JP3345865B2 - フイルムカートリッジの収納装置 - Google Patents
フイルムカートリッジの収納装置Info
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- JP3345865B2 JP3345865B2 JP10971494A JP10971494A JP3345865B2 JP 3345865 B2 JP3345865 B2 JP 3345865B2 JP 10971494 A JP10971494 A JP 10971494A JP 10971494 A JP10971494 A JP 10971494A JP 3345865 B2 JP3345865 B2 JP 3345865B2
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- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はフイルムカートリッジの
収納装置に係り、特に複数のフイルムカートリッジの中
から目的のカートリッジを検索可能なフイルムカートリ
ッジの収納装置に関する。
収納装置に係り、特に複数のフイルムカートリッジの中
から目的のカートリッジを検索可能なフイルムカートリ
ッジの収納装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、現像済みのネガフイルムは、６
コマ毎に裁断されてネガキャリアに入れられてユーザー
に返却されるが、近年、現像済みのネガフイルムをフイ
ルムカートリッジに入れて返却することが提案されてい
る。また、フイルムカートリッジに半導体メモリを設
け、この半導体メモリに最初にプリントした時の種々の
条件をプリント情報として記録したり、またカメラでシ
ャッタスピード、絞り値、フイルム感度、トリミング等
の各種の撮影情報を記録することが提案されている（特
開平１ー２７９２５０号公報、特開平１ー２８９９４８
号公報）。
コマ毎に裁断されてネガキャリアに入れられてユーザー
に返却されるが、近年、現像済みのネガフイルムをフイ
ルムカートリッジに入れて返却することが提案されてい
る。また、フイルムカートリッジに半導体メモリを設
け、この半導体メモリに最初にプリントした時の種々の
条件をプリント情報として記録したり、またカメラでシ
ャッタスピード、絞り値、フイルム感度、トリミング等
の各種の撮影情報を記録することが提案されている（特
開平１ー２７９２５０号公報、特開平１ー２８９９４８
号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現像済みの
ネガフイルムカートリッジに収納されてユーザーに返却
されると、家庭におけるフイルム使用量は多いため、多
数のフイルムカートリッジを保管することになる。しか
もカートリッジ入りのフイルムは、引き出さないと何が
写っているのかを確認することができないため、多数の
フイルムカートリッジの中から焼き増し等を行うフイル
ムを探すのは煩雑であるという問題がある。
ネガフイルムカートリッジに収納されてユーザーに返却
されると、家庭におけるフイルム使用量は多いため、多
数のフイルムカートリッジを保管することになる。しか
もカートリッジ入りのフイルムは、引き出さないと何が
写っているのかを確認することができないため、多数の
フイルムカートリッジの中から焼き増し等を行うフイル
ムを探すのは煩雑であるという問題がある。
【０００４】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、多数のフイルムを一括して保管し、目的のフイ
ルムを即座に検索、抽出することができるフイルムカー
トリッジの収納装置を提供することを目的とする。
もので、多数のフイルムを一括して保管し、目的のフイ
ルムを即座に検索、抽出することができるフイルムカー
トリッジの収納装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、フイルムを収納するとともに、そのフイル
ムを検索するための検索情報を記憶した半導体メモリ及
び該半導体メモリの外部入出力端子を有するフイルムカ
ートリッジを複数個収納するフイルムカートリッジの収
納装置であって、前記フイルムカートリッジを個々に収
納する複数のカートリッジ収納部と、前記カートリッジ
収納部に前記フイルムカートリッジが収納されると、該
フイルムカートリッジの外部入出力端子と接続される端
子を有する配線と、各カートリッジ収納部の近傍に設け
られ、選択信号を入力すると点灯する表示手段と、所望
のフイルムカートリッジを取り出すべく該フイルムカー
トリッジの検索情報を入力する入力手段と、前記入力手
段によって検索情報を入力すると、前記配線を介して各
フイルムカートリッジの半導体メモリに記憶された検索
情報を読み取り、入力した検索情報と一致する検索情報
を有するフイルムカートリッジを選択し、その選択した
フイルムカートリッジが収納されたカートリッジ収納部
の表示手段に前記選択信号を出力する選択手段とを備え
たことを特徴としている。
するために、フイルムを収納するとともに、そのフイル
ムを検索するための検索情報を記憶した半導体メモリ及
び該半導体メモリの外部入出力端子を有するフイルムカ
ートリッジを複数個収納するフイルムカートリッジの収
納装置であって、前記フイルムカートリッジを個々に収
納する複数のカートリッジ収納部と、前記カートリッジ
収納部に前記フイルムカートリッジが収納されると、該
フイルムカートリッジの外部入出力端子と接続される端
子を有する配線と、各カートリッジ収納部の近傍に設け
られ、選択信号を入力すると点灯する表示手段と、所望
のフイルムカートリッジを取り出すべく該フイルムカー
トリッジの検索情報を入力する入力手段と、前記入力手
段によって検索情報を入力すると、前記配線を介して各
フイルムカートリッジの半導体メモリに記憶された検索
情報を読み取り、入力した検索情報と一致する検索情報
を有するフイルムカートリッジを選択し、その選択した
フイルムカートリッジが収納されたカートリッジ収納部
の表示手段に前記選択信号を出力する選択手段とを備え
たことを特徴としている。
【０００６】また、前記表示手段の代わりに、前記カー
トリッジ収納部に設けられ、選択信号を入力すると該カ
ートリッジ収納部に収納されたフイルムカートリッジを
機械的に取り出すための取り出し手段を設けたことを特
徴としている。
トリッジ収納部に設けられ、選択信号を入力すると該カ
ートリッジ収納部に収納されたフイルムカートリッジを
機械的に取り出すための取り出し手段を設けたことを特
徴としている。
【０００７】
【作用】本発明によれば、多数のフイルムカートリッジ
をそれぞれ個別に収納できる収納装置のカートリッジ収
納部に収納保管する。選択手段は、検索端末部の入力手
段から入力された検索情報をもとに、各フイルムカート
リッジ内の半導体メモリ内の検索情報を参照し、目的の
フイルムカートリッジを選択する。そして、そのフイル
ムカートリッジを収納するカートリッジ収納部に割り当
てられた表示手段を点灯し、または取り出し手段による
機械的な取り出しを行わせる。
をそれぞれ個別に収納できる収納装置のカートリッジ収
納部に収納保管する。選択手段は、検索端末部の入力手
段から入力された検索情報をもとに、各フイルムカート
リッジ内の半導体メモリ内の検索情報を参照し、目的の
フイルムカートリッジを選択する。そして、そのフイル
ムカートリッジを収納するカートリッジ収納部に割り当
てられた表示手段を点灯し、または取り出し手段による
機械的な取り出しを行わせる。
【０００８】したがって、ユーザは、多数のフイルムカ
ートリッジをランダムに収納装置のカートリッジ収納部
へ保存することができ、目的のフイルムカートリッジを
抽出するにあたっては、このフイルムカートリッジに固
有のＩＤ番号等の検索情報を入力すれば即座に目的のフ
イルムカートリッジを抽出することができる。
ートリッジをランダムに収納装置のカートリッジ収納部
へ保存することができ、目的のフイルムカートリッジを
抽出するにあたっては、このフイルムカートリッジに固
有のＩＤ番号等の検索情報を入力すれば即座に目的のフ
イルムカートリッジを抽出することができる。
【０００９】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るフイルム
カートリッジの収納装置の好ましい実施例を詳述する。
図１は本発明に係るフイルムカートリッジの収納装置に
適用されるフイルムカートリッジの一実施例を示す斜視
図である。同図に示すように、このフイルムカートリッ
ジ１０には、ネガフイルムが収納されるとともに、図示
しないＩＣメモリが内蔵されている。このＩＣメモリ
は、データ入出力端子１２がカートリッジの外部に露出
しており、このデータ入出力端子１２を介して外部機器
によってデータの書き込み及び読み出しが行われる。
尚、このＩＣメモリには、例えばフイルムカートリッジ
を示すＩＤ番号や行事、人名、日付等を記録することが
できる。
カートリッジの収納装置の好ましい実施例を詳述する。
図１は本発明に係るフイルムカートリッジの収納装置に
適用されるフイルムカートリッジの一実施例を示す斜視
図である。同図に示すように、このフイルムカートリッ
ジ１０には、ネガフイルムが収納されるとともに、図示
しないＩＣメモリが内蔵されている。このＩＣメモリ
は、データ入出力端子１２がカートリッジの外部に露出
しており、このデータ入出力端子１２を介して外部機器
によってデータの書き込み及び読み出しが行われる。
尚、このＩＣメモリには、例えばフイルムカートリッジ
を示すＩＤ番号や行事、人名、日付等を記録することが
できる。
【００１０】図２は本発明に係るフイルムカートリッジ
の収納装置の一実施例を示す外観図であり、図３はその
内部構成を示すブロック図である。これらの図面に示す
ように、フイルムカートリッジの収納装置は、主として
収納箱２０と、検索端末部２２とから構成されている。
上記収納箱２０は、上記フイルムカートリッジ１０を収
納する多数のカートリッジ収納部２６と、検索に該当し
たフイルムカートリッジ１０の位置を知らせる発光ダイ
オ─ド２８と、前記検索端末部２２が接続ケーブル２４
を介して接続される接続端子３０と、各フイルムカート
リッジ１０のデータ入出力端子１２と接続される端子２
１を有し、データ入出力端子１２から前記接続端子３０
まで接続する配線２３と各カートリッジ収納部２６の近
傍に設けられた発光ダイオード２８とから構成されてい
る。
の収納装置の一実施例を示す外観図であり、図３はその
内部構成を示すブロック図である。これらの図面に示す
ように、フイルムカートリッジの収納装置は、主として
収納箱２０と、検索端末部２２とから構成されている。
上記収納箱２０は、上記フイルムカートリッジ１０を収
納する多数のカートリッジ収納部２６と、検索に該当し
たフイルムカートリッジ１０の位置を知らせる発光ダイ
オ─ド２８と、前記検索端末部２２が接続ケーブル２４
を介して接続される接続端子３０と、各フイルムカート
リッジ１０のデータ入出力端子１２と接続される端子２
１を有し、データ入出力端子１２から前記接続端子３０
まで接続する配線２３と各カートリッジ収納部２６の近
傍に設けられた発光ダイオード２８とから構成されてい
る。
【００１１】上記カートリッジ収納部２６は、上記フイ
ルムカートリッジ１０と同様な形状をした空洞になって
いる。そこに上記フイルムカートリッジ１０を差し込む
と、フイルムカートリッジ１０のデータ入出力端子１２
と収納箱内部の端子２１が接続される。上記検索端末部
２２は、検索情報を入力するキーボード３２と、検索を
行う中央演算処理装置（ＣＰＵ）３６と、検索情報等を
表示する液晶ディスプレー３４及びバッテリー３８とで
構成されている。
ルムカートリッジ１０と同様な形状をした空洞になって
いる。そこに上記フイルムカートリッジ１０を差し込む
と、フイルムカートリッジ１０のデータ入出力端子１２
と収納箱内部の端子２１が接続される。上記検索端末部
２２は、検索情報を入力するキーボード３２と、検索を
行う中央演算処理装置（ＣＰＵ）３６と、検索情報等を
表示する液晶ディスプレー３４及びバッテリー３８とで
構成されている。
【００１２】上記キーボード３２の一実施例を図４の構
成図で示す。同図において、キー群３２Ａは数字を入力
する数字キーであり、キー３２Ｃ、３２Ｄ、３２Ｅは検
索方法を選択する検索選択キーであり、キ─３２Ｂは入
力終了を示す終了キーである。検索選択キー３２Ｃはフ
イルムカートリッジ１０のＩＤ番号で検索する場合に操
作され、検索選択キー３２Ｄは撮影年月日からフイルム
カートリッジ１０を検索する場合に操作され、検索選択
キー３２Ｅは上記以外の検索項目（例えば、運動会、結
婚式等の行事名、人名等）をキー操作により液晶ディス
プレー３４に表示させることによって選択するキーであ
る。即ち、液晶ディスプレー３４には検索項目が一つず
つ表示され、目的の項目が液晶ディスプレー３４に表示
されるまで検索キー３２Ｅを操作する。そして目的の検
索項目が表示されたら、終了キー３２Ｂを押す。その後
の操作は検索項目によって異なるが液晶ディスプレー３
４に表示された指示にしたがって入力する。
成図で示す。同図において、キー群３２Ａは数字を入力
する数字キーであり、キー３２Ｃ、３２Ｄ、３２Ｅは検
索方法を選択する検索選択キーであり、キ─３２Ｂは入
力終了を示す終了キーである。検索選択キー３２Ｃはフ
イルムカートリッジ１０のＩＤ番号で検索する場合に操
作され、検索選択キー３２Ｄは撮影年月日からフイルム
カートリッジ１０を検索する場合に操作され、検索選択
キー３２Ｅは上記以外の検索項目（例えば、運動会、結
婚式等の行事名、人名等）をキー操作により液晶ディス
プレー３４に表示させることによって選択するキーであ
る。即ち、液晶ディスプレー３４には検索項目が一つず
つ表示され、目的の項目が液晶ディスプレー３４に表示
されるまで検索キー３２Ｅを操作する。そして目的の検
索項目が表示されたら、終了キー３２Ｂを押す。その後
の操作は検索項目によって異なるが液晶ディスプレー３
４に表示された指示にしたがって入力する。
【００１３】次に、上記構成のフイルムカートリッジの
収納装置の作用について説明する。目的のフイルムカー
トリッジ１０を抽出するために、まず検索選択キー３２
Ｃ、３２Ｄ、３２Ｅによって検索方法を選択する。検索
選択キー３２Ｃを押したときは、フイルムカートリッジ
１０のＩＤ番号を数字キー３２Ａによって入力する。そ
して最後に終了キー３２Ｂを押すとＣＰＵ３６による検
索が開始される。また、検索キー３２Ｄを押したとき
は、数字キー３２Ａによって撮影年月日を入力する。そ
して上記と同様に終了キー３２Ｂを押す。
収納装置の作用について説明する。目的のフイルムカー
トリッジ１０を抽出するために、まず検索選択キー３２
Ｃ、３２Ｄ、３２Ｅによって検索方法を選択する。検索
選択キー３２Ｃを押したときは、フイルムカートリッジ
１０のＩＤ番号を数字キー３２Ａによって入力する。そ
して最後に終了キー３２Ｂを押すとＣＰＵ３６による検
索が開始される。また、検索キー３２Ｄを押したとき
は、数字キー３２Ａによって撮影年月日を入力する。そ
して上記と同様に終了キー３２Ｂを押す。
【００１４】ＣＰＵ３６は、まず上記のようにしてキー
ボード３２から検索情報を受け取るとデータ／アドレス
バスである接続ケーブル２４、配線２３を介してカート
リッジ収納部２６に収納されている全てのフイルムカー
トリッジ１０内のＩＣメモリ１１にアクセスして検索情
報を読み出し、前記検索情報と比較する。この結果、前
記検索情報と一致した検索情報を有するフイルムカート
リッジ１０の収納されているカートリッジ収納部２６を
検出することができる。そして、このカートリッジ収納
部２６の近傍に設けられた発光ダイオード２８を点灯又
は点滅させ、ユーザに目的のフイルムカートリッジ１０
の位置を知らせる。
ボード３２から検索情報を受け取るとデータ／アドレス
バスである接続ケーブル２４、配線２３を介してカート
リッジ収納部２６に収納されている全てのフイルムカー
トリッジ１０内のＩＣメモリ１１にアクセスして検索情
報を読み出し、前記検索情報と比較する。この結果、前
記検索情報と一致した検索情報を有するフイルムカート
リッジ１０の収納されているカートリッジ収納部２６を
検出することができる。そして、このカートリッジ収納
部２６の近傍に設けられた発光ダイオード２８を点灯又
は点滅させ、ユーザに目的のフイルムカートリッジ１０
の位置を知らせる。
【００１５】尚、上記実施例では入力装置としてキーボ
ード３２を採用したが、プリントの焼増し等の目的で、
図５に示すようにバーコードリーダーや磁気読み取り機
等を用いることも可能である。これら機器を使用するに
あたって、前述したフイルムカートリッジ１０のインデ
ックスカードの上に磁気記憶媒体を塗布し、その上にフ
イルムカートリッジ１０のＩＤ番号を記憶させるか、ま
たはフイルムカートリッジ１０のプリントの裏面にＩＤ
番号をバーコード化して記しておけばよい。そして、こ
のインデックスカードまたはプリントを用いて、読み取
り機３９から目的のフイルムカートリッジ１０のＩＤ番
号を読み込み、即座に目的のフイルムカートリッジ１０
を抽出することができる。
ード３２を採用したが、プリントの焼増し等の目的で、
図５に示すようにバーコードリーダーや磁気読み取り機
等を用いることも可能である。これら機器を使用するに
あたって、前述したフイルムカートリッジ１０のインデ
ックスカードの上に磁気記憶媒体を塗布し、その上にフ
イルムカートリッジ１０のＩＤ番号を記憶させるか、ま
たはフイルムカートリッジ１０のプリントの裏面にＩＤ
番号をバーコード化して記しておけばよい。そして、こ
のインデックスカードまたはプリントを用いて、読み取
り機３９から目的のフイルムカートリッジ１０のＩＤ番
号を読み込み、即座に目的のフイルムカートリッジ１０
を抽出することができる。
【００１６】図６は本発明に係るフイルムカートリッジ
の収納装置の他の実施例を示すブロック図である。上記
実施例では発光ダイオード２８を点灯させることでユー
ザに目的のフイルムカートリッジ１０が収納されている
カートリッジ収納部２６の位置を知らせるようにした
が、図６の実施例では、発光ダイオード３４の代わりに
各カートリッジ収納部２６内にポップアップ用ソレノイ
ド５６が設けられている。ポップアップ用ソレノイド５
６は、ＣＰＵ３６から目的のフイルムカートリッジを示
す指令によって付勢されると、そのフイルムカートリッ
ジをカートリッジ収納部２６から押し出す。
の収納装置の他の実施例を示すブロック図である。上記
実施例では発光ダイオード２８を点灯させることでユー
ザに目的のフイルムカートリッジ１０が収納されている
カートリッジ収納部２６の位置を知らせるようにした
が、図６の実施例では、発光ダイオード３４の代わりに
各カートリッジ収納部２６内にポップアップ用ソレノイ
ド５６が設けられている。ポップアップ用ソレノイド５
６は、ＣＰＵ３６から目的のフイルムカートリッジを示
す指令によって付勢されると、そのフイルムカートリッ
ジをカートリッジ収納部２６から押し出す。
【００１７】また、入力装置としてバーコードリーダー
又は磁気読み取り機５０を使用し、キーボード３２は使
用していない。尚、入力装置と取り出し手段の組合せは
ブロック図３と６に限らず、例えば、入力手段にキーボ
ード、取り出し手段にポップアップ用ソレノイドという
組合せ等も考えられる。また、上記フイルムカートリッ
ジの収納装置は撮影の終了していない、あるいはラボ処
理の行っていないフイルムカートリッジ１０も収納可能
であり、フイルムカートリッジ１０のＩＣメモリ１１に
撮影済の枚数やラボ処理の有無を記録しておけば、フイ
ルムの残り枚数等を表示することも可能である。
又は磁気読み取り機５０を使用し、キーボード３２は使
用していない。尚、入力装置と取り出し手段の組合せは
ブロック図３と６に限らず、例えば、入力手段にキーボ
ード、取り出し手段にポップアップ用ソレノイドという
組合せ等も考えられる。また、上記フイルムカートリッ
ジの収納装置は撮影の終了していない、あるいはラボ処
理の行っていないフイルムカートリッジ１０も収納可能
であり、フイルムカートリッジ１０のＩＣメモリ１１に
撮影済の枚数やラボ処理の有無を記録しておけば、フイ
ルムの残り枚数等を表示することも可能である。
【００１８】図７は、上記の実施例を拡張したフイルム
ライブラリの一実施例を示す。上記実施例では、一度に
検索できるフイルムカートリッジ１０の数に限りがある
が、上記実施例の収納箱２０を複数個、データ／アドレ
スバスで連結することによって、一度に検索できる数を
拡大することができる。図７に示すフイルムライブラリ
は、上記実施例で説明した収納箱が複数個からなる、概
念的には無限個まで拡張可能な収納装置部７０と、ユー
ザが目的のフイルムカートリッジ１０のＩＤ番号を入力
するバーコードリーダ７２と、前記収納装置部７０から
前記ＩＤ番号と適合したフイルムカートリッジ１０を選
び出すパーソナルコンピュータやワークステーション等
の制御部７４と、検索情報等を表示するモニター７６
と、前記装置間のデータ伝送を行うデータ／アドレスバ
ス７８とから構成される。このときフイルムカートリッ
ジ１０の検索手順は上記フイルムカートリッジ収納装置
の一実施例と全く同様に行われるが、制御部７４にパー
ソナルコンピュータやワークステーションを使用するこ
とによって、大規模なフイルムライブラリが構成され、
多くのフイルムカートリッジ１０を同時に検索すること
が可能となる。またフイルムカートリッジ１０の数が増
すにつれて検索に要する時間も増してくるため、フイル
ムカートリッジ１０の数が多くなると検索に要する時間
もかなり多くなると考えられる。この対策として、検索
情報をフイルムカートリッジ１０内のＩＣメモリ１１の
上位メモリに記憶させておけば、ＣＰＵがＩＣメモリ１
１をアクセスしたとき最初に検索情報が読み出され、検
索時間の短縮を図ることができる。
ライブラリの一実施例を示す。上記実施例では、一度に
検索できるフイルムカートリッジ１０の数に限りがある
が、上記実施例の収納箱２０を複数個、データ／アドレ
スバスで連結することによって、一度に検索できる数を
拡大することができる。図７に示すフイルムライブラリ
は、上記実施例で説明した収納箱が複数個からなる、概
念的には無限個まで拡張可能な収納装置部７０と、ユー
ザが目的のフイルムカートリッジ１０のＩＤ番号を入力
するバーコードリーダ７２と、前記収納装置部７０から
前記ＩＤ番号と適合したフイルムカートリッジ１０を選
び出すパーソナルコンピュータやワークステーション等
の制御部７４と、検索情報等を表示するモニター７６
と、前記装置間のデータ伝送を行うデータ／アドレスバ
ス７８とから構成される。このときフイルムカートリッ
ジ１０の検索手順は上記フイルムカートリッジ収納装置
の一実施例と全く同様に行われるが、制御部７４にパー
ソナルコンピュータやワークステーションを使用するこ
とによって、大規模なフイルムライブラリが構成され、
多くのフイルムカートリッジ１０を同時に検索すること
が可能となる。またフイルムカートリッジ１０の数が増
すにつれて検索に要する時間も増してくるため、フイル
ムカートリッジ１０の数が多くなると検索に要する時間
もかなり多くなると考えられる。この対策として、検索
情報をフイルムカートリッジ１０内のＩＣメモリ１１の
上位メモリに記憶させておけば、ＣＰＵがＩＣメモリ１
１をアクセスしたとき最初に検索情報が読み出され、検
索時間の短縮を図ることができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフイル
ムカートリッジの収納装置によれば、フイルムカートリ
ッジの使用量が増大しても、容易に目的のフイルムカー
トリッジを検索、抽出することができ、また、ユーザは
フイルムカートリッジを空いてるカートリッジ収納部に
挿入すれば良く、決まった位置に戻す必要はない。
ムカートリッジの収納装置によれば、フイルムカートリ
ッジの使用量が増大しても、容易に目的のフイルムカー
トリッジを検索、抽出することができ、また、ユーザは
フイルムカートリッジを空いてるカートリッジ収納部に
挿入すれば良く、決まった位置に戻す必要はない。
【図１】図１はＩＣメモリ内蔵フイルムカートリッジを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図２】図２は本発明に係るフイルムカートリッジの収
納装置の一実施例を示す外観図である。
納装置の一実施例を示す外観図である。
【図３】図３は図２に示したフイルムカートリッジの収
納装置の内部構成を示すブロック図である。
納装置の内部構成を示すブロック図である。
【図４】図４は図２におけるキーボードの構成を示す構
成図である。
成図である。
【図５】図５はバーコードリーダ又は磁気読み取り機を
示す外観図である。
示す外観図である。
【図６】図６は本発明に係るフイルムカートリッジの収
納装置の他の実施例を示すブロック図である。
納装置の他の実施例を示すブロック図である。
【図７】図７はフイルムライブラリの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
１０…フイルムカートリッジ １１…ＩＣメモリ １２…データ入出力端子 ２０…収納装置部 ２２…検索端末部 ２６…カートリッジ収納部 ２８…発光ダイオード ３２…キーボード ３４…液晶ディスプレー ３６…ＣＰＵ ５０…バーコードリーダ又は磁気読み取り機 ５６…ポップアップ用ソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03D 15/10 B65D 25/10 B65D 85/672
Claims (2)
- 【請求項１】 フイルムを収納するとともに、そのフイ
ルムを検索するための検索情報を記憶した半導体メモリ
及び該半導体メモリの外部入出力端子を有するフイルム
カートリッジを複数個収納するフイルムカートリッジの
収納装置であって、 前記フイルムカートリッジを個々に収納する複数のカー
トリッジ収納部と、 前記カートリッジ収納部に前記フイルムカートリッジが
収納されると、該フイルムカートリッジの外部入出力端
子と接続される端子を有する配線と、 各カートリッジ収納部の近傍に設けられ、選択信号を入
力すると点灯する表示手段と、 所望のフイルムカートリッジを取り出すべく該フイルム
カートリッジの検索情報を入力する入力手段と、 前記入力手段によって検索情報を入力すると、前記配線
を介して各フイルムカートリッジの半導体メモリに記憶
された検索情報を読み取り、入力した検索情報と一致す
る検索情報を有するフイルムカートリッジを選択し、そ
の選択したフイルムカートリッジが収納されたカートリ
ッジ収納部の表示手段に前記選択信号を出力する選択手
段と、 を備えたことを特徴とするフイルムカートリッジの収納
装置。 - 【請求項２】 前記表示手段の代わりに、前記カートリ
ッジ収納部に設けられ、選択信号を入力すると該カート
リッジ収納部に収納されたフイルムカートリッジを機械
的に取り出すための取り出し手段を設けたことを特徴と
する請求項１のフイルムカートリッジの収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10971494A JP3345865B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | フイルムカートリッジの収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10971494A JP3345865B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | フイルムカートリッジの収納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07319145A JPH07319145A (ja) | 1995-12-08 |
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-
1994
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| JPH07319145A (ja) | 1995-12-08 |
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