JPH0247968Y2 - - Google Patents

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JPH0247968Y2
JPH0247968Y2 JP1987058149U JP5814987U JPH0247968Y2 JP H0247968 Y2 JPH0247968 Y2 JP H0247968Y2 JP 1987058149 U JP1987058149 U JP 1987058149U JP 5814987 U JP5814987 U JP 5814987U JP H0247968 Y2 JPH0247968 Y2 JP H0247968Y2
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JP
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cylindrical body
axial direction
stepped rod
knob
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は高さ調節可能な伸縮自在脚柱、例え
ば、あん馬、跳馬などの支持脚、又はバレー支
柱、平行棒、鉄棒などの支柱等々の体育用具のほ
か、机やテーブル等の家具類等に用いられる伸縮
自在脚の高さ調節装置に関する。
従来の技術 一般に、前記の如き体育用具は、最適の状態に
おいて競技ができるように、高さ調節可能に構成
される。この種の高さ調節装置は、例えば、支持
脚柱を外筒体とその軸方向に嵌合する内筒体など
の伸縮体とから形成し、かつ、外筒体から伸縮体
を直径方向で貫通するピンを挿脱可能に設けた。
伸縮体には長手方向へ多段で複数のピン挿入用の
孔穴が穿設され、その任意の孔穴を外筒体の孔穴
と合致させてピンを挿入した。しかし、ピンを直
径方向で挿入するだけでは、外筒体と伸縮体間と
のクリアランスによりガタを生じ易く、支持脚が
安定しないために、外筒体に伸縮体の締付ネジを
突設して、これにより伸縮体を外筒体の一側内壁
に押圧するようにして、両者間のガタツキを防止
するようにしていた(例えば、実開昭49−46854
号公報及び実公昭38−23960号公報参照)。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の伸縮自在脚柱の高さ
調節装置によると、調節操作には、締付ネジの回
動と、ピンの挿脱という別個の二動作を順に行な
わなければならないので、調節操作が煩雑で面倒
であるほか、締付ネジが荷重の作用で固く伸縮体
と係合し、回動し難くなつて工具がないと弛緩さ
せることができないため、簡便迅速かつ容易性に
欠ける面があつた。
本考案は上記事情に鑑みて、伸縮自在脚柱の高
さ調節装置の改良を目的としてなされたものであ
る。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題の解決を図らんとしてピン
と締付ネジの機能を併用する構造の高さ調節装置
で、外筒体に内筒体が軸方向移動可能に嵌合し、
外筒体に筒体を直交して植設し、該筒体の内部に
軸方向で筒状螺子を内筒体に圧接可能に螺合し、
該筒状螺子を貫通して内筒体に軸方向で穿設され
た孔穴と係脱する段付きロツドを軸方向へ付勢し
て設けた伸縮自在脚柱の高さ調節装置において、
前記段付きロツドにピンを直交して突設するとと
もに、該ピンが係合する長孔を前記筒体に軸方向
で穿設し、かつ、段付きロツドの他端部にはツマ
ミを軸着固定してなることを特徴とする伸縮自在
脚柱の高さ調節装置を構成した。
作 用 本考案の上記構成によれば、段付きロツドのツ
マミを外方へ引くとその先端部が伸縮体の孔穴か
ら抜脱して両者の係合を解き、またツマミを回す
とコマが伸縮体に圧接し又は離反して外筒体と伸
縮体間のクリアランスを除去してガタを防止す
る。
実施例 以下に本考案を図示の実施例に基づき説明す
る。
第1図は本考案を実施した跳馬の正面図、第2
図は側面図、第3図は本考案を示すもので、第1
図A−A断面図である。
第1図において、1は本体、2は伸縮自在脚、
3は本体1を床面4に連結する締付具である。伸
縮自在脚2は、本体1の下部に固定された外筒体
5とその外筒体5の軸方向内部にスペーサ5aを
挟んで挿入して嵌合した内筒体6とからなり、内
筒体6を軸方向に伸縮できる。一方、この伸縮脚
2の下部には高さ調節装置7が設けられている。
この高さ調節装置7は、第3図に詳細を図示した
ように、外筒体5の外壁に孔穴8を穿設し、この
孔穴8には筒子9を直交状に植設するとともに、
この筒子9の内周面には螺部10が形成されてお
り、この螺部10には筒状螺子11及びストツパ
12が螺合し、これらストツパ12と筒状螺子1
1を軸方向に貫通して段付きロツド13が挿入さ
れ、この段付きロツド13の一端には環状のコマ
14が嵌挿されるとともに他端にはツマミ15が
軸着固定され、かつ、段付きロツド13を内筒体
6側へ押圧付勢するばね16がストツパ12と段
付きロツド13の段部17間に弾装されてなる。
更に、段付きロツド13にはピン18が直交して
突設され、このピン18は筒状螺子11の軸方向
に穿設された長孔19に挿入されている。また、
段付きロツド13の先端部13aは、内筒体6に
多段で穿設されている孔穴20に挿脱可能であ
る。
なお、段付きロツド13のツマミ15付近に周
溝21が刻設され、この周溝21には赤色などの
着色が施されている。また、ツマミ15にはV溝
22が刻設され、このV溝22及び前記周溝21
は段付きロツド13が軸中心で回転する角度加減
及び軸方向の移動加減の目安となる。
すなわち、本考案は、内筒体と外筒体とが軸方
向で嵌合して内筒体が外筒体から所望の長さで伸
縮可能な伸縮自在脚柱において、外筒体の側壁に
孔穴を穿設して該孔穴に筒子を外方へ植設し、該
筒子の内周面に螺合する筒状螺子を軸方向へ挿入
するとともに、該筒状螺子には軸方向の長孔を穿
設し、該長孔に嵌合するピンを突設した段付きロ
ツドを同軸で挿入し、該段付きロツドの一端には
内筒の側壁に当接するコマを嵌合するとともに先
端部は内筒の側壁に穿設した孔穴に挿脱可能に形
成し、かつ、段付きロツドの他端にはツマミを設
けたことを特徴とする伸縮自在脚柱の高さ調節装
置である。
次に、上記実施例の作用を説明すると、伸縮自
在脚2の高さ調節をするに際し、第3図におい
て、ツマミ15を外方へ引くと、段付きロツド1
3はばね16の力に抗して図の左方へ軸方向の移
動をし、ピン18は長孔19に沿つて移動し、か
つ、先端部13aは内筒体6の孔穴20から引抜
かれ、内筒体6は外筒体5に対してフリーとな
る。そこで、内筒体6を適宜長さ下方へ引出し又
は引込めて所望の高さに設定し、先端部13aが
他の孔穴20と合致した位置でツマミ15を離す
と、段付きロツド13はばね16の力で図の右方
へ移動して先端部13aが新しい孔穴20に突入
する。したがつて、内筒体6は外筒体5から伸縮
可能に係合する。一方、ツマミ15を回動する
と、段付きロツド13はその軸中心で回転し、ピ
ン18を介し筒状螺子11が筒子9の内部で回動
し、螺部10により図の左右いずれかに移動す
る。筒状螺子11が図の右方に移動すると、その
一端のコマ14が内筒体6に当接して停まるまで
移動する。また、筒状螺子11が図の左方に移動
すると、上記とは逆にコマ14は内筒体6に圧接
するのが解除される。つまり、ツマミ15の回動
操作により、コマ14が内筒体6に圧接し又は圧
接を解除することができ、これによつて内筒体6
と外筒体5間に生じ得るガタを防止するようにし
たものである。したがつて、コマ14の内筒体6
に対する圧接力が高く、内筒体6が外筒体5から
容易に伸縮できないことがありうるが、その場合
は初めにツマミ15を回してコマ14が内筒体6
に圧接するのを解き、ついでツマミ15を軸方向
の外方へ引けばよい。
なお、段付きロツド13の先端部13aが内筒
体6の孔穴20に確実に挿入されて伸縮自在脚2
の高さが確実にロツクされたか否かについては、
周溝21を目安として用いる。すなわち、周溝2
1がストツパー12の外端面と同位にあれば、先
端部13aが確実に孔穴20と係合していること
を示し、これに反し、周溝21がストツパー12
の外端面から外方へ離れていると先端部13aが
孔穴20に係合していないことを示す。また、コ
マ14が内筒体6に圧接する加減調節は、ツマミ
15のV溝22を目安として用いる。すなわち、
ツマミ15を回動してV溝22が当初の位置から
変位する角度によつて締付加減を知ることができ
る。
考案の効果 以上に説明した本考案によると、伸縮自在脚の
高さ調節装置として、段付きロツドにピンを直交
して突設するとともに、該ピンが係合する長孔を
前記筒体に軸方向で穿設し、かつ、段付きロツド
の他端部にはツマミを軸着固定し、該ツマミを回
動して段付きロツドを軸中心で回動させると筒体
が内筒体に圧接し、また、ツマミを軸方向へ引く
と段付きロツドと内筒体の係合が解かれ、ツマミ
一つで内筒体の伸縮調節が簡便迅速にできるとと
もに、外筒体と内筒体間のガタを吸収できるのは
勿論のこと、ツマミの直径を適宜大径とすれば、
コマが伸縮部に圧接する力よりも大なる回転力を
生ぜしめることができて荷重負荷によるコマの圧
接解除に手間取ることなく容易にできる、等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した体育用具(跳馬)の
正面図、第2図はその側面図、第3図は第1図A
−A拡大断面図である。 2……伸縮自在脚、5……外筒体、6……内筒
体、8……孔穴、9……筒子、10……螺部、1
1……筒状螺子、12……ストツパ、13……段
付きロツド、14……コマ、15……ツマミ、1
6……ばね、17……段部、18……ピン、19
……長孔、20……孔穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外筒体に内筒体が軸方向移動可能に嵌合し、外
    筒体に筒体を直交して植設し、該筒体の内部に軸
    方向で筒状螺子を内筒体に圧接可能に螺合し、該
    筒状螺子を貫通して内筒体に軸方向で穿設された
    孔穴と係脱する段付きロツドを軸方向へ付勢して
    設けた伸縮自在脚柱の高さ調節装置において、前
    記段付きロツドにピンを直交して突設するととも
    に、該ピンが係合する長孔を前記筒体に軸方向で
    穿設し、かつ、段付きロツドの他端部にはツマミ
    を軸着固定してなることを特徴とする伸縮自在脚
    柱の高さ調節装置。
JP1987058149U 1987-04-16 1987-04-16 Expired JPH0247968Y2 (ja)

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JPS63166266U JPS63166266U (ja) 1988-10-28
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