JP3343547B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

Info

Publication number
JP3343547B2
JP3343547B2 JP2000213973A JP2000213973A JP3343547B2 JP 3343547 B2 JP3343547 B2 JP 3343547B2 JP 2000213973 A JP2000213973 A JP 2000213973A JP 2000213973 A JP2000213973 A JP 2000213973A JP 3343547 B2 JP3343547 B2 JP 3343547B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
flexible printed
printed wiring
magnetic disk
backing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000213973A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001043661A (ja
Inventor
愛彦 木下
博 西田
龍哉 石垣
厚 伊藤
源博 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000213973A priority Critical patent/JP3343547B2/ja
Publication of JP2001043661A publication Critical patent/JP2001043661A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3343547B2 publication Critical patent/JP3343547B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ディスク装置に
り、さらに詳しくは、改良されたフレキシブル印刷配
線板構造をもつ磁気ディスク装置に関する
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置においては装置全体の
小形化、記憶容量の増大化が進められている。小形化に
ついては、えば特開昭62−283465号公報に記
載されている技術がある。これにおいて、フレキシブル
印刷配線板は磁気ヘッドを支持するヘッドアームに取り
付けられ、プリアンプはこのヘッドアームにある凹所に
収納されるようにフレキシブル印刷配線板上に配置され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うのものでは、記憶容量を増大しようとすると、磁気ヘ
ッドの位置決め制御およびプリアンプの実装が困難にな
るという課題が生ずる。記憶容量の増大は一般に磁気デ
ィスクの数を増やすことによって達成できるが、磁気デ
ィスクの数が増えると磁気ヘッドの数、磁気ヘッドから
読み取られた信号を増幅するプリアンプの数も増加す
る。に、従来のLSI化されたプリアンプは、信号処
理をすることができる磁気ヘッド数が、たとえば六個分
という具合に制限されているため、磁気ディスクおよび
磁気ヘッドの数が増えると、プリアンプの数もそれにつ
れて増やさねばならない。
【0004】前述の特開昭62−283465号公報の
技術では、プリアンプがヘッドアームに搭載されている
ため、プリアンプの数が増大すると、ヘッドアームの慣
性モーメントが大きくなり、磁気ヘッドの位置決め精度
が悪化する。そして、磁気ディスクサイズをたとえば5
インチから3.5インチにして装置全体の小型化をおこ
なおうとすると、ヘッドアームもそれにつれて小型にな
るため、複数のプリアンプをヘッドアームに実装するこ
とが極めて困難になる。
【0005】本発明の目的は、装置の小形化および記憶
容量の増大を実現することができる磁気ディスク装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のディスク装置は、データを記録するための
磁気ディスクと、磁気ディスクへのデータの記録および
磁気ディスクからのデータの再生を行う磁気ヘッドと、
磁気ヘッドを支持しかつ移動する手段と、該移動する手
段と共に磁気ヘッドを移動する駆動手段と、磁気ヘッド
からの信号を増幅するプリアンプを含む電子デバイスを
搭載するフレキシブル印刷配線板と、これらを収容する
ハウジングとを具備し、前記フレキシブル印刷配線板
が、積層するバッキングを有し、当該バッキングにより
折り曲げられて対面する面が平行に、又は、対面する面
によって形成される内含角が鋭角を形成するよう実装し
たことを特徴とする。
【0007】
【作用】フレキシブル印刷配線板の折り曲げは、たとえ
ば、フレキシブル配線板をふたつに折り曲げ、あるい
は、ジグザグ状に三つ以上に折り曲げて、対面する面が
平行にあるいはこれらの面によって形成される内含角が
鋭角を形成するようにさせることによってされる。ハ
ウジングへの組み込みは、磁気ディスク、磁気ヘッド、
磁気ヘッドを支持しかつ移動させる手段、駆動手段など
を組み込みんだに、ハウジングにおける残された空間
の形態に応じて、このようにして折り曲げられたフレキ
シブル配線板を垂直にあるいは水平に配置しかつハウジ
ングに固定することにより、本発明はヘッドアームに電
子デバイスを搭載することなしに、ハウジング内部にあ
る残存スペースを利用して、フレキシブル印刷配線板の
組み込みを行うことができる。
【0008】
【実施例】本発明の磁気ディスク装置の実施例は、以下
に、添付図面と共に説明する。
【0009】図1乃至図13は本発明の磁気ディスク装
置の第一の実施例を示している。この磁気ディスク装
置、図1および図3に示すように、データを記録する複
数の磁気ディスク10、磁気ディスクを回転させるスピ
ンドルモータ11、データのリード/ライトをう磁気
ヘッド12、磁気ヘッドを支持するヘッドアーム13、
ヘッドアームを揺動させるアクチュエータ14、磁気ヘ
ッドからの微弱信号を増幅するプリアンプを搭載、制
御回路基板15に信号を伝送するためのフレキシブル印
刷配線板16、これらの構成要素が搭載されたベース1
7およびこれらの構成要素を塵埃およびノイズから
カバー18からなるハウジングを具備している。この
気ディスク装置において、フレキシブル印刷配線板16
は、電子デバイスをヘッドアーム13に取り付けられて
いないばかりか、折り畳んだ状態でヘッドアーム13の
側面に位置してハウジング内部に組み込まれている。
下、本発明の一実施形態を図面を参照して詳しく説明す
る。
【0010】図4はフレキシブル印刷配線板16を平面
に展開した状態を示している。フレキシブル印刷配線板
16は、プリアンプに関連する数のデバイス領域および
コネクタ群の数に関連するコネクタ領域を具備してい
る。デバイス領域は、三つのデバイス領域21、22、
23をち、ひとつのプリアンプとこれに関連する他の
子デバイスとが搭載されている。これらのデバイス領域
はフレキシブル印刷配線板の同一面上に一列に配置され
ている。また、コネクタ領域は二つあり、ひとつのコネ
クタ領域24はデバイス領域22の側縁に、もうひとつ
のコネクタ領域25はデバイス領域21におけるデバイ
ス領域22につながっていない側縁にそれぞれ配置され
ている。さらにデバイス領域23の側縁およびコネクタ
領域25の上縁にはそれぞれグランド部分26、27が
形成されている。そして、デバイス領域22、デバイス
領域23およびグランド部分26には、このフレキシブ
ル印刷配線板をベース17に固定するための取付孔28
a〜28cが設けられている。コネクタ領域24におけ
るデバイス領域に接触している部分およびグランド部分
27には、後述するように、このフレキシブル印刷配線
板を折り畳んだときに、これらの部分をヘッドアーム1
3に固定するための孔29a〜29cが設けられてい
る。
【0011】また、デバイス領域21、22、23およ
びコネクタ領域26の裏側には、バッキングが配置され
ている。バッキング31はデバイス領域21の裏側に配
置され、バッキング32はバッキング31との間に間隙
を形成してデバイス領域22の裏側に配置され、バッキ
ング33はバッキング32との間に間隙を形成してデバ
イス領域23の裏側に配置され、そして、バッキング3
4はバッキング32との間に間隙を形成してコネクタ領
域24の裏側にそれぞれ配置されている。
【0012】バッキング31〜34は、図5〜図11に
示すように、それぞれが関連しているデバイス領域およ
びコネクタ領域の平面形状と同様なそれをつ、金属薄
板から成り、たとえば接着することによってフレキシブ
ル印刷配線板16に積層される。これらのバッキングの
うち、バッキング32にはデバイス領域32にある孔2
8aに対応して孔38aを、バッキング33にはデバイ
ス領域23にある孔28bに対応して孔38bを、バッ
キング34にはコネクタ領域24にある孔29a、29
bに対応して孔39a、39bをそれぞれ設けている。
また、バッキング31は図5および図6に示すようにデ
バイス領域21に接触している面から直角に折れ曲る部
分35を側縁に、バッキング32も図7および図8に示
すようにデバイス領域22に接触している面から直角に
折れ曲る部分36を側縁にそれぞれ具備ている。これ
らの折り曲げ部分には、後述するように、このフレキシ
ブル印刷配線板16をハウジング内部に組み付けるとき
に、フレキシブル印刷配線板にある固定孔と一緒に、フ
レキシブル印刷配線板をベース17に固定する取付ねじ
を貫通させる孔およびベース上の位置決めピンがはまる
孔を設けている。
【0013】図4において、プリアンプ41、42、4
3は、これらの電子デバイスに関連する他の電子デバイ
スと共に、デバイス領域21、22、23にそれぞれ実
装されている。後者の電子デバイスは図面において四角
形で示されている。コネクタ44、45がコネクタ領域
24、25に設けられている。なお、図示されていない
が、フレキシブル印刷配線板16の表面には、信号がコ
ネクタ44からプリアンプの各々をとおりコネクタ45
およびグラウンド部分26、27にれるように配線を
施されている。
【0014】このフレキシブル印刷配線板16は、図4
において、デバイス領域21とデバイス領域22とが対
面するように、これらの領域がバッキング31とバッキ
ング32とのの部分にて谷折りされ、バッキング32
とバッキング33とが対面するように、これらのあいだ
部分がデバイス領域22とデバイス領域23と一緒に山
折りされ、断面がほぼ横に寝ているS字形の形態となる
ように折り曲げられる。さらに、フレキシブル印刷配線
板は、コネクタ領域24がバッキング32とバッキング
34とのあいだにて谷折りされると共に、コネクタ領域
24がバッキング31に対面するように、コネクタ領域
24およびバッキング34をデバイス領域21およびバ
ッキング31の外側に配置し、そして、コネクタ領域2
5がデバイス領域21とのあいだの部分を谷折りされ、
S字形に折り曲げられたデバイス領域の下側を通って
端部がデバイス領域23の外側に水平に引き出される。
さらに、フレキシブル印刷配線板16は、グランド部分
26が山折りされ、デバイス領域22とデバイス領域2
3とのあいだに配置され、孔28a、28bにしたボ
ルト51によって、これらのデバイス領域と一緒に締結
される。折り曲げられた状態において、プリアンプ4
1、42は上面がたがいに対面し、プリアンプ42、4
3のそれがいに反対方向を向いている。図12は曲げ
わったフレキシブル印刷配線板16を示し、図13は
図12に示されたフレキシブル印刷配線板16を左右反
転した状態を示している。
【0015】このようにして折り曲げられたフレキシブ
ル印刷配線板16は、図1、図2および図13に示すよ
うに、デバイス領域21、22、23が磁気ディスク1
0における記録面とほぼ垂直になるようにハウジング内
部に配置され、コネクタ領域24がヘッドアーム13の
側面に対面するように配置されつこれに固定されると
共に、コネクタ群44のコネクタの各々が関連する磁気
ヘッド12の各々からのびるワイヤに接続される。ハウ
ジングへの固定は、図1に示すように、コネクタ領域2
4の孔29aとバッキング34の孔39aとを貫通させ
てヘッドアーム13にボルト52を、コネクタ領域24
の孔29bとバッキング34の孔39bを貫通させてヘ
ッドアーム13にボルト53をそれぞれねじ込むことに
よってされる。このときに、グランド部分27は孔2
9cが孔29bに一致しつヘッドアーム13を覆うよ
うに折り曲げられ、ボルト53によってヘッドアーム1
3に固定される。
【0016】一方、デバイス領域21の裏面にあるバッ
キング31の折り曲げ部分26はベース上の位置決めピ
ン54、55にはめ込まれ、ボルト56によってベース
17に固定される。また、デバイス領域22の裏面にあ
るバッキング32の折り曲げ部分27はベース上の位置
決めピン57にはめ込まれかつボルト58によってベー
ス17に固定される。このように、バッキング31、3
2をベース17に固定することによって、フレキシブル
印刷配線板を折り曲げ状態を維持させている。そして、
コネクタ領域24の自由端は、デバイス領域23の外側
に引き出され、コネクタ群45がベース17にベース1
7の下面に配置されている制御回路基板16にあるコネ
クタ群に接続される。
【0017】本実施例による磁気ディスク装置は、この
ように、プリアンプ41〜43などの電子デバイスをフ
レキシブル印刷配線板16の片面に実装を行うため、多
数の電子デバイスを自動化された実装機械によって組み
立てることができる。さらに、フレキシブル印刷配線板
16は、折り畳まれた状態でもってベース17に固定さ
れているので、多数の電子デバイスを実装しても、ハウ
ジング内における占有空間を小さくすることができ、装
置全体をコンパクトに構成することができる。更にヘッ
ドアーム13にはプリアンプを搭載しないため、ヘッド
アーム13の慣性モーメントを小さくでき、磁気ヘッド
12の位置決め精度を向上することができる。
【0018】図14は本発明のディスク装置の第二の実
施例を示している。この実施例は図1乃至図13に関連
して説明した前述の実施例にしてフレキシブル印刷配
線板の形状および固定方法のみが異なっている。
【0019】フレキシブル印刷配線板116は、二つの
デバイス領域121、122とコネクタ領域124、1
25をつもの、えば、平面に展開したときに、ほ
ぼ、図13に示されているフレキシブル印刷配線板16
におけるデバイス領域23およびバッキング33をもっ
ていない形態を具備ている。図14において、図1な
いし図13に関連して説明した実施例におけるフレキシ
ブル印刷配線板16の各部分に関連する部分は、参照符
号の下二桁が同じ数字からなる三桁数字で示されてい
る。
【0020】デバイス領域121、122はフレキシブ
ル印刷配線板16の同一面に一列に配置されている。コ
ネクタ領域124は、磁気ヘッドに接続するコネクタを
実装、デバイス領域122の側縁に配置ている。コ
ネクタ領域125は、ベース117の下面にある制御回
路基板に接続されるコネクタ145を実装、デバイス
領域121におけるデバイス領域122につながる縁部
に対面する縁部に配置ている。各々のデバイス領域に
はプリアンプ141、142およびこれに関連する電子
デバイスが実装されかつ必要とする配線がなされてい
る。これらのデバイス領域の裏面にはバッキング13
1、132がそれぞれ配置されかつ積層されている。
【0021】フレキシブル印刷配線板116の折り曲げ
は、図13を参照しながら説明すると、プリアンプ14
1、142がいに対面するように、デバイス領域12
1とデバイス領域122とのを谷折りし、コネクタ領
域124とデバイス領域122との間を谷折りして、す
でに折り曲げられたデバイス領域121の外側を通し
コネクタ領域124をデバイス領域121の外側に位置
させると共に、コネクタ領域125とデバイス領域12
1とのを谷折りして、すでに折り曲げられているデバ
イス領域121、122の下側を通し、コネクタ領域1
25をデバイス領域122の外側に向かうように曲げる
ことによってされている。
【0022】ハウジングにする組み付けは、デバイス
領域121とデバイス領域122との谷折り部分が上部
に位置し、しかも、デバイス領域121、122が磁気
ディスク10における記録面にしてほぼ直角になるよ
うに、ハウジングにおけるアヘッドアーム113とカバ
ー118とのにあるスペースに垂直に配置すると共
に、バッキング131、132にある折り曲げ部分をベ
ース117に固定し、コネクタ領域124にあるコネク
タを磁気ヘッドからのワイヤに接続し、コネクタ領域1
25をベース117の下面にある制御回路基板に接続す
ることによってされる。
【0023】図15乃至図21は本発明のディスク装置
の第三の実施例を示している。この磁気ディスク装置
は、図1乃至図13を参照して説明した磁気ディスク装
置と同様に、データを記録する複数の磁気ディスク、磁
気ディスクを回転させるスピンドルモータ、データのリ
ード/ライトをう磁気ヘッド、磁気ヘッドを支持する
ヘッドアーム、ヘッドアームを揺動させるアクチュエー
タ、磁気ヘッドからの微弱信号を増幅するプリアンプを
搭載、制御回路基板に信号を伝送するためのフレキシ
ブル印刷配線板、これらの構成要素が搭載されたベース
およびこれらの構成要素を塵埃およびノイズからるカ
バーからなるハウジングを具備している。これらのう
ち、図15には磁気ディスクが参照符号210、磁気ヘ
ッドが212、ヘッドアームが213、制御回路基板が
214、フレキシブル印刷配線板が216、ハウジング
を構成するベースおよびカバーが217および218に
よってそれぞれ示されている。
【0024】フレキシブル印刷配線板216は、図16
に示されているように、二つのデバイス領域221、2
22および二つのコネクタ領域224、225を具備
ている。デバイス領域の各々はひとつのプリアンプとこ
れに関連する他の電子デバイスとをもつ領域であり、フ
レキシブル印刷配線板216の同一面上に一列に配置さ
れている。コネクタ領域224はデバイス領域221、
222の配列方向と直角な方向にデバイス領域221か
びており、コネクタ領域225はデバイス領域22
1の外側にデバイス領域221、222と並んで配置さ
れている。デバイス領域221、222にはフレキシブ
ル印刷配線板216をハウジングに固定するためのねじ
を通す孔283、290が開口している
【0025】デバイス領域221、222の裏側にはそ
れぞれバッキング231、232が積層され、コネクタ
領域224の裏側にはバッキング233および234が
間隔をおいて配置されかつ積層されている。図18〜図
22に、これらのバッキングの形状を示す。バッキング
231にはデバイス領域221の孔281に対応する孔
283が、フレキシブル印刷配線板から突出する部分に
孔283bがそれぞれ設けられている。バッキング23
2には、デバイス領域222の孔290に対応する孔2
84が、フレキシブル印刷配線板から突出する部分に孔
282がそれぞれ設けられている。また、バッキング2
33は、図20および図21に示すように、コネクタ領
域に積層される面およびこの面から折り曲げられている
部分294をち、折り曲げ部分294にはフレキシブ
ル印刷配線板216をベース217に固定するためのね
じがる孔293を設けている。これらバッキング23
1、232、233、234は、フレキシブル印刷配線
板216を折り曲げたときにお互いに接触して干渉しな
いように、ある距離あるいは間隔をへだててフレキシブ
ル印刷配線板上に配置されていると共に、たとえば接着
によってフレキシブル配線板216に貼り付けられてい
る。なおバッキング自体は前述の実施例と同様に金属薄
板からっている。
【0026】フレキシブル印刷配線板216の折り曲げ
は、図16において、デバイス領域221とデバイス領
域221とが対面するように、これらのあいだをバッキ
ング231およびバッキング232と一緒に山折りし、
断面がほぼC字形態となるように曲げ、コネクタ領域2
24をバッキング233、234と共に谷折りし、バッ
キング233がデバイス領域221とデバイス領域22
2との間にほぼ垂直になるように配置し、コネクタ領域
224およびバッキング234をデバイス領域221、
222のあいだに形成される折り曲げ部分の背面に位置
するように山折りすることによって成される。図17は
折り曲げられたフレキシブル印刷配線板216を示して
いて、プリアンプ241、242の上面はたがいに対面
している。
【0027】折り曲げられたフレキシブル印刷配線板2
16は、図15に示すようにして、磁気ディスク装置に
実装される。フレキシブル印刷配線板216は、デバイ
ス領域221、222が磁気ディスク210の記録面に
して平行になるように折たたんだ状態で、ヘッドアー
ム213の側面のベース217に配置されると共に、バ
ッキング233の孔293を通してねじ258をベース
217にねじ込むことによって固定されている。そし
て、対面しているデバイス領域221と22との
は導電性のカラー290が配置され、ねじ254がフレ
キシブル印刷配線板におけるこれらのデバイス領域が形
成されている部分およびカラー290を貫通してベース
217にねじ込まれている。このカラー290は孔28
3、290に対応する位置に配置されている。なお、図
示されていないが、同様なカラーが孔281、282に
対応する位置にも設けられている。
【0028】磁気ディスク装置は高さが低い場合、たと
えば磁気ディスクが直径3.5インチ、装置の高さが1
インチ(25.4mm)の場合には、図1ないし図13
および図14に関連して説明した実施例のようにして、
デバイス領域を磁気ディスクに対して直角になるように
配置することはできないが、本実施例によれば、フレキ
シブル印刷配線板216折たたんだ状態で磁気ディス
クに平行に配置して実装することができる
【0029】以上述べた実施例では、デバイス領域の数
が二つの場合と三つの場合とについて説明しているが、
これらの実施例を基礎にして、デバイス領域の数を増大
させることができる。たとえば、四つのデバイス領域を
必要とするときには、図5において、新しいデバイス領
域をデバイス領域23に連続して形成し、デバイス領域
のすべてをM字形にあるいはジグザグ状に折り曲げるこ
とによって、占有空間を大きくさせることなしに、デバ
イス領域を増大することができる。また、デバイス領域
の各々には、ひとつのプリアンプとこれに関連する電子
デバイスのみを配置してあるが、この回路に加えて、磁
気ディスクに書き込む信号のリード/ライトの制御を行
なう回路や、スピンドルモータの回転制御をおこなう回
路をこのフレキシブル印刷配線板の上に実装し、制御回
路基板に搭載すべき回路も一緒に密閉されたハウジング
内部に実装させることもできる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、多数の電子デバイスを
もつフレキシブル印刷配線板であっても、ハウジング内
のスペースを有効に利用して、フレキシブル印刷配線板
の組み込みをおこなうことができるので、コンパクトか
つ記憶容量の大きな磁気ディスク装置を得ることができ
る。そして、磁気ヘッドを支持しかつ移動させる手段に
プリアンプを支持させることなしに、プリアンプなどの
電子デバイスの実装をおこなうことができるので、磁気
ヘッドを支持しかつ移動させる手段の慣性モーメントも
小さくなり、磁気ヘッドの位置決め精度も向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク装置の第一の実施例を示
す一部を破断された平面図である。
【図2】フレキシブル印刷配線板まわりを示す縦断面図
である。
【図3】全体構成を示す斜視図である。
【図4】フレキシブル印刷配線板の展開図である。
【図5】フレキシブル印刷配線板に積層されているバッ
キングの平面図である。
【図6】図5に示すバッキングの側面図である。
【図7】フレキシブル印刷配線板に積層されている他の
バッキングの平面図である。
【図8】図7に示すバッキングの側面図である。
【図9】フレキシブル印刷配線板に積層されている、さ
らに他のバッキングの平面図である。
【図10】フレキシブル印刷配線板に積層されている、
さらにまた他のバッキングの平面図である。
【図11】図10に示すバッキングの側面図である。
【図12】フレキシブル印刷配線板の折り曲げ状態を示
す説明図である。
【図13】フレキシブル印刷配線板の組み付け状態を示
す説明図である。
【図14】本発明の磁気ディスク装置の第二の実施例に
おけるフレキシブル印刷配線板まわりの縦断面図であ
る。
【図15】本発明の磁気ディスク装置の第三の実施例に
おけるフレキシブル印刷配線板まわりの断面図である。
【図16】図15に示す磁気ディスク装置に組み込まれ
ているフレキシブル印刷配線板の展開図である。
【図17】図16に示すフレキシブル印刷配線板の折り
曲げ状態を示す説明図である。
【図18】図16に示すフレキシブル印刷配線板に積層
されているバッキングの平面図である。
【図19】図16に示すフレキシブル印刷配線板に積層
されている他のバッキングの平面図である。
【図20】図16に示すフレキシブル印刷配線板に積層
されている、さらに他のバッキングの平面図である。
【図21】図20に示すバッキングの側面図である。
【図22】図16に示すフレキシブル印刷配線板に積層
されている、さらにまた他のバッキングの平面図であ
る。
【符号の説明】
10…磁気ディスク、12…磁気ヘッド、13…磁気ヘ
ッドを支持しかつ移動させる手段、14…駆動手段、
16116216…フレキシブル印刷配線板、1
18117118…ハウジング、21〜23
121122221222…デバイス領域、2
25124125224225…コネクタ
領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 厚 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社 日立製作所 小田原工場内 (72)発明者 中井 源博 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社 日立製作所 小田原工場内 (56)参考文献 特開 昭62−245514(JP,A) 特開 昭62−141623(JP,A) 実開 昭63−100870(JP,U) 実開 昭63−172168(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 25/04 G11B 5/60 G11B 21/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録するための磁気ディスク
    と、磁気ディスクへのデータの記録および磁気ディスク
    からのデータの再生を行う磁気ヘッドと、磁気ヘッドを
    支持しかつ移動する手段と、該移動する手段と共に磁気
    ヘッドを移動する駆動手段と、磁気ヘッドからの信号を
    増幅するプリアンプを含む電子デバイスを搭載するフレ
    キシブル印刷配線板と、これらを収容するハウジングと
    を備えた磁気ディスク装置において、前記 フレキシブル印刷配線板は、これに積層するバッキ
    ングを有し、当該バッキングにより折り曲げられて対面
    する面が平行に、又は、対面する面によって形成される
    内含角が鋭角を形成するよう実装したことを特徴として
    いる磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 搭載した電子デバイスが互いに対面する
    ように前記フレキシブル印刷配線板を折り曲げたことを
    特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記フレキシブル印刷配線板を折り曲げ
    ることによって形成された面を、磁気ディスクと直角に
    位置させたことを特徴とする請求項1記載の磁気ディス
    ク装置。
JP2000213973A 1990-09-19 2000-07-14 磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JP3343547B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000213973A JP3343547B2 (ja) 1990-09-19 2000-07-14 磁気ディスク装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-247263 1990-09-19
JP24726390 1990-09-19
JP2000213973A JP3343547B2 (ja) 1990-09-19 2000-07-14 磁気ディスク装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03200293A Division JP3119273B2 (ja) 1990-09-19 1991-08-09 磁気ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001043661A JP2001043661A (ja) 2001-02-16
JP3343547B2 true JP3343547B2 (ja) 2002-11-11

Family

ID=26538176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000213973A Expired - Lifetime JP3343547B2 (ja) 1990-09-19 2000-07-14 磁気ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3343547B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100654810B1 (ko) 2005-10-25 2006-12-08 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브
JP4903549B2 (ja) * 2006-12-22 2012-03-28 三星電子株式会社 ハードディスクドライブおよびフレキシブル・ケーブル・アセンブリ
JP2010192060A (ja) 2009-02-20 2010-09-02 Cis Electronica Industria & Comercio Ltda センサモジュールおよびセンサモジュールの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001043661A (ja) 2001-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3199977B2 (ja) ディスク装置
US5276572A (en) Magnetic disk apparatus
KR100374900B1 (ko) 표준보다 작은 디스크를 가지는 고 성능 표준 구조의디스크 드라이브
US6166888A (en) Low noise flexible printed circuit cable for a disk drive carriage unit
US5739995A (en) Detachable magnetic disk apparatus
US5103359A (en) Connector apparatus for electrically coupling a transducer to the electronics of a magnetic recording system
EP0649140B1 (en) Electrical interconnect for a head/arm assembly of computer disk drives
EP0248650B1 (en) Magnetic disc device
EP0439306B1 (en) Signal line
US6678112B1 (en) Disk drive device
JP6786542B2 (ja) ディスク装置
US5396384A (en) Hard disk drive architecture
JPH0424552Y2 (ja)
JP3413051B2 (ja) 磁気ディスク装置
US6219202B1 (en) Slider suspension assembly and method for attaching a slider to a suspension in a data-recording disk file including a flexible integrated cable having an aperture therein for permitting electrical contact
US20210076506A1 (en) Connecting device and disk device
JP3343547B2 (ja) 磁気ディスク装置
JPH07176181A (ja) ディスク駆動装置、およびその組立方法
JP3119273B2 (ja) 磁気ディスク装置
US4924337A (en) Disk drive servo shield
JP2850603B2 (ja) 磁気記録再生装置
US6351343B1 (en) Arrangement structure of the printed circuit board and the interface cable connector of a magnetic disk drive
JP3127935B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JP4903549B2 (ja) ハードディスクドライブおよびフレキシブル・ケーブル・アセンブリ
JP3150406B2 (ja) 磁気ディスク装置、及びこれを備えたパーソナルコンピュータ

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

EXPY Cancellation because of completion of term