JP3351108B2 - ハイブリッド励磁形永久磁石回転機を用いた駆動機構 - Google Patents

ハイブリッド励磁形永久磁石回転機を用いた駆動機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハイブリッド励磁形永久
磁石回転機を用いた駆動機構に関し、永久磁石回転機が
発電状態になったときに発電電圧が過大になることを防
ぎ安全性を向上させたものであり、電気自動車等に適用
して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、Hybride Permane
nt Mgnet モータ(以下「HPMモータ」と略
称する)と称するハイブリッド励磁形永久磁石電動機が
開発されている。このHPMモータを図3〜図7を参照
して説明する。
【0003】図3において、1は固定子である電機子、
2はこの電機子の鉄心、3は電機子巻線、4は円筒形の
ヨークである。これらのうち、電機子鉄心2は、軸方向
に関し2分割された成層鉄心であり、片側の部分がN極
側鉄心2a、他の片側の部分がS極側鉄心2bとして構
成してあり、N極側鉄心2aとS極側鉄心2bとの間に
は、図6に示すリング状の直流の励磁巻線5が配設して
ある。
【0004】そして、N極側鉄心2aとS極側鉄心2b
とは、ヨーク4によって磁気的に結合し、かつ機械的に
支持するように構成してある。また、電機子巻線3は、
N極側鉄心2aとS極側鉄心2bとに亘って配設してあ
る。
【0005】励磁巻線5は、図6の如くリング状に巻回
された電線5aを絶縁処理したもので、電源容量や機械
寸法に合わせて必要な起磁力を生ずるように十分なター
ン数を巻回している。
【0006】他方、回転子11は、回転子鉄心12と永
久磁石13とを有し、これらのうち回転子鉄心12はシ
ャフト15に連結したヨーク14で支持固定している。
回転子鉄心12は、部分的に突き出た構造で突極状をな
し、永久磁石13を備える部分以外の個所が突極状部1
2aとなるように構成してある。この突極状部12a
は、固定子のN極側鉄心2aとS極側鉄心2bとに対応
して設けてあり、N極側突極状部12aNとS極側突極
状部12aSとに分けてある。
【0007】すなわち、突極状部12aは、固定子のN
極側鉄心2aとS極側鉄心2bとの軸方向の長さに対応
して形成してあり、しかも周方向に一定幅を有してN極
側突極状部12aN及びS極側突極状部12aSとして
存在する。そして、N極側突極状部12aNには、周方
向に隣り合ってN極永久磁石13が、図4(a)に示す
ように配置してあり、またS極側突極状部12aSにも
周方向に隣り合ってS極永久磁石13が、図4(b)に
示すように配置してある。かくして、軸方向には、N極
側突極状部12aNとS極永久磁石13とが並び、また
N極永久磁石13とS極側突極状部12aSとが並ぶ構
造となっている。
【0008】この結果、回転子11は、図5に示すよう
に、N極側突極状部12aNとN極永久磁石13とを周
方向に交互に配置するとともに、軸方向に励磁巻線5の
幅の分だけ隔たってS極側突極状部12aSとS極永久
磁石13とを周方向に交互に配置し、しかも軸方向には
突極状部12aと永久磁石13とが並ぶ構造となってい
る。このとき、突極状部12aは、周方向に永久磁石1
3の極数と同じ数だけ形成してある。
【0009】図4,図5に示す例は永久磁石13を6極
配置した例を示しているが、極数はこれに限らず8極等
種々の極数が考えられる。
【0010】また、図3,図4では回転子鉄心12の突
極状部12aの表面と永久磁石13の表面とが同一円周
面を形成するように構成されているが、ギャップを小さ
くして突極状部12aを通る有効磁束を多くするよう突
極状部12aの突き出し量を永久磁石13の厚さより大
きくできる。更に、図4,図5では永久磁石13と突極
状部12aの幅を同じ幅としたが、上述と同様磁束を多
くするため突極状部12aの幅を永久磁石13より広げ
るようにしてもよい。なお、回転子鉄心12は塊状鉄心
でもよい。
【0011】図3において、永久磁石13は回転子鉄心
12の突極状部12a以外の所定個所に張り付けて固定
するとともに、回転子鉄心12は円筒形のヨーク14に
挿着して支持する。
【0012】HPMモータの構造は、図3〜図6の如く
であるが、ここで、かかる構造を採用したことに伴なう
磁束の制御動作について述べる。
【0013】図3に示す直流の励磁巻線5に直流電流を
流した場合、例えば図3中の実線のように、電機子のヨ
ーク4→S極側鉄心2b→ギャップ→S極側突極状部1
2aS→回転子鉄心12→回転子ヨーク14→回転子鉄
心12→N極側突極状部12aN→ギャップ→N極側鉄
心2a→ヨーク4という具合に閉磁路が形成される。こ
の場合、磁束の方向は、直流電流の向きにより制御で
き、大きさは電流の大きさにより制御できる。したがっ
て、励磁巻線5による直流磁束の発生を伴なう磁束の調
整は次のようになる。
【0014】〈直流励磁電流0の場合〉直流励磁電流に
よる磁束は存在せず、永久磁石13による磁束のみとな
る。つまり、N極永久磁石13からの磁束は、ギャップ
→N極側鉄心2a→電機子ヨーク4→S極側鉄心2b→
ギャップ→S極永久磁石13→回転子鉄心12→回転子
ヨーク14→回転子鉄心12→N極永久磁石13からな
る経路を辿る。この場合、ギャップ磁束は、永久磁石1
3の残留磁束密度(磁石の特性)と表面積で決まること
になる。
【0015】かかる状態を回転子表面での磁束としてみ
ると、図7(b)に示すようになり、N極永久磁石13
から電機子ヨーク4を通りS極永久磁石13に至り、S
極永久磁石13から回転子ヨーク14を通りN極永久磁
石13に至る。
【0016】したがって、回転子の回転によって電機子
巻線3を構成する各コイルは、N極またはS極の何れか
一方の極の磁束を切ることとなり、この結果電機子巻線
3には回転数と極数とによって定まる周波数の交流電圧
が誘起される。なお、IDCは直流励磁電流を示す。
【0017】こうして、本例のIDC=0の場合には、永
久磁石13によって生ずる誘起電圧と電源電圧とにより
決まる最大回転数が得られる。
【0018】〈直流励磁電流による磁束が永久磁石13
の磁束と同一方向となる場合、(I DC>0の場合)〉永
久磁石13による磁束はN極永久磁石13とS極永久磁
石13とで発生することに変りはない。
【0019】一方、直流の励磁巻線5による磁束は、磁
気抵抗が小さな経路を通り、S極側鉄心2b→ギャップ
→S極側突極状部12aS→回転子鉄心12→回転子ヨ
ーク14→回転子鉄心12→N極側突極状部12aN→
ギャップ→N極側鉄心2a→電機子ヨーク4を通る。こ
の場合、永久磁石13による透磁率は空気に近く、磁気
抵抗が大きいため、直流磁束は突極状部12aを通る。
【0020】この結果、回転子表面での合成磁束数をみ
ると、図7(a)の如くN極側突極状部12aNから出
た磁束が軸方向に並んでいるS極永久磁石13へ至り、
N極永久磁石13から出た磁束が軸方向に並んでいるS
極側突極状部12aSへ至ることになる。
【0021】したがって、電機子巻線3を構成する軸方
向に沿って配列された各コイルでは、N極側で切る磁束
の方向とS極側で切る磁束の方向が逆となり、互いに反
対方向の誘起電圧が生じ、全体として誘起電圧が減少す
る。
【0022】つまり、直流励磁電流の大きさによって、
誘起電圧が小さくでき、その大きさによっては誘起電圧
を0とすることができる。
【0023】かくして、永久磁石13の磁束と同一方向
の磁束を作ることによって、等価的に界磁磁束を弱める
(減磁する)こととなる。
【0024】〈直流励磁電流による磁束が永久磁石13
の磁束と異なる(反対)方向となる場合、(IDC<0の
場合)〉この場合についても永久磁石13による磁束
は、N極永久磁石13とS極永久磁石13とで発生する
ことに変わりはない。
【0025】一方、直流の励磁巻線5による磁束は、や
はり磁気抵抗の小さな経路を通り、N極側鉄心2a→ギ
ャップ→N極側突極状部12aN→回転子鉄心12→回
転子ヨーク14→回転子鉄心12→S極側突極状部12
aS→ギャップ→S極側鉄心2b→電機子ヨーク4を通
る。
【0026】この結果、回転子表面での合成磁束をみる
と、図7(c)の如くN極永久磁石13から出た磁束が
周方向に隣り合うN極側突極状部12aNへ至り、また
S極側突極状部12aSから出た磁束が周方向に隣り合
うS極永久磁石13へ至ることになる。
【0027】したがって、電機子巻線3を構成する軸方
向に沿ってスロット内を通る各コイルでは、N極側で切
る磁束の方向とS極側で切る磁束の方向とが同方向とな
り、同一方向の誘起電圧が生じ、全体として誘起電圧が
増加する。すなわち、直流励磁電流の大きさによって誘
起電圧を調整し、この結果、界磁磁束を制御して永久磁
石形回転電機の速度制御に資することができる。
【0028】上述したHPMモータを用いて電気自動車
の駆動機構を構成した場合の回路構成を、図8を参照し
て説明する。図8において、51は直流電池、52はコ
ンデンサ、53は変換器、54は前述したのと同じ構成
のHPMモータである。
【0029】変換器53は、例えば図9に示すように、
トランジスタTU ,TV ,TW ,T X ,TY ,TZ 及び
ダイオードDU ,DV ,DW ,DX ,DY ,DZ で構成
されている。
【0030】力行運転時には、直流電池51の直流電流
を、変換器53のトランジスタTのスイッチング動作に
より適切な交流に変換し、変換した交流電流をHPMモ
ータ54に与えてHPMモータ54を駆動する。この場
合、HPMモータ54の励磁巻線5に流す直流電流を調
整することによってモータ回転数制御をすることができ
る。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す電気自動車
の駆動機構では、坂道などを下るような、外部からエネ
ルギーが供給される運転状態になるとHPMモータ54
が発電動作を行うようになる。HPMモータ54の発電
電圧は界磁の大きさと回転数に比例するため、坂が急な
場合などで降りる速度が高速になる場合は回転数の関係
で発電電圧が高くなる。そして、条件によっては変換器
53などの定格電圧以上の電圧を発生することが予想さ
れる。
【0032】一般的な変換器53は図9のような構成を
取っている。この変換器53のすべてのトンラジスタT
を開放状態にしても、ダイオードDにより交流側から直
流側への整流回路が構成される。よって、交流側の電圧
が十分高くなると直流側への整流が行われ、交流側から
負荷側へのエネルギーが流れる。このエネルギー量が大
きい場合には、なんらかの方法で電圧の上昇分のエネル
ギーを吸収、あるいは消費する必要がある。
【0033】まず、消費ついて検討すると、負荷抵抗器
などを搭載するのは重量、スペース、コストのすべての
面においてデメリットであるため実用的でない。
【0034】次に、自動車内部の電池51、コンデンサ
52などに発電エネルギーを吸収させる方法が考えられ
るが、電池51については充電能力と過充電による寿命
の低下の問題、コンデンサ52については容量の問題が
あり、実現には問題が多い。特に、電池への充電につい
ては、フル充電直後の状態では不可能である。
【0035】本発明は、上記従来技術に鑑み、発電運転
状態でHPMモータが高速回転しても発電電圧が過大に
なるのを防ぐようにしたハイブリッド励磁形永久磁石回
転機を用いた駆動機構を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、軸方向に並んで配置されたN極側電機子鉄
心及びS極側電機子鉄心と、N極側及びS極側の電機子
鉄心に亘り配設されたヨーク及び電機子巻線と、N極側
及びS極側の電機子鉄心の間の位置で周方向に沿い配置
された励磁巻線とでなる固定子と、回転子鉄心と、前記
N極側電機子鉄心に対面する回転子鉄心面に配置され且
つ周方向に関し間隔をあけて交互に備えられた複数個の
N極永久磁石及びN極側突極状部と、前記S極側電機子
鉄心に対面する回転子鉄心面に配置され且つ周方向に関
し間隔をあけると共に前記N極永久磁石の配置ピッチか
らずれた配置ピッチで交互に備えられた複数個のS極永
久磁石及びS極側突極状部とでなる回転子とで構成した
ハイブリッド励磁形永久磁石回転機と、直流電源と、力
行運転時には前記直流電源から出力される直流電流を交
流電流に変換し変換した交流電流を前記ハイブリッド励
磁形永久磁石回転機に供給すると共に、前記ハイブリッ
ド励磁形永久磁石回転機が外部エネルギーにより回転さ
せられて発電動作を行うときには発電された交流電流を
直流電流に変換し変換した直流電流を前記直流電源へ送
る変換器とを有するハイブリッド励磁形永久磁石回転機
を用いた駆動機構において、前記励磁巻線に併走した状
態で前記固定子に備えられ、前記ハイブリッド励磁形永
久磁石回転機が発電動作をした際に前記交換器から出力
される直流電流が流されて前記N極永久磁石及びS極永
久磁石の磁束を減じさせる磁束を発生する緊急消磁巻線
を備えたことを特徴とする。
【0037】
【作用】本発明では、永久磁石回転機が発電状態になる
と、発電された交流電流が直流電流に変換され、この直
流電流が緊急消磁巻線に流れ、緊急消磁巻線の磁束によ
り界磁が弱められ、発電電圧が低下する。
【0038】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。なお従来技術と同一部分には同一符号を付し
重複する説明は省略する。
【0039】図1は本発明の駆動機構を電気自動車に適
用した例を示す。同図において51は直流電池、52は
コンデンサ、53は変換器であり、これらは図8,図9
に示す従来のものと同様である。
【0040】HPMモータ54は、基本構成は従来のも
のと同じであるが、図1及び図2に示すように、更に緊
急消磁巻線60を備えている。この緊急消磁巻線60
は、励磁巻線5に併走した状態でHPMモータ54の固
定子に備えられている。
【0041】一方、ダイオードD60は。アノードが直流
電池51側に、カソードが変換器53側に接続されてお
り、緊急消磁巻線60の両端がダイオードD60のアノー
ド及びカソードに接続されている。したがって図1にお
いて、矢印A方向に電流が流れたときには緊急消磁巻線
60には電流が流れず、矢印B方向に電流が流れたとき
に緊急消磁巻線60に電流が流れる。
【0042】緊急消磁巻線60に電流が流れると磁束が
生じるが、この磁束が図1中で実線の矢印で示す経路に
沿い流れて、永久磁石13の界磁磁束を弱めるように、
緊急消磁巻線60の配線巻方向を定めている。
【0043】上述した構成となっている本実施例の電気
自動車の駆動機構では、通常の力行運転中は、直流電池
51から変換器53に向い(矢印A方向に)電流が流れ
緊急消磁巻線60には電流が流れない。
【0044】一方、坂道を下るときのようにHPMモー
タ54に外部からエネルギーが供給される発電運転状態
になると、HPMモータ54の発電電圧が高くなって変
換器53から電流が矢印B方向に流れ、発電電圧に比例
した大きさの電流が緊急消磁巻線60に流れる。これに
よってHPMモータ4が減磁運転になるため発電電圧は
低下し、変換器53やコンデンサ52に対するエネルギ
ー供給は少なくなって保護が行える。
【0045】本発明では半導体スイッチなどの制御が必
要な素子を用いていないため、事故などで制御系が停止
している状態でも保護が自動的に働く。また2巻の巻線
5,60を備えることについては、構成を一部変更する
だけで済み、また重量増加はわずかであり、容易に実現
することができる。また本発明は電気自動車に限らず各
種の駆動機構に適用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、永久磁石回転機が発電運転状態にな
り発電電圧が高くなったら、緊急消磁巻線に電流が流れ
永久磁石回転機の界磁を弱めるようにしたため、変換器
に過電圧が印加されることを防ぎ安全性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハイブリッド励磁形永久磁石回転機を
用いた駆動機構を電気自動車に適用した実施例を示す回
路構成図。
【図2】実施例に用いるHPMモータを示す構成図。
【図3】従来のHPMモータを示す構成図。
【図4】HPMモータの回転子をa,b方向から見た側
面図。
【図5】HPMモータの回転子を示す斜視図。
【図6】HPMモータの励磁巻線を示す構成図。
【図7】HPMモータの磁束状態を示す説明図。
【図8】HPMモータを用いた従来の電気自動車の駆動
機構を示す回路構成図。
【図9】変換器を示す回路構成図。
【符号の説明】
1 電機子 2 電機子鉄心 2a N極側鉄心 2b S極側鉄心 3 電機子巻線 4 ヨーク 5 励磁巻線 5a 電線 11 回転子 12 回転子鉄心 12a 突極状部 12aN N極側突極状部 12aS S極側突極状部 13 永久磁石 14 ヨーク 15 シャフト 51 直流電池 52 コンデンサ 53 変換器 54 HPMモータ 60 緊急消磁巻線 D60 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 21/20 H02K 21/12 H02K 29/00 H02P 6/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に並んで配置されたN極側電機子
    鉄心及びS極側電機子鉄心と、N極側及びS極側の電機
    子鉄心に亘り配設されたヨーク及び電機子巻線と、N極
    側及びS極側の電機子鉄心の間の位置で周方向に沿い配
    置された励磁巻線とでなる固定子と、回転子鉄心と、前
    記N極側電機子鉄心に対面する回転子鉄心面に配置され
    且つ周方向に関し間隔をあけて交互に備えられた複数個
    のN極永久磁石及びN極側突極状部と、前記S極側電機
    子鉄心に対面する回転子鉄心面に配置され且つ周方向に
    関し間隔をあけると共に前記N極永久磁石の配置ピッチ
    からずれた配置ピッチで交互に備えられた複数個のS極
    永久磁石及びS極側突極状部とでなる回転子とで構成し
    たハイブリッド励磁形永久磁石回転機と、 直流電源と、 力行運転時には前記直流電源から出力される直流電流を
    交流電流に変換し変換した交流電流を前記ハイブリッド
    励磁形永久磁石回転機に供給すると共に、前記ハイブリ
    ッド励磁形永久磁石回転機が外部エネルギーにより回転
    させられて発電動作を行うときには発電された交流電流
    を直流電流に変換し変換した直流電流を前記直流電源へ
    送る変換器とを有するハイブリッド励磁形永久磁石回転
    機を用いた駆動機構において、 前記励磁巻線に併走した状態で前記固定子に備えられ、
    前記ハイブリッド励磁形永久磁石回転機が発電動作をし
    た際に前記変換器から出力される直流電流が流されて前
    記N極永久磁石及びS極永久磁石の磁束を減じさせる磁
    束を発生する緊急消磁巻線を備えたことを特徴とするハ
    イブリッド励磁形永久磁石回転機を用いた駆動機構。
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