JP3349037B2 - 移動体画像の取込方法と装置 - Google Patents

移動体画像の取込方法と装置

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JP3349037B2
JP3349037B2 JP09781296A JP9781296A JP3349037B2 JP 3349037 B2 JP3349037 B2 JP 3349037B2 JP 09781296 A JP09781296 A JP 09781296A JP 9781296 A JP9781296 A JP 9781296A JP 3349037 B2 JP3349037 B2 JP 3349037B2
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清雄 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルトコンベヤな
どで連続的に移動している対象物を一定時間毎に撮像
て得られた画像データの中から最良な画像データを得る
移動体画像の選択方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベルトコンベヤなどで次々と移動してく
る対象物、例えばメロンなどを1個ごとに撮像し、画像
解析により等級付けなどを行う場合がある。図11は従
来用いられている移動体の撮像装置を示す図である。1
0は撮像されるべき対象物であり、ベルトコンベヤ11
によって、次々と搬送されてくる。1は対象物10の到
来検出器で、例えば、光電センサ等が用いられ、撮像用
カメラ4とはベルトコンベヤ11に沿って距離Lを隔て
て配置されている。2はベルトコンベヤ11の移動距
離、換言すれば対象物10の移動距離を測定するための
発信器であり、例えばインクリメンタルエンコーダ等が
用いられ、ベルトコンベヤ11の単位移動距離ΔL当た
り1パルスを発生するものとする。対象物10が到来検
出器1で検知されてから撮像用カメラ4の位置まで距離
L移動するとき発生するパルス数PはP=L/ΔLで表
される。
【0003】対象物10の横、すなわち移動方向の長さ
を対象物10の幅と称し、rは対象物10の幅の1/2
を表す。対象物10がメロンのようにほぼ球に近い時は
rは半径を示す。この値は到来検出器1と撮像用カメラ
4との間の実効設置距離Lを規定するために考慮される
べき値である。5はトリガ発生機で、到来検出器1から
の信号を受ける度に発信器2からのパルスを計数開始
し、この値が上述したPに達する度に撮像用カメラ4に
対しシャッタを開くための指令Tを与える。同時に撮像
用カメラ4の撮像した画像を取り込み解析を行う画像解
析機6に対して画像取込許可信号Iを発生する。これに
より信号Iを受け取った直後のビデオ信号Vはカメラの
視野中心に来ていることが保証される。なお、任意時刻
にシャッタを開く事が可能な撮像用カメラ(以下ランダ
ムシャッタカメラと称す)の代わりにストロボフラッシ
ュを用いることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した移動体の撮像
装置は実用化され良好な動作をしているが、次のような
問題点もまた存在する。 到来検出器1が必要である。 ベルトコンベヤなどの搬送機の移動距離を測定する発
信器が必要である。 撮像用カメラ4にシャッタを開くタイミングを知らせ
るトリガ発生機5(遅延計算器)を必要とする。 対象物の寸法変化があった時画像取込位置に誤差を生
じる。 比較的高価なランダムシャッタカメラもしくはストロ
ボ照明装置を必要とする。 到来検出器とカメラ間の物理的距離内に複数の対象物
が入るようなレイアウトではトリガー発生機の構成が複
雑になる。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、簡単で高速処理可能な移動体の撮像装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、固定した撮像装置の前を移動する移動体
を一定時間の間隔で撮像して得られた複数の画像データ
の中から最良の画像データを選択する方法であって、連
続して撮像された二つの画像データを記憶する第一の過
程と、前記二つの画像データのそれぞれについて、前記
移動体の移動方向における中心位置と、前記画像データ
を映し出す画面の中心位置との間のずれ量を演算する第
二の過程と、前記ずれ量に基づいて、前記二つの画像デ
ータの何れかを最良の画像データとして選択するか、あ
るいは、前記二つの画像データの何れをも最良の画像デ
ータとして選択せず、前記二つの画像データの少なくと
も何れか一方を新たな画像データに置換するか、を決定
する第三の過程と、を備える方法を提供する
【0007】移動してゆく移動体を一定時間毎にすなわ
ち、通常のテレビジョンカメラのフィールド、もしくは
フレームレートで撮像し、現在の画像と1つ前の画像を
記憶し、記憶画像について画面の中心付近に移動体の全
体像が写っている有効画像、端の方に寄り移動体の全体
像の一部が欠損していたり、2個の移動体の像が写って
いる非有効画像を判別する。非有効画像は捨て、有効画
像の移動体の移動方向の中心位置と画面の中心とのずれ
量を算出し、このずれ量に基づいて最良画像を決定し、
この最良画像を取り込む。このように一定時間間隔で撮
像した画像データそのものから最良画像データを判別す
ると、ハードウェアの構成が極めて簡単となる。なお、
最良画像データとしては、前記第三の過程において、前
記ずれ量が許容ずれ量以下である場合にはその画像デー
タを最良の画像データとして選択し、あるいは、前記二
つの画像データのうちの第一番目の画像データの前記ず
れ量が第二番目の画像データの前記ずれ量よりも小さい
場合には前記第一番目の画像データを最良の画像データ
として選択することができる。
【0008】本発明は、さらに、固定した撮像装置の前
を移動する移動体を一定時間の間隔で撮像して得られた
複数の画像データの中から最良の画像データを選択する
装置であって、一定の時間間隔で移動体を撮像し、複数
の画像データを生成する、固定された撮像装置と、前記
複数の画像データのうちの連続する二つの画像データを
格納する画像メモリと、前記画像データの代表的範囲を
1次元データとして取り出すサンプリング部と、前記
次元データを前記移動体とその背影とに2値化した2値
化データに変換する2値化部と、前記2値化データにつ
いて、前記画像データを映し出す画面内に前記移動体の
全体像が含まれている有効画像データであるか否かを
定する判定部と、前記判定部により有効画像データであ
ると判定された2値化データについて前記移動体の移
動方向における中心位置と前記画面の中心位置とのずれ
量を演算する中心ずれ演算部と、前記ずれ量に基づい
て、前記二つの画像データの何れかを最良の画像データ
として選択するか、あるいは、前記二つの画像データの
何れをも最良の画像データとして選択せず、前記二つの
画像データの少なくとも何れか一方を新たな画像データ
に置換するか、を決定する最良画像判定部と、を備える
装置を提供する。
【0009】撮像装置で一定時間毎に前方を次々と移動
してゆく対象物を撮像し、撮像した画像データの代表的
な範囲、例えば球であれば、赤道付近を1次元データ、
つまり水平走査線上のデータとしてサンプリング部で取
り出し、この1次元データを背景と対象物を代表する2
値化データにする。有効視野判定部ではこうして得られ
た2値化データについて解析し、移動体の全体像が画面
内にある有効画像データであるか否か判定する。画像メ
モリには画像データを格納し、1つ前の画像データと共
に順次格納しておく。中心ずれ演算部では、有効視野判
定部で判定した有効画像データについて移動体の中心と
画面の中心とのずれ量を求め、このずれ量に基づき最良
画像を決定し、この最良画像を画像解析機に取り込む。
これにより従来の装置で用いられていた到来検出器、発
信器、トリガ発生機などのハードウェアを必要としない
ので簡単な構造となる。
【0010】前記サンプリング部は、所定の範囲の複数
本の水平走査線の1次元データを垂直方向に加算した1
次元データを算出するするものとして構成することがで
きる。
【0011】対象物の移動方向は画面の水平走査線方向
であり対象物の移動方向の長さを幅と称し、1つの対象
物についてこの幅が画面に完全に表れていれば有効な画
像データとなる。そこでこの幅が最大となる付近の水平
走査線の垂直方向のある範囲を対象物に対して予め決め
ておき、この水平走査線の1次元データを指定範囲の縦
方向について加算することにより、平均した1次元デー
タが得られる。この加算によりノイズの影響を相当程度
に排除できる。
【0012】前記判定部は、前記2値化データが0から
1に変化した時をもって0または1のいずれかのレベル
を割当て、前記2値化データが1から0に変化した時
をもって他方のレベルを割当てて、前記2値化データ
変化を0と1の交互の配列で表した変化パターンを作
成し、この変化パターンを予め作成した標準変化パター
ンと比較して1つの移動体が確実に前記画面内に含ま
れているか否かを判定するものとして構成することがで
きる。この場合、0から1に変化した時を0のレベル、
1から0に変化した時を1のレベルとしてもよい。この
ようにすることにより、例えば、512個の画素からな
る1次元データを4乃至5ビットの変化パターンで表す
ことができる。このような変化パターンを予め準備した
標準変化パターンと比較して、1つの移動体が確実に画
面内に含まれているか否かを判定する
【0013】前記中心ずれ演算部は、例えば、前記2値
化データが最初に移動体の到来を検知した位置とそれに
続く最初の移動体の消滅を検出した位置の平均値を2値
化データの中心とする。
【0014】1つの移動体が確実に画面に含まれている
場合、例えば移動体が1、背景が0で表された1次元デ
ータの場合、最初の立ち上がりとこれに続く立ち下がり
の位置は画面上における移動体の位置を示す。故にこの
立ち上がりと立ち下がり位置の平均値は画面上における
移動体の中心位置を表す。移動体が0、背景が1で表さ
れた1次元データの場合、最初の立ち下がりとこれに続
く立ち上がりの位置の平均値が移動体の画面上の中心位
置となる。
【0015】前記画像メモリは第1メモリと第2メモリ
からなり、前記第1メモリと前記第2メモリには最新
の画像データが交互に記憶されるものとすることができ
る。すなわち、画面が変わる度に変わった画面の画像デ
ータを第1メモリと第2メモリに交互に記憶するように
し、前記最良画像判定部は現在の画像データと1つ前の
画面の画像データの選択指令を、第1メモリに現在の画
像データ、第2メモリに1つ前の画像データが固定的に
格納されているとして表した第1選択指令を、画面が変
わるのに同期して第1選択指令を反転した第2選択指令
に変えて出力する。
【0016】現在の画面の画像データを第1メモリに記
憶し、1つ前の画面の画像データを第2メモリに記憶す
るようにすると、現在の画像データと1つ前の画面の画
像データの選択指令を出す先は固定してよい。しかし、
新たな現在の画像データが来る度に第1メモリの内容を
第2メモリに移動しなければならない。そこで画面(フ
レーム)が変わる度に現在の画像データを第1メモリと
第2メモリに交互に格納するようにし、選択指令も画面
の変わる度その極性を変化、例えば第1メモリの選択で
あれば第2メモリの選択に、第2メモリの選択であれば
第1メモリの選択に代えて出力する。これにより第1メ
モリより第2メモリへのデータの転送が不要となり、装
置が簡単となり、処理が迅速化する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は第1実施の形態の全
体の構成を示す図である。本実施の形態は対象物10が
ベルトコンベヤ11上を次々と移動してゆく状態で各対
象物10を撮像した画像データの内最良の画像データを
画像解析機6で取り込む装置である。対象物10は例え
ばメロンで、画像解析機6はメロンの表面の網目の画像
を解析し、等級等を定める装置である。本実施の形態に
おいては解析の基となる最良の画像データを取り込むま
でについてのみ説明し、以降の解析処理については触れ
ない。撮像用カメラ4はビデオ信号を出力するカメラ
で、自己の発生する一定周期でシャッタが動作するいわ
ゆるノーマルシャッタカメラを用いる。画像解析機6に
は画像データ取り込み用のメモリが第1メモリ、第2メ
モリと2つあり、撮像用カメラ4が一定周期で撮像した
画像データVを次々と第1のメモリに上書きすると同時
にもともと第1のメモリにあった画像データは第2のメ
モリに移送される。その結果第1メモリに現在の画像デ
ータが記憶され、第2メモリに1つ前の画像データが記
憶される。撮像用カメラ4の画像データは最良画像判定
装置7にも送られ、有効視野中にある画像について現在
の画像データまたは1つ前の画像データが最良の画像デ
ータであるか、あるいはまだ最良の画像データとは認め
られないかの判断を行い、画像データの取り込みまたは
更新の継続を指令するための信号Nを画像解析機6に与
える。
【0018】対象物10は十分に照明して明るくし、背
景は暗くして容易に2値化により対象物が認識できるよ
うにしてある。もちろん、対象物が黒に近い時は背景を
明るい白に近くして識別を容易にしてもよい。
【0019】図2は第1実施の形態の詳細な構成を示す
ブロック図である。図1と対応して61〜63は画像解
析機6の最良画像を出力する部分を示し、71〜75は
最良画像判定装置7の詳細構造を示す。撮像用カメラ4
で撮像された画像データは現在の画像データを格納する
第1メモリ61へ格納される。第1メモリ61に格納さ
れていた画像データは1つ前の画像データとして第2メ
モリ62へ移動される。メモリセレクタ63は最良画像
判定部7より送られてくる信号Nにより第1メモリ61
または第2メモリ62に格納された有効画像データの内
いずれかを選択して最良画像として出力するか、あるい
は出力しないで、メモリ内容の更新の継続を行わせる。
【0020】一回の撮像においては1つの対象物10は
完全に入るが2つ以上の対象物10が完全に入ることの
ない視野となるよう撮像用カメラ4の視野を設定してお
く。
【0021】サンプリング部71は撮像用カメラ4から
の画像データから対象物10の代表部分を表す1次元デ
ータを算出する。2値化部72は1次元データの対象物
10に相当する部分が1のレベル、背景が0のレベルと
なるようにしきい値を設定して対象物と背景に2値化す
る。なお、対象物10を0のレベル、背景を1のレベル
に反転してもよい。以降の説明は対象物10を1、背景
を0として説明する。有効視野判定部73は2値化した
1次元2値化データについて、1つそしてただ1つの移
動体が完全に画面内に含まれているか否かを判定し、含
まれているデータを以降の判断を行うのに有効な画像デ
ータとする。1つの完全な対象物10と不完全な対象物
10の画像が入っている画像もまた有効画像データとな
る。
【0022】図3は有効視野と無効視野とを表した図で
ある。有効視野は1つの対象物10が完全に入っている
もので、無効視野は1つの対象物10が完全な形では入
っていないものである。なお、上述したように2つ以上
の対象物10が完全な形で入るようにはならぬよう視野
の設定がなされている。左側の0と1との組み合わせは
各視野の画像を表す変化パターンである。0−1−0は
両側が背景0で中央に対象物10が1として完全な形で
存在する画像データを表している。1−0−1−0の左
端の1は不完全な対象物10の形状を表す。完全な対象
物10の形状とは1の両側に0がある場合である。無効
視野の配置パターンはこのような変化パターンとなって
いない。
【0023】中心ずれ演算部74は有効画像データの1
次元2値化データより得られる対象物10の両端の位置
の中央を対象物10の中心位置とし、この中心位置と画
面の中心とのずれ量を求める。また1つ前の有効画像デ
ータの中心位置とずれ量を保持できるメモリをも有して
いる。現在の対象物10の中心位置をPn,ずれ量をδ
n、1つ前の中心位置をPp,ずれ量をδpとする。
【0024】最良画像判定部75は中心ずれ演算部74
で得られたPn,δn,Pp,δpのデータおよび設定
した許容ずれδoから次の3種類の判断を生成する。 現在の画像が最良の画像である。 1つ前の画像が最良の画像である。 画像取込を継続し、次回の画像組についての判断にゆ
だねる。
【0025】と判断し、現在の画像データを取り込む
よう選択信号を発生するのは次の場合である。 |δn|≦δo ……(1) つまり現在のずれ量δnの絶対値が許容ずれ量δo以下
の場合である。また、次式が成立する場合である。 ||Pn+(Pn−Pp)|−F/2|>|δn| ……(2) ここで(Pn−Pp)は1つ前の画面における対象物1
0が現在の画面を得るまでに移動した距離を表し、次の
画面でそこまで移動するであろうとの推定値を表す。F
/2は画面の中心を表し、(2)式の左辺は次の画面で
の対象物の中心の予想ずれ量を表す。(2)式は次の画
面でのずれ量の絶対値が現在の画面のずれ量の絶対値δ
nより大きい場合を示し、このときは(1)式が成立し
なくても現在の画像データを取り込む。なぜならば少な
くとも次回の画面よりは現在の画面の方が中央に近いで
あろうからである。
【0026】に記した1つ前の画像データを取り込む
よう選択指令を発するのは現在のずれ量の絶対値δnが
1つ前のずれ量の絶対値δpより大きい場合で次式が成
立する場合である。 |δn|>|δp| ……(3)
【0027】またはのいずれにも属さない場合はす
べてとなる。
【0028】以上述べた判断基準は第1、第2メモリの
内容共有効画像であった場合の動作であるが、もし少な
くもどちらかのメモリ内容が無効視野の画像であった場
合の判断基準は下表に従う。現在画像 前視野画像 動作 無効 無効 画像取込継続 有効 無効 画像取込継続 無効 有効 前視野画像採用
【0029】最良画像を取り込んだら、次に視野内の有
効画像がなくなるまで、すなわち、0−1−0,0−1
−0−1,……が続く限りはダミーサイクルを繰り返
す。
【0030】図2に示すブロック図の操作はソフトウェ
アのプログラムによって容易に構成することができる。
しかし、ソフトウェアで演算するときは処理時間がかか
るので、一般的にオンラインで速い検査をするには不向
きである。高速オンライン検査のために、以下にハード
ウェア回路で演算を行う例を示す。
【0031】次にサンプリング部71の回路構成例を説
明する。図4は水平走査線と対象物の画像との関係を示
す図である。対象物10が画面上で適切な位置つまり画
面のほぼ中央部に写されているか否かを調べるには対象
物10の幅が最大となる付近の垂直方向の位置、図4で
は上下方向ほぼ中央の水平走査線上の画像データを調べ
ればよい。このようにすれば2次元の画像データを1次
元にすることができ、取り扱いが容易となる。しかし1
本の水平走査線のデータではノイズなどに対して弱いの
で上下複数本の平均値を用いた方がよい。図4において
は水平走査線を上より順に付番してH0〜Hnとした場
合、中央部の例えば4本Hm0〜Hm3の平均像の2値
化像を用いた1次元2値化データとして取り出す回路を
説明する。
【0032】図5はサンプリング回路と2値化回路とを
示す図である。711は撮像用カメラ4の垂直走査タイ
ミング発生器であり、水平走査線Hkを発生するタイミ
ングを決定する。加算ゲート712には水平走査線ごと
にディジタル化されたビデオ信号が入力され、予め設定
した水平走査線、図4の場合Hm0〜Hm3のデータの
み通過させ、他の水平走査線のデータをマスクして出力
させないようにする。1Hディレイライン713は加算
器714で加算した水平走査線1ライン分のデータを保
持するメモリである。加算器714は水平走査ライン上
の各画素と、水平方向同一位置にある1Hディレイライ
ン713の各画素とを加算する加算器である。加算した
結果は再び1Hディレイライン713に蓄えられてゆく
ので加算器714の出力は加算ゲートを通過した水平走
査ラインの積算値となっている。積算値を、加算したラ
イン数で割れば平均値が得られるので、実質的に積算値
は平均値そのものと言って良い。
【0033】しきい値設定器722は対象物10と背景
とを区分するしきい値を設定する。2値化器721はこ
のしきい値により積算された1次元データを2値化し、
平均化された1次元2値化像を出力する。なお、上述の
説明では4本の水平走査線のデータを加算したが、垂直
走査タイミング発生器711のタイミングを変更するこ
とにより、加算する水平走査線とその本数を調整するこ
とができる。なお1Hディレイライン713は1画像デ
ータごとに初期化(各画素をクリア)される。
【0034】次に有効視野判定部73の回路例を説明す
る。2値化器721から出力された1次元2値化像には
対象物が1、背景が0で表されているのでこれを用いて
水平走査線上で1個の対象物が完全に画面上に(1次元
2値化像上に)表れているかを調べることが出来る。こ
れは図3で説明した変化パターンを1次元2値化像から
抽出し、予め設定した有効視野と無効視野を表す変化パ
ターンと比較して有効か無効かを調べる。
【0035】図6は有効視野判定部73を表す回路の一
例を示す図である。なお、有効視野判定部73はソフト
ウェアによっても容易に実現できるが、ハードウェアの
方が高速処理ができるので、本回路を設けている。73
1は極性反転検出器であり、1次元2値化像の値が0→
1または1→0に変化する度にシフト信号SHを発生す
る。732はタイミングを同期させるためのレジスタ
で、1クロック分データの出力を遅らせ極性変化後の画
素を送り出す。7320〜7324は各1ビットのレジ
スタであり、全体で5ビットのシフトレジスタを形成す
る。シフトレジスタの内容はシフト信号SHによって矢
印方向に順次シフトする。5ビットのシフトレジスタと
した理由は図3に示した最大の変化パターンの5ビット
に合わせたものである。734は判定ROMであり、シ
フトレジスタから出力された変化パターンを予め格納さ
れている図3に示す有効視野および無効視野の変化パタ
ーンと比較し、判定を行う。この判定結果はラッチ73
5で必要期間保持され、ストローブ信号STにより出力
される。ストローブ信号STは例えば図4で示したHm
3の終了時等が便利である。なお、シフトレジスタ73
20〜7324も1画面(1フレーム)ごとに初期化を
行う。
【0036】次に中心ずれ演算部74の回路例を説明す
る。本回路を成立させるために撮像用カメラ4の視野は
画面に1つの対象物10が完全に写され2つ以上の対象
物10が完全に写されないようにカメラの視野を調整し
ておく。これは2つの対象物10が完全に画面に入る場
合、解析が不可能になるからである。なお、対象物10
は1つそしてただ1つが完全に写っていれば、不完全な
対象物が一緒に写っていても問題はない。
【0037】図7は中心ずれ演算部74を表す回路の一
例を示す図である。画素同期パルスはシステム全体に共
通のシステムクロックで、画像情報が1画素移動する度
に1パルス発生する。画素同期パルスは水平方向パルス
カウンタ741で計数される。従って水平方向パルスカ
ウンタ741の出力Hpは現在の1次元2値化像の横方
向位置をリアルタイムに表現している。742,743
はレジスタでクロック信号CKを入力したときのカウン
タ出力Hpの値を保持する。744,745は極性変化
検出器で744は1次元2値化像の最初の立ち上がりを
検出してクロック信号CKとしてレジスタ742に出力
し、745は最初の立ち上がりに続く立ち下がりを検出
し、クロック信号CKとしてレジスタ743に出力す
る。図3に示すように、有効視野の変化パターンは1次
元2値化像の最初の立ち上がりが対象物10の左端位
置、この立ち上がりに続く立ち下がりが対象物10の右
端位置を示している。これによりレジスタ742には対
象物10の左端位置が保持され、レジスタ743には対
象物10の右端位置が保持される。
【0038】平均器746は両レジスタ742,743
の保持する左端、右端位置の平均をとり、対象物10の
中心位置を算出する。なお、平均器746は原則的には
2入力の加算器にすぎないので実現は容易である。Fは
水平方向の全画素数で例えば256,512個等が用い
られる。F/2は画面水平方向の中心座標を示す。引算
器747は対象物10の中心位置PとF/2との差δを
算出する。差δは対象物10の画面中心からのずれ量δ
を表す。748,749はメモリで現在の画像の1つ前
の画像のデータを保持し、748は対象物10の中心位
置P、749はずれ量δを保持する。なお、現在の対象
物の中心位置をPn,1つ前の中心位置をPp,現在の
ずれ量をδn,1つ前のずれ量をδpで表す。
【0039】図8は図7に示した中心ずれ演算回路の説
明図である。一例として変化パターン1−0−1−0−
1の場合を示す。この変化パターンの1次元2値化像に
対してa点は変化検出器744で検出される最初の立ち
上がりであり、b点はこの最初の立ち上がりに続く最初
の立ち下がりで、変化検出器745によって検出され
る。他の立ち上がり、立ち下がりは検出されない。これ
により対象物10の左端a,右端bの位置を検出するこ
とができる。Pnはこのa,b点の中心を示す。またF
/2はこの画面の水平方向の中心を示す。δnはこのF
/2とPnとのずれ量を示す。ずれ量の正,負により対
象物10の中心Pnが画面の右側か左側かにあるのがわ
かる。
【0040】次に第2実施の形態を説明する。本実施の
形態は、第1実施の形態に対して第1メモリ61、第2
メモリ62の使用法を変えたもので、他は同じである。
図2に示す第1実施の形態では、第1メモリ61には現
在の画像データ、第2メモリ62には1つ前の画像デー
タを格納するため画面が変わり新たな現在の画像データ
が入力されるとこれを第1メモリ61に格納し、第1メ
モリの内容を第2メモリ62に移転し1つ前の画像デー
タとしている。つまり第1メモリ61と第2メモリは2
次元データのシフトレジスタの如く働く。しかし画像デ
ータは2次元で情報量も多く1動作に多大の時間を要す
る。これを解決するため、第2実施の形態では第1メモ
リ61と第2メモリ62に交互に画像データを格納する
ようにし、選択指令もこれに対応させたものである。
【0041】図9は第2実施の形態の画像メモリの基本
概念図である。なお、最良画像判定装置7は第1実施の
形態と同じである。通常は図2に示すように第1メモリ
を経由して第2メモリに次々に転送し、固定した第1メ
モリと第2メモリに選択指令を出すことが考えられる
が、このようにすると、上述したように新たな現在画像
が来るたびに転送する動作が必要で、その動作時間が必
要になる。そこで、より高速の処理をハードウェアで行
うために図9の方法を用いる。第1メモリ61と第2メ
モリ62はそれぞれ全く対等な1画面分の画像メモリで
ある。書き込みは61,62のどちらに対しても同様に
行える。しかし一度には何れか一方にのみアクセスでき
る。アクセスの順序は交互であり、現在の画面の画像デ
ータを第1メモリ61に書き込んだ後、次の画面の画像
データを第2メモリ62に書き込む。読み出しは反転選
択指令により61,62のいずれからでも行える。第1
メモリ61,第2メモリ62のいずれかに現在の画像デ
ータ、他方に1つ前の画面の画像データが格納され、ど
ちらかに現在の画像データが格納されるというように固
定されず次の約束に従う。
【0042】書き込みが第1メモリ61に対して行わ
れたとき、 1つ前の画面の画像データ:第2メモリ62 現画面の画像データ :第1メモリ61 書き込みが第2メモリ62に対して行われたとき、 1つ前の画面の画像データ:第1メモリ61 現画面の画像データ :第2メモリ62
【0043】このような方法で第1メモリ61と第2メ
モリ62がその格納する内容をフレームの変更(画面の
変更)の度に変えると選択指令の対応が必要となる。選
択指令は現在の画像データと1つ前の画像データがそれ
ぞれ固定したメモリに格納されているとして作成する方
が容易であるので、このようにして作成された選択指令
をフレームの変更に応じて反転した反転選択指令とし、
メモリの変更に対応させる。
【0044】図10は第2実施の形態の画像メモリ関係
の構成図である。入力される画像は図2に示す撮像用カ
メラ4からの2次元画像データである。画素同期パルス
は第1メモリ61,第2メモリ62への書込指令であ
り、フレーム信号は撮像用カメラ4の1フレーム進行す
る度に発生する信号である。メモリセレクタ63は図2
の場合と同じであり、第1メモリ61または第2メモリ
62からのデータをD1またはD2端子より入力し反転
選択指令信号N′の値によって選択し、Y端子より選択
出力する。64はTプリップフロップであり、フレーム
信号により1画面変わる度に出力する極性が反転する。
これにより第1メモリ61、第2メモリ62に加えられ
る画素同期パルスによる書込み信号はANDゲート66
A,66Bで交互に禁止される。すなわちフレーム信号
毎にいずれかのメモリ61,62に交互に書き込まれ
る。一方メモリセレクタ63に対する選択指令Nはその
まま動作するのでなく、XORゲート65によってTフ
リップフロップ64の出力に応じて極性を反転し、メモ
リ61,62の交互の変換に応じた反転選択指令N′と
なってメモリセレクタ63のS端子に加わる。この動作
は特に外部から把握する必要はない、すなわち透過的で
あるため、本方式を採用する事による制御の複雑化はな
い。
【0045】このように少量の付加論理回路で通常の画
像メモリが等価的に2次元シフトレジスタとして動作
し、実際の画像転送に要する動作時間を全く必要とし
くなる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、移動する対象物を一定時間毎に撮像し、その画像デ
ータのうち最良の画像データを選択することにより、従
来必要とされていた対象物搬送機の移動距離測定器、撮
像用カメラのシャッタを開くトリガ発生機を必要とせ
ず、撮像用カメラも高価なランダムシャッタ方式でなく
一定周期で開閉するノーマルシャッタカメラでよいので
ハードウェアが極めて簡単となり安価となる。また現在
の画面と1つ前の画面とを2つの画像メモリに交互に格
納することにより、1つのメモリより他のメモリへの画
像データの転送が不要となり、更なる高速処理が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の基本構成を示すブロック図で
ある。
【図2】第1実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】有効視野および無効視野判定を説明する図であ
る。
【図4】水平走査線と対象物の画像との関係を示す図で
ある。
【図5】サンプリング回路と2値化回路とを示す図であ
る。
【図6】有効視野判定回路図である。
【図7】中心ずれ演算回路である。
【図8】中心ずれ演算回路を説明する図である。
【図9】第2実施の形態の画像メモリの基本概念図であ
る。
【図10】第2実施の形態の画像メモリ関係の構成図で
ある。
【図11】従来の移動体の撮像装置の構成図である。
【符号の説明】
4 撮像用カメラ 6 画像解析機 7 最良画像判定装置 61 第1メモリ 62 第2メモリ 63 メモリセレクタ 71 サンプリング部 72 2値化部 73 有効視野判定部 74 中心ずれ演算部 75 最良画像判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/85 H04N 7/18 G06T 1/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定した撮像装置の前を移動する移動体
    を一定時間の間隔で撮像して得られた複数の画像データ
    の中から最良の画像データを選択する方法であって、 連続して撮像された二つの画像データを記憶する第一の
    過程と、 前記二つの画像データのそれぞれについて、前記移動体
    の移動方向における中心位置と、前記画像データを映し
    出す画面の中心位置との間のずれ量を演算する第二の過
    程と、 前記 ずれ量に基づいて、前記二つの画像データの何れか
    を最良の画像データとして選択するか、あるいは、前記
    二つの画像データの何れをも最良の画像データとして選
    択せず、前記二つの画像データの少なくとも何れか一方
    を新たな画像データに置換するか、を決定する第三の過
    程と、 を備える方法
  2. 【請求項2】 前記第三の過程において、前記ずれ量が
    許容ずれ量以下である場合にはその画像データを最良の
    画像データとして選択し、あるいは、前記二つの画像デ
    ータのうちの第一番目の画像データの前記ずれ量が第二
    番目の画像データの前記ずれ量よりも小さい場合には前
    記第一番目の画像データを最良の画像データとして選択
    することを特徴とする請求項1に記載の方法
  3. 【請求項3】 固定した撮像装置の前を移動する移動体
    を一定時間の間隔で撮像して得られた複数の画像データ
    の中から最良の画像データを選択する装置であって、 一定の時間間隔で移動体を撮像し、複数の画像データを
    生成する、固定された撮像装置と、前記複数の画像データのうちの連続する二つの画像デー
    タを格納する画像メモリと、 前記 画像データの代表的範囲を1次元データとして取り
    出すサンプリング部と、前記 1次元データを前記移動体とその背影とに2値化し
    2値化データに変換する2値化部と、前記 2値化データについて、前記画像データを映し出す
    画面内に前記移動体の全体像が含まれている有効画像デ
    ータであるか否かを判定する判定部と、前記判定部により有効画像データであると判定された2
    値化データについて前記移動体の移動方向における
    心位置と前記画面の中心位置とのずれ量を演算する中心
    ずれ演算部と、前記ずれ量に基づいて、前記二つの画像データの何れか
    を最良の画像データとして選択するか、あるいは、前記
    二つの画像データの何れをも最良の画像データとして選
    択せず、前記二つの画像データの少なくとも何れか一方
    を新たな画像データに置換するか、を決定する 最良画像
    判定部と、を備える装置
  4. 【請求項4】 前記最良画像判定部は、前記ずれ量が許
    容ずれ量以下である場合にはその画像データを最良の画
    像データとして選択し、あるいは、前記二つの画像デー
    タのうちの第一番目の画像データの前記ずれ量が第二番
    目の画像データの前記ずれ量よりも小さい場合には前記
    第一番目の画像データを最良の画像データとして選択す
    ることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記サンプリング部は、所定の範囲の複
    数本の水平走査線の1次元データを垂直方向に加算した
    1次元データを算出することを特徴とする請求項3又は
    4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記判定部は、前記2値化データが0か
    ら1に変化した時をもって0または1のいずれかのレベ
    ルを割当て、前記2値化データが1から0に変化した
    時をもって他方のレベルを割当てて、前記2値化デー
    タの変化を0と1の交互の配列で表した変化パターンを
    作成し、この変化パターンを予め作成した標準変化パタ
    ーンと比較して1つの移動体が確実に前記画面内に含
    まれているか否かを判定することを特徴とする請求項3
    乃至5の何れか一項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記中心ずれ演算部は、前記2値化デー
    タが最初に移動体を検出した事を示す変化と、これに続
    く最初の移動体消滅を示す変化の位置の平均値を2値化
    データの中心とすることを特徴とする請求項3乃至6の
    何れか一項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記画像メモリは第1メモリと第2メモ
    からなり、前記第1メモリと前記第2メモリには最
    新の画像データが交互に記憶されることを特徴とする請
    求項3乃至7の何れか一項に記載の装置。
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