JP3348760B2 - 光ファイバ部品の接続装置 - Google Patents

光ファイバ部品の接続装置

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JP3348760B2
JP3348760B2 JP28751795A JP28751795A JP3348760B2 JP 3348760 B2 JP3348760 B2 JP 3348760B2 JP 28751795 A JP28751795 A JP 28751795A JP 28751795 A JP28751795 A JP 28751795A JP 3348760 B2 JP3348760 B2 JP 3348760B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光ファイバ部品の
接続装置に係り、さらに詳しくは、接続における損失が
少ない光ファイバ部品の接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、図4に示されているように、光
軸を合わせて入力ファイバ部品201に導波路等の光回
路部品203を介して出力ファイバ部品205を接続す
る場合においても、入力ファイバ部品201と光回路部
品203の接続、あるいは光回路部品203と出力ファ
イバ部品205の接続というように二部品間での光軸合
わせを試験的に行うのみであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、実装部品を
対象として光軸合わせから接続までを一貫して自動で行
う装置がなかった。これは、特に、光回路部品203に
対する入力及び出力ファイバ201,205の光軸合せ
を的確に行うことが困難であったためである。
【0004】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、光軸合わせを的確に
行うこと、さらには光軸合わせおよび接続を一貫して自
動で行うことのできる光ファイバ部品の接続装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項による発明の光ファイバ部品の接続装置
は、架台中央に設けられた光回路部品固定用の固定回路
ホルダと、この固定回路ホルダの一方の側に設けられて
入力側光ファイバ部品をX,Y,Z,C軸方向に移動・
位置決め自在に装着する第一ステージと、前記固定回路
ホルダの他方の側に設けられて出力側光ファイバ部品を
X,Y,Z,C軸方向に移動・位置決め自在に装着する
第二ステージと、この第二ステージに設けられると共に
前記入力側光ファイバ部品から光回路部品を透過してき
た光を受けるイメージファイバと、前記入力側光ファイ
バ部品と前記光回路部品との接続面および前記光回路部
品と前記出力側光ファイバ部品との接続面を撮像するC
CDカメラと、前記接続面に紫外線硬化型接着剤を塗布
するディスペンサノズルと、前記接続面に塗布された前
記接着剤を乾燥・固着させるべく紫外線を照射するライ
トヘッドと、前記CCDカメラ,ディスペンサノズル,
ライトヘッドを、不必要時に前記接続面位置に対して待
避可能に保持すると共に、前記接続面の光軸方向位置に
移動・位置決めするW軸移動機構と、を備えてなること
を特徴とするものである。
【0006】従って、架台中央の固定回路ホルダに光回
路部品を固定し、第一ステージをX,Y,Z,C軸方向
に移動して装着された入力側光ファイバ部品を光回路部
品に近づけて入力側光ファイバ部品から光回路部品に光
を発する。この光回路部品を透過してくる光をイメージ
ファイバにより受けてその光量を測定して軸合せを行
う。出力側光ファイバ部品は、軸合せを行ったイメージ
ファイバの位置にセットすることにより軸合せを行う。
【0007】また、CCDカメラが接続面を映し出し、
その画像を見て作業者が確認しながらディスペンサノズ
ルを接続面位置に位置決めして接着剤を塗布する。そし
て、ライトヘッドが紫外線を接続面に照射して、ディス
ペンサノズルが接続面に塗布した接着剤を乾燥させて接
着する。
【0008】さらに、W軸移動機構によりCCDカメ
ラ,ディスペンサノズル,ライトヘッドを移動して接続
面位置に位置決めする。
【0009】請求項2による光ファイバ部品の接続装置
は、請求項1記載の光ファイバ部品の接続装置におい
て、イメージファイバが、第二ステージにおける出力側
光ファイバ部品装着位置の真上または真下に設けられて
いることを特徴とするものである。
【0010】従って、Y軸モータによる上下動のみでイ
メージファイバから出力側光ファイバ部品へ確実に置き
換えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1には,この発明に係る光ファイバ部品
の接続装置1の正面断面図が示され、図2には、同装置
1の平面図が示されている。図1において、中空構造の
架台3の上には左側に調心用の第一ステージ5Fと右側
に第二ステージ5Sを有し、その間に固定回路ホルダ7
が立設されている。固定回路ホルダ7には光回路部品9
が装着されている。
【0013】ここで、第一ステージ5Fと第二ステージ
5Sは固定回路ホルダ7を挟んで互いに対向して設けら
れており、大部分の構成については共通しているので、
符号にF(第一ステージ)またはS(第二ステージ)を
付して区別することとして、共通する部分については第
一ステージ5Fについて説明することとする。
【0014】第一ステージ5Fにおいては、中空の支柱
11Fが図1において上下方向(Y軸方向)に向けて架
台3の上板13に吊り下げられた状態で内部空間15に
設けられており、前記支柱11Fの下端にはベースプレ
ート17Fが水平に設けられている。このベースプレー
ト17Fの下側にはY軸モータ19Fが回転軸を上向き
にして設けられており、この回転軸には前記支柱11F
の内部で回転自在に設けられているY軸ボールネジ21
Fの下端部が連結されている。
【0015】また、前記ベースプレート17Fの上面に
は複数のバランスシリンダ23F,23Fが設けられて
おり、このバランスシリンダ23F,23Fの上側には
Y軸ブロック25Fが設けられている。すなわち、この
Y軸ブロック25Fは、厚い平板状のプレート部27F
とこのプレート部27Fの中央部において下方に伸びる
棒状部分29Fからなり、この棒状部分29Fは前記支
柱11Fの内部に上下動自在に挿嵌されている。そし
て、その棒状部分29Fには前記Y軸ボールネジ21F
が螺合するボールナット31Fが取付けられている。
【0016】従って、Y軸モータ19Fを駆動せしめる
と、Y軸ボールネジ21Fが回転駆動し、Y軸ブロック
25Fが上下動するが、このとき棒状部分29Fが支柱
11内部に沿って上下動することおよびバランスシリン
ダ23F,23Fの働きによりY軸ブロック25Fはプ
レート部27Fを常に水平を保った状態で上下動および
位置決めすることができる。
【0017】Y軸ブロック25Fの上面にはガイドレー
ル33Fが光回路部品9の光軸方向と平行な図1におい
て左右方向(Z軸方向)に向けて設けられており、この
ガイドレール33Fに沿ってZ軸方向へ往復動自在のZ
軸プレート35Fが設けられている。このZ軸プレート
35Fには図示しないZ軸ボールナットが取付けられて
いる。
【0018】前記Y軸ブロック25Fの側端面には上向
きにブラケット37Fが取付けられており、このブラケ
ット37FにはZ軸モータ39Fが取付けられている。
Z軸モータ39Fの回転軸にはZ軸ボールネジ41Fが
設けられており、前述のZ軸ボールナットに螺合してい
る。
【0019】従って、Z軸モータ39Fを駆動せしめる
と、Z軸ボールネジ41Fが回転してZ軸プレート35
FをY軸ブロック25Fに対して相対的にZ軸方向に移
動位置決めすることができる。
【0020】Z軸プレート35Fの上面には図1におい
て紙面と垂直な方向(X軸方向)に向けてガイドレール
43Fが設けられており、このガイドレール43Fに沿
ってX軸方向へ往復動自在のX軸ブロック45Fが設け
られている。このX軸ブロック45Fには図示しないX
軸ボールナットが取付けられている。
【0021】図2を参照するに、前記Z軸プレート35
Fの側端面から上向きにブラケット47Fが取付けられ
ており、このブラケット47FにはX軸モータ49Fが
取付けられている。X軸モータ49Fの回転軸にはX軸
ボールネジ51Fが設けられており、前述のX軸ボール
ナットに螺合している。
【0022】従って、X軸モータ49Fを駆動せしめる
と、X軸ボールネジ51Fが回転してX軸ブロック45
FをZ軸プレート35Fに対して相対的にX軸方向に移
動・位置決めすることができる。
【0023】再び図1に戻って、X軸ブロック45Fに
はX軸ブロック45FをZ軸方向に貫通する主軸53F
が取付けられており、この主軸53FをC軸回転(Z軸
回り)させるC軸モータ55Fが設けられている。この
主軸53Fの固定回路ホルダ7側先端部には、境界面合
せ機構57Fが取付けられている。一方、反対側の端部
にはロードセル59Fが取付けられている。
【0024】前記ロードセル59Fはアンプ61を介し
てパーソナルコンピュータ63に接続されている。ま
た、前記第一ステージ5Fの境界面合せ機構57Fには
入力側光ファイバ部品65が2〜3度の範囲で傾動自在
に装着され、この入力側光ファイバ部品65にはLD光
源67が接続されている。一方、第二ステージ5Sの境
界面合せ機構57Sには出力側光ファイバ部品69が装
着されており、この出力側光ファイバ部品69には光エ
ネルギーを電圧に変換するO/E変換器71が接続され
ている。さらに、第二ステージ5Sの主軸53Sにはイ
メージファイバ73が取付けられており、前記O/E変
換器71に接続されている。このイメージファイバ73
は光回路部品9の出力側の数に応じて分岐されたもので
あり、主軸53Sの先端部に取付けられる出力側光ファ
イバ部品69の真上または真下に位置させることができ
るように取付けられている。
【0025】一方、図2を参照するに、前記第一ステー
ジ5Fと第二ステージ5Sの間の架台3の上面後ろ側部
分(図2中上側)には、Z軸と平行なW軸移動機構75
が設けられている。このW軸移動機構75はW軸方向へ
延びる本体フレーム77を有している。この本体フレー
ム77の図中左側にはW軸モータ79が設けられてお
り、このW軸モータ79の回転軸にはW軸ボールネジ8
1が取付けられている。
【0026】W軸移動機構75の本体フレーム77に
は、前記W軸ボールネジ81に螺合する図示しないW軸
ボールナットを有するスライダ83がW軸方向へ往復動
自在に設けられている。
【0027】従って、W軸モータ79を駆動せしめる
と、W軸ボールネジ81が回転されることによりスライ
ダ83を本体フレーム77に沿ってW軸方向へ移動・位
置決めすることができる。
【0028】前記スライダ83には左右のブラケット8
5L,85Rが設けられており、図中左側のブラケット
85Lにはロータリアクチュエータ87Lが設けられて
いる。このロータリアクチュエータ87Lにはアーム部
材89が上方へ回動自在に設けられており、前記アーム
部材89の先端にはスライダ83のW軸方向位置を定
め、アーム部材89を下方へ回動させたとき、UV接着
剤を塗布するためのディスペンサノズル91が、光回路
部品9の前後の接続部の上方に選択的に位置するように
設けられている。
【0029】なお、UV接着剤を塗布するとき以外はロ
ータリアクチュエータ87Lを作動させて前記ディスペ
ンサノズル91を上方へ退避できるようになっている。
ここでは、上方へ約60°回動可能となっている。
【0030】前記スライダ83に設けられている右側の
ブラケット85Rにはロータリアクチュエータ87Rが
設けられている。このロータリアクチュエータ87Rに
はアームブロック93が上方へ回動自在に設けられてい
る。このアームブロック93には、前記ディスペンサノ
ズル91によりUV接着剤を塗布するW軸方向位置の割
り出しを確認するためのCCDカメラ95,95および
UV接着剤を乾燥・固着させるために接続部に紫外線を
照射するUV照射ライトヘッド97,97が設けられて
いる。このUV照射ライトヘッド97,97は、光回路
部品9の前後の接続部を同時に照射するように間隔を調
整できるようになっている。
【0031】従って、UV接着剤を塗布する場合および
UV接着剤を乾燥させる場合にはアームブロック93を
下ろし、必要でない場合にはロータリアクチュエータ8
7Rを作動させてアームブロック93を上昇させて、前
記CCDカメラ95,95およびUV照射ライトヘッド
97を退避できるようになっている。ここでは、上方へ
90°回動可能となっている。
【0032】以上のように構成されている接続装置1の
制御系統ブロックが図3に示してある。CPU(中央処
理装置)99にはキーボードの如き入力手段101や、
CRTの如き出力手段103が接続されている。
【0033】軸合せに関しては、前記第一ステージ5
F,第二ステージ5Sの駆動部がCPU99に接続され
ていて、各々X軸モータ49F,49S、Y軸モータ1
9F,19S、,Z軸モータ39F,39S、,C軸モ
ータ55F,55Sが制御されるようになっている。こ
れらの移動・位置決めと共に境界面合せ機構57F,5
7Sも制御される。
【0034】また、LD光源67から入力側光ファイバ
部品65、光回路部品9を透過してきた光量を測定する
ためのイメージファイバ73およびこのイメージファイ
バ73が受光した光の量を電圧に変換するO/E変換器
71がCPU99に接続されている。さらに、接続面の
面合せを検出するためのロードセル59およびこのロー
ドセル59からの信号を増幅して伝達するアンプ61も
CPU99に接続されている。
【0035】一方、接続に関するものとして、接続面を
撮像するCCDカメラ95,接続面に接着剤を塗布する
ためのディスペンサノズル91,このディスペンサノズ
ル91により塗布された接着剤を乾燥・固着させるため
に紫外線を照射するUV照射ライトヘッド97がCPU
99によって制御されるようになっている。
【0036】また、前記CCDカメラ95,ディスペン
サノズル91,UV照射ライトヘッド97等の移動・位
置決めを行うためのW軸移動機構75,ロータリアクチ
ュエータ87L,87RもCPU99に制御されるよう
になっている。
【0037】次に、前述の接続装置1を用いて図4に示
されているものと同様の、入力側光ファイバ部品65
(201),光回路部品9としての1×8分岐導波路
(203),出力側光ファイバ部品69(205)の光
軸合わせの動作について説明する。
【0038】まず、導波路等の光回路部品9を固定回路
ホルダ7にセットして、第二ステージ5S側に取付けら
れたイメージファイバ73をX,Y,Zの各軸移動によ
り光回路部品9の図中右側(出力側)近辺に移動させ
る。
【0039】続いて、第一ステージ5Fの先端に、LD
光源67から光が送られてくる入力側光ファイバ部品6
5(1または2入力)を、X,Y,Zの各軸移動により
光回路部品9の左側に移動させる。
【0040】境界面合せ機構57Fが光回路部品9と入
力側光ファイバ部品65を突き合わせて面合せを行った
後、Z軸移動により所定の隙間を開けて粗調心を行う。
面合せは、ロードセル59により押圧力を検出し、パー
ソナルコンーピュータ63によりZ軸を制御してこの押
圧力が所定値を保持するようにして行う。
【0041】ここで、粗調心の条件は、検索範囲200 μ
m四方,送りピッチは3〜5μm,隙間は100 μmを標
準とする。
【0042】粗調心は、LD光源67から入力側光ファ
イバ部品65に光を送り、この光が光回路部品9を通し
てイメージファイバ73に入射する光量を、光エネルギ
ーを電圧に変換するO/E変換器71を介してパーソナ
ルコンーピュータ63に入力し、所望のレベルの光量に
なるまで各軸を自動的に制御して行う。
【0043】以上の手順で第一ステージ5F側の粗調心
が完了すると、第二ステージ5S側の先端に、O/E変
換器71につながった出力側光ファイバ部品69と、イ
メージファイバ73をY軸モータ19Sを作動させてY
軸移動により入換える。
【0044】光回路部品9と入力側光ファイバ部品65
の面合せと同様にして、出力側光ファイバ部品69と光
回路部品9の面合せを行い、その後所定の隙間を開けて
粗調心を行う。
【0045】粗調心が完了すると、さらに精度を高める
ために、微調心を行う。この微調心の条件は、検索範囲
30〜40μm四方,送りピッチは0.1 μm,隙間は10μm
を標準とする。
【0046】第一ステージ5Fおよび第二ステージ5S
について微調心が完了すると、続いて接続を行う。
【0047】以下に、接続の手順について説明する。
【0048】まず、W軸移動機構75を制御してディス
ペンサノズル91を入力側光ファイバ部品65と光回路
部品9との隙間、または光回路部品9と出力側光ファイ
バ部品69との隙間に合わせて、ディスペンサノズル9
1の中に入ったUV接着剤を前記隙間に落とす。このと
き、CCDカメラ95,95により映し出された画像を
見て確認することができる。
【0049】接着剤を塗布した後、W軸移動機構75を
制御してスライダ83に搭載されているUV照射ライト
ヘッド97,97を接続面に位置決めした後、紫外線を
照射して接着剤を乾燥させて固着させる。
【0050】以上のようにして接続を行うが、光回路部
品9を変えた場合には長さおよび幅が変化するので、こ
れに合わせてW軸上でCCDカメラ95のストロークと
UV照射ライトヘッド97,97の間隔およびストロー
クを適宜変える。
【0051】以上の結果から、軸合せおよび接続を的確
に、さらには自動的に行うことができる。この時、接続
面の状態を画面により確認することができる。
【0052】なお、この発明は前述の実施の形態の例に
限定されることなく、適宜な変更を行なうことにより、
その他の態様で実施し得るものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1による発
明の光ファイバ部品の接続装置では、架台中央の固定回
路ホルダに光回路部品を固定し、第一ステージをX,
Y,Z,C軸方向に移動することにより自動で確実に入
力側光ファイバ部品を光回路部品に近づけることができ
る。また、入力側光ファイバ部品から光回路部品に光を
発し、光回路部品を透過してくる光をイメージファイバ
により受けてその光量を測定して軸合せを行うので、完
全自動により接続損失の最も低い軸合せができる。さら
に、入力側光ファイバ部品と光回路部品の軸合せを行っ
た後、第二ステジの移動により出力側光ファイバ部品を
前記イメージファイバの位置にセットすることにより出
力側光ファイバ部品を光回路部品に対して容易に、かつ
的確に所定の関係位置範囲内に置くことができ、出力側
光ファイバ部品と光回路部品の軸合せも容易に、かつ的
確に行うことができる。
【0054】また、CCDカメラが接続面を映し出し、
その画像を見てディスペンサノズルを接続面位置に位置
決めするので確実に位置決めすることができる。また、
接着剤を塗布した接続面にライトヘッドが紫外線を照射
するので、紫外線硬化型の接着剤を迅速に乾燥・固着さ
せることができる。
【0055】さらに、W軸移動機構によりCCDカメ
ラ,ディスペンサノズル,ライトヘッドを移動するの
で、自動により確実に接続面位置に位置決めすることが
できる。
【0056】請求項2による発明の光ファイバ部品の接
続装置では、請求項1記載のイメージファイバが、第二
ステージにおける出力側光ファイバ部品装着位置の真上
または真下に設けられているので、Y軸モータによる上
下動のみで位置決めされた出力側光ファイバ部品の位置
へイメージファイバを確実に置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光ファイバ部品の接続装置を示
す正面断面図である。
【図2】図1中II方向から見た平面図である。
【図3】この発明に係る光ファイバ部品の接続装置の制
御系統図である。
【図4】光ファイバ部品と光回路部品との接続を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 接続装置 3 架台 5F 第一ステージ 5S 第二ステージ 7 固定回路ホルダ 9 光回路部品 65 入力側光ファイバ部品 69 出力側光ファイバ部品 73 イメージファイバ 75 W軸移動機構 91 ディスペンサノズル 95 CCDカメラ 97 ライトヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小久保 光典 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株 式会社 沼津事業所内 (72)発明者 川津 和司 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株 式会社 沼津事業所内 (72)発明者 深沢 強 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株 式会社 沼津事業所内 (72)発明者 塙 文明 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−238306(JP,A) 特開 平7−270649(JP,A) 特開 昭61−256307(JP,A) 特開 昭64−88404(JP,A) 実開 平4−129121(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台中央に設けられた光回路部品固定用
    の固定回路ホルダと、この固定回路ホルダの一方の側に
    設けられて入力側光ファイバ部品をX,Y,Z,C軸方
    向に移動・位置決め自在に装着する第一ステージと、前
    記固定回路ホルダの他方の側に設けられて出力側光ファ
    イバ部品をX,Y,Z,C軸方向に移動・位置決め自在
    に装着する第二ステージと、この第二ステージに設けら
    れると共に前記入力側光ファイバ部品から光回路部品を
    透過してきた光を受けるイメージファイバと、前記入力
    側光ファイバ部品と前記光回路部品との接続面および前
    記光回路部品と前記出力側光ファイバ部品との接続面を
    撮像するCCDカメラと、前記接続面に紫外線硬化型接
    着剤を塗布するディスペンサノズルと、前記接続面に塗
    布された前記接着剤を乾燥・固着させるべく紫外線を照
    射するライトヘッドと、前記CCDカメラ,ディスペン
    サノズル,ライトヘッドを、不必要時に前記接続面位置
    に対して待避可能に保持すると共に、前記接続面の光軸
    方向位置に移動・位置決めするW軸移動機構と、を備え
    てなることを特徴とする光ファイバ部品の接続装置。
  2. 【請求項2】 前記イメージファイバが、前記第二ステ
    ージにおける前記出力側光ファイバ部品装着位置の真上
    または真下に設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の光ファイバ部品の接続装置。
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