JP3344392B2 - ファブリック障害検知方法ならびに装置 - Google Patents
ファブリック障害検知方法ならびに装置Info
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- JP3344392B2 JP3344392B2 JP35083599A JP35083599A JP3344392B2 JP 3344392 B2 JP3344392 B2 JP 3344392B2 JP 35083599 A JP35083599 A JP 35083599A JP 35083599 A JP35083599 A JP 35083599A JP 3344392 B2 JP3344392 B2 JP 3344392B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のファイバー
チャネルポートを有するファイバーチャネルファブリッ
ク装置によってホスト装置と入出力装置が接続され、そ
のファイバーチャネルポートを介して各装置間の相互通
信が行われる、ファイバーチャネルファブリックネット
ワークシステムに用いて好適なファブリック障害検知方
法ならびに装置に関する。
チャネルポートを有するファイバーチャネルファブリッ
ク装置によってホスト装置と入出力装置が接続され、そ
のファイバーチャネルポートを介して各装置間の相互通
信が行われる、ファイバーチャネルファブリックネット
ワークシステムに用いて好適なファブリック障害検知方
法ならびに装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】高信頼性が要求される通信ネツトワーク
システムにおいて、ホスト装置には、接続される入出力
装置の障害等を速やかに検出することが求められてい
る。このような場合、一般的にホスト装置は、接続され
る入出力装置をポーリング（問合わせ：ｑｕｅｒｙ）等
により定期的にアクセスし、その応答を監視することに
よって管理する方法がとられている。
システムにおいて、ホスト装置には、接続される入出力
装置の障害等を速やかに検出することが求められてい
る。このような場合、一般的にホスト装置は、接続され
る入出力装置をポーリング（問合わせ：ｑｕｅｒｙ）等
により定期的にアクセスし、その応答を監視することに
よって管理する方法がとられている。
【０００３】一方、最近ではファイバーチャネルによっ
てホスト装置と入出力装置を多数接続し、このことによ
り、大規模で、かつ、高速通信を実現する、ファイバー
チャネルファブリック通信ネットワークシステムが出現
している。この場合、ファイバーチャネルは、装置同士
を接続するための「ファブリック」として知られる能動
的でインテリジェンシィを持つ装置間相互接続環境を提
供する。ファブリックは、通信フレームに含まれる情報
に基づきサービスクラスの指定に従って経路指定が可能
である。
てホスト装置と入出力装置を多数接続し、このことによ
り、大規模で、かつ、高速通信を実現する、ファイバー
チャネルファブリック通信ネットワークシステムが出現
している。この場合、ファイバーチャネルは、装置同士
を接続するための「ファブリック」として知られる能動
的でインテリジェンシィを持つ装置間相互接続環境を提
供する。ファブリックは、通信フレームに含まれる情報
に基づきサービスクラスの指定に従って経路指定が可能
である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したファイバーチ
ャネルファブリック通信ネットワークシステムにおい
て、ホスト装置が、接続される全ての入出力装置を定期
的にアクセスし、監視、管理する方法をとることは、ホ
スト装置にとって大きな負担となり、このことにより、
ホスト装置による他へのサービスが欠如し、システム全
体としてのスループット悪化の要因となっていた。
ャネルファブリック通信ネットワークシステムにおい
て、ホスト装置が、接続される全ての入出力装置を定期
的にアクセスし、監視、管理する方法をとることは、ホ
スト装置にとって大きな負担となり、このことにより、
ホスト装置による他へのサービスが欠如し、システム全
体としてのスループット悪化の要因となっていた。
【０００５】また、上述したファイバーチャネルファブ
リックは、各ポートのインターフェース障害については
素早く検出することが可能で、それをホスト装置に対し
て通知する機能は持つが、接続される入出力装置に関す
る障害も含めて検出し、ホスト装置に通知する機能は持
ち合わせていない。従って、入出力装置の障害に関する
検知、対処の全てがホスト装置による負荷となって現わ
れ、この場合のホスト装置の負荷を低減することが望ま
れていた。
リックは、各ポートのインターフェース障害については
素早く検出することが可能で、それをホスト装置に対し
て通知する機能は持つが、接続される入出力装置に関す
る障害も含めて検出し、ホスト装置に通知する機能は持
ち合わせていない。従って、入出力装置の障害に関する
検知、対処の全てがホスト装置による負荷となって現わ
れ、この場合のホスト装置の負荷を低減することが望ま
れていた。
【０００６】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ホスト装置と入出力装置の間に介在するファイバ
ーチャネルファブリック装置が、ホスト装置に代わって
入出力装置を監視することにより、ホスト装置に負荷を
かけることなく、入出力装置そのものの障害、異常等を
速やかに検出することのできるファブリック障害検知方
法ならびに装置を提供することを目的とする。
あり、ホスト装置と入出力装置の間に介在するファイバ
ーチャネルファブリック装置が、ホスト装置に代わって
入出力装置を監視することにより、ホスト装置に負荷を
かけることなく、入出力装置そのものの障害、異常等を
速やかに検出することのできるファブリック障害検知方
法ならびに装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項１に記載のファブリック障害検知方法は、
複数のファイバーチャネルポートを有するファイバーチ
ャネルファブリック装置によってホスト装置と入出力装
置が接続され、前記ファイバーチャネルポートを介して
各装置間の相互通信が行われるファイバーチャネルファ
ブリック通信ネットワークシステムにおいて、 前記フ
ァイバーチャネルポート間を伝播する通信フレームをス
トールして解析を行うことにより、前記入出力装置がサ
ポートするプロトコルを認識し、認識されたプロトコル
の供給を受けるとともに、前記ファイバーチャネルポー
ト間のトラフィックを監視して通信が途切れたときに前
記プロトコルに従って前記入出力装置のポーリングを行
い、タイムアウトを含むそのステイタス応答により前記
入出力装置の障害発生を検知して前記ホスト装置にその
障害発生を通知することとした。また、請求項２に記載
のファブリック障害検知方法は、請求項１に記載の同方
法において、前記障害発生の通知は、前記ホスト装置と
ファイバーチャネルファブリック装置間に専用に設けら
れる障害通知パスを介して行うこととした。
ために請求項１に記載のファブリック障害検知方法は、
複数のファイバーチャネルポートを有するファイバーチ
ャネルファブリック装置によってホスト装置と入出力装
置が接続され、前記ファイバーチャネルポートを介して
各装置間の相互通信が行われるファイバーチャネルファ
ブリック通信ネットワークシステムにおいて、 前記フ
ァイバーチャネルポート間を伝播する通信フレームをス
トールして解析を行うことにより、前記入出力装置がサ
ポートするプロトコルを認識し、認識されたプロトコル
の供給を受けるとともに、前記ファイバーチャネルポー
ト間のトラフィックを監視して通信が途切れたときに前
記プロトコルに従って前記入出力装置のポーリングを行
い、タイムアウトを含むそのステイタス応答により前記
入出力装置の障害発生を検知して前記ホスト装置にその
障害発生を通知することとした。また、請求項２に記載
のファブリック障害検知方法は、請求項１に記載の同方
法において、前記障害発生の通知は、前記ホスト装置と
ファイバーチャネルファブリック装置間に専用に設けら
れる障害通知パスを介して行うこととした。
【０００８】このことにより、ファブリック装置が各フ
ァイバーチャネルポート間の通信フレームを横取り解析
し、入出力装置がサポートするするプロトコルを認識
し、入出力装置アクセスのための適切なホスト機能によ
り入出力装置のポーリングを行うことができる。このと
き、実際のホスト装置に装置ポーリングのための負荷を
かけることなく、専用の障害通知パスを介してホスト装
置に障害発生を通知し、このことにより、入出力装置の
障害、故障等を速やかに検出することができる。
ァイバーチャネルポート間の通信フレームを横取り解析
し、入出力装置がサポートするするプロトコルを認識
し、入出力装置アクセスのための適切なホスト機能によ
り入出力装置のポーリングを行うことができる。このと
き、実際のホスト装置に装置ポーリングのための負荷を
かけることなく、専用の障害通知パスを介してホスト装
置に障害発生を通知し、このことにより、入出力装置の
障害、故障等を速やかに検出することができる。
【０００９】請求項３に記載のファブリック障害検知装
置は、複数のファイバーチャネルポートを有するファイ
バーチャネルファブリック装置によってホスト装置と入
出力装置が接続され、前記ファイバーチャネルポートを
介して各装置間の相互通信が行われるファイバーチャネ
ルファブリック通信ネットワークシステムにおいて、前
記ファイバーチャネルポート間を伝播する通信フレーム
をストールして解析を行うことにより、前記入出力装置
がサポートするプロトコルを認識するプロトコル解析部
と、該プロトコル解析部が認識したプロトコルの供給を
受け、前記ファイバーチャネルポート間のトラフィック
を監視して通信が途切れたときにホスト機能代行部に前
記入出力装置のポーリングを行うことを指示するトラフ
ィック監視部と、前記入出力装置に対して前記プロトコ
ルに従ってポーリングを発行し、タイムアウトを含むそ
のステイタス応答により前記入出力装置の障害発生を検
知して前記ホスト装置にその障害発生を通知するホスト
機能代行部とを有することとした。また、請求項４に記
載のファブリック障害検知装置は、請求項３に記載の同
装置において、前記ファイバーチャネルファブリック
は、更に、前記ホスト装置との間に専用に設けられる障
害通知パスに対し、障害発生を通知する障害通知用ポー
トを有することとした。
置は、複数のファイバーチャネルポートを有するファイ
バーチャネルファブリック装置によってホスト装置と入
出力装置が接続され、前記ファイバーチャネルポートを
介して各装置間の相互通信が行われるファイバーチャネ
ルファブリック通信ネットワークシステムにおいて、前
記ファイバーチャネルポート間を伝播する通信フレーム
をストールして解析を行うことにより、前記入出力装置
がサポートするプロトコルを認識するプロトコル解析部
と、該プロトコル解析部が認識したプロトコルの供給を
受け、前記ファイバーチャネルポート間のトラフィック
を監視して通信が途切れたときにホスト機能代行部に前
記入出力装置のポーリングを行うことを指示するトラフ
ィック監視部と、前記入出力装置に対して前記プロトコ
ルに従ってポーリングを発行し、タイムアウトを含むそ
のステイタス応答により前記入出力装置の障害発生を検
知して前記ホスト装置にその障害発生を通知するホスト
機能代行部とを有することとした。また、請求項４に記
載のファブリック障害検知装置は、請求項３に記載の同
装置において、前記ファイバーチャネルファブリック
は、更に、前記ホスト装置との間に専用に設けられる障
害通知パスに対し、障害発生を通知する障害通知用ポー
トを有することとした。
【００１０】上記構成により、プロトコル解析部は、各
ファイバーチャネルポート間で交換される通信フレーム
を解析して各ファイバーチャネルポートに接続される入
出力装置がサポートする通信プロトコルを認識し、ま
た、トラフイック監視部は、各ファイバーチャネルポー
ト間の通信トラフィックを監視し、通信の途切れたファ
イバーチャネルポートがあったときにホスト機能代行部
にポーリングの指示を出す。ホスト機能代行部は、プロ
トコル解析部による解析結果、およびトラフィック監視
部からの指示に基づき入出力装置にあった適切なプロト
コルに従いポーリングを発行し、タイムアウトを含むス
テイタス応答を待ってその入出力装置に異常が発生した
ことを認識し、障害通知パスに接続されたホスト装置に
障害発生を通知する。このことにより、ファイバーチャ
ネルファブリック装置でポーリングを行うことによって
ホスト装置のポーリングに要する負荷を低減でき、ま
た、トラフイックを監視しながらポーリングを行うこと
でホスト装置の通信機能に影響を与えずに済む。
ファイバーチャネルポート間で交換される通信フレーム
を解析して各ファイバーチャネルポートに接続される入
出力装置がサポートする通信プロトコルを認識し、ま
た、トラフイック監視部は、各ファイバーチャネルポー
ト間の通信トラフィックを監視し、通信の途切れたファ
イバーチャネルポートがあったときにホスト機能代行部
にポーリングの指示を出す。ホスト機能代行部は、プロ
トコル解析部による解析結果、およびトラフィック監視
部からの指示に基づき入出力装置にあった適切なプロト
コルに従いポーリングを発行し、タイムアウトを含むス
テイタス応答を待ってその入出力装置に異常が発生した
ことを認識し、障害通知パスに接続されたホスト装置に
障害発生を通知する。このことにより、ファイバーチャ
ネルファブリック装置でポーリングを行うことによって
ホスト装置のポーリングに要する負荷を低減でき、ま
た、トラフイックを監視しながらポーリングを行うこと
でホスト装置の通信機能に影響を与えずに済む。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は、本発明が採用されるファ
イバーチャネルファブリック通信ネットワークシステム
の構成例を示すブロック図である。図において、１〜４
はホスト装置であり、ファイバーチャネルフアブリック
装置５を介してディスク装置６〜９に接続される。それ
ぞれのホスト装置１〜４とディスク装置６〜９は、ファ
イバーチャネルファブリック装置５を通じて相互通信が
可能であり、磁気ディスク装置６〜９に格納されたファ
イルを共有している。
イバーチャネルファブリック通信ネットワークシステム
の構成例を示すブロック図である。図において、１〜４
はホスト装置であり、ファイバーチャネルフアブリック
装置５を介してディスク装置６〜９に接続される。それ
ぞれのホスト装置１〜４とディスク装置６〜９は、ファ
イバーチャネルファブリック装置５を通じて相互通信が
可能であり、磁気ディスク装置６〜９に格納されたファ
イルを共有している。
【００１２】尚、図中、５１〜５８は、ファイバーチャ
ネルポートであり、ファイバーチャネルファブリック装
置５は、これらファイバーチャネルポート５１〜５８間
でやりとりされる通信フレーム（パケット）をストール
して解析する。このことにより、接続されるディスク装
置６（７〜９）がサポートする、例えばＳＣＳＩ等のプ
ロトコルを解析し、このディスク装置６（７〜９）に対
する入出力アクセスがないとき、ファイバーチャネルフ
ァブリック装置５がホスト装置１（２〜４）に代わって
ディスク装置６（７〜９）のポーリングを行い、異常を
検出した場合に、ファイバーチャネルファブリック５内
蔵の障害通知用ポート５９、およびホスト装置１〜４と
の間に専用に設けられる障害通知パス１０を介してホス
ト装置１（２〜４）に通知するものである。
ネルポートであり、ファイバーチャネルファブリック装
置５は、これらファイバーチャネルポート５１〜５８間
でやりとりされる通信フレーム（パケット）をストール
して解析する。このことにより、接続されるディスク装
置６（７〜９）がサポートする、例えばＳＣＳＩ等のプ
ロトコルを解析し、このディスク装置６（７〜９）に対
する入出力アクセスがないとき、ファイバーチャネルフ
ァブリック装置５がホスト装置１（２〜４）に代わって
ディスク装置６（７〜９）のポーリングを行い、異常を
検出した場合に、ファイバーチャネルファブリック５内
蔵の障害通知用ポート５９、およびホスト装置１〜４と
の間に専用に設けられる障害通知パス１０を介してホス
ト装置１（２〜４）に通知するものである。
【００１３】図２は、図１に示すファイバーチャネルフ
ァブリック装置５の内部構成を示すブロック図である。
ファイバーチャネルファブリック装置５は、上述したフ
ァイバーチャネルポート５１〜５８、障害通知用ポート
５９の他に、プロトコル解析部５０１、トラフィック監
視部５０２、ホスト機能代行部５０３、ポート間通信用
マトリクススイッチ５０４で構成される。
ァブリック装置５の内部構成を示すブロック図である。
ファイバーチャネルファブリック装置５は、上述したフ
ァイバーチャネルポート５１〜５８、障害通知用ポート
５９の他に、プロトコル解析部５０１、トラフィック監
視部５０２、ホスト機能代行部５０３、ポート間通信用
マトリクススイッチ５０４で構成される。
【００１４】プロトコル解析部５０１は、各ファイバー
チャネルポート５１〜５８間で交換される通信フレーム
（パケット）を解析して各ファイバーチャネルポート５
１〜５８に接続されるディスク装置６〜９がサポートす
る通信プロトコルを認識してホスト機能代行部５０３へ
供給する。また、トラフイック監視部５０２は、各ファ
イバーチャネルポート５１〜５８間の通信トラフィック
を監視し、通信の途切れたファイバーチャネルポート５
１（５２〜５８）があったときにホスト機能代行部５０
３に対してポーリングの指示を出す。ホスト機能代行部
５０３は、プロトコル解析部５０１による解析結果、お
よびトラフィック監視部５０２からの指示に基づき、デ
ィスク装置６〜９にあった適切なプロトコルに従いポー
リングを発行し、ディスク装置６（７〜９）からのタイ
ムアウトを含むステイタス応答を待ってそのディスク装
置６（７〜９）に異常が発生したことを認識し、障害通
知用ポート５９および障害通知パス１０に接続されたホ
スト装置１（２〜４）に障害発生を通知する。
チャネルポート５１〜５８間で交換される通信フレーム
（パケット）を解析して各ファイバーチャネルポート５
１〜５８に接続されるディスク装置６〜９がサポートす
る通信プロトコルを認識してホスト機能代行部５０３へ
供給する。また、トラフイック監視部５０２は、各ファ
イバーチャネルポート５１〜５８間の通信トラフィック
を監視し、通信の途切れたファイバーチャネルポート５
１（５２〜５８）があったときにホスト機能代行部５０
３に対してポーリングの指示を出す。ホスト機能代行部
５０３は、プロトコル解析部５０１による解析結果、お
よびトラフィック監視部５０２からの指示に基づき、デ
ィスク装置６〜９にあった適切なプロトコルに従いポー
リングを発行し、ディスク装置６（７〜９）からのタイ
ムアウトを含むステイタス応答を待ってそのディスク装
置６（７〜９）に異常が発生したことを認識し、障害通
知用ポート５９および障害通知パス１０に接続されたホ
スト装置１（２〜４）に障害発生を通知する。
【００１５】尚、ポート間通信用マトリクススイッチ５
０４は、ホスト装置１〜４とディスク装置６〜９間あっ
て、それぞれの装置に対してファイバーチャネルポート
を割り付けるスイッチであり、ホスト装置１〜４から発
行されるアクセス要求をファイバーチャネルファブリッ
ク装置５が解釈することによって調停を行い、それぞれ
の装置に所望のファイバーチャネルポート５１〜５８が
割り付けられ、接続される。
０４は、ホスト装置１〜４とディスク装置６〜９間あっ
て、それぞれの装置に対してファイバーチャネルポート
を割り付けるスイッチであり、ホスト装置１〜４から発
行されるアクセス要求をファイバーチャネルファブリッ
ク装置５が解釈することによって調停を行い、それぞれ
の装置に所望のファイバーチャネルポート５１〜５８が
割り付けられ、接続される。
【００１６】図３は、図１、図２に示すファイバーチャ
ネルファブリック装置５の動作を説明するために引用し
たフローチャートである。以下、図３に示すフローチャ
ートを参照しながら、図１、図２に示す本発明実施形態
の動作について詳細に説明する。
ネルファブリック装置５の動作を説明するために引用し
たフローチャートである。以下、図３に示すフローチャ
ートを参照しながら、図１、図２に示す本発明実施形態
の動作について詳細に説明する。
【００１７】まず、ファイバーチャネルファブリック装
置５内蔵のプロトコル解析部５０１は、ポート間通信用
マトリクススイッチ５０４を介して交換されるパケット
をストールする（ステップＳ３０１）。そして、その内
容を解析し、各ファイバーチャネルポート５１〜５８に
接続されるディスク装置６〜９がサポートするプロトコ
ルを認識する。ここでは、インタネットプロトコル（Ｉ
Ｐ）、小型コンピュータ用周辺機器インタフェース（Ｓ
ＣＳＩ）、高性能並列インタフェース（ＨＩＰＰＩ）、
インテリジェント周辺機器インタフェース（ＩＰＩ）他
既存のプロトコルチェックを行い、該当するプロトコル
をホスト機能代行部５０３に伝える（ステップＳ３０２
〜Ｓ３０６）。
置５内蔵のプロトコル解析部５０１は、ポート間通信用
マトリクススイッチ５０４を介して交換されるパケット
をストールする（ステップＳ３０１）。そして、その内
容を解析し、各ファイバーチャネルポート５１〜５８に
接続されるディスク装置６〜９がサポートするプロトコ
ルを認識する。ここでは、インタネットプロトコル（Ｉ
Ｐ）、小型コンピュータ用周辺機器インタフェース（Ｓ
ＣＳＩ）、高性能並列インタフェース（ＨＩＰＰＩ）、
インテリジェント周辺機器インタフェース（ＩＰＩ）他
既存のプロトコルチェックを行い、該当するプロトコル
をホスト機能代行部５０３に伝える（ステップＳ３０２
〜Ｓ３０６）。
【００１８】一方、トラフィック監視部５０２では、各
ファイバーチャネルポート５１〜５８間の通信トラフィ
ックを監視し（ステップＳ３０７）、通信の途切れたフ
ァイバーチャネルポート５１（５２〜５８）があった場
合に限り（ステップＳ３０８）、ホスト機能代行部５０
３にポーリングの指示を出す（ステップＳ３１０）。こ
のことにより、ホスト機能代行部５０３は、該当入出力
装置が入出力処理中でないことを確認のうえ（ステップ
Ｓ３０９）、プロトコル解析部５０１からの解析結果に
従う適切なプロトコルにより、その入出力装置に対して
ポーリングを発行する（ステップＳ３１１）。ここで、
ファイバーチャネルファブリック装置５は、該当ディス
ク装置６〜９からのステイタス応答を受信し（ステップ
Ｓ３１２）、その応答がエラーであったり、タイムアウ
トであった場合（ステップＳ３１３〜Ｓ３１４）、その
装置に異常が発生したものと認識し、内蔵する障害通知
用ポート５９を介し、障害通知パス１０に接続されたホ
スト装置１〜４にその通知を行う（ステップＳ３１
５）。
ファイバーチャネルポート５１〜５８間の通信トラフィ
ックを監視し（ステップＳ３０７）、通信の途切れたフ
ァイバーチャネルポート５１（５２〜５８）があった場
合に限り（ステップＳ３０８）、ホスト機能代行部５０
３にポーリングの指示を出す（ステップＳ３１０）。こ
のことにより、ホスト機能代行部５０３は、該当入出力
装置が入出力処理中でないことを確認のうえ（ステップ
Ｓ３０９）、プロトコル解析部５０１からの解析結果に
従う適切なプロトコルにより、その入出力装置に対して
ポーリングを発行する（ステップＳ３１１）。ここで、
ファイバーチャネルファブリック装置５は、該当ディス
ク装置６〜９からのステイタス応答を受信し（ステップ
Ｓ３１２）、その応答がエラーであったり、タイムアウ
トであった場合（ステップＳ３１３〜Ｓ３１４）、その
装置に異常が発生したものと認識し、内蔵する障害通知
用ポート５９を介し、障害通知パス１０に接続されたホ
スト装置１〜４にその通知を行う（ステップＳ３１
５）。
【００１９】以上説明のように本発明によれば、ファイ
バーチャネルファブリック装置５を構成するプロトコル
解析部５０１は、各ファイバーチャネルポート５１〜５
８間で交換される通信フレームを解析して各ファイバー
チャネルポート５１〜５８に接続されるディスク装置６
〜９がサポートする通信プロトコルを認識し、また、フ
ァイバーチャネルフアブリック装置５を構成するトラフ
イック監視部５０２は、各ファイバーチャネルポート５
１〜５８間の通信トラフィックを監視し、通信の途切れ
たファイバーチャネルポートがあったときにホスト機能
代行部５０３にポーリングの指示を出す。ホスト機能代
行部５０３は、プロトコル解析部５０１による解析結
果、およびトラフィック監視部５０２からのポーリング
指示に基づきディスク装置６〜９にあった適切なプロト
コルに従ってポーリングを発行し、タイムアウトを含む
ステイタス応答を待ってそのディスク装置６〜９に異常
が発生したことを認識し、障害通知パス１０に接続され
たホスト装置１〜４に障害発生を通知するものである。
このことにより、ホスト装置１〜４の負荷が軽減され、
ディスク装置を含む入出力装置の障害、故障を速やかに
検出できる。
バーチャネルファブリック装置５を構成するプロトコル
解析部５０１は、各ファイバーチャネルポート５１〜５
８間で交換される通信フレームを解析して各ファイバー
チャネルポート５１〜５８に接続されるディスク装置６
〜９がサポートする通信プロトコルを認識し、また、フ
ァイバーチャネルフアブリック装置５を構成するトラフ
イック監視部５０２は、各ファイバーチャネルポート５
１〜５８間の通信トラフィックを監視し、通信の途切れ
たファイバーチャネルポートがあったときにホスト機能
代行部５０３にポーリングの指示を出す。ホスト機能代
行部５０３は、プロトコル解析部５０１による解析結
果、およびトラフィック監視部５０２からのポーリング
指示に基づきディスク装置６〜９にあった適切なプロト
コルに従ってポーリングを発行し、タイムアウトを含む
ステイタス応答を待ってそのディスク装置６〜９に異常
が発生したことを認識し、障害通知パス１０に接続され
たホスト装置１〜４に障害発生を通知するものである。
このことにより、ホスト装置１〜４の負荷が軽減され、
ディスク装置を含む入出力装置の障害、故障を速やかに
検出できる。
【００２０】尚、本発明実施形態によれば、ファイバー
チャネルファブリック通信ネットワークシステムとし
て、４台のホスト装置１〜４が４台のディスク装置６〜
９を共有する例のみ示したが、台数制限あるいはディス
ク装置等入出力装置の種類等については問わない。ま
た、ディスク装置を含む入出力装置がサポートするプロ
トコルとして、ＩＰ、ＳＣＳＩ、ＨＰＰＩ、ＩＰＩのみ
例示したが、他に、ＩＥＥＥ１３９４、ＵＳＢ等でも良
く、入出力装置がサポートするプロトコルの種類に制限
はない。
チャネルファブリック通信ネットワークシステムとし
て、４台のホスト装置１〜４が４台のディスク装置６〜
９を共有する例のみ示したが、台数制限あるいはディス
ク装置等入出力装置の種類等については問わない。ま
た、ディスク装置を含む入出力装置がサポートするプロ
トコルとして、ＩＰ、ＳＣＳＩ、ＨＰＰＩ、ＩＰＩのみ
例示したが、他に、ＩＥＥＥ１３９４、ＵＳＢ等でも良
く、入出力装置がサポートするプロトコルの種類に制限
はない。
【００２１】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、ファ
イバーチャネルファブリック装置が各ファイバーチャネ
ルポート間の通信フレームを横取り解析し、入出力装置
がサポートするするプロトコルを認識し、入出力装置ア
クセスのための適切なホスト機能により入出力装置のポ
ーリングを行うことができる。このとき、実際のホスト
装置に装置ポーリングのための負荷をかけることなく、
専用の障害通知パスを介してホスト装置に障害発生を通
知し、このことにより、入出力装置の障害、故障等を速
やかに検出することができる。
イバーチャネルファブリック装置が各ファイバーチャネ
ルポート間の通信フレームを横取り解析し、入出力装置
がサポートするするプロトコルを認識し、入出力装置ア
クセスのための適切なホスト機能により入出力装置のポ
ーリングを行うことができる。このとき、実際のホスト
装置に装置ポーリングのための負荷をかけることなく、
専用の障害通知パスを介してホスト装置に障害発生を通
知し、このことにより、入出力装置の障害、故障等を速
やかに検出することができる。
【００２２】このように、ファイバーチャネルファブリ
ック装置でホスト装置に代わってポーリングを行うこと
により、ホスト装置のポーリングに要する負荷を低減す
ることができ、その間、ホスト装置は他へのサービスを
実行できるため、システム全体としてのスループットが
向上する。また、入出力装置のアクセスが無いときでも
速やかにその障害等の検出を行うことができ、また、通
信トラフィックを監視しながらポーリングを行うことに
より、ホスト装置の通信性能に影響を与えずに済む。
ック装置でホスト装置に代わってポーリングを行うこと
により、ホスト装置のポーリングに要する負荷を低減す
ることができ、その間、ホスト装置は他へのサービスを
実行できるため、システム全体としてのスループットが
向上する。また、入出力装置のアクセスが無いときでも
速やかにその障害等の検出を行うことができ、また、通
信トラフィックを監視しながらポーリングを行うことに
より、ホスト装置の通信性能に影響を与えずに済む。
【図１】 本発明が採用されるファイバーチャネルファ
ブリック通信ネットワークシステムの構成例を示すブロ
ック図である。
ブリック通信ネットワークシステムの構成例を示すブロ
ック図である。
【図２】 図１におけるファイバーチャネルファブリッ
ク装置の内部構成を示すブロック図である。
ク装置の内部構成を示すブロック図である。
【図３】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した図であり、ファイバーチャネルファブリック装置の
動作をフローチャートで示した図である。
した図であり、ファイバーチャネルファブリック装置の
動作をフローチャートで示した図である。
１〜４…ホスト装置、５…ファイバーチャネルファブリ
ック装置、６〜９…ディスク装置、１０…障害通知パ
ス、５１〜５８…ファイバーチャネルポート、５９…障
害通知用ポート、５０１…プロトコル解析部、５０２…
トラフィック監視部、５０３…ホスト機能代行部、５０
４…ポート間通信用マトリクススイッチ
ック装置、６〜９…ディスク装置、１０…障害通知パ
ス、５１〜５８…ファイバーチャネルポート、５９…障
害通知用ポート、５０１…プロトコル解析部、５０２…
トラフィック監視部、５０３…ホスト機能代行部、５０
４…ポート間通信用マトリクススイッチ
Claims (4)
- 【請求項１】 複数のファイバーチャネルポートを有す
るファイバーチャネルファブリック装置によってホスト
装置と入出力装置が接続され、前記ファイバーチャネル
ポートを介して各装置間の相互通信が行われるファイバ
ーチャネルファブリック通信ネットワークシステムにお
いて、前記ファイバーチャネルポート間を伝播する通信
フレームをストールして解析を行うことにより、前記入
出力装置がサポートするプロトコルを認識し、認識され
たプロトコルの供給を受けるとともに、前記ファイバー
チャネルポート間のトラフィックを監視して通信が途切
れたときに前記プロトコルに従って前記入出力装置のポ
ーリングを行い、タイムアウトを含むステイタス応答に
より前記入出力装置の障害発生を検知して前記ホスト装
置にその障害発生を通知すること、を特徴とするファブ
リック障害検知方法。 - 【請求項２】 前記障害発生の通知は、前記ホスト装置
とファイバーチャネルファブリック間に専用に設けられ
る障害通知パスを介して行うことを特徴とする請求項１
に記載のファブリック障害検知方法。 - 【請求項３】 複数のファイバーチャネルポートを有す
るファイバーチャネルファブリック装置によってホスト
装置と入出力装置が接続され、前記ファイバーチャネル
ポートを介して各装置間の相互通信が行われるファイバ
ーチャネルファブリック通信ネットワークシステムにお
いて、前記ファイバーチャネルポート間を伝播する通信
フレームをストールして解析を行うことにより、前記入
出力装置がサポートするプロトコルを認識するプロトコ
ル解析部と、該プロトコル解析部からプロトコルの供給
を受け、前記ファイバーチャネルポート間のトラフィッ
クを監視して通信が途切れたときにホスト機能代行部に
前記入出力装置のポーリングを行うことを指示するトラ
フィック監視部と、前記プロトコルに従って前記入出力
装置に対してポーリングを発行し、タイムアウトを含む
そのステイタス応答により障害発生を検知して前記ホス
ト装置に前記入出力装置の障害発生を通知するホスト機
能代行部と、を有することを特徴とするファブリック障
害検知装置。 - 【請求項４】 前記ファイバーチャネルファブリック装
置は、更に、前記ホスト装置との間に専用に設けられる
障害通知パスに対し、障害発生を通知する障害通知用ポ
ートを有することを特徴とする請求項３に記載のファブ
リック障害検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35083599A JP3344392B2 (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | ファブリック障害検知方法ならびに装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35083599A JP3344392B2 (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | ファブリック障害検知方法ならびに装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001168949A JP2001168949A (ja) | 2001-06-22 |
| JP3344392B2 true JP3344392B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=18413217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35083599A Expired - Fee Related JP3344392B2 (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | ファブリック障害検知方法ならびに装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3344392B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010283590A (ja) * | 2009-06-04 | 2010-12-16 | Mitsubishi Electric Corp | 接続監視方法 |
| WO2016135919A1 (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 株式会社日立製作所 | ストレージ装置 |
-
1999
- 1999-12-09 JP JP35083599A patent/JP3344392B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001168949A (ja) | 2001-06-22 |
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