JP3261583B2 - 反射型液晶パネル - Google Patents
反射型液晶パネルInfo
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- JP3261583B2 JP3261583B2 JP2000131901A JP2000131901A JP3261583B2 JP 3261583 B2 JP3261583 B2 JP 3261583B2 JP 2000131901 A JP2000131901 A JP 2000131901A JP 2000131901 A JP2000131901 A JP 2000131901A JP 3261583 B2 JP3261583 B2 JP 3261583B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字、静止画、動
画等の映像情報を表示する装置に用いる反射型液晶パネ
ルに関するものである。
画等の映像情報を表示する装置に用いる反射型液晶パネ
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアと称され、映像情
報を手軽に取り扱うことにできる機器が開発され、利用
され始めている。その一つに、携帯用端末やラップトッ
プコンピュター等が挙げられる。これらの機器は、自分
のオフィス以外の場所でも必要な情報を獲得することが
でき、また、加工、伝送を行なうこともできる。
報を手軽に取り扱うことにできる機器が開発され、利用
され始めている。その一つに、携帯用端末やラップトッ
プコンピュター等が挙げられる。これらの機器は、自分
のオフィス以外の場所でも必要な情報を獲得することが
でき、また、加工、伝送を行なうこともできる。
【0003】しかしながら、その使用方法は、個人使用
であり、複数の使用者がある情報のもとで議論を行なう
ような会議には不向きである。従って、上記機器が普及
しても会議の削減は進まず、労働生産性を高める上で問
題となっている。
であり、複数の使用者がある情報のもとで議論を行なう
ような会議には不向きである。従って、上記機器が普及
しても会議の削減は進まず、労働生産性を高める上で問
題となっている。
【0004】会議における電子化としては、テレビジョ
ン会議システムに関するいくつかの提案がなされてい
る。これらのシステムは、主に、遠隔地の実務者間の打
ち合わせを円滑に図るためのもので、テレビジョンを利
用し、出席者の表情や必要な情報を表示するものであ
り、当該システムにおいて個々の情報を共有し、書込み
等情報の加工を行なうことは難しい。これはオーバーヘ
ッドプロジェクター(OHP)並みの解像力と明るさ、
及び低価格を実現する技術が現状得られていないためと
考えられる。
ン会議システムに関するいくつかの提案がなされてい
る。これらのシステムは、主に、遠隔地の実務者間の打
ち合わせを円滑に図るためのもので、テレビジョンを利
用し、出席者の表情や必要な情報を表示するものであ
り、当該システムにおいて個々の情報を共有し、書込み
等情報の加工を行なうことは難しい。これはオーバーヘ
ッドプロジェクター(OHP)並みの解像力と明るさ、
及び低価格を実現する技術が現状得られていないためと
考えられる。
【0005】投影表示装置としては、特開昭54−13
9569号公報に、ライトバルブに光照射しシュリーレ
ン光学系を用いて投射する技術が開示されている。この
方式は、液晶層に空間的周期的構造を電圧印加により形
成し、ライトバルブに入射した光束を回折させるもので
ある。
9569号公報に、ライトバルブに光照射しシュリーレ
ン光学系を用いて投射する技術が開示されている。この
方式は、液晶層に空間的周期的構造を電圧印加により形
成し、ライトバルブに入射した光束を回折させるもので
ある。
【0006】上記ライトバルブサイズが大きく、且つ解
像度がそれほど要求されず、1画素セルサイズが大きい
場合には回折現象は有効である。しかしながら、高解像
度でしかもサイズが小さく、1画素セルサイズが数10
μmレベルとなると、回折を生じる領域が狭くなり十分
な回折光が得られず、光量低下並びにコントラスト低下
という表示特性の低下が避けられない。
像度がそれほど要求されず、1画素セルサイズが大きい
場合には回折現象は有効である。しかしながら、高解像
度でしかもサイズが小さく、1画素セルサイズが数10
μmレベルとなると、回折を生じる領域が狭くなり十分
な回折光が得られず、光量低下並びにコントラスト低下
という表示特性の低下が避けられない。
【0007】また、複数の液晶パネルを多重に配置し、
同じスクリーン上に投影し、明るい表示を図る装置が特
開昭61−167297号公報に開示されている。しか
しながら、赤、緑、青3原色を重畳するもので、絶対的
な明るさは不十分である。
同じスクリーン上に投影し、明るい表示を図る装置が特
開昭61−167297号公報に開示されている。しか
しながら、赤、緑、青3原色を重畳するもので、絶対的
な明るさは不十分である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、会議での各
出席者の情報をオープンに扱うことのできるシステムを
提供することを目的とし、上記システムに用いる表示装
置を構成する液晶パネルを提供するものである。即ち本
発明は、OHP並みの解像度と明るさを有し、且つ低価
格な表示装置を構成しうる液晶パネルを提供することに
ある。具体的には、大画面で高精細であり、複数の情報
ソースを重ねて表示し、所望の領域を拡大、モノクロ・
カラー選択が可能な高機能の表示装置に用いる液晶パネ
ルを提供することにある。
出席者の情報をオープンに扱うことのできるシステムを
提供することを目的とし、上記システムに用いる表示装
置を構成する液晶パネルを提供するものである。即ち本
発明は、OHP並みの解像度と明るさを有し、且つ低価
格な表示装置を構成しうる液晶パネルを提供することに
ある。具体的には、大画面で高精細であり、複数の情報
ソースを重ねて表示し、所望の領域を拡大、モノクロ・
カラー選択が可能な高機能の表示装置に用いる液晶パネ
ルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、a.
多結晶Si薄膜トランジスタ、該薄膜トランジスタを覆
い、基板の面方向に対して傾斜させた傾斜面を持って配
置した第1の層間膜、該第1の層間膜の傾斜面に沿って
配置した反射用電極、該反射用電極を覆い、表面を平坦
化して配置した第2の層間膜、該第2の層間膜上に配置
し、該第2の層間膜に設けられたコンタクトホールを介
して上記反射用電極に電気的に接続された透明電極、該
透明電極を覆う配向膜、を有する基板、 b.表面に対向電極と配向膜とを有し、上記基板に対し
て間隔を置いて配置した対向基板、並びに c.上記基板と対向基板とで形成された間隔に配置した
高分子分散液晶を備えたことを特徴とする反射型液晶パ
ネルである。
多結晶Si薄膜トランジスタ、該薄膜トランジスタを覆
い、基板の面方向に対して傾斜させた傾斜面を持って配
置した第1の層間膜、該第1の層間膜の傾斜面に沿って
配置した反射用電極、該反射用電極を覆い、表面を平坦
化して配置した第2の層間膜、該第2の層間膜上に配置
し、該第2の層間膜に設けられたコンタクトホールを介
して上記反射用電極に電気的に接続された透明電極、該
透明電極を覆う配向膜、を有する基板、 b.表面に対向電極と配向膜とを有し、上記基板に対し
て間隔を置いて配置した対向基板、並びに c.上記基板と対向基板とで形成された間隔に配置した
高分子分散液晶を備えたことを特徴とする反射型液晶パ
ネルである。
【0010】また本発明においては、液晶パネルの画素
部を多結晶Si薄膜トランジスタにより構成し、周辺回
路部をバルクSiトランジスタにより構成することによ
り、パネルの小型化、低コスト化を図ることができる。
部を多結晶Si薄膜トランジスタにより構成し、周辺回
路部をバルクSiトランジスタにより構成することによ
り、パネルの小型化、低コスト化を図ることができる。
【0011】本発明は、光源、反射型液晶パネル、光学
系からなる複数の表示系と、該複数の表示系のうちの少
なくとも1つの系を選択して表示する手段と、これら表
示手段の切り換え手段と、少なくとも1つの情報端末と
のインターフェース、及び画像処理回路部とを有する表
示装置に用いる反射型液晶パネルである。
系からなる複数の表示系と、該複数の表示系のうちの少
なくとも1つの系を選択して表示する手段と、これら表
示手段の切り換え手段と、少なくとも1つの情報端末と
のインターフェース、及び画像処理回路部とを有する表
示装置に用いる反射型液晶パネルである。
【0012】本発明の反射型液晶パネルを用いて構成さ
れる表示装置においては、上記複数の表示系のうち1つ
の系でモノクロ表示を行ない、他の表示系でカラー表示
を行ない、同一スクリーン上に重ねて表示することによ
りモノクロ・カラー混在表示を同時に行うことができ
る。
れる表示装置においては、上記複数の表示系のうち1つ
の系でモノクロ表示を行ない、他の表示系でカラー表示
を行ない、同一スクリーン上に重ねて表示することによ
りモノクロ・カラー混在表示を同時に行うことができ
る。
【0013】更にカラー表示系の経路に配置するカラー
フィルターをセット/非セット切り換え可能に設置する
ことにより、該カラー表示系をモノクロ・カラーいずれ
の表示も行なうことができる。また、カラー・モノクロ
混在表示においては、モノクロ表示系にはカラー表示領
域に黒信号を有するモノクロ信号、カラー表示系にはモ
ノクロ表示領域に黒信号を有するカラー信号を生成し表
示を行なう。
フィルターをセット/非セット切り換え可能に設置する
ことにより、該カラー表示系をモノクロ・カラーいずれ
の表示も行なうことができる。また、カラー・モノクロ
混在表示においては、モノクロ表示系にはカラー表示領
域に黒信号を有するモノクロ信号、カラー表示系にはモ
ノクロ表示領域に黒信号を有するカラー信号を生成し表
示を行なう。
【0014】また、係る表示装置においては、モノク
ロ、カラー表示領域近傍のみ光源からの照明光を液晶パ
ネルに照射して投影像の向上を図ることができる。
ロ、カラー表示領域近傍のみ光源からの照明光を液晶パ
ネルに照射して投影像の向上を図ることができる。
【0015】さらに、係る表示装置において、表示系の
光学系としてはシュリーレン系であり、更に液晶パネル
上に設けられたレンズの焦点距離上にミラーとピンホー
ルを設けた構成が好ましく用いられる。
光学系としてはシュリーレン系であり、更に液晶パネル
上に設けられたレンズの焦点距離上にミラーとピンホー
ルを設けた構成が好ましく用いられる。
【0016】またさらに、係る表示装置の光学系におい
て、光学系の光軸と像を投影するスクリーンとが傾きを
有する場合には、該光軸上で光学系の出射瞳から最も遠
いスクリーンまでの距離をb2、近いスクリーンまでの
距離をb1とし、一方、上記光軸上で光学系の入射瞳か
ら最も遠い液晶パネルまでの距離をa2、最も近い液晶
パネルまでの距離をa1とした場合、b1/a1、b2/a
2の値がより近くなるように液晶パネルの向きを調整す
ることにより像の歪みやぼけが防止され好ましい。
て、光学系の光軸と像を投影するスクリーンとが傾きを
有する場合には、該光軸上で光学系の出射瞳から最も遠
いスクリーンまでの距離をb2、近いスクリーンまでの
距離をb1とし、一方、上記光軸上で光学系の入射瞳か
ら最も遠い液晶パネルまでの距離をa2、最も近い液晶
パネルまでの距離をa1とした場合、b1/a1、b2/a
2の値がより近くなるように液晶パネルの向きを調整す
ることにより像の歪みやぼけが防止され好ましい。
【0017】係る表示装置においては、表示画像情報を
情報端末へ伝送する手段を設け、また画像処理回路部が
少なくともメモリ、更には圧縮、伸長、エンコード、デ
コード部が設けられることが望ましい。また、該画像処
理回路部より、隣り合う奇数行と偶数行の1組のビデオ
信号を同時に液晶パネルへ、好ましくは同時に伝送する
ことが好ましく、隣り合う奇数行と偶数行との間に駆動
線を設け奇数行用信号線と偶数行用信号線を交互に配置
する構成が好ましい。
情報端末へ伝送する手段を設け、また画像処理回路部が
少なくともメモリ、更には圧縮、伸長、エンコード、デ
コード部が設けられることが望ましい。また、該画像処
理回路部より、隣り合う奇数行と偶数行の1組のビデオ
信号を同時に液晶パネルへ、好ましくは同時に伝送する
ことが好ましく、隣り合う奇数行と偶数行との間に駆動
線を設け奇数行用信号線と偶数行用信号線を交互に配置
する構成が好ましい。
【0018】また、係る表示装置においては、インター
フェースを無線で実行することも好適である。
フェースを無線で実行することも好適である。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例を挙げて本発明を具体的
に説明する。
に説明する。
【0020】[参考例1]図2に本発明の反射型液晶パ
ネルを用いて構成される表示装置の一参考例を示すブロ
ック図を示す。係る表示装置は大別して次の6つのブロ
ックに分けられる。11はアナログ系入力インターフェ
ース、12はアナログデータのエンコード部、13はデ
ジタル系入出力インターフェース、14はデコーダー・
画像合成処理部、15は表示部、16は装置全体の管
理、即ち初期化、エンコーダー、デコーダー等の実行時
のタスク管理、外部装置との入出力制御、表示部の制御
等を行なうCPUである。
ネルを用いて構成される表示装置の一参考例を示すブロ
ック図を示す。係る表示装置は大別して次の6つのブロ
ックに分けられる。11はアナログ系入力インターフェ
ース、12はアナログデータのエンコード部、13はデ
ジタル系入出力インターフェース、14はデコーダー・
画像合成処理部、15は表示部、16は装置全体の管
理、即ち初期化、エンコーダー、デコーダー等の実行時
のタスク管理、外部装置との入出力制御、表示部の制御
等を行なうCPUである。
【0021】アナログ系インターフェース11には、複
数のカメラ21、22からの映像データを映像用インタ
ーフェース23、24を介して入力ビデオ信号処理部2
5に送り、一方、カメラ21、22のマイクからの音声
データを音声用インターフェース29、30により入力
音声処理部31へ送る。
数のカメラ21、22からの映像データを映像用インタ
ーフェース23、24を介して入力ビデオ信号処理部2
5に送り、一方、カメラ21、22のマイクからの音声
データを音声用インターフェース29、30により入力
音声処理部31へ送る。
【0022】28はリモコン、27はリモコンインター
フェースで、例えば赤外線検出器、26はシステムコン
トローラである。リモコン28は本表示装置を操作する
ためのもので、必要な制御を全て行なうことができる。
従ってシステムコントローラはCPU16に接続されて
いる。主な制御項目は、表示データの選別(アナログデ
ータ、デジタルデータも含めて)光量、色選択、カメラ
の制御、音声制御等である。
フェースで、例えば赤外線検出器、26はシステムコン
トローラである。リモコン28は本表示装置を操作する
ためのもので、必要な制御を全て行なうことができる。
従ってシステムコントローラはCPU16に接続されて
いる。主な制御項目は、表示データの選別(アナログデ
ータ、デジタルデータも含めて)光量、色選択、カメラ
の制御、音声制御等である。
【0023】信号処理部25、26では、複数のデータ
の選別を行ない、それぞれエンコード部12内のA/D
変換器へ送る。このように、映像データ処理と音声デー
タ処理等がそれぞれ独立に実行できるため、それぞれ異
なる映像と音声との合成等が可能になっている。
の選別を行ない、それぞれエンコード部12内のA/D
変換器へ送る。このように、映像データ処理と音声デー
タ処理等がそれぞれ独立に実行できるため、それぞれ異
なる映像と音声との合成等が可能になっている。
【0024】次に、エンコード部12について説明す
る。32、33はA/D変換器であり、34は例えばN
TSC信号をCIF信号に、HDTV信号をNTSC信
号に変換するフォーマット変換である。例えば、NTS
C信号をCIF信号へ変換し、CCITTの標準となっ
ているH261方式にならってエンコード、もしくはM
PEG方式にならってエンコードする箇所が圧縮・エン
コーダー35である。同様に音声も圧縮・エンコーダー
36によりG722方式にならってエンコードする。次
にデータ多重化処理ブロック37を介して符号語を1ワ
ード単位で外部バッファー38、39へ転送する。
る。32、33はA/D変換器であり、34は例えばN
TSC信号をCIF信号に、HDTV信号をNTSC信
号に変換するフォーマット変換である。例えば、NTS
C信号をCIF信号へ変換し、CCITTの標準となっ
ているH261方式にならってエンコード、もしくはM
PEG方式にならってエンコードする箇所が圧縮・エン
コーダー35である。同様に音声も圧縮・エンコーダー
36によりG722方式にならってエンコードする。次
にデータ多重化処理ブロック37を介して符号語を1ワ
ード単位で外部バッファー38、39へ転送する。
【0025】次にデジタル系入出力インターフェース1
3について説明する。
3について説明する。
【0026】インターフェース13には、通信用インタ
ーフェース41、蓄積装置インターフェース42、各情
報端末と光通信で接続するインターフェース43、4
4、及び制御端末とのインターフェース45が設けてあ
る。通信用インターフェース41は、N−ISDN、B
−ISDN及びEthernet(登録商標)インター
フェース等を用い、また、蓄積装置インターフェース4
2には最も一般的であるSCSIを用いる。光通信イン
ターフェース43、44及び制御端末とのインターフェ
ース45は制御用とデータ転送用の2つを有している。
インターフェースには1.8Mbytes/sec以上
の高速転送が可能であることより、トランスピュータの
リンクインターフェースを用いる。これによりエンコー
ド部12とデコード部14と各種端末との間での符号化
データ転送が可能になっている。
ーフェース41、蓄積装置インターフェース42、各情
報端末と光通信で接続するインターフェース43、4
4、及び制御端末とのインターフェース45が設けてあ
る。通信用インターフェース41は、N−ISDN、B
−ISDN及びEthernet(登録商標)インター
フェース等を用い、また、蓄積装置インターフェース4
2には最も一般的であるSCSIを用いる。光通信イン
ターフェース43、44及び制御端末とのインターフェ
ース45は制御用とデータ転送用の2つを有している。
インターフェースには1.8Mbytes/sec以上
の高速転送が可能であることより、トランスピュータの
リンクインターフェースを用いる。これによりエンコー
ド部12とデコード部14と各種端末との間での符号化
データ転送が可能になっている。
【0027】インターフェース45には、パーソナルコ
ンピューター、ワークステーション46が接続され、イ
ンターフェース43にはペン入力可能なパーソナルコン
ピュータ47、インターフェース44には同じくパーソ
ナルコンピュータ48、インターフェース42にはCD
−ROM、光磁気ディスク等のメモリディスク49が、
通信用インターフェースには海底ケーブル50を介して
パーソナルコンピュータ51の端末が接続されている。
ンピューター、ワークステーション46が接続され、イ
ンターフェース43にはペン入力可能なパーソナルコン
ピュータ47、インターフェース44には同じくパーソ
ナルコンピュータ48、インターフェース42にはCD
−ROM、光磁気ディスク等のメモリディスク49が、
通信用インターフェースには海底ケーブル50を介して
パーソナルコンピュータ51の端末が接続されている。
【0028】次にデコード部14について説明する。バ
ス40に送られた符号化データを1ワード単位で外部バ
ッファー52、53から取り込む。データ分離処理ブロ
ック54により映像信号部と音声信号部に分離した後、
前述した標準に従い、デコード、伸長処理をそれぞれ伸
長・デコーダー55、56にて行なう。映像データはフ
ォーマット変換57、フレームメモリ用バス58を介し
て表示の基本となる映像データを出力フレームメモリa
59へ、それに合成する映像データを出力フレームメモ
リb60へ書き込む。例えば、メモリサイズは各々輝度
1024(H)×512(V)8bit/画素、色差信
号R−Y、B−Y各々512(H)×512(V)8b
it/画素等である。
ス40に送られた符号化データを1ワード単位で外部バ
ッファー52、53から取り込む。データ分離処理ブロ
ック54により映像信号部と音声信号部に分離した後、
前述した標準に従い、デコード、伸長処理をそれぞれ伸
長・デコーダー55、56にて行なう。映像データはフ
ォーマット変換57、フレームメモリ用バス58を介し
て表示の基本となる映像データを出力フレームメモリa
59へ、それに合成する映像データを出力フレームメモ
リb60へ書き込む。例えば、メモリサイズは各々輝度
1024(H)×512(V)8bit/画素、色差信
号R−Y、B−Y各々512(H)×512(V)8b
it/画素等である。
【0029】画像合成回路では、基本表示がモノクロの
場合とカラー表示の場合があるため、輝度Y信号と、
R、G、Bコンポーネント信号を同時に出力する時、出
力フレームメモリa59のみにデータがある時はそのデ
ータのみ出力し、出力フレームメモリb60にもデータ
がある時には、それらを合成した出力を形成する。具体
的には、例えばパーソナルコンピュタ48から提供され
た情報を表示する場合には、該情報はフレームメモリa
59に格納され、この場合、輝度信号が出される。次に
パーソナルコンピューター47により上記情報に新たな
情報が書き加えられた場合、該情報はフレームメモリb
60に格納され、この場合、合成されたRGBコンポー
ネント信号として出力される。音声、映像データは共に
D/A変換器62、64を介してアナログ出力される。
音声データはスピーカー63に接続され、映像データは
表示部15に送られる。
場合とカラー表示の場合があるため、輝度Y信号と、
R、G、Bコンポーネント信号を同時に出力する時、出
力フレームメモリa59のみにデータがある時はそのデ
ータのみ出力し、出力フレームメモリb60にもデータ
がある時には、それらを合成した出力を形成する。具体
的には、例えばパーソナルコンピュタ48から提供され
た情報を表示する場合には、該情報はフレームメモリa
59に格納され、この場合、輝度信号が出される。次に
パーソナルコンピューター47により上記情報に新たな
情報が書き加えられた場合、該情報はフレームメモリb
60に格納され、この場合、合成されたRGBコンポー
ネント信号として出力される。音声、映像データは共に
D/A変換器62、64を介してアナログ出力される。
音声データはスピーカー63に接続され、映像データは
表示部15に送られる。
【0030】次に表示部15について説明する。表示部
15には本発明の反射型液晶パネルを用いた表示系であ
る、多重連に配置された液晶投影表示器があり、本参考
例においては、モノクロ用表示器65及び赤・モノクロ
表示器66、緑・モノクロ表示器67、青・モノクロ表
示器68から構成されている。
15には本発明の反射型液晶パネルを用いた表示系であ
る、多重連に配置された液晶投影表示器があり、本参考
例においては、モノクロ用表示器65及び赤・モノクロ
表示器66、緑・モノクロ表示器67、青・モノクロ表
示器68から構成されている。
【0031】表示がモノクロの時、表示器66〜68の
カラーフィルターを全てモノクロに切り換え、4表示器
全てモノクロ表示を行なう。また、モノクロ画面にカラ
ー表示を一部書き込む場合には、モノクロ表示を表示器
65でのみ行ない、表示器66〜68によりカラー表示
を行なう。
カラーフィルターを全てモノクロに切り換え、4表示器
全てモノクロ表示を行なう。また、モノクロ画面にカラ
ー表示を一部書き込む場合には、モノクロ表示を表示器
65でのみ行ない、表示器66〜68によりカラー表示
を行なう。
【0032】またカラー表示が赤、緑、青の単純3原色
でモノクロ表示と赤色のみで表示する場合、表示器66
のみ赤色を表示し、他の3表字器はモノクロ表示として
使用することもできる。
でモノクロ表示と赤色のみで表示する場合、表示器66
のみ赤色を表示し、他の3表字器はモノクロ表示として
使用することもできる。
【0033】これらの制御はCPU16及び画像合成回
路61を介して液晶表示素子(LCD)駆動系69によ
り実行できる。また、モノクロと赤色表示の時、モノク
ロ表示が明るく赤色が見えにくい時にはモノクロ表示を
表示器65でのみ行ない、一方表示器66〜68のカラ
ーフィルターを全色表示できるように回転式にして表示
器66〜68全てで赤色を表示し、輝度を調整すること
もできる。
路61を介して液晶表示素子(LCD)駆動系69によ
り実行できる。また、モノクロと赤色表示の時、モノク
ロ表示が明るく赤色が見えにくい時にはモノクロ表示を
表示器65でのみ行ない、一方表示器66〜68のカラ
ーフィルターを全色表示できるように回転式にして表示
器66〜68全てで赤色を表示し、輝度を調整すること
もできる。
【0034】本参考例では、全て合成データを一括LC
D駆動系へ入力する系を示したが、輝度信号は直接65
のモノクロ表示器へ、RGBコンポーネント信号は各
R、G、B表示器へ送る等の組み合わせも可能であるこ
とは言うまでもない。
D駆動系へ入力する系を示したが、輝度信号は直接65
のモノクロ表示器へ、RGBコンポーネント信号は各
R、G、B表示器へ送る等の組み合わせも可能であるこ
とは言うまでもない。
【0035】オフィス内で使用するデータは依然モノク
ロ表示が多く、且つ高精細である。従来のカラー表示装
置では、カラーフィルターが組み込まれた分、光量が1
/3以下に減衰している。従って明るい表示を行なうた
めには、光源の光量を高くしたり、又はモノクロ専用機
になってしまうという問題点があった。
ロ表示が多く、且つ高精細である。従来のカラー表示装
置では、カラーフィルターが組み込まれた分、光量が1
/3以下に減衰している。従って明るい表示を行なうた
めには、光源の光量を高くしたり、又はモノクロ専用機
になってしまうという問題点があった。
【0036】本発明の液晶パネルを用いた表示装置で
は、モノクロはモノクロ用で表示し、カラーはカラー用
で表示とそれぞれに適した使用方法が可能で、光源等の
付加に頼らず明るい表示を行なうことができる。従って
RGB用をフルに使用すれば、標準フルカラー表示でき
ることは言うまでもない。
は、モノクロはモノクロ用で表示し、カラーはカラー用
で表示とそれぞれに適した使用方法が可能で、光源等の
付加に頼らず明るい表示を行なうことができる。従って
RGB用をフルに使用すれば、標準フルカラー表示でき
ることは言うまでもない。
【0037】図2に示した構成では、4表示器で一組の
組み合わせを示したが、赤・モノクロ、緑・モノクロ、
青・モノクロで一組の組み合わせ、また、赤・緑・青・
モノクロを複数連設ける等の組み合わせも好適である。
組み合わせを示したが、赤・モノクロ、緑・モノクロ、
青・モノクロで一組の組み合わせ、また、赤・緑・青・
モノクロを複数連設ける等の組み合わせも好適である。
【0038】図1に本発明の反射型液晶パネルを用いて
構成した表示装置を用いた具体例を概念図で示す。今、
A地点では当該表示装置1を用い、出席者P1〜P5がそ
れぞれの情報を格納したペン入力型のパーソナルコンピ
ュータ2a〜2eを使用して会議に出席している。一
方、遠隔地(例えば海外)のB地点においても出席者P
6が同様のコンピュータ2fを海底ケーブルを利用して
表示装置1にアクセスし、会議に出席している。ここで
コンピュータ2a、2e、2fは図2におけるコンピュ
ータ47、48、51にそれぞれ相当する。
構成した表示装置を用いた具体例を概念図で示す。今、
A地点では当該表示装置1を用い、出席者P1〜P5がそ
れぞれの情報を格納したペン入力型のパーソナルコンピ
ュータ2a〜2eを使用して会議に出席している。一
方、遠隔地(例えば海外)のB地点においても出席者P
6が同様のコンピュータ2fを海底ケーブルを利用して
表示装置1にアクセスし、会議に出席している。ここで
コンピュータ2a、2e、2fは図2におけるコンピュ
ータ47、48、51にそれぞれ相当する。
【0039】例えば、P1がコンピュータ2aに格納し
た情報を表示装置1によりスクリーン3にモノクロ表示
し、これにP5がコンピュータ2eの画面上で赤色を用
いて新たに情報を書き加え、これら情報を表示装置1に
よりコンピュータ2a〜2fに表示することができる。
即ち、各コンピュータ2a〜2fに格納された情報をオ
ープンに表示し、いずれのコンピュータからも自由に書
込みを行なうことができる。また、P1は赤、P2は緑と
いうように、色を変えて書込みを行なうことも可能であ
り、これら情報の制御は図2に示したリモコン28で操
作される。
た情報を表示装置1によりスクリーン3にモノクロ表示
し、これにP5がコンピュータ2eの画面上で赤色を用
いて新たに情報を書き加え、これら情報を表示装置1に
よりコンピュータ2a〜2fに表示することができる。
即ち、各コンピュータ2a〜2fに格納された情報をオ
ープンに表示し、いずれのコンピュータからも自由に書
込みを行なうことができる。また、P1は赤、P2は緑と
いうように、色を変えて書込みを行なうことも可能であ
り、これら情報の制御は図2に示したリモコン28で操
作される。
【0040】本発明の反射型液晶パネルを用いた表示装
置の特徴は、文字等の階調を必要としない情報の表示に
は、明るく且つ高精細なモードを用いることである。ま
た、係る表示装置は、映像のソースとは分離しており、
図1の場合、無線等の手段により伝送され表示されてい
ることである。
置の特徴は、文字等の階調を必要としない情報の表示に
は、明るく且つ高精細なモードを用いることである。ま
た、係る表示装置は、映像のソースとは分離しており、
図1の場合、無線等の手段により伝送され表示されてい
ることである。
【0041】係る表示装置は従来に比較して、非常に明
るく高精細である。従って、OHPを用いた場合のよう
に室内を暗くする必要がなく、他の資料の検討や、ま
た、出席者の表情を伺うこともできる。
るく高精細である。従って、OHPを用いた場合のよう
に室内を暗くする必要がなく、他の資料の検討や、ま
た、出席者の表情を伺うこともできる。
【0042】当該表示装置のように多重連表示の場合、
コスト高になることが予想されるが、本発明の反射型液
晶パネルを用いた表示系を用いることにより、1連表示
系のコストが従来に比較して極めて安価になり、且つ表
示性能が高くなる。これについて図3を用いて説明す
る。
コスト高になることが予想されるが、本発明の反射型液
晶パネルを用いた表示系を用いることにより、1連表示
系のコストが従来に比較して極めて安価になり、且つ表
示性能が高くなる。これについて図3を用いて説明す
る。
【0043】図3は本発明の反射型液晶パネルを用いた
表示装置の表示系を示す図である。(a)はカラー表示
系、(b)はモノクロ表示系であり、ずらせて示してい
るが、装置内ではこの状態で重ねた位置に配置されてい
る。
表示装置の表示系を示す図である。(a)はカラー表示
系、(b)はモノクロ表示系であり、ずらせて示してい
るが、装置内ではこの状態で重ねた位置に配置されてい
る。
【0044】図3中102は照明用光源と光源からの出
射光をコリメートするための反射板である。光源として
は、光源サイズとして1mm前後と小さいメタルハライ
ドランプ、ハロゲンランプを用いることができる。従
来、明るい表示を実現するために300〜400Wとい
う電力を印加して使用する場合が多く、光源の周辺のガ
ラスが失透し、更に光源サイズが5〜6mmから約10
mm程度大きくなり、光利用効率を悪化させ、光源自身
の寿命も短いという性能上の問題を有していた。
射光をコリメートするための反射板である。光源として
は、光源サイズとして1mm前後と小さいメタルハライ
ドランプ、ハロゲンランプを用いることができる。従
来、明るい表示を実現するために300〜400Wとい
う電力を印加して使用する場合が多く、光源の周辺のガ
ラスが失透し、更に光源サイズが5〜6mmから約10
mm程度大きくなり、光利用効率を悪化させ、光源自身
の寿命も短いという性能上の問題を有していた。
【0045】また、300〜400Wという高電力を供
給する電源も当然大きく且つ重くなり、持ち運びが困難
となる。本構成では光源サイズを1mm前後と小さく
し、従来よりも印加する電力を数分の1に低下させて使
用することにより熱、光等によるガラスの失透も防止で
き、光利用効率を著しく向上させてよりコリメートした
光をLCDパネルに入射させることができる。
給する電源も当然大きく且つ重くなり、持ち運びが困難
となる。本構成では光源サイズを1mm前後と小さく
し、従来よりも印加する電力を数分の1に低下させて使
用することにより熱、光等によるガラスの失透も防止で
き、光利用効率を著しく向上させてよりコリメートした
光をLCDパネルに入射させることができる。
【0046】104は赤外カットフィルターで、LCD
パネルに当たる不要な光をカットし、該光による発熱を
防止する。また、105はカラーフィルターで、(a)
に示す側の表示系はモノクロ・カラー変更可能なものと
なっている。カラーフィルター105は赤、緑、青それ
ぞれ一色からなり、オンチップ型でないため、簡単で且
つ低コストが実現できる。
パネルに当たる不要な光をカットし、該光による発熱を
防止する。また、105はカラーフィルターで、(a)
に示す側の表示系はモノクロ・カラー変更可能なものと
なっている。カラーフィルター105は赤、緑、青それ
ぞれ一色からなり、オンチップ型でないため、簡単で且
つ低コストが実現できる。
【0047】図3にはカラーフィルター105と赤外カ
ットフィルター104との切り換えは106に示す矢印
の如くスライド式のものを示したが、これを回転式のも
のとし、赤、緑、青のフィルターを全て使用できる構成
にすることも可能である。
ットフィルター104との切り換えは106に示す矢印
の如くスライド式のものを示したが、これを回転式のも
のとし、赤、緑、青のフィルターを全て使用できる構成
にすることも可能である。
【0048】赤外カットフィルター104又はカラーフ
ィルター106を透過した光は、液晶パネル108へ斜
めに入射し、反射される。これらの液晶パネル構造につ
いては後述する。
ィルター106を透過した光は、液晶パネル108へ斜
めに入射し、反射される。これらの液晶パネル構造につ
いては後述する。
【0049】図3に示す如く、通常ミラーが配置される
箇所に液晶パネルが設置され、光学部品点数が削減され
ており、低コスト下が実現されるだけでなく、ミラーが
ない分、更に数%の光利用効率が向上する。
箇所に液晶パネルが設置され、光学部品点数が削減され
ており、低コスト下が実現されるだけでなく、ミラーが
ない分、更に数%の光利用効率が向上する。
【0050】次にレンズ110とピンホール112によ
りシュリーレン光学系が組まれている。液晶パネル10
8に電圧を印加しない場合、液晶はランダムな状態とな
っており、光は散乱され、ピンホール112から照明光
は通過できない。一方、液晶パネルに徐々に電圧を印加
していく(イオンの焼きつき防止のため、反転電圧を印
加する)と、液晶分子は一方に配向し始めるため、散乱
される割合が減り、平行光の成分はピンホール112か
ら出射し、投影レンズ114によりスクリーン115上
に像を結ぶ。液晶パネル108を傾けて配置したことに
より、結像性能が悪化する場合には角度を調整したり、
プリズムを光学系の間に設ければ良い。
りシュリーレン光学系が組まれている。液晶パネル10
8に電圧を印加しない場合、液晶はランダムな状態とな
っており、光は散乱され、ピンホール112から照明光
は通過できない。一方、液晶パネルに徐々に電圧を印加
していく(イオンの焼きつき防止のため、反転電圧を印
加する)と、液晶分子は一方に配向し始めるため、散乱
される割合が減り、平行光の成分はピンホール112か
ら出射し、投影レンズ114によりスクリーン115上
に像を結ぶ。液晶パネル108を傾けて配置したことに
より、結像性能が悪化する場合には角度を調整したり、
プリズムを光学系の間に設ければ良い。
【0051】図3に示す構成では、モノクロ用、カラー
用それぞれ光源、光学レンズ等を設けた場合を示した
が、カラー用は1光源とし、該1光源からの光を色分解
し、赤、緑、青用のそれぞれのパネルに入射しその後そ
れぞれ投写しても、また、合成し投写しても良い事は言
うまでもない。
用それぞれ光源、光学レンズ等を設けた場合を示した
が、カラー用は1光源とし、該1光源からの光を色分解
し、赤、緑、青用のそれぞれのパネルに入射しその後そ
れぞれ投写しても、また、合成し投写しても良い事は言
うまでもない。
【0052】以上説明したように、本発明の反射型液晶
パネルを用いた表示装置の光学系は、従来の光学系より
部品点数が極めて少なく、これにより光利用効率が向上
し、低コスト化が図られ、また小型化が実現する。
パネルを用いた表示装置の光学系は、従来の光学系より
部品点数が極めて少なく、これにより光利用効率が向上
し、低コスト化が図られ、また小型化が実現する。
【0053】従来、投影パネルサイズは3〜5インチ程
度である。これにより光学系自体も大型化され、重く且
つ高価格になっていた。本発明においては、後述するよ
うにパネルは従来の数分の1のサイズになり、実効開口
面積もほぼ同等のものが達成される。これにより光学部
品のコスト、重さは3乗分の1に削減される。従って、
これら光学部品を複数多重連に配置しても、多重連倍し
かコスト、重さは増加しないため、高性能、低コストが
実現する。
度である。これにより光学系自体も大型化され、重く且
つ高価格になっていた。本発明においては、後述するよ
うにパネルは従来の数分の1のサイズになり、実効開口
面積もほぼ同等のものが達成される。これにより光学部
品のコスト、重さは3乗分の1に削減される。従って、
これら光学部品を複数多重連に配置しても、多重連倍し
かコスト、重さは増加しないため、高性能、低コストが
実現する。
【0054】次に図4に液晶パネル108の参考例の基
本構成の断面構造を示す。図中、120はSi基板、1
21はフィールド酸化膜、122はLCD駆動用バルク
Siトランジスタのウェル層、123は画素部薄膜トラ
ンジスタ(TFT)を形成する多結晶Si層、124、
125はそれぞれ駆動用バルクSiトランジスタのソー
ス、ドレイン部、126は駆動用バルクSiトランジス
タのゲート部、127、128はそれぞれ画素部TFT
のソース、ドレイン部、129は画素部TFTのゲート
部、130は画素部TFTのソース部と接続される信号
線用配線層、131は画素部反射用電極、132はパッ
シベーション膜、133、135は配向膜、134は高
分子分散液晶、136は透明電極、137は無反射型の
遮光層、138は対向基板となるガラス板、139は反
射防止膜である。
本構成の断面構造を示す。図中、120はSi基板、1
21はフィールド酸化膜、122はLCD駆動用バルク
Siトランジスタのウェル層、123は画素部薄膜トラ
ンジスタ(TFT)を形成する多結晶Si層、124、
125はそれぞれ駆動用バルクSiトランジスタのソー
ス、ドレイン部、126は駆動用バルクSiトランジス
タのゲート部、127、128はそれぞれ画素部TFT
のソース、ドレイン部、129は画素部TFTのゲート
部、130は画素部TFTのソース部と接続される信号
線用配線層、131は画素部反射用電極、132はパッ
シベーション膜、133、135は配向膜、134は高
分子分散液晶、136は透明電極、137は無反射型の
遮光層、138は対向基板となるガラス板、139は反
射防止膜である。
【0055】上記配向膜は高分子分散液晶の場合、特に
必要としなくても良い。図4に示すように、設けること
により配向特性を変更し、反射方向に散乱しにくい特性
をもたすことができ消光比が向上できる。又、137の
遮光層も入射角、散乱成分の有無に応じて配置しない構
成も有効である。
必要としなくても良い。図4に示すように、設けること
により配向特性を変更し、反射方向に散乱しにくい特性
をもたすことができ消光比が向上できる。又、137の
遮光層も入射角、散乱成分の有無に応じて配置しない構
成も有効である。
【0056】本液晶パネルにおいて液晶層134には、
透明電極136と反射電極131の間に電圧が印加され
る。対向基板側から入射する平行光140は反射防止膜
139により表面反射をせずに液晶層134に141に
示す如く入射される。光束141は反射電極131で1
42に示す如く反射され、液晶パネルから143に示す
方向に出射する。
透明電極136と反射電極131の間に電圧が印加され
る。対向基板側から入射する平行光140は反射防止膜
139により表面反射をせずに液晶層134に141に
示す如く入射される。光束141は反射電極131で1
42に示す如く反射され、液晶パネルから143に示す
方向に出射する。
【0057】図4に示す如く、対向基板表面等での反射
成分は、反射防止膜139により抑制されているため、
これが液晶層134内部での反射光に混入することは抑
制されている。また、本参考例では、画素部に多結晶S
iTFTを使用し、且つ該多結晶Siの膜厚が200〜
500Åと極めて薄く画素部に段差を生じることがな
く、更に周辺回路にバルク単結晶Siから構成される回
路を用いているため、高速駆動が実現でき、数10〜数
100万画素の高精細表示も実現しうる。
成分は、反射防止膜139により抑制されているため、
これが液晶層134内部での反射光に混入することは抑
制されている。また、本参考例では、画素部に多結晶S
iTFTを使用し、且つ該多結晶Siの膜厚が200〜
500Åと極めて薄く画素部に段差を生じることがな
く、更に周辺回路にバルク単結晶Siから構成される回
路を用いているため、高速駆動が実現でき、数10〜数
100万画素の高精細表示も実現しうる。
【0058】本参考例の液晶パネルの駆動方法について
図5の等価回路により説明する。図5中、201、20
2は水平シフトレジスタ、203は垂直シフトレジス
タ、204、205はビデオ信号線、206、207は
ビデオ信号を水平シフトレジスタからの走査パルスに応
じてサンプリングするためのサンプリングトランジス
タ、208、209は信号線、210は駆動線、213
は画素部TFT、219は付加容量の一方の電極に印加
する電源、220は付加容量である。
図5の等価回路により説明する。図5中、201、20
2は水平シフトレジスタ、203は垂直シフトレジス
タ、204、205はビデオ信号線、206、207は
ビデオ信号を水平シフトレジスタからの走査パルスに応
じてサンプリングするためのサンプリングトランジス
タ、208、209は信号線、210は駆動線、213
は画素部TFT、219は付加容量の一方の電極に印加
する電源、220は付加容量である。
【0059】本参考例の基本構成は、フレームメモリか
らビデオ信号を読み出し、図2のLCD駆動系69でク
ランプ、増幅、δ補正、極性反転をし、図5に示すビデ
オ信号線204、205に供給する。従ってノンインタ
ーレス信号を2行分まとめてフレームメモリから読み出
し、奇数行信号を204のビデオ線へ、偶数行信号を2
05のビデオ信号線へ供給する。
らビデオ信号を読み出し、図2のLCD駆動系69でク
ランプ、増幅、δ補正、極性反転をし、図5に示すビデ
オ信号線204、205に供給する。従ってノンインタ
ーレス信号を2行分まとめてフレームメモリから読み出
し、奇数行信号を204のビデオ線へ、偶数行信号を2
05のビデオ信号線へ供給する。
【0060】入力されたビデオ信号は、水平シフトレジ
スタ201、202によりサンプリングするが、図5に
示す如く、奇数行と偶数行は位置をずらさず配置されて
いる。従って、同一パルスによりサンプリングができ、
サンプリング時に他のパルスのフィールドスルーノイズ
が混入することがなく、良好な画像表示が実現できる。
スタ201、202によりサンプリングするが、図5に
示す如く、奇数行と偶数行は位置をずらさず配置されて
いる。従って、同一パルスによりサンプリングができ、
サンプリング時に他のパルスのフィールドスルーノイズ
が混入することがなく、良好な画像表示が実現できる。
【0061】更に、第1行と第2行、第3行と第4行と
いうように、ノンインターレス駆動でも2行同時に書込
みができるため、水平走査周波数を通常の半分で済ます
ことができる。特に画素数が増大するとそのサンプリン
グ周波数が急増するため、サンプリング用トランジスタ
206、207はドライブ能力が高くなるため、従来は
大型のトランジスタを使用することになっていた。
いうように、ノンインターレス駆動でも2行同時に書込
みができるため、水平走査周波数を通常の半分で済ます
ことができる。特に画素数が増大するとそのサンプリン
グ周波数が急増するため、サンプリング用トランジスタ
206、207はドライブ能力が高くなるため、従来は
大型のトランジスタを使用することになっていた。
【0062】本参考例では上記構成をとることにより液
晶パネルを大型化することなく、周辺回路が従来より小
さくなり、チップサイズが小さくなり、液晶パネルの低
コスト化及び小型化が実現する。
晶パネルを大型化することなく、周辺回路が従来より小
さくなり、チップサイズが小さくなり、液晶パネルの低
コスト化及び小型化が実現する。
【0063】図5に示した構成では、ビデオ線を各1本
ずつ配置しているが、これを複数本及びシストレジスタ
を複数本にすれば更にサンプリング周波数を低くするこ
とができる。また、図5に示したように、駆動線は第1
行目と第2行目との間、第3行目と第4行目との間に配
置でき、付加容量配線221は第2行目と第3行目との
間、第4行目と第5行目との間に配置される。これによ
り、付加容量も電圧ふられ等がなく、所望の電圧を保持
でき良好な画像表示が可能になった。
ずつ配置しているが、これを複数本及びシストレジスタ
を複数本にすれば更にサンプリング周波数を低くするこ
とができる。また、図5に示したように、駆動線は第1
行目と第2行目との間、第3行目と第4行目との間に配
置でき、付加容量配線221は第2行目と第3行目との
間、第4行目と第5行目との間に配置される。これによ
り、付加容量も電圧ふられ等がなく、所望の電圧を保持
でき良好な画像表示が可能になった。
【0064】また、上記説明で明らかなように、垂直方
向は、ノンインターレス駆動で走査線本数、水平方向は
画素ずらし配列がないため画素数分の高解像度表示がで
きる利点を有する。
向は、ノンインターレス駆動で走査線本数、水平方向は
画素ずらし配列がないため画素数分の高解像度表示がで
きる利点を有する。
【0065】次に図6を用いて、本参考例の液晶パネル
の具体的な画素部のレイアウトについて説明する。図中
208、209は信号線用配線、210は駆動線、22
1は付加容量への電源接続用配線、230は信号線とT
FTとソース領域とのコンタクト部、231はTFTゲ
ートで、図6では2つのゲートを設けている。232の
点線で示した部分はTFTのソース、チャネル、ドレイ
ンを形成する多結晶Si層で膜厚は200〜600Åと
薄い。
の具体的な画素部のレイアウトについて説明する。図中
208、209は信号線用配線、210は駆動線、22
1は付加容量への電源接続用配線、230は信号線とT
FTとソース領域とのコンタクト部、231はTFTゲ
ートで、図6では2つのゲートを設けている。232の
点線で示した部分はTFTのソース、チャネル、ドレイ
ンを形成する多結晶Si層で膜厚は200〜600Åと
薄い。
【0066】233はドレイン部と電極234とのコン
タクト部で、電極234はゲート231と信号線20
8、209以外の領域に設けてある。これにより、表面
が平坦化され、上部に来る反射用電極(不図示)が平坦
に形成できる。
タクト部で、電極234はゲート231と信号線20
8、209以外の領域に設けてある。これにより、表面
が平坦化され、上部に来る反射用電極(不図示)が平坦
に形成できる。
【0067】235は上記電極234と反射用電極との
コンタクト領域、236はドレイン部が延長された多結
晶Si上に配置された電極層で、配線210、ゲート2
31と同一層の多結晶Siから形成された付加容量部、
237は上記電極とドレイン部が延長された多結晶Si
層にコンタクトを取る部分で、コンタクト部233と同
じ働きをする。ドレイン部が延長された多結晶Si層は
上述の通り極めて薄いため高抵抗であるが、ドレインと
同電位の電極234がメタルから形成され、本図に示す
通り、複数箇所でコンタクトが形成されているため、ド
レイン電圧が場所によらず一定に保たれるという利点を
有しいる。
コンタクト領域、236はドレイン部が延長された多結
晶Si上に配置された電極層で、配線210、ゲート2
31と同一層の多結晶Siから形成された付加容量部、
237は上記電極とドレイン部が延長された多結晶Si
層にコンタクトを取る部分で、コンタクト部233と同
じ働きをする。ドレイン部が延長された多結晶Si層は
上述の通り極めて薄いため高抵抗であるが、ドレインと
同電位の電極234がメタルから形成され、本図に示す
通り、複数箇所でコンタクトが形成されているため、ド
レイン電圧が場所によらず一定に保たれるという利点を
有しいる。
【0068】図6のX−X’断面図を図7に示す。図6
と同一箇所は同一符号で示し、説明を省略する。図中2
51はn+拡散層からなるTFTのソース領域、252
はn+拡散層からなるドレイン領域、253は反射用画
素電極である。
と同一箇所は同一符号で示し、説明を省略する。図中2
51はn+拡散層からなるTFTのソース領域、252
はn+拡散層からなるドレイン領域、253は反射用画
素電極である。
【0069】本図からわかるように、反射用画素電極2
53の下部はほぼ同様の層構成となり、平坦化が図られ
ている。また、反射用画素電極253と電極234との
コンタクト部235近傍は平坦化が難しいが、W等の選
択成長を用いれば、本図に示す通り平坦化が可能であ
る。
53の下部はほぼ同様の層構成となり、平坦化が図られ
ている。また、反射用画素電極253と電極234との
コンタクト部235近傍は平坦化が難しいが、W等の選
択成長を用いれば、本図に示す通り平坦化が可能であ
る。
【0070】また、本参考例においては、多結晶Siで
あるゲート231及び付加容量部236の表面にはW
が、電極234、配線209、表面にはTaN254等
通常のメタルより黒色の層が設けてある。また画素電極
間のすき間255の下部にも以上説明したTaN層が設
けてあり、TFTに光が当たってリークし、画質が低下
するのが防止されている。
あるゲート231及び付加容量部236の表面にはW
が、電極234、配線209、表面にはTaN254等
通常のメタルより黒色の層が設けてある。また画素電極
間のすき間255の下部にも以上説明したTaN層が設
けてあり、TFTに光が当たってリークし、画質が低下
するのが防止されている。
【0071】以上説明したように、本参考例では液晶パ
ネルの画素部がより平坦化された構造となり、反射用画
素電極で不要な散乱成分を生じないため、光利用効率が
高く明るい表示が実現される。また、画素駆動用周辺回
路はバルクSiトランジスタからなり、駆動能力が高く
高精細画素にも対応でき、またパネルの回路構成により
その水平走査スピードをかなり落とすこともでき、安定
した表示が低消費電力で且つ小チップで実現する。
ネルの画素部がより平坦化された構造となり、反射用画
素電極で不要な散乱成分を生じないため、光利用効率が
高く明るい表示が実現される。また、画素駆動用周辺回
路はバルクSiトランジスタからなり、駆動能力が高く
高精細画素にも対応でき、またパネルの回路構成により
その水平走査スピードをかなり落とすこともでき、安定
した表示が低消費電力で且つ小チップで実現する。
【0072】また、水平走査クロックが少なく駆動で
き、サンプリング時にクロックフィードスルーノイズが
混入されず、高S/Nの画素表示ができる。
き、サンプリング時にクロックフィードスルーノイズが
混入されず、高S/Nの画素表示ができる。
【0073】また更に、反射用電極間のすき間下部にT
aN等遮光材を配置することにより、反射光へのノイズ
成分も減り、同時にTFT内部への光のもれを防止し、
高コントラストな表示ができる。また対向基板表面から
の反射光も反射防止材を設けたことでかなり減少し、高
コントラストな表示が実現する。
aN等遮光材を配置することにより、反射光へのノイズ
成分も減り、同時にTFT内部への光のもれを防止し、
高コントラストな表示ができる。また対向基板表面から
の反射光も反射防止材を設けたことでかなり減少し、高
コントラストな表示が実現する。
【0074】次に反射型液晶パネルの別の参考例を図8
を用いて説明する。尚、図4と共通する箇所については
同一符号を記し、説明を省略する。
を用いて説明する。尚、図4と共通する箇所については
同一符号を記し、説明を省略する。
【0075】本参考例の特徴は、対向基板をブレーズド
型に形成し、反射用電極131に対し傾きを持たせた点
である。本構成をとることにより、遮光層261も反射
用電極131とはある所望の角度を有する。従って、遮
光層261、透明領域262からの正反射成分は反射用
電極からの反射成分と完全に分離され、更に高コントラ
ストな表示特性が得られる。
型に形成し、反射用電極131に対し傾きを持たせた点
である。本構成をとることにより、遮光層261も反射
用電極131とはある所望の角度を有する。従って、遮
光層261、透明領域262からの正反射成分は反射用
電極からの反射成分と完全に分離され、更に高コントラ
ストな表示特性が得られる。
【0076】[実施例1]本発明の実施例を図9に示
す。
す。
【0077】本実施例も、図4と同一箇所に関しては同
一番号を記し説明を省略する。
一番号を記し説明を省略する。
【0078】本発明の特徴は、反射用電極271を傾斜
して設けた点にある。これにより対向基板138の表
面、裏面からの正反射成分と完全に分離でき、高コント
ラストな表示ができる。
して設けた点にある。これにより対向基板138の表
面、裏面からの正反射成分と完全に分離でき、高コント
ラストな表示ができる。
【0079】また図9からも明らかなように、対向基板
には反射防止膜を設ける必要がなく、低コスト化が図
れ、且つ、遮光層も設ける必要がなく、高開口率が図
れ、明るい表示が実現する。
には反射防止膜を設ける必要がなく、低コスト化が図
れ、且つ、遮光層も設ける必要がなく、高開口率が図
れ、明るい表示が実現する。
【0080】図9において、反射用電極271にTFT
のドレインとの接続は示されていないが、この断面と異
なる部分において接続されている。接続は反射用電極用
金属を直接ドレインに接続しても、信号線用金属を介し
て接続しても良い。
のドレインとの接続は示されていないが、この断面と異
なる部分において接続されている。接続は反射用電極用
金属を直接ドレインに接続しても、信号線用金属を介し
て接続しても良い。
【0081】本実施例における傾斜電極を形成するため
には、多結晶Si層123と、ゲートの多結晶Si層1
29、信号線用配線層130を図9に示す通り順番に配
置すると、傾斜した段差が形成される。その後局所的段
差をレジストエッチバック等で滑らかにすると層間膜2
75は図9に示す形状となる。
には、多結晶Si層123と、ゲートの多結晶Si層1
29、信号線用配線層130を図9に示す通り順番に配
置すると、傾斜した段差が形成される。その後局所的段
差をレジストエッチバック等で滑らかにすると層間膜2
75は図9に示す形状となる。
【0082】本実施例では反射用電極271のすき間か
らTFTの多結晶Si層123へ光がもれるのを防止す
るため、表面を金属層で覆われた多結晶Si層274を
設けてある。この多結晶Si層は、129のゲート多結
晶Si層と同一層でよく、特にマスク枚数が増えたり工
程が複雑になることもない。この多結晶Si層により駆
動線の抵抗も低くなり、高速駆動が実現する。
らTFTの多結晶Si層123へ光がもれるのを防止す
るため、表面を金属層で覆われた多結晶Si層274を
設けてある。この多結晶Si層は、129のゲート多結
晶Si層と同一層でよく、特にマスク枚数が増えたり工
程が複雑になることもない。この多結晶Si層により駆
動線の抵抗も低くなり、高速駆動が実現する。
【0083】反射用電極271形成後、異なる層間膜2
76により平坦化し、反射用電極271とはスルーホー
ル272を介してITO等からなる透明電極273とコ
ンタクトを取る。反射用電極271表面には数100〜
数1000Å厚の薄いTi系金属、例えばTiN等を設
けることにより平坦で透明電極273と良好なコンタク
トをとることができる。図9の構成では、平坦化し、対
向電極136との間に液晶層が注入されているので、電
界は一様にかかり、分布的むらは生じない。
76により平坦化し、反射用電極271とはスルーホー
ル272を介してITO等からなる透明電極273とコ
ンタクトを取る。反射用電極271表面には数100〜
数1000Å厚の薄いTi系金属、例えばTiN等を設
けることにより平坦で透明電極273と良好なコンタク
トをとることができる。図9の構成では、平坦化し、対
向電極136との間に液晶層が注入されているので、電
界は一様にかかり、分布的むらは生じない。
【0084】[参考例2]次に本発明の反射型液晶パネ
ルを用いて構成される表示装置の第2の参考例について
図10を用いて説明する。
ルを用いて構成される表示装置の第2の参考例について
図10を用いて説明する。
【0085】本参考例は歪み、ぼけの少ない像をスクリ
ーン上に投影するもので、図中281は光源、282は
集光レンズ、283はマイクロミラー、284は遮光
板、285はピンホール、286はレンズで、このレン
ズの焦点距離にレンズ286と遮光層284、マイクロ
ミラー283、ピンホール285とが配置されテレセン
トリック光学系を形成している。287は本発明の反射
型液晶パネルである。
ーン上に投影するもので、図中281は光源、282は
集光レンズ、283はマイクロミラー、284は遮光
板、285はピンホール、286はレンズで、このレン
ズの焦点距離にレンズ286と遮光層284、マイクロ
ミラー283、ピンホール285とが配置されテレセン
トリック光学系を形成している。287は本発明の反射
型液晶パネルである。
【0086】288は赤外カットフィルター、289は
カラーフィルター切り換え装置で、カラーフィルターな
しの状態もしくは各カラーフィルター(赤、緑もしくは
青)等を選択できる。290は投影レンズ、291はス
クリーンである。本図から明らかなように、反射用電極
面とスクリーン面とがほぼ平行に配置されており、29
0の投影レンズに特別な性能のものを使用しなくても、
スクリーン周辺部でもしくはスクリーン上下左右で像の
歪みやぼけが少ない。
カラーフィルター切り換え装置で、カラーフィルターな
しの状態もしくは各カラーフィルター(赤、緑もしくは
青)等を選択できる。290は投影レンズ、291はス
クリーンである。本図から明らかなように、反射用電極
面とスクリーン面とがほぼ平行に配置されており、29
0の投影レンズに特別な性能のものを使用しなくても、
スクリーン周辺部でもしくはスクリーン上下左右で像の
歪みやぼけが少ない。
【0087】本参考例において、光源から出射した光束
292は、赤外カットフィルター288と、場合によっ
ては切り換え装置289によりセットされたカラーフィ
ルターを通過してレンズ282によりマイクロミラー2
83に集光される。マイクロミラー283はレンズ28
6の物点となるため、小さく形成し、その領域にレンズ
282で集光する。マイクロミラー283により反射し
た光束は294に示す如くレンズ286に入射する。前
述したようにレンズの焦点位置にマイクロミラー283
が配置されるので、レンズ286からは平行光295が
液晶パネル287に入射する。液晶パネルでの反射光は
296に示す如くわずかに角度をつけて出射される。こ
の光束296はレンズ286により297に示す如くピ
ンホール285のところに集光する。
292は、赤外カットフィルター288と、場合によっ
ては切り換え装置289によりセットされたカラーフィ
ルターを通過してレンズ282によりマイクロミラー2
83に集光される。マイクロミラー283はレンズ28
6の物点となるため、小さく形成し、その領域にレンズ
282で集光する。マイクロミラー283により反射し
た光束は294に示す如くレンズ286に入射する。前
述したようにレンズの焦点位置にマイクロミラー283
が配置されるので、レンズ286からは平行光295が
液晶パネル287に入射する。液晶パネルでの反射光は
296に示す如くわずかに角度をつけて出射される。こ
の光束296はレンズ286により297に示す如くピ
ンホール285のところに集光する。
【0088】以上は液晶パネル287で光束が散乱され
ない場合で、一方散乱された場合はパネルからの反射光
の中にはほとんど平行光成分がなくなるため、遮光板2
84でカットされ、ピンホール285を通過しない。ピ
ンホール285を通過した光束298は投影レンズ29
0によりスクリーン291に投影される。
ない場合で、一方散乱された場合はパネルからの反射光
の中にはほとんど平行光成分がなくなるため、遮光板2
84でカットされ、ピンホール285を通過しない。ピ
ンホール285を通過した光束298は投影レンズ29
0によりスクリーン291に投影される。
【0089】以上本参考例では簡単な光学系で歪みやぼ
けの少ない像の投影を行なうことができる。
けの少ない像の投影を行なうことができる。
【0090】[参考例3]図11に本発明の反射型液晶
パネルを用いる表示装置の第3の参考例の表示系を示
す。図中301は平行光に整形する光学系を含む光源、
302は赤外カットフィルターもしくはカラーフィルタ
ー、303は反射型液晶パネル、304はシュリーレン
光学系、投影光学系を含む全光学系、305はスクリー
ンである。
パネルを用いる表示装置の第3の参考例の表示系を示
す。図中301は平行光に整形する光学系を含む光源、
302は赤外カットフィルターもしくはカラーフィルタ
ー、303は反射型液晶パネル、304はシュリーレン
光学系、投影光学系を含む全光学系、305はスクリー
ンである。
【0091】図11に示した通り、通常投影表示装置は
机上もしくは天井から懸架して設ける。従ってスクリー
ンから見ると、スクリーンを傾けても光学系304の光
軸と直交する面には設けられない。従って図11の31
3に示す如くある角度θを有することになる。そのため
スクリーン上部と下部では投影倍率が異なり像が歪んで
しまう。
机上もしくは天井から懸架して設ける。従ってスクリー
ンから見ると、スクリーンを傾けても光学系304の光
軸と直交する面には設けられない。従って図11の31
3に示す如くある角度θを有することになる。そのため
スクリーン上部と下部では投影倍率が異なり像が歪んで
しまう。
【0092】本参考例はこの問題を解決したもので、3
14に示す液晶パネルの角度ψを所望の角度に設定す
る。その設定方法について説明する。
14に示す液晶パネルの角度ψを所望の角度に設定す
る。その設定方法について説明する。
【0093】306は全光学系304の入射瞳、307
は出射瞳である。全光学系304の光軸315を基準に
して、スクリーン305上部から出射瞳までの距離b2
(309)、スクリーン下部から出射瞳までの距離b1
(308)とし、一方液晶パネル303の上部から全光
学系の入射瞳までの距離a1(311)、液晶パネル下
部から全光学系の入射瞳までの距離a2(312)とす
る。この時、液晶パネル303上部の像の倍率はb2/
a2で、下部の像の倍率はb1/a1となる。この倍率が
極力近くなり、且つ像がスクリーン上で焦点深度以内に
入るようにパネル角度ψを決めることによりスクリーン
上で良好な画像が得られる。更に上記所望のパネル角度
に適するように光源301等を配置すれば良い。
は出射瞳である。全光学系304の光軸315を基準に
して、スクリーン305上部から出射瞳までの距離b2
(309)、スクリーン下部から出射瞳までの距離b1
(308)とし、一方液晶パネル303の上部から全光
学系の入射瞳までの距離a1(311)、液晶パネル下
部から全光学系の入射瞳までの距離a2(312)とす
る。この時、液晶パネル303上部の像の倍率はb2/
a2で、下部の像の倍率はb1/a1となる。この倍率が
極力近くなり、且つ像がスクリーン上で焦点深度以内に
入るようにパネル角度ψを決めることによりスクリーン
上で良好な画像が得られる。更に上記所望のパネル角度
に適するように光源301等を配置すれば良い。
【0094】[参考例4]図12に本発明の反射型液晶
パネルを用いた表示装置の第4の参考例を示す。図12
(a)はモノクロ表示とカラー表示とを合成する場合の
表示装置の構成図、(b)は上記表示装置の光学系の一
部の構成を示す図、(c)はスクリーン上での合成投影
図、(d)スクリーン上でのモノクロ投影像、(e)は
スクリーン上でのカラー投影像を示す図である。図中3
21は図2の14に対応するデコーダー及び画像合成処
理部、322は輝度信号出力ライン、323〜325は
それぞれ赤、緑、青のコンポジット信号出力ライン、3
26はモノクロ及びカラー表示領域指定信号出力ライン
である。327〜330はモノクロ、赤、緑、青専用表
示系で、液晶用ドライバーも含まれる。331はスクリ
ーンである。
パネルを用いた表示装置の第4の参考例を示す。図12
(a)はモノクロ表示とカラー表示とを合成する場合の
表示装置の構成図、(b)は上記表示装置の光学系の一
部の構成を示す図、(c)はスクリーン上での合成投影
図、(d)スクリーン上でのモノクロ投影像、(e)は
スクリーン上でのカラー投影像を示す図である。図中3
21は図2の14に対応するデコーダー及び画像合成処
理部、322は輝度信号出力ライン、323〜325は
それぞれ赤、緑、青のコンポジット信号出力ライン、3
26はモノクロ及びカラー表示領域指定信号出力ライン
である。327〜330はモノクロ、赤、緑、青専用表
示系で、液晶用ドライバーも含まれる。331はスクリ
ーンである。
【0095】以上のように4つの表示系により出射した
光束を1枚の同じスクリーン上に結像させ、図12
(c)に示すように、スクリーンの周縁部342にモノ
クロ表示、例えば文字や図表を表示し、スクリーン中央
部341にはカラー表示、例えば動画映像を表示する場
合を考える。
光束を1枚の同じスクリーン上に結像させ、図12
(c)に示すように、スクリーンの周縁部342にモノ
クロ表示、例えば文字や図表を表示し、スクリーン中央
部341にはカラー表示、例えば動画映像を表示する場
合を考える。
【0096】この場合、モノクロ表示系327には、信
号出力ライン322へのモノクロ信号として図12
(d)に示す如く、カラー表示される中央部341には
黒信号を、周辺部342には表示用信号を送り表示す
る。一方カラー表示系328〜330へは(e)に示す
通り中央部341へカラー表示信号を送り、周縁部34
2には黒信号を送る。こうして(d)と(e)とを合成
した画面が(c)となる。
号出力ライン322へのモノクロ信号として図12
(d)に示す如く、カラー表示される中央部341には
黒信号を、周辺部342には表示用信号を送り表示す
る。一方カラー表示系328〜330へは(e)に示す
通り中央部341へカラー表示信号を送り、周縁部34
2には黒信号を送る。こうして(d)と(e)とを合成
した画面が(c)となる。
【0097】一般にカラー表示はモノクロ表示に比較し
て輝度が低くなる恐れがあるが、図12に示すように部
分的にカラー表示する場合には、(b)に示す如く、光
源332から出射した光をレンズ333、334により
受け、335に示す通り、後のレンズ334を前後に移
動させると、336、337に示すように、液晶パネル
へ照射する光束幅を変化させ、集中させることもでき
る。
て輝度が低くなる恐れがあるが、図12に示すように部
分的にカラー表示する場合には、(b)に示す如く、光
源332から出射した光をレンズ333、334により
受け、335に示す通り、後のレンズ334を前後に移
動させると、336、337に示すように、液晶パネル
へ照射する光束幅を変化させ、集中させることもでき
る。
【0098】また、表示領域が中心でなく、スクリーン
周縁部にある場合でもミラーの配置を変化させることに
より、輝度の調整が容易に実現できる。
周縁部にある場合でもミラーの配置を変化させることに
より、輝度の調整が容易に実現できる。
【0099】以上本参考例を用いるとモノクロとカラー
表示が混在していても両者とも明るく且つ高コントラス
トな表示が実現する。
表示が混在していても両者とも明るく且つ高コントラス
トな表示が実現する。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の反射型液
晶パネルを用いて構成される表示装置はモノクロ・カラ
ー表示を自由に選択し、他の情報端末と相互に情報をや
り取りし、且つ情報を加工することができるため、会議
において、出席者個々の情報をオープンに取り扱い検討
することができ、効率的に会議を行なって生産性の向上
を図ることができる。しかも係る表示装置は小型で且つ
低価格で提供できるため、一般のオフィスレベルで用い
ることが可能である。
晶パネルを用いて構成される表示装置はモノクロ・カラ
ー表示を自由に選択し、他の情報端末と相互に情報をや
り取りし、且つ情報を加工することができるため、会議
において、出席者個々の情報をオープンに取り扱い検討
することができ、効率的に会議を行なって生産性の向上
を図ることができる。しかも係る表示装置は小型で且つ
低価格で提供できるため、一般のオフィスレベルで用い
ることが可能である。
【図1】本発明の反射型液晶パネルを用いて構成される
表示装置の第1の参考例の使用例を示す図である。
表示装置の第1の参考例の使用例を示す図である。
【図2】図1の参考例の表示装置のブロック図である。
【図3】図1の参考例の表示装置の表示系を示す図であ
る。
る。
【図4】反射型液晶パネルの参考例の基本構成を示す断
面図である。
面図である。
【図5】図4の参考例の液晶パネルの駆動方法を示す等
価回路図である。
価回路図である。
【図6】図4の参考例の液晶パネルの具体的なレイアウ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図7】図6に示したX−X’断面図である。
【図8】反射型液晶パネルの第2の参考例の断面図であ
る。
る。
【図9】本発明の反射型液晶パネルの実施例の断面図で
ある。
ある。
【図10】本発明の反射型液晶パネルを用いて構成され
る表示装置の第2の参考例の表示系を示す図である。
る表示装置の第2の参考例の表示系を示す図である。
【図11】本発明の反射型液晶パネルを用いて構成され
る表示装置の第3の参考例の表示系を示す図である。
る表示装置の第3の参考例の表示系を示す図である。
【図12】本発明の反射型液晶パネルを用いて構成され
る表示装置の第4の参考例の表示系を示す図である。
る表示装置の第4の参考例の表示系を示す図である。
1 表示装置 2a〜2f パーソナルコンピュータ 3 スクリーン 11 アナログ系入力インターフェース 12 アナログデータのエンコード部 13 デジタル系入出力インターフェース 14 デコーダー・画像合成処理部 15 表示部 16 CPU 21、22 カメラ 23、24 映像用インターフェース 25 入力ビデオ信号処理部 26 システムコントローラ 27 リモコン異端フェース 28 リモコン 32、33 A/D変換器 34 フォーマット変換 35、36 圧縮・エンコーダー 37 データ多重化処理ブロック 38、39 外部バッファー 41 通信用インターフェース 42 蓄積装置インターフェース 43、44 情報端末用インターフェース 45 制御端末用インターフェース 46 パーソナルコンピュータ又はワークステーション 47、48 パーソナルコンピュータ 49 メモリディスク 50 海底ケーブル 52、53 外部バッファー 54 データ分離処理ブロック 55、56 伸長・エンコーダー 57 フォーマット変換 58 フレームメモリ用バス 59、60 出力フレームメモリ 62、64 D/A変換器 63 スピーカー 65 モノクロ用表示器 66 赤・モノクロ表示器 67 緑・モノクロ表示器 68 青・モノクロ表示器 69 LCD駆動系 102 光源 104 赤外カットフィルター 105 カラーフィルター 108 液晶パネル 110 レンズ 112 ピンホール 114 投影レンズ 115 スクリーン 120 Si基板 121 フィールド酸化膜 122 LCD駆動用バルクSiトランジスタのウェル
層 123 多結晶Si層 124、125 バルクSiトランジスタのソース、ド
レイン部 126 バルクSiトランジスタのゲート部 127、128 画素部TFTのソース、ドレイン部 129 画素部TFTのゲート部 130 信号線用配線層 131 画素部反射電極 132 パッシベーション膜 133、135 配向膜 134 高分子分散液晶 136 透明電極 137 無反射型遮光層 138 ガラス板 139 反射防止膜 141〜143 光束 201、202 水平シフトレジスタ 203 垂直シフトレジスタ 204、205 ビデオ信号線 206、207はサンプリングトランジスタ 208、209 信号線 210 駆動線 213 画素部TFT 219 付加容量用電源 220 付加容量 221 電源接続用配線 230、233、235、237 コンタクト部 231 TFTゲート 232 多結晶Si層 234 電極 236 電極層 251 TFTソース領域 252 TFTドレイン領域 253 反射用画素電極 254 黒色層 261 遮光層 262 透明領域 271 反射用電極 272 スルホール 273 透明電極 274 多結晶Si層 275、276 層間膜 281 光源 282 集光レンズ 283 マイクロミラー 284 遮光板 285 ピンホール 286 レンズ 287 反射型液晶パネル 288 赤外カットフィルター 289 カラーフィルター切り換え装置 290 投影レンズ 291 スクリーン 292〜297 光束 301 光源 302 赤外カットフィルター又はカラーフィルター 303 反射型液晶パネル 304 光学系 305 スクリーン 306 入射瞳 307 出射瞳 321 デコーダー・画像合成処理部 322 輝度信号出力ライン 323〜325 コンポジット信号出力ライン 326 モノクロ・カラー表示領域指定信号出力ライン 327〜330 表示系 331 スクリーン 332 光源 333、334 レンズ 336、337 光束 341 中央部 342 周縁部
層 123 多結晶Si層 124、125 バルクSiトランジスタのソース、ド
レイン部 126 バルクSiトランジスタのゲート部 127、128 画素部TFTのソース、ドレイン部 129 画素部TFTのゲート部 130 信号線用配線層 131 画素部反射電極 132 パッシベーション膜 133、135 配向膜 134 高分子分散液晶 136 透明電極 137 無反射型遮光層 138 ガラス板 139 反射防止膜 141〜143 光束 201、202 水平シフトレジスタ 203 垂直シフトレジスタ 204、205 ビデオ信号線 206、207はサンプリングトランジスタ 208、209 信号線 210 駆動線 213 画素部TFT 219 付加容量用電源 220 付加容量 221 電源接続用配線 230、233、235、237 コンタクト部 231 TFTゲート 232 多結晶Si層 234 電極 236 電極層 251 TFTソース領域 252 TFTドレイン領域 253 反射用画素電極 254 黒色層 261 遮光層 262 透明領域 271 反射用電極 272 スルホール 273 透明電極 274 多結晶Si層 275、276 層間膜 281 光源 282 集光レンズ 283 マイクロミラー 284 遮光板 285 ピンホール 286 レンズ 287 反射型液晶パネル 288 赤外カットフィルター 289 カラーフィルター切り換え装置 290 投影レンズ 291 スクリーン 292〜297 光束 301 光源 302 赤外カットフィルター又はカラーフィルター 303 反射型液晶パネル 304 光学系 305 スクリーン 306 入射瞳 307 出射瞳 321 デコーダー・画像合成処理部 322 輝度信号出力ライン 323〜325 コンポジット信号出力ライン 326 モノクロ・カラー表示領域指定信号出力ライン 327〜330 表示系 331 スクリーン 332 光源 333、334 レンズ 336、337 光束 341 中央部 342 周縁部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09F 9/30 338 G09F 9/35 9/35 G02F 1/136 500 H01L 29/786 H01L 29/78 612B (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1335 520 G02F 1/1333 505 G02F 1/1334 G02F 1/1343 G02F 1/1368 G09F 9/30 338 G09F 9/35 H01L 29/786
Claims (1)
- 【請求項1】 a.多結晶Si薄膜トランジスタ、該薄
膜トランジスタを覆い、基板の面方向に対して傾斜させ
た傾斜面を持って配置した第1の層間膜、該第1の層間
膜の傾斜面に沿って配置した反射用電極、該反射用電極
を覆い、表面を平坦化して配置した第2の層間膜、該第
2の層間膜上に配置し、該第2の層間膜に設けられたコ
ンタクトホールを介して上記反射用電極に電気的に接続
された透明電極、該透明電極を覆う配向膜、を有する基
板、 b.表面に対向電極と配向膜とを有し、上記基板に対し
て間隔を置いて配置した対向基板、並びに c.上記基板と対向基板とで形成された間隔に配置した
高分子分散液晶を備えたことを特徴とする反射型液晶パ
ネル。
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JP2000131901A JP3261583B2 (ja) | 1994-03-15 | 2000-05-01 | 反射型液晶パネル |
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KR101132289B1 (ko) * | 2009-12-28 | 2012-04-05 | 재단법인대구경북과학기술원 | 고분자 분산형 액정 실리콘 표시소자 및 이의 제조 방법 |
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-
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