートを参照して説明する。図4に於い
て、第1層目のパターン13には4つの端子14、1
5、16、17が形成されている。同様に、第1層目の
パターン20には4つの端子21、22、23、24が
形成されている。これらのパターン13、20は同一形
状をしているものとする。
【0020】そして、ステップS1に於いて、これらの
パターン13及び20に対して露光がなされる。すなわ
ち、端子14〜17を有するパターン13と、端子21
〜24を有するパターン20に対して1回目の露光が行
われる。次いで、第2層目のパターン25及び26に対
して2回目の露光が行われる。
【0021】ここで、2回目の露光は、x方向のプラス
側、マイナス側のずれを考慮して、パターン13、20
に於いてx方向で異なる側にパターン25、26が配置
されて露光がなされるようになっている。すなわち、パ
ターン13の場合はパターン25は下側に、また、パタ
ーン20の場合はパターン26は上側に配置される。
【0022】この後、ステップS2に於いて上記パター
ン13及び20に現像が行われ、更にステップS3にて
エッチングが行われる。これらによって、図5に示され
るような、異なる形状のパターン13′及び20′が形
成される。この場合、パターン25及び26の合わせず
れによって、上記パターン13′及び20′の幅はw1
及びw2 が得られる。
【0023】次いで、ステップS4にて、パターン1
3′に於ける端子15、16間について、抵抗値が測定
される。例えば、端子14と17の間に電流Iを流し、
端子15、16間の電圧V1 が測定される。同様にし
て、パターン20′に於ける端子22、23間につい
て、抵抗値が測定される。例えば、端子21と24の間
に電流Iを流して、端子22、23間の電圧V2 が測定
される。この場合、パターン13′とパターン20′
は、図5に示されるようにそのパターン幅がw1 及びw
2 と異なっており、このずれによって上記電圧V1 、V
2 の差が生じることがわかる。
【0024】次に、ステップS5に於いて、上記測定に
より得られた値から、合わせずれ量が計算される。この
場合、x方向の合わせずれによるずれ量Δxは、上記
(5)式より、シート抵抗をρ、端子間の距離が2つの
パターンで等しくlとすると、 Δx=1/2(ρIl((1/Vm )−(1/Vp ))) …(6) で求められる。このように、パターン13′及び20′
の2種類を用意して、それぞれのずれ量を測定すること
により、ずれ方向が正と負の場合の誤差を防止すること
ができる。
【0025】また、上述した測定方法とは別に、幅Wの
異なるパターン(1回目の露光時のみ)を作成しておけ
ば、較正用に利用することができる。次に、この発明の
第2の実施の形態を説明する。
【0026】通常、高集積メモリのような半導体デバイ
スでは、パターン密度が大変高いものとなっている。こ
の発明では、実際のデバイスパターンと同程度の密度状
態での位置ずれを測定するため、第2の実施の形態で
は、第1層目のパターンを図6に示されるような繰り返
しパターンとして形成する。
【0027】このパターン30の繰り返し本数は、デバ
イスによって必要な回数とする。また、このパターン3
0には、四端子法による抵抗測定のための端子31、3
2、33、34が形成されている。
【0028】これに対し、抜きパターンとしての第2層
目のパターンは図7に示されるように形成される。この
第2層目のパターンは、図示のごとくy方向に長く形成
されたメインパターン35と、短く形成されたサブパタ
ーン36とが複数組用意されて成る。
【0029】図8は、上述した第1層目のパターン30
上に第2層目のメインパターン35及びサブパターン3
6が転写された状態のパターンを示したもので、第1層
目のパターン30上に抜きパターンが転写されてエッチ
ングされた後の、最終的なパターンである。
【0030】第2層目のパターンがメインパターン35
とサブパターン36に分割されているのは、次の理由に
よる。仮に、サブパターン36が存在しないものとする
と、第2層目のパターンが図示y方向に位置ずれを起こ
している場合、第1層目のパターン30の折り返し部分
の線幅が変わってしまうことになる。したがって、x方
向の測定がy方向のずれ量の影響を受ける。
【0031】これに対し、第2層目のパターンにサブパ
ターン36を設けると、第1層目のパターン30の折り
返し部の線幅が一定に保たれる。このため、y方向に位
置ずれが生じても抵抗値が変わらないので、x方向の測
定にy方向のずれが影響することがない。
【0032】そして、図8に示される最終的なパターン
に於いて、例えば端子31と端子34の間に電流が流さ
れ、端子32と端子33間の電圧が測定される。この電
流値と電圧値から、抵抗値が求められる。
【0033】一方、この例では、例えば、ずれがプラス
方向に生じた場合には線幅が細くなる測定パターンと、
ずれがマイナス方向に生じた場合には線幅が太くなる測
定パターンの2種類を用意しておく。すると、これら2
種類のパターンから得られる2つの結果を、校正用に別
に用意したパターンと比較することによって、合わせず
れ量を求めることができる。
【0034】次に、この発明の第3の実施の形態につい
て説明する。この第3の実施の形態では、第1層目、第
2層目共に、測定パターンの外側にパターンの繰り返し
性が維持できるようなパターンを配置するものである。
【0035】例えば、図3に示されるパターンに於い
て、第2層目のパターンを1本ではなく、複数本のパタ
ーンとすることができる。図9に於いて、第1層目のパ
ターン40は、複数個の端子41、42、43、44、
45、46及び47を有して形成されている。そして、
上記パターン41上に第2層目のメインパターン50が
形成されると共に、このメインパターン50の両側に複
数個の第2層目の隣接パターン51が形成される。これ
は、隣接パターン51をメインパターン50の両側に隣
接して高密度に配置することにより、実際のデバイスパ
ターンに近いものと考えることができる。
【0036】この場合、端子41と端子44間に電流が
流され、端子42、端子43間の抵抗値と端子45、端
子46間の抵抗値から、プラス方向とマイナス方向の線
幅値が求められる。そして、その線幅値の結果から、合
わせずれ量が求められる。ここで、線幅の求め方につい
ては、例えば、J.Iba, K.Hashimot
o, R.Ferguson, T.Yanagisa
wa, D.Samuelsらによる“Electri
cal Characteruzation of A
cros−Field Lithographic P
erformance for 256M bit D
RAM Technologies,”SPIE Pr
oceedings, vol 2512, p218
に記載されている。
【0037】この第3の実施の形態では、x方向に於け
るプラス方向とマイナス方向を1つのパターンで測定可
能にしたが、図1及び図2に示されたパターンのよう
に、一方向だけ測定可能なパターンを用い、それに対し
て2本以上のパターンを形成して所望の結果を得ること
もできる。
【0038】また、投影光学系の収差の影響により、パ
ターンは、その粗密の程度によって転写位置がずれてし
まうものである。上述したI.J.STEMP, K.
H.NICHOLAS, H.E.BROCKMANに
よる文献では、孤立パターンでずれ量を測定しており、
実際のデバイスパターンとは密度が異なるため、測定値
は信用できないものとなる。
【0039】これに対し、上述した実施の形態では、実
際のデバイスパターンと同じ密度で測定可能であるの
で、実際のパターンの合わせ精度を、良い精度で測定す
ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、以下の
如き効果を得ることができる。請求項1に記載の発明に
よれば、測定用パターンにもパターン密度が考慮できる
ように少なくとも2本のパターンの組から成る測定パタ
ーンを用いて測定するようにしたので、ずれ方向が正と
負の場合の誤差を防止することができる。
【0041】また、請求項2に記載の発明によれば、四
端子法を用いることにより、上記測定パターンの抵抗値
を極めて正確に測定することができる。請求項3に記載
の発明によれば、測定パターンを実際のデバイスパター
ンと同程度の密度に配置することで、一層デバイスパタ
ーンの合わせずれ精度を正確に測定することができる。
【0042】請求項4に記載の発明によれば、プラス方
向とマイナス方向で抵抗値が逆になる測定パターンを用
いて2つの測定値を得ることにより、精度良い測定値を
得ることができる。
【0043】また、請求項5に記載の発明によれば、四
端子法を用いることにより、上記測定パターンの抵抗値
を極めて正確に測定することができる。請求項6に記載
の発明によれば、x方向用測定パターンがy方向にずれ
たとしても、測定パターンをメインパターンとサブパタ
ーンに分割することで、y方向にずれても抵抗値が変化
しない測定用パターンを作ることができ、正確な値を測
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態でパターンの合わ
せずれの電気的測定方法の動作を説明するフローチャー
トである。
【図2】四端子法による合わせ測定原理を説明するもの
で、第1層目のパターンを表した図である。
【図3】第1層目のパターン上に第2層目のパターンを
露光した状態を表した図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態を示すもので、パ
ターンへの露光例を示した図である。
【図5】図4の露光後のパターンを示した図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態を示すもので、繰
り返しパターンとして形成された第1層目のパターンを
示した図である。
【図7】図6の第1層目のパターン上に第2層目のメイ
ンパターン及びサブパターンが転写された状態のパター
ンを示した図である。
【図8】この発明の第2の実施の形態を示すもので、最
終的なパターンを示した図である。
【図9】この発明の第3の実施の形態を示すもので、最
終的なパターンを示した図である。
【符号の説明】
1〜7、14〜17、21〜24、31〜34、41〜
47 端子、 10 第1層目のパターン、 11 第2層目のパターン、 13、13′、20、20′、30 パターン、 35、50 メインパターン、 36 サブパターン、 51 隣接パターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 徹 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 野村 博 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 東木 達彦 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝横浜事業所内 (56)参考文献 特開 平2−5445(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 7/00 G03F 9/00 H01L 21/027

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1層目の測定パターンを形成して、上
    記第1層目の測定パターン上に第2層目の測定パターン
    を形成する第1の工程と、少なくとも上記第1層目若し
    くは第2層目の測定パターンの何れかに設けられた端子
    間の電気抵抗を測定する第2の工程と、この測定された
    電気抵抗値から上記第1層目の測定パターンと第2層目
    の測定パターンとの合わせずれを算出する第3の工程と
    を具備するパターンの合わせずれの電気的測定方法に於
    いて、 上記第1の工程は、上記第1層目及び第2層目の測定パ
    ターンの少なくとも一方の測定パターンを、少なくとも
    2本以上のパターンを有して形成することを特徴とする
    パターンの合わせずれの電気的測定方法。
  2. 【請求項2】 上記第2の工程は四端子法を用いて測定
    することを特徴とする請求項1に記載のパターンの合わ
    せずれの電気的測定方法。
  3. 【請求項3】 上記第1の工程は、少なくとも2本以上
    のパターンを有して形成された測定パターンが、高密度
    に隣接して配置されることを特徴とする請求項2に記載
    のパターンの合わせずれの電気的測定方法。
  4. 【請求項4】 第1層目の測定パターンを形成して、上
    記第1層目の測定パターン上に第2層目の測定パターン
    を形成する第1の工程と、少なくとも上記第1層目若し
    くは第2層目の測定パターンの何れかに設けられた端子
    間の電気抵抗を測定する第2の工程と、この測定された
    電気抵抗値から上記第1層目の測定パターンと第2層目
    の測定パターンとの合わせずれを算出する第3の工程と
    を具備するパターンの合わせずれの電気的測定方法に於
    いて、 上記第1の工程は、上記第1層目及び第2層目の測定パ
    ターンの少なくとも一方の測定パターンを、少なくとも
    2本以上のパターンを有して形成し、且つ上記測定用パ
    ターンは、プラス方向のずれとマイナス方向のずれに対
    して別々のパターンを用いて形成することを特徴とする
    パターンの合わせずれの電気的測定方法。
  5. 【請求項5】 上記第2の工程は四端子法を用いて測定
    することを特徴とする請求項3に記載のパターンの合わ
    せずれの電気的測定方法。
  6. 【請求項6】 第1層目の測定パターンを形成して、上
    記第1層目の測定パターン上に第2層目の測定パターン
    を形成する第1の工程と、少なくとも上記第1層目若し
    くは第2層目の測定パターンの何れかに設けられた端子
    間の電気抵抗を測定する第2の工程と、この測定された
    電気抵抗値から上記第1層目の測定パターンと第2層目
    の測定パターンとの合わせずれを算出する第3の工程と
    を具備するパターンの合わせずれの電気的測定方法に於
    いて、 上記第1の工程は、上記第1層目の測定パターンを少な
    くとも2本以上のパターンを有して形成し、上記第2層
    目の測定パターンを上記第1層目の測定パターンのパタ
    ーンの長手方向に分割したメインパターン部及びサブパ
    ターン部を形成することを特徴とするパターンの合わせ
    ずれの電気的測定方法。
  7. 【請求項7】 上記第2の工程は四端子法を用いて測定
    することを特徴とする請求項5に記載のパターンの合わ
    せずれの電気的測定方法。
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