JP3349957B2 - コンテキスト確率表を利用した二進映像情報の内挿装置および方法 - Google Patents

コンテキスト確率表を利用した二進映像情報の内挿装置および方法

Info

Publication number
JP3349957B2
JP3349957B2 JP19192598A JP19192598A JP3349957B2 JP 3349957 B2 JP3349957 B2 JP 3349957B2 JP 19192598 A JP19192598 A JP 19192598A JP 19192598 A JP19192598 A JP 19192598A JP 3349957 B2 JP3349957 B2 JP 3349957B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
context
value
pixel
probability
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19192598A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1196349A (ja
Inventor
終 得 金
海 光 金
柱 ▲ヒ▼ 文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SK Hynix Inc
Original Assignee
Hynix Semiconductor Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hynix Semiconductor Inc filed Critical Hynix Semiconductor Inc
Publication of JPH1196349A publication Critical patent/JPH1196349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3349957B2 publication Critical patent/JP3349957B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
    • H04N21/234Processing of video elementary streams, e.g. splicing of video streams or manipulating encoded video stream scene graphs
    • H04N21/23412Processing of video elementary streams, e.g. splicing of video streams or manipulating encoded video stream scene graphs for generating or manipulating the scene composition of objects, e.g. MPEG-4 objects
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
    • H04N21/236Assembling of a multiplex stream, e.g. transport stream, by combining a video stream with other content or additional data, e.g. inserting a URL [Uniform Resource Locator] into a video stream, multiplexing software data into a video stream; Remultiplexing of multiplex streams; Insertion of stuffing bits into the multiplex stream, e.g. to obtain a constant bit-rate; Assembling of a packetised elementary stream
    • H04N21/2365Multiplexing of several video streams

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二進映像情報の内
挿(interpolation)に係わるもので、特に、コンテキ
スト基盤算術符号化(CAE: Context based Arithme
tic Encode)のコンテキスト確率値を利用して二進映像
情報を内挿するコンテキスト確率表を利用した二進映像
情報の内挿装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像情報を圧縮するために二進映像情報
の損失符号化を行う過程において、二進映像情報をダウ
ンサンプリング(down sampling)し、これをさらにア
ップサンプリング(up sampling)した場合、元映像と
ダウンサンプリング後アップサンプリングされた映像は
差異がある。したがって、損失符号化を行う過程におい
てダウンサンプリングされた小さな大きさの映像を符号
化し、復号器側においては小さな大きさの映像を復号化
して再び元来の大きさにアップサンプリングを遂行す
る。
【0003】このように、ダウンサンプリングとアップ
サンプリングの過程を遂行して損失符号化が成される。
アップサンプリング過程において、低解像度の4×4ま
たは8×8二進映像ブロックが高解像度の16×16サ
ンプルされた二進映像ブロックに変換され、このアップ
サンプリング過程において内挿を使用するようになる。
【0004】既存の内挿過程として、ISO/IEC傘
下のWG11から提示したVM(Verification Model)
8.0に線形内挿(linear interpolation)方法を規格
として提示している。物体の内部を“1”、物体の外部
を“0”とした場合、図10でのように、A,B,C,
Dを知っている値であるとする時、P1,P2,P3,
P4の値を決定しなければならない。図10において、
P1,P2,P3,P4は内挿すべきピクセルである。
【0005】この時、下記のような方法によってP1,
P2,P3,P4値を決定する。 P1:if(2×A×B+C+D>2)then“1”
else“0” P1:if(A+2×B+C+D>2)then“1”
else“0” P1:if(A+B+2×C+D>2)then“1”
else“0” P1:if(A+B+C+2×D>2)then“1”
else“0”
【0006】即ち、P1はP1に最も近く隣接したA画
素値に2を乗算し、残りの知っている画素(B,C,
D)を加えてその和が2より大きければ“1”とし、そ
うでなければ“0”とする。P2はP2に隣接したB画
素、P3はC画素、P4はD画素値に2を乗算し、残り
の知っている画素を加えてその和が2より大きければ
“1”とし、そうでなければ“0”とする。
【0007】このような従来の線形内挿方法は、内挿し
ようとする画素の周囲画素中物体内部である画素の個数
と物体外部である画素の個数を比較して多い個数の画素
にしたがって物体の内部であるか外部であるかを決定す
る。さらに正確な方法を使用するために内挿しようとす
る画素と参照すべき隣接画素の距離にしたがって加重値
を与え近くにある隣接画素にさらに影響を多く受けるよ
うにする方法もある。
【0008】この線形内挿方法は、符号化画素の周囲4
画素の内部および外部画素の個数を考慮し、最も近くに
隣接する画素に2を乗算して内挿する方法であり相関性
が正確でない。自然画像が隣接する画素間に相関性が高
いとの点を考慮する時、この相関性を表現する函数関係
を定義することができない場合には各画素間相関性を数
値的に特徴となし得る統計的方法を利用することがさら
に正確な内挿を遂行することができる。
【0009】コンテキスト基盤算術符号化(Context-ba
sed Arithmetic Encode)においては、符号化しようと
する二進映像の画素が0、1の値を有する確率を符号化
しようとする画素の周辺画素を利用して求める。即ち、
符号化しようとする画素が“0”である場合、周辺画素
の分布によって現在画素が“0”である確率を実験的に
求める。このように求められた確率を利用して算術符号
化方法によって符号化する。
【0010】周辺画素を利用して現在画素の確率値を求
めるために周辺のいずれかの位置の画素を利用すべきか
を決定するコンテキストテンプレートを構成し、各コン
テキストテンプレートに対し確率値を求める。
【0011】図11(a)および(b)にコンテキスト
テンプレートの1実施の形態が図示される。図11
(a)において斜線を引いた部分は値の知らない画素で
あり、チェック模様の画素はその値が“1”である。図
11(a)においてコンテキストインデックスCを求め
れば次の通りである。
【0012】 C=C6×2+C5×2+C4×2+C3×2+C2×2 +C1×2+C0×2 =0×2+1×2+0×2+1×2+1×2+0×2+1×2 =45
【0013】一般的に、確率値は0〜1間のフローティ
ング(floating)値であるが、ソフトウェアやハードェ
アにて0〜1間のフローティング値を処理するのに難し
さが多い。したがって、0〜1間のフローティング値を
正数値にて正規化させ使用する。
【0014】すなわち、0と1間の値を1と65535
間の正数値にて正規化する。確率表を構成する配列の個
数はコンテキストテンプレートを構成する画素の個数に
よって決定される。もし、テンプレートを構成する画素
の個数がNである場合、2 個の確率値を持たなければ
ならない。
【0015】伸縮型二進映像情報に使用される水平/垂
直方向コンテキストは図11(a)および(b)に図示
されたように、各々7個の画素にてテンプレートが構成
されるので128個の確率を有すればよい。しかし、I
SO/IEC WG11 VM(Verification Model)
8.0において、確率表は256個の確率値を有するの
で始めの128個(コンテキストインデックス0〜12
7)は水平方向コンテキストテンプレートに対する確率
値であり、残りの128個(コンテキストインデックス
128〜255)は垂直方向コンテキストテンプレート
に対する確率値である。
【0016】したがって、前記式の計算結果、図11
(a)のコンテキストインデックスC=45であるの
で、計算されたコンテキストインデックスに対し確率表
のインデックス45の値を読んでくる。すなわち、IS
O/IEC WG11 VM8.0にscalable_shape_i
ntra[256]={65476,64428,・・・,
2412,35}のように確率表が構成されており、確
率値を読み込む方法は、先ず水平方向内挿においては0
〜127間の値を使用し、垂直方向検索においては12
8〜255間の値を使用する。上の例はscalable_shape
_intra[45]が上のコンテキストに対する確率値であ
る。その値をISO/IEC WG11において提示し
たVM8.0の確率表において読んでいけば、“227
94”である。この値は物体外部である確率値であるた
めに物体内部である確率値は65535−22794=
42741である。
【0017】前記確率値は予め決定され、符号化装置と
復号化装置において共通に貯蔵され、符号化された確率
値を利用した符号化デ−タを復号化装置に伝送する。復
号化装置は伝送されたデ−タを確率値を復号化するよう
になる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このように、CAEに
おいて利用されるコンテキスト確率表を利用すれば、従
来の線形内挿方法よりはさらに正確な内挿をなすことが
できる。CAE符号化方法において使用されるコンテキ
スト確率表は、各々のコンテキストに対して、多い実験
映像映像において同一なコンテキストを有する時その画
素が物体内部である場合と外部である場合の数を調査し
て各コンテキストに対する物体内部である確率を調査し
たために、隣接画素の物体内部である画素と外部である
画素の個数のみならず、位置に対する情報および相関性
を全て含んで確率表が造られたと言える。したがって、
隣接画素の物体内部である画素の個数と外部である画素
の個数を利用する方法よりはさらに正確に内挿すること
ができる。
【0019】本発明は前記のような二進映像情報の内挿
時に発生する問題点を解決するために提案されたもの
で、本発明の目的は画素間の距離、画素の位置および周
辺画素の種類をともに考慮するCAEのコンテキスト確
率表を利用して二進映像情報を内挿するコンテキスト確
率表を利用した二進映像情報の内挿装置および方法を提
供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンテキス
ト確率値を利用した二進映像の内挿方法は、低解像度の
二進映像をアップサンプリング(up sampling)して高
解像度の映像に再構成するための内挿方法において、前
記二進映像を多数個のブロックに分割する段階と、前記
ブロックをアップサンプリングされた時の映像の大きさ
で拡張する段階と、前記ブロックの前記二進映像におけ
る位置を検出する段階と、前記検出されたブロックの位
置にしたがってボーダリング(境界付け)する段階と、
前記ボーダリングされたブロックの内挿対象画素に対
し、コンテキストテンプレートを形成する段階と、前記
コンテキストテンプレートのインデックスを求め、前記
コンテキストインデックスを利用してコンテキスト確率
表より前記内挿対象画素の確率を求める段階と、前記内
挿対象画素のコンテキスト確率値にしたがって内挿対象
画素の値を決定する段階とを具備し、前記ボーダリング
段階は、前記ブロックが入力された二進映像の最左側ま
たは最上側ブロックである場合、前記現在ブロックが入
力された二進映像の最上側ブロックである場合、前記現
在ブロックの最上側行を複写して上側ボーダを構成し、
前記上側ボーダにおいてその値を知らぬ画素はその左側
または右側にある画素の知っている画素を複写する段階
と、前記現在ブロックが入力された二進映像の最左側ブ
ロックである場合、現在ブロックの最左側列を利用して
左側ボーダを構成し、前記左側ボーダにおいてその値を
知らぬ画素、その上側または下側にある画素の知ってい
る値を複写する段階と、コーナボーダよりは0または1
に設定する段階と、前記現在ブロックが入力された二進
映像の最上位ブロックと最左側ブロックでない場合、左
側ボーダは隣接した上側ブロックの最下端行にて構成
し、左側ボーダは現在ブロックに隣接した左側ブロック
の最右側列にて構成し、コーナボーダは現在ブロックに
隣接した左または上側ブロックの最右下端画素値にて構
成する段階を具備したことを特徴とするものである。
【0021】また、前記二進映像は、8×8ブロックに
分割されることを特徴とするものである。
【0022】また、前記位置検出段階は、前記ブロック
が前記二進映像の最左側または最上側の位置であるかを
検出することを特徴とするものである。
【0023】
【0024】また、前記コンテキストテンプレートを構
成する段階は、前記ボーダリングされたブロックにおい
て現在ブロックに該当する画素に対してコンテキストテ
ンプレートを構成し、最右側列または最下端行の画素に
対してコンテキストテンプレートを構成する場合、画素
がない部分は隣接する画素を複写するか任意の値に設定
してコンテキストテンプレートを構成することを特徴と
するものである。
【0025】また、前記コンテキスト確率表は、前記構
成される全てのコンテキストテンプレートに対し、予め
求められる確率値であり、符号化装置と復号化装置に共
通に貯蔵されることを特徴とするものである。
【0026】また、前記内挿対象画素の値は、前記内挿
対象画素の前記コンテキスト確率値が内部である確率値
が外部である確率値より大きければ、内部値にて設定
し、外部である確率値が内部である確率値より大きけれ
ば、外部値にて設定することを特徴とするものである。
【0027】また、他の発明に係るコンテキスト確率値
を利用した二進映像の内挿方法は、低解像度の二進映像
をアップサンプリングして(up sampling)高解像度の
映像に再構成するための内挿方法において、前記二進映
像情報を所定の大きさのブロックに分割し、前記ブロッ
クをアップサンプリングされた時の映像の大きさに拡張
する第1段階と、各拡張されたブロックの上側と左側に
ボーダリングする第2段階と、前記拡張されたブロック
においてその値を知り得ない各画素に対してコンテキス
トテンプレートを構成してコンテキストインデックスを
計算する第3段階と、前記段階において求めたコンテキ
ストインデックスを利用してコンテキスト確率表から各
画素の物体内確率値を読み込む第4段階と、前記物体内
確率値が物体外部である確率値より大きいかを判断する
第5段階と、物体内部である確率値が物体外部である確
率値より大きい場合、現在画素の値を物体内部画素に置
き、物体内部である確率値が物体外部である確率値より
大きくない場合、現在画素の値を物体外部画素に置く第
6段階とにより構成され、前記第2段階のボーダリング
過程は、現在ブロックが前記二進映像情報の最上側ブロ
ックであるかを判断する段階と、最上側ブロックである
場合、現在ブロックの最上位行を現在ブロックの上側に
ボーダリングし、最上側ブロックでない場合、現在ブロ
ックの上側隣接ブロックの最下端行を現在ブロックにボ
ーダリングする段階と、現在のブロックが物体の最左側
に位置するかを判断する段階と、最左側に位置する場
合、現在ブロックの最左側列を現在ブロックの左側にボ
ーダリングし、最左側に位置しない場合、現在ブロック
の左側隣接ブロックの最右側列を現在ブロックの左側に
ボーダリングする段階と、前記現在ブロックの左側上端
コーナをボーダリングする段階にて構成されることを特
徴とするものである。
【0028】また、前記コンテキストテンプレートを水
平方向コンテキストテンプレートを使用して、第3段階
から第6段階まで遂行して水平方向内挿を遂行する段階
と、前記水平方向内挿を遂行し、垂直方向コンテキスト
テンプレートを使用して、第3段階から第6段階まで遂
行して垂直方向内挿を遂行する段階により構成されるこ
とを特徴とするものである。
【0029】
【0030】また、前記第3段階において、前記内挿す
べき画素のコンテキストテンプレート(context templa
te)を求める時、コンテキストテンプレートを構成する
画素が映像を外れる場合、隣接する画素の値を複写して
内挿することを特徴とするものである。
【0031】また、前記第3段階において、前記内挿す
べき画素のコンテキストテンプレートを求める時、最右
側列または最下端行の画素に対してコンテキストテンプ
レートを構成する場合、画素がない部分は隣接する画素
を複写するか任意の値に設定してコンテキストテンプレ
ートを構成することを特徴とするものである。
【0032】また、前記内挿方法は、フレ−ム単位また
はVOP単位で遂行されることを特徴とするものであ
る。
【0033】また、前記コーナボーダリング段階は、現
在ブロックの左側上端にブロックが存在すれば、その左
側上端ブロックの最右側下端画素値にて現在ブロックの
コーナをボーダリングし、その左側上端ブロックが存在
しなければ物体の外部にボーダリングすることを特徴と
するものである。
【0034】また、本発明に係るコンテキスト確率表を
利用した二進映像情報の内挿装置は、低解像度の二進映
像をアップサンプリングして高解像度の映像に再構成す
るための内挿装置において、前記二進映像情報を所定の
大きさのブロックにて分割するブロック分割手段と、前
記ブロック分割手段から入力されるブロックに対しボー
ダリングを遂行するボーダリング手段と、前記ボーダリ
ング手段から出力されるブロックの画素を水平方向に内
挿する水平方向内挿手段と、前記水平方向内挿手段から
出力されるブロックの画素を垂直方向に内挿する垂直方
向内挿手段とで構成され、前記ボーダリング手段は、物
体の最外郭に位置するブロックはそれ自身の最左側列と
最上側行をブロックの左側と上側に複写してボーダリン
グすることを特徴とするものである。
【0035】また、前記ボーダリング手段は、現在ブロ
ックの隣接ブロックより画素を持ってきてボーダリング
することを特徴とするものである。
【0036】また、前記ボーダリング手段は、前記入力
される二進映像から現在ブロックのアドレスの入力を受
け、現在ブロックの位置を検出するブロック位置検出手
段と、前記ブロック位置検出手段から入力される現在ブ
ロックの位置の入力を受け現在ブロックの上側、左上側
および左側に所定の大きさのブロックにてボーダリング
する複写手段と、前記複写手段から入力されるブロック
を貯蔵し、前記複写手段により現在ブロックの隣接ブロ
ックを出力するメモリ手段とで構成されることを特徴と
するものである。
【0037】また、前記水平方向内挿手段と垂直方向内
挿手段は、前記ボーダリング手段においてボーダリング
されたブロックの入力を受け各画素に対しコンテキスト
インデックスを計算するコンテキスト計算手段と、前記
コンテキスト計算手段からコンテキストインデックスの
入力を受け、予め貯蔵されたコンテキスト確率表からそ
のインデックスに該当する確率値を読み込む確率表参照
手段と、前記確率表参照手段において読み込んだ物体内
部確率値が0.5より大きいかを判断する確率判定手段
と、前記確率判定手段の判定結果信号にしたがって前記
ボーダリングされたブロックを各画素に対し物体外部値
または物体内部値を内挿する内部/外部内挿手段とで構
成されたことを特徴とするものである。
【0038】
【0039】また、前記複写手段は、現在ブロックの左
側上端にブロックが存在すればその左側上端ブロックの
最右側下端画素値でボーダリングし、その左側上端ブロ
ックが存在しなければ物体の外部にボーダリングするこ
とを特徴とするものである。
【0040】また、前記確率判定手段は、前記確率表参
照手段において読み込んだ物体内部確率値を0.5と比
較して物体内部確率値が0.5より大きい場合には、前
記内部/外部内挿手段が前記ボーダリングされたブロッ
クを各画素に対し物体内部値にて内挿するようにし、前
記物体内部確率値が0.5より小さい場合には前記内部
/外部内挿手段が前記ボーダリングされたブロックを各
画素に対し物体外部値にて内挿するようにすることを特
徴とするものである。
【0041】さらに、前記コンテキストインデックスC
は、下記の数式
【数3】 によって求められることを特徴とするものである。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明の要旨は次の通りである。
二進映像情報を所定の大きさのブロックにて分割し、こ
の隣接ブロッを利用してボーダリングする。該当ブロッ
クが入力された二進映像情報(Binary PictureInformat
ion)の最上端あるいは最左側ブロックである場合は該
当ブロックの最上位行または最左側列を複写してボーダ
リング(bordering)する。
【0043】符号化すべき該当ブロックの画素とその周
辺画素を利用してコンテキストテンプレートを構成す
る。構成されたテンプレートを利用してインデックスを
求め、そのインデックスに該当する確率を確率表から読
んでくる。読み込んだ確率から物体外部である確率と内
部である確率を求めて二つの値を比較する。物体内部で
ある確率がさらに大きい場合、物体内部値にて内挿を遂
行し、物体外部である確率がさらに大きい場合、物体外
部値にて内挿を遂行する。
【0044】以下、本発明の好ましき実施の形態を添付
した図面に基づいて詳細に説明する。図1に本発明によ
る内挿装置の構成を示す1実施の形態が図示される。ブ
ロック分割手段31は、二進映像情報を所定の大きさ
(例えば、16×16,8×8等)のブロックに分割す
る。ボーダリング手段32は、前記ブロック分割手段3
1から入力されるブロックに対しボーダリングを遂行す
る。水平方向内挿手段33は、前記ボーダリング手段3
2から出力されるブロックの画素を水平方向に内挿す
る。垂直方向内挿手段34は、前記水平方向内挿手段3
3から出力されるブロックの画素を垂直方向に内挿す
る。
【0045】物体の二進映像情報は、ブロック分割手段
31において所定の大きさのブロック等に分割される。
このブロックはボーダリング手段32において左側、上
側および左上側に隣接するブロックの列と行にボーダリ
ングされる。内挿過程は内挿しようとする画素の周辺画
素より図11(a)および(b)に図示されるようにコ
ンテキストテンプレートを構成してコンテキストインデ
ックスを計算する。このコンテキストテンプレートはI
SO/IEC WG11がVMにおいて提示したもので
ある。
【0046】各画素に対し図11(a)および(b)に
図示されたように水平/垂直方向コンテキストが構成さ
れ、コンテキストインデックスCが計算される。現在画
素の周辺画素に前記のようにコンテキスト構成した場
合、そのコンテキストを構成する確率値の分布にしたが
って2のコンテキストが構成される。
【0047】2のコンテキストと各コンテキストを
構成するその確率値は次の式(1)によって求められる
インデックスCによって1対1対応させる。
【0048】
【数1】
【0049】したがって、確率値を探し出す過程は図1
1(a)および(b)のようにコンテキストを構成し、
前記(1)式によりコンテキストインデックスを求めて
そのインデックスに対応する確率値(Pi)をコンテキ
スト確率表から読み込むことにより遂行される。前記確
率値は物体内部である確率であり、その値の大きさにし
たがって物体外部を表示する“0”または物体内部を表
示する“1”を選択する。
【0050】このように、コンテキストテンプレートを
構成する過程において、現在ブロックの左側と上側の最
外郭画素に対して図11(a)および(b)に図示され
たようにコンテキストテンプレートを構成することがで
きる。即ち、水平方向内挿過程においては最左側列を内
挿する場合、図11(a)のC0,C3,C5に該当す
る画素が無く、最上位行を内挿する場合には図11
(a)のC0,C1,C2に該当する画素が無い。さら
に、垂直方向内挿過程においては最左側列に対しても図
11(b)のC0,C3,C4が無く、最上位行を内挿
する場合は図11(b)のC0,C1,C2が無い。
【0051】したがって、現在ブロックの最左側列と最
上側行に該当する画素を内挿するために内挿以前にボー
ダリングをしなければならない。ボーダリングは図2に
図示されたように隣接するブロックの該当位置の画素値
をもってきて前記画素を構成するが、これをボーダリン
グと言う。
【0052】現在ブロックの最左側列と最上側行に該当
する画素のコンテキストを構成するために、隣接ブロッ
クの画素を図2に図示されたように、現在ブロックにボ
ーダリングする。さらに、入力された二進映像の最外郭
に位置するブロックは隣接するブロックが無いので、そ
れ自身の最左側列と最上側行をブロックの左側と上側に
複写してボーダリングする。
【0053】ボーダリング過程をさらに詳細に説明すれ
ば次の通りである。先ず、現在ブロック41が入力され
た二進映像の最上位ブロックと最左側ブロックでない場
合、すなわち、上側と左側にブロックが存在する場合に
は上側ボーダ(Top-border)42は現在ブロック41に
上側へ隣接した上側ブロック45の最下端行にて構成
し、左側ボーダ43は現在ブロック41に左側へ隣接し
た左側ブロック47の最右側列にて構成する。さらに、
コーナボーダ44は現在ブロック41に左上側に隣接し
た左上側ブロック44の最右下端画素値にて構成する。
【0054】他の場合は現在ブロックが入力された二進
映像の最上端であるか最左側ブロックである場合であ
り、図3に二進映像の最上端であるか最左側にあるブロ
ックをボーダリングする方法が図示される。もし、最上
端のブロックである場合、上側にブロックが存在しない
ために前述したように上側ブロックの画素値を利用する
ことができない。
【0055】現在ブロック51の最上側行(アップサン
プリング前の知っている画素であり、図3の2行におい
てチェック模様にて表示された画素)を複写して上側ボ
ーダ52を構成する。その複写された上側ボーダ52に
おいてその値を知っている画素(522,522,・・
・)間のその値を知らぬ画素(521,521,・・
・)はその左側または右側にある画素の知っている画素
(522,522,・・・)を複写して構成する。
【0056】入力された二進映像の最左側ブロックであ
る場合も現在ブロック51の最左側列(アップサンプリ
ング前の知っている画素であり、図3の2列においてチ
ェック模様にて表示された画素)においてアップサンプ
リング前の知っている画素(チェック模様にて表示され
た画素を)を利用して左側ボーダ53を構成する。前記
その値を知っている画素(532,532,・・・)間
のその値を知らない画素(531,531,・・・)は
その上側または下側にある画素(532,532,・・
・)の知っている値を複写して構成する。このように現
在ブロックが入力された二進映像の最左側または最上側
である場合のコーナボーダは“0”または“1”の値に
て設定することができる。
【0057】一方、現在ブロックの最右側列の画素であ
るかまたは最下端の画素を内挿する場合、現在ブロック
の最右側と最下端の画素に対し図11(a)および
(b)に図示されたように、コンテキストテンプレート
を構成することができない。即ち、水平方向内挿過程に
おいては最下端行を内挿する場合には図11(a)のC
5,C6に該当する画素がない。さらに、垂直方向内挿
過程においては最右側列に対して図11(b)のC2,
C6が無い。しかし、この場合にはボーダリングをしな
いで後に説明するコンテキスト計算手段71においてソ
フトウェアや任意の値にて設定しコンテキストテンプレ
ートを構成する。。
【0058】図4に本発明によるボーダリング手段の構
成を示す1実施の形態が図示される。ブロック位置検出
手段61は、入力される二進映像から現在ブロック41
のアドレスの入力を受け、現在ブロックの位置を判断す
る。複写手段62は、前記ブロック位置検出手段61か
ら入力される現在ブロックの位置の入力を受け、現在ブ
ロック41の上側、左上側および左側に所定の大きさの
ブロックにボーダリングする。メモリ手段61は、前記
複写手段62から入力されるブロックを貯蔵し前記複写
手段62に現在ブロック41の隣接ブロック45,4
6,47を出力する。
【0059】前記ブロック位置検出手段61は、前記複
写手段62に入力されるブロックを構成する画素のアド
レスを入力し現在ブロックの位置を検出し、その位置信
号を前記複写手段62に出力する。前記複写手段62
は、前記入力される位置信号によって現在入力される二
進映像のブロックの位置が最上位ブロックまたは最左側
ブロックに該当するかを判断する。
【0060】その判断結果、最上位ブロックまたは最左
側ブロックに該当する場合、現在ブロックの最上位行ま
たは最左側列を左側と上側に複写してボーダリングす
る。さらに、前記最上位行または最左側列においてその
値を知らない画素(アップサンプリング前の画素(52
1,521,・・・531,531,・・・))は前述
したように左右または上下の画素の値を複写してボーダ
リングする。
【0061】現在ブロックが最上位ブロックまたは最左
側ブロックに該当しない場合、前述したように上側ボー
ダ42は現在ブロック41に上側に隣接した上側ブロッ
ク45の最下端行にて構成し、左側ボーダ43は現在ブ
ロック41に左側へ隣接した左側ブロック47の最右側
列に構成する。さらに、コーナボーダ44は現在ブロッ
ク41に左上側に隣接した左上側ブロック44の最右下
端画素値にて構成する。このようにボーダリングされた
状態において水平方向内挿と垂直方向内挿が成される。
【0062】図5に本発明による水平方向(垂直方向)
内挿手段の1実施の形態が図示される。コンテキスト計
算手段71は、前記ボーダリング手段32においてボー
ダリングされたブロックの入力を受け、各画素に対し図
11(a)に図示された水平方向コンテキストを構成し
てコンテキストインデックスを計算する。確率表参照手
段72は、前記コンテキスト計算手段71からコンテキ
ストインデックスの入力を受け、予め貯蔵されたコンテ
キスト確率表においてそのインデックスに該当する確率
値Piを読み込む。
【0063】確率判定手段74は、前記確率表参照手段
72において読み込んだ物体内部確率値Piが確率最大
値の1/2より大きいかを判定する。内部/外部内挿手
段75は、二進映像情報を前記確率判定手段74から入
力される判定信号にしたがって物体内部または外部に内
挿する。前記水平方向内挿手段33の構成は垂直方向内
挿手段34に対しても同一に構成され、水平方向内挿手
段33においては前記コンテキスト計算手段71が図1
1(a)に図示された水平方向コンテキストを構成して
コンテキストインデックスを求めるが、垂直方向内挿手
段34においては前記コンテキスト計算手段71が図1
1(b)の垂直方向コンテキストを構成してコンテキス
トインデックスを求める。
【0064】前記ボーダリング手段32においてボーダ
リングされたブロックは、前記コンテキスト計算手段7
1に入力され、現在ブロックを構成する各画素に対して
図11(a)に図示されたように水平方向コンテキスト
が構成され、コンテキストインデックスCが計算され
る。ところが、現在ブロックの最右側列(図3に図示さ
れた現在ブロック51の8列)を水平方向に内挿するた
めに図11(a)のコンテキストテンプレートを構成す
る場合、最下端行(図3に図示された現在ブロック51
の8行)を水平方向に内挿するために図11(a)のコ
ンテキストテンプレートを構成する場合、C5,C6に
該当する画素が無い。さらに、垂直方向内挿過程におい
ては現在ブロック51の最右側列に対してコンテキスト
テンプレートを構成する場合、図11(b)のC2,C
6が無い。
【0065】しかし、前記ボーダリング手段32におい
ては現在ブロック51の最右側列と最下側行に対しボー
ダリングをしないので、コンテキスト計算手段71は、
図11(a)および(b)に図示されたコンテキストテ
ンプレートを構成する場合、前記画素が無い部分はソフ
トウェアによって隣接する画素を複写するか任意の値に
て設定してコンテキストテンプレートを構成してコンテ
キストインデックスを求める。
【0066】前記確率表参照手段72は、前記コンテキ
ストインデックスにしたがって貯蔵された確率表におい
て現在画素が物体内部である確率値Piを読み込む。確
率判定手段74は、前記確率表参照手段72において読
み込んだ物体内部確率値Piを確率最大値の1/2と比
較して物体内部確率値Piが大きい場合には物体内部値
にて内挿する信号を前記内部/外部内挿手段75に出力
する。物体内部確率値Piが確率最大値の1/2より小
さい場合には物体外部値にて内挿する信号を前記内部/
外部内挿手段75に出力する。内部/外部内挿手段75
は、前記確率判定手段74から出力される物体内部/外
部値にて内挿する判定信号に従って二進映像情報を物体
内部または外部に内挿する。
【0067】図6(a)に水平方向内挿過程が完了し8
×8ブロックが図示される。斜線引いた画素は内挿する
前に既に知っている画素であり、チェック模様画素に対
し図11(a)のコンテキストテンプレートを造ってコ
ンテキストインデックスを求め、そのコンテキストイン
デックスによって確率表より物体内部である確率値を求
めて物体内部または外部に内挿する。水平内挿過程は現
在ブロック51の2行1列にある画素より図11(a)
の水平方向コンテキストテンプレートを構成して現在ブ
ロック51の8行7列まで右側へ順次遂行される。この
ように、左側上端の画素より内挿をする理由は、映像の
符号化/復号化順序が左側と上側より遂行されるため
に、左側と上側にあるブロックの画素値を先ず知ること
ができるためである。
【0068】図6(a)においてチェック模様画素が水
平内挿過程によって求められれば、図6(b)において
チェック模様画素(1行,3行,5行,7行の画素)が
垂直方向内挿過程によって内挿される。垂直方向内挿過
程においては図11(b)のコンテキストテンプレート
を構成して現在ブロック51の1行1列の画素から1行
2列の画素、・・・、1行8列の画素、3行1列の画
素、・・・、7行8列の画素まで右側に順次内挿過程を
遂行するようになる。
【0069】このように、現在ブロックの最左側より右
側に遂行する理由は、映像の符号化/復号化順序が左側
と上側より遂行される理由のみならず、図11(b)の
コンテキストテンプレートが現在画素Xの左側にある画
素を利用してコンテキストテンプレートを構成するよう
になっているためである。
【0070】図7に本発明による内挿方法を示すフロ−
チャ−トが図示される。段階ST901において、二進
映像情報は所定の大きさのブロック(例えば、16×1
6,8×8等)に分割され、各ブロック51の上側と左
側にボーダリングブロック52,53がボーダリングさ
れる。段階ST902においてボーダリングされたブロ
ックを構成する画素に対し水平方向内挿過程が遂行され
る。段階ST903において、水平方向内挿過程が完了
したブロックに対して垂直方向内挿過程が遂行される。
ここで、水平方向内挿過程を必ず先にする必要はく、垂
直方向内挿を先にし、水平方向内挿を後でしても大きな
差は無い。
【0071】図8に本発明によりボーダリング過程を示
すフロ−チャ−トが図示される。段階ST101におい
て、二進映像情報を所定の大きさのブロック(例えば8
×8等)に分割する。段階ST102において、現在ブ
ロックを所定の大きさに拡張する。例えば、8×8ブロ
ックを前述した図2および図3のブロック41,51の
ようにその値を知っている画素を2×2の中で一つの画
素に置くことにより16×16ブロックに拡張する。
【0072】段階ST103において、前記現在ブロッ
クが二進映像情報の最上側ブロックであるかを判断す
る。最上側ブロックである場合、段階ST104におい
て、現在ブロックの最上位行を現在ブロックの上側にボ
ーダリングする。最上側ブロックでない場合、段階ST
105において、現在ブロックの上側隣接ブロックの最
下端行を現在ブロックの上側にボーダリングする。
【0073】段階ST106において、現在ブロックが
二進映像の最左側に位置するかを判断する。最左側に位
置する場合、段階ST107において、現在ブロックの
最左側列を現在ブロックの左側にボーダリングする。最
左側に位置しない場合、段階ST108において、現在
ブロックの左側隣接ブロックの最右側列を現在ブロック
の左側にボーダリングする。段階ST109において、
現在ブロックの左上側にあるブロックの最右下端にある
画素を現在ブロックの左上側角にボーダリングする。
【0074】図9に本発明によって水平/垂直内挿過程
を示すフロ−チャ−トが図示される。段階ST111に
おいて、ボーダリング過程によってボーダリングされた
ブロックを構成する各画素に対し図11(a)に図示さ
れたコンテキストテンプレートを構成してコンテキスト
インデックスを計算する(垂直内挿である場合、図11
(b)に図示されたコンテキストテンプレートを使
用)。段階ST112において、前記段階において求め
たコンテキストインデックスを利用して確率表参照手段
62に貯蔵された物体内確率値を読み込む(垂直内挿で
ある場合、確率表参照手段72を使用)。
【0075】段階ST113において、確率値Piが確
率最大値の1/2より大きいかを判断する。ここで、物
体内部である確率値Piが確率最大値の1/2より大き
いということは物体内部である確率値Piが物体外部で
ある確率値Poより大きいということを意味する。物体
内部である確率値Piが確率最大値の1/2より大きい
場合、段階ST115において、現在画素の値を“1”
に設定して物体内部画素値として置く。物体内部である
確率値Piが確率最大値の1/2より大きくない場合、
段階ST114において、現在画素の値を“0”に設定
して物体外部画素値として置く。
【0076】以上は二進映像情報を所定の大きさのブロ
ックに分割して本発明を適用する場合に対して説明した
が、これと異なってVOP(Video Object Plane)を抽
出してVOPを構成する画素に対し前記のコンテキスト
インデックス計算、確率値算出、確率値比較および外部
/内部内挿過程を遂行することができる。さらに、内挿
する単位をフレ−ム単位とすることもでき、VOP単位
とすることもでき、MB(Macro Block)単位とするこ
ともできる。
【0077】本発明が使用できる応用分野としてMPE
G−4伸縮型二進映像情報符号化がある。現在MPEG
−4伸縮型二進映像情報符号化においてベ−スレイヤを
ディスプレイするためにベ−スレイヤよりエンハンスメ
ントのような大きさの映像に作る内挿過程を経るように
なる。この時、エンハンスメントレイヤを符号化する時
CAEを使用するために各コンテキストに対する確率表
が設けられている。したがって、内挿過程において伸縮
型符号化に使用される同一なコンテキストを使用すれ
ば、別途に確率表を造る必要が無く、同一な確率表を利
用して内挿をすることができる。
【0078】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、内挿さ
れる画素をその周辺画素でコンテキストテンプレートを
構成し、そのコンテキスト確率値を求めて物体内部であ
る確率値と物体外部である確率値を比較してさらに大き
い確率値を有する場合の値により二進映像情報を内挿す
ることにより正確な内挿をすることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による内挿装置の構成を示す1実施の
形態に係る構成図である。
【図2】 現在ブロックの最左側列と最上側行に該当す
る画素のコンテキストを構成するために隣接ブロックの
画素をボーダリングする方法を示す説明図である。
【図3】 二進映像の最上端であるか最左側にあるブロ
ックをボーダリングする方法を示す説明図である。
【図4】 本発明によるボーダリング手段の構成を示す
1実施の形態に係る構成図である。
【図5】 本発明による水平/垂直方向内挿手段の1実
施の形態に係る構成図である。
【図6】 水平方向内挿過程と垂直方向内挿過程を示す
説明図である。
【図7】 本発明による内挿方法を示すフロ−チャ−ト
である。
【図8】 本発明によるボーダリング過程を示すフロ−
チャ−トである。
【図9】 本発明によって水平/垂直内挿過程を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図10】 二進映像情報のアップサンプリング時に適
用される線形内挿過程を示す説明図である。
【図11】 二進映像情報に適用されるコンテキストテ
ンプレートの1実施の形態に係る説明図である。
【符号の説明】
31 ブロック分割手段、32 ボーダリング手段、3
3 水平方向内挿手段、34 垂直方向内挿手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−334844(JP,A) 特開 平7−95394(JP,A) 特開 平9−93440(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 3/40 G06F 17/17 H04N 1/393 H04N 1/411 - 1/419

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低解像度の二進映像をアップサンプリン
    グ(up sampling)して高解像度の映像に再構成するた
    めの内挿方法において、 前記二進映像を多数個のブロックに分割する段階と、 前記ブロックをアップサンプリングされた時の映像の大
    きさで拡張する段階と、 前記ブロックの前記二進映像における位置を検出する段
    階と、 前記検出されたブロックの位置にしたがってボーダリン
    グ(境界付け)する段階と、 前記ボーダリングされたブロックの内挿対象画素に対
    し、コンテキストテンプレートを形成する段階と、 前記コンテキストテンプレートのインデックスを求め、
    前記コンテキストインデックスを利用してコンテキスト
    確率表より前記内挿対象画素の確率を求める段階と、 前記内挿対象画素のコンテキスト確率値にしたがって内
    挿対象画素の値を決定する段階とを具備し 前記ボーダリング段階は、前記ブロックが入力された二
    進映像の最左側または最上側ブロックである場合、前記
    現在ブロックが入力された二進映像の最上側ブロックで
    ある場合、前記現在ブロックの最上側行を複写して上側
    ボーダを構成し、前記上側ボーダにおいてその値を知ら
    ぬ画素はその左側または右側にある画素の知っている画
    素を複写する段階と、前記現在ブロックが入力された二
    進映像の最左側ブロックである場合、現在ブロックの最
    左側列を利用して左側ボーダを構成し、前記左側ボーダ
    においてその値を知らぬ画素、その上側または下側にあ
    る画素の知っている値を複写する段階と、コーナボーダ
    よりは0または1に設定する段階と、前記現在ブロック
    が入力された二進映像の最上位ブロックと最左側ブロッ
    クでない場合、左側ボーダは隣接した上側ブロックの最
    下端行にて構成し、左側ボーダは現在ブロックに隣接し
    た左側ブロックの最右側列にて構成し、コーナボーダは
    現在ブロックに隣接した左または上側ブロックの最右下
    端画素値にて 構成する段階を具備し たことを特徴とする
    コンテキスト確率表を利用した二進映像の内挿方法。
  2. 【請求項2】 前記二進映像は、8×8ブロックに分割
    されることを特徴とする請求項1記載のコンテキスト確
    率表を利用した二進映像の内挿方法。
  3. 【請求項3】 前記位置検出段階は、前記ブロックが前
    記二進映像の最左側または最上側の位置であるかを検出
    することを特徴とする請求項1記載のコンテキスト確率
    表を利用した二進映像の内挿方法。
  4. 【請求項4】 前記コンテキストテンプレートを構成す
    る段階は、前記ボーダリングされたブロックにおいて現
    在ブロックに該当する画素に対してコンテキストテンプ
    レートを構成し、最右側列または最下端行の画素に対し
    てコンテキストテンプレートを構成する場合、画素がな
    い部分は隣接する画素を複写するか任意の値に設定して
    コンテキストテンプレートを構成することを特徴とする
    請求項1記載のコンテキスト確率表を利用した二進映像
    の内挿方法。
  5. 【請求項5】 前記コンテキスト確率表は、前記構成さ
    れる全てのコンテキストテンプレートに対し、予め求め
    られる確率値であり、符号化装置と復号化装置に共通に
    貯蔵されることを特徴とする請求項1記載のコンテキス
    ト確率表を利用した二進映像の内挿方法。
  6. 【請求項6】 前記内挿対象画素の値は、前記内挿対象
    画素の前記コンテキスト確率値が内部である確率値が外
    部である確率値より大きければ、内部値にて設定し、外
    部である確率値が内部である確率値より大きければ、外
    部値にて設定することを特徴とする請求項1記載のコン
    テキスト確率表を利用した二進映像の内挿方法。
  7. 【請求項7】 低解像度の二進映像をアップサンプリン
    グして(up sampling)高解像度の映像に再構成するた
    めの内挿方法において、 前記二進映像情報を所定の大きさのブロックに分割し、
    前記ブロックをアップサンプリングされた時の映像の大
    きさに拡張する第1段階と、 各拡張されたブロックの上側と左側にボーダリングする
    第2段階と、 前記拡張されたブロックにおいてその値を知り得ない各
    画素に対してコンテキストテンプレートを構成してコン
    テキストインデックスを計算する第3段階と、 前記段階において求めたコンテキストインデックスを利
    用してコンテキスト確率表から各画素の物体内確率値を
    読み込む第4段階と、 前記物体内確率値が物体外部である確率値より大きいか
    を判断する第5段階と、 物体内部である確率値が物体外部である確率値より大き
    い場合、現在画素の値を物体内部画素に置き、物体内部
    である確率値が物体外部である確率値より大きくない場
    合、現在画素の値を物体外部画素に置く第6段階と によ
    り構成され、 前記第2段階のボーダリング過程は、現在ブロックが前
    記二進映像情報の最上側ブロックであるかを判断する段
    階と、最上側ブロックである場合、現在ブロックの最上
    位行を現在ブロックの上側にボーダリングし、最上側ブ
    ロックでない場合、現在ブロックの上側隣接ブロックの
    最下端行を現在ブロックにボーダリングする段階と、現
    在のブロックが物体の最左側に位置するかを判断する段
    階と、最左側に位置する場合、現在ブロックの最左側列
    を現在ブロックの左側にボーダリングし、最左側に位置
    しない場合、現在ブロックの左側隣接ブロックの最右側
    列を現在ブロックの左側にボーダリングする段階と、前
    記現在ブロックの左側上端コーナをボーダリングする段
    階にて構成される ことを特徴とするコンテキスト確率表
    を利用した二進映像情報の内挿方法。
  8. 【請求項8】 前記コンテキストテンプレートを水平方
    向コンテキストテンプレートを使用して、第3段階から
    第6段階まで遂行して水平方向内挿を遂行する段階と、
    前記水平方向内挿を遂行し、垂直方向コンテキストテン
    プレートを使用して、第3段階から第6段階まで遂行し
    て垂直方向内挿を遂行する段階により構成されることを
    特徴とする請求項記載のコンテキスト確率表を利用し
    た二進映像の内挿方法。
  9. 【請求項9】 前記第3段階において、前記内挿すべき
    画素のコンテキストテンプレート(context template)
    を求める時、コンテキストテンプレートを構成する画素
    が映像を外れる場合、隣接する画素の値を複写して内挿
    することを特徴とする請求項記載のコンテキスト確率
    表を利用した二進映像情報の内挿方法。
  10. 【請求項10】 前記第3段階において、前記内挿すべ
    き画素のコンテキストテンプレートを求める時、最右側
    列または最下端行の画素に対してコンテキストテンプレ
    ートを構成する場合、画素がない部分は隣接する画素を
    複写するか任意の値に設定してコンテキストテンプレー
    トを構成することを特徴とする請求項記載のコンテキ
    スト確率値を利用した二進映像の内挿方法。
  11. 【請求項11】 前記内挿方法は、フレ−ム単位または
    VOP単位で遂行されることを特徴とする請求項記載
    のコンテキスト確率表を利用した二進映像情報の内挿方
    法。
  12. 【請求項12】 前記コーナボーダリング段階は、現在
    ブロックの左側上端にブロックが存在すれば、その左側
    上端ブロックの最右側下端画素値にて現在ブロックのコ
    ーナをボーダリングし、その左側上端ブロックが存在し
    なければ物体の外部にボーダリングすることを特徴とす
    る請求項記載のコンテキスト確率表を利用した二進映
    像情報の内挿方法。
  13. 【請求項13】 低解像度の二進映像をアップサンプリ
    ングして高解像度の映像に再構成するための内挿装置に
    おいて、 前記二進映像情報を所定の大きさのブロックにて分割す
    るブロック分割手段と、 前記ブロック分割手段から入力されるブロックに対しボ
    ーダリングを遂行するボーダリング手段と、 前記ボーダリング手段から出力されるブロックの画素を
    水平方向に内挿する水平方向内挿手段と、 前記水平方向内挿手段から出力されるブロックの画素を
    垂直方向に内挿する垂直方向内挿手段と で構成され、 前記ボーダリング手段は、物体の最外郭に位置するブロ
    ックはそれ自身の最左側列と最上側行をブロックの左側
    と上側に複写してボーダリングする ことを特徴とするコ
    ンテキスト確率表を利用した二進映像情報の内挿装置。
  14. 【請求項14】 前記ボーダリング手段は、現在ブロッ
    クの隣接ブロックより画素を持ってきてボーダリングす
    ことを特徴とする請求項13記載のコンテキスト確率
    表を利用した二進映像情報の内挿装置。
  15. 【請求項15】 前記ボーダリング手段は、前記入力さ
    れる二進映像から現在ブロックのアドレスの入力を受
    け、現在ブロックの位置を検出するブロック位置検出手
    段と、前記ブロック位置検出手段から入力される現在ブ
    ロックの位置の入力を受け現在ブロックの上側、左上側
    および左側に所定の大きさのブロックにてボーダリング
    する複写手段と、前記複写手段から入力されるブロック
    を貯蔵し、前記複写手段により現在ブロックの隣接ブロ
    ックを出力するメモリ手段とで構成されることを特徴と
    する請求項13記載のコンテキスト確率表を利用した二
    進映像情報の内挿装置。
  16. 【請求項16】 前記水平方向内挿手段と垂直方向内挿
    手段は、前記ボーダリング手段においてボーダリングさ
    れたブロックの入力を受け各画素に対しコンテキストイ
    ンデックスを計算するコンテキスト計算手段と、前記コ
    ンテキスト計算手段からコンテキストインデックスの入
    力を受け、予め貯蔵されたコンテキスト確率表からその
    インデックスに該当する確率値を読み込む確率表参照手
    段と、前記確率表参照手段において読み込んだ物体内部
    確率値が0.5より大きいかを判断する確率判定手段
    と、前記確率判定手段の判定結果信号にしたがって前記
    ボーダリングされたブロックを各画素に対し物体外部値
    または物体内部値を内挿する内部/外部内挿手段とで構
    成されたことを特徴とする請求項13記載のコンテキス
    ト確率表を利用した二進映像情報の内挿装置。
  17. 【請求項17】 前記複写手段は、現在ブロックの左側
    上端にブロックが存在すればその左側上端ブロックの最
    右側下端画素値でボーダリングし、その左側上端ブロッ
    クが存在しなければ物体の外部にボーダリングすること
    を特徴とする請求項16記載のコンテキスト確率表を利
    用した二進映像情報の内挿装置。
  18. 【請求項18】 前記確率判定手段は、前記確率表参照
    手段において読み込んだ物体内部確率値を0.5と比較
    して物体内部確率値が0.5より大きい場合には、前記
    内部/外部内挿手段が前記ボーダリングされたブロック
    を各画素に対し物体内部値にて内挿するようにし、前記
    物体内部確率値が0.5より小さい場合には前記内部/
    外部内挿手段が前記ボーダリングされたブロックを各画
    素に対し物体外部値にて内挿するようにすることを特徴
    とする請求項16記載のコンテキスト確率表を利用した
    二進映像情報の内挿装置。
  19. 【請求項19】 前記コンテキストインデックスCは、
    下記の数式 【数2】 によって求められる ことを特徴とする請求項1記載のコ
    ンテキスト確率表を利用した二進映像情報の内挿方法。
JP19192598A 1997-07-09 1998-07-07 コンテキスト確率表を利用した二進映像情報の内挿装置および方法 Expired - Fee Related JP3349957B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR19970031813 1997-07-09
KR1997-31813 1997-07-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1196349A JPH1196349A (ja) 1999-04-09
JP3349957B2 true JP3349957B2 (ja) 2002-11-25

Family

ID=19513902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19192598A Expired - Fee Related JP3349957B2 (ja) 1997-07-09 1998-07-07 コンテキスト確率表を利用した二進映像情報の内挿装置および方法

Country Status (4)

Country Link
US (2) US6453077B1 (ja)
EP (1) EP0891076A3 (ja)
JP (1) JP3349957B2 (ja)
KR (1) KR100423719B1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1322117A1 (fr) * 2001-12-06 2003-06-25 Koninklijke Philips Electronics N.V. Dispositif de codage/décodage arithmétique
JP2003319391A (ja) * 2002-04-26 2003-11-07 Sony Corp 符号化装置および方法、復号装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP3695451B2 (ja) * 2003-05-28 2005-09-14 セイコーエプソン株式会社 画像サイズの変更方法及装置
US10284810B1 (en) * 2017-11-08 2019-05-07 Qualcomm Incorporated Using low-resolution frames to increase frame rate of high-resolution frames

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5594813A (en) * 1992-02-19 1997-01-14 Integrated Information Technology, Inc. Programmable architecture and methods for motion estimation
KR0160622B1 (ko) * 1993-02-27 1999-01-15 김광호 영상 압축방법 및 그 장치
JPH06334844A (ja) * 1993-05-20 1994-12-02 Canon Inc データ処理方法及びそれを用いた記録装置
JP3433983B2 (ja) 1993-09-20 2003-08-04 株式会社日立製作所 画像縮小装置および画像縮小方法
JP3146109B2 (ja) * 1994-07-04 2001-03-12 シャープ株式会社 二値画像符号化装置
KR0181030B1 (ko) * 1995-03-28 1999-05-01 배순훈 이진화상을 이용한 비트플랜 압축전송장치
JP3320282B2 (ja) 1995-09-26 2002-09-03 株式会社リコー 多値画像処理装置
US5699129A (en) 1995-10-17 1997-12-16 Zapex Technologies, Inc. Method and apparatus for motion vector determination range expansion
JP2919384B2 (ja) * 1996-09-12 1999-07-12 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 Jbigによる算術符号化/復号化方式
KR100314098B1 (ko) * 1997-05-29 2001-12-12 윤종용 주위화소값의적응임계치를이용한이진영상보간방법
KR100235354B1 (ko) * 1997-07-09 1999-12-15 전주범 샘플링된 이진 형상 신호를 복원하기 위한 인터폴레이션 방법
US6002812A (en) * 1997-07-10 1999-12-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Interpolation method for binary image
GB2333412B (en) * 1998-01-20 2002-05-15 Daewoo Electronics Co Ltd Context-based arithmetic encoding/decoding apparatus
US6757429B2 (en) * 2001-02-21 2004-06-29 Boly Media Communications Inc. Method of compressing digital images

Also Published As

Publication number Publication date
EP0891076A2 (en) 1999-01-13
USRE40469E1 (en) 2008-08-26
KR100423719B1 (ko) 2004-05-20
KR19990013732A (ko) 1999-02-25
US6453077B1 (en) 2002-09-17
JPH1196349A (ja) 1999-04-09
EP0891076A3 (en) 2004-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Su et al. Image interpolation by pixel‐level data‐dependent triangulation
US7043091B2 (en) Method and apparatus for increasing spatial resolution of an image
JP2007067917A (ja) 画像データ処理装置
US7433544B2 (en) Apparatus and method for producing thumbnail images and for improving image quality of re-sized images
JP2006222965A (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
JP3530125B2 (ja) 構造化ポリゴン・メッシュ・データの形成方法および装置、記憶媒体
US7848597B2 (en) Data processing
JP3990045B2 (ja) 情報処理方法、情報処理装置及び記録媒体
JP3349957B2 (ja) コンテキスト確率表を利用した二進映像情報の内挿装置および方法
WO2007021135A1 (en) Processing method of data structure for real-time image processing
US20100260435A1 (en) Edge Directed Image Processing
US6731822B1 (en) Method and apparatus for filtering images having insufficient tonal precision
JP4109151B2 (ja) 画像処理装置
JP5410232B2 (ja) 画像復元装置、そのプログラム、及び、多次元画像復元装置
JP3191753B2 (ja) 画像符号化装置、画像復号化装置および画像符号化方法、画像復号化方法
JP4344504B2 (ja) 電子透かし情報の検出方法
EP1227436A2 (en) Method for zooming digital images
CN113284074B (zh) 全景图像的目标对象去除方法、装置、服务器及存储介质
JP2862498B2 (ja) 画像処理方法
CN117830112A (zh) 色度下采样、色度上采样方法、装置及设备
JP2974596B2 (ja) カラー画像処理装置
JPH0721390A (ja) 画像処理装置
JPH08154246A (ja) 画像圧縮装置
JPS62140549A (ja) 画像編集処理装置
JP2000293681A (ja) メディアンフィルタを用いた画像フィルタ回路およびフィルタリング方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100913

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100913

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110913

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110913

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120913

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120913

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130913

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees