JP3344318B2 - スパッタ装置 - Google Patents

スパッタ装置

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JP3344318B2 JP14634698A JP14634698A JP3344318B2 JP 3344318 B2 JP3344318 B2 JP 3344318B2 JP 14634698 A JP14634698 A JP 14634698A JP 14634698 A JP14634698 A JP 14634698A JP 3344318 B2 JP3344318 B2 JP 3344318B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパッタ装置に関
し、詳しくは、薄膜トランジスタを用いた液晶表示パネ
ル(LCD基板)の製造過程で配線膜形成工程に使用さ
れるスパッタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスパッタ装置として、ス
パッタ中の放電電流・セルフバイアス電圧などを検出回
路に導入して信号に変換し、この信号を制御回路が受け
モータ・減速歯車・送りねじからなる制御機構を駆動
し、ターゲットの消耗量に応じてターゲットとマグネッ
トとの間の間隔を調整しターゲット表面の磁束密度の変
化を抑制し、ターゲットの使用開始から終了まで均一化
し安定したスパッタ状態を保ち、スパッタ膜の膜厚及び
膜厚分布が変化しないようにするマグネトロンスパッタ
装置が開示されている(例えば、特開平9−17685
2号公報、特開平7−258842号公報参照)。
【0003】また、上下の電磁の周りに配された複数の
磁石が駆動装置によって上下動され、上下の駆動装置が
コントローラによって制御され、コントローラはプラズ
マモニタリング装置の測定データに応じて上下の駆動装
置を制御しプラズマ分布の均一性を得るスパッタリング
装置が開示されている(特開平3−63567号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスパッタ装置
は、図6に示すようにターゲットの表面に於いてエロー
ジョン分布38の差が大きく、ターゲットの面内の一部
分で過度にスパッタリングが進行し局部的に大きく消耗
していたことがそのターゲットの交換サイクルを早める
原因であった。局部的なエロージョンの進行は結果的に
ターゲット体積全体の内わずかな量しか利用できず、高
価なターゲットの大部分を利用できないことになる。ま
た、消耗しこれ以上スパッタ装置で使えなくなったター
ゲットは一式全交換することになる。ターゲット交換の
為にはスパッタ装置の稼働を中断する必要がある。その
結果、高コストのターゲットを短サイクル交換に備える
ため予備部材として多くのターゲット保有が必要であ
り、また、ターゲット交換のために生じる設備停止時間
が生産能力へインパクトを与えていた。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、特に、ター
ゲットとマグネット間距離を自動的に制御することによ
り、局部的な過度スパッタリングを均一化したエロージ
ョンが得られ、ターゲット材料の製品への利用率の向
上、延命効果、およびターゲット交換頻度の低減を図っ
たスパッタ装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するべ
く、本発明は、マグネトロンカソードのタ−ゲットと、
LCD基板が載置されるアノード電極と、前記タ−ゲッ
トの裏面に配置されたマグネットとを有するスパッタ装
置において、前記タ−ゲットとアノード電極間のプラズ
マ空間のプラズマ密度をプラズマモニタでモニタリング
し、該プラズマモニタの測定データに基づいて制御装置
によりマグネット位置調整手段を駆動し、マグネットに
より発生される磁場の強さをターゲット消耗の度合いに
応じてターゲットとマグネット間距離を調整し、均一な
膜を再現するようにしたことを特徴とする。
【0007】本発明の好ましい実施の形態は、前記マグ
ネット位置調整手段は、前記マグネットをターゲットに
対して上下方向へ調節可能な距離制御機構と、前記マグ
ネットをターゲットに対して傾きを作るマグネット揺動
機構と、マグネット揺動機構と前記距離制御機構を含む
マグネット機構全体を水平移動させる水平移動機構と、
からなり、各々の機構は前記制御装置により制御される
モータにより駆動されるようになっている。
【0008】本発明では、ターゲット面内で局部的に過
度スパッタリングを防止し、均一化したエロージョンを
得ることができ、また、マグネットを広範囲に動作させ
ることによりターゲットを広域にスパッタリング可能と
なり利用効率が高まる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスパッタ装置の一
実施の形態について、図面を参照して説明する。図1
は、本発明のスパッタ装置の実施の形態を示すもので、
9はスパッタチャンバ、1はターゲット、2はアノード
電極、3はLCD基板であって、前記タ−ゲット1へD
C電源6より直流高電力を印加し、これをカソ−ド電極
とする。図2において、32はマグネット機構であっ
て、タ−ゲット(カソード電極)1の背面に配設され、
タ−ゲット1の表面へ磁場を発生させるマグネット4を
備えている。タ−ゲット1と対向するように、LCD基
板3をアノ−ド電極2上に移載し、それら一式を真空容
器であるスパッタチャンバ−9に収納している。スパッ
タチャンバ−9には、その内部の残留ガス分子を排気
し、真空雰囲気を作り出すための真空排気ポンプ及び真
空配管(いずれも図示せず)からなる真空排気系7が接
続されている。
【0010】前記スパッタチャンバ−9の側部には、L
CD基板3の搬送用の予備チャンバ−11を併設してい
る。この予備チャンバー11には、LCD基板3を高真
空雰囲気に保持するスパッタチャンバ−9へ真空雰囲気
中で精度良く移動させるためのもので、LCD基板3を
収納したまま真空排気と真空破壊を高速に行うための真
空排気系13を設け、スパッタチャンバ−9間のLCD
基板3の搬送時は互いに真空雰囲気中で行う。また、真
空雰囲気中で動作可能な搬送機構14を備え、スパッタ
チャンバ−9内を常に高真空雰囲気に維持しながら成膜
処理及びLCD基板3の搬送を行うようになっている
(図4参照)。
【0011】図2および図3において、前記マグネット
機構32は、タ−ゲット1の裏面に配設されたマグネッ
ト4に回転力を伝達するカソードモータ35を接続した
マグネット回転機構42を有している。さらにこのマグ
ネット4をターゲット1に対して上下方向へ調節可能な
距離制御機構36と、これら全体をターゲット1に対し
て水平方向へ揺動させるマグネット揺動機構33とで構
成される。マグネット4はスパッタチャンバー9のプラ
ズマ放電を高密度に持続するために配設されており、常
に一定の磁力を発生させている。
【0012】距離制御機構36でタ−ゲット1とマグネ
ット4間の距離TMを調節することにより、ターゲット
1の表面、すなわちプラズマ放電空間に作用する磁力を
制御している。この機構はマグネット4を取り付けてい
るブラケット37に送りネジ45を連結し雌ねじを持っ
たプーリ41に駆動用モータ40の回転力を伝達するこ
とにより距離TMを調整するようになっている。また、
距離制御機構36に付加する制御手段として揺動機構4
7を設けて、マグネット4に回転を伝達しターゲット1
に対し傾きを作ることで、より細かく磁場の制御を行い
プラズマ放電を均一にすることが可能である。その手段
として、マグネット4の揺動方向と平行に回転軸42を
設け、調整用モータ35により回転軸42aを回転中心
として揺動させるようになっている。
【0013】これら距離制御機構36及びマグネット揺
動機構47を制御するための制御装置(図3参照)16
を外部に設置し、スパッタチャンバ−9内のプラズマ強
度をプラズマモニタ15にて検知し、プラズマ強度の測
定デ−タを電流値に変換して制御装置16へ伝達し、そ
の信号を制御装置16から距離制御機構36及びマグネ
ット回転機構42へ送信するようになっている。さら
に、各機構に位置検出センサ43を設けることにより、
マグネット4の停止位置の確認を行っている。マグネッ
ト機構32全体をタ−ゲット1全面に駆動させるために
マグネット機構32の外部に前記マグネット揺動機構3
3を設け、外部の揺動モ−タ44にて揺動制御するよう
になっている。
【0014】次に、上記スパッタ装置の一連の動作手順
について説明する。図1において、高真空雰囲気に保た
れたスパッタチャンバー9へLCD基板3を移動させる
前に、大気圧雰囲気に開放した予備チャンバー11内へ
LCD基板3を移載する。この移載手段は作業者による
手作業またはそれを行う専用の搬送機構を用いても可能
である。予備チャンバー11を封止し、真空排気系13
により予備チャンバー11内を真空排気する。所定の真
空雰囲気まで排気完了したところでスパッタチャンバー
9との隔離を保っていたゲートバルブ10を開動作さ
せ、スパッタチャンバー9と予備チャンバー11を見か
け上一つの空間とする。
【0015】LCD基板3は搬送機構14により予備チ
ャンバー11からスパッタチャンバー9へ搬送される。
スパッタチャンバー9の所定の位置へLCD基板3がセ
ットされたところでゲートバルブ10を閉動作させスパ
ッタチャンバー9と予備チャンバー11を隔離し、成膜
処理の事前準備を完了する。図1および図3において、
高真空雰囲気のスパッタチャンバー9へ不活性アルゴン
等の材料ガス8を所定量導入する。材料ガス8をスパッ
タチャンバー9内に導入すると同時に真空排気系7でス
パッタチャンバー9内を真空排気することにより、所定
の圧力雰囲気を作り出す。
【0016】一般に圧力を制御する手段としては、真空
排気系7が持つ一定の排気量に対して導入する材料ガス
8の流量を可変させる方法、または導入する材料ガス8
の流量を一定とし真空排気系7の排気量を可変させる方
法がある。後者はスパッタチャンバー9と真空ポンプと
を接続する真空配管の途中に設けたコンダクタンスを可
変させることにより調節でき、スパッタチャンバー9内
圧力の検出手段とコンダクタンス可変機構とを外付けの
フィードバック制御回路で結ぶことにより、予め欲しい
圧力雰囲気を設定しておくことで常に安定した圧力雰囲
気を得ることが可能である。
【0017】スパッタチャンバー9内が所定の圧力雰囲
気下に調圧された後、カソード電極1へDC電源6より
直流高電圧を印加しアノード電極2とカソード電極1間
にプラズマ放電を発生させる。所定時間成膜された後D
C電源6の給電及び材料ガス8の供給を停止し、再び高
真空雰囲気になるまで真空排気する。これでこのときの
LCD基板3は成膜処理済みとして先の搬送手順の逆の
手順にて搬送排出される。
【0018】プラズマ放電は、DC電源6の印加時にカ
ソード電極1から放出された自由電子をマグネット4の
磁場により捕捉し、捕捉された自由電子は磁力線の影響
である範囲に閉じこめられる。電子は一定圧力雰囲気下
でその軌道中に存在するガス分子を電離し、電離された
ガスイオンはDC電源6により発生した強電界の作用に
よりターゲット1面へ垂直方向に加速衝突しスパッタリ
ングを行う。
【0019】そのスパッタリングにより物理的にはじき
飛ばされたターゲット1片は対向するアノード電極2に
セットされたLCD基板3上に堆積し成膜を形成する。
一方、ガス分子が電離した時に解放された電子の一部
は、前述と同じく磁場に捕捉され、同様の経過を経てガ
ス分子の電離を行い、結果的にスパッタチャンバー9内
のプラズマ放電を持続させる。
【0020】プラズマ放電を持続している間も一定圧力
雰囲気下に調圧されたスパッタチャンバー9には、材料
ガス8の導入、真空排気系7により残留ガスの排気は継
続されているのでプラズマ放電に必要なスパッタチャン
バー9内のガス分子及び電子はなくなることはない。
【0021】本発明は、成膜処理の一連のプロセスでプ
ラズマ放電中にマグネット4の位置制御を行うものであ
る。ターゲット1全面に均一にエロージョンを進行させ
るにはターゲット1全面に対して均一にプラズマを分布
させることが必要になる。図3において、プラズマ放電
空間をモニタリングしているプラズマモニタ15は、ス
パッタチャンバー9外から透明窓34を介してプラズマ
放電空間内にごく細いレーザー光線などの高出力低波長
の検出光を発光し、プラズマ空間内を透過した検出光を
受けてその減衰量を算出することにより、放電空間内の
プラズマ強度を測定する。
【0022】プラズマ強度の大きさに応じて検出光の拡
散する量が変化するため、透過する検出光の減衰をプラ
ズマ強度に置き換えて検出することができる。ごく細く
照射する検出光は強い指向性を持ち投光側並びに受光側
一対とすることにより一つの検出機構となる。プラズマ
放電空間をモニタリングしているプラズマモニタ15の
測定データに応じて外付けの制御装置16によりカソー
ド32の距離TM及びマグネット4の傾きを回転により
調節する。
【0023】プラズマモニタ15は、スパッタチャンバ
ー9の両サイドに各1組設置しておきカソード32が支
配するプラズマ放電空間内の両端部を測定し、制御装置
16でその差を解析しカソード32の距離TMおよびマ
グネット4の傾き両方について位置のフィードバック制
御を行う。放電中のスパッタチャンバ9内でプラズマモ
ニタ15のデータ結果でマグネット4のA側周辺のプラ
ズマ強度がB側に比べて小さい時は、その信号を受け取
った制御装置16からマグネット4のA側をターゲット
1に近づけるよう命令信号を出力して傾き調整を行う。
【0024】その命令信号に応じてカソードモータ35
が回転しマグネット4へ伝達する。その回転力は予めマ
グネット4が接続されているプーリー41を回転させ、
結果的にマグネット4のA側をターゲット1へ近付け
る。同時にマグネット4のB側はターゲット1から離れ
る方向に回転しプラズマモニタ15が測定するA側及び
B側のプラズマ強度が近似するまで回転させる。
【0025】カソード32が支配する放電空間を均一に
制御することにより、図5に示すように、ターゲット1
のエロージョン38が面内で均一に安定して進行する。
この均一なエロージョン38を確保しながら距離TMの
プラズマ強度すなわちエロージョン進行速度を制御し、
また、マグネット揺動機構33で均一なエロージョン3
8領域を拡げることができる。
【0026】この一連の制御によって、スパッタチャン
バ9内がプラズマ放電中常にプラズマモニタ15で測定
しそのデータを基にフィードバックを掛けることで均一
にエロージョン38を進行させることができる。主に金
属膜を形成するスパッタ装置のターゲット種によって
は、大型のターゲット精製が難しいもの及び大型化する
ことでより高価になるものもある。大型化精製を困難に
している要因の一つにターゲット材の応力が影響し反り
が発生することにある。更に、ターゲット材をボンディ
ングするターゲット裏板は、約10万分の1パスカル
(Pa)程度の高真空雰囲気に保つチャンバー内と約1
0万パスカル(Pa)程度の大気圧との大きな圧力差を
生じる界面を封止することも担っている。
【0027】裏板の強度的な信頼性及び反りの影響を考
慮すると必ずしも大型ターゲットや1枚物ターゲットを
用いる必要はない。そこで、ターゲット精製上又は価格
的な観点、裏板強度等によりターゲット小片を並べて1
枚物に見立てた分割型ターゲットを用いる場合も多い。
このような分割型ターゲットを用いるスパッタ装置につ
いても、本発明のマグネット回転方式によるエロージョ
ン制御はそのまま適用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、ターゲットとマグネット間距離を自動的に制御する
ことにより、局部的な過度スパッタリングを均一化した
エロージョンが得られ、ターゲット材料の製品への利用
率の向上、延命効果、およびターゲット交換頻度の低減
が可能となる。具体的には、ターゲット材料の製品への
利用率(ターゲット総重量比)が約50%(従来は約3
0%)となり、従来に比して20%程度の向上が見込め
る。また、ターゲットの交換サイクルを約35%の延命
効果が得られると同時に、ターゲット交換頻度が低減で
きることからターゲット交換時に生じる設備生産停止時
間が低減され、生産性が向上する。
【0029】さらにまた、ターゲット1枚当たりの利用
率の延命が図れることから長期的に見ると使用するター
ゲット枚数を抑えることができる。この為ターゲットコ
ストの低減効果が得られる。上述した効果が得られる理
由として、ターゲット面内で局部的に過度スパッタリン
グを防止し、均一化したエロージョンを得ることがで
き、また、マグネットを広範囲に動作させることにより
ターゲットを広域にスパッタリング可能となり利用効率
が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスパッタ装置の実施の形態を示す模
式的構成図である。
【図2】 マグネット機構の詳細図である。
【図3】 図2の右側面図である。
【図4】 図1の平面概略図である。
【図5】 本発明のエロージョンの状態を示す図であ
る。
【図6】 従来のエロージョンの状態を示す図である。
【符号の説明】
1 タ−ゲット(カソード電極) 3 LCD基板 2 アノード電極 4 マグネット 8 材料ガス 15 プラズマモニタ 16 制御装置 32 マグネット機構 33 マグネット揺動機構 35 モータ 36 距離制御機構 40 モータ 42 マグネット回転機構 44 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/285 H01L 21/285 S (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 14/00 - 14/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネトロンカソードのタ−ゲットと、L
    CD基板が載置されるアノード電極と、前記タ−ゲット
    の裏面に配置されたマグネットとを有するスパッタ装置
    において、 前記タ−ゲットとアノード電極間のプラズマ空間のプラ
    ズマ密度をプラズマモニタでモニタリングし、該プラズ
    マモニタの測定データに基づいて制御装置によりマグネ
    ット位置調整手段を駆動し、マグネットにより発生され
    る磁場の強さをターゲット消耗の度合いに応じてターゲ
    ットとマグネット間距離を調整し、均一な膜を再現する
    ようにし、 前記マグネット位置調整手段は、前記マグネットをター
    ゲットに対して上下方向へ調節可能な距離制御機構と、
    前記マグネットをターゲットに対して傾きを作るマグネ
    ット揺動機構と、マグネット揺動機構と前記距離制御機
    構を含むマグネット機構全体を水平移動させる水平移動
    機構と、からなり、各々の機構は前記制御装置により制
    御されるモータにより駆動されるようになっていること
    を特徴とするスパッタ装置。
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