JP3355576B2 - 切替回路 - Google Patents

切替回路

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JP3355576B2
JP3355576B2 JP22886996A JP22886996A JP3355576B2 JP 3355576 B2 JP3355576 B2 JP 3355576B2 JP 22886996 A JP22886996 A JP 22886996A JP 22886996 A JP22886996 A JP 22886996A JP 3355576 B2 JP3355576 B2 JP 3355576B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asynchro
nous Transfer Mode)送受信装置において、伝送路の切
り替えを行う切替回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ATMシステムでは、図25に示すよう
な5バイト×8ビットのヘッダ部と、48バイト×8ビ
ットのインフォメーションフィールド部とを持つATM
セルが順次伝送されている。このようなATMシステム
において、従来からATMセルを伝送する伝送路を二重
化し、現用系の伝送路に故障が発生したときに予備系に
切り替えることにより、故障救済を行う伝送路切替回路
が用いられていた。
【0003】図26は、従来の伝送路切替回路を備える
ATM送受信装置の構成例を示す。図26において、二
重化された伝送路に接続された0系受信インタフェース
部(以下、インタフェース部を「IF部」という)91
と1系受信IF部92は、セレクタ93を介してスイッ
チ94の入力ポートに接続される。セレクタ93は、切
替制御部98の指示に従い0系受信IF部91と1系受
信IF部92の一方の出力をスイッチ94に与える。
【0004】また、スイッチ94の出力ポートには、セ
レクタ95を介して、二重化された伝送路に接続された
0系送信IF部96と1系送信IF部97が接続され
る。セレクタ95は、切替制御部98の指示に従いスイ
ッチ94の出力を0系送信IF部96と1系送信IF部
97の一方に与える。
【0005】このような伝送路切替回路を備えるATM
送受信装置においては、送信側と受信側とは同一の伝送
路を選択して現用伝送路とする。例えば、0系伝送路を
現用系とする場合は、送信側では、切替制御部98がセ
レクタ95を制御してスイッチ94の出力を0系送信I
F部96に与え、受信側では、切替制御部98がセレク
タ95を制御して0系送信IF部91の出力をスイッチ
94に与え、0系伝送路を介して送受信を行う。選択さ
れない1系伝送路は、予備伝送路となる。
【0006】そして、この現用系である0系伝送路に障
害が発生すると、送信側と受信側では、切替制御部98
がセレクタ95、93を制御して1系伝送路に接続され
る1系送信IF部97、1系受信IF部92を選択さ
せ、1系伝送路への切り替えを行い、故障救済を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来は、二重化された
伝送路が予め固定的に設定され、現用伝送路の障害発生
時に対応する予備伝送路への切り替えが行われていた。
また、伝送路単位の切り替えであるために、二重化され
た伝送路は、同じ種類(速度)でなければならなかっ
た。
【0008】本発明は、現用伝送路に対する予備伝送路
を固定せず、かつ異なる種類(速度)の伝送路間の切り
替えを可能にする切替回路を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の切替回路は、
複数の伝送路を介して対向するクロスコネクト装置のそ
れぞれが、論理伝送路番号と物理伝送路番号との相互変
換を行うマッピングテーブルを含み、外部から切替命令
が入力されたときにマッピングテーブルの設定の変更に
よりルーティングテーブルの設定を一括して変更し、切
り替え元の伝送路から切り替え先の伝送路への切り替え
を行う手段を備える。
【0010】請求項2の切替回路は、複数の伝送路を介
して対向するクロスコネクト装置のそれぞれが、論理伝
送路番号と物理伝送路番号との相互変換を行うマッピン
グテーブルを含み、外部から切替命令が入力されたと
き、または対向するクロスコネクト装置から切替命令が
入力されたときに、マッピングテーブルの設定の変更に
よりルーティングテーブルの設定を一括して変更し、切
り替え元の伝送路から切り替え先の伝送路への切り替え
を行う手段と、外部からの切替命令を対向するクロスコ
ネクト装置へ送信する手段とを備える。
【0011】請求項3の切替回路は、複数の伝送路を介
して対向するクロスコネクト装置のそれぞれが、論理伝
送路番号と物理伝送路番号との相互変換を行うマッピン
グテーブルを含み、伝送路の故障を検出したとき、また
は対向するクロスコネクト装置から切替命令が入力され
たときに、マッピングテーブルの設定の変更によりルー
ティングテーブルの設定を一括して変更し、障害の発生
した伝送路から正常な伝送路への切り替えを行う手段
と、伝送路の故障による切替命令を対向するクロスコネ
クト装置へ送信する手段とを備える。
【0012】したがって、請求項1〜請求項3の切替回
路によれば、バーチャルパスを一括して他の伝送路へ変
更できるので、切替先の伝送路の速度が変わっても支障
なく切り替えることができ、伝送路切替の自由度が大幅
に向上する。
【0013】さらに、マッピングテーブルの1つの設定
の変更によりルーティングテーブルの設定を一括して変
更するので、伝送路の変更を高速に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】(第1の実施形態) 図1は、本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装置
の第1の実施形態の構成を示す。第1の実施形態は、請
求項1のマッピングテーブルのない構成に対応する。図
1において、スイッチ1の各入力ポート及び各出力ポー
トには、それぞれ、受信伝送路インタフェース部(以
下、インタフェース部を「IF部」という)11及び送
信伝送路IF部12を介して伝送路が接続される。
【0016】スイッチ1には、ルーティングテーブル1
3が接続され、ルーティングテーブル13には、切替制
御部14が接続される。切替制御部14には、上位装置
IF部15を介して上位装置が接続される。切替制御部
14は、上位装置から上位装置IF部15を介して入力
する切替コマンドを受けてルーティングテーブル13の
設定変更を行う。
【0017】以下、図2に示す切り替え例および図3に
示す切り替え動作のフローチャートを参照して第1の実
施形態の動作を説明する。図2において、対向するクロ
スコネクト装置21と22は、伝送路37、38、3
9、40を介して接続されると共に、それぞれ上位装置
20に接続されている。また、クロスコネクト装置21
には、外部との複数の伝送路31〜36が接続され、ク
ロスコネクト装置22には、外部との複数の伝送路41
〜44が接続されている。
【0018】この対向するクロスコネクト装置21、2
2のそれぞれが備えるルーティングテーブル13−1、
13−2は、図1において符号13で示すものである
が、それぞれ、入力伝送路番号、入力VPI、出力伝送
路番号、出力VPIが相互に関連付けられて設定され
る。なお、VPIは、Vatual Path Identifier(バーチ
ャルパス識別子)であり、多数のVCI(Vatual Chann
el Identifier:バーチャルチャネル識別子)で構成さ
れる。
【0019】クロスコネクト装置21は、ルーティング
テーブル13−1に従い、クロスコネクト装置22は、
ルーティングテーブル13−2に従い、それぞれATM
セルのルーティング経路を決定する。クロスコネクト装
置21、22は、初期状態では、図2に実線で示すバー
チャルパスが設定されているとする。したがって、クロ
スコネクト装置21と22の間では伝送路37と38が
使用されている。クロスコネクト装置21、22は、そ
れぞれ、伝送路37と38を使用したATMセルの送受
信を行いながら上位装置20から切替コマンドが入力す
るのを待機している(図3、S1)。
【0020】上位装置20は、現用伝送路の障害を検出
して切り替えの必要が生じたとき、または、現用伝送路
の工事などシステムの運用の都合から切り替えの必要が
生じたとき、クロスコネクト装置21、22のそれぞれ
に切替コマンドを出力する。切替コマンドには、切り替
え元伝送路と切り替え先伝送路の指定が含まれる。図示
の例では上位装置20は、切り替え元伝送路として伝送
路37および38を、切り替え先伝送路として伝送路3
9および40をそれぞれ指定した切替コマンドを出力す
る。
【0021】クロスコネクト装置21、22では、上位
装置20から切替コマンドが上位装置IF部15を介し
て入力すると、ルーティングテーブル13−1、13−
2の書き換えを行う(図3、S2)。クロスコネクト装
置21では、ルーティングテーブル13−1において、
出力伝送路が伝送路37となっているバーチャルパスを
出力VPIから検索し、さらに入力伝送路が伝送路38
となっているバーチャルパスを入力VPIから検索す
る。そして、クロスコネクト装置21では、出力VPI
の中で伝送路37を出力伝送路とするバーチャルパスが
伝送路39を出力伝送路とするように書き換え、入力V
PIの中で伝送路38を入力伝送路とするバーチャルパ
スが伝送路40を入力伝送路とするように書き換える。
【0022】同様に、クロスコネクト装置22では、出
力VPIの中で伝送路38を出力伝送路とするバーチャ
ルパスが伝送路40を出力伝送路とするように書き換
え、入力VPIの中で伝送路37を入力伝送路とするバ
ーチャルパスが伝送路39を入力伝送路とするように書
き換える。
【0023】このようにルーティングテーブル13−
1、13−2の書き換えが終了すると、クロスコネクト
装置21、22は再び上位装置からの切替コマンドの受
信を待機する状態に戻る(図3、S1)。これによりク
ロスコネクト装置21、22におけるバーチャルパスの
設定が、一括して図2中点線で示すように変更され、使
用する伝送路が、伝送路37、38から伝送路39、4
0に変更される。
【0024】(第2の実施形態) 図4は、本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装置
の第2の実施形態の構成を示す。第2の実施形態は、請
求項2のマッピングテーブルのない構成に対応する。第
2の実施形態では、前述した第1の実施の形態において
切替制御信号送信部25と切替制御信号受信部26とを
追加してある。以下、第2の実施形態に係る部分を中心
に説明する。
【0025】切替制御信号送信部25は、切替制御部1
4と送信伝送路IF部12との間に設けられる。切替制
御信号受信部26は、受信伝送路IF部11と切替制御
部14との間に設けられる。以下、図5に示す切り替え
例および図6に示す切り替え動作のフローチャートを参
照して第2の実施形態の動作を説明する。
【0026】図5において、上位装置20の切替コマン
ドは、対向するクロスコネクト装置21と22のうち、
一方のクロスコネクト装置21に与えられ、他方のクロ
スコネクト装置21には与えられない構成となってい
る。つまり、クロスコネクト装置21では、上位装置2
0から切替コマンドが入力すると、切替制御部14が上
位装置20から入力した切替コマンドを制御信号送信部
25に与えるので、切替コマンドが送信伝送路IF部1
2を介して伝送路へ送出される構成である。
【0027】他方のクロスコネクト装置22では、伝送
路から入力する切替コマンドが受信伝送路IF部11を
介した切替制御信号受信部26で検出され、切替制御部
14に入力する構成である。図6において、対向するク
ロスコネクト装置21と22は、それぞれ上位装置20
から切替コマンドが入力するのを待機している(S
1)。クロスコネクト装置21では、上位装置20から
切替コマンドが入力すると(S1)、ルーティングテー
ブル13−1の書き換えを行う(S3)。そして、クロ
スコネクト装置21は、切替コマンドを切り替えた伝送
路39を用いて相手クロスコネクト装置22に対し送信
し(S4)、上位装置20からの切替コマンドの入力を
待機する状態に戻る(S1)。
【0028】他方のクロスコネクト装置22では、上位
装置20からの切替コマンドの受信がないので(S
1)、相手クロスコネクト装置21から切替コマンドが
受信されるのを待機する(S5)。そして、クロスコネ
クト装置22では、伝送路から切替コマンドが入力する
と(S5)、ルーティングテーブル13−2の書き換え
を行い(S6)、上位装置20からの切替コマンドの入
力を待機する状態に戻る(S1)。
【0029】これによりクロスコネクト装置21、22
におけるバーチャルパスの設定が、一括して図5中点線
で示すように変更され、使用する伝送路が、伝送路3
7、38から伝送路39、40に変更される。なお、上
位装置20は、切替コマンドを前記第1の実施形態で
は、クロスコネクト装置21と22の双方に送出する必
要があったが、第2の実施形態では、クロスコネクト装
置21と22の一方に出力するのみで良い。したがっ
て、第2の実施形態では、上位装置20の負荷が軽減さ
れる。
【0030】(第3の実施形態) 図7は、本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装置
の第3の実施形態の構成を示す。第3の実施形態は、請
求項3のマッピングテーブルのない構成に対応する。第
3の実施形態では、前述した第1実施の形態において上
位装置IF部15を削除すると共に、切替制御信号送信
部25及び切替制御信号受信部及び入力信号異常検出部
27とを追加してある。以下、本第3実施形態に係る部
分を中心に説明する。
【0031】切替制御信号送信部25は、第2の実施形
態と同様に切替制御部14と送信伝送路IF部12との
間に設けられる。切替制御信号受信部及び入力信号異常
検出部27は、受信伝送路IF部11と切替制御部14
との間に設けられる。以下、図8に示す切り替え例およ
び図9に示す切り替え動作のフローチャートを参照して
第3の実施形態の動作を説明する。
【0032】図8において、対向するクロスコネクト装
置21と22のうち、一方のクロスコネクト装置21へ
の入力伝送路38に故障が発生すると、クロスコネクト
装置21において、切替制御信号受信部及び入力信号異
常検出部27が受信伝送路IF部11の出力信号の消失
から受信伝送路の故障を検出し、その故障発生を切替制
御部14に通知する。
【0033】切替制御部14は、故障発生の通知を受け
て切替コマンドを切替制御信号送信部25に与えるの
で、切替コマンドが送信伝送路IF部12を介して伝送
路へ送出される。そして、他方のクロスコネクト装置2
2では、伝送路から入力する切替コマンドが受信伝送路
IF部11、切替制御信号受信部及び入力信号異常検出
部27を介して切替制御部14に入力する構成となって
いる。
【0034】図9において、クロスコネクト装置21は
入力伝送路38で故障が発生していないかどうか、クロ
スコネクト装置22は入力伝送路39で故障が発生して
いないかどうか、を監視している(S7)。
【0035】図8に示すように、クロスコネクト装置2
1への入力伝送路38で故障が発生すると、クロスコネ
クト装置21では、ルーティングテーブル13−1の書
き換えを行い(S3)、切り替えた伝送路39を用いて
切替コマンドを相手クロスコネクト装置22に対し送信
し(S4)、切り替えた入力伝送路40における故障発
生有無の監視状態に移る(S7)。
【0036】一方、クロスコネクト装置22では、入力
伝送路37で故障は発生していないが(S7)、相手ク
ロスコネクト装置21から切替コマンドが受信されたか
否かを監視する(S5)。そして、クロスコネクト装置
22は、相手クロスコネクト装置21からの切替コマン
ドを受信すると(S5)、ルーティングテーブル13−
2の書き換えを行い(S6)、切り替えた入力伝送路3
9における故障発生有無の監視状態に移る(S7)。
【0037】これによりクロスコネクト装置21,22
におけるバーチャルパスの設定が、一括して図8中点線
で示すように変更され、使用する伝送路が、伝送路3
7、38から伝送路39、40に変更される。 (第4の実施形態) 図10は、本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装
置の第4の実施形態の構成を示す。第4の実施形態は、
請求項3のマッピングテーブルのない構成に対応する。
【0038】第4の実施形態では、前述した第1の実施
の形態において、入力信号異常検出部28を追加してあ
る。以下、第4の実施形態に係る部分を中心に説明す
る。入力信号異常検出部28は、受信伝送路IF部11
と切替制御部14との間に設けられる。以下、図11に
示す切り替え例および図12に示す切り替え動作のフロ
ーチャートを参照して第4の実施形態の動作を説明す
る。
【0039】図11において、対向するクロスコネクト
装置21と22のうち、一方のクロスコネクト装置21
への入力伝送路38に故障が発生すると、クロスコネク
ト装置21では、入力信号異常検出部28が受信伝送路
IF部11の出力信号の消失から入力伝送路の故障を検
出し、その故障発生を切替制御部14に通知する。切替
制御部14は、故障発生の通知を受けて、相手クロスコ
ネクト装置22を指定した切替コマンドを上位装置20
に与える。そして、他方のクロスコネクト装置22の切
替制御部14には、上位装置20から切替コマンドが与
えられる構成となっている。
【0040】図12において、クロスコネクト装置21
は入力伝送路38で故障が発生していないかどうか、ク
ロスコネクト装置22は入力伝送路39で故障が発生し
ていないかどうか、を監視している(S7)。図11に
示すように、クロスコネクト装置21への入力伝送路3
8で故障が発生すると、クロスコネクト装置21では、
ルーティングテーブル13−1の書き換えを行う(S
3)。そして、クロスコネクト装置21は、相手クロス
コネクト装置22を指定した切替コマンドを上位装置2
0に出力し(S8)、切り替えた入力伝送路40におけ
る故障発生有無の監視状態に移る(S7)。
【0041】一方、クロスコネクト装置22では、入力
伝送路37で故障は発生していないが(S7)、相手ク
ロスコネクト装置21から切替コマンドが上位装置20
から受信されたか否かを監視する(S9)。そして、ク
ロスコネクト装置22は、上位装置20から相手クロス
コネクト装置21の切替コマンドを受信すると(S
9)、ルーティングテーブル13−2の書き換えを行い
(S6)、切り替えた入力伝送路39における故障発生
有無の監視状態に移る(S7)。
【0042】これによりクロスコネクト装置21,22
におけるバーチャルパスの設定が、一括して図11中点
線で示すように変更され、使用する伝送路が、伝送路3
7、38から伝送路39、40に変更される。 (第5の実施形態) 図13は、本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装
置の第5の実施形態の構成を示す。第5の実施形態は、
請求項1に対応する。
【0043】第5の実施形態では、前述した第1の実施
形態においてルーティングテーブル13に変えてルーテ
ィングテーブル及びマッピングテーブル29を設けてあ
る。以下、第5の実施形態に係る部分を中心に説明す
る。ルーティングテーブル及びマッピングテーブル29
におけるマッピングテーブルは、物理伝送路と論理伝送
路との相互変換を行うテーブルである。ルーティングテ
ーブルは、前述したルーティングテーブル13と同一で
あるが、第5の実施形態では、マッピングテーブルを書
き換えるように構成してある。
【0044】以下、図14に示す切り替え例および図1
5に示す切り替え動作のフローチャートを参照して第5
の実施形態の動作を説明する。図14に示すように、ク
ロスコネクト装置21では、ルーティングテーブル13
−1にマッピングテーブル51、52が接続される。ク
ロスコネクト装置22では、ルーティングテーブル13
−2にマッピングテーブル53、54が接続される。そ
の他の構成は、第1の実施形態と同様である。
【0045】なお、マッピングテーブル51と53は、
物理伝送路番号から論理伝送路番号への変換を行うテー
ブルである。また、マッピングテーブル52と54は、
論理伝送路番号から物理伝送路番号への変換を行うテー
ブルである。図15において、クロスコネクト装置2
1、22では、上位装置20から切替コマンドが上位装
置IF部15を介して入力すると(S1)、対応するマ
ッピングテーブル51、52、53、54の書き換えを
行う(S10)。
【0046】クロスコネクト装置21では、マッピング
テーブル52において、物理伝送路番号37を物理伝送
路番号39に変更し、マッピングテーブル51におい
て、物理伝送路番号38を物理伝送路番号40に変更す
る。同様に、クロスコネクト装置22では、マッピング
テーブル53において、物理伝送路番号37を物理伝送
路番号39に変更し、マッピングテーブル54におい
て、物理伝送路番号38を40に変更する。そして、ク
ロスコネクト装置21と22は、マッピングテーブル5
1、52、53、54の書き換えが終了すると、再び上
位装置20から切替コマンドが入力するのを待機する状
態に戻る(S1)。
【0047】これによりクロスコネクト装置21、22
におけるバーチャルパスの設定が、一括して図14中点
線で示すように変更され、使用する伝送路が、伝送路3
7、38から伝送路39、40に変更される。第5の実
施形態では、マッピングテーブルにおける1つの設定変
更でルーティングテーブルの変更を一括して行えるの
で、伝送路の変更を高速に行うことが可能となる。
【0048】(第6の実施形態) 図16は、本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装
置の第6の実施形態の構成を示す。第6の実施形態は、
請求項2に対応する。第6の実施形態では、前述した第
2の実施形態においてルーティングテーブル13に変え
てルーティングテーブル及びマッピングテーブル29を
設けてある。以下、図17に示す切り替え例および図1
8に示す切り替え動作のフローチャートを参照して第6
の実施形態の動作を説明する。
【0049】図17に示すように、クロスコネクト装置
21では、ルーティングテーブル13−1にマッピング
テーブル51、52が接続される。クロスコネクト装置
22では、ルーティングテーブル13−2にマッピング
テーブル53、54が接続される。その他の構成は、第
2の実施形態と同様である。図18において、クロスコ
ネクト装置21は、上位装置20から切替コマンドが入
力すると(S1)、マッピングテーブル51、52の書
き換えを行う(S11)。そして、クロスコネクト装置
21は、切り替えた伝送路39を用いて切替コマンドを
相手クロスコネクト装置22に対し送信し(S4)、上
位装置20から切替コマンドが入力するのを待機する状
態に戻る(S1)。
【0050】一方、クロスコネクト装置22は、上位装
置20から切替コマンドが入力しないので(S1)、相
手クロスコネクト装置21からの切替コマンドを受信を
監視し(S5)、受信すると、マッピングテーブル5
3、54の書き換えを行い(S12)、上位装置20か
ら切替コマンドが入力するのを待機する状態に戻る(S
1)。
【0051】これによりクロスコネクト装置21,22
におけるバーチャルパスの設定が、一括して図17中点
線で示すように変更され、使用する伝送路が、伝送路3
7、38から伝送路39、40に変更される。 (第7の実施形態) 図19は、本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装
置の第7の実施形態の構成を示す。第7の実施形態は、
請求項3に対応する。
【0052】第7実施の形態では、前述した第3の実施
形態においてルーティングテーブル13に変えてルーテ
ィングテーブル及びマッピングテーブル29を設けてあ
る。以下、図20に示す切り替え例および図21に示す
切り替え動作のフローチャートを参照して第7の実施形
態の動作を説明する。図20に示すように、クロスコネ
クト装置21では、ルーティングテーブル13−1にマ
ッピングテーブル51、52が接続される。クロスコネ
クト装置22では、ルーティングテーブル13−2にマ
ッピングテーブル53、54が接続される。その他の構
成は、第3の実施形態と同様である。
【0053】図21において、クロスコネクト装置21
は、入力伝送路38で故障が発生すると(S7)、マッ
ピングテーブル51、52の書き換えを行い(S1
1)、相手クロスコネクト装置22に対し切り替えた伝
送路39を用いて切替コマンドを送信し(S4)、切り
替えた入力伝送路40の故障発生有無の監視状態に移る
(S7)。
【0054】また、クロスコネクト装置22は、入力伝
送路37で故障は発生していないが(S7)、相手クロ
スコネクト装置21からの切替コマンドの受信を検出す
ると(S5)、マッピングテーブル53、54の書き換
えを行い(S12)、切り替えた入力伝送路39の故障
発生有無の監視状態に移る(S7)。これによりクロス
コネクト装置21、22におけるバーチチャルパスの設
定が、一括して図20中点線で示すように変更され、使
用する伝送路が、伝送路37、38から伝送路39、4
0に変更される。
【0055】(第8の実施形態) 図22は、本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装
置の第8の実施形態の構成を示す。第8の実施形態は、
請求項3に対応する。第8の実施形態では、前述した第
4の実施形態においてルーティングテーブル13に変え
てルーティングテーブル及びマッピングテーブル29を
設けてある。以下、図23に示す切り替え例および図2
4に示す切り替え動作のフローチャートを参照して第8
の実施形態の動作を説明する。
【0056】図23に示すように、クロスコネクト装置
21では、ルーティングテーブル13−1にマッピング
テーブル51、52が接続される。クロスコネクト装置
22では、ルーティングテーブル13−2にマッピング
テーブル53、54が接続される。その他の構成は、第
4の実施形態と同様である。図24において、クロスコ
ネクト装置21は、入力伝送路38で故障が発生すると
(S7)、マッピングテーブル51、52の書き換えを
行い(S11)、相手クロスコネクト装置22を指定し
た切替コマンドを上位装置20に送信し(S8)、切り
替えた入力伝送路40の故障発生有無の監視状態に移る
(S7)。
【0057】また、クロスコネクト装置22は、入力伝
送路37で故障は発生していないが(S7)、上位装置
を介して相手クロスコネクト装置21からの切替コマン
ドの受信を検出すると(S9)、マッピングテーブル5
3、54の書き換えを行い(S12)、切り替えた入力
伝送路39の故障発生有無の監視状態に移る(S7)。
これによりクロスコネクト装置21、22におけるバー
チチャルパスの設定が、一括して図23中点線で示すよ
うに変更され、使用する伝送路が、伝送路37、38か
ら伝送路39、40に変更される。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の切替回路
は、ルーティングテーブルの設定を変更することによ
り、バーチャルパスを一括して他の伝送路へ変更でき
る。したがって、切替先の伝送路の速度が変わっても支
障なく切り替えることができ、伝送路切替の自由度が大
幅に向上する。
【0059】また、本発明の切替回路は、マッピングテ
ーブルを備え、マッピングテーブルの1つの設定の変更
によりルーティングテーブルの設定を一括して変更でき
るので、伝送路の変更を高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装置
の第1の実施形態の構成ブロック図である。
【図2】第1の実施形態の切り替え例を示す図である。
【図3】第1の実施形態の切り替え動作のフローチャー
トである。
【図4】本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装置
の第2の実施形態の構成ブロック図である。
【図5】第2の実施形態の切り替え例を示す図である。
【図6】第2の実施形態の切り替え動作のフローチャー
トである。
【図7】本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装置
の第3の実施形態の構成ブロック図である。
【図8】第3の実施形態の切り替え例を示す図である。
【図9】第3実施の形態の切り替え動作のフローチャー
トである。
【図10】本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装
置の第4の実施形態の構成ブロック図である。
【図11】第4の実施形態の切り替え例を示す図であ
る。
【図12】第4の実施形態の切り替え動作のフローチャ
ートである。
【図13】本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装
置の第5の実施形態の構成ブロック図である。
【図14】第5の実施形態の切り替え例を示す図であ
る。
【図15】第5の実施形態の切り替え動作のフローチャ
ートである。
【図16】本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装
置の第6の実施形態の構成ブロック図である。
【図17】第6の実施形態の切り替え例を示す図であ
る。
【図18】第6実施の形態の切り替え動作のフローチャ
ートである。
【図19】本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装
置の第7の実施形態の構成ブロック図である。
【図20】第7の実施形態の切り替え例を示す図であ
る。
【図21】第7の実施形態の切り替え動作のフローチャ
ートである。
【図22】本発明の切替回路を備えるクロスコネクト装
置の第8の実施形態の構成ブロック図である。
【図23】第8の実施形態の切り替え例を示す図であ
る。
【図24】第8の実施形態の切り替え動作のフローチャ
ートである。
【図25】一般的なATMセルのフォーマットを示す図
である。
【図26】従来の伝送路切替回路を備えるATM送受信
装置の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 スイッチ 11 受信伝送路インタフェース部(受信伝送路IF
部) 12 送信伝送路インタフェース部(送信伝送路IF
部) 13、13−1、13−2 ルーティングテーブル 14 切替制御部 15 上位装置インタフェース部(上位装置IF部) 20 上位装置 21、22 クロスコネクト装置 25 切替制御信号送信部 26 切替制御信号受信部 27 切替制御信号受信部及び入力信号異常検出部 28 入力信号異常検出部 29 ルーティングテーブル及びマッピングテーブル 31〜44 伝送路 51〜54 マッピングテーブル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伝送路を介して対向するクロスコ
    ネクト装置が、それぞれ伝送路番号とバーチャルパスと
    を対応付けるルーティングテーブルに従ってATMセル
    を送受信する伝送路を設定するATM送受信装置におい
    て、 前記各クロスコネクト装置は、論理伝送路番号と物理伝送路番号との相互変換を行うマ
    ッピングテーブルを含み、 外部から切替命令が入力され
    たときに前記マッピングテーブルの設定の変更により
    記ルーティングテーブルの設定を一括して変更し、切り
    替え元の伝送路から切り替え先の伝送路への切り替えを
    行う手段を備えたことを特徴とする切替回路。
  2. 【請求項2】 複数の伝送路を介して対向するクロスコ
    ネクト装置が、それぞれ伝送路番号とバーチャルパスと
    を対応付けるルーティングテーブルに従ってATMセル
    を送受信する伝送路を設定するATM送受信装置におい
    て、 前記各クロスコネクト装置は、論理伝送路番号と物理伝送路番号との相互変換を行うマ
    ッピングテーブルを含み、 外部から切替命令が入力され
    たとき、または対向するクロスコネクト装置から切替命
    令が入力されたときに、前記マッピングテーブルの設定
    の変更により前記ルーティングテーブルの設定を一括し
    変更し、切り替え元の伝送路から切り替え先の伝送路
    への切り替えを行う手段と、 前記外部からの切替命令を前記対向するクロスコネクト
    装置へ送信する手段とを備えたことを特徴とする切替回
    路。
  3. 【請求項3】 複数の伝送路を介して対向するクロスコ
    ネクト装置が、それぞれ伝送路番号とバーチャルパスと
    を対応付けるルーティングテーブルに従ってATMセル
    を送受信する伝送路を設定するATM送受信装置におい
    て、 前記各クロスコネクト装置は、論理伝送路番号と物理伝
    送路番号との相互変換を行うマッピングテーブルを含 み、 前記伝送路の故障を検出したとき、または対向する
    クロスコネクト装置から切替命令が入力されたときに
    前記マッピングテーブルの設定の変更により前記ルーテ
    ィングテーブルの設定を一括して変更し、障害の発生し
    た伝送路から正常な伝送路への切り替えを行う手段と、 前記伝送路の故障による切替命令を前記対向するクロス
    コネクト装置へ送信する手段とを備えたことを特徴とす
    る切替回路。
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