JP3343190B2 - 耐環境性カメラハウジング - Google Patents

耐環境性カメラハウジング

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JP3343190B2
JP3343190B2 JP15292496A JP15292496A JP3343190B2 JP 3343190 B2 JP3343190 B2 JP 3343190B2 JP 15292496 A JP15292496 A JP 15292496A JP 15292496 A JP15292496 A JP 15292496A JP 3343190 B2 JP3343190 B2 JP 3343190B2
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camera housing
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久和 加藤
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Nippon Avionics Co Ltd
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火山活動の監視
や、ごみ焼却場のごみの燃焼状態の監視などの特殊用途
の為に設置される、通常の撮像装置や赤外線撮像装置な
どのカメラヘッドを内部に収納して周囲環境の影響から
撮像装置を保護するハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、火山灰の降り注ぐ場所での火山活
動や、ごみ等の焼却場におけるごみ集積場等のように粉
塵の多い場所に監視用として通常の撮像装置や赤外線熱
画像装置等のカメラヘッドが設置されているが、多量の
塵埃がスムーズな監視活動の妨げとなっている。特に監
視対象の映像が入射する窓部材に付着する塵埃は、監視
装置の監視能力に直接影響し、監視活動の課題となって
いる。
【0003】そこで、窓部材に付着した塵埃を除去する
目的で、ワイパーを設けたものがある。ワイパーは基本
的に窓部材に付着した塵埃に対する対抗手段なので、徐
々に増える付着塵埃量に対して監視作業に大きな影響が
出る前にワイパーを稼働し除去作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ワイパーによる除去作
業とは即ち窓に塵埃が付着するのを防ぐのではなく、付
着した塵埃を払うので、抜本的な解決にはならず、また
塵埃の成分によってはワイパーブレードに配慮しないと
窓部材表面を傷つける虞もある。
【0005】同様に、エアを窓部材に吹き付けること
で、塵埃を吹き飛ばす構成としたものもあるが、多量の
塵埃に対しては充分な作用とはいえず、塵埃が窓部材自
体に近寄らないようにする手段の実現が望まれていた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、塵埃が窓部材に付着するのを抜本的に阻止
し、スムーズな監視活動を行える耐環境性カメラハウジ
ングを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明は、特殊環境下における塵埃から撮像装置を保
護するハウジングであって、入射光を透過する窓部材を
有し略密閉状に形成され前記撮像装置を収納するハウジ
ング本体と、前記窓部材に吹き付けるエアの供給路を窓
部材周囲形状に合わせた筒型のフード内壁に沿ってスパ
イラル状に形成し、前記供給路には供給路に沿って多数
のエア排気孔が設けられ、エア供給量を前記窓部材近傍
ほど多くなるように構成したことを特徴とする耐環境性
カメラハウジングによって達成される。
【0008】 に記載のカメラハウジングにおい
て、前記エア排気孔の寸法を窓部材近傍になるに従って
拡径したことを特徴とする耐環境性カメラハウジングに
よって達成される。
【0009】 に記載のカメラハウジングにおい
て、前記エア供給路に沿って配置された前記エア排気孔
の間隔を窓部材近傍になるに従って狭めたことを特徴と
する耐環境性カメラハウジングによって達成される。
【0010】
【作用】本発明によれば、窓部材に近い位置ほど供給さ
れるエアが多くなるので、エア圧が高くなり、筒型のエ
ア供給路内に塵埃が入り込まないようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の1実施形態を示す
側断面図である。1はカメラハウジングであり特殊環境
下での監視作業のため、精密機械であるカメラ2を保護
する働きをするものである。カメラ2は監視対象に向け
て撮像レンズ2Aを配置してカメラハウジング1にマウ
ントされており、撮像レンズ2Aは窓部材3を介して監
視対象を撮像する。
【0012】窓部材3の外気側にはフード4が周設さ
れ、直接塵埃が窓部材3にかからないようにするととも
に、フード4の内壁にはスパイラル状にホース状のエア
供給路5が配設されている。エア供給路5の先端は閉塞
されてフード4の開口端部側に配置され、エア供給路5
の始端は本体側に配置されて、該始端はエア供給孔6と
して図示しないコンプレッサー等からエア供給を受け
る。
【0013】図2はエア供給孔7から給気されるエア8
の圧力の傾向を示すグラフである。本実施の形態ではエ
ア供給路5にそって一列にエア排気孔7が設けられ、エ
ア8を排気しフード4内のエア圧を図2のように保つた
めにエア排気孔7の径はフード4先端から窓部材3に近
づくに従って拡径してある。もちろんエア排気孔7の形
状はこれに限定されることなく、例えば、エア排気孔7
の間隔を狭める等図2のエア圧が実現できるように構成
してあればよい。また図2のエア圧は実施にあたっての
厳密な数値の開示ではなく、エア圧の傾向としての開示
として掲載した。
【0014】エア8はまず図示しないコンプレッサー等
のエア供給装置からエア供給孔6を介してフード4内壁
のエア供給路5全体に行き渡る。当然エア排気孔7から
フード4内に排気されるわけだが、理論上エア供給路5
全体には同圧がかかるものとする。
【0015】次に窓部材3に近づくにつれエア圧を高め
る傾向とした理由について説明する。窓部材3側の圧力
が高ければ、エア8の流れは窓部材3側を上手として、
下手であるフード4先端側へ流れる。当然フード4内の
気圧は周囲より高いためフード4の前面開口からエア8
は放出され、塵埃のフード4内への侵入を阻止する。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、窓部材に
周設したフード内壁にスパイラル状に配管したエア供給
路沿いにエア排気孔を設け、該エア排気孔を窓部材に近
づくほど拡径したので、窓部材に近い位置ほどエア圧が
高まり、排出されたエアはフード前面開口から吹き出さ
れるのでフード内に塵埃が侵入せず、スムーズな監視作
業が行える。
【0017】また請求項2記載の発明によれば、窓部材
に近づくほどエア排気孔の間隔を狭めたので、窓部材に
近い位置ほどエア圧が高まり、排出されたエアはフード
前面開口から吹き出されるのでフード内に塵埃が侵入せ
ず、スムーズな監視作業が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の1実施の形態を示す側断面図で
ある。
【図2】図2は本発明に係る供給エアの圧力傾向を示す
グラフである。
【符号の説明】 1…カメラハウジング,2…カメラヘッド,3…窓部
材,4…フード,5…エア供給路,6…エア供給孔,7
…エア排気孔,8…エア

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特殊環境下における塵埃から撮像装置を
    保護するハウジングであって、 入射光を透過する窓部材を有し略密閉状に形成され前記
    撮像装置を収納するハウジング本体と、 前記窓部材に吹き付けるエアの供給路を窓部材周囲形状
    に合わせた筒型のフード内壁に沿ってスパイラル状に形
    成し、 前記供給路には供給路に沿って多数のエア供給孔が設け
    られ、エア供給量を前記窓部材近傍ほど多くなるように
    構成したことを特徴とする耐環境性カメラハウジング。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のカメラハウジングにおい
    て、前記エア供給孔の寸法を窓部材近傍になるに従って
    拡径したことを特徴とする耐環境性カメラハウジング。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のカメラハウジングにおい
    て、前記エア供給路に沿って配置された前記エア供給孔
    の間隔を窓部材近傍になるに従って狭めたことを特徴と
    する耐環境性カメラハウジング。
JP15292496A 1996-05-27 1996-05-27 耐環境性カメラハウジング Expired - Fee Related JP3343190B2 (ja)

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