JP3351416B2 - 円筒形リチウムイオン二次電池 - Google Patents

円筒形リチウムイオン二次電池

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lithium ion
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秀輝 岡田
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Panasonic Holdings Corp
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    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒形リチウムイ
オン二次電池の、特にその上部絶縁板の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やノートパソコン等の、
ポータブル・コードレス機器の普及により、その電源で
ある電池の需要が高まっている。特に、小型・軽量でエ
ネルギー密度が高く、繰り返し充放電が可能な二次電池
の開発が要望されている。このような電池として非水電
解液二次電池、特に、正極にコバルト酸リチウムなどの
リチウム含有複合酸化物、負極に炭素材料などを用いた
リチウムイオン二次電池の研究、開発が活発に行われて
いる。
【0003】図1に正極にLiCoO2、負極にリチウ
ムを吸蔵、放出可能な炭素材料を使用した円筒形リチウ
ムイオン二次電池の縦断面図を示す。図において、2は
ステンレス鋼板を加工した電池ケース、5は封口蓋、1
は極板群である。極板群は正極板及び負極板をセパレー
タを介して複数回渦巻状に巻回したものである。
【0004】そして前記正極板からは正極リード4が引
き出されて封口蓋に接続され、負極板からは負極リード
3が引き出されて電池ケース2の内底部に接続されてい
る。6は極板群の上部絶縁板で、7は極板群の下部絶縁
板である。また、電池ケース開口部をかしめることによ
り電池を封口している。
【0005】上記構成の円筒形電池を落下した場合、極
板群が電池ケース内で移動し、正極もしくは負極の一部
が他極と接続された封口板もしくは電池ケースと接触し
内部短絡を起こす危険性がある。そのため極板群の上
部、下部に前記の絶縁板を配置して内部短絡を防止して
いる。この絶縁板はその外周形状が電池ケースの内周形
状に沿う形状とする事が一般的である。円筒形電池の場
合、上部絶縁板は、図3に示した様なリング状のもの等
が提案されている。(例えば、特開平9−283111
公報)
【0006】この様な構造であれば、通常の使用では上
記の内部短絡を防止可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の上部絶縁板では、過度な振動や衝撃を受けた際、極
板群の中心部がタケノコ状に動き、内部短絡する問題点
があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、過度な振動や衝撃を受けた場合においても極板群
が動かず内部短絡しない、且つ量産性にも優れた信頼性
の高い円筒形リチウムイオン二次電池を得ることを目的
とする。
【0009】
【発明の実施の形態】この目的を達成するために本発明
の円筒形リチウムイオン二次電池は、円筒形電池ケース
内に収容された極板群の上部に円形絶縁板を配してお
、前記絶縁板は、外周部に前記極板群から導出された
正極リードが配される切り欠き部を有するとともに
部に少なくとも位置決めの用に供せられる切り抜き部を
有してなり、さらに前記切り欠き部の切り欠き寸法を
A、切り欠き後の絶縁板幅寸法をB、電池ケース内径寸
法をCとした場合、C=2A+B、B=0.55C〜
0.70Cが成立することを特徴とする。
【0010】本発明の円筒形リチウムイオン二次電池
は、過度な振動や衝撃を受けた場合においても、極板群
の中心部がタケノコ状に動くこと無く、内部短絡の問題
がないとともに形状が対称的であるため量産性にも優れ
る。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。
【0012】(実施例)本発明で用いた円筒形リチウム
イオン二次電池は、図1の縦断面図に示した構成であ
り、上部絶縁板のみ入れ替えて作製した。尚、電池ケー
ス2の外径は17.9mm、内径は17.5mm、溝部
8の内径は15.0mm、電池ケース底部から電池開口
端部までは65.0mm、極板群は外径17.0mm、
長さ60.0mmである。
【0013】本実施例の上部絶縁板形状は図2の通りで
あり、極板群1から導出された正極リード4が配される
切り欠き部を有している。図2に示す上部絶縁板は、絶
縁板の中心を対象な形状を有する切り欠き部が2カ所設
けられている。また、上部絶縁板の内部には、切り抜き
部が設けられている。極板群1の上部に配する工程は、
この切り抜き部により位置決めを行うものであり、外周
形状のみ位置決めを行う場合に比較して高い位置決め精
度を得ることができる。本実施形態に係る切り抜き部で
は、切り欠き部と同様に対象形状に形成されている。
尚、上部絶縁板の材質はポリプロピレン樹脂である。図
2のB寸法は、電池ケース内径Cに対して、0.45
C、0.50C、0.55C、0.60C、0.65
C、0.70C、0.75Cの7通りを用いた。厚み
は、0.5mmのものを用いた。
【0014】(比較例)比較例の上部絶縁板形状は図3
の通りである。材質はポリプロピレン樹脂であり、厚み
は、0.5mmである。
【0015】比較例と本実施例の上部絶縁板を用いた充
電状態の電池を過度に落下して、内部短絡の有無を評価
した。試験数はいずれも50個。落下条件は、高さ2
m、落下回数50回とした。落下前後で開路電圧を測定
した。各々の上記測定値と内部短絡の有無を(表1)に
示す。
【0016】
【表1】
【0017】この(表1)より明らかなように、比較例
の電池と実施例のB寸法が0.50C以下の電池は、落
下後の開路電圧が低下しており内部短絡している事がわ
かる。つまり、B=0.55C以上である実施例の形状
の上部絶縁板は、電池を落下しても群がタケノコ状に移
動しないため内部短絡しないと推定される。
【0018】次に量産時における正極リードの噛み込み
の有無を調べるため、実施例の上部絶縁板を用い、上部
絶縁板供給工程で流しテストを行った。その結果を(表
2)に示す。
【0019】
【表2】
【0020】上部絶縁板挿入工程は電池ケース内の極板
群の正極リードに対して、上部絶縁板を位置決めして挿
入する必要がある。図2の対称形状であれば、上部絶縁
板のどちらかの切り欠き部に正極リードが配置される様
に位置決めすれば良いことから、正極リードを配置する
工程の生産性が向上する。また、図2の形状であれば位
置決め容易である。このため、位置決め精度の低さに
起因する不具合、すなわち正極リードの噛み込み等が生
じないことを確認できた。しかし、(表2)より明らか
なように、B=0.75Cになると、正極リードが上部
絶縁板の下に噛み込みが生じている。これは、上部絶縁
板の位置決め精度は確保できているが、B寸法(絶縁板
の幅)が長すぎることから、正極リードが配される切り
欠き部の寸法が不十分となり、上部絶縁板に正極リード
が噛み込んだと推定される。
【0021】尚、本実施例の上部絶縁板の厚みは、0.
5mmのものを用いたが、0.5〜0.8mmの範囲で
同様の結果が得られた。厚みが、0.8mmより厚くな
ると電池内への挿入にトラブルが生じることがわかって
いる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、外周部に正極リードが配
される切り欠き部を設けると共に、内部に少なくとも位
置決めの用に供せられる切り抜き部を設け、さらに前記
切り欠き部の寸法を、絶縁板幅寸法、及び電池ケース内
径寸法に対して規定することで、電池を過度に落下して
も内部短絡せず、量産性にも優れた円筒形リチウムイオ
ン二次電池を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】円筒形リチウムイオン二次電池の縦断面図
【図2】本発明の上部絶縁板の形状を示す図
【図3】従来の上部絶縁板の形状を示す図
【符号の説明】
1 極板群 2 電池ケース 3 負極リード 4 正極リード 5 封口蓋 6 上部絶縁板 7 下部絶縁板 8 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 幸正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−250874(JP,A) 特開 平1−294355(JP,A) 実開 昭63−35258(JP,U) 実開 昭63−176269(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/34 H01M 10/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形電池ケース内に収容された極板群
    の上部に円形絶縁板が配された円筒形リチウムイオン二
    次電池であって、前記絶縁板は、外周部に前記極板群か
    ら導出された正極リードが配される切り欠き部を有する
    とともに内部に少なくとも位置決めの用に供せられる
    切り抜き部を有してなり、さらに前記切り欠き部の切り
    欠き寸法をA、切り欠き後の絶縁板幅寸法をB、電池ケ
    ース内径寸法をCとした場合、C=2A+B、B=0.
    55C〜0.70Cが成立することを特徴とする円筒形
    リチウムイオン二次電池。
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