JP3360233B2 - チョコレートチップ入りアイスクリームの製造装置 - Google Patents
チョコレートチップ入りアイスクリームの製造装置Info
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Description
クリームの流動管内に押し出し、アイスクリームで冷却
硬化して棒状チョコレートにすること及びチョコレート
ノズル内壁面の硬化チョコレートを一定時間毎に除去す
ることを目的としたチョコレートチップ入りアイスクリ
ームの製造装置に関する。
スクリームの流動管内へチョコレートノズルの先端を臨
ませて、アイスクリーム内へチョコレートを注入して製
造されるのが一般的である(特開昭55−3763
号)。
チョコレートノズルを突出設置する技術も知られてい
た。
リームの流動管内へチョコレートノズルの先端を臨ませ
た方法においては、注入チョコレートが均等な太さの棒
状にならない為に、製品に混入したチョコレートチップ
が不揃となり均質な製品にならないおそれがあつた。
用する場合には、1本のチョコレートノズルの内面にチ
ョコレートが付着硬化して、その流れが悪くなると、短
時間に当該ノズルが詰り使用に耐えなくなつた。斯る場
合には全装置を一旦停止し、詰つたチョコレートノズル
を取換える為に、多大の時間と労力を要するという問題
点があつた。
上、製造開始時から、チョコレートとアイスクリームと
は同時に供給を開始するが、流動管が低温になるまでは
チョコレートも硬化しないので不均一に混入したチョコ
レート入りアイスクリームは悉く廃棄しなければならな
いという問題点があつた。
クリームの流動管内へ溶融チョコレートをアイスクリー
ムの整流内へ押し出しチョコレートを棒状に硬化するの
で、チョコレートとアイスクリームとが均等に混合し、
前記従来の問題点を解決したのである。
でアイスクリームのみを流動させるので、アイスクリー
ムになるまでは別に採取することにより再使用が可能で
ある。またチョコレートノズル口を押出棒で閉鎖するこ
とができるので、アイスクリームの送流と同時にチョコ
レートを供給する必要はない。
なつてからチョコレートを供給すればよいことになる。
さらに、ノズル内側に硬化付着したチョコレートを定期
的に除去するので、チョコレートが詰まるおそれがなく
安定的に製造を行うことができる。
真直な流動管の一端部内側へ、複数本のチョコレートノ
ズルを流動管の中心線と平行に並列設置し、前記チョコ
レートノズルのチョコレート供給匣には、チョコレート
供給パイプと、排出パイプとを接続し、前記チョコレー
トノズルのチョコレート供給側には、ノズル内の硬化チ
ョコレート除去用の、先端を開放した中空とすると共
に、基部にはチョコレート供給匣内と前記中空部との連
通孔を設けた押出棒を摺動自在に対向設置し、前記直管
の他端部に粉砕機を連結し、該粉砕機の吐出側と充填機
の供給側とを連結管で連結したことを特徴とするチョコ
レートチップ入りアイスクリームの製造装置である。
mのノズルから押し出されたチョコレートは、流速23
cm/secで流動する低温のアイスクリーム(例えば
−6℃の中で)により硬化される。
出棒を後退させる場合に、アイスクリームを吸入するお
それはない。前記押出棒の前進及び後進中押出棒の中空
部を介して、チョコレートは供給されており、チョコレ
ートの供給が押出棒がノズル口を閉鎖する瞬間(図3
(c))以外は中断されることはない(約0.1秒閉鎖
する)。
アイスクリームについて説明したが、チョコレートに代
えてそれ以外のソース類(低温硬化し、常温以上で流動
液となる食品)も使用することができる。またアイスク
リームに代えて、シャーベットその他の冷菓を使用して
も同様である。
クリーム中へアイスクリームの流れと同一方向、同一速
度で送り出し、棒状に硬化してから粉砕混合するので、
チョコレートの混入状態が均一になると共に、チップ形
状もほゞ等しくなるので、均質のチョコレートチップ入
りアイスクリーム製品ができる。
ートは一定時間毎に自動的に除去されるので、複数のノ
ズルが詰つたり、または流動抵抗が大きくなるおそれは
ない。
のチョコレートノズル2、2を3本等間隔に、長さ15
0mm宛突き出し、−6℃のアイスクリーム3を5Kg
/cm2 の圧力で送流する。一方25℃のチョコレート
4をポンプ5で、7Kg/cm2 の圧力でノズル2、2
から押し出す。この場合に、チョコレート4はアイスク
リームが直線的に流動する間に冷却され、流動管1の終
端末では棒状チョコレート4aとなる。
リーム3とを粉砕機6にかけた場合に、棒状チョコレー
ト4aはほゞ均一大きさのチョコレートチップとなつて
いるので、アイスクリームと均一に混入し、均質のチョ
コレートチップ入りアイスクリーム製品となる。
管1の一端部内側へ複数本のチョコレートノズル2の先
端側を流動管1の中心線と平行に、かつ等間隔に並列設
置する。前記チョコレートノズル2の基端側は、チョコ
レート供給匣7に収容され、その基端には、押出棒8の
先端がチョコレートノズル2内へ挿脱可能に対向設置さ
れ、各押出棒8の基端側は、ロッド9を介してエアシリ
ンダー10のピストン(図示してない)と連結し、エア
シリンダー10には電磁弁11が連結してある。
ートポンプ5の吐出側と連結する供給パイプ12と、バ
ルブ13を有する排出パイプ14の一端とが連結され、
排出パイプ14の他端は、ポンプ5のホッパー15上へ
連結してある(ホッパーに代えてタンクとすることもで
きる)。
の吐出管17の先端が連結され、流動管1の先端部には
粉砕機6が連結され、粉砕機6の吐出側と充填機18の
供給側とを連結管19で連結してチョコレートチップ入
りアイスクリーム製造装置20を構成した。
アイスクリーム3を矢示21のように流動管1の基端に
供給し、矢示22のように粉砕機6に導くが、当初は流
動管1が温かいので、アイスクリーム3と同温度になる
までアイスクリームは取除いて充填機は通さない(アイ
スクリームは再利用する)。
ならば、ポンプ5を始動して20℃のチョコレートを矢
示23のようにチョコレートノズル2に導き、その先端
より矢示24のように流動管1のアイスクリーム3内へ
押し出す。この場合に、チョコレートは、ノズルから押
し出された後、アイスクリームと同一方向、同一速度で
流れて冷却されるためアイスクリーム内へ押し出されて
も型崩れを生じるおそれがなく、棒状を保つている。こ
の棒状チョコレート4aとアイスクリーム3とは粉砕機
6に到り適度に粉砕されて、例えば直径8mm、長さ4
mm程度のチョコレートチップとなり、アイスクリーム
と均一混合状態で充填機18に供給され容器に充填され
る。
レート4bが固着した場合には、エアシリンダー10の
一端に加圧エアを供給し押出棒8を矢示26の方向へ押
し出し、その先端より硬化チョコレート4bを押し出
す。ついで加圧エアの供給方向を代えることにより、押
出棒8を矢示27の方向へ引きもどせば、チョコレート
ノズル2内へ最初と同量のチョコレートが流入する。前
記において、押出棒8の中心部には貫通孔8aが設けて
あり(管になつている)、基部には連通孔8bが設けて
あるので、押出棒8の前進押出時は勿論後退引込時もチ
ョコレートは供給されており、特に後退時に負圧を生じ
る(吸出し)おそれはない。尤も押出棒8が最終押出位
置にあれば、チョコレートの流入は一瞬阻止されるが、
チョコレートの流入停止は極めて短時間の為に実質的に
支障を来すおそれはない。
を通過する間に十分冷却されるので粉砕機内へ入った時
には十分棒状を保つ程度に硬化されており曲つたり変形
するおそれはない。
管内に押し出しアイスクリームにより冷却硬化して棒状
にするので、この棒状チョコレートを粉砕した場合にほ
ゞ均一の大きさに切断され、アイスクリーム内へ均等に
分布する効果がある。
コレートを一定時間毎に除去するので、ノズルが詰るお
それはない。
スクリームを供給して、流動管を冷却するので、当初か
らチョコレートとアイスクリームを同時に供給する必要
がなくなり、チョコレートとアイスクリームの不等混合
による廃棄アイスクリームを絶無にすることができる効
果がある。また、押出棒の中心部に貫通孔が設けてある
ので、押出棒の後退時に負圧を生じるおそれはない。
示す一部断面拡大図。
断面拡大図。(b)同じく押出棒をノズル内へ挿入し、
硬化チョコレートを除去する場合の一部断面拡大図。
(c)同じく押出棒を全部挿入した一部断面拡大図。
(d)同じく押出棒を抜き出す場合の一部断面拡大図。
Claims (1)
- 【請求項1】 アイスクリームを流動させる真直な流動
管の一端部内側へ、複数本のチョコレートノズルを流動
管の中心線と平行に並列設置し、前記チョコレートノズ
ルのチョコレート供給匣には、チョコレート供給パイプ
と、排出パイプとを接続し、前記チョコレートノズルの
チョコレート供給側には、ノズル内の硬化チョコレート
除去用の、先端を開放した中空とすると共に、基部には
チョコレート供給匣内と前記中空部との連通孔を設けた
押出棒を摺動自在に対向設置し、前記直管の他端部に粉
砕機を連結し、該粉砕機の吐出側と充填機の供給側とを
連結管で連結したことを特徴とするチョコレートチップ
入りアイスクリームの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28803994A JP3360233B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | チョコレートチップ入りアイスクリームの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28803994A JP3360233B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | チョコレートチップ入りアイスクリームの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08140582A JPH08140582A (ja) | 1996-06-04 |
JP3360233B2 true JP3360233B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=17725044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28803994A Expired - Fee Related JP3360233B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | チョコレートチップ入りアイスクリームの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3360233B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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CN107373005B (zh) * | 2017-09-05 | 2023-04-07 | 安徽百润食品有限公司 | 一种雪糕生产用巧克力定量装入装置 |
CN115119890A (zh) * | 2022-08-09 | 2022-09-30 | 安徽金诺食品有限公司 | 巧克力生产定量输送装置 |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP28803994A patent/JP3360233B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08140582A (ja) | 1996-06-04 |
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