JP3358476B2 - 竪型炉用仮設燃焼バ−ナ - Google Patents

竪型炉用仮設燃焼バ−ナ

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JP3358476B2
JP3358476B2 JP00183097A JP183097A JP3358476B2 JP 3358476 B2 JP3358476 B2 JP 3358476B2 JP 00183097 A JP00183097 A JP 00183097A JP 183097 A JP183097 A JP 183097A JP 3358476 B2 JP3358476 B2 JP 3358476B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、竪型の工業炉
(シャフト炉)において、炉を新しく構築したとき、あ
るいは耐火物を補修した時に、炉に使用される耐火物を
乾燥させたり、炉内の温度を一定温度まで上昇させるた
めに使用する燃焼バ−ナであり、既存の点検孔等を利用
して乾燥や加熱ができる竪型炉用仮設燃焼バ−ナに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】窯炉や焼却炉等の竪型炉においては、炉
を新しく構築した時、あるいは耐火物の補修を行った時
には、耐火物を予熱せずに、直接被処理材の加熱温度、
あるいは焼却温度等の高温にさらすと、耐火物がヒ−ト
ショックにより損傷されるので、徐々に温度を上げなが
ら炉内を加熱・乾燥させる必要がある。
【0003】また、ごみを溶融化して焼却する竪型のガ
ス化溶融化炉においては、炉内温度がごみの着火・溶融
を開始できる温度になるまで、炉内温度を上昇させる必
要がある。
【0004】このような用途に使用される燃焼バ−ナと
しては、図5に示すような軸流式燃焼バ−ナ41(燃焼
ガス42が燃焼バ−ナ41の軸方向に流れる)がある。
この軸流式燃焼バ−ナ41は、例えば耐火物の乾燥を行
う場合には、竪型炉43の炉壁44に設けた乾燥用開口
部44aに装着して使用される。
【0005】そして、この乾燥用開口部44aは、竪型
炉43の熱容量が大きければ大きいほど、多数設ける必
要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の軸流式燃焼バ−ナを、竪型炉の耐火物の乾燥に
用いる場合には、次のような問題点があった。
【0007】即ち、炉壁に設けた乾燥用開口部は、耐火
物の乾燥が終わると、耐火物で埋め戻す必要があるの
で、乾燥用開口部が多数設けられている場合には、その
埋め戻し作業に多大の労力を必要とするという問題点が
あった。
【0008】また、このような労力を省くために、乾燥
用開口部は設けずに既存の点検孔等を利用し、乾燥用燃
焼バ−ナをこれらの部分に装着して乾燥しようとして
も、燃焼バ−ナの形式が軸流式であるため、例えば炉底
等を乾燥する場合には、燃焼ガスが炉底まで到達せず、
かつ炉の円周方向に加熱ムラができるできるため、十分
な乾燥ができないか、乾燥に必要な時間が長くなるとい
うような問題点があった。このような問題は、耐火物の
乾燥だけではなく、前述したごみ溶融化炉の炉内予熱の
場合にも、同じような問題があった。
【0009】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、燃焼ガスの流
れる方向を竪型炉の炉中心から下方に向くように設定で
きるとともに、点検孔等を利用して乾燥あるいは予熱す
ることのできる竪型炉用仮設燃焼バ−ナを提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る竪型炉用
仮設燃焼バ−ナは、竪型の工業炉に設けられている開口
から挿入して炉内を乾燥や加熱するための仮設燃焼バ−
ナであって、燃料供給用内管と燃焼用空気供給用外管と
からなる入側二重管と、前記入側二重管の燃料供給用内
管と燃焼用空気供給用外管に角度を変えて接続され、前
記入側二重管各々の有効断面積より大きい有効断面積を
持つ出側二重管と、該出側二重管各々の端末部に配置さ
れたノズルチップを具備している。
【0011】そして、前記入側二重管の燃焼用空気供給
用外管内を流れる燃焼用空気が出側二重管の外管の内周
面で旋回流となるように、前記入側二重管の燃焼用空気
供給用外管と前記出側二重管の燃焼用空気供給用外管が
接続され、又、前記入側二重管の燃料供給用内管内を流
れる燃料が出側二重管の内管の内周面で旋回流となるよ
うに、前記入側二重管の燃料供給用内管と前記出側二重
管の燃料供給用内管が接続され、前記出側二重管の燃焼
用空気供給用外管に延設して燃料と燃焼用空気とが混合
燃焼する燃焼部を設けるとともに、出側二重管の燃焼用
空気供給用外管と燃焼部との境界位置に、中央部の燃料
供給内管用孔と、その周りの複数の空気ノズルチップと
周辺の円周状空気ノズルチップとからなる燃焼用空気整
流板を設けたことを特徴とする竪型炉用仮設燃焼バ−ナ
である
【0012】この発明に係る竪型炉用仮設燃焼バ−ナ
を、前述のように構成したのは次の理由によるものであ
る。竪型炉の側壁にある点検口などから炉内に導入され
た燃料と燃焼用空気は、入側二重管によって炉の中央部
分にまで導かれる。後述する燃焼ガスによって外側の燃
焼用空気は予熱され、かつ内側の燃料の温度上昇が抑え
られる。
【0013】炉の中央部まで導かれた燃料と燃焼用空気
の流れは、炉底部に向かうようにするために下向きに方
向転換させ、燃焼ガス噴出方向が炉底を向くように曲げ
られる。
【0014】しかしながら、燃料や燃焼用空気の流れる
方向が方向転換すると、これらの流れが乱れて、安定な
燃焼が行いにくいという問題がある。この問題は燃料よ
りも流量の大きい燃焼用空気において顕著である。そこ
で、本発明においては、方向転換後の燃料や燃焼用空気
の通路が、方向転換前の燃料や燃焼用空気の通路断面積
よりも大きくなるような出側二重管を設け、方向転換後
の燃料や燃焼用空気の流れが均一化されるようにし、か
つ出側二重管から燃料および燃焼用空気を噴出するとき
には、ノズルチップによりそれぞれの通路を絞って、着
火して燃焼した燃焼ガスが遠くの炉底部まで到達するよ
うにしたのである。
【0015】炉底まで到達した燃焼ガスは、竪型炉の底
で全方向に均等に広がって炉底を予熱する。その後燃焼
ガスは竪型炉の上方向に曲がって炉壁を均等に予熱す
る。
【0016】また、請求項2のように構成したものにお
いては、入側二重管に供給された燃焼用空気を、出側二
重管の中心位置をはずした方向に流入させることによっ
て出側二重管内の燃焼用空気の一部は旋回流となる。そ
して、出側二重管内の燃焼用空気のうち燃料供給用内管
に近い部分は燃焼用空気整流板の複数空気ノズルチップ
を通って均一な直進流となり、燃焼部に噴出される。ま
た、内管から離れた部分は旋回流のまま、円周状空気ノ
ズルチップを通って燃焼部に噴出される。一方、燃料
は、燃焼用空気整流板の中央から燃焼部に噴出される。
【0017】燃焼部においては、大部分の燃焼用空気の
流れが整流されて下向きの直進流となっているので、燃
焼部に噴出された燃料は、この燃焼用空気の流れに随伴
されて、長炎のフレ−ムを形成させることができ、広範
囲の乾燥を可能としている。
【0018】また、燃焼用空気のうち外側の円周状空気
ノズルチップを通った部分は、旋回流のまま燃焼部に流
入するので、燃焼部の内周面が過熱されるのを防止する
機能を果たしている。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態である竪型炉
用仮設燃焼バ−ナを、図1により説明する。
【0020】図1(a)は、この燃焼バ−ナの一部断面
図とした側面図、図1(b)は図1(a)のA−A断面
図である。この燃焼バ−ナは、円形の管が使用され、燃
料供給用内管1と燃焼用空気供給用外管2とからなる入
側二重管3と、この入側二重管3に直交して下向きに接
続され、入側二重管3の燃料供給用内管1よりも径の大
きい燃料供給用内管4と、入側二重管3の燃焼用空気供
給用外管2よりも径の大きい燃焼用空気供給用外管5と
からなる出側二重管6とから構成されている。そして、
入側二重管3の燃料供給用内管1と出側二重管6の燃料
供給用内管4とは、入側二重管3の燃料供給用内管1を
流れる燃料が、出側二重管6の燃料供給用内管4の内周
面を接線方向に向かうように接続され、入側二重管3の
燃焼用空気供給用外管2と出側二重管6の燃焼用空気供
給用外管5とは、入側二重管3の燃焼用空気供給用外管
2を流れる燃焼用空気が、出側二重管6の燃焼用空気供
給用外管5の内周面を接線方向に向かうように接続され
ている。なお、入側二重管3の長さは、竪型炉の炉中心
に達する程度の長さとし、出側二重管6の長さは、点検
孔等既設の開口を利用するため、既設の開口から挿入で
きる程度に極力短くする。
【0021】また、出側二重管6の燃焼用空気供給用外
管5は、出側二重管6の燃料供給用内管4よりも長くな
っており、その長くなっている部分が、燃料と燃焼用空
気とを混合させて燃焼させるための燃焼部7となってい
る。
【0022】この燃焼バ−ナの構成をさらに詳述する
と、出側二重管6の先端部の燃焼用空気供給用外管5の
空気噴出口には、前記燃焼部7に噴出される燃焼用空気
の流れが、出側二重管6の軸方向に向かうように、複数
の空気ノズルチップ9を有する円形の燃焼用空気整流板
10が設けられている。燃焼用空気整流板10と燃焼用
空気供給用外管5との隙間は、円周状の空気ノズルチッ
プを構成している。
【0023】また、出側二重管6の内管4の先端には、
燃料通路11を流れる燃料を同じく出側二重管の軸方向
に向けて燃焼部7に噴出させるための燃料ノズルチップ
12が設けられている。
【0024】さらには、燃焼用空気供給配管13が分岐
されて、入側二重管3の燃焼用空気供給用外管2とは別
途に、冷却空気配管14が、前記燃焼部7に接続されて
いる。この冷却空気配管14も、燃焼部7に供給する冷
却空気が、燃焼部7の内周面を接線方向に向かうように
接続されている。この冷却空気配管14内には、燃焼開
始時に点火させるための点火装置15が装着されてい
る。
【0025】次に、この燃焼バ−ナにおける燃焼のメカ
ニズムを説明する。前述したように、点検孔等既設の開
口から本発明の燃焼バ−ナを挿入し、出側二重管6が竪
型炉の中心に位置し、かつ炉底方向に対して燃焼ガスが
噴出されるようにセットする。そして、入側二重管3の
燃料供給用内管1内の燃料通路11aに燃料が、入側二
重管3の燃焼用空気供給用外管2の燃焼用空気通路8a
に燃焼用空気が供給される。燃料および燃焼用空気とも
それぞれの通路を直進し、燃料は出側二重管6の内管4
内の燃料通路11に、燃焼用空気は燃焼用空気通路8に
流入する。
【0026】燃料が燃料通路11aから燃料通路11に
流入するとき、また燃焼用空気が燃焼用空気通路8aか
ら燃焼用空気通路8に流入するときには、水平方向に流
れていた流れが90度方向転換して、炉底方向に向かう
下降旋回流となる。
【0027】そして、燃料や燃焼用空気の流れが下降流
となると同時に、図2(a)の平断面図および図2
(b)の部分側断面図に示すように、90度方向転換後
の燃料の流れ16や燃焼用空気の流れ17は、それぞれ
の通路の内周面に沿う旋回流18および19となる。
【0028】そして、旋回流のまま燃焼させると、火炎
が長炎とならず加熱範囲を広くすることができないの
で、燃焼用空気の大分部分は、図2(b)に示す燃焼用
空気整流板10の空気ノズルチップ9を通過して、流れ
を旋回流19から直進流20へと変換させて、燃焼部7
に噴出させる。
【0029】なお、外側の燃焼用空気を直進流19に変
換させたことにより、内側の燃料も直進する燃焼用空気
に随伴されて前進させることができるので、燃料につい
ては旋回流18のまま燃焼部7に噴出させる。
【0030】上述のようにして燃焼部7に噴出させた燃
料と燃焼用空気との混合気に点火装置15(図1参照)
により点火させ、燃焼を開始する。
【0031】燃焼を開始すると、燃焼部7の内周面7a
は高温にさらされ、破損される恐れがあるが、この燃焼
バ−ナにおいては、燃焼用空気整流板10の外側から、
旋回流のままの燃焼用空気が噴出されるので、この旋回
流の燃焼用空気が燃焼部7の内周面7aを冷却させる効
果を発揮し、燃焼部7の破損を防止する役目を果たして
いる。また、燃焼部7の冷却には、上記旋回流の燃焼用
空気のみでは不足するので、図3(a)の平断面図およ
び図3(b)の部分側断面図に示すように、冷却空気配
管14から冷却空気(全体の燃焼に必要な空気の15%
程度)を、旋回流21となるようにして燃焼部7に供給
している。
【0032】なお、冷却用として供給される空気も、2
次燃焼用空気として使用され、窒素酸化物の発生を抑え
る効果を発揮している。
【0033】また、前述した点火装置15は、冷却空気
配管14中を通して燃焼部7内の点火位置に達するよう
に配置しているので、点火装置15が高温にさらされる
ことはない。
【0034】本発明の燃焼バ−ナは、上述のように構成
されているので、炉底等も竪型炉側壁に設けられた点検
孔等を利用して乾燥や加熱することができる。そして、
乾燥や加熱の作業が終了したら、点検孔等から抜き出し
ておけばよい。
【0035】また、出側二重管の長さを短くできるの
で、小さな点検孔から挿入することができる。入側二重
管と出側二重管の曲げ角度を調節することによって、点
検口が傾いていても正しく炉底を向けて燃焼ガスを発生
させることができる。
【0036】また、入側二重管の長さを適宜設定するこ
とにより、1本のバ−ナで炉中心から炉内を均等に予熱
することができる。
【0037】また、二重管の内管を燃料が流れる構造で
あるため、炉内温度が上昇しても燃料が発火温度になら
ず、異常燃焼が発生しない。
【0038】
【実施例】本発明の燃焼バ−ナをごみ焼却プラントであ
るガス化溶融炉に適用した。図4はこのガス化溶融炉3
1の断面図であり、このガス化溶融炉31の酸素吹込み
孔32に、本発明の燃焼バ−ナ100を取り付け、燃焼
によって発生する火炎101が、炉底31aに向かうよ
うにして、炉31内を加熱している状態を示している。
このガス化溶融炉31は、ごみを溶融状態にして処理す
るものであり、炉31の炉内温度が、ごみの着火・溶融
を開始できる温度になるまで、この燃焼バ−ナ100で
炉31内を加熱する。そして、炉内温度がごみの着火・
溶融を開始できる温度に達すると、この燃焼バ−ナ10
0での加熱を停止し、燃焼バ−ナ100を酸素吹込み孔
32から抜き出す。そして、この酸素吹込み孔32に酸
素ノズル(羽口、図示せず)を据え付け、ごみ溶融用の
酸素が炉31内に供給できるようにする。
【0039】このような状態にした後、炉31内にごみ
を投入し、酸素ノズルからごみ溶融用酸素を供給して、
ごみの保有する熱エネルギ−を利用して、ごみを溶融す
る。
【0040】上述した酸素吹込み孔32は、炉壁31b
に設けられており、開口面積も小さい上に、炉31の炉
内温度を効率よく上昇させるためには、水平に取付けら
れた燃焼バーナ100の燃料や燃焼用空気の流れを炉中
央部で90度下向きに方向転換させて、火炎101を炉
壁31bと平行にする必要があるとともに、火炎長を長
くかつ火炎101から高い輻射熱を出す必要がある。
【0041】本発明の燃焼バ−ナ100は、燃料や燃焼
用空気の流れを90度下向きに方向転換させる部分の長
さが短いので、十分に前記酸素吹込み孔32から挿入で
き、火炎101を炉壁31bと平行にすることができる
とともに、火炎長も500mm以上あるので、ガス化溶
融炉31の炉内温度を効率よく上昇させることができ
る。
【0042】
【発明の効果】この発明により、点検孔等既存の開口を
利用して加熱炉の乾燥や加熱ができるので、乾燥や加熱
のための開口を設けたり、開口を塞いだりする手間が省
けるとともに、火炎を竪型炉の炉中心から真下に向かわ
せることができるので、加熱炉の乾燥や加熱を効率良く
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である加熱炉用燃焼バ−ナ
の説明図であり、(a)はこの燃焼バ−ナの一部断面図
とした側面図、(b)は図1(a)のA−A断面図であ
る。
【図2】90度方向転換後の燃料および燃焼用空気の流
れの説明図であり、(a)は平断面図、(b)は部分側
断面図である。
【図3】燃焼部における冷却用空気の流れの説明図であ
り、(a)は平断面図、(b)は部分側断面図である。
【図4】本発明をガス化溶融炉に側断面図である。
【図5】従来の加熱炉用燃焼バ−ナを適用した加熱炉の
側断面図である。
【符号の説明】
1 燃料供給用内管 2 燃焼用空気供給用外管 3 入側二重管 4 燃料供給用内管 5 燃焼用空気供給用外管 6 出側二重管 7 燃焼部 8 燃焼用空気通路 8a 燃焼用空気通路 9 空気ノズルチップ 10 燃焼用空気整流板 11 燃料通路 11a 燃料通路 12 燃料ノズルチップ 13 燃焼用空気供給配管 14 冷却空気配管 15 点火装置 16 燃料の流れ 17 燃焼用空気の流れ 18 燃料の旋回流 19 燃焼用空気の旋回流 20 燃焼用空気の直進流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−92423(JP,U) 実開 昭55−141708(JP,U) 実開 昭57−46224(JP,U) 実開 昭60−132535(JP,U) 実開 昭61−43610(JP,U) 実開 昭56−144935(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23D 14/22 - 14/24 F23D 14/70 F23D 14/84

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪型の工業炉に設けられている開口から
    挿入して炉内を乾燥や加熱するための仮設燃焼バ−ナで
    あって、燃料供給用内管と燃焼用空気供給用外管とから
    なる入側二重管と、前記入側二重管の燃料供給用内管と
    燃焼用空気供給用外管に角度を変えて接続され、前記入
    側二重管各々の有効断面積より大きい有効断面積を持つ
    出側二重管と、該出側二重管各々の端末部に配置された
    ノズルチップを具備し、前記入側二重管の燃焼用空気供
    給用外管内を流れる燃焼用空気が出側二重管の外管の内
    周面で旋回流となるように、前記入側二重管の燃焼用空
    気供給用外管と前記出側二重管の燃焼用空気供給用外管
    が接続され、又、前記入側二重管の燃料供給用内管内を
    流れる燃料が出側二重管の内管の内周面で旋回流となる
    ように、前記入側二重管の燃料供給用内管と前記出側二
    重管の燃料供給用内管が接続され、前記出側二重管の燃
    焼用空気供給用外管に延設して燃料と燃焼用空気とが混
    合燃焼する燃焼部を設けるとともに、出側二重管の燃焼
    用空気供給用外管と燃焼部との境界位置に、中央部の燃
    料供給内管用孔と、その周りの複数の空気ノズルチップ
    と周辺の円周状空気ノズルチップとからなる燃焼用空気
    整流板を設けたことを特徴とする竪型炉用仮設燃焼バ−
    ナ。
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