JP3360402B2 - 充填機の充填口嵌合密着状態検査装置 - Google Patents
充填機の充填口嵌合密着状態検査装置Info
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- JP3360402B2 JP3360402B2 JP06084394A JP6084394A JP3360402B2 JP 3360402 B2 JP3360402 B2 JP 3360402B2 JP 06084394 A JP06084394 A JP 06084394A JP 6084394 A JP6084394 A JP 6084394A JP 3360402 B2 JP3360402 B2 JP 3360402B2
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- container
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- filling port
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、開口部を有する容器
と、内容物を充填する充填機の充填口の密着嵌合を検査
する装置に関するものである。
と、内容物を充填する充填機の充填口の密着嵌合を検査
する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、開口部を有するプラスチック製の
フレキシブルな袋に、内容物を充填する充填機の充填口
は、開口部を覆い嵌合密着し内容物を容器に充填してい
た。この開口部と充填口の嵌合密着は従来以下の方法で
検査されていた。
フレキシブルな袋に、内容物を充填する充填機の充填口
は、開口部を覆い嵌合密着し内容物を容器に充填してい
た。この開口部と充填口の嵌合密着は従来以下の方法で
検査されていた。
【０００３】容器開口部と充填口の嵌合密着の確認方法
は、充填機の一つ一つにオペレーターが付き、充填口が
開口部に完全に嵌合密着するのを目視確認し、内容物を
容器に充填する方法があった。上記のようなオペレータ
ーによる目視確認では、常にオペレーターが容器開口部
と、充填口の嵌合状態を確認する必要があり、高速充填
機に対しての対応ができず、また、充填機の誤動作が生
じることがあり、作業効率を向上させることができなか
た。そのため、光電管あるいは光ファイバー等のセンサ
ーにより嵌合密着の検査を行う方法が発明された。この
嵌合密着検査方法は、容器開口部の上端周縁にほぼ平行
に光電管あるいは光ファイバー等のセンサーを設けるこ
とにより、充填装置の充填口が容器開口部との嵌合密着
位置に達すると、上記センサーが始動し充填口の位置を
確認し、充填口と開口部が嵌合密着している場合には、
充填口から内容物を容器内部に充填していた。
は、充填機の一つ一つにオペレーターが付き、充填口が
開口部に完全に嵌合密着するのを目視確認し、内容物を
容器に充填する方法があった。上記のようなオペレータ
ーによる目視確認では、常にオペレーターが容器開口部
と、充填口の嵌合状態を確認する必要があり、高速充填
機に対しての対応ができず、また、充填機の誤動作が生
じることがあり、作業効率を向上させることができなか
た。そのため、光電管あるいは光ファイバー等のセンサ
ーにより嵌合密着の検査を行う方法が発明された。この
嵌合密着検査方法は、容器開口部の上端周縁にほぼ平行
に光電管あるいは光ファイバー等のセンサーを設けるこ
とにより、充填装置の充填口が容器開口部との嵌合密着
位置に達すると、上記センサーが始動し充填口の位置を
確認し、充填口と開口部が嵌合密着している場合には、
充填口から内容物を容器内部に充填していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光電管
あるいは光ファイバー等のセンサーにより嵌合密着の検
査を行う方法では、センサーの位置を容器開口部に対し
て平行に設けなくてはなず、センサー位置の微調整が困
難であった。また、このセンサーは充填口の位置により
検査して嵌合密着を確認しているので、容器が充填位置
から外れたり、傾くことにより開口部と充填口が完全に
嵌合密着していなくても、充填口が予定の位置に達して
いれば、センサーは作動し内容物が充填口から排出さ
れ、容器の外側に内容物が溢れる等の問題を生じた。つ
まり、上記センサーは充填口の位置確認のセンサーであ
り、直接開口部と充填口の嵌合密着を確認することはで
きなかった。
あるいは光ファイバー等のセンサーにより嵌合密着の検
査を行う方法では、センサーの位置を容器開口部に対し
て平行に設けなくてはなず、センサー位置の微調整が困
難であった。また、このセンサーは充填口の位置により
検査して嵌合密着を確認しているので、容器が充填位置
から外れたり、傾くことにより開口部と充填口が完全に
嵌合密着していなくても、充填口が予定の位置に達して
いれば、センサーは作動し内容物が充填口から排出さ
れ、容器の外側に内容物が溢れる等の問題を生じた。つ
まり、上記センサーは充填口の位置確認のセンサーであ
り、直接開口部と充填口の嵌合密着を確認することはで
きなかった。
【０００５】本発明は上記した課題に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、容器開口部と充填機の充
填口の嵌合接着を確実に検査し、誤検査がない検査装置
を提供するものである。
で、その目的とするところは、容器開口部と充填機の充
填口の嵌合接着を確実に検査し、誤検査がない検査装置
を提供するものである。
【０００６】上記目的を有する本発明は、容器の開口部
と、該容器の開口部内に嵌合密着して内容物を充填する
充填機の充填口との嵌合密着状態を検査する充填機の充
填口嵌合密着状態検査装置であって、容器開口部の周縁
面に嵌合密着する充填口の嵌合密着面に、エアー吹き出
し口を少なくとも３か所以上設けたことを特徴とする充
填機の充填口嵌合密着状態検査装置である。
と、該容器の開口部内に嵌合密着して内容物を充填する
充填機の充填口との嵌合密着状態を検査する充填機の充
填口嵌合密着状態検査装置であって、容器開口部の周縁
面に嵌合密着する充填口の嵌合密着面に、エアー吹き出
し口を少なくとも３か所以上設けたことを特徴とする充
填機の充填口嵌合密着状態検査装置である。
【０００７】
【作用】上記した充填機嵌合検査装置によれば、充填口
と開口部の嵌合密着の予定位置において、充填口の設け
た加圧エアー吹き出し口から加圧エアーを吹き出し、完
全に開口部と充填口が嵌合密着している場合において、
この加圧エアーが開口部周縁により吹き出しを止められ
るので、嵌合密着の検査をすることができる。
と開口部の嵌合密着の予定位置において、充填口の設け
た加圧エアー吹き出し口から加圧エアーを吹き出し、完
全に開口部と充填口が嵌合密着している場合において、
この加圧エアーが開口部周縁により吹き出しを止められ
るので、嵌合密着の検査をすることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて説明する。図１
には、充填機の充填ノズル（Ａ）と容器（Ｂ）の一部断
面図を示す。本実施例において容器（Ｂ）は、紙箱に挿
入したフレキシブルな袋形状の容器であり、この容器は
開口部（３）を紙箱の外側に突出するように設けてあ
る。この開口部（３）にの上端には、ほぼ平行な周縁
（４）が設けてある。そして、充填ノズル（Ａ）は、容
器に充填する内容物の流通管、充填口（２）を充填時以
外に外部と遮断する、上下移動する刀部を有し、上記開
口部（３）の周縁（４）に接する面に、本実施例におい
ては３箇所加圧エアー吹き出し口（１）が設けてある。
には、充填機の充填ノズル（Ａ）と容器（Ｂ）の一部断
面図を示す。本実施例において容器（Ｂ）は、紙箱に挿
入したフレキシブルな袋形状の容器であり、この容器は
開口部（３）を紙箱の外側に突出するように設けてあ
る。この開口部（３）にの上端には、ほぼ平行な周縁
（４）が設けてある。そして、充填ノズル（Ａ）は、容
器に充填する内容物の流通管、充填口（２）を充填時以
外に外部と遮断する、上下移動する刀部を有し、上記開
口部（３）の周縁（４）に接する面に、本実施例におい
ては３箇所加圧エアー吹き出し口（１）が設けてある。
【０００９】加圧エアー吹き出し口を複数、好ましくは
３か所以上充填口に設けることが必要であり、これは、
３か所以下であると嵌合密着する開口部と充填口の周縁
全体を確実に検査することができないためである。ま
た、加圧エアー吹き出し口から吹き出す加圧エアーの圧
力は、０．１〜１．０ｋｇ／ｃｍ2 であり、特に好まし
くは０．２〜０．５ｋｇ／ｃｍ2 である。これは、加圧
エアーが１．０ｋｇ／ｃｍ2 以上の圧力で吹き出すと、
加圧エアーが漏れる可能性があり、０．１ｋｇ／ｃｍ2
以下であると、検知可能な圧力に達するまでに時間がか
かり、効率が悪いためである。
３か所以上充填口に設けることが必要であり、これは、
３か所以下であると嵌合密着する開口部と充填口の周縁
全体を確実に検査することができないためである。ま
た、加圧エアー吹き出し口から吹き出す加圧エアーの圧
力は、０．１〜１．０ｋｇ／ｃｍ2 であり、特に好まし
くは０．２〜０．５ｋｇ／ｃｍ2 である。これは、加圧
エアーが１．０ｋｇ／ｃｍ2 以上の圧力で吹き出すと、
加圧エアーが漏れる可能性があり、０．１ｋｇ／ｃｍ2
以下であると、検知可能な圧力に達するまでに時間がか
かり、効率が悪いためである。
【００１０】上記構成の充填機嵌合検査装置の使用状態
は、まず、容器（Ｂ）が充填位置まで移動する、この時
の簡略図が図１に示している。次いで、開口部（３）に
充填口（２）が接触するまで充填機（Ａ）が下方に移動
する。次いで、充填口（２）に設けられた加圧エアー吹
き出し口（１）より加圧エアーを吹き出すが、この加圧
エアーは開口部（３）の周縁（４）により吹き出しが遮
断されることより、開口部（３）に充填口（２）が完全
に嵌合密着したことを、加圧エアーにより検査する。完
全に嵌合密着している場合には加圧エアーは周縁（４）
により遮断された場合は、容器内に充填口（２）より内
容物が充填される。しかし、遮断されない場合は、容器
内に充填口（２）より内容物が充填されることはない。
開口部（３）と充填口（２）が完全に嵌合密着されてい
る場合は、容器に内容物の充填が終了すると、充填機
（Ａ）は上方に移動し、容器（Ｂ）は次工程に移動する
ことにより、上記充填工程は終了する。
は、まず、容器（Ｂ）が充填位置まで移動する、この時
の簡略図が図１に示している。次いで、開口部（３）に
充填口（２）が接触するまで充填機（Ａ）が下方に移動
する。次いで、充填口（２）に設けられた加圧エアー吹
き出し口（１）より加圧エアーを吹き出すが、この加圧
エアーは開口部（３）の周縁（４）により吹き出しが遮
断されることより、開口部（３）に充填口（２）が完全
に嵌合密着したことを、加圧エアーにより検査する。完
全に嵌合密着している場合には加圧エアーは周縁（４）
により遮断された場合は、容器内に充填口（２）より内
容物が充填される。しかし、遮断されない場合は、容器
内に充填口（２）より内容物が充填されることはない。
開口部（３）と充填口（２）が完全に嵌合密着されてい
る場合は、容器に内容物の充填が終了すると、充填機
（Ａ）は上方に移動し、容器（Ｂ）は次工程に移動する
ことにより、上記充填工程は終了する。
【００１１】加圧エアー吹き出し口（１）より吹き出る
加圧エアーは、上記のように開口部（３）と充填口
（２）が接触する予定位置において、加圧エアーが加圧
エアー吹き出し口（１）より吹き出る装置もあり、ま
た、常に加圧エアーが加圧エアー吹き出し口（１）より
吹き出る装置もある。つまり、加圧エアーは開口部
（３）と充填口（２）の嵌合密着を確認することができ
る時に、加圧エアー吹き出し口（１）より吹き出ること
が必要である。また、加圧エアーは開口部（３）と充填
口（２）が完全に嵌合密着している時には、加圧エアー
吹き出し口（１）より吹き出る必要はない。
加圧エアーは、上記のように開口部（３）と充填口
（２）が接触する予定位置において、加圧エアーが加圧
エアー吹き出し口（１）より吹き出る装置もあり、ま
た、常に加圧エアーが加圧エアー吹き出し口（１）より
吹き出る装置もある。つまり、加圧エアーは開口部
（３）と充填口（２）の嵌合密着を確認することができ
る時に、加圧エアー吹き出し口（１）より吹き出ること
が必要である。また、加圧エアーは開口部（３）と充填
口（２）が完全に嵌合密着している時には、加圧エアー
吹き出し口（１）より吹き出る必要はない。
【００１２】
【発明の効果】本発明は上記したように、容器内に内容
物を充填するために容器の開口部と充填機の充填口の嵌
合密着を、加圧エアーの吹き出しにより確実に検査する
ことができる。
物を充填するために容器の開口部と充填機の充填口の嵌
合密着を、加圧エアーの吹き出しにより確実に検査する
ことができる。
【００１３】上記のように嵌合密着を確実に検査するこ
とができるので、内容物充填での違充填は生じないの
で、充填時での作業効率を向上させることができる。ま
た、常に内容物が容器に充填されるので、無菌充填機の
場合に機械内を汚すことがなく、常に一定の無菌状態を
保ことができる。
とができるので、内容物充填での違充填は生じないの
で、充填時での作業効率を向上させることができる。ま
た、常に内容物が容器に充填されるので、無菌充填機の
場合に機械内を汚すことがなく、常に一定の無菌状態を
保ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】充填機嵌合検査装置の充填前の一部断面図であ
る。
る。
【図２】充填機嵌合検査装置の充填中に一部断面図であ
る。
る。
１……加圧エアー吹き出し口 ２……充填口 ３……開口部 ４……周縁 Ａ……充填機 Ｂ……容器
Claims (1)
- 【請求項１】容器の開口部と、該容器の開口部内に嵌合
密着して内容物を充填する充填機の充填口との嵌合密着
状態を検査する充填機の充填口嵌合密着状態検査装置で
あって、容器開口部の周縁面に嵌合密着する充填口の嵌
合密着面に、エアー吹き出し口を少なくとも３か所以上
設けたことを特徴とする充填機の充填口嵌合密着状態検
査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06084394A JP3360402B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 充填機の充填口嵌合密着状態検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06084394A JP3360402B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 充填機の充填口嵌合密着状態検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07270274A JPH07270274A (ja) | 1995-10-20 |
| JP3360402B2 true JP3360402B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=13154059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06084394A Expired - Fee Related JP3360402B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 充填機の充填口嵌合密着状態検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3360402B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP06084394A patent/JP3360402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07270274A (ja) | 1995-10-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |