JP3358785B2 - 光ファイバコネクタ - Google Patents

光ファイバコネクタ

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JP3358785B2
JP3358785B2 JP28157096A JP28157096A JP3358785B2 JP 3358785 B2 JP3358785 B2 JP 3358785B2 JP 28157096 A JP28157096 A JP 28157096A JP 28157096 A JP28157096 A JP 28157096A JP 3358785 B2 JP3358785 B2 JP 3358785B2
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ferrule
optical fiber
housing
inner housing
fiber connector
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JP28157096A
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脩二 有馬
隆 西山
亮 長瀬
真一 岩野
勝 小林
竜二 本多
成幸 三田地
敏昭 中野
文明 持田
昭 河原
雄二 品川
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Hirose Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバコネクタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フェルールに保持された光ファイバ同士
は光ファイバコネクタにより接続される。かかる光ファ
イバコネクタは外部ハウジング内に内部ハウジングを有
し、接続されるべき光ファイバを保持する一対のフェル
ールが該内部ハウジングへ挿入されて光ファイバ同士が
同一軸線上で正確に接続される。上記コネクタでは複数
対のフェルールを保持するものが知られている。
【0003】かかるコネクタは、添付図面の図3に示さ
れるように、一つの外部ハウジング51に平行に複数の
貫通孔52が隔壁51Aを隔てて形成されていて、それ
ぞれの貫通孔52に内部ハウジング53が挿着されてい
る。図示の場合、内部ハウジング53は上記貫通孔52
の右部開口から左方に向けて挿入され、その係止爪54
が外部ハウジングの係止突部55に係止して抜けが防止
されている。
【0004】上記ハウジング53へは、光ファイバ5
6,57をそれぞれ保持するフェルール58,59が挿
入される。その際、一方のフェルール58にはスリーブ
60が嵌着されていて他方のフェルール59の端部が該
スリーブ60に嵌入することにより光ファイバ56,5
7同士は同一軸線上に芯出しされる。上記複数の内部ハ
ウジング53のそれぞれに、上記要領で対をなすフェル
ールが挿入されて光ファイバの接続がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す従来のコネクタにあっては、複数の内部ハウジング
53を挿着するために、外部ハウジング51に隔壁51
Aをへだてて複数の貫通孔52を形成している。したが
って、外部ハウジング51は上記隔壁51Aの存在によ
りコネクタが幅方向(図3にて縦方向)寸法が大きくな
り、それがために複数のフェルール間のピッチを小さく
できず、さらには複数の内部ハウジング53を一つづつ
上記貫通孔52に挿着しなければならないため組立作業
に手間どるという問題がある。
【0006】本発明は、かかる従来のコネクタがかかえ
ていた問題を解決し、小型化が可能で組立が簡単な光フ
ァイバコネクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ファイバ
コネクタのハウジングは外部ハウジングと内部ハウジン
グとを有している。
【0008】貫通せるフェルール保持孔が形成された上
記内部ハウジングは外部ハウジングの貫通孔に挿着され
る。そして、光ファイバを保持せる一対のフェルールを
上記フェルール保持孔へ両側から挿入して両フェルール
を同一軸線上に保持して光ファイバ同士の接続が可能と
なっている。
【0009】本発明においては、一つの内部ハウジング
に複数のフェルール保持孔が形成されていて、対をなす
フェルールを軸線の両方向から各フェルール保持孔に挿
入可能とし挿抜可能に係止保持するようになっている。
【0010】その場合、内部ハウジングに形成された複
数のフェルール保持孔をそれぞれの軸線が平行となるよ
うにすることができる。
【0011】かかる構成の本発明のコネクタにあって
は、複数対のフェルールのための内部ハウジングが一つ
に形成されているので、外部ハウジングでもこれに対応
して一つの貫通孔ですむことになり、従来のコネクタの
ごとく隔壁を設けることにより複数の内部ハウジングを
収めるための貫通孔を複数とする必要がない。すなわ
ち、本発明では隔壁が不要となり、その分、コネクタが
小型化され、又内部ハウジングの組込みが一回で行われ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面の図1及び図2に
もとづいて本発明の実施形態を説明する。図1は本実施
形態のコネクタの横断面図であり、図2は図1のII-II
断面図である。
【0013】図において、符号1は外部ハウジングであ
り、左右に延びる略角筒状の貫通孔2が形成されてい
る。該貫通孔2の側部内壁面(図1にて上下の内壁面)
には、後述する内部ハウジングを係止するための係止突
部3が設けられており、上記側部内壁面に直角な上下内
壁面(図2にて上下の内壁面)の左部には鉤部4Aを先
端にもつ板状の弾性係止腕部4が延出している。
【0014】上記外部ハウジング1の貫通孔2の右部空
間には略角筒状外形をなす内部ハウジング5が挿着され
ている。該内部ハウジング5の外側面には係止爪6が設
けられ外部ハウジング1からの抜けが防止されている。
この内部ハウジング5は上下面にて外部ハウジング1の
上下内壁面により密着して保持されている(図2参
照)。
【0015】上記内部ハウジング5には、左右に貫通す
るフェルール保持孔7が隔壁5Aを介して二つ平行に形
成されている。該隔壁5Aの厚さは二つのフェルール保
持孔7の要求ピッチ(間隔)に応じて、いかようにも薄
く設定できる。該内部ハウジング5は上記フェルール保
持孔7を左方に延長するように筒部8を有していてその
端部にスリーブ24を収納するための爪状の係止部8A
が形成されている。上記フェルール保持孔7は右部にて
段状に大きめに開口しており、上下面にプラグ20のた
めの係止爪9Aをもつ弾性係止腕部9が設けられてい
る。該弾性係止腕部9は、その両側で内部ハウジング5
にスリット10が形成されていることにより、板状に延
びて弾性をもつようになっている。
【0016】図1において、符号20は上記コネクタへ
右方から挿着されるフェルール21を保持するプラグで
ある。上記フェルール21はその軸線上で光ファイバー
22を保持している。そして該フェルール21にはフラ
ンジ部23が設けられており、該フランジ部23よりも
左方の部分にスリーブ24が突出するように嵌着されて
いる。該スリーブ24は周方向の一箇所にて長手方向に
延びるスリ割りが形成されていて、周方向に弾性を有
し、上記フェルール21には、しっかりと取りつけられ
ている。
【0017】一方、符号30は上記コネクタへ左方から
挿着されるフェルール31を保持するプラグである。該
フェルール31はその軸線上で光ファイバ32を保持し
ている。そして、プラグ30には係止凹部33が形成さ
れている。
【0018】上記フェルール21を保持せるプラグ20
とフェルール31を保持せるプラグ30は、それぞれ右
方そして左方から一つのフェルール保持孔7に挿着され
る。プラグ20は、フランジ23の前縁部23Aが内部
ハウジング5の端部5Bに当接した位置で、フランジ部
23にて内部ハウジング5の弾性係止腕9,係止爪9A
を係止し、プラグ30は係止凹部33にて外部ハウジン
グの弾性係止腕部4の鉤部4A(図2)を係止し、それ
ぞれ抜け防止がなされる。かくして装着されたフェルー
ル31は相手方のフェルール21に嵌着されているスリ
ーブ24内に進入し軸線が一致した状態で両フェルール
21,31の端面同士が当接して光ファイバ22,32
の接続がなされる。
【0019】かかる要領で、他のフェルール保持孔にも
同様にもう一対のフェルールが挿着される。
【0020】本発明は、図示の形態に限定されない。例
えば、フェルール保持孔は三以上の複数とすることがで
き、その場合、一列をなして形成するのみならず行と列
をなすようにしても良い。その場合、複数の隔壁が内部
ハウジングの骨組のようにして補強し合うので、該隔壁
の厚さはかなり厚くすることができる。隔壁は単にフェ
ルール等の案内面を形成すればよい。
【0021】又、上記内部ハウジングは、外部ハウジン
グあるいはフェルール及びプラグとの係止の形態に関し
何ら限定はない。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のごとく、軸線の両方向か
らハウジングに抜出可能に挿入され係止保持される複数
のフェルール対を保持する内部ハウジングを一つにまと
めることとしたので、フェルール保持孔同士間の壁を薄
く形成でき、小型化が可能となる。又、内部ハウジング
が一つなので、外部ハウジングへの挿着も一回ですみ、
組立工程が簡単化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のコネクタの横断面図であ
る。
【図2】図1のコネクタのII−II断面図である。
【図3】従来のコネクタの横断面図である。
【符号の説明】
1 外部ハウジング 2 貫通孔 5 内部ハウジング 7 フェルール保持孔 21,31 フェルール 22,32 光ファイバ
フロントページの続き (72)発明者 有馬 脩二 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロ セ電機株式会社内 (72)発明者 西山 隆 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロ セ電機株式会社内 (72)発明者 長瀬 亮 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 岩野 真一 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小林 勝 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 本多 竜二 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 三田地 成幸 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 中野 敏昭 東京都目黒区目黒本町6丁目18番12号 本多通信工業株式会社内 (72)発明者 持田 文明 東京都目黒区目黒本町6丁目18番12号 本多通信工業株式会社内 (72)発明者 河原 昭 東京都中野区中野4丁目15番9号 三和 電気工業株式会社内 (72)発明者 品川 雄二 東京都中野区中野4丁目15番9号 三和 電気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−346520(JP,A) 特開 平3−296005(JP,A) 実開 平2−10506(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバのフェルールを保持せる対を
    なすプラグの軸線方向で、挿着後に互いに係止し合う外
    部ハウジングと内部ハウジングとを有し、上記軸線方向
    貫通せるフェルール保持孔が形成された内部ハウジン
    グを外部ハウジングの貫通孔に挿着し、光ファイバを保
    持せる対をなすフェルールを上記フェルール保持孔へ両
    側から挿入して両フェルールを同一軸線上に保持して光
    ファイバ同士の接続が可能となっており、保持される上
    記フェルールが複数対である光ファイバコネクタにおい
    て、一つの内部ハウジングに複数のフェルール保持孔が
    形成され、対をなすフェルールを各フェルール保持孔に
    挿入可能となっており、内部ハウジング及び外部ハウジ
    ングは、それらの内面に沿って上記軸線方向に延びる弾
    性係止腕部がそれぞれ設けられ、内部ハウジングの弾性
    係止腕部の先端に形成された係止爪そして外部ハウジン
    グの弾性係止腕部の先端に形成された鉤部にて、一方の
    プラグそして他方のプラグをそれぞれ軸線方向で挿抜可
    能に係止することを特徴とする光ファイバコネクタ。
  2. 【請求項2】内部ハウジングに形成された複数のフェル
    ール保持孔はそれぞれの軸線が平行であることとする請
    求項1に記載の光ファイバコネクタ。
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