JP3345806B2 - ラジオコントロールヘリコプタ - Google Patents

ラジオコントロールヘリコプタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線操縦式のラジ
オコントロールヘリコプタ(以下、R/Cヘリという)
に関し、操縦に熟練していない者であっても、操縦中に
墜落したり機体が倒壊したりすることなく、安全に操縦
練習を行うことのできる機能を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】R/Cヘリの操縦は、送信機に設けられ
た操舵スイッチを操作して行うが、機体の上下動、前後
動、左右動及び旋回動を同時に且つ微妙に制御しなけれ
ばならず、また、操舵スイッチを指先で僅かに変位させ
ただけで機体が大きく変動するため、操縦感覚が判らな
い初心者にとって前記操作は複雑で非常に難しい。とり
わけR/Cヘリを飛行させる上で最も基本的な動作であ
るホバーリング操作は熟練した技術が必要とされるが、
ホバーリング操作を習得できるまでに操縦を誤って機体
を横転させ或いは墜落させて、復元できない程度にまで
破損させてしまうことが往々にしてある。そのため従来
は、地上に設置した台座とR/Cヘリとをワイヤで連結
し、或いはヘリの可動範囲を制限する操縦練習用の支持
装置を用いるなどして、R/Cヘリが所定の高さ以上上
昇しないようにセッティングした上で操縦練習を行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】台座や支持装置を用い
て操縦練習をすれば、操縦ミスがあっても機体を速やか
に回収し、破損を最小限に止めることができるが、練習
の度に台座や支持装置を準備するのは面倒であり、ま
た、これらは構造が大型且つ堅牢なため設置や保管にス
ペースを必要とし、且つ高価でもあり、誰もが簡易に利
用できるものではない。
【0004】そこで、本発明は従来技術の有するこのよ
うな問題点に鑑み、無線操縦式のR/Cヘリにおいて、
練習用の支持装置などを用いることなく、初心者であっ
ても、機体を破損させずに簡易且つ安全に操縦練習が行
え、特にホバーリング技術を効率的に習得し向上させる
ことができるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明のR/Cヘリは、機体の上昇高度を検出し信号出
力する高度検出手段と、高度検出手段から出力される信
号を受けて現在のエンジン回転数を所定のエンジン回転
数に低下せしめる出力制限手段とを機体に設けた。
【0006】これによれば、機体が所定の高さに上昇し
たことを高度検出手段で検出し、高度検出手段から出力
される信号を受けた出力制限手段によりスロットルレバ
ーの駆動出力が制御されてエンジン回転数が強制的に所
定の回転数迄低下せしめられ、機体を降下させる。機体
が所定の高さ以上上昇しないので、操縦ミスをしても機
体を墜落させずに回収することができ、初心者であって
も簡易に且つ安心してホバーリングの練習を行える。高
度検出手段は、地上に赤外光を照射し、その反射光によ
り高度を検出するものなど、機体に搭載可能な種々のセ
ンサや検出機構を用いることができる。機体が所定高度
に達したときに高度検出手段が信号を出力し、これに連
動して出力制限手段を作動させるようにすれば、任意に
設定した高さでホバーリングの練習を行える。
【0007】前記出力制限手段は、スロットルレバー駆
動回路の制御信号を生成し信号出力する指令生成回路
と、操縦者側から送信された制御信号と指令生成回路で
生成された制御信号との差を信号出力する指令比較回路
と、指令比較回路から出力された信号を1/N(但し、
N≧1の係数)の大きさに変換して信号出力する1/N
回路と、前記駆動回路に入力される制御信号を測定し、
制御信号が所定の大きさのときに降下回路に信号出力す
る指令測定回路と、機体が徐々に降下する制御信号を出
力し、指令測定回路から出力される信号を受けて前記制
御信号の出力を停止する降下回路と、前記駆動回路の入
力部に設けられていて当該回路への入力信号を操縦者側
から送信された制御信号と指令生成回路から出力された
制御信号とに切り換える切換回路と、指令生成回路の入
力部に設けられていて当該回路への入力信号を1/N回
路から出力された信号と降下回路から出力された信号と
に切り換える切換回路とを備え、高度検出手段から出力
される信号を受けて機体が所定の高さ以上上昇したとき
に、前記駆動回路には指令生成回路から出力された制御
信号が入力され、指令生成回路には降下回路から出力さ
れた信号が入力されるように構成される。
【0008】図1を参照してより詳しく説明すれば、出
力制限手段10は同図に示された回路を備え、送信機か
ら送信された操縦者の操作信号を受信し、これを復調し
て制御信号を出力する受信回路21と、受信回路21か
ら出力される制御信号を受けてスロットルレバーを駆動
し、メインロータ及びテールロータを回転駆動するエン
ジンその他の出力を作動させる駆動回路22の間の信号
路に設置される。
【0009】指令生成回路11は、切換回路17から入
力される信号を元に駆動回路22の制御信号を生成し、
指令比較回路12と切換回路16に信号出力する。制御
信号の生成は、当該回路が現在出力している制御信号
に、切換回路17からの入力信号を逐次加え、新たな制
御信号に補正することにより行う。
【0010】指令比較回路12は、受信回路21から出
力される制御信号と、指令生成回路11から出力される
制御信号の大きさを比較し、両制御信号の差を信号出力
する。
【0011】1/N回路13は、指令比較回路12から
出力される制御信号を1/Nの大きさに変換し、切換回
路17に信号出力する。ここで、Nは1以上の係数であ
り、ディップスイッチなどによって回路外部から任意に
設定できるように設けることができる。この1/N回路
13と前記指令生成回路11及び指令比較回路12によ
り、受信回路11から出力される制御信号の変位に追従
した制御信号を生成する後述の補償回路19を構成し、
機体の滑らか且つ安定的な降下を可能としている。
【0012】指令測定回路14は、切換回路16を通し
て駆動回路22に出力される制御信号を測定し、制御信
号が所定の大きさとなった場合に降下回路15に信号出
力する。本回路においても、測定する制御信号の大きさ
を回路外部から任意に設定できるように設けることがで
きる。
【0013】降下回路15は、機体が徐々に降下する制
御信号を切換回路17に出力する。指令測定回路14の
出力信号が入力されたときは、前記制御信号の出力は停
止する。
【0014】切換回路16は、その入力側に受信回路2
1と指令生成回路11の出力信号が入力し、作動回路1
8からの信号によって両入力信号を選択的に切り換えて
駆動回路22に出力する。また、切換回路17は、その
入力側に1/N回路13と降下回路15の出力信号が入
力し、作動回路18からの信号によって両入力信号を選
択的に切り換えて指令生成回路11に出力する。両切換
回路は、作動回路18からの信号入力がないときは、切
換回路16は受信回路21からの入力信号を、切換回路
17は1/N回路13からの入力信号をそれぞれ信号出
力し、他方、作動回路18から信号入力があったとき
は、切換回路16は指令生成回路11からの入力信号
を、切換回路17は降下回路15からの入力信号をそれ
ぞれ信号出力するよう動作する。
【0015】作動回路18は、高度検出手段23の出力
信号を受けて機体が所定の高さ以上上昇したか否かを検
出し、機体が所定の高度以上のときに、切換回路16,
17に切換信号を出力して両回路の入力信号路を切り換
える。高度の設定は回路外部から任意に設定し、例えば
機体が離陸したときに切換信号を出力したり、高度検出
手段23の出力信号が高度を示し信号であれば、例えば
機体が地上から2m上昇したときに切換信号を出力した
りするように設けることができる。なお、この作動回路
18の機能は高度検出手段23に具備させてもよく、高
度検出手段23から出力される切換信号により切換回路
16,17が動作するように設けることもできる。
【0016】補償回路19は、指令生成回路11、指令
比較回路12及び1/N回路13よりなり、受信回路2
1から出力される制御信号の変動に追従した信号を生成
するように動作する。図2を参照して具体的に説明すれ
ば、駆動回路22にパルス信号を入力し、そのパルス幅
でエンジンその他各出力を制御する場合、受信回路21
からは例えば機体の昇降速度を制御するのであれば制御
すべき速度に対応したパルス幅の信号が出力される。同
図(A)は、減速制御するときの受信回路21の信号出
力状態を示しており、制御信号のパルス幅は各パルス間
隔一周期毎で短くなる(A1>A2>A3)。なお、各
パルス間隔(T)は一定(1/50秒)である。このよ
うな制御信号の変動に対し、補償回路19は、前記変動
に遅れて且つ変動の平均をとって追従する信号を生成す
る。すなわち、指令比較回路12は受信回路21と指令
生成回路11から出力される制御信号の差を出力する
が、ここで求められる差は、受信回路21から出力され
るパルス信号の一周期毎の変動量でもある。そして、1
/N回路13で前記変動量を係数Nで割った値を補正値
として求め、これを、指令生成回路11において当該回
路が現在出力している制御信号に加え、新たな制御信号
としている。例えば、同図(B)に示されているよう
に、ある時点で受信回路21と指令生成回路11から出
力される制御信号のパルス幅がそれぞれA1,a1であ
る場合、指令比較回路12は両信号のパルス幅の差Sを
出力し、1/N回路13では差Sの1/Nの値、例えば
N=5のときは(S/5)を補正値として出力し、指令
生成回路11ではパルス幅a1に(S/5)を加えた値
a2を次の周期のパルス幅として信号出力する。従っ
て、受信回路21から出力される制御信号のパルス幅A
1が一定であるとすると、前述のように指令生成回路1
1から最初の周期で差Sに20%(つまり1/5)追従
したパルス幅a2の制御信号が出力され、次の周期では
残りのS・(4/5)の差に20%追従した制御信号が
出力され、以降、両信号のパルス幅の差がなくなるよう
に推移した制御信号が出力される。ここで、係数Nを差
Sに比例するよう(例えば5S)に設定すれば、最初の
周期で差Sの20%追従し、次の周期でも差Sの20%
追従することとなる。補償回路19で生成される制御信
号の、受信回路21から出力される制御信号の変動に対
する応答性は、前記係数Nにより決定され、Nが小さい
と追従速度が高く、Nが大きいと追従速度が小さくなる
が、このように、制御信号の変動に直ちに追従せず、1
/Nだけ或いは一定の割合で補正することにより、受信
回路21でノイズを拾うなどして制御信号のパルス幅が
極端に増減したとしても、ノイズの影響の少ない制御信
号が生成できることとなる。
【0017】これらの回路により構成される出力制限手
段10の動作は、先ず、機体の高度が作動回路18に設
定された高度より低いときは、受信回路21から出力さ
れる制御信号がそのまま駆動回路22に入力される。操
縦者は手元にある送信機の操舵スイッチにより、ヘリの
飛行動作を自由に操作することができる。この状態で補
償回路19では、指令生成回路11に1/N回路13の
出力信号が入力され、受信回路21から出力される制御
信号に追従した制御信号を逐次生成している。
【0018】次に、機体の高度が設定高度以上になった
ときは、作動回路18から切換信号が出力されて切換回
路16,17の入出力信号路が切り換わり、駆動回路2
2には指令生成回路11から出力される制御信号が入力
され、指令生成回路11には降下回路15から出力され
る信号が入力される。操縦者が手元の操舵スイッチを操
作しても、機体が設定高度以下に下降するまで、ヘリを
操縦することはできない。この場合、駆動回路22は指
令生成回路11を介して入力される降下回路15の降下
信号により、機体が降下するよう各出力を作動させる
が、両切換回路が切り換わった時に指令生成回路11か
らは受信回路21が出力していた制御信号に追従した信
号が出力されており、以降、この追従信号を元に降下回
路15から入力される信号を逐次補正した制御信号を出
力するので、エンジンその他各出力を機体が降下する動
作にスムーズに移行するよう制御し、エンジンなどにス
トレスを与えることなく安定的且つ速やかに機体が降下
する。なお、機体の降下速度は、降下回路15から出力
される信号の大きさ(減速の割合)によって設定され
る。また、指令測定回路14において、指令生成回路1
1から出力される制御信号が所定の大きさ迄低下したこ
とを検出したときは、エンジン停止などを回避し各出力
の下限を制限するため、降下回路15に信号出力し、指
令生成回路11への降下信号出力を停止させる。
【0019】そして、機体が設定高度以下に降下したな
らば、再び切換回路16,17の入出力信号路が切り換
わり、受信回路21から出力される制御信号がそのまま
駆動回路3に入力するので、操縦者が手元の操舵スイッ
チを操作してヘリを自由に操縦することが可能となる。
【0020】図1に示した出力制限手段10の構成で
は、機体が降下する動作に移行したときの誤動作防止及
び制御特性の向上のため、降下時にのみ指令生成回路1
1の制御信号が駆動回路22に入力されるように設けた
が、図3に示されているように、指令生成回路11の出
力が常時、駆動回路22に入力されるように設けること
もできる。この場合、機体が所定の高度に達してから降
下する動作は前述の回路構成と同様であるが、所定の高
度以下で操縦するときは、操舵スイッチの操作に対し
て、指令生成回路11から出力される制御信号が追従遅
れを生じさせるため、機体の飛行動作は滑らかになる。
換言すれば、操縦ミスにより送信機の操舵スイッチを大
きく変位させてしまっても、機体がこれに敏感に反応し
て大きく変動するようなことはなく、操縦技術が未熟で
あっても機体をスムーズな動作で飛行させ、急上昇や急
降下に伴う機体の破損防止が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の好適な実
施形態を説明する。図4〜図9に示した形態は、図1に
示された出力制限手段10と赤外センサからなる高度検
出手段23をR/Cヘリの機体内部に搭載し、さらに、
操縦ミスをしても機体が横転したりすることのないよ
う、機体底部に練習用脚1を装着したものである。以
下、練習用脚1の構成を詳述する。
【0022】練習用脚1は、先端部にポリエチレン製の
ボール2が固着された四本のアーム3を、R/Cヘリの
機体6の底部に設置された支持機構4から、機体6の前
方斜め左右及び後方斜め左右に各々張り出して支持され
た構成を備えている。
【0023】各アーム3は、GFRPを用い、ロータ7
の略半分の長さを有する細線状に形成されており、その
先端部にボール2がネジ31で止着され、その元端部に
雌ねじが切られたホルダー32が固着されている。
【0024】支持機構4は、機体6の下方に配設されて
いてアーム3の元端部を回動自在に軸支するアーム受け
座41と、アーム3の周面を担持するフットピボット4
2よりなり、スキッド8の端部にアーム3を担持したフ
ットピボット42を軸支させて機体6の底部に取り付け
られている。スキッド8は、端部が水平に折り曲げられ
ているとともに、フットピボット42の頂部42bが挿
通する開口8aが形成されてなり、図5に示されている
ように、ネジ81で機体6の下部に固定されている。ア
ーム受け座41は、図6に示されているように、底部に
四つのアームの受け口41aを有し、各受け口には雄ね
じが突き出たホルダー43がネジ44で水平軸周りに回
動自在に軸支されている。また、底部中央には、ゴム材
を適宜な厚みの円柱状に成形してなるダンパー45がネ
ジ46で止着されている。フットピボット42は、アー
ム3の外径よりも若干大きい開口を有する胴部42aの
上面に頂部42bを突出させた形状に設けられており、
前記スキッド8の開口8aに頂部42bを挿通するとと
もに、これにスナップピン42cを貫通させて係止し、
スキッド8の端部下面に鉛直軸周りに回転自在に取り付
けられている。
【0025】図7に示されているように、各アーム3は
フットピボット42に各々挿通され、その元端部のホル
ダー32をアーム受け座41のホルダー43に螺着して
支持機構4に連結され、これによりピポット軸受けが構
成される。すなわち、アーム3の元端部はアーム受け座
41に水平軸周りに回動し得るように取り付けられてお
り、また、アーム受け座41は機体6に固定されてはい
ないから、図8に示されているように、アーム受け座4
1が鉛直軸方向(図中矢符方向)に沿って移動すると、
これに応じてアーム3がフットピボット42で支持され
ている部分Aを支点として、ボール2が固着された先端
部側が角度αの範囲で鉛直軸方向に傾動するようになっ
ている。なお、傾動角度αは、フットピボット42から
アーム3の元端部までの距離、アーム3を支持する支持
金具42の長さなどにより選定される。
【0026】また、各アーム3が支持機構4に連結され
た状態において、アーム受け座41はR/Cヘリのロー
タ回転軸の略真下に配置され、各アーム3はその周囲、
すなわち機体6の前方斜め左右及び後方斜め左右へ互い
に90度の角度を開けて配置されるように設けてある。
【0027】練習用脚1は以上のように構成されてお
り、R/Cヘリが着地しているときは、各アーム3の先
端のボール2と支持機構底部のダンパー45,56が接
地して機体6を支持する。R/Cヘリが離陸すると、図
9に示されているように、機体と一体にアーム3は上昇
し、各アーム3は元端部から下方に傾き、先端のボール
2が機体6の下方に垂れ下がるので、R/Cヘリ全体の
重心位置が低くなり、飛行姿勢を安定させる。操縦ミス
などにより万一機体が前後左右に振れたとしても、各ア
ーム3が撓んで適度に干渉し合い、且つ慣性を有するた
め元の姿勢を維持するように機能し、機体6の急激な変
動を吸収して、安定した飛行姿勢を保持する。また、離
陸や着陸の際に機体6の姿勢が傾いていても、機体6の
四方にアーム3が張り出しているので横転するようなこ
とはなく、急な着陸をしたときなどに地上から伝わる衝
撃もダンパー45がクッションとなって吸収し緩和する
ため、衝撃が機体6に伝わることはない。
【0028】なお、練習用脚1は、スキッド8から簡単
に取り外すことができるとともに、取り外し後は、支持
機構4はアーム受け座41を軸として各アーム3を一体
に折り畳んで持ち運びことができるようになっている。
【0029】本形態のR/Cヘリによれば、練習用脚1
により飛行安定性が増し、操縦ミスをしても機体6が横
転するなどの事故を防ぐことができるとともに、操縦中
に機体6が所定の高さ以上に上昇したときは、高度検出
手段23で上昇高度を検出し、これに連動して出力制限
手段10がスロットルレバーの駆動出力を自動的に制御
してエンジン回転数を低下し、機体6を降下させるの
で、初心者であっても機体6を破損させたり墜落させた
りすることなく簡易に且つ安心してホバーリングの練習
を行うことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、R/Cヘリが所定の高
さ以上上昇したときは、自動的に降下するよう制御され
るので、機体を破損させずに回収でき、初心者であって
も、簡易且つ安全に操縦練習が行え、特にホバーリング
技術を効率的に習得し向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のR/Cヘリに搭載される出力制限手段
の回路ブロック図である。
【図2】出力制限手段を構成する補償回路の動作を説明
するため図である。
【図3】出力制限手段の他の構成例の回路ブロック図で
ある。
【図4】練習用脚を装着したR/Cヘリの着地状態の外
観を示した図である。
【図5】スキッドの取り付け方を説明するための図であ
る。
【図6】支持機構を構成するアーム受け座の底部側の部
材展開図である。
【図7】支持機構へのアームを取り付け方を説明するた
めの図である。
【図8】アームの傾動動作を説明するための図である。
【図9】図1のR/Cヘリが離陸した状態の外観を示し
た図である。
【符号の説明】
1 練習用脚 2 ボール 3 アーム 4,5 支持機構 41 アーム受け座 42 フットピボット 6 機体 7 ロータ 8 スキッド 10 出力制限手段 21 受信回路 22 駆動回路 23 高度検出手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の上昇高度を検出し信号出力する高
    度検出手段と、高度検出手段から出力される信号を受け
    て現在のエンジン回転数を所定のエンジン回転数に低下
    せしめる出力制限手段とを機体に備えた無線操縦式のラ
    ジオコントロールヘリコプタであって、 スロットルレバー駆動回路の制御信号を生成し信号出力
    する指令生成回路と、操縦者側から送信された制御信号
    と指令生成回路で生成された制御信号との差を信号出力
    する指令比較回路と、 指令比較回路から出力された信号を1/N(但し、N≧
    1の係数)の大きさに変換して信号出力する1/N回路
    と、 前記駆動回路に入力される制御信号を測定し、制御信号
    が所定の大きさのときに降下回路に信号出力する指令測
    定回路と、 機体が徐々に降下する制御信号を出力し、指令測定回路
    から出力される信号を受けて前記制御信号の出力を停止
    する降下回路と、 前記駆動回路の入力部に設けられていて当該回路への入
    力信号を操縦者側から送信された制御信号と指令生成回
    路から出力された制御信号とに切り換える切換回路と、 指令生成回路の入力部に設けられていて当該回路への入
    力信号を1/N回路から出力された信号と降下回路から
    出力された信号とに切り換える切換回路とを備え、 高度検出手段から出力される信号を受けて機体が所定の
    高さ以上上昇したときに、 前記駆動回路には指令生成回路から出力された制御信号
    が入力され、指令生成回路には降下回路から出力された
    信号が入力されるように出力制限手段を構成してなるラ
    ジオコントロールヘリコプタ。
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