JP3347461B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP3347461B2
JP3347461B2 JP6897694A JP6897694A JP3347461B2 JP 3347461 B2 JP3347461 B2 JP 3347461B2 JP 6897694 A JP6897694 A JP 6897694A JP 6897694 A JP6897694 A JP 6897694A JP 3347461 B2 JP3347461 B2 JP 3347461B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字、静止画、動画等
の映像情報を表示する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアと称され、映像情
報を手軽に取り扱うことできる機器が開発され、利用
され始めている。その一つに、携帯用端末やラップトッ
プコンピューター等が挙げられる。これらの機器は、自
分のオフィス以外の場所でも必要な情報を獲得すること
ができ、また、加工、伝送を行なうこともできる。
【0003】しかしながら、その使用方法は、個人使用
であり、複数の使用者がある情報のもとで議論を行なう
ような会議には不向きである。従って、上記機器が普及
しても会議の削減は進まず、労働生産性を高める上で問
題となっている。
【0004】会議における電子化としては、テレビジョ
ン会議システムに関するいくつかの提案がなされてい
る。これらのシステムは、主に、遠隔地の実務者間の打
ち合わせを円滑に図るためのもので、テレビジョンを利
用し、出席者の表情や必要な情報を表示するものであ
り、当該システムにおいて個々の情報を共有し、書込み
等情報の加工を行なうことは難しい。これはオーバーヘ
ッドプロジェクター(OHP)並みの解像力と明るさ、
及び低価格を実現する技術が現状得られていないためと
考えられる。
【0005】投影表示装置としては、特開昭54−13
9569号公報に、ライトバルブに光照射しシュリーレ
ン光学系を用いて投射する技術が開示されている。この
方式は、液晶層に空間的周期的構造を電圧印加により形
成し、ライトバルブに入射した光束を回折させるもので
ある。
【0006】上記ライトバルブサイズが大きく、且つ解
像度がそれほど要求されず、1画素セルサイズが大きい
場合には回折現象は有効である。しかしながら、高解像
度でしかもサイズが小さく、1画素セルサイズが数10
μmレベルとなると、回折を生じる領域が狭くなり十分
な回折光が得られず、光量低下並びにコントラスト低下
という表示特性の低下が避けられない。
【0007】また、複数の液晶パネルを多重に配置し、
同じスクリーン上に投影し、明るい表示を図る装置が特
開昭61−167297号公報に開示されている。しか
しながら、赤、緑、青3原色を重畳するもので、絶対的
な明るさは不十分である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、会議での各
出席者の情報をオープンに扱うことのできるシステムを
提供することを目的とし、上記システムに用いる表示装
置を提供するものである。即ち本発明は、OHP並みの
解像度と明るさを有し、且つ低価格な表示装置を提供す
ることにある。具体的には、大画面で高精細であり、複
数の情報ソースを重ねて表示し、所望の領域を拡大、モ
ノクロ・カラー選択が可能な高機能の表示装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、光
源、反射型液晶パネル、光学系からなる複数の表示系
と、該複数の表示系からの像を重畳させて表示する手段
と、複数の表示系のうちの少なくとも1つの系を選択し
て表示する手段と、これら表示手段の切り換え手段と、
少なくとも1つの情報端末とのインターフェース、及び
画像処理回路部とを有し、上記複数の表示系のうちの1
つがモノクロ表示を行い、その他の表示系がカラー表示
を行い、該カラー表示系の経路にカラーフィルターをセ
ット/非セット切り換え可能に設け、モノクロ表示系に
カラー表示領域に黒信号を有するモノクロ信号、カラ
ー表示系にはモノクロ表示領域に黒信号を有するカラー
信号を生成し、カラー・モノクロ混在表示を行うことを
特徴とする表示装置である。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】本発明の表示装置において、表示系の光学
系としてはシュリーレン系であり、更に液晶パネル上に
設けられたレンズの焦点距離上にミラーとピンホールを
設けた構成が、また液晶パネルとしては高分子型が好ま
しく用いられる。また、液晶パネルに光源からの照明光
が入射する側の透明基板表面及び対向する裏面に反射防
止膜を設けてノイズの削減を図るのが好ましい。
【0014】
【0015】また本発明の表示装置において、液晶パネ
ルの画素部を多結晶Si薄膜トランジスタにより、周辺
回路部をバルクSiトランジスタにより構成してパネル
の小型化、低コスト化を図ることができる。
【0016】 本発明の表示装置においては、表示画像
情報を情報端末へ伝送する手段を設け、また画像処理回
路部少なくともメモリ、さらには圧縮、伸長、エンコ
ード、デコード部が設けらることが望ましい。また、
該画像情報処理回路部より、隣り合う奇数行と偶数行の
1組のビデオ信号を同時に液晶パネルへ伝送し、好まし
くは同時に書き込み、隣り合う奇数行と偶数行との間に
駆動線を設け奇数行用信号線と偶数用信号線を交互に
配置する構成が好ましい。
【0017】また本発明の表示装置においては、インタ
ーフェースを無線で実行することも好適である。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例を挙げて本発明を具体的
に説明する。
【0019】[実施例1]図2に本発明の表示装置の一
実施例を示すブロック図を示す。本発明の表示装置は大
別して次の6つのブロックに分けられる。11はアナロ
グ系入力インターフェース、12はアナログデータのエ
ンコード部、13はデジタル系入出力インターフェー
ス、14はデコーダー・画像合成処理部、15は表示
部、16は装置全体の管理、即ち初期化、エンコーダ
ー、デコーダー等の実行時のタスク管理、外部装置との
入出力制御、表示部の制御等を行なうCPUである。
【0020】アナログ系インターフェース11には、複
数のカメラ21、22からの映像データを映像用インタ
ーフェース23、24を介して入力ビデオ信号処理部2
5に送り、一方、カメラ21、22のマイクからの音声
データを音声用インターフェース29、30により入力
音声処理部31へ送る。
【0021】28はリモコン、27はリモコンインター
フェースで、例えば赤外線検出器、26はシステムコン
トローラである。リモコン28は本表示装置を操作する
ためのもので、必要な制御を全て行なうことができる。
従ってシステムコントローラはCPU16に接続されて
いる。主な制御項目は、表示データの選別(アナログデ
ータ、デジタルデータも含めて)光量、色選択、カメラ
の制御、音声制御等である。
【0022】信号処理部25、26では、複数のデータ
の選別を行ない、それぞれエンコード部12内のA/D
変換器へ送る。このように、映像データ処理と音声デー
タ処理等がそれぞれ独立に実行できるため、それぞれ異
なる映像と音声との合成等が可能になっている。
【0023】次に、エンコード部12について説明す
る。32、33はA/D変換器であり、34は例えばN
TSC信号をCIF信号に、HDTV信号をNTSC信
号に変換するフォーマット変換である。例えば、NTS
C信号をCIF信号へ変換し、CCITTの標準となっ
ているH261方式にならってエンコード、もしくはM
PEG方式にならってエンコードする箇所が圧縮・エン
コーダー35である。同様に音声も圧縮・エンコーダー
36によりG722方式にならってエンコードする。次
にデータ多重化処理ブロック37を介して符号語を1ワ
ード単位で外部バッファー38、39へ転送する。
【0024】次にデジタル系入出力インターフェース1
3について説明する。
【0025】インターフェース13には、通信用インタ
ーフェース41、蓄積装置インターフェース42、各情
報端末と光通信で接続するインターフェース43、4
4、及び制御端末とのインターフェース45が設けてあ
る。通信用インターフェース41は、N−ISDN、B
−ISDN及びEthernetインターフェース等を
用い、また、蓄積装置インターフェース42には最も一
般的であるSCSIを用いる。光通信インターフェース
43、44及び制御端末とのインターフェース45は制
御用とデータ転送用の2つを有している。インターフェ
ースには1.8Mbytes/sec以上の高速転送が
可能であることより、トランスピュータのリンクインタ
ーフェースを用いる。これによりエンコード部12とデ
コード部14と各種端末との間での符号化データ転送が
可能になっている。
【0026】インターフェース45には、パーソナルコ
ンピューター、ワークステーション46が接続され、イ
ンターフェース43にはペン入力可能なパーソナルコン
ピュータ47、インターフェース44には同じくパーソ
ナルコンピュータ48、インターフェース42にはCD
−ROM、光磁気ディスク等のメモリディスク49が、
通信用インターフェースには海底ケーブル50を介して
パーソナルコンピュータ51の端末が接続されている。
【0027】次にデコード部14について説明する。バ
ス40に送られた符号化データを1ワード単位で外部バ
ッファー52、53から取り込む。データ分離処理ブロ
ック54により映像信号部と音声信号部に分離した後、
前述した標準に従い、デコード、伸長処理をそれぞれ伸
長・デコーダー55、56にて行なう。映像データはフ
ォーマット変換57、フレームメモリ用バス58を介し
て表示の基本となる映像データを出力フレームメモリa
59へ、それに合成する映像データを出力フレームメモ
リb60へ書き込む。例えば、メモリサイズは各々輝度
1024(H)×512(V)8bit/画素、色差信
号R−Y、B−Y各々512(H)×512(V)8b
it/画素等である。
【0028】画像合成回路では、基本表示がモノクロの
場合とカラー表示の場合があるため、輝度Y信号と、
R、G、Bコンポーネント信号を同時に出力する時、出
力フレームメモリa59のみにデータがある時はそのデ
ータのみ出力し、出力フレームメモリb60にもデータ
がある時には、それらを合成した出力を形成する。具体
的には、例えばパーソナルコンピュタ48から提供され
た情報を表示する場合には、該情報はフレームメモリa
59に格納され、この場合、輝度信号が出される。次に
パーソナルコンピューター47により上記情報に新たな
情報が書き加えられた場合、該情報はフレームメモリb
60に格納され、この場合、合成されたRGBコンポー
ネント信号として出力される。音声、映像データは共に
D/A変換器62、64を介してアナログ出力される。
音声データはスピーカー63に接続され、映像データは
表示部15に送られる。
【0029】次に表示部15について説明する。表示部
15には本発明に係る表示系である、多重連に配置され
た液晶投影表示器があり、本実施例においては、モノク
ロ用表示器65及び赤・モノクロ表示器66、緑・モノ
クロ表示器67、青・モノクロ表示器68から構成され
ている。
【0030】表示がモノクロの時、表示器66〜68の
カラーフィルターを全てモノクロに切り換え、4表示器
全てモノクロ表示を行なう。また、モノクロ画面にカラ
ー表示を一部書き込む場合には、モノクロ表示を表示器
65でのみ行ない、表示器66〜68によりカラー表示
を行なう。
【0031】またカラー表示が赤、緑、青の単純3原色
でモノクロ表示と赤色のみで表示する場合、表示器66
のみ赤色を表示し、他の3表字器はモノクロ表示として
使用することもできる。
【0032】これらの制御はCPU16及び画像合成回
路61を介して液晶表示素子(LCD)駆動系69によ
り実行できる。また、モノクロと赤色表示の時、モノク
ロ表示が明るく赤色が見えにくい時にはモノクロ表示を
表示器65でのみ行ない、一方表示器66〜68のカラ
ーフィルターを全色表示できるように回転式にして表示
器66〜68全てで赤色を表示し、輝度を調整すること
もできる。
【0033】本実施例では、全て合成データを一括LC
D駆動系へ入力する系を示したが、輝度信号は直接65
のモノクロ表示器へ、RGBコンポーネント信号は各
R、G、B表示器へ送る等の組み合わせも可能であるこ
とは言うまでもない。
【0034】オフィス内で使用するデータは依然モノク
ロ表示が多く、且つ高精細である。従来のカラー表示装
置では、カラーフィルターが組み込まれた分、光量が1
/3以下に減衰している。従って明るい表示を行なうた
めには、光源の光量を高くしたり、又はモノクロ専用機
になってしまうという問題点があった。
【0035】本発明の表示装置では、モノクロはモノク
ロ用で表示し、カラーはカラー用で表示とそれぞれに適
した使用方法が可能で、光源等の付加に頼らず明るい表
示を行なうことができる。従ってRGB用をフルに使用
すれば、標準フルカラー表示できることは言うまでもな
い。
【0036】図2に示した構成では、4表示器で一組の
組み合わせを示したが、赤・モノクロ、緑・モノクロ、
青・モノクロで一組の組み合わせ、また、赤・緑・青・
モノクロを複数連設ける等の組み合わせも好適である。
【0037】図1に本発明の表示装置を用いた具体例を
概念図で示す。今、A地点では本発明の表示装置1を用
い、出席者P1 〜P5 がそれぞれの情報を格納したペン
入力型のパーソナルコンピュータ2a〜2eを使用して
会議に出席している。一方、遠隔地(例えば海外)のB
地点においても出席者P6 が同様のコンピュータ2fを
海底ケーブルを利用して表示装置1にアクセスし、会議
に出席している。ここでコンピュータ2a、2e、2f
は図2におけるコンピュータ47、48、51にそれぞ
れ相当する。
【0038】例えば、P1 がコンピュータ2aに格納し
た情報を表示装置1によりスクリーン3にモノクロ表示
し、これにP5 がコンピュータ2eの画面上で赤色を用
いて新たに情報を書き加え、これら情報を表示装置1に
よりコンピュータ2a〜2fに表示することができる。
即ち、各コンピュータ2a〜2fに格納された情報をオ
ープンに表示し、いずれのコンピュータからも自由に書
込みを行なうことができる。また、P1 は赤、P2 は緑
というように、色を変えて書込みを行なうことも可能で
あり、これら情報の制御は図2に示したリモコン28で
操作される。
【0039】本発明の表示装置の特徴は、文字等の階調
を必要としない情報の表示には、明るく且つ高精細なモ
ードを用いることである。また、本発明の第2の特徴
は、映像のソースが本発明の表示装置とは分離してお
り、図1の場合、無線等の手段により伝送され表示され
ていることである。
【0040】本発明の表示装置は従来に比較して、非常
に明るく高精細である。従って、OHPを用いた場合の
ように室内を暗くする必要がなく、他の資料の検討や、
また、出席者の表情を伺うこともできる。
【0041】本発明の表示装置のように多重連表示の場
合、コスト高になることが予想されるが、本発明に係る
表示系の構成を用いることにより、1連表示系のコスト
が従来に比較して極めて安価になり、且つ表示性能が高
くなる。これについて図3を用いて説明する。
【0042】図3は本発明の表示装置の表示系を示す図
である。(a)はカラー表示系、(b)はモノクロ表示
系であり、ずらせて示しているが、装置内ではこの状態
で重ねた位置に配置されている。
【0043】図3中102は照明用光源と光源からの出
射光をコリメートするための反射板である。光源として
は、光源サイズとして1mm前後と小さいメタルハライ
ドランプ、ハロゲンランプを用いることができる。従
来、明るい表示を実現するために300〜400Wとい
う電力を印加して使用する場合が多く、光源の周辺のガ
ラスが失透し、更に光源サイズが5〜6mmから約10
mm程度大きくなり、光利用効率を悪化させ、光源自身
の寿命も短いという性能上の問題を有していた。
【0044】また、300〜400Wという高電力を供
給する電源も当然大きく且つ重くなり、持ち運びが困難
となる。本発明では光源サイズを1mm前後と小さく
し、従来よりも印加する電力を数分の1に低下させて使
用することにより熱、光等によるガラスの失透も防止で
き、光利用効率を著しく向上させてよりコリメートした
光をLCDパネルに入射させることができる。
【0045】104は赤外カットフィルターで、LCD
パネルに当たる不要な光をカットし、該光による発熱を
防止する。また、105はカラーフィルターで、(a)
に示す側の表示系はモノクロ・カラー変更可能なものと
なっている。カラーフィルター105は赤、緑、青それ
ぞれ一色からなり、オンチップ型でないため、簡単で且
つ低コストが実現できる。
【0046】図3にはカラーフィルター105と赤外カ
ットフィルター104との切り換えは106に示す矢印
の如くスライド式のものを示したが、これを回転式のも
のとし、赤、緑、青のフィルターを全て使用できる構成
にすることも可能である。
【0047】赤外カットフィルター104又はカラーフ
ィルター106を透過した光は、液晶パネル108へ斜
めに入射し、反射される。これらの液晶パネル構造につ
いては後述するが、散乱−非散乱型のもので、例えば高
分子分散型のものが好適である。
【0048】 図3に示す如く、通常ミラーが配置され
る箇所に液晶パネルが設置され、光学部品点数が削減さ
れており、低コストが実現されるだけでなく、ミラー
がない分、更に数%の光利用効率が向上する。
【0049】次にレンズ110とピンホール112によ
りシュリーレン光学系が組まれている。液晶パネル10
8に電圧を印加しない場合、液晶はランダムな状態とな
っており、光は散乱され、ピンホール112から照明光
は通過できない。一方、液晶パネルに徐々に電圧を印加
していく(イオンの焼きつき防止のため、反転電圧を印
加する)と、液晶分子は一方に配向し始めるため、散乱
される割合が減り、平行光の成分はピンホール112か
ら出射し、投影レンズ114によりスクリーン115上
に像を結ぶ。液晶パネル108を傾けて配置したことに
より、結像性能が悪化する場合には角度を調整したり、
プリズムを光学系の間に設ければ良い。
【0050】 図3に示す構成では、モクロ用、カラ
ー用それぞれ光源、光学レンズ等を設けた場合を示した
が、カラー用は1光源とし、該1光源からの光を色分解
し、赤、緑、青用のそれぞれのパネルに入射しその後そ
れぞれ投写しても、また、合成し投写しても良い事は言
うまでもない。
【0051】以上説明したように、本発明の表示装置の
光学系は、従来の光学系より部品点数が極めて少なく、
これにより光利用効率が向上し、低コスト化が図られ、
また小型化が実現する。
【0052】従来、投影パネルサイズは3〜5インチ程
度である。これにより光学系自体も大型化され、重く且
つ高価格になっていた。本発明においては、後述するよ
うにパネルは従来の数分の1のサイズになり、実効開口
面積もほぼ同等のものが達成される。これにより光学部
品のコスト、重さは3乗分の1に削減される。従って、
これら光学部品を複数多重連に配置しても、多重連倍し
かコスト、重さは増加しないため、高性能、低コストが
実現する。
【0053】次に図4に本発明に用いる液晶パネル10
8の基本構成の断面構造を示す。図中、120はSi基
板、121はフィールド酸化膜、122はLCD駆動用
バルクSiトランジスタのウェル層、123は画素部薄
膜トランジスタ(TFT)を形成する多結晶Si層、1
24、125はそれぞれ駆動用バルクSiトランジスタ
のソース、ドレイン部、126は駆動用バルクSiトラ
ンジスタのゲート部、127、128はそれぞれ画素部
TFTのソース、ドレイン部、129は画素部TFTN
のゲート部、130は画素部TFTのソース部と接続さ
れる信号線用配線層、131は画素部反射電極、132
はパッシベーション膜、133、135は配向膜、13
4は高分子分散液晶、136は透明電極、137は無反
射型の遮光層、138は対向基板となるガラス板、13
9は反射防止膜である。
【0054】上記配向膜は高分子分散液晶の場合、特に
必要としなくても良い。図4に示すように、設けること
により配向特性を変更し、反射方向に散乱しにくい特性
をもたすことができ消光比が向上できる。又、137の
遮光層も入射角、散乱成分の有無に応じて配置しない構
成も有効である。
【0055】本液晶パネルにおいて液晶層134には、
透明電極136と反射電極131の間に電圧が印加され
る。対向基板側から入射する平行光140は反射防止膜
139により表面反射をせずに液晶層134に141に
示す如く入射される。光束141は反射電極131で1
42に示す如く反射され、液晶パネルから143に示す
方向に出射する。
【0056】図4に示す如く、対向基板表面等での反射
成分は、反射防止膜139により抑制されているため、
これが液晶層134内部での反射光に混入することは抑
制されている。また、本発明では、画素部に多結晶Si
TFTを使用し、且つ該多結晶Siの膜厚が200〜5
00Åと極めて薄く画素部に段差を生じることがなく、
更に周辺回路にバルク単結晶Siから構成される回路を
用いているため、高速駆動が実現でき、数10〜数10
0万画素の高精細表示も実現しうる。
【0057】本実施例の液晶パネルの駆動方法について
図5の等価回路により説明する。図5中、201、20
2は水平シフトレジスタ、203は垂直シフトレジス
タ、204、205はビデオ信号線、206、207は
ビデオ信号を水平シフトレジスタからの走査パルスに応
じてサンプリングするためのサンプリングトランジス
タ、208、209は信号線、210は駆動線、213
は画素部TFT、219は付加容量の一方の電極に印加
する電源、220は付加容量である。
【0058】本実施例の基本構成は、フレームメモリか
らビデオ信号を読み出し、図2のLCD駆動系69でク
ランプ、増幅、δ補正、極性反転をし、図5に示すビデ
オ信号線204、205に供給する。従ってノンインタ
ーレス信号を2行分まとめてフレームメモリから読み出
し、奇数行信号を204のビデオ線へ、偶数行信号を2
05のビデオ信号線へ供給する。
【0059】 入力されたビデオ信号は、水平シフトレ
ジスタ201、202によりサンプリングするが、図5
に示す如く、奇数行と偶数行は位置をずらさ配置され
ている。従って、同一パルスによりサンプリングがで
き、サンプリング時に他のパルスのフィールドスルーノ
イズが混入することがなく、良好な画像表示が実現でき
る。
【0060】更に、第1行と第2行、第3行と第4行と
いうように、ノンインターレス駆動でも2行同時に書込
みができるため、水平走査周波数を通常の半分で済ます
ことができる。特に画素数が増大するとそのサンプリン
グ周波数が急増するため、サンプリング用トランジスタ
206、207はドライブ能力が高くなるため、従来は
大型のトランジスタを使用することになっていた。
【0061】本発明では上記構成をとることにより液晶
パネルを大型化することなく、周辺回路が従来より小さ
くなり、チップサイズが小さくなり、液晶パネルの低コ
スト化及び小型化が実現する。
【0062】図5に示した構成では、ビデオ線を各1本
ずつ配置しているが、これを複数本及びシストレジスタ
を複数本にすれば更にサンプリング周波数を低くするこ
とができる。また、図5に示したように、駆動線は第1
行目と第2行目との間、第3行目と第4行目との間に配
置でき、付加容量配線221は第2行目と第3行目との
間、第4行目と第5行目との間に配置される。これによ
り、付加容量も電圧ふられ等がなく、所望の電圧を保持
でき良好な画像表示が可能になった。
【0063】また、上記説明で明らかなように、垂直方
向は、ノンインターレス駆動で走査線本数、水平方向は
画素ずらし配列がないため画素数分の高解像度表示がで
きる利点を有する。
【0064】次に図6を用いて、本実施例の液晶パネル
の具体的な画素部のレイアウトについて説明する。図中
208、209は信号線用配線、210は駆動線、22
1は付加容量への電源接続用配線、230は信号線とT
FTとソース領域とのコンタクト部、231はTFTゲ
ートで、図6では2つのゲートを設けている。232の
点線で示した部分はTFTのソース、チャネル、ドレイ
ンを形成する多結晶Si層で膜厚は200〜600Åと
薄い。
【0065】233はドレイン部と電極234とのコン
タクト部で、電極234はゲート231と信号線20
8、209以外の領域に設けてある。これにより、表面
が平坦化され、上部に来る反射用電極(不図示)が平坦
に形成できる。
【0066】235は上記電極234と反射用電極との
コンタクト領域、236はドレイン部が延長された多結
晶Si上に配置された電極層で、配線210、ゲート2
31と同一層の多結晶Siから形成された付加容量部、
237は上記電極とドレイン部が延長された多結晶Si
層にコンタクトを取る部分で、コンタクト部233と同
じ働きをする。ドレイン部が延長された多結晶Si層は
上述の通り極めて薄いため高抵抗であるが、ドレインと
同電位の電極234がメタルから形成され、本図に示す
通り、複数箇所でコンタクトが形成されているため、ド
レイン電圧が場所によらず一定に保たれるという利点を
有しいる。
【0067】図6のX−X’断面図を図7に示す。図6
と同一箇所は同一符号で示し、説明を省略する。図中2
51はn+ 拡散層からなるTFTのソース領域、252
はn+ 拡散層からなるドレイン領域、253は反射用画
素電極である。
【0068】本図からわかるように、反射用画素電極2
53の下部はほぼ同様の層構成となり、平坦化が図られ
ている。また、反射用画素電極253と電極234との
コンタクト部235近傍は平坦化が難しいが、W等の選
択成長を用いれば、本図に示す通り平坦化が可能であ
る。
【0069】また、本実施例においては、多結晶Siで
あるゲート231及び付加容量部236の表面にはW
が、電極234、配線209、表面にはTaN254等
通常のメタルより黒色の層が設けてある。また画素電極
間のすき間255の下部にも以上説明したTaN層が設
けてあり、TFTに光が当たってリークし、画質が低下
するのが防止されている。
【0070】以上説明したように、本実施例では液晶パ
ネルの画素部がより平坦化された構造となり、反射用画
素電極で不要な散乱成分を生じないため、光利用効率が
高く明るい表示が実現される。また、画素駆動用周辺回
路はバルクSiトランジスタからなり、駆動能力が高く
高精細画素にも対応でき、またパネルの回路構成により
その水平走査スピードをかなり落とすこともでき、安定
した表示が低消費電力で且つ小チップで実現する。
【0071】また、水平走査クロックが少なく駆動で
き、サンプリング時にクロックフィードスルーノイズが
混入されず、高S/Nの画素表示ができる。
【0072】また更に、反射用電極間のすき間下部にT
aN等遮光材を配置することにより、反射光へのノイズ
成分も減り、同時にTFT内部への光のもれを防止し、
高コントラストな表示ができる。また対向基板表面から
の反射光も反射防止材を設けたことでかなり減少し、高
コントラストな表示が実現する。
【0073】[実施例2]次に本発明第2の実施例を図
8を用いて説明する。尚、図4と共通する箇所について
は同一符号を記し、説明を省略する。
【0074】本実施例の特徴は、対向基板をブレーズド
型に形成し、反射用電極131に対し傾きを持たせた点
である。本構成をとることにより、遮光層261も反射
用電極131とはある所望の角度を有する。従って、遮
光層261、透明領域262からの正反射成分は反射用
電極からの反射成分と完全に分離され、更に高コントラ
ストな表示特性が得られる。
【0075】[実施例3]本発明第3の実施例を図9に
示す。
【0076】本実施例もパネル構造に関するもので、図
4と同一箇所に関しては同一番号を記し説明を省略す
る。
【0077】本実施例の特徴は、反射用電極271を傾
斜して設けた点にある。これにより対向基板138の表
面、裏面からの正反射成分と完全に分離でき、高コント
ラストな表示ができる。
【0078】また図9からも明らかなように、対向基板
には反射防止膜を設ける必要がなく、低コスト化が図
れ、且つ、遮光層も設ける必要がなく、高開口率が図
れ、明るい表示が実現する。
【0079】図9において、反射電極271にTFTの
ドレインとの接続は示されていないが、この断面と異な
る部分において接続されている。接続は反射電極用金属
を直接ドレインに接続しても、信号線用金属を介して接
続しても良い。
【0080】本実施例における傾斜電極を形成するため
には、多結晶Si層123と、ゲートの多結晶Si層1
29、信号線配線130を図9に示す通り順番に配置す
ると、傾斜した段差が形成される。その後局所的段差を
レジストエッチバック等で滑らかにすると層間膜275
は図9に示す形状となる。
【0081】本実施例では反射用電極271のすき間か
らTFTの多結晶Si123へ光がもれるのを防止する
ため、表面を金属層で覆われた多結晶Si層274を設
けてある。この多結晶Si層は、129のゲート多結晶
Siと同一層でよく、特にマスク枚数が増えたり工程が
複雑になることもない。この多結晶Si層により駆動線
の抵抗も低くなり、高速駆動が実現する。
【0082】反射用電極271形成後、異なる層間膜2
76により平坦化し、反射用電極271とはスルーホー
ル272を介してITO等からなる透明電極273とコ
ンタクトを取る。反射用電極271表面には数100〜
数1000Å厚の薄いTi系金属、例えばTiN等を設
けることにより平坦で透明電極273と良好なコンタク
トをとることができる。図9の構成では、平坦化し、対
向電極136との間に液晶層が注入されているので、電
界は一様にかかり、分布的むらは生じない。しかし傾斜
角がわずかでもあれば対向基板表面からの反射成分と分
離できるので、傾斜角が小さく電界分布が無視できる場
合には、透明電極273を設ける必要はない。
【0083】[実施例4]次に本発明第4の実施例につ
いて図10を用いて説明する。
【0084】本実施例は歪み、ぼけの少ない像をスクリ
ーン上に投影するもので、図中281は光源、282は
集光レンズ、283はマイクロミラー、284は遮光
板、285はピンホール、286はレンズで、このレン
ズの焦点距離にレンズ286と遮光層284、マイクロ
ミラー283、ピンホール285とが配置されテレセン
トリック光学系を形成している。287は反射型液晶パ
ネルで、例えば実施例3に示した画素電極傾斜型の液晶
パネルを好適に用いることができる。
【0085】288は赤外カットフィルター、289は
カラーフィルター切り換え装置で、カラーフィルターな
しの状態もしくは各カラーフィルター(赤、緑もしくは
青)等を選択できる。290は投影レンズ、291はス
クリーンである。本図から明らかなように、反射用電極
面とスクリーン面とがほぼ平行に配置されており、29
0の投影レンズに特別な性能のものを使用しなくても、
スクリーン周辺部でもしくはスクリーン上下左右で像の
歪みやぼけが少ない。
【0086】本実施例において、光源から出射した光束
292は、赤外カットフィルター288と、場合によっ
ては切り換え装置289によりセットされたカラーフィ
ルターを通過してレンズ282によりマイクロミラー2
83に集光される。マイクロミラー283はレンズ28
6の物点となるため、小さく形成し、その領域にレンズ
282で集光する。マイクロミラー283により反射し
た光束は294に示す如くレンズ286に入射する。前
述したようにレンズの焦点位置にマイクロミラー283
が配置されるので、レンズ286からは平行光295が
液晶パネル287に入射する。液晶パネルでの反射光は
296に示す如くわずかに角度をつけて出射される。こ
の光束296はレンズ286により297に示す如くピ
ンホール285のところに集光する。
【0087】以上は液晶パネル287で光束が散乱され
ない場合で、一方散乱された場合はパネルからの反射光
の中にはほとんど平行光成分がなくなるため、遮光板2
84でカットされ、ピンホール285を通過しない。ピ
ンホール285を通過した光束298は投影レンズ29
0によりスクリーン291に投影される。
【0088】以上本実施例では簡単な光学系で歪みやぼ
けの少ない像の投影を行なうことができる。
【0089】[実施例5]図11に本発明第5の実施例
の表示系を示す。図中301は平行光に整形する光学系
を含む光源、302は赤外カットフィルターもしくはカ
ラーフィルター、303は反射型液晶パネル、304は
シュリーレン光学系、投影光学系を含む全光学系、30
5はスクリーンである。
【0090】図11に示した通り、通常投影表示装置は
机上もしくは天井から懸架して設ける。従ってスクリー
ンから見ると、スクリーンを傾けても光学系304の光
軸と直交する面には設けられない。従って図11の31
3に示す如くある角度θを有することになる。そのため
スクリーン上部と下部では投影倍率が異なり像が歪んで
しまう。
【0091】本実施例はこの問題を解決したもので、3
14に示す液晶パネルの角度ψを所望の角度に設定す
る。その設定方法について説明する。
【0092】306は全光学系304の入射瞳、307
は出射瞳である。全光学系304の光軸315を基準に
して、スクリーン305上部から出射瞳までの距離b2
(309)、スクリーン下部から出射瞳までの距離b1
(308)とし、一方液晶パネル303の上部から全光
学系の入射瞳までの距離a1 (311)、液晶パネル下
部から全光学系の入射瞳までの距離a2 (312)とす
る。この時、液晶パネル303上部の像の倍率はb2
2 で、下部の像の倍率はb1 /a1 となる。この倍率
が極力近くなり、且つ像がスクリーン上で焦点深度以内
に入るようにパネル角度ψを決めることによりスクリー
ン上で良好な画像が得られる。更に上記所望のパネル角
度に適するように光源301等を配置すれば良い。
【0093】[実施例6]図12に本発明第6の実施例
を示す。図12(a)はモノクロ表示とカラー表示とを
合成する場合の表示装置の構成図、(b)は上記表示装
置の光学系の一部の構成を示す図、(c)はスクリーン
上での合成投影図、(d)スクリーン上でのモノクロ投
影像、(e)はスクリーン上でのカラー投影像を示す図
である。図中321は図2の14に対応するデコーダー
及び画像合成処理部、322は輝度信号出力ライン、3
23〜325はそれぞれ赤、緑、青のコンポジット信号
出力ライン、326はモノクロ及びカラー表示領域指定
信号出力ラインである。327〜330はモノクロ、
赤、緑、青専用表示系で、液晶用ドライバーも含まれ
る。331はスクリーンである。
【0094】以上のように4つの表示系により出射した
光束を1枚の同じスクリーン上に結像させ、図12
(c)に示すように、スクリーンの周縁部342にモノ
クロ表示、例えば文字や図表を表示し、スクリーン中央
部341にはカラー表示、例えば動画映像を表示する場
合を考える。
【0095】この場合、モノクロ表示系327には、信
号出力ライン322へのモノクロ信号として図12
(d)に示す如く、カラー表示される中央部341には
黒信号を、周辺部342には表示用信号を送り表示す
る。一方カラー表示系328〜330へは(e)に示す
通り中央部341へカラー表示信号を送り、周縁部34
2には黒信号を送る。こうして(d)と(e)とを合成
した画面が(c)となる。
【0096】一般にカラー表示はモノクロ表示に比較し
て輝度が低くなる恐れがあるが、図12に示すように部
分的にカラー表示する場合には、(b)に示す如く、光
源332から出射した光をレンズ333、334により
受け、335に示す通り、後のレンズ334を前後に移
動させると、336、337に示すように、液晶パネル
へ照射する光束幅を変化させ、集中させることもでき
る。
【0097】また、表示領域が中心でなく、スクリーン
周縁部にある場合でもミラーの配置を変化させることに
より、輝度の調整が容易に実現できる。
【0098】以上本実施例を用いるとモノクロとカラー
表示が混在していても両者とも明るく且つ高コントラス
トな表示が実現する。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表示装置
はモノクロ・カラー表示を自由に選択し、他の情報端末
と相互に情報をやり取りし、且つ情報を加工することが
できるため会議において、出席者個々の情報をオープン
に取り扱い検討することができ、効率的に会議を行なっ
て生産性の向上を図ることができる。しかも本発明の表
示装置は小型で且つ低価格で提供できるため、一般のオ
フィスレベルで用いることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例の表示装置の使用例を示す
図である。
【図2】本発明第1の実施例の表示装置のブロック図で
ある。
【図3】本発明第1の実施例の表示装置の表示系を示す
図である。
【図4】本発明の表示装置に用いる液晶パネルの基本構
成を示す断面図である。
【図5】本発明第1の実施例の表示装置の液晶パネルの
駆動方法を示す等価回路図である。
【図6】本発明第1の実施例の表示装置の液晶パネルの
具体的なレイアウトを示す図である。
【図7】図6に示したX−X’断面図である。
【図8】本発明第2の実施例の表示装置の液晶パネルの
断面図である。
【図9】本発明第3の実施例の表示装置の液晶パネルの
断面図である。
【図10】本発明第4の実施例の表示装置の表示系を示
す図である。
【図11】本発明第5の実施例の表示装置の表示系を示
す図である。
【図12】本発明第6の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 表示装置 2a〜2f パーソナルコンピュータ 3 スクリーン 11 アナログ系入力インターフェース 12 アナログデータのエンコード部 13 デジタル系入出力インターフェース 14 デコーダー・画像合成処理部 15 表示部 16 CPU 21、22 カメラ 23、24 映像用インターフェース 25 入力ビデオ信号処理部 26 システムコントローラ 27 リモコン異端フェース 28 リモコン 32、33 A/D変換器 34 フォーマット変換 35、36 圧縮・エンコーダー 37 データ多重化処理ブロック 38、39 外部バッファー 41 通信用インターフェース 42 蓄積装置インターフェース 43、44 情報端末用インターフェース 45 制御端末用インターフェース 46 パーソナルコンピュータ又はワークステーション 47、48 パーソナルコンピュータ 49 メモリディスク 50 海底ケーブル 52、53 外部バッファー 54 データ分離処理ブロック 55、56 伸長・エンコーダー 57 フォーマット変換 58 フレームメモリ用バス 59、60 出力フレームメモリ 62、64 D/A変換器 63 スピーカー 65 モノクロ用表示器 66 赤・モノクロ表示器 67 緑・モノクロ表示器 68 青・モノクロ表示器 69 LCD駆動系 102 光源 104 赤外カットフィルター 105 カラーフィルター 108 液晶パネル 110 レンズ 112 ピンホール 114 投影レンズ 115 スクリーン 120 Si基板 121 フィールド酸化膜 122 LCD駆動用バルクSiトランジスタのウェル
層 123 多結晶Si層 124、125 バルクSiトランジスタのソース、ド
レイン部 126 バルクSiトランジスタのゲート部 127、128 画素部TFTのソース、ドレイン部 129 画素部TFTのゲート部 130 信号線用配線層 131 画素部反射電極 132 パッシベーション膜 133、135 配向膜 134 高分子分散液晶 136 透明電極 137 無反射型遮光層 138 ガラス板 139 反射防止膜 141〜143 光束 201、202 水平シフトレジスタ 203 垂直シフトレジスタ 204、205 ビデオ信号線 206、207はサンプリングトランジスタ 208、209 信号線 210 駆動線 213 画素部TFT 219 付加容量用電源 220 付加容量 221 電源接続用配線 230、233、235、237 コンタクト部 231 TFTゲート 232 多結晶Si層 234 電極 236 電極層 251 TFTソース領域 252 TFTドレイン領域 253 反射用画素電極 254 黒色層 261 遮光層 262 透明領域 271 反射用電極 272 スルホール 273 透明電極 274 多結晶Si層 275 層間膜 281 光源 282 集光レンズ 283 マイクロミラー 284 遮光板 285 ピンホール 286 レンズ 287 反射型液晶パネル 288 赤外カットフィルター 289 カラーフィルター切り換え装置 290 投影レンズ 291 スクリーン 292〜297 光束 301 光源 302 赤外カットフィルター又はカラーフィルター 303 反射型液晶パネル 304 光学系 305 スクリーン 306 入射瞳 307 出射瞳 321 デコーダー・画像合成処理部 322 輝度信号出力ライン 323〜325 コンポジット信号出力ライン 326 モノクロ・カラー表示領域指定信号出力ライン 327〜330 表示系 331 スクリーン 332 光源 333、334 レンズ 336、337 光束 341 中央部 342 周縁部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−136011(JP,A) 特開 昭64−25196(JP,A) 特開 平6−62438(JP,A) 特開 平5−181213(JP,A) 特開 平5−45635(JP,A) 特開 昭62−240936(JP,A) 特開 平2−226135(JP,A) 特開 平1−149089(JP,A) 特開 昭61−176266(JP,A) 特開 平5−134272(JP,A) 実開 平3−43698(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/00 G02F 1/13 505 G02F 1/1335 520 G09G 3/20 680 G09G 5/00 510

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源、反射型液晶パネル、光学系からな
    る複数の表示系と、該複数の表示系からの像を重畳させ
    て表示する手段と、複数の表示系のうちの少なくとも1
    つの系を選択して表示する手段と、これら表示手段の切
    り換え手段と、少なくとも1つの情報端末とのインター
    フェース、及び画像処理回路部とを有し、上記複数の表
    示系のうちの1つがモノクロ表示を行い、その他の表示
    系がカラー表示を行い、該カラー表示系の経路にカラー
    フィルターをセット/非セット切り換え可能に設け、
    ノクロ表示系にはカラー表示領域に黒信号を有するモノ
    クロ信号、カラー表示系にはモノクロ表示領域に黒信号
    を有するカラー信号を生成し、カラー・モノクロ混在表
    示を行うことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 光学系がシュリーレン系を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 液晶パネル上に設けられたレンズの焦点
    距離上にミラーとピンホールを有することを特徴とする
    請求項2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 液晶パネルが高分子型であることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 液晶パネルに光源からの照明光が入射す
    る側の透明基板表面及び対向する裏面に反射防止膜が設
    けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 液晶パネルにおいて、照明光が入射する
    側の透明基板表面と電極とが角度を有して設けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の表
    示装置。
  7. 【請求項7】 液晶パネルの画素部が多結晶Si薄膜ト
    ランジスタにより、周辺回路部がバルクSiトランジス
    タによりそれぞれ構成されていることを特徴とする請求
    項1〜のいずれかに記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 表示画像情報を上記情報端末へ伝送する
    手段を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか
    に記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 画像処理回路部が少なくともメモリを有
    することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の
    表示装置。
  10. 【請求項10】 画像処理回路部に圧縮、伸長、エンコ
    ード、デコード部を有することを特徴とする請求項1〜
    のいずれかに記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 画像処理回路より、隣り合う奇数行と
    偶数行の1組のビデオ信号を同時に液晶パネルへ伝送す
    ることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の
    表示装置。
  12. 【請求項12】 1組のビデオ信号を同一タイミングに
    より液晶パネルへ書き込むことを特徴とする請求項11
    に記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 隣り合う奇数行と偶数行との間に駆動
    線を設け、奇数行用及び偶数行用信号線が交互に配置さ
    れていることを特徴とする請求項11または12に記載
    の表示装置。
  14. 【請求項14】 インターフェースが無線により実行さ
    れることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載
    の表示装置。
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