JP3360658B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3360658B2
JP3360658B2 JP25271699A JP25271699A JP3360658B2 JP 3360658 B2 JP3360658 B2 JP 3360658B2 JP 25271699 A JP25271699 A JP 25271699A JP 25271699 A JP25271699 A JP 25271699A JP 3360658 B2 JP3360658 B2 JP 3360658B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コネクタに関
し、特に短絡機能を必要とする回路に適用されるコネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタは、ケーブルを
他回路、例えばプリント配電板などと電気的・機械的に
連結するためだけに使用されている。図7は従来のコネ
クタの一例を示す縦断面図である。
【0003】このコネクタ30は、プリント配電板(図
示せず)に挿入されてはんだ付けされる複数のコネクタ
端子31を整列保持するハウジング38の中央部分に、
フラットケーブル等のケーブル15を挿入するためのケ
ーブル挿入孔38aが穿設してある。
【0004】コネクタ端子31は、ハウジング38のケ
ーブル挿入孔38aとは反対端から突出して設けられて
いるリード線部31bと、このリード線部31bとは反
対端に一体形成されたケーブル端子接続部31aとから
構成されている。
【0005】リード線部31bは、プリント配電板には
んだ付けによって固定される。ケーブル端子接続部31
aは、ケーブル15側(図中イの方向)に付勢するよう
な弾力性を有しており、ケーブル挿入孔38a内に挿入
されてきたケーブル15のケーブル端子15aをハウジ
ング38の側壁へ押し付けてコネクタ端子31とケーブ
ル15とを電気的・機械的に接続する。
【0006】このようなコネクタ30にケーブル15を
接続する場合、まず、ケーブル15のケーブル端子15
aを先端側からハウジング38のケーブル挿入孔38a
内に挿入する(図中ロの方向)。そして、ケーブル15
を押し込んでいくと、ケーブル15側(図中イの方向)
に付勢するような弾力性を有しているケーブル端子接続
部31aが、ケーブル端子15aをハウジング38の側
壁に押し付ける。それにより、ケーブル15は、ケーブ
ル端子15aがハウジング38とケーブル端子接続部3
1aとの間に挟持され、コネクタ端子31と電気的・機
械的に接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のコネ
クタは、単純にケーブルから電気信号を他回路、例えば
プリント配電板に伝達するだけのものになっているた
め、例えば、静電気破壊しやすい部品の付いた回路に従
来のコネクタを使用すると、静電気破壊防止用回路を増
設しなければならないという課題があった。また、製品
検査等をする上で、ケーブルをコネクタより取り外す
際、工具または治具を使用し、静電気破壊防止のための
作業をしなければならないという課題があった。
【0008】それ故、本発明の目的は、上記課題を解決
するために、保護の必要な回路に使用する場合、ケーブ
ル挿入後もケーブルとコネクタを短絡、又は短絡解除状
態にすることを可能にしたコネクタを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、以下に掲げる構成とした。 請求項1に記載の発明の
要旨は、プリント配電板に挿入されてはんだ付けされる
複数のコネクタ端子とこのコネクタ端子間を短絡状態に
する短絡端子とを整列保持するハウジングと、前記コネ
クタ端子と前記短絡端子とを接続又は非接続状態とする
アクチュエータとを具備し、該アクチュエータは、前記
コネクタ端子と前記短絡端子とを接続又は非接続状態と
する舌部を具備し、該舌部には、前記ハウジングへの挿
入状態に応じて、前記コネクタ端子に設けられた複数あ
るコネクタ端子接続部と前記短絡端子に設けられた短絡
端子接続部の全て又は一部を接続、又は非接続にする短
絡端子貫通穴が形成されており、前記ハウジングは、ケ
ーブルが挿入されるケーブル挿入孔と、前記舌部が挿入
される舌部挿入孔とを具備することを特徴とするコネク
タに存する。 また、請求項2に記載の発明の要旨は、前
記アクチュエータにはフックが設けられ、前記ハウジン
グには前記フックを係止するための複数の係止突起が設
けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ
に存する。 また、請求項3に記載の発明の要旨は、前記
アクチュエータにはフックが設けられ、前記ハウジング
には前記フックを係止するための第1,第2,第3の係
止突起が設けられていることを特徴とする請求項1記載
のコネクタに存する。 また、請求項4に記載の発明の要
旨は、前記短絡端子貫通穴は、前記第1の係止突起に係
合した場合にはコネクタ端子間全てを非短絡状態とし、
前記第2の係止突起に係合した場合には所定数短絡し、
前記第3の係止突起に係合した場合には全てを短絡する
ように底部が階段形状となっていることを特徴とする請
求項3記載のコネクタに存する。 また、請求項5に記載
の発明の要旨は、プリント配電板に挿入されてはんだ付
けされる複数のコネクタ端子とこのコネクタ端子間を短
絡状態にする短絡端子とを整列保持するハウジングと、
前記コネクタ端子と前記短絡端子とを接続又は非接続状
態とするアクチュエータとを具備するコネクタのコネク
ティング方法であって、前記アクチュエータに設けられ
た舌部の、前記ハウジングが具備する舌部 挿入孔への挿
入高さ位置を変更することにより、限定した前記コネク
タ端子だけを接続することを特徴とするコネクティング
方法に存する。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明のコネク
タの一実施形態を示す分割斜視図、図2は、図1に示し
たコネクタの組立斜視図、図3は、図1に示したコネク
タとケーブルの接続過程を説明するための縦断面図であ
り、(A)は短絡端子とコネクタ端子が接続された状態
を示す縦断面図、(B)は短絡端子とコネクタ端子の接
続が解除された状態を示す縦断面図、図4は、本発明の
コネクタの他の実施形態を示す分割斜視図、図5は、図
4に示したコネクタの組立斜視図、図6は、図4に示し
たコネクタとケーブルの接続過程を説明するための縦断
面図であり、(A)は短絡端子とコネクタ端子が接続さ
れた状態を示す縦断面図、(B)は短絡端子とコネクタ
端子の接続が解除された状態を示す縦断面図である。
【0014】図1〜図3に示すコネクタ10は、プリン
ト配電板に挿入されてはんだ付けされる複数のコネクタ
端子14と、コネクタ端子14間を短絡状態にする短絡
端子13とを整列保持するハウジング12に、舌部11
aを有するアクチュエータ11を係合保持させた構成を
なしている。
【0015】ハウジング12は、縦断面形状が略山形形
状となるように2つの孔が形成されており、右側面より
の孔であるケーブル挿入孔12aにはケーブル15が挿
入され、中央よりの孔である舌部挿入孔12bにはアク
チュエータ11の舌部11aが挿入される。
【0016】ところで、ケーブル挿入孔12aには、ケ
ーブル端子接続部14bが、挿入されてきたケーブル1
5のケーブル端子15aと接触するようにハウジング1
2に固定されている。舌部挿入孔12bには、後述する
コネクタ端子接続部13aと短絡端子接続部14cが、
互いに接触するようにハウジング12に固定されてい
る。
【0017】また、ハウジング12の左右の側壁には、
アクチュエータ11のフック11cを摺接案内する溝部
12cが形成されており、この溝部12cの2箇所にフ
ック11cが乗り越えて係止するための係止突起12
d,12eが突設してある。
【0018】アクチュエータ11は、天板部11dと、
天板部11dから下方に延びる舌部11aと、舌部11
aの両側にあって対峙する左右一対のアーム11bとを
一体形成したものである。アーム11bは、ハウジング
12に対してアクチュエータ11の舌部11aを挿入案
内するとともに、挿入限界においてアクチュエータ11
をハウジング12に確実に固定する働きをする。すなわ
ち、アーム11bの先端には、係止突起12d,12e
に係止するフック11cが一体形成されている。このフ
ック11cは、上方側が突出する傾斜断面形状を成して
いる。また、舌部11aは、ハウジング12内に挿入限
界まで挿入された時は、短絡端子13とコネクタ端子1
4とを非接続となるようにし、コネクタ端子14間が短
絡解除状態となる。逆にハウジング12内から引き出さ
れた時は、短絡端子13とコネクタ端子14とは接続さ
れ、コネクタ端子14間が短絡状態となる。
【0019】コネクタ端子14は、ハウジング12のケ
ーブル挿入孔12aとは反対端から突出して設けられて
いるリード線部14aと、このリード線部14aとは反
対端に一体的に形成されたケーブル端子接続部14b
と、短絡端子13と接触することにより電気的・機械的
に接続される短絡端子接続部14cとから構成されてい
る。
【0020】リード線部14aは、プリント配電板には
んだ付けによって固定される。ケーブル端子接続部14
bは、ケーブル15側(図中イの方向)に付勢するよう
な弾力性を有しており、ケーブル挿入孔12a内に挿入
されてきたケーブル15のケーブル端子15aをハウジ
ング12の側壁へ押し付けてコネクタ端子14とケーブ
ル15とを電気的・機械的に接続する。
【0021】短絡端子13は、縦断面形状が逆レ字形状
を成しており、その先端部にはコネクタ端子14の短絡
端子接続部14cと接触することにより電気的・機械的
に接続されるコネクタ端子接続部13aを複数本(本実
施の形態の場合5本)有している。このコネクタ端子接
続部13aは、その反対の端部が連結部13bを介して
一体形成されている。
【0022】このようなコネクタ10にケーブル15を
接続する場合、まず、ケーブル15のケーブル端子15
aを先端側からハウジング12のケーブル挿入孔12a
内に挿入する(図中ロの方向)。そして、ケーブル15
を押し込んでいくと、ケーブル15側(図中イの方向)
に付勢するような弾力性を有しているケーブル端子接続
部14bが、ケーブル端子15aをハウジング12の側
壁に押し付ける。それにより、ケーブル15は、ケーブ
ル端子15aがハウジング12とケーブル端子接続部1
4bとの間に挟持され、コネクタ端子14と電気的・機
械的に接続される。
【0023】コネクタ10がケーブル15に接続された
状態で、アクチュエータ11の舌部11aを舌部挿入孔
12bへ挿入すると、舌部11aがコネクタ端子接続部
13aと短絡端子接続部14cの間に挿入され、コネク
タ端子接続部13aと短絡端子接続部14cが電気的・
機械的に非接続となり、コネクタ端子14間が短絡解除
状態となる。この時アクチュエータ11は、フック11
cがハウジング12の係止突起12eに係止され、非接
続状態が保たれる。
【0024】逆にアクチュエータ11の舌部11aを舌
部挿入孔12bから引き出すと、舌部11aがコネクタ
端子接続部13aと短絡端子接続部14cの間から引き
抜かれ、コネクタ端子接続部13aと短絡端子接続部1
4cが電気的・機械的に接続され、コネクタ端子14間
が短絡状態となる。
【0025】従って本実施の形態によれば、コネクタ端
子14を任意に短絡、又は短絡解除する構成としたの
で、新たに保護回路を増設する必要がなくなり、保護用
の治具やはんだ作業、はんだ作業道具一式が不要とな
り、これによりはんだ作業により発生する有害なガスが
発生しなくなる。
【0026】なお、上記実施形態のコネクタでは、全て
のコネクタ端子が短絡端子と同時に短絡状態、又は短絡
解除状態とするような構成としたが、図4〜図6に示す
コネクタのように、必要なコネクタ端子のみを短絡状
態、又は短絡解除状態とするように構成してもよい。
【0027】図4〜図6に示すコネクタ20は、プリン
ト配電板に挿入されてはんだ付けされる複数のコネクタ
端子24と、コネクタ端子24を短絡,又は短絡解除状
態にする短絡端子23とを整列保持するハウジング22
に、舌部21aを有するアクチュエータ21を係合保持
させた構成をなしている。
【0028】ハウジング22は、縦断面形状が略山形形
状となるように2つの孔が形成されており、右側面より
の孔であるケーブル挿入孔22aにはケーブル15が挿
入され、中央よりの孔である舌部挿入孔22bにはアク
チュエータ21の舌部21aが挿入される。
【0029】また、左右の側壁には、アクチュエータ2
1のフック21cを摺接案内する溝部22cが形成され
ており、この溝部22cの2箇所にフック21cが乗り
越えて係止するための係止突起22d,22e,22f
が突設してある。
【0030】アクチュエータ21は、天板部21dと、
天板部21dから下方に延びる舌部21aと、舌部21
aの両側にあって対峙する左右一対のアーム21bとを
一体形成したものである。アーム21bの先端には、係
止突起22d,22e,22fに係止するフック21c
が一体形成されている。このフック21cは、上方側が
突出する傾斜断面形状を成している。
【0031】舌部21aには、ハウジング22への挿入
状態に応じて、複数あるコネクタ端子接続部23aと短
絡端子接続部24cの全て、又は一部を接続、又は非接
続にする短絡端子貫通穴21eが形成されている。この
短絡端子貫通穴21eは、舌部挿入孔22bに対する舌
部21aの挿入高さ、つまり係止突起22d,22e,
22fとフック21cの係合する位置により、コネクタ
端子接続部23aと短絡端子接続部24cが接続される
数を変えることができる。例えば、係止突起22dに係
合した場合にはコネクタ端子24間全てを非短絡状態と
し、係止突起22eに係合した場合には3つ短絡し、係
止突起22fに係合した場合には全てを短絡するように
底部が階段形状となっている。尚、舌部21aの挿入高
さにより接続される端子の数はこれに限定されることは
なく、舌部貫通穴21eの形状によりコネクタ端子接続
部23aと短絡端子接続部24c間の接続数を任意に変
更することが可能である。
【0032】アーム21bは、ハウジング22に対して
アクチュエータ21の舌部21aを挿入案内するととも
に、挿入限界においてアクチュエータ21をハウジング
22に確実に固定する働きをする。
【0033】コネクタ端子24は、ハウジング22のケ
ーブル挿入孔22aとは反対端から突出して設けられて
いるリード線部24aと、このリード線部24aとは反
対端に一体的に形成されたケーブル端子接続部24b
と、短絡端子23と接触することにより電気的・機械的
に接続される短絡端子接続部24cとから構成されてい
る。
【0034】リード線部24aは、プリント配電板には
んだ付けによって固定される。ケーブル端子接続部24
bは、ケーブル15側(図中イの方向)に付勢するよう
な弾力性を有しており、ケーブル挿入孔22a内に挿入
されてきたケーブル15のケーブル端子15aをハウジ
ング22の側壁へ押し付けてコネクタ端子24とケーブ
ル15とを電気的・機械的に接続する。
【0035】短絡端子23は、縦断面形状がP字形状を
成しており、その先端部にはコネクタ端子24の短絡端
子接続部24cと接触することにより電気的・機械的に
接続されるコネクタ端子接続部23aを複数本(本実施
の形態の場合5本)有している。このコネクタ端子接続
部23aは、その反対の端部が連結部23bを介して一
体形成されている。
【0036】このようなコネクタ20にケーブル15を
接続する場合、まず、ケーブル15のケーブル端子15
aを先端側からハウジング22のケーブル挿入孔22a
内に挿入する(図中ロの方向)。そして、ケーブル15
を押し込んでいくと、ケーブル15側(図中イの方向)
に付勢するような弾力性を有しているケーブル端子接続
部24bが、ケーブル端子15aをハウジング22の側
壁に押し付ける。それにより、ケーブル15は、ケーブ
ル端子15aがハウジング22とケーブル端子接続部2
4bとの間に挟持され、コネクタ端子24と電気的・機
械的に接続される。
【0037】コネクタ20がケーブル15に接続された
状態で、アクチュエータ21の舌部21aを舌部挿入孔
22bへ挿入すると共に、フック21cが係止突起22
dに係合すると、舌部21aがコネクタ端子接続部23
aと短絡端子接続部24cの間に挿入され、コネクタ端
子接続部23aと短絡端子接続部24cが電気的・機械
的に非接続状態となり、コネクタ端子24間が全て短絡
解除状態となる。
【0038】また、アクチュエータ21の舌部21aを
舌部挿入孔22bへさらに挿入すると、フック21cが
係止突起22eに係合し、その結果、コネクタ端子接続
部23aと短絡端子接続部24cがそれぞれ3個ずつ電
気的・機械的に接続され、コネクタ端子24間の一部が
短絡状態となる。
【0039】さらに、アクチュエータ21の舌部21a
をその挿入限界まで舌部挿入孔22bへ挿入すると、フ
ック21cが係止突起22fに係合し、その結果、コネ
クタ端子接続部23aと短絡端子接続部24cの全てが
電気的・機械的に接続され、コネクタ端子24間が全て
短絡状態となる。
【0040】従って本実施の形態によれば、舌部21a
に形成された短絡端子貫通穴17の挿入高さ位置を変更
するような構成としたので、限定したコネクタ端子だけ
を接続することができ、様々な検査を行うことが可能と
なる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コネクタ端子を任意に短絡、又は短絡解除する構成とし
たので、新たに保護回路を増設する必要がなくなり、保
護用の治具やはんだ作業、はんだ作業道具一式が不要と
なり、これによりはんだ作業により発生する有害なガス
が発生しなくなるという効果を奏する。
【0042】また、舌部に形成された短絡端子貫通穴の
挿入高さ位置を変更するような構成としたので、限定し
たコネクタ端子だけを接続することができ、様々な検査
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの一実施形態を示す組立斜視
図である。
【図2】図1に示したコネクタの分割斜視図である。
【図3】図1に示したコネクタとケーブルの接続過程を
説明するための縦断面図であり、(A)は短絡端子とコ
ネクタ端子が接続された状態を示す縦断面図、(B)は
短絡端子とコネクタ端子の接続が解除された状態を示す
縦断面図である。
【図4】本発明のコネクタの他の実施形態を示す組立斜
視図である。
【図5】図4に示したコネクタの分割斜視図である。
【図6】図4に示したコネクタとケーブルの接続過程を
説明するための縦断面図であり、(A)は短絡端子とコ
ネクタ端子が接続された状態を示す縦断面図、(B)は
短絡端子とコネクタ端子の接続が解除された状態を示す
縦断面図である。
【図7】従来のコネクタの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10,20 コネクタ 11,21 アクチュエータ 11a,21a 舌部 11b,21b アーム 11c,21c フック 12,22 ハウジング 12a,22a ケーブル挿入孔 12b,22b 舌部挿入孔 12c,22c 溝部 12d,12e,22d,22e,22f 係止突起 13,23 短絡端子 13a,23a コネクタ端子接続部 13b,23b 連結部 14,24 コネクタ端子 14a,24a リード線部 14b,24b ケーブル端子接続部 14c,24c 短絡端子接続部 15 ケーブル 15a ケーブル端子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 11/01 H01R 12/22 H01R 31/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配電板に挿入されてはんだ付け
    される複数のコネクタ端子とこのコネクタ端子間を短絡
    状態にする短絡端子とを整列保持するハウジングと、前
    記コネクタ端子と前記短絡端子とを接続又は非接続状態
    とするアクチュエータとを具備し、 該アクチュエータは、前記コネクタ端子と前記短絡端子
    とを接続又は非接続状態とする舌部を具備し、 該舌部には、前記ハウジングへの挿入状態に応じて、前
    記コネクタ端子に設けられた複数あるコネクタ端子接続
    部と前記短絡端子に設けられた短絡端子接続部の全て又
    は一部を接続、又は非接続にする短絡端子貫通穴が形成
    されており、 前記ハウジングは、ケーブルが挿入されるケーブル挿入
    孔と、前記舌部が挿入される舌部挿入孔とを具備する
    とを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータにはフックが設けら
    れ、前記ハウジングには前記フックを係止するための複
    数の係止突起が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータにはフックが設けら
    れ、前記ハウジングには前記フックを係止するための第
    1,第2,第3の係止突起が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記短絡端子貫通穴は、前記第1の係止
    突起に係合した場合にはコネクタ端子間全てを非短絡状
    態とし、前記第2の係止突起に係合した場合には所定数
    短絡し、前記第3の係止突起に係合した場合には全てを
    短絡するように底部が階段形状となっていることを特徴
    とする請求項3記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 プリント配電板に挿入されてはんだ付け
    される複数のコネクタ端子とこのコネクタ端子間を短絡
    状態にする短絡端子とを整列保持するハウジングと、前
    記コネクタ端子と前記短絡端子とを接続又は非接続状態
    とするアクチュエータとを具備するコネクタのコネクテ
    ィング方法であって、 前記アクチュエータに設けられた舌部の、前記ハウジン
    グが具備する舌部挿入孔への挿入高さ位置を変更するこ
    とにより、限定した前記コネクタ端子だけを接 続するこ
    とを特徴とするコネクティング方法。
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