JP3358208B2 - ビデオ機器および電子機器 - Google Patents

ビデオ機器および電子機器

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JP3358208B2
JP3358208B2 JP20155392A JP20155392A JP3358208B2 JP 3358208 B2 JP3358208 B2 JP 3358208B2 JP 20155392 A JP20155392 A JP 20155392A JP 20155392 A JP20155392 A JP 20155392A JP 3358208 B2 JP3358208 B2 JP 3358208B2
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reservation
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vtr
vcr
processor
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哲男 西垣
孝道 吉田
孝通 三橋
学 江沢
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リモートコントロー
送信手段を有し、リモートコントロール操作をする
ことができるビデオ機器、およびビデオ機器やオーディ
オ機器等の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コマンダ(リモートコントロール
の送信手段)を有し、リモートコントロール操作をする
ことができるVTRにあって、さらにVCR+コードを
使用して録画予約することが提案されている。コマンダ
を使用した録画予約の方法としては、以下の、の2
通りの方法が考えられている。 ユーザがコマンダにVCR+コードを入力すると、
コマンダがVCR+コードをデコードし、さらにデコー
ド処理で得られるガイドチャネルをVTR本体のチャネ
ルに変換する。そして、この結果得られる番組の開始/
終了日時、チャネルのデータをコマンダよりVTR本体
に送信し、VTR本体ではそのデータを予約メモリに書
き込んで録画予約をする。 ユーザはVTR本体の表示部またはVTR本体に接
続されているモニタテレビの画面をみながら、コマンダ
にVCR+コードを入力すると、コマンダはVTR本体
にVCR+コードを送信する。そして、VTR本体はV
CR+コードをデコードし、その結果、すなわち番組の
開始/終了日時、チャネルを表示部またはVTRに接続
されているモニタテレビの画面に表示すると共に、番組
の開始/終了日時、チャネルのデータを予約メモリに書
き込む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したの方法によ
れば、コマンダにVCR+コードのデコードソフトが必
要となると共に、コマンダにVCR+のガイドチャネル
とVTR本体のチャネルの対応を入力する必要がある等
の問題点があった。
【0004】一方、の方法によれば、VTR本体とモ
ニタテレビの電源がオンされていないと予約できず、ま
たVTR本体の表示部をみて予約可能なときにはVTR
本体の近くにいないと表示が見にくい等の問題点があっ
た。
【0005】
【0006】さらに、コマンダでVTR本体に予約内容
を要求できるものにあって、従来VTR本体はコマンダ
からの要求に従って1つずつ予約イベント内容をコマン
ダに送信し、一巡するとコマンダから要求がきても別の
データを送る、いわゆる“一回休み”を入れていただけ
であった。そのため、ユーザは一通り予約内容を受信す
るまで、何個の予約イベントがあるか確認できなかっ
た。さらに、何番目の予約かを示すデータがないため
に、例えばコマンダが所定番目の予約の受信をミスして
いても、ユーザはそれに気付くのが難しかった。
【0007】そこで、この発明では、コマンダにVCR
+コードのデコードソフトが不要となると共に、コマン
ダにVCR+のガイドチャネルとVTR本体のチャネル
の対応関係を入力する必要がなくなるようにするもので
ある。またこの発明では、コマンダで予約内容を要求で
きるものにあって、予約イベント総数や予約イベント番
号を受信できるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るビデオ機器は、リモートコントロールの送信手段を有
し、リモートコントロール操作をすることができるビデ
オ機器において、送信手段は入力されたVCR+コード
またはそれをデコードして得られるガイドチャネルをビ
デオ機器本体に送信し、ビデオ機器本体は送信手段より
送信されるVCR+コードをデコードし、またはVCR
+のガイドチャネルを実際のチャネルに変換し、その結
果を送信手段に送信するものである。
【0009】
【0010】請求項記載の発明に係る電子機器は、リ
モートコントロールの送信手段を有し、リモートコント
ロール操作をすることができる電子機器において、電子
機器本体は送信手段からの要求によって予約データを送
信手段に送信し、送信手段は電子機器本体より送信され
る予約データに基づいて番組の開始/終了日時と共に予
約イベント総数および予約イベント番号の少なくとも一
方を表示するものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明において、送信手段が入力
されたVCR+コードをVTR本体に送信し、VTR本
体でVCR+コードのデコード処理をするものにあって
は、送信手段にはVCR+コードのデコードソフトが不
要となり、また送信手段にVCR+のガイドチャネルと
VTRのチャネルとの対応関係を入力する必要なくな
る。また、送信手段が入力されたVCR+コードをデコ
ードし、VTR本体ではVCR+のガイドチャネルをV
TRのチャネルに変換するものにあっては、送信手段に
VCR+コードのデコードソフトは必要だが、送信手段
にVCR+のガイドチャネルとVTRのチャネルとの対
応関係を入力する必要なくなる。なお、VCR+のガイ
ドチャネルとVTRのチャネルの対応関係の入力は、オ
ンスクリーンディスプレイを利用できるVTRで行なう
方がユーザにとって簡単である。また、送信手段にVC
R+コードのデコード結果(VCR+のガイドチャネル
を実際のチャネルに変換)を表示し得る。
【0012】
【0013】請求項記載の発明において、送信手段
は、その要求によって電子機器本体より送信される予約
イベント総数および予約イベント番号のデータに基づい
て、予約イベント総数や予約イベント番号を表示するた
め、予約イベント総数や、予約ミスしたイベントを容易
に認識し得る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。
【0015】図1はVTR本体の構成を示す要部のブロ
ック図を示している。図において、アンテナ1で捕えら
れる放送信号は、中間周波増幅回路や映像検波回路等を
含むチューナ回路2に供給される。チューナ回路2には
VTRのマイクロプロセッサ3より選局電圧等のチュー
ナ制御信号が供給されて選局が行なわれる。一方、チュ
ーナ回路2よりプロセッサ3には、AFT信号等のデー
タ信号が供給される。チューナ回路2より出力される映
像信号SVはビデオ記録回路4に供給される。このビデ
オ記録回路4の動作はプロセッサ3によって制御され
る。
【0016】また、プロセッサ3にはメモリ5が接続さ
れる。このメモリ5には、チューナ回路2で選局される
各チャネルとVCR+のガイドチャネルとの対応関係が
記憶されている。また、プロセッサ3には赤外線発光回
路6および赤外線受光回路7が接続される。発光回路6
からはコマンダ8に対する赤外線信号が出力される。受
光回路7にはコマンダ8からの赤外線信号が入力され
る。さらに、プロセッサ3には、キー入力回路9が接続
される。ユーザはキー入力回路9のキー操作により、コ
マンダ8によるリモコン操作と同様の操作を行なうこと
ができる。
【0017】また、プロセッサ3には予約メモリ10や
時計回路14が接続される。予約メモリ10には、録画
予約時に番組の開始/終了日時、チャネル等の予約デー
タが書き込まれる。また、プロセッサ3には蛍光表示管
等で構成される表示部11が接続される。さらに、プロ
セッサ3によってオンスクリーンディスプレイ回路(表
示回路)12が制御され、モニタテレビ13の画面表示
が制御される。
【0018】図2は、コマンダ8の構成を示している。
図において、8aはマイクロプロセッサである。プロセ
ッサ8aには、キー入力回路8bおよび例えば液晶表示
素子等で構成される表示部8cが接続される。さらに、
プロセッサ8aには、VTR本体に対する赤外線信号を
出力する赤外線発光回路8dおよびVTR本体からの赤
外線信号が入力される赤外線受光回路8eが接続され
る。
【0019】以上の構成において、コマンダ8にVCR
+コードを入力して録画予約する場合の動作について説
明する。まず、コマンダ8よりVTR本体にVCR+コ
ードをそのまま送信する場合の動作について説明する。
【0020】図3は、コマンダ側の動作を示している。
【0021】まず、コマンダ8のプロセッサ8aは、キ
ー入力回路8bからVCR+コードの最後を示すキー入
力があるか否かを判断する(ステップ21)。キー入力
がないときは、ステップ27に進む。キー入力があると
きは、VCR+コードを発光回路8dよりVTR本体に
送信し(ステップ22)、ステップ23に進む。この
際、キー入力回路8bより入力されたVCR+コードを
表示部8cに表示させてもよく、またVTR本体に送信
するデータはVCR+コードに加えて、録画モードのデ
ータがあってもよい。
【0022】ステップ23で、プロセッサ8aはVTR
本体より受光回路8eを介してVCR+コードのデコー
ド結果、すなわち番組の開始/終了日時、チャネルのデ
ータを受信したか否かを判断する。デコード結果を受信
していなかったとき、プロセッサ8aは受信待ちになっ
て一定時間が経過したか否かを判断し(ステップ2
4)、一定時間が経過していないときはステップ23に
戻る。
【0023】ステップ24で、一定時間が経過したとき
は、プロセッサ8aは表示部8cにVTR本体から応答
がなかったことを表示し(ステップ25)、ステップ2
7に進む。
【0024】ステップ23で、デコード結果を受信した
ときは、プロセッサ8aは表示部8cにVCR+コード
のデコード結果を表示し(ステップ26)、ステップ2
7に進む。この際、VTR本体よりコマンダ8に、VT
Rの現在の予約イベント総数、予約イベント番号等のデ
ータが送信されてくる場合は、これらの情報も表示部8
cに同時に表示してもよい。
【0025】ステップ27では、プロセッサ8aはコマ
ンダ8のその他の処理をして、ステップ21に戻る。
【0026】図4は、VTR本体側の動作を示してい
る。
【0027】まず、VTRのプロセッサ3は、コマンダ
8より受光回路7を介してVCR+コードを受信したか
否かを判断する(ステップ28)。受信していなかった
ときはステップ35に進む。ステップ28で、VCR+
コードを受信したときは、プロセッサ3は受信したVC
R+コードをデコードし(ステップ29)、ステップ3
0に進む。
【0028】ステップ30では、プロセッサ3は受信し
たVCR+コードが正しいか否かを判断する。VCR+
コードが正しくなかったときはステップ34に進む。一
方、受信したVCR+コードが正しかったときは、VC
R+コードをデコードして得られたVCR+のガイドチ
ャネルを、メモリ5の対応関係を参照して、そのガイド
チャネルに対応するチューナ回路2で選局されるチャネ
ルに変換し(ステップ31)、ステップ32に進む。
【0029】ステップ32では、プロセッサ3は変換し
たチャネルに放送信号があるか否かを判断する。放送信
号がないときは、ステップ34に進む。一方、放送信号
があるときは、プロセッサ3はVCR+コードのデコー
ド結果である番組の開始/終了日時、チャネルのデータ
を発光回路6を介してコマンダ8に送信すると共に、予
約データとして予約メモリ10に書き込み(ステップ3
3)、ステップ35に進む。この際、コマンダ8に予約
イベント総数や予約イベント番号等を同時に送信しても
よい。
【0030】ステップ34では、プロセッサ3はVCR
+コードが正しくなかったことを発光回路6を介してコ
マンダ8に送信し、ステップ35に進む。
【0031】ステップ35では、プロセッサ3はVTR
のその他の処理をして、ステップ28に戻る。
【0032】このようにコマンダ8よりVTR本体にV
CR+コードをそのまま送信する例にあっては、VTR
本体でVCR+コードのデコード処理が行なわれるた
め、コマンダ8にはVCR+コードのデコードソフトが
不要となる。また、VTR本体でVCR+のガイドチャ
ネルをチューナ回路2で選局されるチャネルに変換する
処理が行なわれるため、コマンダ8にVCR+のガイド
チャネルとチューナ回路2で選局されるチャネルとの対
応関係を入力する必要がなくなる。
【0033】次に、コマンダ8よりVTR本体にVCR
+コードのデコード結果として番組の開始/終了日時と
VCR+のガイドチャネルのデータを送信する場合の動
作について説明する。
【0034】まず、コマンダ8のプロセッサ8aは、キ
ー入力回路8bからVCR+コードの最後を示すキー入
力があるか否かを判断する(ステップ36)。キー入力
がないときは、ステップ42に進む。
【0035】ステップ36で、VCR+コードの最後を
示すキー入力があるときは、プロセッサ8aはVCR+
コードをデコードし、デコード結果としての番組の開始
/終了日時、VCR+のガイドチャネルを表示部8cに
表示すると共に、これら番組の開始/終了日時、VCR
+のガイドチャネルのデータを発光回路8dよりVTR
本体に送信し(ステップ37)、ステップ38に進む。
この際、VTR本体に送信するデータに録画モードのデ
ータが加えてあってもよい。
【0036】ステップ38で、プロセッサ8aはVTR
本体より受光回路8eを介してVCR+のガイドチャネ
ルに対応するチャネルのデータを受信したか否かを判断
する。データを受信していなかったとき、プロセッサ8
aは受信待ちになって一定時間が経過したか否かを判断
し(ステップ39)、一定時間が経過していないときは
ステップ38に戻る。
【0037】ステップ39で、一定時間が経過したとき
は、プロセッサ8aは表示部8cにVTR本体から応答
がなかったことを表示し(ステップ40)、ステップ4
2に進む。
【0038】ステップ38で、データを受信したとき
は、プロセッサ8aは表示部8cに、ステップ37での
表示の他に、VCR+のガイドチャネルに対応するチャ
ネルを表示し(ステップ41)、ステップ42に進む。
この際、VTR本体よりコマンダ8にVTRの現在の予
約イベント総数、予約イベント番号等のデータが送信さ
れてくる場合は、これらの情報も表示部8cに同時に表
示してもよい。
【0039】ステップ42では、プロセッサ8aはコマ
ンダ8のその他の処理をして、ステップ36に戻る。
【0040】図6は、VTR本体側の動作を示してい
る。
【0041】まず、VTRのプロセッサ3は、コマンダ
8より受光回路7を介してVCR+コードのデコード結
果としての番組の開始/終了日時、VCR+のガイドチ
ャネル等の予約データを受信したか否かを判断する(ス
テップ43)。受信していなかったときはステップ48
に進む。ステップ43で、予約データを受信したとき
は、プロセッサ3はVCR+のガイドチャネルを、メモ
リ5の対応関係を参照して、そのガイドチャネルに対応
するチューナ回路2で選局されるチャネルに変換し(ス
テップ44)、ステップ45に進む。
【0042】ステップ45では、変換したチャネルに放
送信号があるか否かを判断する。放送信号がないとき
は、放送信号がないときは、プロセッサ3はガイドチャ
ネルが正しくなかったことを発光回路6を介してコマン
ダ8に送信し(ステップ47)、ステップ48に進む。
【0043】また、ステップ45で、変換したチャネル
に放送信号があるとき、プロセッサ3はVCR+コード
のデコード結果である番組の開始/終了日時、チャネル
のデータを予約データとしてメモリ10に書き込むと共
に、チャネルデータを発光回路6を介してコマンダ8に
送信し(ステップ46)、ステップ48に進む。この
際、予約イベント総数や予約イベント番号等を同時に送
信してもよい。
【0044】ステップ48では、プロセッサ3はVTR
のその他の処理をして、ステップ43に戻る。
【0045】このようにコマンダ8でVCR+コードを
デコードし、VTR本体ではVCR+のガイドチャネル
をVTRのチャネルに変換する例にあっては、コマンダ
8にVCR+コードのデコードソフトは必要だが、VC
R+のガイドチャネルとVTRのチャネルとの対応関係
を入力する必要がなくなる。
【0046】なお、図1の例においては、コマンダ8と
VTR本体との間の通信に赤外線信号を使用したもので
あるが、超音波信号やRF信号等を使用してもよく、ワ
イヤード方式として電気信号を送信してもよい。例え
ば、RF信号を使用する場合には、上述実施例における
赤外線発光回路6,8dはRF信号送信回路となり、赤
外線受光回路7,8eはRF信号受信回路となる。
【0047】また、図1の例においては、VCR+コー
ドになんらかの誤りがあると、VTR本体よりコマンダ
8に対して誤りがあることを送信しているが、通常の予
約データにおいて、なんらかの誤りがある場合(例え
ば、予約の日時が既に過ぎている、同じ予約がある、既
に予約がいっぱい、VTRの時計が設定されていない)
にも、VTR本体がコマンダ8に対して誤りがあること
や、誤りの種類をコマンダ8に送信し、コマンダ8の表
示部8cにこの内容を表示するようにしてもよい。
【0048】次に、図面を参照しながら、この発明の他
の実施例について説明する。
【0049】図7はVTR本体の構成を示す要部のブロ
ック図を示している。この図7において、図1と対応す
る部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
図において、15は予約時刻初期値メモリであり、この
初期値メモリ15はマイクロプロセッサ3に接続され
る。その他は図1の例と同様に構成される。
【0050】また、図8はコマンダ8の構成を示してい
る。この図8において、図2と対応する部分には同一符
号を付し、その詳細説明は省略する。図において、8f
はコマンダ8の扉開閉スイッチであり、このスイッチ8
fはマイクロプロセッサ8aに接続される。このスイッ
チ8fは、コマンダ8を操作するために、その扉(図示
せず)を開けたとき、例えばオンとなるように配設され
る。その他は図2の例と同様に構成される。
【0051】以上の構成において、コマンダ8を使用し
て録画予約する場合の動作について説明する。
【0052】図9は、コマンダ側の動作を示している。
【0053】まず、コマンダ8のプロセッサ8aは、キ
ー入力回路8bの予約設定キーが押されたか否かを判断
する(ステップ51)。押されていないときは、ステッ
プ57に進む。一方、押されているときは、プロセッサ
8aは発光回路8dを介してVTR本体に予約時刻の初
期値を要求するコマンドを送信し(ステップ52)、ス
テップ53に進む。
【0054】ステップ53では、プロセッサ8aは、V
TR本体から受光回路8eを介して予約時刻の初期値の
データを受信したか否かを判断する。受信したときに
は、プロセッサ8aは予約時刻の初期値を表示部8cに
表示すると共に(図12に一例を図示)、予約設定モー
ドに入り(ステップ56)、ステップ57に進む。
【0055】ステップ53で、予約時刻の初期値のデー
タを受信しなかったときは、プロセッサ8aは受信待ち
になって一定時間が経過したか否かを判断する(ステッ
プ54)。一定時間、例えば1秒が経過していないとき
は、ステップ53に戻る。一方、一定時間が経過したと
きは、プロセッサ8aはVTR本体からの応答を待つの
を止めて、表示部8cに、例えば図11に示すように所
定時間(例えば3秒間)だけ表示して応答のなかったこ
とを表示する(ステップ55)。この後、予約設定モー
ドに入ってもよいし、入らなくてもよい。予約設定モー
ドに入ったときは、従来のコマンダと同様に、コマンダ
8の持つ予約の初期設定時刻を表示部8cに表示しても
よい。ステップ55の後に、ステップ57に進む。
【0056】ステップ57では、予約の設定、予約デー
タの送信、コマンドの送信等のその他のコマンダ8の処
理をして、ステップ51に戻る。
【0057】なお、ステップ51では、予約設定キーが
押されたか否かを判断する代わりに、スイッチ8fのオ
ンオフに基づいてコマンダ8の扉が開かれたか否かを判
断するようにして、扉が開かれたとき予約設定モードに
入るようにしてもよい。
【0058】図10は、VTR本体側の動作を示してい
る。
【0059】まず、VTRのプロセッサ3は、受光回路
7を介してコマンダ8からの予約時刻の初期値を要求す
るコマンドを受信したか否かを判断する(ステップ5
8)。受信しなかったときは、ステップ60に進む。受
信したときは、予約時刻の初期値のデータを発光回路6
を介してコマンダ8に送信し(ステップ59)、ステッ
プ60に進む。
【0060】予約時刻の初期値として、プロセッサ3
は、時計回路からの現時刻または現時刻に一定時間を加
減したものを使用してもよい。現時刻を使用すると、現
時刻に近い予約を行なうユーザには便利である。また、
現時刻を知りたい場合にも、予約設定キーを押したり、
コマンダ8の扉を開ければよくなる。
【0061】また、予約時刻の初期値として、予約時刻
の初期値メモリ15(図7に図示)に設定された予約時
刻を使用してもよい。ユーザが初期値メモリ15に予約
時刻を設定できるようにしておけば、ユーザが最も適切
な予約時刻に設定することで、コマンダ8での予約時刻
の設定時に変更が少なくて済む。
【0062】また、予約時刻の初期値として、既に予約
されている予約時刻を使用してもよい。この予約時刻が
コマンダ8で変更され、再度VTR本体に送信されたと
き、もとの予約データを送り返された予約データに置き
換えるようにすれば、予約の変更を簡単に行なうことが
できる。
【0063】ステップ60では、プロセッサ3は予約の
受信、コマンドの受信、VTRの制御等のVTRの他の
処理をし、ステップ58に戻る。
【0064】以上のように動作するものにあっては、コ
マンダ8の要求によって予約時刻の初期値のデータがV
TR本体よりコマンダ8に送信されるため、コマンダ8
に時計機能を持たない場合にも、予約のための日付や時
刻の設定を容易に行なうことができる。
【0065】次に、コマンダ8にVCR+コードを入力
して予約録画をする場合の動作について説明する。
【0066】図13は、コマンダ側の動作を示してい
る。
【0067】まず、コマンダ8のプロセッサ8aは、キ
ー入力回路8bのVCR+コードを示す最後のキーが押
されたか否かを判断する(ステップ61)。押されてい
ないときは、ステップ69に進む。一方、押されたとき
は、プロセッサ8aは発光回路8dを介してVTR本体
に日付を要求するコマンドを送信し(ステップ62)、
ステップ63に進む。
【0068】ステップ63では、プロセッサ8aはVT
R本体から受光回路8eを介して日付のデータを受信し
たか否かを判断する。受信していないときは、プロセッ
サ8aは受信待ちになって一定時間が経過したか否かを
判断し(ステップ64)、一定時間が経過していないと
きは、ステップ63に戻る。一方、一定時間が経過した
ときは、VTR本体からの日付のデータを受信できなか
ったことを表示部8cに表示し(ステップ65)、ステ
ップ69に進む。
【0069】ステップ63で、日付のデータを受信した
ときは、受信した日付のデータを基に、入力されていた
VCR+コードをデコードし、その結果を表示部8cに
表示し(ステップ66)、ステップ67に進む。
【0070】ステップ67では、プロセッサ8aはVC
R+コードをデコードした結果に基づいて、VCR+コ
ードが正しかったか否かを判断する。VCR+コードが
正しくなかったときは、ステップ69に進む。一方、V
CR+コードが正しかったときは、プロセッサ8aは、
VCR+コードのデコート゛結果、つまり番組の開始/終
了日時、VCR+のガイドチャネルのデータを発光回路
8dを介してVTR本体に送信し(ステップ68)、ス
テップ69に進む。
【0071】ステップ69では、プロセッサ8aはコマ
ンダ8の他の処理をし、ステップ61に戻る。
【0072】なお、ステップ66,67で、コマンダの
プロセッサ8aがVCR+コードが正しかったか否かを
判断し、正しかったときには自動的にデコード結果をV
TR本体に送信するようにしたものであるが、ユーザが
表示部8cに表示された結果を見て、キー入力回路8b
の送信キーを押すことにより、デコード結果をVTR本
体に送信するようにしてもよい。
【0073】図14は、VTR本体側の動作を示してい
る。
【0074】まず、VTRのプロセッサ3は、コマンダ
8より受光回路7を介して日付を要求するコマンドを受
信したか否かを判断する(ステップ70)。受信してい
ないときは、プロセッサ3は、日付(年月日)のデータ
を発光回路6を介してコマンダ8に送信し(ステップ7
1)、ステップ72に進む。
【0075】ステップ72では、プロセッサ3は、VT
Rのその他の処理をし、ステップ70に戻る。
【0076】以上のように動作するものにあっては、コ
マンダ8の要求によって日付のデータがVTR本体より
送信されるため、コマンダ8に時計機能を持たない場合
にも、コマンダ8側でVCR+コードのデコード処理を
良好に行なうことができる。
【0077】なお、図7の例においては、コマンダ8と
VTR本体との間の赤外線信号を使用したものである
が、超音波信号やRF信号等を使用してもよく、ワイヤ
ード方式として電気信号を送信してもよい。例えば、R
F信号を使用する場合には、上述実施例における赤外線
発光回路6,8dはRF信号送信回路となり、赤外線受
光回路7,8eはRF信号受信回路となる。
【0078】次に、図面を参照しながら、この発明の他
の実施例について説明する。
【0079】図15はVTR本体の構成を示す要部のブ
ロック図を示している。この図15において、図1と対
応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。図において、16はブザー回路であり、このブザー
回路16はマイクロプロセッサ3に接続される。その他
は図1の例と同様に構成される。
【0080】また、図16はコマンダ8の構成を示して
いる。この図8において、図2と対応する部分には同一
符号を付し、その詳細説明は省略する。図において、8
gは予約設定メモリ、8hは予約メモリであり、これら
メモリ8g,8hはコマンダのマイクロプロセッサ8a
に接続される。その他は図2の例と同様に構成される。
【0081】以上の構成において、予約確認をする場合
の動作について説明する。まず、コマンダ8の予約確認
コマンドに対し、VTR本体が予約イベント内容、予約
イベント番号、予約イベント総数を、コマンド1回に対
して1個ずつ送信する場合を説明する。
【0082】図17は、コマンダ側の動作を示してい
る。
【0083】まず、コマンダ8のプロセッサ8aは、キ
ー入力回路8bの予約確認キーが押されたか否かを判断
する(ステップ73)。押されていないときは、ステッ
プ80に進む。一方、押されているときは、プロセッサ
8aは発光回路8dを介してVTR本体に予約確認コマ
ンドを送信し(ステップ74)、ステップ75に進む。
【0084】ステップ75では、プロセッサ8aはVT
R本体から受光回路8eを介して予約データが送られて
きたか否かを判断する。予約データが送られてきたとき
には、プロセッサ8aは送られてきた予約イベントの内
容(予約開始/終了日時、チャネル)、予約イベント番
号(予約番号)および予約イベント総数(予約総数)を
表示部8cに表示し(図19および図20に一例を図
示)、ステップ78に進む。
【0085】ステップ78では、プロセッサ8aは、予
約イベント番号が連続しているか否かを判断する。例え
ば、前回受信した予約イベント番号が3にも拘らず、今
回受信した予約イベント番号が5であったときは、予約
イベント番号が連続していないと判断する。予約イベン
ト番号が連続しているときは、ステップ80に進む。一
方、予約イベント番号が連続していないときは、プロセ
ッサ8aは予約イベント番号(予約番号)が飛んだこと
を表示部8cに表示し(ステップ79)、ステップ80
に進む。図22は表示の一例を示している。
【0086】また、ステップ75で、予約データが送ら
れてこないときは、プロセッサ8aは受信待ちになって
一定時間が経過したか否かを判断する(ステップ7
6)。一定時間、例えば1秒が経過していないときは、
ステップ75に戻る。一方、一定時間が経過したとき
は、プロセッサ8aはVTR本体からの応答を待つのを
止めて、図21に示すように表示部8cに応答のなかっ
たことを表示し(ステップ77)、ステップ80に進
む。
【0087】ステップ80では、プロセッサ8aは予約
の設定、予約データの送信、コマンドの送信等のその他
のコマンダ8の処理をして、ステップ73に戻る。
【0088】図18は、VTR本体側の動作を示してい
る。
【0089】まず、VTRのプロセッサ3は、受光回路
7を介してコマンダ8からの予約確認コマンドを受信し
たか否かを判断する(ステップ81)。受信しなかった
ときは、ステップ86に進む。受信したときは、予約メ
モリ10にアクセスして予約イベント総数を求め(ステ
ップ82)、ステップ83に進む。
【0090】ステップ83では、プロセッサ3は予約イ
ベント総数が0か否かを判断する。予約イベント総数が
0であるときは、予約データとして予約イベント総数=
0のデータを発光回路6を介してコマンダ8に送信し
(ステップ85)、ステップ86に進む。一方、予約イ
ベント総数が0でないときは、前回送信した予約イベン
ト番号の次の予約イベント番号のイベントを予約メモリ
10より読み出し、そのイベント内容、予約イベント番
号、予約イベント総数のデータを予約データとして発光
回路6を介してコマンダ8に送信し(ステップ84)、
ステップ86に進む。
【0091】ステップ86では、プロセッサ3は予約の
受信、コマンドの受信、VTRの制御等のVTRの他の
処理をし、ステップ81に戻る。
【0092】次に、コマンダ8の予約確認コマンドに対
し、VTR本体が予約イベント内容、予約イベント番号
と予約イベント総数を、コマンド1回に対して一括して
全部送信する場合を説明する。
【0093】図23は、コマンダ側の動作を示してい
る。
【0094】まず、コマンダ8のプロセッサ8aは、キ
ー入力回路8bの予約確認キーが押されたか否かを判断
する(ステップ87)。押されていないときは、ステッ
プ96に進む。一方、押されているときは、プロセッサ
8aは発光回路8dを介してVTR本体に予約確認コマ
ンドを送信し(ステップ88)、ステップ89に進む。
【0095】ステップ89では、プロセッサ8aはVT
R本体から受光回路8eを介して予約データを受信した
か否かを判断する。予約データを受信しないときは、受
信待ちになってから一定時間経過したか否かを判断し
(ステップ93)、一定時間が経過していないときはス
テップ89に戻る。
【0096】ステップ93で、一定時間が経過したとき
は、プロセッサ8aは、VTR本体からの応答を待つの
を止めて、表示部8cに応答のなかったことを表示し
(ステップ94)、ステップ96に進む。
【0097】なお、予約データをVTR本体よりコマン
ダ8に一括して送信する場合には、データ量が多く、コ
マンダ8の向きによってデータを正しく受信できないこ
とが多いため、データが受信できないときはステップ8
8に戻って、予約確認キーが押されなくても、再度VT
Rに予約確認コマンドを送信するようにしてもよい。
【0098】ステップ89で、予約データを受信したと
きは、プロセッサ8aは予約イベント総数が0か否かを
判断し(ステップ90)、予約イベント総数が0である
ときは、それを表示部8cに表示し(ステップ95)、
ステップ96に進む。一方、予約イベント総数が0でな
いときは、受信した予約データを予約メモリ8hに書き
込み(ステップ91)、ステップ92に進む。
【0099】ステップ92では、予約イベント総数分だ
け予約データを受信したか否かを判断し、総ての予約デ
ータを受信していないときはステップ89に戻る。一
方、総ての予約データを受信して、予約メモリ8hに書
き込んだときは、プロセッサ8aは予約イベント総数と
予約イベント内容を表示部8cに表示し(ステップ9
5)、ステップ96に進む。
【0100】ステップ96では、プロセッサ8aは予約
の設定、予約データの送信、コマンドの送信等のその他
のコマンダ8の処理をして、ステップ87に戻る。
【0101】図24は、VTR本体側の動作を示してい
る。
【0102】ステップ84′では、プロセッサ3は予約
イベント総数と、予約メモリ10に存在する総ての予約
イベント内容を読み出し、一括して発光回路6を介して
コマンダ8に送信する。その他のステップは、図18の
例と同様であり、対応する符号を付して説明は省略す
る。
【0103】次に、コマンダ8の予約確認コマンドによ
ってVTR本体から送られてきた予約イベント内容を変
更して、VTR本体に送り返すことを可能とした場合の
動作について説明する。
【0104】この場合、コマンダ側の動作は、図17の
処理フローのステップ80が、図25に示すように置き
換えられる。
【0105】図において、ステップ97では、キー入力
回路8の予約設定キーが押されたか否かを判断し、押さ
れていないときはステップ101に進む。一方、予約設
定キーが押されたときは、プロセッサ8aはVTR本体
から送られてきた予約イベントを表示部8cに表示して
いるか否かを判断する(ステップ98)。
【0106】ステップ98で、予約イベントを表示して
いないときは、現在の日時を予約イベントの開始日時の
初期値として予約設定状態とし(ステップ100)、ス
テップ101に進む。一方、ステップ98で、予約イベ
ントを表示しているときは、その予約イベントを設定す
る予約の初期値として予約設定状態とし(ステップ9
9)、ステップ101に進む。なお、予約設定メモリ8
gは予約設定時に使用され、予約設定されるイベント内
容等が書き込まれる。
【0107】ステップ101では、プロセッサ8aはコ
マンダ8のその他の処理をして、ステップ73(図17
参照)に戻る。
【0108】なお、ステップ97で、予約設定キーが押
されたか否かを判断しているが、コマンダ8の扉が開け
られたか否かを判断して、ステップ98に進むようにし
てもよい。
【0109】また、VTR本体側の動作は、図18の処
理フローのステップ86が、図26に示すように置き換
えられる。
【0110】図において、ステップ102では、プロセ
ッサ3はコマンダ8から受光回路7を介して予約データ
を受信したか否かを判断し、予約データを受信していな
いときはステップ113に進む。
【0111】ステップ102で、予約データを受信した
ときは、予約データが正しいか否かを判断し(ステップ
103)、予約データが正しくないときはエラー処理1
06を介して、ステップ113に進む。ここで、エラー
処理とは、表示部11への表示やブザー回路16による
ブザー音によって、予約データが正しくなかったことを
ユーザに知らせる処理である。
【0112】一方、ステップ103で、予約データが正
しいときは、プロセッサ3は予約データに予約イベント
番号があるか否かを判断し(ステップ104)、予約イ
ベント番号があるときは、予約メモリ10の同じ予約イ
ベント番号の予約データを受信した予約データに書き換
え(ステップ105)、さらに表示部11への表示やブ
ザー回路16によるブザー音によって、予約データが書
き込まれたことをユーザに知らせて(ステップ11
2)、ステップ113に進む。
【0113】ステップ104で、受信した予約データに
予約イベント番号がないときは、プロセッサ3は、表示
部11に予約イベントを表示しているか否かを判断し
(ステップ107)、予約イベントを表示しているとき
は、予約メモリ10の表示している予約イベントの予約
データを受信した予約データに書き換え(ステップ10
8)、さらにステップ112を介してステップ113に
進む。
【0114】また、ステップ107で、予約イベントを
表示していないときは、プロセッサ3は予約メモリ10
に予約データを書き込む場所が空いているか否かを判断
し(ステップ109)、書き込む場所が空いているとき
は、その場所に受信した予約データを書き込み(ステッ
プ110)、さらにステップ112を介してステップ1
13に進む。
【0115】ステップ109で、書き込む場所が空いて
いないときは、プロセッサ3はステップ106と同様に
エラー処理をし(ステップ111)、ステップ113に
進む。ステップ113では、プロセッサ3はVTRのそ
の他の処理をして、ステップ81(図18参照)に戻
る。
【0116】次に、コマンダ8がVTR本体に送った予
約データを、VTR本体がチェックし、その結果をコマ
ンダ8に送り返すことを可能とした場合の動作について
説明する。
【0117】この場合、コマンダ側の動作は、図17の
処理フローのステップ80が、図27に示すように置き
換えられる。
【0118】図において、ステップ114では、キー入
力回路8の予約の送信キーが押されたか否かを判断し、
押されていないときはステップ122に進む。一方、予
約の送信キーが押されたときは、プロセッサ8aは予約
データを発光回路8dを介してVTR本体に送信し(ス
テップ115)、ステップ116に進む。
【0119】ステップ116では、受光回路8eを介し
てVTR本体から予約のチェック結果が送られてきたか
否かを判断する。予約のチェック結果が送られてこない
とき、プロセッサ8aは受信待ちになってから一定時間
経過したか否かを判断し(ステップ117)、一定時間
が経過していないときはステップ116に戻る。
【0120】ステップ117で、一定時間が経過したと
きは、プロセッサ8aは表示部8cにVTR本体から応
答がなかったことを表示し(ステップ118)、ステッ
プ122に進む。
【0121】また、ステップ116で、予約のチェック
結果が送られてきたときは、プロセッサ8aは予約チェ
ック結果が予約データが正しかったことを示しているか
否かを判断する(ステップ119)。予約データが正し
かったときは、プロセッサ8aは表示部8cに正しかっ
たことを表示し(ステップ121)、ステップ122に
進む。図28Bは表示例を示しており、例えばVTR本
体が送信してきたVTR本体の予約メモリ10に書き込
まれた予約イベント番号(予約番号)および予約イベン
ト総数(予約総数)が表示される。なお、図28Aは、
ステップ115の段階における表示部8cの表示例を示
しており、予約データが表示されている。ステップ11
9で、予約データが正しくなかったときは、プロセッサ
8aは、表示部8cにエラー内容を表示し(ステップ1
20)、ステップ122に進む。ここで、エラーには、
日付のエラー、開始時刻のエラー、終了時刻のエラー、
録画モードのエラー等があり、これらのデータが予約チ
ェック結果としてVTR本体より送られてくる。開始時
刻がすでに現在時刻より過ぎている場合には、例えば表
示部8cに表示されている予約データの開始時刻のみが
点滅するようにされる(図29に図示)。
【0122】ステップ122では、プロセッサ8aはコ
マンダ8のその他の処理をして、ステップ73(図17
参照)に戻る。
【0123】また、VTR本体側の動作は、図18の処
理フローのステップ86が、上述した図26に示すよう
に置き換えられる。
【0124】ただし、ステップ106およびステップ1
11のエラー処理で、VTR本体の表示部11やブザー
回路16でエラーをユーザに知らせるだけでなく、発光
回路6を介してエラーのデータをコマンダ8に送信す
る。また、ステップ112でも、正しく予約された予約
データを、発光回路6を介してコマンダ8に送信する。
この際同時に、予約メモリ10に書き込まれた予約イベ
ント番号と予約イベント総数のデータもコマンダ8に送
信する。
【0125】以上説明したように、コマンダ8からVT
R本体に送信される予約確認コマンドに対して、VTR
本体からコマンダ8には予約イベント内容と共に、予約
イベント番号や予約イベント総数のデータが送信され、
コマンダ8の表示部8cには予約イベント番号や予約イ
ベント総数が表示されるため、予約イベント総数や、予
約ミスしたイベントを容易に認識できるようになる。
【0126】なお、上述実施例では、コマンダ8とVT
R本体との間の通信に赤外線信号を使用したものである
が、超音波信号やRF信号等を使用してもよく、ワイヤ
ード方式として電気信号を送信してもよい。例えば、R
F信号を使用する場合には、図15、図16の例におけ
る赤外線発光回路6,8dはRF信号送信回路となり、
赤外線受光回路7,8eはRF信号受信回路となる。
【0127】また、上述実施例では、VTRの予約に関
して説明したが、オーディオ機器等予約機能を持つ機器
に同様に適用することができる。
【0128】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、送信手段
が入力されたVCR+コードをVTR本体に送信して、
VTR本体でVCR+コードのデコード処理をするもの
にあっては、送信手段にはVCR+コードのデコードソ
フトが不要となり、また送信手段にVCR+のガイドチ
ャネルとVTRのチャネルとの対応関係を入力する必要
なくなる。また、送信手段が入力されたVCR+コード
をデコードし、VTR本体ではVCR+のガイドチャネ
ルをVTRのチャネルに変換するものにあっては、送信
手段にVCR+コードのデコードソフトは必要だが、送
信手段にVCR+のガイドチャネルとVTRのチャネル
との対応関係を入力する必要なくなる。なお、VCR+
のガイドチャネルとVTRのチャネルの対応関係の入力
は、オンスクリーンディスプレイを利用できるVTRで
行なう方がユーザにとって簡単である。
【0129】
【0130】請求項記載の発明によれば、送信手段
は、その要求によって電子機器本体より送信される予約
イベント総数および予約イベント番号のデータに基づい
て、予約イベント総数や予約イベント番号を表示できる
ため、予約イベント総数や、予約ミスしたイベントを容
易に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の例のコマンダの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1の例のコマンダ側の動作の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図1の例のVTR本体側の動作の一例を示すフ
ローチャートである。
【図5】図1の例のコマンダ側の動作の他の例を示すフ
ローチャートである。
【図6】図1の例のVTR本体側の動作の他の例を示す
フローチャートである。
【図7】この発明の他の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図8】図7の例のコマンダの構成を示すブロック図で
ある。
【図9】図7の例のコマンダ側の動作の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図10】図7の例のVTR本体側の動作の一例を示す
フローチャートである。
【図11】図7の例のコマンダの表示部の表示例を示す
図である。
【図12】図7の例のコマンダの表示部の表示例を示す
図である。
【図13】図7の例のコマンダ側の動作の他の例を示す
フローチャートである。
【図14】図7の例のVTR本体側の動作の他の例を示
すフローチャートである。
【図15】この発明の他の実施例の構成を示すブロック
図である。
【図16】図15の例のコマンダの構成を示すブロック
図である。
【図17】図15の例のコマンダ側の動作の一例を示す
フローチャートである。
【図18】図15の例のVTR本体側の動作の一例を示
すフローチャートである。
【図19】図15の例のコマンダの表示部の表示例を示
す図である。
【図20】図15の例のコマンダの表示部の表示例を示
す図である。
【図21】図15の例のコマンダの表示部の表示例を示
す図である。
【図22】図15の例のコマンダの表示部の表示例を示
す図である。
【図23】図15の例のコマンダ側の動作の他の例を示
すフローチャートである。
【図24】図15の例のVTR本体側の動作の他の例を
示すフローチャートである。
【図25】図15の例のコマンダ側の動作の他の例を示
すフローチャートである。
【図26】図15の例のVTR本体側の動作の他の例を
示すフローチャートである。
【図27】図15の例のコマンダ側の動作の他の例を示
すフローチャートである。
【図28】図15の例のコマンダの表示部の表示例を示
す図である。
【図29】図15の例のコマンダの表示部の表示例を示
す図である。
【符号の説明】 2 チューナ回路 3 VTRのマイクロプロセッサ 5 メモリ 6,8d 赤外線発光回路 7,8e 赤外線受光回路 8 コマンダ 8a コマンダのマイクロプロセッサ 8b,9 キー入力回路 8c,11 表示部 8h,10 予約メモリ 14 時計回路 15 予約時刻初期値メモリ 16 ブザー回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江沢 学 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−342691(JP,A) 特開 昭64−84460(JP,A) 特開 平5−307789(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/02 328 G11B 15/02 346 H04N 5/7826 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 361

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントロールの送信手段を有
    し、リモートコントロール操作をすることができるビデ
    オ機器において、 上記送信手段は入力されたVCR+コードまたはそれを
    デコードして得られるガイドチャネルをビデオ機器本体
    に送信し、 上記ビデオ機器本体は上記送信手段より送信される上記
    VCR+コードをデコードし、または上記VCR+のガ
    イドチャネルを実際のチャネルに変換し、その結果を上
    記送信手段に送信することを特徴とするビデオ機器。
  2. 【請求項2】 リモートコントロールの送信手段を有
    し、リモートコントロール操作をすることができる電子
    機器において、 上記電子機器本体は上記送信手段からの要求によって
    約データを上記送信手段に送信し、 上記送信手段は上記電子機器本体より送信される予約デ
    ータに基づいて番組の開始/終了日時と共に予約イベン
    ト総数および予約イベント番号の少なくとも一方を表示
    する ことを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6928313B2 (en) * 2003-01-27 2005-08-09 Cardiac Pacemakers, Inc. System and method for accessing the coronary sinus to facilitate insertion of pacing leads
JP4854458B2 (ja) * 2006-10-05 2012-01-18 株式会社カネカ 医療用マルチルーメンチューブ

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