JP3350567B2 - リラクタンスモーター - Google Patents
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Description
使用されるリラクタンス(磁気抵抗)モーターに係るも
ので、詳しくは、2個のセンサーを有した制御機構のみ
で高トルクを得るようにし、構造を簡単化したリラクタ
ンス(磁気抵抗)モーターに関するものである。
ターにおいては、比較的簡単な制御方式を有し、製作が
容易で、価格も低廉であるため、直接駆動方式洗濯機又
は真空清掃機等の動力源として適用されている。そし
て、従来、リラクタンスモーターにおいては、図9及び
図10に示したように、複数個の突極3が内方向きに突
設されモーターのハウジング内方側周壁に固定された固
定子1と、複数個の突極4が外方向きに突設され前記固
定子(1)の突極3内方側で回動するように回転軸2a
に軸支された回転子2と、前記固定子1の各突極3に所
定の相をなすように夫々巻回された巻線5と、前記回転
子2の位置を検出する位置検出装置(図示せず)と、該
位置検出装置の検出信号により各相の励磁信号を発生
し、各相の巻線に電源を供する制御部(図示せず)と、
を備えて3相又は4相のリラクタンスモーターが構成さ
れ、それら3相モーター及び4相モーターにおける固定
子及び回転子の突極数は夫々6:4及び8:6の比率に
構成されていた。
クタンスモーターにおいては、前記固定子1の巻線5が
励磁されると、該固定子1の突極3と回転子2の突極4
間のリラクタンス(磁気抵抗)が最小になる方向に回転
力が発生し、該回転力が連続して発生するように固定子
1の巻線が順次励磁されてモーターが駆動されるが、こ
の場合、前記位置検出装置により回転子2の位置が検知
されて位置検出信号が発生され、該位置検出信号の論理
和により各相が順次励磁される。
図11に示したように、固定子1の突極数と回転子2の
突極数との比が6:4に構成され、4相リラクタンスモ
ーターの場合は図13に示したように固定子1及び回転
子の突極数の比が8:6に構成されるが、通常、低速に
おいて高トルクを得るため、それら6:4及び8:6の
比率を基準にし、6:4及び8:6の倍数に固定子1及
び回転子2の突極数を増設してリラクタンスモーターを
構成していた。即ち、米国特許第4,998,052号
に開示されたように、3相リラクタンスモーターの場
合、前記6:4の比率を基準にして固定子1の突極3数
を18個乃至30個まで増設して使用し、回転子2の突
極4数を12個乃至20個まで増設して使用していた。
前記8:6の比率を基準に、固定子1の突極数を24個
乃至40個まで増設して使用し、回転子2の突極数は1
8個乃至30個まで増設して使用していた。又、前記位
置検出装置においては、図11乃至図13に示したよう
に、3相モーターの場合は3個、4相モーターの場合は
4個のオプチカルセンサー(S1..S3),(S1..S
4)が夫々モーターハウジング内方側に設置され、前記
回転子2と同様な形状を有し、該回転子2と一緒に回動
するセンサーディスク6が前記回転軸2aに軸支され、
それらセンサーにより検知した位置検出信号が制御部
(図示せず)で論理和され、各相が順次駆動されるよう
になっていた。
前記回転子2の突極4と同数の羽根7が夫々形成され、
該センサーディスク6の回動によりそれら羽根7が前記
センサー(S1..S3),(S1..S4)間を通過する
とき、該センサー(S1..S3),(S1..S4)によ
りそれら羽根7の通過状態が感知され、検出信号が発生
されるようになっていた。即ち、図11に示したよう
に、3相モーターの場合は該センサーディスク6上に3
0゜の円周角部を有した羽根7が夫々90゜の円周角部
を置いて構成され、3個のセンサー(S1..S3)が夫
々同心円上に120゜の間隔を有して配置されて、前記
センサーディスク6の各羽根7の通過を検知し、図12
に示したように、それらセンサー(S1..S3)の検出
信号が夫々S1,S2,S3に出力されて前記制御部に
より夫々a相励磁信号(/S1・S2)、b相励磁信号
(S1・/S2)及びc相励磁信号(S1・S2)に生
成され、各相を励磁させるスイッチング素子のベース又
はゲート駆動信号として印加され、モーターを反時計方
向に駆動させるようになっていた。
々a→b→cの順に印加すると前記回転子2は反時計方
向に回転され、それら相励磁信号がa→c→bの順に印
加すると回転子2は時計方向に回転される。このとき、
2個のセンサーのみで相励磁信号を発生し得るが、回転
方向に従い進相角度を反対に考慮すべきであるので、3
個のセンサーが必要となる。
したように、前記センサーディスク6に前記羽根7が夫
々60゜の円周角部位を有して形成され、それら羽根7
の占める円周角部位は18゜で、それら羽根7間の間隔
部の円周角部位は42゜を夫々占めるようになってい
た。結局、前記センサー(S1..S4)は同心円周上に
45゜の間隔を有して夫々配置され、それらセンサー
(S1..S4)は同心円周上に45゜の間隔を有して夫
々配置され、それらセンサー(S1..S4)が前記セン
サーディスク6の各羽根7の通過を順次検出するように
なる。
ンサー(S1..S4)の検出信号は18゜円周角部位の
間は低電位信号で、42゜円周角部位の間は高電位信号
のS1,S2,S3,S4信号に出力され、前記制御部
により夫々a相励磁信号(/S1,S4)、b相励磁信
号(S3・/S4)、c相励磁信号(S2/S3)及び
d相励磁信号(S1・/S2)に生成され、モーターを
反時計方向に駆動させるようになっていた。この場合、
それら相励磁信号がa→b→c→dの順に印加すると、
前記回転子2は反時計方向に回転され、それら相励磁信
号がa→d→c→bの順に印加すると回転子2は時計方
向に回転される。
来リラクタンス(磁気抵抗)モーターにおいては、3相
モーターの場合は3個、4相モーターの場合は4個のセ
ンサーを夫々必要とし、それらセンサーで検出した信号
と回転子の正/逆方向進相角度とを考慮して相励磁信号
を発生するようになるため、制御部及びモーターの構造
が複雑になり、原価が上昇して洗濯機用には不適である
という不都合な点があった。
相モーターの場合は45゜の円周角部間隔を夫々置いて
各センサーを設置しなければならず、それらセンサーの
設置位置が正確に合わないと、それらセンサーの位置検
出信号に無信号又は信号重畳区間が発生して誤差が発生
され、該誤差の発生区間にモーターが停止した場合は該
モーターのスタートが難しくなるという不都合な点があ
った。
び回転子の各突極の設置数を、夫々3相の場合は6:
4、4相の場合は8:6の比率に、3倍乃至5倍まで増
設するようになるので、モーターの構造が複雑になり、
容積も大きくなって、原価が上昇するという不都合な点
があった。本発明の目的は、2個のセンサーのみで回転
子の位置を検出し該回転子の正/逆回転を制御し得るよ
うにした簡単な構造のリラクタンスモーターを提供しよ
うとするものである。
ーを同一直線上に簡便に設置して回転子の位置を検出し
得るようにし、モーターの組み立てを簡便にし、センサ
ーの設置位置によるエラーを防止し得るようにしたリラ
クタンスモーターを提供しようとするものである。又、
本発明の他の目的は、進相角度がコンダクタンス角度の
左右側に形成されるようにセンサー及びセンサーディス
クを設置し、回転子の正/逆方向回転時に、夫々同様な
進相角度を得るようにして製品の信頼性を向上させたリ
ラクタンスモーターを提供しようとするものである。
び回転子の設置突極数を相別に6:4及び8:6の比率
の2倍数である12:8及び16:12未満の数に夫々
設置しても、所定の低速で高トルクを十分得るようにし
たリラクタンスモーターを提供しようとするものであ
る。
されモーターハウジング内方側に固定された固定子と、
複数個の突極を有し前記固定子の突極内方側で回動され
るように軸支された回転子と、前記固定子の各突極に3
相又は4相の形態に巻回されモーターの駆動力を発生す
る励磁巻線と、前記回転子と一緒に回動するセンサーデ
ィスク及びモーターハウジング内方側に設置された2個
のセンサーを有しその回転子の位置を検出する位置検出
装置と、該位置検出装置の位置検出信号により前記励磁
巻線の各相を順次励磁させる相励磁信号を発生し励磁巻
線に各相別の電源を供給する制御部とを備え、前記固定
子及び回転子の設置突極数が6:4及び8:6の比率
中、任意の一つの比率の2倍数個に設置され、前記セン
サーディスクは、円板状に形成されて該円板周辺部内外
方側2個の同心円上に所定個数の開口部が所定間隔の間
隔部を置いて夫々穿孔形成されるが、外方側同心円上に
形成される各開口部及び間隔部と内方側同心円上に形成
される各開口部及び間隔部との占める各円周角部が夫々
1/2円周角部ずつ重畳されるように形成され、前記2
個のセンサーは、前記固定子の任意の突極の中央を通過
する中心線(突極を通過する固定子の直径)と一致する
ようにモーターハウジング内方側所定位置に夫々設置さ
れ、前記センサーディスクは、該センサーディスクの外
方側同心円上の開口部と内方側同心円上の開口部とが重
畳された重畳部の中央を通過する中心線(円板の直径)
が前記回転子の任意の突極の中央を通過する中心線と一
致するように回転子の回転軸に嵌合され、コンダクショ
ン角度の左右側に該コンダクション角度の1/2に該当
する進相角度が形成されるように、リラクタンスモータ
ーを構成することにより達成される。
と該回転子と一緒にセンサーディスクも回動される。次
いで、2個のセンサーはセンサーディスクの外方側同心
円上の開口部及び間隔部と内方側の同心円上の開口部及
び間隔部との通過状況を夫々交互に検出し、位置検出信
号を発生して制御部で相励磁信号に論理和され、各相が
順次駆動される。この場合従来のようにエッジ部位の重
畳されるポイントが無いため、相励磁信号のエラーが発
生されず、正確な相励磁信号が発生され、コンダクタン
ス角度の左右側に該コンダクタンス角度の1/2に該当
する進相角度が形成されるため、2個のセンサーのみで
モーターの正/逆方向の回動が行われる。
細に説明する。図1及び図2に示したように、本発明に
係るリラクタンスモーターにおいては、モーターハウジ
ング内方側に固定子11が固定され、該モーターハウジ
ング内方側中央に横設された回転軸31に回転子12が
前記固定子11内方側で回動されるように嵌合されてい
る。且つ、それら固定子11及び回転子12には8:6
の突極比率の2倍数に16個及び12個の突極13・1
4が夫々構成され、それら16個の固定子突極13には
4相の形態に巻線15が夫々巻回されている。
に前記回転軸31に嵌合され外周辺上に複数個の開口部
21・23及び間隔部22・24が夫々形成された円板
状のセンサーディスク20と、該センサーディスク20
の各開口部21・23及び間隔部22・24の通過を検
出する2個のセンサーS1・S2と、を備えた位置検出
装置が形成されている。更に、該位置検出装置の位置検
出信号により相励磁信号を発生し、前記励磁巻線15に
電源を供給する制御部(図示せず)が形成されている。
ては、円板状ディスクの外周辺部位に回転子突極数と同
様の12個の開口部21が後述する間隔部22を置いて
同心円状に夫々穿孔形成され、該同心円の内方側の同心
円上にも12個の開口部23が後述する間隔部24を置
いて、前記開口部21の占める円周角部の1/2円周角
部位ずつ重畳されるように夫々穿孔形成されている。且
つ、それら開口部21・23は夫々15゜の円周角部を
占めるように円弧状に穿孔形成され、内方側の同心円上
の各開口部23は外方側の同心円上の各開口部21に夫
々15゜/2=7.5゜の円周角部位ずつ重畳されるよ
うに穿孔形成される。
部21においては、それら開口部21の上方側を円板状
ディスクの外周縁まで完全に切欠除去し、各間隔部22
の突出された円形鋸歯状にセンサーディスクを形成して
使用することもできる。又、それら内外方側の同心円上
の開口部21・23が互いに重畳する重畳部の中央を通
過する中心線(円板の直径線)が前記回転子12の任意
の突極14の中央を通過する中心線(突極の中央を通過
する直径線)と一致するように、センサーディスク20
を前記回転軸31に嵌合し、外方側開口部21の開始エ
ッジと内方側開口部23の終端エッジから夫々7.5゜
/2=3.75゜円周角部位離れて正/逆方向進相角度
が形成されるようにする。
側開口部21の開始エッジ部位を前記回転子12の任意
の突極14の中央を通過する中心線と一致するように、
該センサーディスク20を回転軸31に嵌合し、後述す
る2個のセンサーS1・S2を前記固定子11の任意の
突極13の中央を通過する中心線から右方側に3.75
゜円周角部ずれたモーターハウジング内方側の所定位置
に設置して使用することもできる。更に、図3に示した
ように、該センサーディスク20を前記回転軸31に嵌
合する場合、該回転軸31の後方側の端部位に平面部3
1aを切欠形成し、該平面部31aに対応したセンサー
ディスク20の軸孔20aにも平面部を形成してキーを
利用し、スペーサー32及び該センサーディスク20を
回転軸31に嵌合した後、回転軸31の後方側端に形成
されたネジ部11bにナット33を嵌合してセンサーデ
ィスク20を回転軸31に締結させる。
おいては、前記モーターハウジングの後方内部側の所定
部位に側板30が設置されて該側板30に前記回転軸3
1がベアリング37を介して回動自在に軸支され、該回
転軸31の下方前記側板30の側壁に取り付け板34が
ボルト36及びナット36aにより螺設され、その取り
付け板34の上方側に所定幅及び深さを有した溝部35
が切削形成され、該溝部35内方側に2個のセンサーS
1・S2が後述したように夫々設置され、その溝部35
内方側に前記センサーディスク20が挿合されて回動さ
れ、該センサーディスク20の内外方側の開口部21・
23及び間隔部22・24の通過状態をそれら2個のセ
ンサーS1・S2が夫々検出するようになっている。
2は、前記固定子11の任意の突極13の中央を通過す
る中心線と一致するように前記取り付け板34の溝部3
5に夫々発光素子と受光素子とを内蔵して設置する。且
つ、それらセンサーS1・S2は、前記取り付け板34
に直線状に配設するが、該取り付け板34を向い側まで
延長形成し、2個のセンサーを夫々対向して設置するこ
ともできる。
ラクタンスモーターにおいては、モーターの駆動が開始
され、回転子12が回動するとセンサーディスク20も
一緒に回動し、該センサーディスク20の内外方側の各
開口部21・23及び間隔部22・24の通過状態が2
個のセンサーS1・S2により検出される。次いで、そ
れらセンサーS1・S2で検出した位置検出信号は、図
4に示したように、回転子が反時計方向CCWに回転す
るとき、“〔1,0〕→〔0,0〕→〔0,1〕→
〔1,1〕”に反復して発生され、制御部により相励磁
信号に論理和され、b→a→d→c相を順次駆動させ
る。反対に、時計方向cwに回転するときは、〔S1,
S2〕信号が“〔1,0〕→〔1,1〕→〔0,1〕→
〔0,0〕”に反復して発生され、制御部により夫々相
励磁信号に論理和され、d→a→b→c相を順次駆動さ
せる。この場合、2個のセンサー信号が同時に変わるポ
イントのエッジ部位の重畳されるポイントが無いため、
それら相励磁信号のエラーが発生されず、正確な相励磁
信号が発生される。
スの傾き(dL/dθ)が“+”の区間は機械角で15
゜になり、一つの相が励磁される角のコンダクタンス角
(θc)は7.5゜になり、進相角(θa)が3.75
゜になって、制御部は2個のセンサーS1・S2による
回転子の位置検出信号のみで正/逆方向に駆動させるよ
うになる。又、図6に示したように、進相角θaはコン
ダクション角θcの1/2であるため、該コンダクショ
ン角θcの両方側に形成される進相角θaは互いに対称
して形成され、相励磁信号のエラーが発生されずに正/
逆方向の駆動が行われて、低速回転で高トルクを得るこ
とができる。
気抵抗)モーターとして図7に示したように、固定子及
び回転子の各突極数を夫々6:4の6個及び4個に形成
し、センサーディスク40の外周縁部位に円周角部45
゜を有した4個の開口部41を夫々円周角部位45゜の
間隔部42を置いて円弧状に切欠形成し、それら開口部
41及び間隔部42の内方側センサーディスク40同心
円上に円周角部位60゜の4個の開口部43を夫々円周
角部位30゜の間隔部44を置いて円弧状に穿孔形成
し、それら外内方側開口部41・43の重畳される重畳
部の中央を通過する中心線が回転子の任意の突極の中心
線と一致するように該センサーディスク40を回転軸に
嵌合し、それら各開口部41・43及び間隔部42・4
4の形成されたセンサーディスク40の外内方側同心円
と対応するモーターハウジング内方側前記取り付け板3
4の溝部35に2個のセンサーs1・s2を夫々配置し
て構成することもできる。
部43は前記外方側の同心円上の開口部41及び間隔部
42に夫々60゜/2=30゜円周角部位ずつ重畳され
るように穿孔形成し、内方側同心円上の各間隔部44は
それら開口部41及び間隔部42に夫々30゜/2=1
5゜円周角部位ずつ重畳するように形成される。且つ、
このような3相リラクタンスモーターを構成するにおい
て、固定子及び回転子の突極数は夫々6個及び4個に限
定されず、6:4の2倍数の12個及び8個に夫々形成
することもできるが、この場合は、前記外内方側の各開
口部41・43及び外内方側の間隔部42・44の形成
を夫々前記6個及び4個形成する場合の1/2円周角部
位を夫々有するように形成すれば良い。
ラクタンスモーターにおいては、回転子が回動すると、
該回転子と一緒にセンサーディスク40が回動し、該セ
ンサーディスク40の内外方側の各開口部41・43及
び間隔部42・44の通過状態が2個のセンサーS1・
S2により検出される。次いで、図8に示したように、
それらセンサーS1・S2の検出信号S1・S2は制御
部(図示せず)で各相別の相励磁信号S1・S2,/S
1・S2,(/S1・/S2)OR(S1・S2)に処
理され、それら相励磁信号が各相を順次励磁してモータ
ーが駆動される。
dθ)が“+”の区間は機械角で45゜になり、1相の
励磁される角のコンダクション角(θc)は30゜にな
り、進相角(θa)が15゜になって、TTL素子を有
した制御部により2個のセンサー検出信号のみで、正/
逆方向の駆動が行われる。即ち、進相角θaがコンダク
ション角θcの1/2になり、正/逆方向回動のとき同
様な進相角が与えられ、相励磁信号のエラーが発生され
ず、正/逆方向の駆動が行われる。
ラクタンス(磁気抵抗)モーターにおいては、2個のセ
ンサーのみで回転子の位置を検出する簡単な構造により
正/逆方向にモーターを駆動し得るようになっているた
め、製品の原価を低廉にし、製品の組立作業を簡便に行
い得るという効果がある。且つ、コンダクション角の左
右側に互いに対称する進相角が形成され、正/逆方向回
動時に夫々同様な進相角を自動に与えるようになってい
るため、モーターの駆動が安定に行われるという効果が
ある。又、従来のようなセンサー検出信号の同時に変わ
るエッジ部位の重畳するポイントが無くなり、不必要な
相励磁信号で発生するエラーが防止されて、製品の信頼
性が向上されるという効果がある。更に、固定子及び回
転子の設置突極数を従来よりも減らした場合も、十分に
低速で高トルクを得ることができるという効果がある。
概略平面図である。
サーディスク及びセンサー配置状態の表示図である。
ある。
サー検出信号及び相励磁信号の論理和表の例示図であ
る。
ダクション角度と進相角度とを説明するためのインダク
タンスプロフィール波形図である。
率に対するコンダクション角度と進相角度の適用例の表
示図である。
サーディスク及びセンサーの配設の表示図である。
サー検出信号及び相励磁信号タイミングの表示図であ
る。
である。
図である。
ディスク及びセンサーの配設表示図である。
検出信号及び相励磁信号タイミングの表示図である。
ディスク及びセンサーの配設表示図である。
検出信号及び相励磁信号タイミングの表示図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数個の突極(13)が夫々外周側に突
設されモーターハウジング内方側に固定された固定子
(11)と、複数個の突極(14)が外周側に突設され
前記モーターハウジング内方側に回動可能に横設した回
転軸(31)に嵌合された回転子(12)と、 前記固定子(11)の各突極(13)に少なくとも3相
以上に巻回されモーターの駆動力を発生する励磁巻線
(15)と、 前記回転子(12)の位置を検出する位置検出装置と、 該位置検出装置の位置検出信号により各相を順次励磁さ
せる相励磁信号を発生し、それぞれの相別に前記励磁巻
線(15)に電源を供給する制御部とを具備したリラク
タンスモーターであって、 前記固定子(11)及び回転子(12)の突設突極個数
が12:8又は16:12の内のいずれかを有している
固定子及び回転子と、外周辺に2つの同心円状に夫々円周角の所定角度を占め
る所定の開口部及び閉鎖部が交互に形成され、前記回転
子とともに回転されるように回転軸に挿入固定されたセ
ンサーディスクと、 該センサーディスクの回転にともない2つの同心円状に
形成された開口部及び閉鎖部の通過を夫々検出する2つ
のセンサー(S1,S2)を含む位置検出装置とを備
え、 前記2つのセンサー(S1,S2)は、前記固定子の任
意の突極の中間線上に一列に固定装着され、 前記センサーディスクは、該センサーディスクの2つの
同心円の外方側の開口部と内方側の開口部とが重畳され
る部分の中間を通過する線分が前記回転子の任意の突極
の中間線とが一致するように前記回転軸に固定装着さ
れ、 前記センサーディスクの外方側開口部及び閉鎖部は、内
方側開口部及び閉鎖部と夫々半分が重畳されるように形
成され、前記外方側開口部の開始部分のエッジと内方側
開口部の終了部分のエッジとの角度は、前記外方側開口
部と内方側開口部とが重畳された角度の半分になるよう
に形成され、1つの相を励磁するために設定された導通
角の左右側に、該導通角の半分になる進角が与えられる
ように構 成されることを特徴とするリラクタンスモータ
ー。 - 【請求項2】 前記センサーディスク(20・40)の
外周辺の外方側の同心円上に形成される各開口部(21
・41)は、該センサーディスク(20・40)の外周
辺の外方縁部位まで夫々切欠されて形成される請求項1
に記載のリラクタンスモーター。 - 【請求項3】 前記センサーディスク(20・40)の
外周辺の内外方側の同心円上に夫々穿孔又は切欠して形
成される各開口部(21・23・41・43)は、該セ
ンサーディスク(20・40)表面上に夫々所定円周角
度部位を有し円弧状に穿孔又は切欠して形成される請求
項1に記載のリラクタンスモーター。 - 【請求項4】 前記2個のセンサーは、前記取り付け板
(34)の上方側に溝部(35)が切刻形成されて、該
溝部の両方側の所定部位に夫々発光素子と受光素子とが
設置され、該溝部(35)に前記センサーディスク(2
0・40)が挿合され、該センサーディスク(20・4
0)の各開口部及び間隔部の通過を前記センサー(S
1)(S2)が検出するようになる請求項1に記載のリ
ラクタンスモーター。 - 【請求項5】 前記センサーディスク(20・40)
は、該センサーディスク(20・40)に平面部(31
a)を有した軸孔(20a)が穿孔形成されて、該軸孔
(20a)により前記回転軸(31)にキーを介して嵌
合され、該回転軸(31)の後方側端にナット(33)
が螺合されて締結される請求項1に記載のリラクタンス
モーター。 - 【請求項6】 前記固定子(11)の突極(13)数と
回転子(12)の突極(14)数とを前記8:6比率の
2倍数の16個及び12個に夫々構成する場合の前記セ
ンサーディスク(20)は、 該センサーディスク(20)の外周辺の外方側の同心円
上に円周角部位15゜の開口部(21)が円周角部位1
5゜の間隔部(22)を置いて夫々穿孔又は切欠して形
成され、該センサーディスク(20)の外周辺の内方側
の同心円上にも同様に円周角部位15゜の開口部(2
3)が円周角部位15゜の間隔部(24)を置いて、そ
れら外方側同心円上の開口部(21)及び間隔部(2
2)に夫々7.5゜/2=3.75°円周角部位ずつ重
畳されるように穿孔形成され、前記センサーディスク(20)の外方側開口部(21)
が内方側開口部(23)と重畳される重畳部の中央を通
過する中心線が、前記回転子(12)の任意の突極(1
4)の中央を通過する中心線と一致するように前記回転
軸(31)に嵌合され、該回転子(12)が正/逆方向
に回転する進相角が、7.5゜/2=3.75°に形成
される請求項1に記載のリラクタンスモーター。 - 【請求項7】 前記固定子(11)の突極(13)数と
回転子(12)の突極(14)数とを前記6:4比率に
6個及び4個に夫々構成する場合の前記センサーディス
ク(40)は、 該センサーディスク(40)の外周辺の外方側の同心円
上に円周角部位45゜の開口部(41)が円周角部位4
5゜の間隔部(42)を置いて夫々穿孔又は切欠して形
成され、該センサーディスク(40)の外周辺の両方側
の同心円上に円周角部位60゜の開口部(43)が円周
角部位30゜の間隔部(44)を置いて、それら外方側
の同心円上の開口部(41)及び間隔部(42)に夫々
30゜/2=15゜円周角部ずつ重畳されるように穿孔
形成され、前記センサーディスク(40)の外方側開口部(41)
が内方側開口部(43)と重畳される重畳部の中央を通
過する中心線が、前記回転子(12)の任意の突極(1
4)の中央を通過する中心線と一致するように前記回転
軸(31)に嵌合され、前記回転子(12)が正/逆方
向に回転するとき進角が15°に形成される請求項1に
記載のリラクタンスモーター。
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