JP3355352B2 - 塩酸耐食ハードフェーシング合金 - Google Patents

塩酸耐食ハードフェーシング合金

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は優れた耐食性、特に耐塩
酸性の良好な塩酸耐食ハードフェーシング合金に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、耐摩耗性、耐食性を有するハード
フェーシング材としては、ステライトに代表されるCo-C
r-W 合金(以下CoCr合金という)やコルモノイに代表さ
れるNi-Cr-B-Si合金(以下NiCr合金という)が広く用い
られているが、近年その使用環境は苛酷さを増し、一部
の部品においては耐摩耗性、耐食性が満足できなくなっ
ている。こうしたことから、CoCr合金、NiCr合金よりさ
らに靱性、耐摩耗性、耐食性の優れたハードフェーシン
グ材の開発の要求が高まっている。
【0003】本発明者等は、CoCr合金及びNiCr合金に対
する問題点や要求に対応するため、Cr-Ni-W又は/及びM
o合金に注目し、優れた靱性、耐摩耗性および耐食性を
兼備したハードフェーシング用クロム基合金を開発し、
特願平3-214026号他7件の特許を出願した。この合金の
主な組成はNi 30.0〜48.0%、W 1.5〜15.0%又は/及び
Mo 1.0〜6.5%で、WとMoの合計は最大15.0%であり、残
部が40%以上のCrであるハードフェーシング用高靱性ク
ロム基合金およびその粉末であり、必要に応じ、Fe 15.
0%以下又は/及びCo 10.0%以下を加え、この場合Fe及
びCoの合計は最大20%とする。さらに必要に応じC 0.3
〜2.0%、B 0.1〜1.5%、Si 0.1〜3.0%の一種又は二種
以上を添加することができる。しかしながら、本発明者
らが開発した前記Cr-Ni-W又は/及びMo合金(以下CrNiW
合金という)は特定の酸、特に塩酸に耐して耐食性がや
や劣ることがその後の調査で判明した。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は前記CrNiW合
金の塩酸耐食性を改良すべく種々の検討を行い、前記Cr
NiW合金に析出するCr固溶体中のCrリッチ相が塩酸に腐
食されること、さらに、このCrリッチ相の析出はMnを添
加すると防止できることを見いだし本発明を完成したも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は重量%でNi 30.
0 〜45.0%とW 1.5 〜15.0%又は/及びMo 1.0〜6.5 %
とMn 1.0〜10.0%で、W とMoの合計は最大15.0%であ
り、残部が40.0%以上のCrおよび不可避的不純物から成
り、硬さがHRC で35を越える塩酸耐食ハードフェーシン
合金であり、必要に応じ、Fe 15.0 %以下又は/及び
Co 10.0 %以下でFe及びCoの合計は最大20%を添加する
ことができ、さらに必要に応じC 0.3 〜2.0 %、B 0.1
〜1.5 %、Si 0.1〜3.0 %の一種又は二種以上を添加す
ることができる。
【0006】
【作用】本発明の塩酸耐食ハードフェーシング合金及び
その粉末はCr、Ni、W、Mo及び必要により添加するFe、C
o、C 、B 、Siから構成される基本組成(CrNiW 合金)
にMnを添加したものであり、CrNiW 合金の各成分の限定
理由は次の通りである。
【0007】(Cr)Crは本発明合金の残部となるもので、
Ni,W又は/及びMoを固溶した硬質のCr固溶体を形成し、
合金の耐摩耗性および耐食性の向上に寄与するが、その
量が40.0%以下では耐摩耗性が乏しく、かつ耐食性の向
上が認められない。このため、Crは40.0%以上とした。
【0008】(Ni)NiはW 又は/及びMoを固溶し、靱性
のあるNi固溶体を形成するが、その量が30.0%以下で
は、Cr固溶体が多くなり合金の靱性が低下し、45.0%以
上では靱性は上がるものの、所定の硬さが得られず、耐
摩耗性が低下する。このために、Ni量は30.0%〜45.0
に限定した。
【0009】(W,Mo)W又は/及びMoはCr及びNiに固溶
し、合金の強度を高めるが、その量がW1.5%以下、Mo1.
0%以下ではこの効果がなく、W 15.0%以上、Mo6.5%以
上では靱性の乏しいσ相が析出するため合金の靱性が低
下する。このため、W量は1.5〜15.0%、Mo量は1.0〜6.5
%に限定した。ただし、MoとWの合計量が15.0%を越え
ると、かえって合金の靱性が低下するので、その合計量
を15.0%以下に限定した。
【0010】(Fe,Co)必要に応じ添加するFe又は/及
びCoは主にNiに固溶し、Ni固溶体中に入り、その硬さを
高め、合金の耐摩耗性向上に寄与するが、Fe 15%以上
では合金の靱性が低下するばかりでなく、耐食性も低下
する傾向がある、また、Co 10.0%以上ではその効果が
少なく、かえって合金の靱性を低下させる傾向がある。
このため、Fe量は15.0%以下、Co量は10.0%以下に限定
し、さらに、FeとCoの合計量が20%を越えるとかえって
合金の靱性が低下するので、その合計は最大20%に限定
した。
【0011】(C)必要に応じ添加するCはCrとの間でCr炭
化物を形成し、合金の耐摩耗性を更に向上するのに寄与
する。Cr炭化物は低C側では Ni固溶体と共晶を形成し、
高C側では初晶炭化物として晶出する。その量が0.3 %
以下では耐摩耗性向上の効果が少なく、2.0 %以上では
合金の靱性が低下する。このため、C量は 0.3〜2.0 %
に限定した。
【0012】(B)必要に応じ添加するBはCrとの間でCr硼
化物を形成し、合金の耐摩耗性を更に向上させるのに寄
与する。Cr硼化物は Ni固溶体と共晶を形成するが、そ
の量が0.1%以下では耐摩耗性向上の効果が少なく、1.5
%以上では合金の靱性が低下する。このため、B量は
0.1〜1.5 %に限定した。
【0013】(Si)必要に応じて添加するSiは主にNiに
固溶し、Ni固溶体中に入り、その硬さを高め、合金の耐
摩耗性向上に寄与するとともに、ハードフェーシング時
に脱酸材として作用し、合金の溶解性を向上させる。そ
の量が0.1%以下では、これらの効果が得られず、3.0%
以上では合金の靱性が低下する、このため、Si量は0.1
〜3.0%に限定した。
【0014】以上の基本組成の合金は靱性に優れたNi固
溶体と耐摩耗性に優れたCr固溶体から構成されている。
この一方のCr固溶体は冷却過程において、Crリッチ相と
Niリッチ相とに分離析出するが、この反応は共析変態に
よるものと推定される。前記Cr固溶体中のCrリッチ相は
塩酸に対する耐食性がやや悪く、選択的に塩酸に腐食さ
れ、合金全体の耐塩酸性を悪くしていることを腐食試験
の結果は発見した。これを改良するため、種々の検討を
する過程において、上記基本組成の合金にMnを添加する
と、Cr固溶体の共析変態が抑えられ、Crリッチ相の析出
が防止され、結果として合金の塩酸耐食性が改善される
ことが判明した。このMnの添加量を1〜10%に限定した
理由は次の通りである。
【0015】(Mn)Mnの添加量は1%以下ではCrNiW合金の
Cr固溶体の共析変態を完全に抑えることができず、Crリ
ッチ相が析出するため、塩酸耐食性の改善効果が見られ
ず、一方Mnを10%以上添加しても、Mnを10%以下添加し
たものに比べ塩酸耐食性の向上が少なく、さらにMnを10
%以上添加すると、硬さがHRCで35以下となる等によ
り、ハードフェーシング材として用いた場合には好まし
くない影響が考えられる。このため、Mnの添加量は1
〜10%に限定した。
【0016】
【実施例】次に、本発明合金の実施例を比較例とともに
具体的に説明する。 実施例1 Cr 55%、Ni 41%、Mo 2.5%、B 0.5%、Si 1.0%の合
金にMnを1%、5%、10%添加した本発明の合金と、比較
例としてMnを添加しないもの及びMnを15%添加した合金
について、それぞれ塩酸耐食性試験、合金の硬さ測定及
び粉末肉盛試験を行い、その結果を表1に示す。塩酸腐
食試験は各合金の配合組成を有する50gの試料を、通常
の電気炉を用いアルゴン気流中で溶解、10mm×10mm×50
mmの四角柱のシェル型に鋳造し、この鋳造片を10mm×10
mm×10mmの四角柱に切断して試料とした。この試料を60
〜65℃に加熱した10%塩酸水溶液中に漬け、浸漬1分後
に試料の表面から水素ガスが発生するか否かを観察し、
さらに6時間保持した後の試料の腐食減量を測定した。
また、硬さの測定は上記シェル型鋳造片の一部を用いて
ロックウエル硬さ計を用いて測定した。
【0017】粉末肉盛試験は各合金の組成になるように
溶製した合金溶湯を窒素ガスを使用したガス噴霧法によ
り粉化し、そのまま窒素ガス雰囲気中で冷却して、塩
耐食ハードフェーシング合金粉末を得た。以上のように
して得られた粉末をそれぞれ−80〜+200 メッシュに篩
分け母材:SS41、(長さ100mm、幅50mm、高さ10m
m)の一面にプラズマ粉末肉盛装置を用い溶接電流150
A、溶接速度75mm/min 、粉末供給量30g /min の条件
で肉盛溶接性を調査した。
【0018】
【表1】
【0019】表1から明らかなように、本発明合金はMn
を添加しない比較例1の合金に比べ耐食性が改善され、ハ
ードフェーシング材として使用する場合も十分な硬さを
持ち、しかも粉末肉盛性も良好である。しかし、Mnが10%
を越えて添加されると硬さが低くなり、耐食性も目立っ
ては改善されないので、Mnの添加は10%が限度であるこ
とが解る。
【0020】実施例2 次にCrNiW合金の範囲で各組成を変化させ、Mn添加量と
塩酸耐食性との関係を調査するため表2に示す組成の合
金を作成し、実施例1と同じ条件で塩酸腐食試験を行っ
た。結果を表2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】表2の結果から、本発明の合金組成の範囲
内では塩酸耐食性が良好であることが解る。
【0023】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明の合金は、Cr
NiW 合金に比べ塩酸耐食性が改善され、より耐食性を要
求される部分に適用することができる。また粉末肉盛溶
接に用いた場合、粉末肉盛性は良好であることから各種
のハードフェーシングに適用が可能である。なお、粉末
肉盛溶接用粉末とする場合には、その粉末肉盛性をさら
に改善するため、Al、Y 、ミッシュメタル、Ti、Zr、Hf
の微量を添加したり、酸素量を調節してスパッタリング
の防止、ビート形状の改良、ブローホールの発生防止等
に役立てることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小平 良男 京都府宇治市槇島町一ノ坪318番地 (56)参考文献 特開 昭57−171645(JP,A) 特開 平1−273693(JP,A) 特開 平3−238193(JP,A) 特開 昭64−17806(JP,A) 特開 平5−271841(JP,A) 特公 昭54−14565(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 35/30 C22C 19/00 - 19/05 C22C 27/06,30/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%でNi 30.0 〜45.0%とW 1.5 〜1
    5.0%又は/及び Mo1.0 〜6.5 %とMn 1.0〜10.0%で、
    W とMoの合計は最大15.0%であり、残部が40.0%以上の
    Crおよび不可避的不純物から成り、硬さがHRC で35を越
    る塩酸耐食ハードフェーシング合金。
  2. 【請求項2】 Fe 15.0 重量%以下又は/及びCo 10.0
    重量%以下を含有させ、FeおよびCoの合計が最大20重量
    %である請求項1に記載された塩酸耐食ハードフェーシ
    ング合金。
  3. 【請求項3】 C 0.3 〜2.0 重量%を含有させた請求項
    1または請求項2のいずれかに記載された塩酸耐食ハー
    ドフェーシング合金。
  4. 【請求項4】 B 0.1 〜1.5 重量%を含有させた請求項
    1、請求項2または請求項3のいずれかに記載された塩
    酸耐食ハードフェーシング合金。
  5. 【請求項5】 Si 0.1〜3.0 重量%を含有させた請求項
    1、請求項2、請求項3または請求項4のいずれかに記
    載された塩酸耐食ハードフェーシング合金。
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CN113699517B (zh) * 2021-08-31 2022-06-14 安徽工业大学 一种冶金辊,其表面耐磨涂层,合金喷涂粉末及制备方法

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