JP3347479B2 - 走査光学装置の取付け構造 - Google Patents

走査光学装置の取付け構造

Info

Publication number
JP3347479B2
JP3347479B2 JP15627794A JP15627794A JP3347479B2 JP 3347479 B2 JP3347479 B2 JP 3347479B2 JP 15627794 A JP15627794 A JP 15627794A JP 15627794 A JP15627794 A JP 15627794A JP 3347479 B2 JP3347479 B2 JP 3347479B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing case
scanning optical
optical device
mounting
top plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15627794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0822175A (ja
Inventor
俊夫 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP15627794A priority Critical patent/JP3347479B2/ja
Publication of JPH0822175A publication Critical patent/JPH0822175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3347479B2 publication Critical patent/JP3347479B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ、複写
機、ファクシミリ装置等の静電写真式等の画像形成装置
に関し、より詳しくは、感光体ドラム等の感光体に静電
潜像を形成するための走査光学装置の取付け構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の走査光学装置は、特
開平4−175719号公報に開示されているように、
上面解放箱型のハウジングケース内に、その底面に取付
けられたモータにて回転する偏向器としての平面視六角
形状等の回転多面鏡と、走査光学系としてのfθレンズ
と細長い検光レンズ等のレンズ群が固定されて設けら
れ、光源としての半導体レーザ素子とコリメートレンズ
からなるレーザユニットが、ハウジングケースの一側壁
外面に取付けられたものが知られている。
【0003】そして、レーザユニットから発射された光
ビームは画像データに応じて変調されて回転多面鏡に照
射され、ここで反射された光ビームはfθレンズ等のレ
ンズ群を介して回転する感光体ドラムの表面に集光(結
像)するように構成されている。この場合、走査開始位
置に到達した光ビームをハウジングケース内に固定され
た書き出し位置(BD)鏡にて反射させ、同じくハウジ
ングケース内に設けたBDセンサにて検出するように構
成し、いわゆるレーザ光が感光体ドラム表面を走査する
ときの水平同期を取るようにしている。
【0004】また、一定回転数にて回転する感光体ドラ
ムの表面は、コロナ放電器等の帯電器により予め一様に
帯電されており、前記光ビームの照射による露光にて、
感光体ドラムの表面電位が画像データに応じた電位パタ
ーンとして形成されて、いわゆる静電潜像が形成され
る。この静電潜像に現像装置にて所定の極性に帯電され
たトナーを付着させ、顕在化したトナー像を転写位置に
持ち来たし、ここで用紙等の被記録媒体表面に転写した
トナー像を後の定着装置にて圧力や熱にて画像を定着さ
せるものである。
【0005】ところで、上記公報に記載された装置で
は、プリンタの本体フレームに対して予め装着された感
光体ドラムの軸線に平行な表面に沿って光ビームが走査
され、且つ当該感光体ドラムの所定位置の表面に結像さ
れるように、前記走査光学系を内蔵したハウジングケー
スを本体フレームに装着して後調節するようしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された装置では、レーザユニット、回転多面
鏡、光学系の配置関係等を調節してハウジングケース内
に予めセットしてあっても、このハウジングケースをプ
リンタの本体フレームに取付けするに際して、感光体ド
ラムの軸線の左右両側に対するハウジングケースの平行
度(傾き)や取付け間隔等が狂うと、走査光学装置から
出射された光ビームが感光体ドラムの表面に対して正確
に結像することができないから、走査光学装置の故障や
点検の場合に、前記ハウジングケースごと本体フレーム
から取り外して装着替えすると、再度のハウジングケー
スの取付け調節作業に至極手間取るという問題があっ
た。
【0007】本発明は、この技術的課題を解決すべくな
されたものであって、取付け作業、調節作業を簡単化で
きる走査光学装置の取付け構造を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の走査光学装置の取付け構造
は、画像形成装置における無端移動する感光体に静電潜
像を形成すべく光を走査する走査光学装置において、下
面解放箱型のハウジングケースの天板内側に、少なくと
も光線を偏向させるための偏向器と、その光線を前記感
光体上に集光するためのfθレンズと折り返し鏡を含む
光学系と、書き出し位置検出ユニットとを装着し、予め
走査光学装置の調整用の治具に着脱自在に装着した前後
一対タイバーに対して前記ハウジングケースを位置決め
調整して締着固定して、その状態で走査光学装置の性能
検査及び調整を実行するように構成し、該ハウジングケ
ースを、前記前後一対のタイバーを介して画像形成装置
のメインフレームに対して装着したものである。
【0009】また、請求項2記載の発明は、前記請求項
1記載の走査光学装置の取付け構造において、前記ハウ
ジングケースの天板上面と、前記少なくとも一方のタイ
バーとにはその両者の取付け姿勢を調節規制するための
規制手段を複数箇所に設け、メインフレームには、前記
一方のタイバーに対する取付け位置決め用の基準突起を
設けたものである。
【0010】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1は画像形成装置としてのレーザビーム式プ
リンタ1の概略側断面図、図2は走査光学装置の側断面
図である。本実施例のプリンタ1における本体ケース2
の一側上側に給紙部としての給紙カセット3を着脱自在
に装着し、給紙ローラ4と分離パッド5とにより、給紙
カセット3内に積層された被記録媒体としての用紙Pが
一枚ずつに分離されて給送ローラ対6を介して画像形成
ユニット9に送られる。
【0011】画像形成ユニット9は、感光体としての回
転する感光体ドラム7と転写手段としての転写ローラ8
と、前記給紙カセット3側に近い位置のトナーカートリ
ッジ10や現像ローラ11等からなる現像装置ユニット
12と、感光体ドラム7下面側の帯電装置13、クリー
ニング装置14等を1つのキットとしてケース内に収納
して単一ユニットを構成している。
【0012】画像形成ユニット9の排出側には、加熱ロ
ーラ16と押圧ローラ15とからなる定着装置17が配
置されている。画像形成ユニット9の下方には、前記感
光体ドラム7の下面に向かってレーザ光を走査するため
の走査光学装置としてのスキャナユニット18が、その
下向き解放状のハウジングケース30の天板30aを上
側にして本体ケース2におけるメインフレーム2aの平
板部2bの上面に着脱自在に装着されている。
【0013】そして、帯電装置13にて予め帯電させた
感光体ドラム7の表面に、図示しないホストコンピュー
タ等の外部機器から伝送された画像データに応じて、後
述するスキャナユニット18から出射されたレーザ光を
照射して、感光体ドラム7の表面に静電潜像を形成し、
次いで、現像ローラ11を回転して帯電させた粉体状の
トナーの供給により前記潜像を可視像化するという現像
を実行した後、この感光体ドラム7と転写ローラ8との
間の転写部位に供給された用紙Pに前記トナー像を転写
し、次に、定着装置17における加熱ローラ16と押圧
ローラ15との間を通過して、前記転写されたトナー像
に熱及び圧力を付加して用紙Pにトナー像を定着させ
る。その後、排紙ローラ対52を介して排紙トレイ53
に排紙されるものである。
【0014】なお、前記メインフレーム2aの下方側に
は、制御基板50と、帯電装置13や転写ローラ8に高
電圧を印加するための高電圧基板51とが配置されてい
る。次に、スキャナユニット18の構成について、図2
〜図8を参照しながら説明する。図3は図2の III−II
I 線矢視図であって、下向き解放箱型のハウジングケー
ス30の内部を観察した下面図であり、図4は図2のIV
−IV線矢視図であって、ハウジングケース30を下向き
にして(天板30aを上にして)見た上面図である。
【0015】スキャナユニット18における、レーザ発
光部ユニット20、偏向器としての回転多面鏡27、f
θレンズ21、シリンドリカルレンズ22、折り返し鏡
23、書き出し信号(BD)用鏡25、書き出し信号
(BD)検出センサ26等からなる構成部品が、下向き
解放箱型のハウジングケース30内にてその天板30a
の内面(下面)に固定されて構成されている。なお、カ
バーガラス24は前記天板30aの上面(外面)側に固
定されている。光源としての半導体レーザとコリメート
レンズ(共に図示せず)をブロック体28に内蔵したレ
ーザ発光部ユニット20は、感光体ドラム7から遠い側
の一側に配置されて前記天板30aの下面にねじ止め固
定されている。ブロック体28の背面には印刷配線板2
9が取付けられている。
【0016】前記天板30aの内面に固定された駆動モ
ータ31にて略水平方向に回転する6面鏡等の回転多面
鏡27は、この鏡面に向かって前記レーザ発光部ユニッ
ト20から入射される光ビームの光軸が感光体ドラム7
の回転軸線と略平行状になるように配置されている。前
記回転多面鏡27の鏡面にて反射された光ビームは、両
端部を各々板ばね製の取付け金具32a,32b、33
a,33bを介して天板30aの取付けスリット(図示
せず)に固定されたfθレンズ21及びシリンドリカル
レンズ22を経て、折り返し鏡23で感光体ドラム7の
下面方向に反射される。ハウジングケース30の天板3
0aには、前記感光体ドラム7の下面に近い部分に感光
体ドラム7の軸線と平行状に長い窓孔34が穿設されて
おり、その窓孔34を覆う前記カバーガラス24を通し
て、前記偏向された光ビームが感光体ドラム7の下側表
面に当該感光体ドラム7の軸線方向に沿って走査される
ものである。
【0017】なお、前記fθレンズ21は、このレンズ
21の光軸から感光体ドラム7表面の結像スポットまで
の距離が、偏向器である回転多面鏡27の反射面で反射
された主光線とfθレンズ21の光軸とのなす偏向角θ
に比例するという特性を有するものである。折り返し鏡
23の長手方向一側端近傍には、同じく板ばね(図示せ
ず)にて固定されたBD(Beam Detector)ミラー25が
配置されており、前記レーザ発光部ユニット20から発
射された光ビームのうちの感光体ドラム7の水平方向へ
の書き出し位置を検出するための書き出し位置信号(B
D信号)を、前記回転多面鏡27、fθレンズ21、シ
リンドリカルレンズ22、BDミラー25、スリット体
35、集光レンズ36の経路を経てBD検出センサ26
に入力されるようにするものである。なお、BD検出セ
ンサ26に入力された信号を処理し、また、レーザ発光
部ユニット20を駆動するためのレーザ駆動基板(印刷
配線板)37は天板30aの内面から下向きに突出する
リブの端面に当接させて、ねじ38にて固定されてい
る。
【0018】そして、この走査光学装置としてのスキャ
ナユニット18をプリンタ1に対して組み立てるには、
次のような構成にする。即ち、ハウジングケース30を
裏返して、その天板30aの内面が上向くように配置し
て(図3参照)、この天板30aの内面に前記各構成部
品や、印刷配線板37を固定する。次いで、図6に示す
ような性能検査用治具としての左右一対の治具ブロック
64,65を別途準備し、この左右一対の治具ブロック
64,65上に、前記感光体ドラム7の軸線に沿って長
く互いに略平行状に前後一対のタイバー40,41を載
置し、この両タイバー40,41に対してハウジングケ
ース30の天板30aの上面(外面)をねじ42,4
3,44,45にて仮止めする。
【0019】この場合、前記ハウジングケース30の天
板30a上面と、前記少なくとも一方のタイバーである
前部タイバー40(窓孔34に近い側のタイバー)とに
はその両者の取付け姿勢を調節規制するための規制手段
を複数箇所に設ける。その一実施例として、図4及び図
7に示すように、ハウジングケース30の天板30aの
上面には、前記窓孔34が形成された側(ハウジングケ
ース30の前側という、以下同じ)左右両側寄り部位に
各々規制突起60、61を形成する一方、前部タイバー
40には、前記書き出し位置用鏡25から遠い側に、前
部タイバー40の長手方向沿って長い長孔62を穿設
し、また、書き出し位置用鏡25に近い側に、前部タイ
バー40の幅方向に長い長孔63を穿設する。
【0020】他方、前記左右一対の治具ブロック64,
65の上面には、前部タイバー40に対する取付け位置
決め用の丸軸状の基準突起66,67を設ける。この左
右一対の基準突起66,67は、図3に示し、且つ後述
するように、メインフレーム2aの左右一対の段部2
c,2c上面に設けられた前部タイバー40に対する取
付け位置決め用の丸軸状の基準突起68,69と同じ間
隔であり、且つ同直径である。
【0021】また、前記前部タイバー40の長手方向両
端部には、図8に示すように、前記基準突起66(6
8),67(69)に対応する基準孔70,71が穿設
されている。そのうち、書き出し位置用鏡25に近い側
の基準孔70は平面視ほぼ正方形であり、前記丸軸状の
基準突起66(68)がガタ付きなく嵌挿できる程度に
設定されている。また、書き出し位置用鏡25から遠い
側には、前部タイバー40の長手方向に長く、且つ前記
丸軸状の基準突起67(69)の直径とほぼ等しい幅寸
法の基準孔71が穿設されている。
【0022】なお、ハウジングケース30の回転多面鏡
27が位置する側に設ける後部タイバー41を前記左右
一対の治具ブロック64,65の上面にガタ付きなく配
置するため、後部タイバー41に対する取付け孔72,
73に嵌挿する規制ピン(図示せず)を左右一対の治具
ブロック64,65の上面に設ける。次いで、前部タイ
バー40長手方向軸線とハウジングケース30の前縁等
の基準線との平行度を調整して取付けねじ42,43,
44,45を締着固定する。
【0023】この場合、タイバー40における書き出し
位置用鏡25から遠い側の長孔62嵌まる規制突起61
の箇所を中心にしてハウジングケース30を図6の紙面
と略平行な平面上で回動させることにより、感光体ドラ
ム7表面におけるその軸線方向(図6のX軸方向)に対
する書き出し位置はほとんど変化しない(変化量がすく
ない)ことがわかった。
【0024】次いで、左右一対の治具ブロック64,6
5にハウジングケース30を載置した状態で、以下のよ
うな性能検査及び調整を実行する。即ち、レーザ発光部
ユニット20から発射される光ビームの強さを所定値に
なるように設定し、その後、前記左右一対の治具ブロッ
ク64,65から適宜離れた所定位置(感光体ドラム7
の表面の所定の書き出し位置等に対応する位置)に予め
設置した走査位置検査用センサ(図示せず)に、光ビー
ムが当たるようにする、いわゆる走査位置調整を実行
し、さらに、この状態で前記BD信号がBD検出センサ
26にて受光されるように、スリット体35の位置を調
節したのち接着剤にてスリット体35を固定し、且つB
D検出センサ26の取付け位置も固定する。
【0025】このような手順で調節・固定した走査光学
装置にあっては、ハウジングケース30と前後一対のタ
イバー40,41とが一体的となった状態で、すでに走
査位置の調整が済んでいるから、プリンタ1のメインフ
レーム2aに対して前記走査光学装置を組み込むに際し
ては、前部タイバー40の基準孔70,71がメインフ
レーム2aにおける前記基準突起68,69に嵌合する
ようにセットし(図8参照)、ねじ47,48にて固定
すれば良いのである。
【0026】このようにして、走査光学装置のプリンタ
1のメインフレーム2aに対する位置調節を最小限なも
のにして、且つ所定の精度のもとで簡単に組立作業を実
行することができるという効果を奏するのである。な
お、前記走査光学装置をプリンタ1のメインフレーム2
aに対して装着するに際して、ハウジングケース30の
周囲側壁30bの自由端縁にわたって合成樹脂製のスポ
ンジ材等のシール材46を置き、このハウジングケース
30を下向きにして(天板30aを上にして)(図4及
び図5参照)、合成樹脂製のメインフレーム2aの平板
部2bの上面に載置し、前記一対のタイバー40,41
の両端をメインフレーム2aの段部2c等の所定箇所に
ねじ47,48にて固定するものである。
【0027】このように構成すれば、走査光学装置の各
構成部品である、レーザ発光部ユニット20、回転多面
鏡27、fθレンズ21等の光学系は全て下面解放箱型
のハウジングケース30で上から覆われ、しかも、ハウ
ジングケース30の周囲側壁30bの下端縁とメインフ
レーム2aの平板部2b上面との間にシール材46を介
挿して固定したものであるから、従来のような上向き解
放箱型のハウジングケースの上面に別体の蓋を装着する
手間を省くことができるものでありながら、ハウジング
ケース30の上方から漏れ出したトナーがハウジングケ
ース30の内部に侵入することを完全に防止でき、ハウ
ジングケース30内の走査光学装置の各構成部品を汚す
ことがない。
【0028】なお、前述したように、ハウジングケース
30とタイバーとの取付け姿勢を調節規制するための規
制手段として、前記ハウジングケース30の天板30a
上面に複数の規制突起60,61を設ける一方、前記少
なくとも一方のタイバー(実施例では前部タイバー4
0)には規制突起60,61が嵌まる長孔62,63を
複数箇所に設けることにより、両者の取付け姿勢の調節
作業が至極容易となる。また、メインフレーム2aの段
部2c上面には、前部タイバー40に対する取付け位置
決め用の基準突起68,69を設ける一方、前部タイバ
ー40側には基準突起68,69に嵌まる基準孔70,
71を設けることにより、一つのタイバー40を本体フ
レーム2の所定位置に簡単に、且つ精度良く装着するこ
とができるという効果を奏するのである。さらに、これ
らダイバー40,41をメインフレーム2aに取り付け
ることにより、メインフレーム2aを補強することもで
きる。
【0029】なお、他の実施例として、ハウジングケー
ス30の周囲側壁の一側外側にレーザ発光部ユニット2
0を固定するようにしても良いことはいうまでもない。
また、本発明は、ファクシミリや複写機等の電子写真式
画像形成装置における走査光学装置にも適用できること
はいうまでもない。
【0030】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、請求項1
記載の発明の走査光学装置の取付け構造は、画像形成装
置における無端移動する感光体に静電潜像を形成すべく
光を走査する走査光学装置において、下面解放箱型のハ
ウジングケースの天板内側に、少なくとも光線を偏向さ
せるための偏向器と、その光線を前記感光体上に集光す
るためのfθレンズと折り返し鏡を含む光学系と、書き
出し位置検出ユニットとを装着し、予め走査光学装置の
調整用の治具に着脱自在に装着した前後一対タイバーに
対して前記ハウジングケースを位置決め調整して締着固
定して、その状態で走査光学装置の性能検査及び調整を
実行するように構成し、該ハウジングケースを、前記前
後一対のタイバーを介して画像形成装置のメインフレー
ムに対して装着したものである。
【0031】従って、基準位置等を検査することのでき
る治具に対して所定位置で装着されたタイバーに、ハウ
ジングケースを取付け固定するので、ハウジングケース
とタイバーとが一体となった状態では、すでに書き出し
位置の調整等の諸調整作業が完了しているから、画像形
成装置のメインフレームに対する位置調節を最小限なも
のにして、且つ所定の精度のもとで簡単に組立作業を実
行したり、走査光学装置の取り替え作業を容易にするこ
とができるという効果を奏するのである。
【0032】また、請求項2記載の発明は、前記請求項
1記載の走査光学装置の取付け構造において、前記ハウ
ジングケースの天板上面と、前記少なくとも一方のタイ
バーとにはその両者の取付け姿勢を調節規制するための
規制手段を複数箇所に設け、メインフレームには、前記
一方のタイバーに対する取付け位置決め用の基準突起を
設けたものである。
【0033】従って、基準となる治具上の少なくとも一
方のタイバーとハウジングケースとの取付け姿勢が、複
数箇所の規制手段により規制される結果、両者の取付け
作業が簡素化され、また、ハウジングケースと一体化し
たタイバーを画像形成装置のメインフレームおける基準
突起に対して装着すれば、そのまま取付け精度が確定で
きる。従って、本発明によれば、画像形成装置に対する
走査光学装置の取付け精度を保持しながら、当該走査光
学装置の組立、取り替え作業を簡単できるという効果を
奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザプリンタの概略側断面図である。
【図2】走査光学装置の側断面図である。
【図3】図2の III−III 線矢視図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視図である。
【図5】図4のV−V線矢視断面図である。
【図6】治具ブロック上に載置したハウジングケースの
平面図である。
【図7】図4のVII −VII 線矢視断面図である。
【図8】図4の VIII −VIII線矢視側面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 本体ケース 2a メインフレーム 2b 平板部 7 感光体ドラム 9 画像形成ユニット 18 スキャナユニット 20 レーザ発光部ユニット 21 fθレンズ 22 シリンドリカルレンズ 23 折り返し鏡 24 カバーガラス 25 書き出し信号用鏡 26 BD検出センサ 27 回転多面鏡 30 ハウジングケース 30a 天板 40,41 タイバー 42,43,44,45 取付けねじ 60、61 規制用突起 64,65 治具ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−251054(JP,A) 特開 平1−282516(JP,A) 特開 平2−19869(JP,A) 特開 平4−119754(JP,A) 特開 平3−208009(JP,A) 特開 平4−304477(JP,A) 特開 平4−110912(JP,A) 特開 平4−156415(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 15/04 G03G 21/16 - 21/18 B41J 2/44 - 2/46 G02B 26/10 - 26/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置における無端移動する感光
    体に静電潜像を形成すべく光を走査する走査光学装置に
    おいて、 下面解放箱型のハウジングケースの天板内側に、少なく
    とも光線を偏向させるための偏向器と、その光線を前記
    感光体上に集光するためのfθレンズと折り返し鏡を含
    光学系と、書き出し位置検出ユニットとを装着し、 予め走査光学装置の調整用の治具に着脱自在に装着した
    前後一対タイバーに対して前記ハウジングケースを位置
    決め調整して締着固定して、その状態で走査光学装置の
    性能検査及び調整を実行するように構成し、 該ハウジングケースを、前記前後一対のタイバーを介し
    て画像形成装置のメインフレームに対して装着したこと
    を特徴とする走査光学装置の取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングケースの天板上面と、前
    記少なくとも一方のタイバーとにはその両者の取付け姿
    勢を調節規制するための規制手段を複数箇所に設け、前
    記メインフレームには、前記一方のタイバーに対する取
    付け位置決め用の基準突起を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の走査光学装置の取付け構造。
JP15627794A 1994-07-07 1994-07-07 走査光学装置の取付け構造 Expired - Fee Related JP3347479B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15627794A JP3347479B2 (ja) 1994-07-07 1994-07-07 走査光学装置の取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15627794A JP3347479B2 (ja) 1994-07-07 1994-07-07 走査光学装置の取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0822175A JPH0822175A (ja) 1996-01-23
JP3347479B2 true JP3347479B2 (ja) 2002-11-20

Family

ID=15624305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15627794A Expired - Fee Related JP3347479B2 (ja) 1994-07-07 1994-07-07 走査光学装置の取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3347479B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5417785B2 (ja) * 2008-09-24 2014-02-19 富士ゼロックス株式会社 光走査装置及び画像形成装置
US9407780B2 (en) 2014-12-11 2016-08-02 Kyocera Document Solutions Inc. Light scanning device and image forming apparatus including the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0822175A (ja) 1996-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7830576B2 (en) Scanning optical apparatus and method, and image forming apparatus
US5172161A (en) Unibody printing system and process
US7830545B2 (en) Optical unit and image forming apparatus
JP2008033141A (ja) 光走査装置および光走査装置を用いた画像形成装置
US4743927A (en) Printing apparatus
US7123396B2 (en) Optical scanning apparatus and image forming apparatus
US20100247147A1 (en) Image-forming device
US7116457B2 (en) Optical scanning apparatus and image forming apparatus
US7446910B2 (en) Optical scanning device
US5663558A (en) Optical beam scanning unit with slit for producing horizontal synchronizing signal
JP4799138B2 (ja) 光学部品固定機構、光走査装置、及び画像形成装置
US6249305B1 (en) Color image forming apparatus
US5299051A (en) Housing structure for optical scanning system
JP3347479B2 (ja) 走査光学装置の取付け構造
JP5447783B2 (ja) 光走査装置、この光走査装置を備えた画像形成装置
US11800027B2 (en) Housing, optical scanner, and image forming apparatus
US5095337A (en) Electrophotographic apparatus having a movable self-scanner
US5625437A (en) Image forming apparatus
JPH0822174A (ja) 画像形成装置における走査光学装置
JP3471902B2 (ja) 光源装置
JP3201151B2 (ja) 光学装置
JP3424985B2 (ja) 走査光学装置
JP3215576B2 (ja) 走査光学装置
JP3344419B2 (ja) 多色画像形成装置の調整方法及び光ビーム走査ユニットの交換方法
JP3052736B2 (ja) 光学装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070906

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090906

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090906

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120906

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130906

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees