JP3359482B2 - 超砥粒ホイール及びその製造方法 - Google Patents

超砥粒ホイール及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超硬、セラミック
ス、硝子あるいは工具鋼等の各種研削作業に使用され
る、台金に砥粒層を固定した超砥粒ホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】高速回転で使用される超砥粒ホイール
は、取付孔周りに最大の応力がかかるため、通常取付孔
周りが台金材料の破壊強度に達した場合に破壊する。こ
のため、超砥粒ホイールには、破損する危険が少ない台
金の強度、研削盤に負担をかけないホイールの軽量性、
さらには安価で容易に製造可能なこと等が要求される。
【0003】超砥粒ホイールは、結合剤の種類によっ
て、レジンボンドホイール、メタルボンドホイール及び
ビトリファイドボンドホイール等に分類される。樹脂系
の結合剤を用いるレジンボンドホイールは、低弾性率、
低強度の特性を活かして、切れ味に富み良好な仕上面を
与える。また、金属系の結合剤を用いるメタルボンドホ
イールは、高弾性率、高強度の特性を活かして、ホイー
ルの寿命が長く加工物の寸法精度が良好である。ガラス
系の結合剤を用いるビトリファイドボンドホイールは、
高弾性率、低強度の特性を活かして、切れ味に富み加工
物の寸法精度が良好である。
【0004】このような超砥粒ホイールにおいて、近年
の加工能率および加工精度向上の要請から、従来の周速
度である30m/sec程度から、さらに高速の60〜
200m/sec程度に耐え得る材料の開発が要求され
るようになった。
【0005】1960年代の後半には高速研削用研削盤
の実用機が公表され、特に、Sheffield社は、
外径760mmのホイールを使用して90m/secの
周速を実現した。ホイール周速が150m/secを越
える超高速研削用研削盤は1990年代に実用化され、
1995年時点では豊田工機より、外径250mmのホ
イールで160m/sec、また三菱重工より外径38
0mmのホイールで200m/secの研削盤が実用化
された。今後さらに研削盤の改良により、200m/s
ecを越える周速の実用化も近いと思われる。
【0006】超砥粒ホイールを回転させると、回転速度
の2乗に比例して急激に遠心力が増加し、これによって
合金及び砥粒層が変形、破損する危険性が高まる。この
ため、高速研削用超砥粒ホイールには、高強度の砥粒層
を使用すること、砥粒層と台金の接着強度を確保するこ
とは勿論のこと、特に台金自体の安全を確保することが
重要になる。
【0007】この対策として、台金材料にアルミニウム
合金や鋼材を熱処理した高強度のものを用い、また台金
と砥粒層の接着強度を向上させるため、砥粒層の成形と
台金への接着とを同時に行う、いわゆる直付け法が採用
されている。
【0008】しかしながら、合金鋼はホイールの重量が
重いため、低速回転の場合には特に問題がないものの、
これを高速で回転させるためには、研削盤のスピンドル
剛性及び主軸モータの出力を飛躍的に大きくする必要が
あり実用的ではない。
【0009】このような欠点を解消するため、台金の材
料として比強度に優れた炭素繊維強化熱硬化プラスチッ
ク(以下、CFRPという)等の、繊維強化プラスチッ
クを使用する方法が、特開平6−91541号公報,特
開平6−91542号公報に開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このCFRPは、マト
リクスとして、熱変形温度が130℃であるエポキシ等
の樹脂を使用しているため、砥粒層の成形と同時に台金
に焼付け接着する直付け法を用いた場合、焼結時の熱に
よってCFRPが熱劣化を起こし、砥粒層と台金の接着
力が弱くなり、またCFRP台金自体の強度も低下し、
結果として高速回転用としては不適切なものとなる。
【0011】例えば、砥粒層がメタルボンドの場合、焼
結温度は約650〜1300℃、ビトリファイドボンド
の場合約700〜900℃、またポリイミドレジンボン
ドの場合約350〜500℃であり、しかもポリイミド
レジンボンドのプレス成形圧力は、350〜700MP
aとCFRPが変形する高圧であるため、上記したよう
にCFRP台金への直付けによる砥粒層の成形は困難で
ある。
【0012】この対策として、CFRP台金を使用した
場合、直付け法を用いることなく、従来製法のように、
予め砥粒層をチップ形状に成形し、これを台金に接着す
る方法が考えられる。これによれば、軽量であるCFR
Pの利点を活かしつつ、かつCFRP台金に砥粒層を接
着することができる。しかしながら、砥粒層の焼成時
に、チップに変形や収縮が発生して寸法が変化するた
め、台金とチップの曲率を高精度に製作することは困難
であり、その結果、台金と砥粒層の接着層の厚さにバラ
ツキが発生し、接着強度が不安定となる。また、加工時
間が長くなり、製造コストが高くなるという問題もあ
る。
【0013】また特開平3−104566号公報には、
比強度に優れ高周速に耐え得る強度を持った炭化珪素セ
ラミックス繊維強化アルミニウム台金製の砥石が開示さ
れているが、同公報に開示された炭化珪素セラミックス
繊維強化アルミニウム合金においても、その融点は約6
50℃と砥粒層の焼結温度に対して低く、上記したCF
PRと同じような問題が生じ、台金と砥粒層の接着力に
すぐれた直付け法を採用することは困難である。
【0014】そこで本発明が解決すべき課題は、比強度
に優れたセラミックス強化アルミニウム合金製台金の特
質を活かしつつ、しかもかかる台金への砥粒層の直付け
成形を可能にすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の超砥粒ホイール
は、上記課題を解決するために、アルミニウムとセラミ
ックスとが反応した金属間化合物によってマトリックス
が形成されたセラミックス強化アルミニウム合金製台金
に、直付けにより超砥粒層が固着されたことを特徴とす
る。これによって、メタルボンド,ビトリファイドボン
ド,ポリイミドレジンボンドの焼結温度で品質劣化や変
形などの無い軽量の台金が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の超砥粒ホイールは、アル
ミニウムとセラミックスとが反応した金属間化合物によ
ってマトリックスが形成されたセラミックス強化アルミ
ニウム合金製台金に、直付けにより超砥粒層が固着され
たものである。
【0017】ここで、金属間化合物(intermetallic co
mpound) とは、2種以上の金属及び非金属の元素が簡単
な整数比で結合してできた化合物で、成分金属元素と異
なる特有の物理的、化学的性質を示すもので、アルミニ
ウムとセラミックスとを高温下にて反応させることによ
り生成する。このアルミニウムとセラミックスとが反応
した金属間化合物は高融点であるために、複合材全体の
融点も高くなり、これによって、セラミックス強化アル
ミニウム合金製台金の特質を活かしつつ、かつ融点を高
くすることができる。
【0018】本発明においては、アルミニウムとセラミ
ックスとを反応させて金属間化合物を得るのに、高圧鋳
造法を採用する。具体的には、鋳型の中に、セラミック
ス繊維の予成形体を置いて、それにアルミニウム溶湯を
3〜10MPaの圧力で鋳込む。これによって、鋳型中
のセラミックスとアルミニウム溶湯とが反応して金属間
化合物を生成する。従来アルミニウムとその他の金属、
非金属を反応させて金属間化合物を生成するのに一般的
に採用されているルツボ法では、ガス巣、引け巣、組織
の不均一などの欠陥が発生するが、高圧鋳造法では、鋳
込み凝固が完了するまで高い圧力をかけて強制的に成形
するので、このような欠陥のない鋳物が得られる。その
際、鋳造圧力が3MPa未満であると、ガス巣、引け
巣、組織の不均一が発生しやすく、また10MPaを越
えると特別な鋳型が必要となるなど設備上の問題が発生
し好ましくない。これによって、融点が1200〜13
00℃以上のセラミックス強化アルミニウム合金が得ら
れる。
【0019】また、セラミックスとしては、ホウ酸アル
ミニウム,アルミナ,炭化珪素,窒化珪素,酸化亜鉛,
酸化マグネシウム,チタン酸カリウムの1種または2種
以上の繊維状のものを使用することができる。特に繊維
状のものを使用することによって、塊状のものと比べ、
材料の強度が大きくなる。また、セラミックス繊維は、
長さ10〜30μm,径0.5〜1.0μmの範囲が望
ましい。長さや径が上記範囲外であれば材料の強度が低
くなり好ましくない。
【0020】高周速で使用するのに適したレジンボンド
ホイールを調査するために、ポリイミド樹脂37容量
%、銅粉24容量%、ニッケルコートダイヤモンド砥粒
39容量%からなるポリイミド樹脂レジンボンド砥粒層
Aと、アルミニウム合金鋳物、機械構造物用炭素鋼、ク
ロムモリブデン鋼鋼材(調質材),高圧鋳造法のセラミ
ックス繊維強化アルミニウム合金,CFRPの4種類の
台金材料(表1参照)で構成される、直径350mm、
厚さ20mm、中心穴径30mm、砥粒層厚さ3mmの
JIS形状1A1ストレート円筒形状の、レジンボンド
ホイールの高速回転時の応力を、有限要素法解析ソフト
を用いて解析した。この場合、各材料の引張り強度及び
各材料と砥粒層の接着強度はテストピースから求めた。
【0021】
【表1】
【0022】高速回転時にホイールに加わる応力は、台
金の穴径周り、また砥粒層では台金との界面の接線方向
の応力σtがそれぞれ最大になるため、その点に着目し
て解析を行った。この条件を用いて、周速100m/s
ecで使用することを想定し、JISの一般砥石の規定
を参考にして、安全係数を2として、最高使用周速度の
2倍の周速200m/secで回転させた場合の応力を
解析した。表2にその結果を示す。
【0023】
【表2】
【0024】台金の安全率を台金材料別に考察した結果
(表3参照)、従来のアルミニウム合金鋳物、機械構造
用炭素鋼の台金の安全率は3程度となっている。またク
ロムモリブデン鋼鋼材(調質材)、高圧鋳造法のセラミ
ックス繊維強化アルミニウム合金の台金の安全率は7〜
9程度と高くなっている。特にCFRPの安全率は15
程度と突出している。
【0025】
【表3】
【0026】また、砥粒層の接着強度に関して台金材料
別に考察した結果(表4参照)、従来の機械構造用炭素
鋼、クロムモリブデン鋼鋼材(調質材)の砥粒層の接着
強度の安全率は40程度となっている。また、高圧鋳造
法のセラミックス繊維強化アルミニウム合金の接着強度
の安全率は60程度と高くなっている。
【0027】
【表4】
【0028】結果は、アルミニウム合金鋳物およびCF
RPでは直付け自体が不可能で比較の対象にならず、本
発明品において明らかな優位性が見られた。
【0029】
【実施例】
〔実施例1〕高圧鋳造法のセラミックス繊維強化アルミ
ニウム合金の、外径344mmの円筒状台金を芯型と
し、これを内径350mm円筒状外型、及び、2個のパ
ンチからなる金型の中央に配置した隙間に、ポリイミド
樹脂37容量%、炭化珪素24容量%、ニッケルコート
ダイヤモンド砥粒39容量%からなる粉末状砥粒層原料
を充填してパンチで1MPaをかけてプレスし、500
℃まで加熱した。次いで、この型に対して350MPa
の圧力をかけ、30分間保持し成形した。その後金型を
50℃まで冷却し、成形物を取り出した。
【0030】これによって、各種材料の台金の外周に砥
粒層を成形と同時に焼き付け接着したレジンボンドホイ
ールを得た。
【0031】また、比較対象のため、外周曲率175m
m、内周曲率172mm、中心角15°の弧状の穴を有
した外型、及び2個の押しパンチからなる金型の隙間
に、ポリイミド樹脂37容量%、炭化珪素24容量%、
ニッケルコートダイヤモンド砥粒39容量%からなる粉
末状砥粒層原料を充填した。
【0032】上記金型に1MPaをかけてプレスし、5
00℃まで加熱した。次いで、この型に対して350M
Paの圧力をかけ、この状態を30分間保持し、成形し
た。その後金型を50℃まで冷却して、弧状の成形物を
取り出した。
【0033】上記砥粒層24個を、表1に示すクロムモ
リブデン鋼鋼材(調質材)、高圧鋳造法のセラミックス
繊維強化アルミニウム合金からなる外径344mmの台
金の外周にエポキシ樹脂接着剤を用いて、硬化温度15
0℃、硬化時間4時間で接着固定した。
【0034】これによって、各種材料の台金の外周に砥
粒層を接着したレジンボンドホイール2種類を得た。
【0035】この砥粒層チップを成形し、その後台金に
接着する従来製法の2種、および、成形と同時に焼き付
け接着する本発明製法の1種、合計3種のスペックを、
各スペックに対し10個、合計30個のホイールで回転
試験を行った。
【0036】試験周速は、ホイール周速200m/se
cで使用することを想定し、JISの一般砥石の規定を
参考にして、安全係数を2として、最高使用周速度(J
IS−R6241)の2倍の周速400m/secで回
転試験を行った。表5にその結果を示す。
【0037】
【表5】
【0038】従来の接着法のホイールでは、各チップ毎
に接着強度のバラツキがあり、ホイール周速210〜4
00m/secにおいて、30〜50%のホイールに砥
粒層の剥離が発生した。これに対し、本発明品では、接
着強度が安定しているため、試験周速の400m/se
cにおいても全く剥離は発生しなかった。
【0039】〔実施例2〕表1に示すクロムモリブデン
鋼鋼材(調質材)、高圧鋳造法のセラミックス繊維強化
アルミニウム合金の2種類の材料の外径344mmの円
筒状台金を芯型とし、これを内径350mmの円筒状外
型、及び、2個のパンチからなる金型の中央に配置した
隙間に、Cu粉50容量%、Sn粉25容量%、ダイヤ
モンド砥粒25容量%からなる粉末状砥粒層原料を充填
してパンチでプレスし、接触圧をかけて700℃まで加
熱した。次いで、この金型に対して、50MPaの圧力
をかけ成形した。これによって、各種材料の外周に砥粒
層を成形と同時に焼き付け接着したメタルボンドホイー
ルを得た。
【0040】このホイールを用いて、周速200m/s
ecで使用することを想定し、JISの一般砥石の規定
を参考にして安全係数を2として、最高使用周速度(J
IS−R6241)の2倍の周速400m/secで回
転試験を行い、主軸モータの消費電力を測定した。表6
にその結果を示す。
【0041】
【表6】
【0042】結果は両メタルボンドホイールとも砥粒層
の剥離はないが、機械構造用炭素鋼台金の場合、孔周辺
に変形を生じた。また高速回転時の消費電力について
は、機械構造用炭素鋼を台金としたメタルボンドホイー
ルは1700Wと高い値を示した。一方、本発明品では
1350Wであった。
【0043】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を発揮するこ
とができる。
【0044】(1)金属間化合物でマトリックスを形成
することによって、セラミックス強化アルミニウム合金
製台金の融点が高くなり、従来不可能であったアルミニ
ウム合金製台金への砥粒層の直付けが可能となった。
【0045】(2)これによって、軽量でスピンドルモ
ータに負担をかけず比強度に優れ、しかも台金と砥粒層
の接着力の高い超砥粒ホイールが得られた。
【0046】(3)CFRPと比較して、高圧鋳造法の
セラミックス繊維強化アルミニウム合金には、繊維の方
向性がないため、設計の自由度が高く、台金の破損が発
生しにくい。
【0047】(4)鉄系の材料と比較して、高圧鋳造法
のセラミックス繊維強化アルミニウム合金は比剛性に優
れるため、高速回転においても台金が膨張せず、被加工
物の寸法精度が確保できる。
【0048】(5)砥粒層の成形と台金への固定が同時
にできるようになり、従来の接着製法の欠点であった接
着強度のバラツキがなくなり、接着強度が安定した。ま
た製造工程が簡略化され生産性がよく、加工コストの低
減が達成できる。
【0049】(6)CFRP等の材料と比較して、熱伝
導率が高く放熱性に優れ、また、従来の鉄系の材料と比
較して劣ることはなく、研削中に発生した研削ポイント
の熱を効果的に除去し、切れ味と寿命を向上できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24D 5/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムとセラミックスとが反応し
    た金属間化合物によってマトリックスが形成されたセラ
    ミックス強化アルミニウム合金製台金に、直付けにより
    超砥粒層が固着された超砥粒ホイール。
  2. 【請求項2】 前記セラミックス強化アルミニウム合金
    の融点が1200〜1300℃以上であることを特徴と
    する請求項1記載の超砥粒ホイール。
  3. 【請求項3】 前記セラミックスが、ホウ酸アルミニウ
    ム,アルミナ,炭化珪素,窒化珪素,酸化亜鉛,酸化マ
    グネシウム,チタン酸カリウムの1種または2種以上の
    繊維状であることを特徴とする請求項1記載の超砥粒ホ
    イール。
  4. 【請求項4】 前記セラミックス繊維が、長さ10〜3
    0μm,径0.5〜1.0μmの範囲であることを特徴
    とする請求項3記載の超砥粒ホイール。
  5. 【請求項5】 アルミニウムとセラミックスとを高圧鋳
    造法により反応させて金属間化合物を生成し、これによ
    ってセラミックス強化アルミニウム合金製の台金を形成
    し、その後同台金に焼結法によって超砥粒層を直付け成
    形することを特徴とする超砥粒ホイールの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のセラミックス繊維を用い
    ることを特徴とする請求項5記載の超砥粒ホイールの製
    造方法。
  7. 【請求項7】 前記鋳造圧力が3〜10MPaであるこ
    とを特徴とする請求項5又は6記載の超砥粒ホイールの
    製造方法。
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