JP3357228B2 - 魚貝類選別装置 - Google Patents

魚貝類選別装置

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雅雄 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アワビやウニなど
の魚貝類の種苗生産において使用する選別装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、水産物の需要の増大にともない、
自然の水産資源からだけではこれを確保することができ
ず、採る漁業から栽培する漁業への転換が進められてい
る。特にアワビやウニなどの高価な魚貝類は、種苗生産
が盛んに行なわれるようになってきた。この種苗生産
は、例えば母貝から卵を採取して、これを人工的に孵化
させた稚貝を水槽内で、何回となく大小個体選別をくり
かえしながら飼育し、海に放流する出荷サイズまで成長
させ、これを販売している。
【0003】このような選別作業を行なう場合、従来は
飼育したアワビやウニをフルイに入れ、作業者が手に持
って水槽のなかでフルイを上下に揺すって、大きさの相
違により選別していた。しかしながら従来は、人手によ
りフルイを上下に揺すって選別しているため、重労働で
作業性が悪く、生産コストが高くなる問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を除
去し、フルイを水槽内で自動的に上下動させて選別作業
を効率良く行なって生産コストを低減した魚貝類選別装
置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
魚貝類選別装置は、フレームの上部にモーターが取付け
られ、このモーターにクランク円板が回転自在に接続さ
れ、このクランク円板に半径を夫々異にした複数個の取
付孔が開孔され、この任意の取付孔に連結ロッドの上端
を接続すると共に、連結ロッドの下端に、水平に設けた
支持棒が連結され、この支持棒の下に吊り下げ棒を介し
てフルイを接続すると共に、前記支持棒の両端に取付け
たガイドローラを、振れ止めガイド内に上下方向にガイ
ドしたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1
ないし図4を参照して詳細に説明する。図において1は
フレームで、このフレーム1の上部中央にモーター2が
取付けられている。また図3に示すように、このモータ
ー2の出力軸3は軸受4、4で支持され、出力軸3の先
端に、2個のプーリー5a、6aが取付けられている。
またこの両側には出力軸3と平行に回転軸8、8が設け
られている。この回転軸8、8は軸受4、4で支持さ
れ、回転軸8、8の両端にはクランク円板9、9が取付
けられている。更に回転軸8、8の中間にはプーリー5
b、6bが取付けられ、これと前記出力軸3に取付けら
れたプーリー5a、6aとがベルト10で連結されてい
る。
【0007】クランク円板9には図4に示すように、半
径を夫々異にした複数個の取付孔12…が開孔され、この
1つの取付孔12に連結ロッド13の上端がピン14で着脱自
在に連結されている。また連結ロッド13の下端は、水平
に設けた支持棒15が連結され、この支持棒15の両端に夫
々2個のガイドローラ16、16が接続されている。更にこ
のガイドローラ16、16は、図1に示すようにフレーム1
に上下方向に取付けた振れ止めガイド17内に上下方向に
摺動自在に支持されている。つまりクランク円板9と連
結ロッド13、支持棒15、ガイドローラ16、および振れ止
めガイド17を組合せてスライダクランク機構が形成さ
れ、クランク円板9の回転を、支持棒15の上下運動に変
換するようになっている。
【0008】また支持棒15の下部には図2に示すように
フルイ19が金属製の吊り下げ棒20で連結され、支持棒15
の上下動に伴ってフルイ19が水槽21内を上下動するよう
になっている。また図1において23はクラッチ機構で、
これはスタンド24に支持されたL形のアーム25の先端に
押えローラー26が取付けられ、アーム25の後端に上下動
自在に設けられたアーム27を介してクラッチレバー28が
接続されている。またこのアーム27をワイヤロープに置
き換えることもできる。この場合、アーム25および押え
ローラー26は、図1においてベルト10の上から押えるよ
うになっているが、これとは逆に下から押させるように
取付ける。なお図において29はフレーム1に取付けたス
イッチである。
【0009】次に上記構造の魚貝類選別装置で、例えば
アワビを選別する場合、先ずフルイ19に栽培したアワビ
を入れてからスイッチ29を押すと、モーター2が回転を
始める。この後、クラッチ機構23のクラッチレバー28を
図1に示すように上げると、アーム27とアーム25が回動
して先端に取付けた押えローラー26がベルト10に押し付
けられて弛みがなくなり、出力軸3に取付けたプーリー
5a、6aの回転力がベルト10を介して、回転軸8、8
に取付けたプーリー5b、6bに伝達されて、クランク
円板9が回転を始める。クランク円板9には連結ロッド
13の先端が偏心して接続されているので、取付孔12の半
径の倍のストロークで上下動する。
【0010】連結ロッド13が上下動すると、これに接続
された支持棒15の両端に取付けたガイドローラ16、16が
振れ止めガイド17内にガイドされて支持棒15が垂直方向
に上下動する。このため支持棒15に、吊り下げ棒20を介
して接続されたフルイ19もこれに伴って水槽21内を上下
動する。この結果、アワビはフルイ19内を上下動しなが
ら全体に広がり、大きさに合わせて容易に選別すること
ができる。
【0011】またモーター2の回転速度を調整すること
により、フルイ19の上下動の速度を調整でき、また図4
に示すようにクランク円板9に多数開孔した取付孔12へ
の連結ロッド13の取付位置を変えることにより上下の移
動ストロークも調整できるので、選別する魚貝類の種類
や大きさに合わせて最適な状態に設定することができ
る。
【0012】なお上記実施の形態では、図2に示すよう
に支持棒15にフルイ19を吊り下げるのに2本の金属棒20
を用いた場合について示したが、一方をスプリングにし
て、フルイを上下動と前後に揺動させる構造でも良い。
【0013】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る魚貝類選
別装置によれば、モーターの回転力を上下方向の往復運
動に変えて、選別する魚貝類の種類や大きさに合わせて
最適な状態にフルイの横振れを防止しながら、水槽内で
自動的に上下動させて選別作業性を向上させることがで
き、従来の人手によりフルイを上下動させる方法に比べ
て生産コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による魚貝類選別装置の
正面図である。
【図2】図1に示す魚貝類選別装置の左側面図である。
【図3】図1に示す魚貝類選別装置の平面図である。
【図4】図1に示すクランク機構の斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 モーター 3 出力軸 5a プーリー 5b プーリー 8 回転軸 9 クランク円板 10 ベルト 12 取付孔 13 連結ロッド 14 ピン 15 支持棒 16 ガイドローラ 17 振れ止めガイド 19 フルイ 20 吊り下げ棒 21 水槽 23 クラッチ機構 26 押えローラー 29 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07B 1/00 - 15/00 B03B 1/00 - 13/06 A22C 25/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの上部にモーターが取付けら
    れ、このモーターにクランク円板が回転自在に接続さ
    れ、このクランク円板に半径を夫々異にした複数個の取
    付孔が開孔され、この任意の取付孔に連結ロッドの上端
    を接続すると共に、連結ロッドの下端に、水平に設けた
    支持棒が連結され、この支持棒の下に吊り下げ棒を介し
    てフルイを接続すると共に、前記支持棒の両端に取付け
    たガイドローラを、振れ止めガイド内に上下方向にガイ
    ドしたことを特徴とする魚貝類選別装置。
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