JP3361175B2 - 長さ調整可能な杖 - Google Patents

長さ調整可能な杖

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JP3361175B2
JP3361175B2 JP05588594A JP5588594A JP3361175B2 JP 3361175 B2 JP3361175 B2 JP 3361175B2 JP 05588594 A JP05588594 A JP 05588594A JP 5588594 A JP5588594 A JP 5588594A JP 3361175 B2 JP3361175 B2 JP 3361175B2
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薫 宮城
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株式会社サツキ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、杖に関し、特に長さを
自由に調整可能な金属部材から成る杖に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで長さを自由に調節可能な金属部
材から成る杖自体は知られている。例えば図22に示す
ように、このような長さ調整可能な杖2は、下端部に石
突きを有する細い金属管3と上端部にグリップを有する
太い金属管4とが互いに入れ子式になって構成されてい
る。そして太い金属管4には、数段の孔5が設けられ、
細い方の金属管3にはこの太い金属管4の孔5に整合す
る一個の孔6を設けてある。更に該細い方の金属管3の
当該孔6とこれに整合する太い金属管4に設けた孔5と
に貫通するように止めピン7が配置してある。この止め
ピン7は該細い方の金属管3の内部へ一端部を固定した
板ばね8の他端部によって該管3の孔6から外方へ向か
って弾性保持されている。こうして細い方の金属管3に
対して太い方の金属管4を適当に入れ子調整し、当該細
い金属管3の孔6に対して太い金属管4の適当な段の孔
5を整合させ、これらの互いに整合した孔へ前記止めピ
ン7を係合させ、こうして杖の長さを調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような公知の杖で
は、当該杖の長さを調整する場合には、太い方の金属管
4の孔5の外方からピン7をドライバや細い棒を使って
板ばね8の弾性力に抗して内側へ押し込みかつピン7を
該太い方の金属管4の孔5から内方に押し付けながら、
太い方の金属管4を上下に移動調整しなければならなか
った。これはピン7が常時板ばね8によってこれらの金
属管の外方へ押圧されているからであり、このようなピ
ン7を押し込みながらの長さ調整作業は杖を使用として
いる人々にとっては極めて困難な作業であった。更に該
太い方の金属管4を長手方向に移動して長さ調整をする
のであるがこれまでの杖2では、この太い方の金属管4
を長手方向に移動する際に、当該太い方の金属管4が軸
線方向のみならず、回転方向にも自由に回転可能となっ
ていたので、太い方の金属管4に設けた孔5がなかなか
ピン7の位置に一致せず、その調整作業が一層困難であ
った。そのうえ更に、この止めピン7は太い金属管4の
外表面に突き出ていると邪魔になるため一般には太い方
の金属管4の肉厚寸法部分にだけかみ合っているため大
変短くかつ、杖2に幾分大きな力が加わると、ピン7が
容易に孔5から外れたり又は該孔5を拡大変形又は破損
したりする欠点があった。また、金属管と金属管とを連
結するため、加工上両者間に幾分かの間隙が生じてお
り、このため杖をつくたびにその連結部分において騒音
を発生するという課題もあった。本件発明はこのような
種々の課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、互いに入れ子式になっている太い方の金属管
が細い方の金属管に対して長手方向には移動可能である
が回転方向には移動不能となるように、太い方の金属管
に中心方向に向かってくぼみ点を設け、更にこのくぼみ
点が嵌まり合うように細い方の金属管に長手方向に向か
って伸びかつ該管の中心方向に向かって凹んでいる溝を
形成した。また、両方の金属管の長手方向移動を制限す
るための止めピンをこれらの金属管の外側から内側に向
かって差し込むようにし、更にこの止めピンが係合する
孔を太い方の金属管には1個、細い方の金属管には複数
個設け、更にまた該止めピンの操作を杖のグリップ部分
に設けた調整部材によって行えるようにした。又、該止
めピンの位置保持のために、外側の金属管の孔の周囲に
隆起部を形成し、止めピンが外側の金属管の孔から抜け
出すのを防止している。又、長さ調整操作を、ピンを一
旦完全に内側の金属管の孔から外した後、内側の金属管
を上下に摺動運動させることにより行うことが出来るよ
うにし、こうしてピンが自動的に該内側の金属管に設け
た孔へ嵌合し、調整作業を極めて簡単に行えるようにし
た。このため、これまでのように、ピンを押し込みなが
ら操作する必要がなくなり、長さ調整が極めて安全でか
つ容易に迅速に行えるようになった。更に、止めピンの
長さを長くし、杖に大きな力がかかった場合にも、この
ピンが抜けたり、金属管の孔を破損するような欠点を解
消している。さらに、騒音を発生する金属管の隙間を無
くすため、シール部材を2カ所に設け、これにより騒音
の発生を完全に防止している。
【0005】
【作用】太い方の金属管に設けたくぼみ点が細い方の金
属管に設けた長手方向に伸びる溝に規制され、両者は軸
線方向運動は出来るが回転運動をすることは出来ない。
また、太い方の金属管に設けた一個の孔の周囲を外向き
に隆起させピンの保持距離を長くしたのでピンの位置決
めが確実に行えるようになっている。更に、入れ子式の
二重金属管に係合するピン部分及び該金属管の外方に位
置するピン部分を共に長くしたので、両者の係合が完全
に行われると共に、大きい荷重がかかった場合において
もピンが容易に変形することがない。また金属管の周り
に配置したシール部材が、杖が地面に接触したときの音
を吸収する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
ながら詳細に述べる。図1は本件発明により構成された
杖即ちステッキ10であり、特に本件発明の特徴をなす
杖の上方部分の内部構造を示す断面図である。本件発明
の杖10は、グリップ部材12と、該グリップ部材12
内に収容保持されている固定パイプ部材14と、上部が
該固定パイプ部材14内を長手方向に摺動可能であり杖
10の長手方向主体を構成している長い杖本体パイプ部
材16と、杖の長さを調整するための長さ調整手段18
と、から構成されている。
【0007】図2はグリップ部材12の断面図を示して
いる。このグリップ部材12は、その上方部分にあり使
用者が指で握りやすいような形状を有する握り部分22
と、そこから下方に向かって伸びている垂下部分24
と、から構成されている。好ましくは、このグリップ部
材12は合成樹脂によって一体的に成形されている。パ
イプ部材14を収容する垂下部分24は中空形状を有し
ており、この中空の孔26の最奥部には好ましく一対の
隆起部28が設けてある。又、該垂下部分24の下方部
分には長さ調整手段18の一部をなす第1ねじ部分30
(図9〜図12で詳述する)が一体的に設けてある。該
垂下部分24の下端部分は肉厚が幾分薄くなっている薄
肉部分25を有しており、かつその下端部から第1ねじ
部分30のほぼ中央位置まで溝32(図10参照)が形
成されている。この溝32はさらに第1ねじ部分30の
内側に形成されている凹み部分34(図9及び図12)
に連通している。尚、図2において、符号36は紐を取
り付けるための孔である。
【0008】図3は固定パイプ部材14の正面図であ
る。この部材14は図5に明瞭に示すように好ましくは
円形断面を有するパイプ部材から成り、上端縁に一対の
溝40が、また下端部分にねじ42が切ってある。中間
部には図1、図5及び図6に詳細に示すようにパイプ部
材14の半径方向内方に向かって押し込まれた1個の凹
み44と、該凹み44が設けてある面から長手方向かつ
円周方向に離れた面に1個の孔46と、が形成されてい
る。この孔46は該パイプ部材14の表面から幾分例え
ば1mm程度だけ盛り上がった隆起部48(図3参照)
を構成しているのが望ましい。なお、図5において、符
号100は内部に、前記ねじ42に螺合するねじ102
が切ってあるソケットであり、又、符号104は該ソケ
ット100とパイプ部材14とを隙間なく接触させ、杖
使用時に振動音が発生するのを防止するためのパッキン
グである。
【0009】図4は杖本体パイプ部材16に溝56を形
成した後の正面図である。このパイプ部材16は本来円
形断面を有しかつ前記固定パイプ部材14の内部を摺動
することが可能な外径寸法を有している。図4に明瞭に
示すように好ましくはこの部材16の上端には例えば幾
分弾性を有する合成樹脂製のキャップ52が嵌め込んで
ある。このキャップ52は上部に鍔54が一体的に形成
されており、該鍔54がパイプ部材16の上端縁に係合
している。この鍔54の直径は実質的に当該パイプ部材
16の外径と同様であり、該鍔54は該パイプ部材16
がその外側にあるパイプ部材14の内部を摺動するのに
なんの妨げにもならないようになっている。このキャッ
プ52は後述するように、グリップ部材12とパイプ本
体16との間で発生する音を吸収しかつ特に前記鍔54
は溝56内に凹出している凹み44が該溝56から抜け
出ないためのストッパとしての機能を提供している。該
キャップ52が上端部に差し込まれた後、このパイプ部
材16の上方部分に該上端部から下方に向かって伸びか
つ軸中心方向内方に向かって凹む溝56を形成する。こ
の溝56の形成によって、前記キャップ52の鍔54を
除いた部分がその中心方向に向かって変形され、これに
より当該キャップ52がパイプ部材16から抜け出ない
ようになっている。なおキャップ52の鍔54は何ら変
形していないため、当該鍔54は前記溝56の上端部か
ら外方へ突き出しており当該溝56の上部を塞ぐ機能を
提供している。杖本体パイプ部材16の下端には図7に
示すように公知の石突き58が設けてある。又、上述の
固定パイプ部材14の凹み44と孔46との関係と同様
に、図7及び図8に詳細に示すように、該パイプ部材1
6には前記溝56から、円周方向に離れた位置に一連の
孔60が設けてある。この孔60は例えば中心間距離が
25mmの孔を5個程度設けることが好ましいが、それ
以外の距離及び個数も可能である。
【0010】長さ調整手段18は、回転駆動手段19
(図19〜図21)と、持ち上げねじ手段20(図1
7、図18)と、から構成されている。
【0011】図9〜図12は、それぞれ図2に示す第1
ねじ部分30の正面図、上面図、左側面図、及び右側面
図であり、長さ調整手段18を構成している持ち上げね
じ手段20の一部を形成している第1ねじ部分30を示
している。図2に示す垂下部分24と一体的に形成され
ているこのねじ部分30は、垂下部分24の下方位置に
あり、そこから該垂下部分24の半径方向外方に向かっ
て隆起している概ね半円形状を有している台部分62か
ら立ち上がっている。この第1ねじ部分30は図10に
示すように概ね半円形断面柱体をなし、その外表面に複
数のねじ形状の螺旋形状の凹み64が形成されている。
この凹み64は該柱体の上端部からその中間部下方まで
垂直に降下しそこから斜め上方に螺旋状にその表面に沿
って上昇し最後に上端部近くで再び垂直に僅かに上昇し
て終わっている。この柱体のほぼ中心には孔66が設け
てある。この孔66はこの孔66の直径よりも広い直径
の凹みを有する凹み部分34に連通しており、さらにこ
の凹み部分34は前記溝32に連通している。この孔6
6の半径寸法は実質的に該溝32の上端部の半径と同一
になるように構成されている。
【0012】図13〜図16は前記第1ねじ部分30に
衝接し、該第1ねじ部分30と共に長さ調整手段18の
持ち上げねじ手段20を構成している第2ねじ部分68
を有する衝接ねじ部材70の正面図、上面図、左側面
図、及び右側面図である。この衝接ねじ部材70は、グ
リップ部材12の薄肉部分25へ嵌合する中空部分72
と、そこから半径方向外方へ立ち上がっている第2ねじ
部分68と、により一体的に構成されている。前記垂下
部分24の外径及び中空の孔26の内径と実質的に同一
の外径及び内径を有する該中空部分72はその内面に半
径方向内方に向かって突出しかつ軸線方向に伸びている
突出部76を有している。この突出部76は前記垂下部
分24に設けた溝32に係合し、該ねじ部材70が薄肉
部分25に対して回転不能とする作用を有している。第
2ねじ部分68は上面が概ね半円形状を有している台部
分78から立ち上がっており、又、図14に示すように
概ね半円形断面柱体をなす第2ねじ部分68の外表面に
は図16に示すように複数のねじ形状凹み80が形成さ
れている。この凹み80は前述した凹み64と実質的に
同様の形状を有している。又、この柱体の側面中央には
図15に示すように、前記第1ねじ部分30の凹み部分
34に対置する位置に凹み部分82が設けてある。この
第2ねじ部分68は前記第1ねじ部分30と互いに衝接
することにより全体として例えば4個の螺旋形状のねじ
形状凹みを外表面に有する円形断面形状を備えた完全な
持ち上げねじ手段20を提供する。このため各ねじ部分
30、68に設けたねじ形状凹み64、80はその一部
が図9及び図12に符号65でまた図15及び図16に
符号81にて示すように一部が分断された形状を有して
いるが、図17及び図18に示すように、これらのねじ
部分30、68を衝接する位置まで組み付けることによ
り互いに連続した円滑なねじ形状凹みが形成されるよう
になっているのである。
【0013】図17及び図18に示すように、グリップ
部材12の薄肉部分25へ衝接ねじ部材70の中空部分
72を差し込み、衝接ねじ部材70の第2ねじ部分68
と、第1ねじ部分30と、を衝接することにより、長さ
調整手段18の持ち上げねじ手段20が形成されるので
ある。この組み付けに際して、前記第1ねじ部分30の
凹み部分34と、ねじ部材70の凹み部分82と、によ
って形成される中空室84(図17参照)内に、スプー
ル状のピン部材86とばね88とを収容する。図17に
示すように、中空室84内へ収容されたばね88はピン
部材86のフランジ部87を弾圧することにより該ピン
部材86の一端を、前記溝32を介し、常態でグリップ
部材12に設けてある垂下部分24の中空の孔26内へ
突出するように付勢しておく。一方、該ピン部材86の
上端は、このとき、前記孔66を介して第1ねじ部分3
0の上方に突出している。
【0014】図19〜図21は長さ調整手段18を構成
している回転駆動手段19のそれぞれ断面図、底面図及
び上面図を示している。この回転駆動手段19はほぼ円
形断面をなす本体部92と、そこから半径方向へ突き出
ている操作部94と、によって構成されている。本体部
92の内側には図19及び図20に示すように円形断面
を有する凹み96が形成され、この凹み96は前記持ち
上げねじ手段20を包囲するように当該持ち上げねじ手
段20へ嵌合する。又、この凹み96の内壁面には前記
持ち上げねじ手段20のねじ形状凹み64、80に螺合
する形状を有するねじ98が隆起形成されている。また
該本体部92に設けた凹み96の中央上面には前記ピン
部材86の上端を固定する孔99が設けてある。
【0015】本件発明の杖10を組み立てる場合には、
初めに予め孔60を形成した杖本体パイプ部材16にキ
ャップ52を施した後、上述の様に、溝56を形成す
る。次いで、この溝56付きのパイプ部材16を、予め
孔46を形成した固定パイプ部材14へ通し、該パイプ
部材14の所定の位置へポンチ等で凹み44を形成す
る。この凹み44は溝56内に形成されるので、パイプ
部材14、16は互いに長手方向には移動出来るが回転
方向には移動出来なくなる。この状態で、次いで、固定
パイプ部材14をグリップ部材12の中空孔26内へ差
し込み、該パイプ部材14の溝40を中空孔26内の隆
起部28へ係合させる。この時、該パイプ部材14の隆
起部48は垂下部分24の溝32に沿って移動し、該溝
32の最奥部に位置する。次いで衝接ねじ部材70をグ
リップ部材12の薄肉部分25へ嵌め込む。このとき、
ねじ部材70の突出部76は前記溝32に対するキーの
作用をし、該ねじ部材70の適性位置への差し込みを容
易にしている。該ねじ部材70の第2ねじ部分68が完
全に第1ねじ部分30に衝接する前に、各々の凹み部分
34、82が形成する室84内へピン部材86とばね8
8とを位置付ける。その後、図17に示すように、ねじ
部材70をグリップ部材12へ装着し、持ち上げねじ手
段20を形成した後、このねじ手段20へ回転駆動手段
19を載置し、ねじ手段30、70の分離を不可能と
し、かつピン部材86の上端部を該回転駆動手段19の
孔99へ公知のカシメ、セットネジその他の手段によっ
て固定する。最後に図5に示すようにパッキング104
を介してソケット100の内部に設けたねじ102をパ
イプ部材14の下端のねじ42に螺合させる。
【0016】本発明の杖10においては、パイプ部材1
4、16が互いに凹み44と溝56とによって円周方向
への回転運動が制限されている。また長手方向の移動
は、該溝56の下端とキャップ52の鍔54とによって
制限されている。さらにこれらのパイプ部材14、16
は、キャップ52及びパッキング104によってそれぞ
れグリップ部材12に対して及び金属管14、16同士
を互いに押圧してこれらの金属管の発生する騒音を防止
している。
【0017】杖の長さを調整する場合には、初めにソケ
ット100をパイプ部材14から開放する。次いで長さ
調整手段18を構成している回転駆動手段19の操作部
94を回転する。該回転駆動手段19が回転することに
より、当該回転駆動手段19の凹み96内に設けたねじ
部98が、同様に長さ調整手段18を構成している持ち
上げねじ手段20のねじ部64、80に沿って上方に移
動する。このため、該回転駆動手段19に上端部が固定
されているピン部材86が、ばね88の弾性力に抗して
上方に移動する。このとき、このピン86はその下端部
が図1に示す位置から、パイプ部材14、16の半径方
向外方に向かって(図1において右方に)移動する。回
転駆動手段19が螺旋形の溝64及び隆起部98によっ
て所定角度だけ回転すると、ピン86のフランジ部87
がばね88を室84の上壁に弾圧しかつ回転駆動手段1
9の隆起部98が持ち上げねじ手段20の表面に設けた
凹み64の短い方の垂直溝部分に接し、該回転駆動手段
19がそれ以上回転することを阻止する。このとき、ピ
ン86の下端は本体パイプ部材16の孔60から僅かに
浮上した位置に静止する。このため、該ピン86はそれ
まで互いに整合しているパイプ部材14、16の孔4
4、60のうちパイプ部材16の孔60から抜け出す。
なお、固定パイプ部材14の孔46には隆起部48が形
成されているので、ピン86の不慮の移動によっても、
当該ピン86の下端が該孔46との整合を解消するとい
う危険を防止している。この状態において、パイプ部材
16を長さ調整する。該パイプ16は常に軸線方向にの
み移動するので、もしパイプ部材14の孔46とパイプ
部材16の孔60とが整合すると、ピン86はばねの力
で簡単にこれらの孔内へ入り込み、同時に回転駆動手段
19は螺旋状のねじ面にそって降下し、自動的に初期の
位置へ戻り長さ調整が簡単に完了するのである。
【0018】
【発明の効果】本発明によればパイプ部材14、16が
互いに凹み44と溝56とによって円周方向への回転運
動が制限されている。また長手方向の移動は、該溝56
の下端とキャップ52の鍔54とによって制限されてい
るので、長さ調整が極めて容易である。さらにこれらの
パイプ部材14、16は、キャップ52及びパッキング
104によってそれぞれグリップ部材12に対して及び
金属管14、16同士を互いに押圧してこれらの金属管
の発生する騒音を防止している。ピン部材86が十分な
長さを有しており、杖に不意に大きな力を加えても、ピ
ンが孔から抜け出すことはなく、また該ピンが完全に孔
へ入り込んでいるので、孔が損傷を受けることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の長さを調整可能な杖の上部断面図であ
る。
【図2】本発明の長さを調整可能な杖を構成しているグ
リップ部材の断面図である。
【図3】本発明の長さを調整可能な杖を構成している固
定パイプ部材の正面図である。
【図4】本発明の長さを調整可能な杖を構成している杖
本体パイプ部材の正面図である。
【図5】図3に示すパイプ部材の斜視図である。
【図6】図5のVIーVI断面図である。
【図7】図4に示すパイプ部材の斜視図である。
【図8】図7のVIIIーVIII断面図である。
【図9】第1ねじ部分の正面図である。
【図10】第1ねじ部分の上面図である。
【図11】第1ねじ部分の左側面図である。
【図12】第1ねじ部分の右側面図である。
【図13】第2ねじ部分の正面図である。
【図14】第2ねじ部分の上面図である。
【図15】第2ねじ部分の左側面図である。
【図16】第2ねじ部分の右側面図である。
【図17】長さ調整手段の持ち上げねじ手段を示す側面
図である。
【図18】長さ調整手段の持ち上げねじ手段を示す上面
図である。
【図19】長さ調整手段の回転駆動手段を示す断面図で
ある。
【図20】長さ調整手段の回転駆動手段を示す底面図で
ある。
【図21】長さ調整手段の回転駆動手段を示す上面図で
ある。
【図22】公知の長さ調整可能な杖の長さ調整機構を示
す断面図である。
【符号の説明】
10:杖 12:グリップ部
材 14:固定パイプ部材 16:杖本体パイ
プ部材 18:長さ調整手段 19:回転駆動手
段 20:持ち上げねじ手段 22:握り部分 24:垂下部分 25:肉薄部分 26:中空孔 28:隆起部 30:第1ねじ部分 32:溝 34:凹み部分 36:孔 40:溝 42:ねじ 44:凹み 46:孔 48:隆起部 52:キャップ 54:鍔 56:溝 58:石突き 60:孔 62:台部分 64:ねじ形状凹
み 66:孔 68:第2ねじ部
分 70:衝接ねじ部材 72:中空部分 76:突出部 78:台部分 80:ねじ形状凹み 82:凹み部分 84:室 86:ピン部材 87:フランジ部 88:ばね 92:本体部 94:操作部 96:凹み 98:ねじ形状部 99:孔 100:ソケット 102:ねじ 104:パッキン

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリップ部材12と、該グリップ部材1
    2に取り付けてある固定パイプ部材14と、該固定パイ
    プ部材14内を摺動する杖本体パイプ部材16と、杖の
    長さを調整するための長さ調整手段18と、から成る長
    さ調整可能な杖であって、 固定パイプ部材14が、凹み44と、該凹み44の位置
    から円周方向に離れた位置に設けられた孔46と、を有
    し、 杖本体パイプ部材16が、長手方向に伸びている溝56
    と、該溝56の位置から円周方向に離れた位置に設けら
    れた一連の孔60と、を有し、 前記固定パイプ14の凹み44が本体パイプ16の溝5
    6内に係合し、かつ、前記固定パイプ14の孔46が本
    体パイプ16の孔60に整合可能となっており、当該整
    合している前記固定パイプ14の孔46と本体パイプ1
    6の孔60とに長さ調整用のピン部材86が嵌合してお
    り、 該ピン部材86の位置を前記長さ調整手段18を回転す
    ることにより前記本体パイプ16の孔60から引き抜
    き、該本体パイプ16を固定パイプ14内にて移動する
    ことより全体の長さを調整可能な長さ調整可能な杖
    おいて、 長さ調整手段18が、ねじ形状を備えた持ち上げねじ手
    段20と、該ねじ形状面に沿ってばね付加されたピン部
    材と共に回転浮上する回転駆動手段19と、からなり、
    該持ち上げねじ手段20が、グリップ部材12に設けて
    ある第1ねじ部分30と、該グリップ部材12に係合す
    る衝接ねじ部材70の第2ねじ部分68と、により形成
    されており、前記回転駆動手段19が該第1ねじ部分3
    0と第2ねじ部分68とを離間不能に保持している長さ
    調整可能な杖。
  2. 【請求項2】 グリップ部材12と、該グリップ部材1
    2に取り付けてある固定パイプ部材14と、該固定パイ
    プ部材14内を摺動する杖本体パイプ部材16と、杖の
    長さを調整するための長さ調整手段18と、から成る長
    さ調整可能な杖であって、 固定パイプ部材14が、凹み44と、該凹み44の位置
    から円周方向に離れた位置に設けられた孔46と、を有
    し、 杖本体パイプ部材16が、長手方向に伸びている溝56
    と、該溝56の位置から円周方向に離れた位置に設けら
    れた一連の孔60と、を有し、 前記固定パイプ14の凹み44が本体パイプ16の溝5
    6内に係合し、かつ、前記固定パイプ14の孔46が本
    体パイプ16の孔60に整合可能となっており、該本体
    パイプ16が固定パイプ14に対して長手方向には移動
    可能であるが円周方向には移動不能となっており、更
    に、該凹み44が本体パイプ16の上端部に固定したキ
    ャップ52によって前記溝56上部から抜け出し不能と
    なっており、整合している前記固定パイプ14の孔46
    と本体パイプ16の孔60とに長さ調整用のピン部材8
    6が嵌合し杖10全体の長さを規定しており、 該ピン部材86の位置を前記長さ調整手段18を回転す
    ることにより前記本体パイプ16の孔60から引き抜
    き、該本体パイプ16を固定パイプ14内にて移動する
    ことのより全体の長さを調整可能な長さ調整可能な杖
    おいて、 長さ調整手段18が、ねじ形状を備えた持ち上げねじ手
    段20と、該ねじ形状面に沿ってばね付加されたピン部
    材と共に回転浮上する回転駆動手段19と、からなり、
    該持ち上げねじ手段20が、グリップ部材12に設けて
    ある第1ねじ部分30と、該グリップ部材12に係合す
    る衝接ねじ部材70の第2ねじ部分68と、により形成
    されており、前記回転駆動手段19が該第1ねじ部分3
    0と第2ねじ部分68とを離間不能に保持している長さ
    調整可能な杖。
  3. 【請求項3】 グリップ部材12と、該グリップ部材1
    2に取り付けてある固定パイプ部材14と、該固定パイ
    プ部材14内を摺動する杖本体パイプ部材16と、杖の
    長さを調整するための長さ調整手段18と、から成る長
    さ調整可能な杖であって、 固定パイプ部材14が、凹み44と、該凹み44の位置
    から円周方向に離れた位置に設けられた孔46と、を有
    し、 杖本体パイプ部材16が、長手方向に伸びている溝56
    と、該溝56の位置から円周方向に離れた位置に設けら
    れた一連の孔60と、を有し、 前記固定パイプ14の凹み44が本体パイプ16の溝5
    6内に係合し、かつ、前記固定パイプ14の孔46が本
    体パイプ16の孔60に整合可能となっており、該本体
    パイプ16が固定パイプ14に対して長手方向には移動
    可能であるが円周方向には移動不能となっており、更
    に、該凹み44が本体パイプ16の上端部に固定したキ
    ャップ52によって前記溝56上部から抜け出し不能と
    なっており、整合している前記固定パイプ14の孔46
    と本体パイプ16の孔60とに長さ調整用のピン部材8
    6が嵌合し杖10全体の長さを規定しており、 前記キャップ52がさらにグリップ部材12に対して本
    体パイプ16の上部をあそびを生じることなく嵌合させ
    ており、また、固定パイプ14の下端をパッキング10
    2が支持しこのパッキング102をソケット100が保
    持しており、該ソケット100が固定パイプ14の下端
    へ螺合しており、 該ピン部材86の位置を前記長さ調整手段18を回転す
    ることにより前記本体パイプ16の孔60から引き抜
    き、該本体パイプ16を固定パイプ14内にて移動する
    ことのより全体の長さを調整可能な長さ調整可能な杖
    おいて、 長さ調整手段18が、ねじ形状を備えた持ち上げねじ手
    段20と、該ねじ形状面に沿ってばね付加されたピン部
    材と共に回転浮上する回転駆動手段19と、からなり、
    該持ち上げねじ手段20が、グリップ部材12に設けて
    ある第1ねじ部分30と、該グリップ部材12に係合す
    る衝接ねじ部材70の第2ねじ部分68と、により形成
    されており、前記回転駆動手段19が該第1ねじ部分3
    0と第2ねじ部分68とを離間不能に保持している長さ
    調整可能な杖。
  4. 【請求項4】 前記長さ調整用のピン部材86が嵌合す
    る固定パイプ部材14に設けた孔46がその周囲に該パ
    イプ部材14の表面から隆起している隆起部48を備
    え、該ピン86と当該孔46との整合を設け保持してい
    ることを特徴とする請求項1ないし3に記載の長さ調整
    可能な杖。
  5. 【請求項5】 グリップ部材12と、該グリップ部材1
    2に取り付けてある固定パイプ部材14と、該固定パイ
    プ部材14内を摺動する杖本体パイプ部材16と、杖の
    長さを調整するための長さ調整手段18と、から成る長
    さ調整可能な杖であって、 固定パイプ部材14が、凹み44と、該凹み44の位置
    から円周方向に離れた位置に設けられた孔46と、を有
    し、 杖本体パイプ部材16が、長手方向に伸びている溝56
    と、該溝56の位置から円周方向に離れた位置に設けら
    れた一連の孔60と、を有し、 前記固定パイプ14の凹み44が本体パイプ16の溝5
    6内に係合し、かつ、前記固定パイプ14の孔46が本
    体パイプ16の孔60に整合可能となっており、当該整
    合している前記固定パイプ14の孔46と本体パイプ1
    6の孔60とに長さ調整用のピン部材86が嵌合してお
    り、 該ピン部材86の位置を前記長さ調整手段18を回転す
    ることにより前記本体パイプ16の孔60から引き抜
    き、該本体パイプ16を固定パイプ14内にて移動する
    ことより全体の長さを調整可能な長さ調整可能な杖
    おいて、 前記長さ調整用のピン部材86が嵌合する固定パイプ部
    材14に設けた孔46がその周囲に該パイプ部材14の
    表面から隆起している隆起部48を備え、該ピン86と
    当該孔46との整合を設け保持していることを特徴とす
    る長さ調整可能な杖。
  6. 【請求項6】 グリップ部材12と、該グリップ部材1
    2に取り付けてある固定パイプ部材14と、該固定パイ
    プ部材14内を摺動する杖本体パイプ部材16と、杖の
    長さを調整するための長さ調整手段18と、から成る長
    さ調整可能な杖であって、 固定パイプ部材14が、凹み44と、該凹み44の位置
    から円周方向に離れた位置に設けられた孔46と、を有
    し、 杖本体パイプ部材16が、長手方向に伸びている溝56
    と、該溝56の位置から円周方向に離れた位置に設けら
    れた一連の孔60と、を有し、 前記固定パイプ14の凹み44が本体パイプ16の溝5
    6内に係合し、かつ、前記固定パイプ14の孔46が本
    体パイプ16の孔60に整合可能となっており、該本体
    パイプ16が固定パイプ14に対して長手方向には移動
    可能であるが円周方向には移動不能となっており、更
    に、該凹み44が本体パイプ16の上端部に固定したキ
    ャップ52によって前記溝56上部から抜け出し不能と
    なっており、整合している前記固定パイプ14の孔46
    と本体パイプ16の孔60とに長さ調整用のピン部材8
    6が嵌合し杖10全体の長さを規定しており、 該ピン部材86の位置を前記長さ調整手段18を回転す
    ることにより前記本体パイプ16の孔60から引き抜
    き、該本体パイプ16を固定パイプ14内にて移動する
    ことのより全体の長さを調整可能な長さ調整可能な杖
    おいて、 前記長さ調整用のピン部材86が嵌合する固定パイプ部
    材14に設けた孔46 がその周囲に該パイプ部材14の
    表面から隆起している隆起部48を備え、該ピン86と
    当該孔46との整合を設け保持していることを特徴とす
    る長さ調整可能な杖。
  7. 【請求項7】 グリップ部材12と、該グリップ部材1
    2に取り付けてある固定パイプ部材14と、該固定パイ
    プ部材14内を摺動する杖本体パイプ部材16と、杖の
    長さを調整するための長さ調整手段18と、から成る長
    さ調整可能な杖であって、 固定パイプ部材14が、凹み44と、該凹み44の位置
    から円周方向に離れた位置に設けられた孔46と、を有
    し、 杖本体パイプ部材16が、長手方向に伸びている溝56
    と、該溝56の位置から円周方向に離れた位置に設けら
    れた一連の孔60と、を有し、 前記固定パイプ14の凹み44が本体パイプ16の溝5
    6内に係合し、かつ、前記固定パイプ14の孔46が本
    体パイプ16の孔60に整合可能となっており、該本体
    パイプ16が固定パイプ14に対して長手方向には移動
    可能であるが円周方向には移動不能となっており、更
    に、該凹み44が本体パイプ16の上端部に固定したキ
    ャップ52によって前記溝56上部から抜け出し不能と
    なっており、整合している前記固定パイプ14の孔46
    と本体パイプ16の孔60とに長さ調整用のピン部材8
    6が嵌合し杖10全体の長さを規定しており、 前記キャップ52がさらにグリップ部材12に対して本
    体パイプ16の上部をあそびを生じることなく嵌合させ
    ており、また、固定パイプ14の下端をパッキング10
    2が支持しこのパッキング102をソケット100が保
    持しており、該ソケット100が固定パイプ14の下端
    へ螺合しており、 該ピン部材86の位置を前記長さ調整手段18を回転す
    ることにより前記本体パイプ16の孔60から引き抜
    き、該本体パイプ16を固定パイプ14内にて移動する
    ことのより全体の長さを調整可能な長さ調整可能な杖
    おいて、 前記長さ調整用のピン部材86が嵌合する固定パイプ部
    材14に設けた孔46がその周囲に該パイプ部材14の
    表面から隆起している隆起部48を備え、該ピン86と
    当該孔46との整合を設け保持していることを特徴とす
    る長さ調整可能な杖。
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JP2008220909A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Zenichi Mori 伸縮杖
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