JP3359591B2 - 界面活性剤担持用顆粒群の製法 - Google Patents

界面活性剤担持用顆粒群の製法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は界面活性剤担持用顆
粒群の製法及びそれを用いて得られる洗剤粒子群の製法
に関する。
【0002】
【従来の技術】液状の界面活性剤を粉末洗剤として用い
るためには、その界面活性剤を粉体に担持させ、粉末洗
剤を得る方法がある。この場合、粉体の界面活性剤担持
能(吸収量)が大きいことが望ましい。
【0003】特開昭57−159898号公報には、特
定量の炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、硬水軟化剤
ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ナトリウム、ベントナイト
及び/又はポリアクリル酸塩(分子量が1000〜50
00)からなる界面活性剤担持用顆粒群(ビーズ)を噴
霧乾燥により得ることが開示されている。しかしなが
ら、乾燥時の重炭酸ナトリウムの熱分解によって顆粒表
面を多孔化し、非イオン界面活性剤の担持能を高める方
法のため、重炭酸ナトリウムを多量配合する必要があ
り、重炭酸ナトリウムが洗剤スラリー中で分解してスラ
リー物性が変化し、均一な物性の顆粒が得られ難くな
る。
【0004】特開昭62−112697号公報には、分
子中に少なくとも3つのカルボキシル基を有する有機物
質である結晶成長調整剤の有効量を、炭酸ナトリウムよ
り前に界面活性剤スラリーに混和することによって、結
晶成長調整された炭酸ナトリウム1水和物及び/又はバ
ーケアイトをスラリー中に形成させた後に、噴霧乾燥す
ることで担持能の高い粒子を得る方法が開示されてい
る。しかしながら、洗剤組成物中に配合することが好ま
しいポリマーも結晶成長調整剤として作用し、洗剤組成
物としてポリマーを有効量で配合すると顆粒表面にポリ
マーからなる被膜が形成され、十分な担持能を得られな
い。
【0005】これらの技術は顆粒の界面活性剤担持能向
上を目的としたものであるが、そのためには洗浄性能に
不必要な物質を配合したり、組成上の制約をしなければ
ならなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、洗剤
組成物の性能に影響を与える原料を用いることなく又は
このような原料の配合量を減少させて顆粒の担持能を向
上させる、界面活性剤担持用顆粒群の製法を提供するこ
とである。さらにその顆粒群を用いた、界面活性剤を多
量配合した洗剤粒子群の製法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の工程を
有する界面活性剤担持用顆粒群の製法に関する。 工程(1):水不溶性無機物、水溶性ポリマー及び水溶
性塩類を含有するスラリーを調製する工程、 工程(2):そのスラリーを噴霧乾燥して、水分量が6
〜20重量%の顆粒群を調製する工程、 工程(3):その顆粒群を工程(2)終了時の顆粒群の
温度より30℃以上冷却する工程、即ち、[(工程
(2)終了時の顆粒群温度)−(本工程で冷却された顆
粒群温度)]≧30℃とする工程、 工程(4):工程(3)で得られた顆粒群を乾燥する工
程。 さらに、この製法によって得られた界面活性剤担持用顆
粒群に液状の界面活性剤組成物を添加する洗剤粒子群の
製法に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、水溶性無機塩類を含有
するスラリーを乾燥する際に、顆粒の水分量を調整する
ことで水溶性無機塩類の顆粒表面での被膜の形成を調整
し、冷却することにより残余の該無機塩の結晶を粒子内
部で析出させた後、余剰の水分を除去することに特徴を
有する。
【0009】1.界面活性剤担持用顆粒群の製法 [工程(1)(スラリーの調製工程)について]工程
(1)は顆粒群を調製するためのスラリーを調製する工
程である。スラリーは、主として、第2項で述べる水不
溶性無機物(A)、水溶性ポリマー(B)、水溶性塩類
(C)及び水から構成されており、ポンプでの送液可能
な状態に調製される。好ましくは、水分30〜70重量
%のスラリーであり、より好ましくは、35〜60重量
%、更に好ましくは、38〜55重量%である。また、
スラリーの温度は好ましくは30〜80℃であり、さら
に好ましくは40〜70℃である。この範囲において、
水溶性ポリマー(B)や水溶性塩類(C)(以下水溶性
成分(B,C)という)の溶解率や該スラリーの粘度の
点から取り扱いが容易となり、好ましい。
【0010】[工程(2)(顆粒群の調製工程)につい
て]工程(2)は工程(1)にて得られたスラリーを噴
霧乾燥して顆粒群を調製する工程である。噴霧乾燥では
粒子形状が実質的に球状である顆粒群が得られる。噴霧
液滴中の水溶性成分(B,C)は乾燥時の水分の移動に
伴い液滴表面に濃縮されて固化し、吸油を阻害する被膜
を形成する原因となる。即ち、取り扱い性に支障が無い
範囲で顆粒の水分量を高く維持して、顆粒表面での被膜
の形成を抑制することにより、高い担持能を実現するこ
とが出来る。噴霧乾燥塔は向流塔、並流塔の何れの形態
でも構わないが、得られる顆粒群の水分量の点から並流
塔がより好ましい。工程(3)及び工程(4)による担
持能の向上効果及び工程(4)での熱負荷低減の観点か
ら、顆粒群の水分量は6〜20重量%、好ましくは8〜
16重量%である。スラリーの微粒化装置としては圧力
噴霧ノズル、2流体噴霧ノズル、回転円盤式のいずれで
もよいが、得られる顆粒群の平均粒径が好ましくは15
0〜500μmであることから、圧力噴霧ノズルが特に
好ましい。噴霧乾燥塔の熱効率や連続運転時の良好な安
定性が得られると共に、上述の水分量の顆粒群が容易に
得られるという観点から、噴霧乾燥塔に供給される高温
ガスの温度(以下、送風温度という)としては好ましく
は150〜300℃で、さらに好ましくは170〜25
0℃である。また、噴霧乾燥塔より排出されるガスの温
度(以下、排風温度という)は好ましくは70〜125
℃で、さらに好ましくは80〜115℃である。
【0011】[工程(3)(顆粒群の冷却工程)につい
て]工程(3)は工程(2)にて得られた顆粒群を工程
(2)終了時の顆粒群の温度より少なくとも30℃以上
冷却する工程である。工程(2)では顆粒群は噴霧乾燥
塔から好ましくは70〜100℃の温度で排出される。
工程(3)はその顆粒群を冷却することにより、溶解度
差により水溶性塩類(C)の析出を促進させる。そのた
めに結晶の析出は顆粒内部の全域に亘って起こることか
ら、工程(3)で析出する水溶性塩類の結晶は活性剤の
担持に有効な表面を形成する。即ち、工程(2)での顆
粒の水分量を制御することで顆粒内部で析出する(C)
成分の比率を向上させることにより、得られる顆粒の担
持能は一層高められる。特に、(C)成分が炭酸ナトリ
ウムや硫酸ナトリウムのように水和性を有する場合に
は、水和物を形成する温度範囲まで冷却を行うことによ
り顆粒中に残存する水分が水和性塩類の水和現象に消費
され、自由水が減少し水溶性成分の析出が促進される。
その温度範囲は、水和性塩類が例えば炭酸ナトリウムの
場合は100℃未満、硫酸ナトリウムの場合は32.4
℃未満である。炭酸ナトリウムのように異なる量論比の
水和物をとり得る場合は温度が低い方がより多くの水を
水和する傾向にあるので、冷却温度は低い方が好まし
い。顆粒群の冷却方法としては自然冷却を含む公知方法
を用いることができるが、流動層冷却機や撹拌型冷却機
等の冷却装置が好適に用いられる。また、流動床乾燥機
等を用い冷風を供給して冷却してもよい。顆粒群の冷却
は、工程(2)終了時の顆粒群の温度より少なくとも3
0℃以上、好ましくは40℃以上、特に好ましくは50
℃以上である。そしてこのような冷却により、顆粒群の
温度を生産性の観点より70℃以下にすることが好まし
い。冷却時間は特に限定されないが、生産性の点から好
ましくは5秒〜60分、更に好ましくは30秒〜30
分、特に好ましくは1〜15分である。尚、顆粒群の温
度は、熱電対等で測定できる。顆粒群が、その表面と内
部との間で温度分布がある場合、最も高い温度の部分を
測定する。
【0012】[工程(4)(顆粒群の乾燥工程)につい
て]工程(4)は、顆粒の界面活性剤担持能及び良好な
取り扱い性の観点より、工程(3)にて得られた顆粒群
を乾燥する工程であり、その水分量を好ましくは1重量
%以上6重量%未満、より好ましくは1〜4重量%に乾
燥することである。顆粒群の乾燥方法は、例えば流動層
乾燥機や気流乾燥機が好適に用いられる。
【0013】2.界面活性剤担持用顆粒群の組成 本発明の界面活性剤担持用顆粒群は、主として、水不溶
性無機物(A)、水溶性ポリマー(B)、水溶性塩類
(C)から構成されており、水分量を除いて前述の工程
(2)終了時の顆粒群と本質的に同一である(A)成分
の水不溶性無機物は、アルミノ珪酸塩や、二酸化珪素、
水和珪酸化合物、パーライト、ベントナイトに代表され
る粘土化合物等がある。中でもゼオライト等の結晶性ア
ルミノ珪酸塩は洗剤組成物中で金属イオン封鎖剤として
作用することから好ましい。ここで用いる結晶性アルミ
ノ珪酸塩の1次粒子の平均粒径は、走査式電子顕微鏡
(SEM)等で測定することができる。平均粒径0.1
〜20μm程度が好ましく、1次粒子の凝集体を用いる
ことも可能である。(B)成分の水溶性ポリマーは、カ
ルボン酸系ポリマー、カルボキシメチルセルロース、可
溶性澱粉、糖類等がある。中でも洗浄力の点から重量平
均分子量2000〜10万のアクリル酸ホモポリマー
や、アクリル酸・マレイン酸コポリマー、又はそれらの
塩が好ましい。(C)成分の水溶性塩類は、炭酸根、炭
酸水素根、硫酸根、亜硫酸根、硫酸水素根、塩酸根又は
リン酸根等を有するアルカリ金属塩、アンモニウム塩又
はアミン塩に代表される水溶性の無機塩類や、クエン酸
塩やフマル酸塩等の分子量が2000未満の低分子量の
水溶性有機塩類がある。中でも結晶化促進の点から炭酸
ナトリウムや硫酸ナトリウム等の水和性の無機塩類が好
ましい。
【0014】界面活性剤担持用顆粒群の組成としては、
得られる該担持用顆粒群の担持能と粒子強度を両立させ
るため、(A)成分:(B)成分:(C)成分は20〜
90重量%:2〜30重量%:5〜78重量%が好まし
く、更に好ましくは30〜75重量%:3〜20重量
%:10〜67重量%、特に好ましくは40〜70重量
%:5〜20重量%:20〜55重量%である。また、
該担持用顆粒群中に(A)〜(C)成分以外に、界面活
性剤や、最終の洗剤組成物に好適な蛍光染料、顔料、染
料等の補助成分を含んでもよい。特に、界面活性剤は該
担持用顆粒の必須成分ではないが、工程(1)で調製す
るスラリー中へ添加することにより、工程(2)、
(4)における乾燥効率が向上するために、少量の添加
が好ましい。添加量としてはスラリーの固形分中10重
量%以下が好ましく、更に好ましくは1〜10重量%、
最も好ましくは2〜8重量%である。
【0015】3.界面活性剤担持用顆粒群の物性 界面活性剤担持用顆粒群の好ましい平均粒径は、洗剤粒
子群の溶解性の観点より、150〜500μm、さらに
好ましくは180〜300μmである。担持用顆粒群の
好ましい嵩密度は、嵩密度が500g/リットル以上の
洗剤粒子群を得る観点より、400〜1000g/リッ
トル、さらに好ましくは500〜800g/リットルで
ある。担持用顆粒の好ましい粒子強度は、担持用顆粒群
に液状の界面活性剤組成物を添加する際には該担持用顆
粒群が崩壊せず、且つ得られる洗剤粒子群が良好な崩壊
性を有するという観点より、5〜200MPa、さらに
好ましくは10〜150MPa、特に好ましくは15〜
100MPaである。担持用顆粒群の担持能は、担持用
顆粒群に液状の界面活性剤組成物を添加する際に必要と
なる吸油担体量が低減されるか、不要となるという観点
より、好ましくは0.2mL/g以上、さらに好ましく
は0.4mL/g以上、特に好ましくは0.5mL/g
以上である。担持用顆粒の水分量は、担持用顆粒の取り
扱い性の観点より、1〜8重量%、好ましくは1〜5重
量%である。
【0016】4.洗剤粒子群の製法 洗剤粒子群を得る好適な製法は、以下の工程(5)を含
んでなり、更に必要に応じて工程(6)を含んでもよ
い。 工程(5):界面活性剤組成物が液状の条件下にて、第
1項で得られた界面活性剤担持用顆粒群と混合する工
程。 工程(6):その混合物と微粉体とを混合し、粉末洗剤
組成物の表面を該微粉体で被覆する工程。 工程(5)で用い得る界面活性剤組成物としては、界面
活性剤の1種以上、好ましくは陰イオン界面活性剤、非
イオン界面活性剤が挙げられる。中でも、30℃以下に
融点を有する非イオン界面活性剤(D)及びその固定化
剤(F)、並びに必要に応じて硫酸基又はスルホン酸基
を有する陰イオン界面活性剤(E)を含有する界面活性
剤組成物が好適である。液状の界面活性剤組成物中に
(E)成分、(F)成分の未中和物が含まれている場合
は、界面活性剤担持用顆粒群又は該担持用顆粒群以外の
粉体原料中にアルカリ成分を含有させて、中和してもよ
い。
【0017】工程(5)で用いる混合機は例えば液状の
界面活性剤組成物を添加するためのノズルや、混合機内
の温度を制御するためにジャケットを備えたものが好ま
しい。好適な混合時間(回分式の場合)及び平均滞留時
間(連続式の場合)は、例えば1〜20分間が好まし
く、さらに2〜10分間が好ましい。界面活性剤組成物
と担持用顆粒群の混合方法は回分式の場合は、予め該担
持用顆粒群を混合装置に仕込んだ後、液状の界面活性剤
組成物を添加することが好ましく、液状の界面活性剤組
成物を噴霧して供給することがさらに好ましい。その際
に、担持用顆粒群100重量部に対して、150重量部
未満、好ましくは100重量部未満の他の粉体原料を用
いてもよい。混合する界面活性剤組成物の温度は、取り
扱いの容易さの点から該界面活性剤組成物の流動点の1
0℃以上が好ましく、流動点の20℃以上が更に好まし
い。また、該界面活性剤組成物の熱安定性の点から、9
5℃以下が好ましく、90℃以下が更に好ましい。
【0018】好ましい混合装置として具体的には、以下
のものが挙げられる。回分式で行う場合は、(イ)〜
(ハ)のものが好ましい。(イ)ヘンシェルミキサー
(三井三池化工機(株)製)、ハイスピードミキサー
(深江工業(株)製)、バーチカルグラニュレーター
((株)パウレック製)、レディゲミキサー(松坂技研
(株)製)、プロシェアミキサー(太平洋機工(株)
製)等、(ロ)リボンミキサー(日和機械工業(株)
製)等、(ハ)ナウターミキサー(ホソカワミクロン
(株)製)等がある。上記の混合機の中でさらに好まし
くは、レディゲミキサー、プロシェアミキサー等があ
る。また、上記の混合機の連続型の装置を用いて界面活
性剤担持用顆粒群と界面活性剤を混合させてもよい。ま
た、上記以外の混合機の連続型の装置としては、フレキ
ソミックス型((株)パウレック製)、タービュライザ
ー(ホソカワミクロン(株)製)等がある。
【0019】更に工程(6)を行うことにより、洗剤粒
子群の流動性と耐ケーキング性を向上させることができ
る。また、工程(5)で得られた混合物が粉末状を呈し
ていない場合に、工程(6)には、微粉体を助剤として
用いて混合物を解砕する工程も含まれる。この場合、微
粉体は、洗剤粒子表面の被覆率の向上、該洗剤粒子の流
動性と耐ケーキング性の向上の点から、その一次粒子の
平均粒径が0.1〜10μmのものが好ましい。平均粒
径は、光散乱を利用した方法(例えばパーティクルアナ
ライザー(堀場製作所(株)製))、またはSEM観察
により測定される。微粉体としては、アルミノケイ酸塩
が望ましく、珪酸カルシウム、二酸化ケイ素、ベントナ
イト、タルク、クレイ、非晶質シリカ誘導体、結晶性シ
リケート化合物等のシリケート化合物のような無機微粉
体や、一次粒子が0.1〜10μmの金属石鹸も用いる
ことができる。また、微粉体が高いイオン交換能や高い
アルカリ能を有することが洗浄力の点で好ましい。微粉
体の使用量としては、流動性及び使用感の点で洗剤粒子
100重量部に対して好ましくは0.5〜40重量部、
より好ましくは1〜30重量部、特に好ましくは2〜2
0重量部である。
【0020】工程(6)で用いられる混合機は、添加す
る微粉体の分散性の向上、解砕効率の向上の点から例え
ば、混合機内に高速回転する解砕翼を具備しているもの
が好ましく、工程(5)と同一の装置で行うことも可能
である。また、混合機内の温度は目的に応じて任意に設
定すればよいが、液状の界面活性剤が(D)成分、
(F)成分、任意に(E)成分を含有する界面活性剤組
成物の場合は、該界面活性剤組成物の進入硬度が10k
Pa以上の温度範囲であれば微粉体添加量の低減、解砕
効率の向上の点から有利である。
【0021】5.洗剤粒子群の組成及び物性 本発明による洗剤粒子群は、界面活性剤担持用顆粒群に
液状の前述の界面活性剤組成物を担持させてなるもので
ある。(E)成分の配合量は、(D)成分100重量部
に対し好ましくは0〜300重量部、更に好ましくは2
0〜200重量部、特に好ましくは30〜180重量部
である。(F)成分の配合量は、(D)成分100重量
部に対し好ましくは1〜100重量部、更に好ましくは
5〜50重量部である。この範囲において、該界面活性
剤組成物は、該界面活性剤組成物の流動点以上の温度で
粘度が10Pa・s以下となる温度域を有し、且つ該界
面活性剤組成物の流動点より低く(D)成分の融点より
高い温度範囲において、該界面活性剤組成物の進入硬度
が10kPa以上となる温度域を有することにより、製
造時の温度を適切に設定すれば、界面活性剤担持用顆粒
群に添加する際には該界面活性剤組成物は液状を示し、
洗剤粒子群として保存時には固化してシミ出し等の品質
の低下を避けることが出来る。ここでいう液状とは流動
性を有する状態(JIS K 2269規定の方法によ
り測定される流動点以上での状態)を意味し、当然なが
らペースト状も含まれる。また、融点は、FP800サ
ーモシステムのメトラーFP81(MettlerIn
strumenteAG製)を用い、昇温速度0.2℃
/minで測定される。粘度は、B型粘度計(TOKY
OKEIKI社製DVM−B形)、ロータNo.3、回
転速度12r/minで測定して求めることができる。
進入硬度はレオメーター(NRM−3002D、不動工
業(株)製)と直径8mm、底面積0.5cm2の円形
アダプター(No.3、8φ)を用い、アダプターが界
面活性剤組成物の内部に進入速度20mm/minで2
0mm進入したときの荷重を円形アダプター底面積で除
した値として求めることができる。
【0022】(D)成分としては、その融点が30℃以
下、好ましくは25℃以下、特に好ましく22℃以下の
ものである。例えば、ポリオキシアルキレンアルキル
(フェニル)エーテル、アルキル(ポリアルキレン)ポ
リグリコシド、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸
エステル、ポリオキシアルキレングリコール脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロッ
クポリマー、ポリオキシアルキレンアルキロール(脂肪
酸)アミドが好ましいものとして例示される。該非イオ
ン界面活性剤は2種以上を併用しても良い。また、該非
イオン界面活性剤は水溶液として用いてもよい。(E)
成分としては、例えば、炭素数10〜18のアルコール
の硫酸エステル塩、アルコールのエトキシレート化物の
硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、パラ
フィンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α
−スルホ脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル
塩等が好ましいものとして挙げられる。
【0023】(F)成分としては、カルボン酸基又はリ
ン酸基を有する陰イオン界面活性剤(但し、硫酸基又は
スルホン酸基を有するものを除く。)が挙げられ、具体
的には、脂肪酸塩、ヒドロキシ脂肪酸塩、アルキルリン
酸塩等の陰イオン界面活性剤等が挙げられる。特に、炭
素数10〜22の脂肪酸もしくはヒドロキシ脂肪酸のナ
トリウム、カリウムのアルカリ金属塩、アルカノールア
ミン等のアミン塩から選ばれる1種以上が溶解性の点で
好ましいものとして挙げられる。また(F)成分とし
て、35℃以上の融点を有し、かつ(D)成分と相溶性
を有する化合物も挙げられる。例えば、分子量が300
0〜30000のポリオキシアルキレン型非イオン性化
合物、分子量が3000〜30000のポリエーテル系
非イオン性化合物などから選ばれる1種以上が挙げられ
る。特にポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、融点が35℃以上のポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルが好ましい例として挙げられる。ここでう相
溶性とは、(D)成分の融点以上の温度のいずれかで
(D)成分の混合物がよく混じり合い、分相し難い性質
をいう。(F)成分として、これらを混合して用いても
構わない。
【0024】液状の界面活性剤組成物の添加量は、界面
活性剤担持用顆粒群100重量部に対して、10〜10
0重量部が好ましく、更に好ましくは20〜80重量
部、特に好ましくは30〜60重量部である。また、該
界面活性剤組成物を該担持用顆粒群に添加する際に、所
望により該担持用顆粒群以外の粉体原料を添加してもよ
く、添加量としては該担持用顆粒群100重量部に対し
て、0〜30重量部が好ましい。
【0025】本発明による洗剤粒子群の好ましい物性
は、以下の通りである。平均粒径は、好ましくは150
〜500μm、より好ましくは180〜350μmであ
る。嵩密度は、好ましくは500〜1000g/リット
ル、より好ましくは600〜1000g/リットル、特
に好ましくは650〜850g/リットルである。耐ケ
ーキング性は、好ましくは篩通過率が90%以上、より
好ましくは95%以上である。シミ出し性は、後述の試
験法による評価が好ましくは2ランク以上、より好まし
くは1ランクであれば搬送系での液状の界面活性剤含有
粉末の機器への付着防止、容器にシミ出し防止の工夫が
不要となり好ましい。
【0026】6.界面活性剤担持用顆粒群及び洗剤粒子
群の物性の測定方法 界面活性剤担持用顆粒群及び洗剤粒子群の物性値は以下
の方法で測定できる。 1)平均粒径:JIS Z 8801規定の標準篩を用
いて5分間振動させた後、各篩目のサイズによる重量分
布から測定できる。 2)嵩密度:JIS K 3362規定の方法により測
定できる。 3)担持能:内部に撹拌翼を具備した内径5cm、高さ
15cmの円筒形丸底容器を有する攪拌機に試料100
gを入れ、撹拌しながら亜麻仁油を10mL/minの
速度で投入する。その際に撹拌機の動力が最も高くなっ
た時の亜麻仁油の投入量を担持能とする。 4)粒子強度:内径3cm×高さ8cmの円柱状の容器
に、試料20gを入れ、30回タッピング(筒井理化学
器械(株)、TVP1型タッピング式密充填カサ密度測
定器、タッピング条件;周期36回/分、60mmの高
さから自由落下)を行い、その時の試料高さ(初期試料
高さ)を測定する。その後、加圧試験機にて容器内に保
持した試料の上端面全体を10mm/minの速度で加
圧し、荷重−変位曲線の測定を行い、変位率が5%以下
での直線部における傾きに初期試料高さをかけ、加圧面
積で除した値を粒子強度とする。
【0027】5)水分量:秤量皿に試料3gを入れ、1
05℃に保持された電気乾燥機で2時間乾燥させ、乾燥
前後の試料の重量差を水分量とする。 6)耐ケーキング性:濾紙(ADVANTEC社製 N
o.2)で長さ10.2cm×幅6.2cm×高さ4c
mの天部のない箱を作り、四隅をステープラーでとめ
た。試料50gを入れた該箱の上にアクリル樹脂板(1
5g)と鉛板(250g)を載せる。これを温度35
℃、湿度40%の雰囲気下で2週間放置した後のケーキ
ング状態について下記の通過率を求めることによって行
う。 <通過率> 試験後の試料を篩(JIS Z 8801
規定の目開き4760μm)上に静かにあけ、通過した
粉末重量を計り、試験後の試料に対する通過率(%)を
求める。 7)シミ出し性:耐ケーキング試験を行った濾紙の容器
の底部(粉体と非接触面)でのシミ出し状態を目視評価
で行う。評価は、底部の濡れ面積で判定し、下記の1〜
5ランクとする。 ランク1:濡れていない。 2:1/4程度の面が濡れている。 3:1/2程度の面が濡れている。 4:3/4程度の面が濡れている。 5:全面が濡れている。
【0028】
【実施例】実施例1 混合槽に水130重量部を入れ、温度を40℃に昇温し
た。これに炭酸ナトリウム(デンス灰(平均粒径:29
0μm)、セントラル硝子(株)製)40重量部、硫酸
ナトリウム(無水中性芒硝、四国化成(株)製)30重
量部、亜硫酸ナトリウム(亜硫酸ソーダ、三井東圧
(株)製)3重量部、40%ポリアクリル酸ナトリウム
(平均分子量10000、花王(株)製)水溶液45重
量部、蛍光染料(チノパールCBS−X、チバガイギー
社製)1重量部、ゼオライト(ゼオビルダー(4A型、
平均粒径:3.5μm)、東ソー(株)製)100重量
部を逐次加え、30分間攪拌して均質なスラリーを調製
した。温度を60℃に調整したスラリーを、並流式噴霧
乾燥塔(塔高5.5m、塔径3m)の中央部に設置され
た圧力噴霧ノズルに噴霧圧1MPaとなるように供給し
た。スラリーの流量としては80kg/hであった。乾
燥塔の運転条件としては送風温度190℃、排風温度1
05℃とした。得られた顆粒群の噴霧乾燥塔排出時の温
度は85℃で、水分量は16重量%であった。その顆粒
群10kgを流動層乾燥機に仕込み、20℃の空気を3
0分間供給して顆粒群の温度を20℃にまで冷却した。
次に流動層に供給する空気温度を100℃にし、1.5
時間供給した。その結果、水分量が4重量%の顆粒群1
を得た。尚、乾燥塔から排出された顆粒群及び流動層乾
燥機での冷却操作終了後の顆粒群の温度測定は、夫々、
その内部(最も高い温度を示す位置)に熱電対を入れて
測定した。
【0029】実施例2 実施例1と同じ組成/配合条件にてスラリーを調製し
た。温度60℃に調整した該スラリーを向流式噴霧乾燥
塔(塔高10m、塔径3m)の塔頂部に設置された圧力
噴霧ノズルに噴霧圧2.5MPaとなるように供給し
た。スラリーの流量としては約350kg/hであっ
た。乾燥塔の運転条件としては送風温度210℃、排風
温度105℃とした。得られた顆粒群の排出時の温度は
75℃で、水分量は9重量%であった。また、実施例1
と同様に温度を測定した。該顆粒群を実施例1と同様に
冷却、乾燥を行い、水分量が4重量%の顆粒群2を調製
した。
【0030】比較例1 実施例1の噴霧乾燥塔の運転条件を送風温度220℃、
排風温度115℃として、水分量が12重量%の顆粒群
を調製し、工程(3)を行わずに流動層で乾燥を行った
以外は実施例1と同様の手順で顆粒群3を調製した。
【0031】比較例2 実施例2の噴霧乾燥塔の運転条件を送風温度230℃、
排風温度110℃に変更し、実施例2の工程(1)、
(2)と同じ操作を行ない水分量が4重量%の顆粒群4
を調製し、工程(3)、(4)は行わなかった。
【0032】得られた顆粒群1〜4の組成、物性を表1
に記す。本発明の界面活性剤担持用顆粒群(顆粒群1、
2)は所望の高い担持能を示した。
【表1】
【0033】実施例3 ポリオキシエチレンアルキルエーテル(エマルゲン10
8KM(エチレンオキサイド平均付加モル数:8.5、
アルキル鎖の炭素数:12〜14)、花王(株)製)1
00重量部とポリエチレングリコール(K−PEG60
00(平均分子量:8500)、花王(株)製)10重
量部、パルミチン酸(ルナックP−95、花王(株)
製)9.2重量部、水2重量部を混合し、80℃に加
熱、撹拌して、そこへドデシルベンゼンスルホン酸(ネ
オペレックスFS、花王(株)製)93.6重量部と4
8%水酸化ナトリウム水溶液27重量部を添加し、顆粒
群に担持させる界面活性剤組成物1を調製した。次に、
レディゲミキサー(松坂技研(株)製、容量130L、
ジャケット付)に表1記載の顆粒群1を100重量部投
入し、主軸(攪拌翼、回転数:60rpm、周速:1.
6m/s)のみで攪拌を開始した。尚、ジャケットに8
0℃の温水を10L/分で流した。そこに、80℃に調
整した50重量部の界面活性剤組成物1を2分間で投入
し、その後5分間攪拌を行った。更に、洗剤粒子群とし
て良好な流動性を付与するために表2に示す量の無定型
アルミノ珪酸塩(特開平9−132794号公報記載の
調製例2を平均粒径8μmのものを粉砕して用いた)を
投入し、主軸(回転数:120rpm、周速:3.1m
/s)とチョッパー(回転数:3600rpm、周速:
28m/s)の攪拌を1分間行い、洗剤粒子群1を排出
した。
【0034】実施例4 ポリオキシエチレンアルキルエーテル100重量部とポ
リエチレングリコール20重量部、水2重量部を混合
し、80℃に加熱、撹拌して、そこへドデシルベンゼン
スルホン酸93.6重量部と48%水酸化ナトリウム水
溶液24.2重量部を添加し、顆粒群に担持させる界面
活性剤組成物2を調製し、界面活性剤担持用顆粒群とし
て顆粒群1の代わりに顆粒群2を用いた以外は実施例3
と同様に洗剤粒子群2を得た。
【0035】比較例3 界面活性剤担持用顆粒群として顆粒群1の代わりに顆粒
群3を用いた以外は実施例3と同様に洗剤粒子群3を得
た。
【0036】比較例4 界面活性剤担持用顆粒群として顆粒群1の代わりに顆粒
群4、界面活性剤組成物として界面活性剤組成物1の代
わりに界面活性剤組成物2を用いた以外は実施例3と同
様に洗剤粒子群4を得た。
【0037】得られた洗剤粒子群1〜4の組成、物性を
表2に記す。本発明の洗剤粒子群(洗剤粒子群1、2)
は顆粒群の担持能を向上させることにより無定形アルミ
ノケイ酸塩の量を低減することができた。
【表2】
【0038】
【発明の効果】界面活性剤担持用顆粒群の製法におい
て、洗剤組成物の性能に影響を与える原料を用いること
なく、該担持用顆粒群の担持能を向上させることが可能
となる。さらには洗剤粒子群の製法において、界面活性
剤を多量配合した洗剤粒子群を得ることが可能となる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はSEMによる実施例1の界面活性剤担持
用顆粒(×200)を示す写真である。
【図2】図2はSEMによる実施例1の界面活性剤担持
用顆粒の表面(×2000)を示す写真である。
【図3】図3はSEMによる比較例1の顆粒(×20
0)を示す写真である。
【図4】図4はSEMによる比較例1の顆粒の表面(×
2000)を示す写真である。
【図5】図5はSEMによる比較例2の顆粒(×20
0)を示す写真である。
【図6】図6はSEMによる比較例2の顆粒の表面(×
2000)を示す写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 17/06 C11D 17/06 (72)発明者 山下 博之 和歌山市湊1334番地 花王株式会社研究 所内 (56)参考文献 特開 平9−279184(JP,A) 特開 昭57−159898(JP,A) 特開 平5−247497(JP,A) 特開 平8−311494(JP,A) 特開 昭55−3468(JP,A) 特開 昭49−38906(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 11/00 - 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の工程を有する界面活性剤担持用顆粒
    群の製法。 工程(1):水不溶性無機物、水溶性ポリマー及び水溶
    性塩類を含有するスラリーを調製する工程、 工程(2):そのスラリーを噴霧乾燥して、水分量が6
    〜20重量%の顆粒群を調製する工程、 工程(3):その顆粒群を工程(2)終了時の顆粒群の
    温度より30℃以上冷却する工程、 工程(4):工程(3)で得られた顆粒群を乾燥する工
    程。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製法によって得られた界
    面活性剤担持用顆粒群に液状の界面活性剤組成物を添加
    する洗剤粒子群の製法。
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