JP3353783B2 - コンバインのモニタ装置 - Google Patents

コンバインのモニタ装置

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JP3353783B2 JP2000399806A JP2000399806A JP3353783B2 JP 3353783 B2 JP3353783 B2 JP 3353783B2 JP 2000399806 A JP2000399806 A JP 2000399806A JP 2000399806 A JP2000399806 A JP 2000399806A JP 3353783 B2 JP3353783 B2 JP 3353783B2
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寛 池川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンバインの
ニタ装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、コンバインにおいては、ランプや計
器をメータパネルに取り付けて、モニタを構成するもの
が一般的である。例えば籾貯留タンクに充填される籾の
量は同タンク内に設置した複数個のセンサで感知すべく
なし、満杯になるとメータパネル内のランプ等を点灯さ
せて報知していた。
【0003】また、近年、特開平4−335819号公
報に記載されているように、走行装置と刈取装置と脱穀
装置と籾貯留タンクと運転席とを有するコンバインにお
いて、前記籾貯留タンク内部の貯留穀粒量を検出する複
数の籾センサを上下方向の最下位置から中間位置及び最
上位置にかけて各々配置し、前記運転席付近に籾貯留タ
ンク内の貯留状態を段階表示できるバ−グラフ表示手段
と各種項目を文字及び絵によって液晶表示できるグラフ
ィック表示手段とを独立して夫々異なる位置に設け、各
種自動設定手段の操作で設定された設定内容に制御しな
がら刈取脱穀作業を行い前記各籾センサが穀粒を検出す
ると前記バ−グラフ表示手段にこの貯留状態が段階表示
され、前記自動設定手段に異常が発生するとこの異常状
態が前記グラフィック表示手段に文字表示されるように
構成したコンバインのモニタ装置が試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置にあっては、ランプあるいは計器だけでは表示の
内容あるいはその状態変化量を十分に把握することがで
きないという不具合があった。また、ある特定の制御が
なされているときに、別の制御動作がなされた場合、そ
の割込み制御がなされたことを前記ランプや計器等の報
知手段で作業者に知らせることができないという問題点
があった。
【0005】また、刈取脱穀作業中において、籾貯留タ
ンクが穀粒満量状態となると、即座にこの刈取脱穀作業
を中断して籾貯留タンク内の穀粒を排出せねばならな
い。これを怠ると、圃場の一辺での作業走行の途中で籾
貯留タンク内の穀粒があふれて刈取脱穀作業不能の状態
に陥ってしまう。
【0006】これに対して、上述の特開平4−3358
19号公報に記載されたコンバインのモニタ装置では、
籾貯留タンク内の貯留状態を段階表示するバ−グラフ表
示手段と、各種項目を文字及び絵によって液晶表示する
グラフィック表示手段とが独立して夫々異なる位置に設
けられており、この両表示手段が離れた位置に配置さ
ている。
【0007】このため、例えば刈取脱穀作業中に自動設
定手段に異常が発生した場合、この異常状態がグラフィ
ック表示手段に文字表示され続け、やがて籾貯留タンク
が穀粒満量状態となってもこの穀粒満量状態はバ−グラ
フ表示手段に段階表示されるだけであって、操縦者は、
前記グラフィック表示手段に表示された自動設定手段の
異常状態よりも、バ−グラフ表示手段に表示された穀粒
満量状態のほうが刈取脱穀作業続行不能となる重大な問
題であることに気付きにくく、穀粒排出作業を怠って圃
場の一辺での作業走行の途中で籾貯留タンク内の穀粒が
あふれて刈取脱穀作業不能の状態に陥りやすい欠点があ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題に鑑
みて提案するものであって、以下のような技術的手段を
講じた。即ち、走行装置2と刈取装置3と脱穀装置4と
籾貯留タンク5と運転席6とを有するコンバインにおい
て、前記籾貯留タンク5内部の貯留穀粒量を検出する複
数の籾センサ9a,9b,9cを上下方向の最下位置か
ら中間位置及び最上位置にかけて各々配置し、前記運転
席6付近に各種項目を文字及び絵によって液晶表示でき
る単一の表示手段13を設け、各種自動設定手段16
a,16b,16c,16dの操作で設定された設定内
容に自動制御しながら刈取脱穀作業を行って前記最下位
置の籾センサ9aが穀粒を検出すると前記表示手段13
に籾を意味する文字の文字表示と共にこの最小貯留状態
の絵が絵表示(イ)され、前記中間位置の籾センサ9b
が中間穀粒量を検出すると前記表示手段13に籾を意味
する文字の文字表示と共にこの中間貯留状態の絵が絵表
示(ロ)され、前記自動設定手段16a,16b,16
c,16dに異常が発生すると前記表示手段13にこの
異常状態を文字表示し、この異常状態発生のまま刈取脱
穀作業が継続されて前記最上位置の籾センサ9cによっ
て穀粒満量状態が検出されると、前記の異常状態の文字
表示よりもこの穀粒満量状態の表示を優先して前記表示
手段13に該穀粒満量状態を意味する文字を文字表示
(ニ)するように構成したことを特徴とするコンバイン
のモニタ装置の構成とする。
【0009】コンバイン作業は、操縦者が運転席6に搭
乗し、走行装置2を駆動して前進しながら、植立穀稈を
刈取装置3によって刈り取り、刈り取った穀稈を脱穀装
置4に供給して脱穀し、脱穀後の穀粒を籾貯留タンク5
へ投入して一時貯留する。 このようなコンバインの刈取
脱穀作業に際しては、例えば車体水平制御において傾斜
を切換設定する自動設定手段16d等、各種自動設定手
段16a,16b,16c,16dの操作で設定した設
定内容に自動制御しながら刈取脱穀作業を行う。
【0010】そして、籾貯留タンク5に設けた最下位置
の籾センサ9aが穀粒を検出すると、運転席6付近に設
けた単一の表示手段13に、籾を意味する文字の文字表
示がなされると共にこの最小貯留状態の絵が絵表示
(イ)され、運転席6に搭乗した操縦者は、この単一の
表示手段13の視認によって作業初期における穀粒の収
穫状況を把握できる。
【0011】続いて、籾貯留タンク5に設けた中間位置
の籾センサ9bが中間穀粒量を検出すると、前記表示手
段13に、籾を意味する文字の文字表示がなされると共
にこの中間貯留状態の絵が絵表示(ロ)され、運転席6
に搭乗した操縦者は、この単一の表示手段13の視認に
よって作業中期における穀粒の収穫状況を把握できる。
【0012】また、このような刈取脱穀作業中に前記自
動設定手段16a,16b,16c,16dに異常が発
生すると、前記表示手段13にこの異常状態が文字表示
され、運転席6に搭乗した操縦者は、この異常状態を迅
速に把握してこの異常状態に対処することが可能であ
る。
【0013】更に、この異常状態発生のまま刈取脱穀作
業を継続して、籾貯留タンク5に設けた最上位置の籾セ
ンサ9cによって穀粒満量状態が検出されると、前記の
異常 状態の文字表示よりもこの穀粒満量状態の表示が優
先されて前記表示手段13に該穀粒満量状態を意味する
文字が文字表示(ニ)される。
【0014】これにより、操縦者は、刈取脱穀作業を中
断して籾貯留タンク5内の穀粒を排出する作業へ速やか
に移行することができ、圃場の一辺における刈取脱穀作
業の途中で籾貯留タンク5内の貯留穀粒があふれて、刈
取脱穀作業続行不能の状態に陥ることを回避することが
できる。
【0015】以上のように、単一の表示手段13の視認
だけで、文字表示と絵表示とによる穀粒の収穫状況の把
握と、文字表示による自動設定手段16a,16b,1
6c,16dの異常状態の把握と、文字表示による籾貯
留タンク5内の穀粒満量状態の把握とを容易に行えるも
のであり、穀粒貯留状態の表示中に自動設定手段16
a,16b,16c,16dに異常が発生した場合には
この異常状態を表示できてこの異常状態に迅速に対処す
ることができ、また、この異常状態発生のまま刈取脱穀
作業を続行して籾貯留タンク5が穀粒満量状態となった
ときには、異常状態の表示よりも優先してこの穀粒満量
状態を同一の表示手段13に表示することによって穀粒
排出作業を促し得、圃場の一辺における刈取脱穀作業の
途中で籾貯留タンク5内の貯留穀粒があふれて刈取脱穀
作業続行不能の状態に陥る問題を回避することができ
る。
【0016】
【発明の効果】この発明によると、単一の表示手段13
の視認だけで、文字表示と絵表示とによる穀粒の収穫状
況の把握と、文字表示による自動設定手段16a,16
b,16c,16dの異常状態の把握と、文字表示によ
る籾貯留タンク5内の穀粒満量状態の把握とを容易に行
えるものであり、穀粒貯留状態の表示中に自動設定手段
16a,16b,16c,16dに異常が発生した場合
にはこの異常状態を表示できてこの異常状態に迅速に対
処することができ、コンバインのメンテナンスを容易に
行えて刈取脱穀作業の能率を向上させることができる。
また、この異常状態発生のまま刈取脱穀作業を続行して
籾貯留タンク5が穀粒満量状態となったと きには、異常
状態の表示よりも優先してこの穀粒満量状態を同一の表
示手段13に表示することによって穀粒排出作業を促し
得、圃場の一辺における刈取脱穀作業の途中で籾貯留タ
ンク5内の貯留穀粒があふれて刈取脱穀作業続行不能の
状態に陥る問題を解消し得て、コンバインによる刈取脱
穀作業の能率を向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実の形態を図面
に基づいて説明する。図例のコンバイン1は、走行装置
2、刈取装置3、脱穀装置4、籾貯留タンク5及び運転
席6等よりなる構成を示すものである。前記脱穀装置4
は、下部の走行する走行装置2の車台7上に搭載され
て、前部の刈取装置3で刈取りされた刈取穀稈の供給を
受けて、この脱穀装置4内を前部から後部へ移送しなが
ら脱穀処理され、脱穀済み排稈は、後部のカッタ8で所
定長さに切断されて、圃場面へ排出される。又脱穀済み
穀粒は、籾貯留タンク5内へ供給されて貯留される。
【0018】前記籾貯留タンク5は、脱穀装置4の一方
側の横側に設け、内壁部には供給される穀粒量を検出す
る各籾センサ9a,9b,9cを上下方向の最下位置
(最小量検出位置)中央位置(中間量検出位置)及び最
上位置(満量検出位置)に各々設けている。これら各籾
センサ9a,9b,9cは、ON−OFFスイッチ方式
であり、穀粒に押されてONされ、このONにより、O
N位置の該各籾センサ9a,9b,9c位置まで穀粒が
供給されていると検出する構成としている。
【0019】揚穀装置10は、籾貯留タンク5後側に設
け、この籾貯留タンク5内の穀粒を、該揚穀装置10に
内装した移送螺旋で上部へ搬送して、機外へ排出する構
成としている。前記運転席6は、脱穀装置4前側に設
け、この運転席6前側には、操作装置11及び各種操作
用レバ−12a,12b,12c等を設けている。
【0020】前記操作装置11は、箱形状でこの箱体の
表面板には、各種項目を液晶形式などによって表示する
表示手段13を設け、この表示手段13へ図1の如く文
字、又絵等によって表示させている。制御装置14は、
操作装置11内に設けられ、各籾センサ9a,9b,9
cの検出をCPU15へ直接入力する構成であり、この
CPU15は、算術論理演算及び比較演算等を行う構成
であり、シンクロモ−ドを切換設定する自動設定手段1
6aは、制御コントロ−ラ17aからシリアル通信回路
18を経て該CPU15へ入力され、刈取自動停止を設
定する自動設定手段16bは、制御コントロ−ラ17b
から該シリアル通信デ−タ回路18を経て該CPU15
へ入力され、車高を切換設定する自動設定手段16c及
び傾斜を切換設定する自動設定手段16dは、制御コン
トロ−ラ17cから該シリアル通信回路18を経て該C
PU15へ入力される。このCPU15から表示手段1
3へ該各籾センサ9a,9b,9cの検出状態、該各自
動設定手段16a,16b,16c,16dの操作状
態、異常発生時の異常表示等を表示する構成である。又
このCPU15で警報装置19を始動、停止制御し、コ
ンバイン1各部、例えば方向制御、刈高さ制御、脱穀制
御、扱深さ制御、車体水平制御及び車速制御等を行なう
各制御モ−タ20a,20b……及び各制御機構21
a,21b……等の始動、停止及び調節等の制御を行う
構成である。
【0021】前記制御装置14は、籾センサ9a,9
b,9cの検出の表示及び各自動設定手段16a,16
b,16c,16dの異常発生時の異常表示する表示制
御装置22を兼用した構成である。表示制御は、下記フ
ロ−チャ−ト(図2)及び画面表示図(図1)の如く行
われる構成である。即ち、刈取脱穀作業がスタ−トされ
(ステップ101)、最下位置の該籾センサ9aが穀粒
を検出すると、図1(イ)の如く最小穀粒量が表示され
(ステップ102)、中間位置の該籾センサ9bが中間
穀粒量を検出すると、図1(ロ)の如く中間穀粒量が表
示され(ステップ103)、該各自動設定手段16a,
16b,16c,16dのいずれかに異常が発生すると
図1(ハ)の如く、この異常をシンクロ表示され(ステ
ップ104)、異常が発生したが刈取脱穀作業が継続が
可能で継続されて、最上位置の該籾センサ9cが穀粒満
量を検出すると、図1(ニ)の如く異常表示から、穀粒
満量を優先して穀粒満量が表示され(ステップ10
5)、この穀粒満量検出でコンバイン1が自動停止制御
される(ステップ106)。
【0022】図5及び図6は、他の実施例を示すもの
で、下記フロ−チャ−ト(図6)及び画面表示図(図
5)の如く表示制御が行われる構成である。即ち、刈取
脱穀作業がスタ−トされ(ステップ201)、最下位置
の籾センサ9aが穀粒を検出すると、図5(イ)の如く
最小穀粒量が表示され(ステップ202)、中間位置の
籾センサ9bが中間穀粒量を検出すると、図5(ロ)の
如く中間穀粒量が表示され(ステップ203)、最上位
置の籾センサ9cが穀粒満量を検出すると、図5(ハ)
の如く穀粒満量が表示され(ステップ204)、この穀
粒満量のときに、シンクロモ−ド切換設定用の自動設定
手段16a、又は刈取自動停止用の自動設定手段16b
が切換操作され(ステップ205)、これらの切換操作
状態の表示無しのときは(ステップ206)、警報装置
19が始動されて警報が発せられる(ステップ20
7)。
【0023】上記により、穀粒満量表示中に、自動設定
手段16a、又は16bの切換操作状態の表示が行われ
なくても、これらの操作のたびに警報が発せられること
により、切換状態を認識することができる構成であり、
作業者が切換状態を容易に認識できる。図7及び図8
は、この発明の最適な実施例を示す図であり、下記フロ
−チャ−ト図8及び画面表示図(図7)の如く表示制御
が行われる構成である。即ち、刈取脱穀作業がスタ−ト
され(ステップ301)、最下位置の籾センサ9aが穀
粒を検出すると、図7(イ)の如く最小穀粒量が表示さ
れ(ステップ302)、中間位置の籾センサ9bが中間
穀粒量を検出すると、図7(ロ)の如く中間穀粒量が表
示され(ステップ303)、例えば傾斜を切換設定する
自動設定手段16dが操作されると、図7(ハ)の如く
切換状態が表示され(ステップ304)、最上位置の籾
センサ9cが穀粒満量を検出すると、図7(ニ)の如く
切換状態表示から、穀粒満量を優先して穀粒満量が表示
され(ステップ305)、この穀粒満量検出でコンバイ
ン1が自動停止制御される(ステップ306)。
【0024】上記により、穀粒満量を優先した表示であ
ることにより、自動設定手段16a,16b,16c,
16dの操作にかかわらず、籾貯留タンク5の満量状態
を作業者が容易に認識できることにより、穀粒が該籾貯
留タンク5からの溢れ出し等の防止が容易にできる。図
9及び図10は、他の実施例を示すもので、下記フロ−
チャ−ト(図10)及び画面表示図(図9)の如く表示
制御が行われる構成である。即ち、刈取脱穀作業がスタ
−トされ(ステップ401)、最下位置の籾センサ9a
が穀粒を検出すると、図9(イ)の如く最小穀粒量が表
示され(ステップ402)、中間位置の籾センサ9bが
中間穀粒量を検出すると、図9(ロ)の如く中間穀粒量
が表示され(ステップ403)、この中間穀粒量表示中
に、各自動設定手段16a,16b,16c,16dの
いずれかに異常が発生(ステップ404)、この異常が
発生すると、図9(ハ)の如くこの異常のシンクロ表示
と、中間穀粒量の表示との両者を交互に所定時間間隔、
例えば3秒間隔で表示する(ステップ405)。
【0025】上記により、異常発生のときは、その発生
のときの穀粒量と異常との両者が交互に表示されること
により、作業者は機械の状態を確実に認識することがで
きることにより、作業の継続及び穀粒が籾タンク5から
の溢れ出し等の防止が容易である。以下、上記実施例の
作用について説明する。
【0026】コンバイン1の各部は、各種自動設定手段
16a,16b,16c,16dの操作で設定された設
定内容に制御しながら、該コンバイン1の走行装置2が
走行し、刈取装置3で穀稈を刈取りして、刈取穀稈は脱
穀装置4内へ供給されて脱穀され、脱穀済み穀粒は、籾
貯留タンク5内へ供給され、この貯留される穀粒量は、
各籾センサ9a,9b,9cで検出され、排稈は、カッ
タ8で所定長さに切断されて圃場へ排出される。
【0027】この刈取脱穀作業中は、各籾センサ9a,
9b,9cで検出される貯留穀粒量及び各自動設定手段
16a,16b,16c,16d等に異常が発生する
と、これらは操作装置11の表示手段13へ文字、又は
絵等で表示されるが、該表示手段13へ該各自動設定手
段16a,16b,16c,16d等に異常が発生し、
この発生した異常を該表示手段13へ表示中であるが、
刈取脱穀作業には支障のない故障状態であり、刈取脱穀
作業が継続され、この作業継続中に、該籾センサ9cが
穀粒満量を検出すると、制御装置14で表示中の異常表
示が中止され、かわってこの検出した穀粒満量を優先制
御して、該表示手段13へ表示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】画面表示の例を示す図である。
【図2】フロ−チャ−トである。
【図3】ブロック図である。
【図4】コンバインの全体側面図である。
【図5】画面表示の例を示す図である。
【図6】フロ−チャ−トである。
【図7】画面表示の例を示す図である。
【図8】フロ−チャ−トである。
【図9】画面表示の例を示す図である。
【図10】フロ−チャ−トである。
【符号の説明】 走行装置 刈取装置 脱穀装置 5 籾貯留タンク 運転席 9a 籾センサ 9b 籾センサ 9c 籾センサ 11 操作装置 13 表示手段 16a 自動設定手段 16b 自動設定手段 16c 自動設定手段 16d 自動設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−225816(JP,A) 特開 平4−335819(JP,A) 特開 平5−84011(JP,A) 実開 昭59−63790(JP,U) 実開 昭61−172397(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 41/12 A01F 12/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置2と刈取装置3と脱穀装置4と
    籾貯留タンク5と運転席6とを有するコンバインにおい
    て、前記籾貯留タンク5内部の貯留穀粒量を検出する複
    数の籾センサ9a,9b,9cを上下方向の最下位置か
    ら中間位置及び最上位置にかけて各々配置し、前記運転
    席6付近に各種項目を文字及び絵によって液晶表示でき
    る単一の表示手段13を設け、各種自動設定手段16
    a,16b,16c,16dの操作で設定された設定内
    容に自動制御しながら刈取脱穀作業を行って前記最下位
    置の籾センサ9aが穀粒を検出すると前記表示手段13
    に籾を意味する文字の文字表示と共にこの最小貯留状態
    の絵が絵表示(イ)され、前記中間位置の籾センサ9b
    が中間穀粒量を検出すると前記表示手段13に籾を意味
    する文字の文字表示と共にこの中間貯留状態の絵が絵表
    示(ロ)され、前記自動設定手段16a,16b,16
    c,16dに異常が発生すると前記表示手段13にこの
    異常状態を文字表示し、この異常状態発生のまま刈取脱
    穀作業が継続されて前記最上位置の籾センサ9cによっ
    て穀粒満量状態が検出されると、前記の異常状態の文字
    表示よりもこの穀粒満量状態の表示を優先して前記表示
    手段13に該穀粒満量状態を意味する文字を文字表示
    (ニ)するように構成したことを特徴とするコンバイン
    のモニタ装置。
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