JP3343145B2 - パチンコ遊技機における入賞球検出方法 - Google Patents
パチンコ遊技機における入賞球検出方法Info
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Description
入賞装置に入賞するセーフ球を検出する各検出スイッチ
と、前記各検出スイッチの検出信号を入力するスイッチ
検出部と、前記スイッチ検出部に入力された各検出スイ
ッチの検出状態を読み込んで記憶保持する検出信号記憶
手段とを備えたパチンコ遊技機における入賞球検出方法
に関する。
動する遊技球が入賞する各入賞口や入賞装置が配設さ
れ、これらの各入賞口や入賞装置は、パチンコ遊技機能
別にグループ分けされており、また、遊技盤裏面には、
各入賞口や入賞装置の配置箇所または遊技機能グループ
毎に、各入賞口や入賞装置へ入賞する遊技球、即ち、セ
ーフ球を検出する検出スイッチが各々配設されている。
々の検出スイッチの信号の有無によって遊技盤に配設さ
れた図柄表示装置や入賞装置及び表示LED等の駆動制
御を行っているが、遊技盤面を転動する遊技球が各入賞
口や入賞装置へ入賞するタイミングは、ランダムであ
り、遊技状態によっては、入賞するセーフ球の数が一個
所の入賞口に集中する。このような場合には、該入賞口
に配設された検出スイッチにセーフ球が集中し、該検出
スイッチによる検出信号の波形に乱れが生じやすく、検
出信号の正確な検出が困難であるばかりでなく、検出信
号の波形に乱れによって制御装置が誤動作や誤処理を行
ってしまう問題があった。
期毎に、例えば、2.5msec毎に、リセット信号発
生回路から与えられるリセット信号に応じて実行される
メインCPUルーチンの実行中、必ず1回実行する信号
入力処理サブルーチンにおいて、前々回の信号入力処理
サブルーチン実行時に入力した信号レベルデータと、前
回の信号入力処理サブルーチン実行時に入力した信号レ
ベルデータと、今回の信号入力処理サブルーチン実行時
に入力した信号レベルデータとの入力順が、「L」
「H」「H」、即ち、「入力なし」「入力あり」「入力
あり」となった場合にのみ、入力受付フラグをオンし、
メインCPUルーチンにてスイッチがオンしたと判断す
るように構成した信号入力装置が記載されている。
ベルデータとの入力順が、「入力なし」「入力あり」
「入力あり」となった場合にのみスイッチがオンしたと
判断するように構成したことにより、例えば、チャタリ
ングによりスイッチング信号が不安定となった場合で
も、チャタリングの影響を受けることなくスイッチのオ
ンオフを確実に検出することができ、また、入力不許可
フラグがオンである時には、入力受付フラグをオンする
ことを禁止したことにより、スイッチング信号に電 気ノ
イズが重畳した場合、誤検出とならないようにできるも
のである。
力処理サブルーチンの実行結果が、チャタリング或いは
静電気等によるスパイクノイズの影響により、「入力な
し」「入力あり」「入力あり」とならなかった場合、メ
インルーチンに復帰してしまうため、次回の信号入力処
理サブルーチンの実行まで、スイッチの判定が先送りさ
れ、その後の処理が遅れてしまうことが考えられる。ま
た、このものは、今回の信号入力処理サブルーチンの実
行中、スイッチング信号の読み込みは1回だけしか行っ
ていないため、今回のスイッチング信号の読み込みが、
特に、静電気等によるスパイクノイズの影響を受けて誤
検出したものであるか否かを判定することができないも
のと考えられる。
ンコ機の遊技盤に配設される各セーフ球検出スイッチの
検出信号の読込状態の読み込みミスを防止することがで
き、パチンコ機の制御装置の誤処理や誤動作を防止でき
るパチンコ遊技機における入賞球検出方法を提供するこ
とにある。
コ遊技機における入賞球検出方法は、遊技盤に配設され
た各入賞装置に入賞するセーフ球を検出する各検出スイ
ッチと、前記各検出スイッチの検出信号を入力するスイ
ッチ検出部と、前記スイッチ検出部に入力された各検出
スイッチの検出状態を読み込んで記憶保持する検出信号
記憶手段とを備えたパチンコ遊技機において、1回の検
出信号入力判定処理タスク内に、前記スイッチ検出部か
ら各検出スイッチの検出状態を前記検出信号記憶手段に
読み込む第1ステップと、前記第1ステップで前記検出
信号記憶手段に記憶保持した各検出スイッチの検出状態
と、前記スイッチ検出部の各検出スイッチの検出状態と
が一致しているか否かを判別する第2ステップとを備
え、前記第2ステップで、前記検出信号記憶手段に記憶
保持した各検出スイッチの検出状態と前記スイッチ検出
部の各検出スイッチの検出状態とが一致しない場合に
は、前記1回の検出信号入力判定処理タスク内で一致す
るまで前記第1ステップと第2ステップとを繰り返す一
方、前記第2ステップで、前記検出信号記憶手段に記憶
保持した各検出スイッチの検出状態と前記スイッチ検出
部の各検出スイッチの検出状態とが一致する場合には、
前記検出信号記憶手段に記憶保持した各検出スイッチの
検出状態を入力データとして、前記検出信号記憶手段と
は別の記憶手段に記憶された前回の検出信号入力判定処
理結果と比較することを特徴とする。
い、遊技盤に配設された各入賞装置に入賞するセーフ球
を検出する各検出スイッチの検出状態をスイッチ検出部
から検出信号段記憶手段に読み込み、第2ステップを行
い、検出信号記憶手段に記憶保持した各検出スイッチの
検出状態とスイッチ検出部の各スイッチの検出状態とが
一致しているか否かを判別し、検出信号記憶手段に記憶
保持した各検出スイッチの検出状態と前記スイッチ検出
部の各スイッチの検出状態とが一致しない場合には、一
致するまで第1ステップと第2ステップとを繰り返す一
方、検出信号記憶手段に記憶保持した各検出スイッチの
検出状態とスイッチ検出部の各スイッチの検出状態とが
一致する場合には、検出信号記憶手段に記憶保持した各
検出スイッチの検出状態を入力データとする。検出信号
記憶手段に記憶保持した各検出スイッチの検出状態とス
イッチ検出部の各スイッチの検出状態とが一致しない場
合、第1ステップと第2ステップとを繰り返し、スイッ
チ検出部の各スイッチの検出状態に一致するまで各検出
スイッチの検出状態をスイッチ検出部から検出信号段記
憶手段に繰り返し読み込むことで、読み込みミスを防止
する。この結果、スイッチの検出信号の読み込みミスに
起因したパチンコ機の制御装置の誤処理や誤動作を防止
する。
する。図1は、本発明の実施例におけるパチンコ機の遊
技盤面を示す正面図である。遊技盤10の略中央には、
図柄表示装置1が配備され、図柄表示装置1の中央には
3つの図柄表示体部、即ち、左図柄表示部7、中図柄表
示部8、右図柄表示部9が3角形の各頂点に対応する位
置に配設されている。また、図柄表示装置1には、頂部
に天入賞口11が設けられ、天入賞口11の下方には2
個の7セグメントよりなる表示LED12が内装され、
中図柄表示部8の両側に、2個ずつ表示LED13が設
けられている。
柄表示部7,8,9の図柄変動の始動口としての図柄作
動口14が配備され、図柄始動口14の奥方には、図柄
始動口14に入賞する遊技球を検出する図柄作動スイッ
チSW1が配備されている。
の電源投入時より回転駆動される円板状の回転体16を
内側に備えた第3種始動口15が配備されている。回転
体16は、円板状であって、その一側に切欠よりなる球
受26が形成され、遊技球が第3種始動口15に落入す
ると、回転体16の円板周面に載置される状態となり、
円板状の一側の球受26が回転して第3種始動口15に
一致すると、遊技球が球受26に落入し、回転体16の
回転と共に移動して、回転体16の裏側に設けられた入
賞口25に落入する。入賞口25の奥方には、入賞口2
5に落入した遊技球を検出する第3種始動口入賞検出ス
イッチSW2が配備されている。第3種始動口入賞検出
スイッチSW2は、後述する特別遊技状態となった場合
にのみ、入賞口25に落入した遊技球の第3種始動口1
5への入賞検出処理が行われ、特別遊技状態以外に入賞
口25に遊技球が入賞した場合には、普通入賞口として
機能する。
特定入賞口18を開口駆動する普通電動役物17が配設
され、普通電動役物17の直下には、普通電動役物17
に連通する連通入賞口27を上部に有する球停留装置2
1が配設されている。普通電動役物17は、図柄表示装
置1の左,中,右図柄表示部7,8,9の停止図柄が1
乃至8で同図柄、例えば、111,444となる場合に
開口駆動され、特定入賞口18に遊技球が入賞すると、
普通電動役物17の下方の図示せぬ孔より、遊技球が落
下し、該遊技球は、連通入賞口27を通過して球停留装
置21内に入る。
チンコ球を保持する球受片23がソレノイドによって出
没自在に設けられ、球受片23の下方に3つの入賞領域
が並列して設けられ、真中の入賞領域が特定領域22に
規定され、左右の入賞領域は、普通入賞口24,24に
規定されている。特定領域22の奥方には、特定領域2
2に落入した遊技球を検出する特定領域通過検出スイッ
チSW4が配備されている。
装置1の左,中,右図柄表示部7,8,9の停止図柄が
1乃至8で同図柄となった場合に、遊技盤前方方向に向
けて突出され、連通入賞口27より落下した遊技球を最
高3個まで停留し、所定時間後に奥方に向けて没入して
停留していた遊技球を下方に落下させる。落下した遊技
球が特定領域22に入賞する場合には、特定領域通過検
出スイッチSW4によって検出されて特別遊技状態とな
る。なお、球停留装置21の球受片23に3個遊技球が
停留している状態の時に、4個目の遊技球が連通入賞口
27をより落下した場合には、停留中の真中の3個目の
遊技球に衝突して左右に振り分けられ、球受片23下方
の普通入賞口24,24のいずれかに入賞する。
普通電動役物17が特定入賞口18を開口中に、新たに
図柄作動口14に遊技球が入賞した場合には、最高4個
まで入賞が記憶され、図柄表示装置1の図柄変動停止後
又は普通電動役物17が特定入賞口18を閉鎖した後、
再び図柄の変動が行われる。
よって大入賞口20を開放駆動する電動チューリップよ
りなる入賞装置19が配設され、入賞装置19の前面に
は、大入賞口20への遊技球の入賞個数を表示する大入
賞口入賞数表示LED41が配設されている。
球が入賞して入賞口25に落入すると、第3種始動口入
賞検出スイッチSW2によって検出されることにより入
賞装置19が作動され、大入賞口20が所定時間の間、
開放される。入賞装置19の奥方には、入賞装置19に
入賞した遊技球を検出する大入賞口入賞検出スイッチS
W3が配備されている。なお、大入賞口20の開放中に
遊技球が10個入賞した場合には、その時点で大入賞口
20が閉鎖される。また、特別遊技状態中に入賞口25
に遊技球が16個入賞した時点、または再度遊技球が特
定領域22に入賞した時点で、特別遊技状態は終了とな
り、通常の遊技状態に戻る。なお、特別遊技状態が終了
した時点で、大入賞口20が開放中である場合には、残
り時間分大入賞口20の開放が行われる。
いて説明したが、図柄表示装置1の表示LED12は、
特別遊技状態中に入賞口25に入賞した遊技球の入賞数
を表示する第3種始動口入賞数表示LEDとして機能
し、また、表示LED13は、図柄作動口14に遊技球
が入賞した場合に、最高4個まで記憶される入賞記憶数
を点灯表示する記憶数表示LED13として機能する。
45、左中入賞口46、左下入賞口47、右下入賞口4
8の各々は、普通入賞口であり、風車49、ランプ付風
車54、アウト球受口55、球誘導レール56、返しゴ
ム57の各要素については周知であるから説明を省略す
る。各符号50は表示灯A,51は表示灯B,52は表
示灯C,53は表示灯D,42は装飾LED,43はL
ED表示灯E,44はLED表示灯Fであり、各グルー
プ毎に遊技状態に応じて点灯点滅表示される。符号58
は、弾発した遊技球の逆流を防止する戻し球防止ホルダ
ーである。
ブロック図であって、パチンコ機の制御部は、各スイッ
チSW1乃至SW4の入力判定プログラムと、図柄表示
装置1の動作制御プログラムや普通電動役物17及び球
停留装置23の動作プログラムや入賞装置19の動作プ
ログラム及び表示図柄用のデータ等を格納したROM3
1とデータの一時記憶等に用いられるRAM32及びR
OM31の制御プログラムに従って各部を駆動制御する
CPU30によって構成されている。
賞検出スイッチSW2,大入賞口入賞検出スイッチSW
3,特定領域入賞検出スイッチSW4の各々は、スイッ
チ検出部33を介してCPU30に接続され、また、
左,中,右図柄表示部7,8,9の各々は、図柄表示部
34を介してCPU30により個別にまたは同時に駆動
制御されるようになっている。特定入賞口18を開口駆
動する普通電動役物開放ソレノイドSOL1は、ソレノ
イド駆動回路35を介してCPU30に接続され、球停
留装置21の球受片21を出没駆動する停留ソレノイド
SOL2はソレノイド駆動回路36を介しCPU30に
接続され、大入賞口20を開閉駆動する大入賞口開閉ソ
レノイドSOL3は、ソレノイド駆動回路37を介して
CPU30に接続され、CPU30により個別にまたは
同時に駆動制御されるようになっている。さらに、回転
体16を回転駆動する回転体駆動モータM1がモータ駆
動部38を介してCPU30に接続され、CPU30に
より個別にまたは同時に駆動制御されるようになってい
る。
ット回路39が接続され、CPU30は、クロック・リ
セット回路39よりのリセット信号によって、各スイッ
チSW1乃至SW4の入力判定処理と、図柄表示装置1
の動作処理及び普通電動役物17及び球停留装置23の
動作処理と、入賞装置19の動作処理の各処理を周期的
に行う。
A,B,C,Dや大入賞口入賞数表示LED41や第3
種始動口入賞数表示LED12及び記憶数表示LED1
3や装飾LED42やLED表示灯E,LED表示灯F
等の駆動制御手段をも兼ねるが、これら各部材の駆動制
御方式については周知であるから説明を省略する。
OM31に格納された制御プログラムの要部を示すフロ
ーチャートを参照して本実施例におけるパチンコ機の処
理動作を説明する。図7は、ROM31に格納された制
御プログラムの概略を示すフローチャートである。該プ
ログラムは、所定周期毎に、クロック・リセット回路3
9よりのリセット信号が入力されると、CPU30は、
該プログラムを最初に戻って実行する。なお、本実施例
では、クロック・リセット回路39のリセット信号の周
期を1.000msとしている。また、CPU30が実
行する処理をタスク1乃至タスク4の4つに分け、各処
理を1.000ms以内に終了し、次のリセット信号を
待つようにする。
投入直後か否かを判別し(ステップs1)、電源投入直
後と判定する場合には、ステップs2の初期化処理を実
行し(ステップs2)、ステップs3に移行する。電源
投入直後か否かの判定は、RAM32の特定アドレスに
特定値が記憶されているか否かによって判定する。ま
た、初期化処理において、以下の各処理に必要とされる
各レジスタや各フラグ類の初期値をセットし、RAM3
2の特定アドレスに特定値を記憶させる。
スク1乃至タスク4の各処理を順次実行するために判定
される処理カウンタの下位2ビットが1であるか否かを
判定するが(ステップs3)、ステップs2の初期化処
理において、初期値1がセットされているため、真と判
定してステップs4のタスク1の処理を実行し(ステッ
プs4)、実行後リセット信号が入力されるまでの間待
機する。
中,右表示部7,8,9に表示する図柄データを作成す
るための処理である。
信号が入力されると、CPU30はステップs1に戻
り、RAM32の特定アドレスに記憶されている特定値
によって電源投入直後ではないと判定して(ステップs
1)、ステップs5に移行し、処理カウンタの値を1つ
インクリメントする(ステップs5)。この時点での処
理カウンタの値は2である。
テップs6に移行して、処理カウンタの下位3ビットが
0または4であるか否かを判定するが(ステップs
6)、処理カウンタの値は2であるので、偽と判定し、
ステップs8に移行する。
トが1または5であるか否かを判定するが(ステップs
8)、同様に偽と判定し、ステップs10に移行する。
テップs10に移行して、処理カウンタの下位3ビット
が2または6であるか否かを判定し(ステップs1
0)、真と判定してタスク2の処理を実行し(ステップ
s11)、タスク2の処理の実行後ステップs3の判別
処理に移行し、偽と判定して、リセット信号が入力され
るまでの間待機する。なお、タスク2の処理は、図柄表
示装置1の左,中,右表示部7,8,9における図柄変
動表示に関する処理及び普通電動役物17の開口動作と
球排出装置21の停留動作に関する処理である。
は、ステップs1,ステップs5と処理を実行するた
め、処理カウンタの値は、3となる。このため、ステッ
プs6,ステップs8,ステップs10の各判別処理の
判定結果がいずれも偽となる。ステップs10の判別処
理を偽と判定後、図示を省略してあるが、表示LED及
び効果音の駆動に関する処理を実行し、ステップs3の
判別処理を偽と判定後、リセット信号が入力されるまで
の間待機する。
PU30は、ステップs1,ステップs5と処理を実行
するため、処理カウンタの値は、4となる。このため、
ステップs6の判別処理を真と判定してタスク4の処理
を実行し(ステップs7)、タスク4の処理の実行後ス
テップs3の判別処理に移行し、偽と判定して、リセッ
ト信号が入力されるまでの間待機する。なお、タスク4
の処理は、各スイッチSW1乃至SW4の入力判定に関
する処理である。
は、ステップs1,ステップs5と処理を実行するた
め、処理カウンタの値は、5となる。このため、ステッ
プs6の判別処理を偽と判定し、ステップs8の判別処
理を真と判定してタスク3の処理を実行し(ステップs
9)、タスク3の処理の実行後ステップs3の判別処理
に移行し、真と判定して、タスク1の処理を実行し、タ
スク1の処理実行後、リセット信号が入力されるまでの
間待機する。なお、タスク3の処理は、主に大入賞口2
0の開口動作に関する処理である。また、タスク3の処
理とタスク1の処理の処理周期は、同一周期である。
が入力される毎に、処理カウンタの値に従い、タスク2
の処理、図示せぬ表示LED及び効果音の駆動に関する
処理、タスク4の処理、タスク3の処理及びタスク1の
処理を順次繰り返して実行する。なお、本実施例におい
ては、リセット信号が1.000ms毎に入力され、各
タスク1乃至タスク4の処理は、リセット信号が4回入
力される毎に実行されるので、処理周期は4.000m
sとなる。
いて説明する。図9に示すタスク1の処理は、左,中,
右図柄表示部7,8,9の停止時の図柄をランダムに作
成するための処理で、左図柄、中図柄、右図柄共に8段
階の図柄データが設けられている。
データ記憶レジスタr0,中図柄データ記憶レジスタr
1,右図柄データ記憶レジスタr2の各々に記憶される
内部処理指標の値を逐次変化させて左,中,右図柄の組
合せをランダムに作成する。
いて左,右,中図柄データを作成して左図柄データ記憶
レジスタr0,中図柄データ記憶レジスタr1,右図柄
データ記憶レジスタr2の各々に作成した内部処理指標
の値を記憶する(ステップa1)。
されたプログラムの1命令実行毎に実行結果の状態を記
憶するレジスタであって、CPU30がプログラムの命
令を1つ実行する毎に1つインクリメントされ、Rレジ
スタの内容は飽和状態に到達すると0クリアされるレジ
スタである。
と5ビット目及び6ビット目の値(0〜7までの値)に
1を加算し、この加算値が8である場合は0を左図柄デ
ータ記憶レジスタr0の値(0〜7までの値)に加算す
る一方、この加算値が8でない場合はこの加算値を左図
柄データ記憶レジスタr0の値(0〜7までの値)に加
算し、左図柄データ記憶レジスタr0に記憶する。そし
て、左図柄データ記憶レジスタr0の値が8以上かどう
かを判別し、8以上であれば左図柄レジスタr0の値よ
り8を減算して左図柄データ記憶レジスタr0に格納す
る。この結果、左図柄データ記憶レジスタr0には0〜
7までのどれかの値がセットされる。
3ビット目及び4ビット目の値(0〜7までの値)に1
を加算し、この加算値が8である場合は0を右図柄デー
タ記憶レジスタr2の値(0〜7までの値)に加算する
一方、この加算値が8でない場合はこの加算値を右図柄
データ記憶レジスタr2の値(0〜7までの値)に加算
して右図柄データ記憶レジスタr2に記憶する。そし
て、右図柄データ記憶レジスタr2の値が8以上かどう
かを判別し、8以上であれば右図柄レジスタr2の値よ
り8を減算して右図柄データ記憶レジスタr2に格納す
る。この結果、右図柄データ記憶レジスタr2には0〜
7までのどれかの値がセットされる。
1ビット目及び2ビット目の値(0〜7までの値)に1
を加算し、この加算値が8の場合には0を中図柄データ
記憶レジスタr1の値(0〜7までの値)に加算する一
方、この加算値が8でない場合にはこの加算値を中図柄
データ記憶レジスタr1の値(0〜7までの値)に加算
して中図柄データ記憶レジスタr1に記憶する。そし
て、中図柄データ記憶レジスタr1の値が8以上かどう
かを判別し、8以上であれば中図柄レジスタr1の値よ
り8を減算して中図柄データ記憶レジスタr1に格納す
る。この結果、中図柄データ記憶レジスタr1には0〜
7までのどれかの値がセットされる。
至r2に記憶される内部処理指標の値と図柄の関係は表
1に示す通りであって、左図柄と右図柄及び中図柄に関
する内部処理指標の取り得る値は0乃至7である。
スイッチSW2,大入賞口入賞検出スイッチSW3及び
特定領域通過検出スイッチSW4の検出信号の入力判定
に関するタスク4の処理について説明する。
トとしてのスイッチ検出部33に接続され、CPU30
は、各スイッチSW1乃至SW4のオンオフ状態を0ま
たは1として直接読むことができる。なお、各スイッチ
SW1乃至SW4の他に、遊技盤10に配設された各普
通入賞口11,45,46,47,48に対応して入賞
検出スイッチが配備されているが、説明を省略する。ス
イッチ検出部33は、これらの各スイッチの状態を1グ
ループとして8ビットで構成し、CPU30は、8ビッ
ト単位でデータ処理を行う。
柄作動スイッチSW1の入力に設定され、1ビット目を
第3種始動口入賞検出スイッチSW2の入力に設定さ
れ、2ビット目を大入賞口入賞検出スイッチSW3の入
力に設定され、特定領域通過検出スイッチSW4の入力
に設定されている。
スイッチSW1、第3種始動口入賞検出スイッチSW
2、大入賞口入賞検出スイッチSW3及び特定領域通過
検出スイッチSW4が、各々オンの時に各ビットの値は
0である。
4の状態を読み込んで8ビットデータとしてレジスタR
1に格納する(ステップg1)。レジスタR1は、CP
U30が演算や一時記憶に使用する汎用レジスタであ
り、8ビットである。
各スイッチの状態とスイッチ検出部33の各スイッチの
状態とを比較判定し(ステップg2)、一致した場合に
はステップg3に移行する一方、一致しない場合には、
再度ステップg1の処理を実行する。ステップg1及び
ステップg2の処理を行うことによって、読み込みミス
を防止する。
は、前回周期のタスク4の処理における各スイッチの状
態を記憶保持する検出信号記憶バッファSWINに記憶
されている内容を読み出して汎用レジスタとして使用さ
れるレジスタR2に格納する(ステップg3)。なお、
検出信号記憶バッファSWIN及びレジスタR2は共に
8ビットである。また、電源投入直後は、初期化処理に
よって、検出信号記憶バッファSWINの各ビットは、
全てオフを規定する値1が記憶されている。
納した今回の処理周期のスイッチ検出部33の各スイッ
チの状態を検出信号記憶バッファSWINに記憶し(ス
テップg4)、ステップg5に移行する。
1レジスタの各ビットを反転する(ステップg5)。即
ち、ステップg5の処理によって、スイッチがオンであ
る場合には、ビットの値が1となり、スイッチがオフで
ある場合には、ビットの値が0となる。
回周期のタスク4の処理における各スイッチの状態が記
憶保持されているレジスタR2とのANDをとって、演
算結果をレジスタR1に格納する(ステップa6)。
ットで構成される確定入力データ記憶バッファSWDT
に記憶し(ステップg7)、この周期のタスク4の処理
を終了する。
の入力によって所定周期毎にタスク4の処理を実行し
て、今回周期に検出したスイッチ検出信号の状態を新た
に記憶すると共に、前回周期において記憶保持したスイ
ッチ検出信号の状態と、今回周期に検出したスイッチ検
出信号の状態とを比較する。
スイッチSW1について説明すると、前周期のステップ
g4の処理によって記憶されたスイッチSW1の状態が
入力なしである場合、検出信号記憶バッファSWINの
0ビットの値は、入力なしを規定する値1が記憶されて
いる。今回周期のタスク4の処理におけるステップg1
の処理において、スイッチSW1の状態が入力なしであ
る場合、ステップg1の処理時点のレジスタR1の0ビ
ットの値は、1であり、従って、ステップg5処理時点
のレジスタR1の0ビットの値は、0である。一方、今
回周期のステップg3処理時点のレジスタR2の0ビッ
トの値は、前回のタスク4の処理によって検出信号記憶
バッファSWINの0ビットに値1が記憶されているた
め、1である。今回周期におけるステップg6処理時の
レジスタR1の0ビットの値は、0と1のANDがとら
れるため、0であり、入力なしとなる。
の0ビットの値が1であって、ステップg1処理時のレ
ジスタR1の0ビットの値が0である場合、即ち、前回
周期では入力なしであって、今回周期では入力ありの場
合には、ステップg6の処理では、1と1のANDがと
られるため、1となり、即ち、入力ありとなる。
2の0ビットの値が0であって、ステップg1処理時の
レジスタR1の0ビットの値が0である場合、即ち、前
回周期では入力ありであって、今回周期では入力ありの
場合には、ステップg6の処理では、レジスタR1の0
ビットの値1とレジスタR2の0ビットの値0とのAN
Dがとられるため、0となり、即ち、入力なしとなる。
タR2の0ビットの値が0であって、ステップg1処理
時のレジスタR1の1ビットの値が1である場合、即
ち、前回周期では入力ありであって、今回周期では入力
なしの場合には、ステップg6の処理では、レジスタR
1の0ビットの値0とレジスタR2の0ビットの値0と
のANDがとられるため、0となり、即ち、入力なしと
なる。
は入力なしであって、今回周期では入力ありの場合にの
み、ビットの値が1となり入力ありとなるので、スイッ
チSW1の立ち上がり部分のみを検出して、確定入力デ
ータ記憶バッファSWDTに記憶していることとなる。
が生じた場合、スイッチの検出時の値で判定すると、例
えば、前回周期では入力ありであって、今回周期では入
力ありである場合には、重複してスイッチのオンを読む
こととなり、例えば、スイッチがオンである場合に、計
数する処理を行う場合には、1回多く計数してしまうた
め、誤処理及び誤動作の原因となる。このような場合で
あっても、スイッチの立ち上がり部分のみを検出して、
確定入力データ記憶バッファSWDTに記憶し、確定入
力データ記憶バッファSWDTに記憶されている値を参
照して処理を行うと、誤処理及び誤動作することがなく
実行される。
において、確定入力データ記憶バッファSWDTの0ビ
ット、即ち、図柄作動スイッチSW1に関する入力デー
タが記憶されているビットを図柄作動入力フラグFL1
といい、確定入力データ記憶バッファSWDTの1ビッ
ト、即ち、第3種始動口入賞検出スイッチSW2に関す
る入力データが記憶されているビットを第3種始動口入
力フラグFL2といい、確定入力データ記憶バッファS
WDTの2ビット、即ち、大入賞口入賞検出スイッチS
W3に関する入力データが記憶されているビットを大入
賞口入力フラグFL3といい、確定入力データ記憶バッ
ファSWDTの3ビット、即ち、特定領域通過検出スイ
ッチSW4に関する入力データが記憶されているビット
を特定領域通過入力フラグFL4ということにする。
理について説明する。図11〜図25は、タスク2の処
理の概略を示すフローチャートである。タスク2の処理
は、左,右,中図柄表示部7,8,9の図柄の停止時の
図柄判定に使用する大当り判定用乱数の作成と、図柄作
動口14への遊技球の入賞に応じて大当り判定用乱数の
値を記憶する処理と、左,右,中図柄表示部7,8,9
の図柄変動処理と、左,中,右図柄表示部7,8,9に
おける停止図柄の組合わせを判定する処理と、左停止図
柄と右停止図柄の一致不一致を判定して、一致した場合
には中図柄表示部8の変動速度を低速と停止とで繰り返
して行う処理と、記憶された大当り判定用乱数の値に基
づいて大当りの判定を行って、大当りの場合には、特定
入賞口18の開口動作を行うと共に、球停留装置21の
停留動作を実行する処理である。
まず、タスク1の処理で作成した図柄データ記憶レジス
タr0乃至r2に記憶された内部処理指標の値の全一致
不一致を比較判定し(ステップb1)、図柄データ記憶
レジスタr0乃至r2に記憶された内部処理指標の各値
の組み合わせが大当たりに関するものであれば、各内部
処理指標のr0乃至r2の現在値を左,右,中大当り図
柄データ記憶レジスタr0a乃至r2aの各々に格納し
(ステップb2)、また、作成された内部処理指標の組
合わせが不一致であり外れ図柄に関するものであれば各
内部処理指標r0乃至r2の現在値を左,右,中外れ図
柄データ記憶レジスタr0b乃至r2bの各々に格納す
る(ステップb3)。
ビット(0〜7までの値)に1を加算して加算結果をレ
ジスタXに格納し(ステップb4)、レジスタXの値を
大当り用乱数記憶レジスタWの値(0〜319までの
値)に加算して加算結果を大当り用乱数記憶レジスタW
に格納し(ステップb5)、大当り用乱数記憶レジスタ
Wの値が320以上であるか否かを判別し(ステップb
6)、大当り用乱数記憶レジスタWの値が320以上で
ある場合には、大当り用乱数記憶レジスタWの値より3
20を減算して減算結果を大当り用乱数記憶レジスタW
に格納する(ステップb7)。このため実際には、大当
り用乱数記憶レジスタWの値で320以上が記憶される
ことはない。
1ビット(0〜3までの値)をレジスタXに格納し(ス
テップb8)、レジスタXの値を右図柄変動時間用乱数
記憶レジスタUの値(0〜4までの値)に加算して加算
結果を右図柄変動時間用乱数記憶レジスタUに格納し
(ステップb9)、右図柄変動時間用乱数記憶レジスタ
Uの値が5以上であるか否かを判別し(ステップb1
0)、右図柄変動時間用乱数記憶レジスタUの値が5以
上である場合には、右図柄変動時間用乱数記憶レジスタ
Uの値より5を減算して減算結果を右図柄変動時間用乱
数記憶レジスタUに格納する(ステップb11)。
は、図柄作動口14への遊技球の入賞があるか否かを、
図柄作動入力フラグFL1の値が入力ありを規定する値
1であるか否かにより判別し(ステップb12)、図柄
作動口入力フラグFL1の値が1の入力ありの場合に
は、入賞記憶数カウンタCの値を1つインクリメントす
ると共に(ステップb13)、入賞記憶数カウンタCの
値が規定の入賞記憶数5に達しているか否かを判別し
(ステップb14)、5に達していなければステップb
15以降の処理に移行し、入賞記憶数カウンタCの現在
値に対応して、確定乱数記憶レジスタR1乃至R4に大
当り用乱数記憶レジスタWの値を格納して記憶し(ステ
ップb15〜ステップb21)、ステップb22以降の
処理に移行する。即ち、入賞記憶数カウンタCの値が1
であると判定された場合には(ステップb15)、確定
乱数記憶レジスタR1に大当り用乱数記憶レジスタWの
値を格納し(ステップb19)、入賞記憶数カウンタC
の値が2であると判定された場合には(ステップb1
6)、確定乱数記憶レジスタR2に大当り用乱数記憶レ
ジスタWの値を格納し(ステップb20)、入賞記憶数
カウンタCの値が3であると判定された場合には(ステ
ップb17)、確定乱数記憶レジスタR3に大当り用乱
数記憶レジスタWの値を格納し(ステップb21)、入
賞記憶数カウンタCの値が3でないと判定された場合に
は(ステップb17)、確定乱数記憶レジスタR4に大
当り用乱数記憶レジスタWの値を格納し(ステップb1
8)、各々ステップb22に移行する。
賞がある場合には、確定乱数記憶レジスタR1乃至R4
に大当り用乱数記憶レジスタWの値が最高4個まで記憶
されることとなる。
て、図柄作動口入力フラグFL1の値が1でない場合に
は、即ち、入力なしである場合には、CPU30はステ
ップb22以降の処理に移行し、ステップb14の判別
処理において、入賞記憶数カウンタCの現在値が5以上
であった場合にもCPU30は、ステップb22以降の
処理に移行する。
b22に至る処理によって、左,中,右図柄表示部7,
8,9の図柄の停止時の図柄判定に使用する大当り判定
用乱数の作成し、図柄作動口14への遊技球の入賞に応
じて大当り判定用乱数の値を記憶する。CPU30は、
所定の処理周期でタスク2の処理を実行し、毎回のタス
ク2の処理において、ステップb1よりステップb22
に至る処理を実行するので、以下のステップb22以降
の説明に関してはステップb1よりステップb22に至
る処理をJOB1ということにする。
説明する。CPU30は、ステップb22乃至ステップ
b26までの判別処理において、図柄動作フラグFaの
現在値を判別し、図柄動作フラグFaの現在値に応じて
左,右,中図柄表示部7,9,8の図柄変動処理と、記
憶された大当り判定用乱数の値に基づいて大当りの判定
を行って、大当りの場合には特定入賞口18の開口動作
処理及び球停留装置21の停留動作処理の実行を可能に
する。図柄動作フラグFaの値は、0で図柄作動口14
への入賞検出待ち状態、1で左,中,右図柄表示部7,
8,9の変動中、2で右,中図柄表示部8,9の変動
中、3で中図柄表示部8の当たり発生の可能性のない場
合の変動中、4で中図柄表示部8の当たり発生の可能性
のある場合の変動中、5で特定入賞口18の開口動作処
理及び球停留装置21の停留動作処理中を規定するもの
である。また、各図柄の変動停止は、左、右、中の順で
行われる。
変動が開始されていなければ、図柄動作フラグFaの現
在値は初期値0となっており、CPU30は、ステップ
b22の判別処理において、真と判定してステップb2
7に移行し、入賞数記憶カウンタCの現在値が0である
か否かを判別し(ステップb27)、図柄作動口14へ
の遊技球の入賞により入賞数記憶カウンタCの値が0以
外の値である場合には、入賞数記憶カウンタCの値を1
つデクリメントし(ステップb28)、確定乱数記憶レ
ジスタR1乃至R4のデータを確定値記憶レジスタR0
および確定乱数記憶レジスタR1乃至R3に順次シフト
して、確定乱数記憶レジスタR4に0をセットして初期
化する(ステップb29)。この結果、入賞数記憶カウ
ンタCの値が1つデクリメントされるため、次周期以降
のタスク2の処理において、図柄作動口14への遊技球
の入賞が検出された場合には、確定乱数記憶レジスタR
4に大当り用乱数記憶レジスタWの値が記憶されること
となる。
て、入賞数記憶カウンタCの値が0である場合には、図
柄作動口14への遊技球の入賞が検出されなかったこと
となるので、この場合には、CPU30は、図柄変動を
行わずに、タスク2の処理を終了する。
は、CPU30は、左図柄の高速変動時間としてパラメ
ータtに所定値A1を設定し(ステップb30)、次い
で、タイマT1を作動して計時を開始し(ステップb3
1)、図柄動作フラグFaの値を1に切替えて左,右,
中図柄の図柄変動処理の開始を記憶し(ステップb3
2)、変動状態フラグFbに0をセットし(ステップb
33)、図3に示される、左,右,中図柄の図柄変動処
理のタイミングチャートに従って左,右,中図柄に関す
る高速変動処理を開始し(ステップb34)、この周期
の処理を終了する。
に高速変動を行う高速変動時間A1は、4.388秒で
ある。変動状態記憶フラグFbの値は、各図柄表示部
7,8,9の図柄の変動状態を規定するフラグであり、
0で初期変動中、1で変動中、2で一時停止中を規定す
るものである。また、各図柄の移行順序は、図8に示す
通りであり、各図柄の移行速度は、各図柄共に高速時
は、0.016秒で1/8図柄、即ち、0.128秒/
図柄であり、低速時は、0.032秒で1/8図柄、即
ち、0.320秒/図柄となっている。
動作フラグFaの値が1となっているため、JOB1の
処理とステップb22およびステップb23の判別後、
ステップb35に移行し、変動状態記憶フラグFbの値
0に応じて、変動表示開始後の経過時間T1がパラメー
タtに設定した値に達するまでの間、JOB1の処理と
ステップb22,ステップb23およびステップb36
の判別処理と左,右,中の各図柄表示部7,9,8の高
速変動に関するステップb47の処理を所定の処理周期
で繰り返し実行することとなる。
間に変動表示開始後の経過時間T1がパラメータtに設
定した値に達すると(ステップb36)、CPU30
は、当り判定に関する確率フラグFpの値が、高確率状
態を規定する値1となっているか否かを判別する(ステ
ップb37)。ここで、確率フラグFpの値は、0で当
り判定を通常確率で行うことを規定し、1で当り判定を
高確率で行うことを規定し、2で後述する特別遊技状
態、即ち、特別フラグf4が1となった場合において、
当り判定を通常確率で行うことを規定するフラグであ
る。
高確率である場合には、確定値記憶レジスタR0の値が
設定値εと一致するか否かを判別し(ステップb3
8)、ステップb33の判定結果が真である場合には、
即ち、今回の図柄変動処理の開始刺激となった図柄作動
口14の入賞検出時点における大当り用乱数記憶レジス
タWの値が大当りに関するものである場合には、ステッ
プb41に移行する一方、確定値記憶レジスタR0の値
が設定値εと一致しなければ、ステップb40に移行す
る。なお、本実施例では、確率フラグFpの値が1の高
確率である場合に、確定値記憶レジスタR0の値と比較
される設定値εの値を7,8,16,24,32,4
0,48,56,64,72の10種類設けている。
て、確率フラグFpの値が0または2の通常確率である
場合には、CPU30は、確定値記憶レジスタR0の値
が設定値7と一致するか否かを判別し(ステップb3
9)、ステップb39の判定結果が真である場合には、
ステップb41に移行する一方、ステップb39の判定
結果が偽である場合には、ステップb40に移行する。
U30は、左,右,中大当たり図柄データ記憶レジスタ
r0a乃至r2aの各値を左,右,中表示図柄データ記
憶レジスタr0c乃至r2cに格納する一方(ステップ
b41)、ステップb40に移行する場合には、CPU
30は、左,右,中外れ図柄データ記憶レジスタr0b
乃至r2bの各値を左,右,中表示図柄データ記憶レジ
スタr0c乃至r2cの各々に格納して(ステップb4
0)、変動停止時に左,右,中図柄表示部7,9,8に
表示すべき図柄を確定する。図柄作動口14の入賞に起
因する図柄変動が大当たりとなる確率は、大当たり用乱
数の取り得る範囲の数が0乃至319の320種類であ
るので、高確率である場合には、10/320であり、
通常確率である場合には、1/320である。
理実行後、CPU30は、左図柄の変動停止時間t1時
に左表示図柄データ記憶レジスタr0cの内部処理指標
に対応する図柄が表示されるように左図柄に関する表示
指標ilの値を設定変更して(ステップb42)、図柄
の確定停止までに高速と一時停止とを1サイクルとして
繰り返す繰り返し回数をセットする変動回数カウンタC
1に左図柄の繰り返し回数2をセットし(ステップb4
3)、左図柄の高速変動時間としてパラメータtに所定
値Aを設定し(ステップb44)、タイマT1を作動し
て計時を開始し(ステップb45)、変動状態記憶フラ
グFbに1をセットして(ステップb46)、この周期
のタスク2の処理を終了する。なお、本実施例では左図
柄の高速変動時間としての所定値Aを0.128秒とし
ている。
0.128/秒であるから、左図柄表示部7の高速変動
時間A間に変動される図柄数は1図柄分となり、2サイ
クル分の高速変動を行うことより左図柄表示部7に表示
すべき図柄の表示指標の情報のみに基いて、表示指標i
lの設定変更値を求めることができる。
高速変動から左図柄の高速変動への切り替えに際し、表
示指標ilの現在値が変動停止時に左図柄表示部7に表
示すべき図柄の表示指標よりも2図柄前の表示指標とな
るようにilの値を設定変更することにより、変動停止
時にr0cの図柄を得ることができる。
柄動作フラグFaの値が1であり、変動状態記憶フラグ
Fbの値が1となっているので、JOB1の処理、ステ
ップb22,ステップb23及びステップb35の判別
処理実行後ステップb48に移行し、ステップb48の
判別処理において真と判定し、以下、変動状態記憶フラ
グFbの現在値1に応じて、左図柄表示部7の高速変動
表示開始後の経過時間T1がパラメータtの値に達する
までの間、JOB1,ステップb22,ステップb2
3,ステップb35,ステップb48およびステップb
49の判別処理と、左,中,右の各図柄表示部7,8,
9の高速変動に関するステップb47の処理を所定の処
理周期で繰り返し実行することとなる。
始後の経過時間T1がパラメータtの値に達すると(ス
テップb49)、CPU30は、左図柄の高速変動停止
する(ステップb50)。この時点では、左図柄表示部
7の高速変動表示開始時より、1図柄先の図柄が停止表
示されていることとなる。
数カウンタC1の値を1つデクリメントし(ステップb
51)、パラメータtに図柄停止時間を規定する所定値
Bをセットし(ステップb52)、タイマT1を作動し
て経過時間の測定を開始し(ステップb53)、変動状
態記憶フラグFbの値を2に切り替え(ステップb5
4)、この周期の処理を終了する。
柄動作フラグFaの値が1であり、変動状態記憶フラグ
Fbの値が2となっているので、JOB1の処理、ステ
ップb22,ステップb23及びステップb35の判別
処理実行後ステップb48に移行し、ステップb48の
判別処理において偽と判定し、以下、変動状態記憶フラ
グFbの現在値2に応じて、左図柄表示部7の変動停止
後の経過時間T1がパラメータtの値に達するまでの
間、JOB1,ステップb22,ステップb23,ステ
ップb35,ステップb48およびステップb55の判
別処理と、右図柄表示部9の高速変動に関するステップ
b56の処理及び中図柄表示部8の高速変動に関するス
テップb57の処理を所定の処理周期で繰り返し実行す
ることとなる。
1がパラメータtの値に達すると(ステップb55)、
CPU30は、変動回数カウンタC1の値が0となって
いるか否かを判別する(ステップb58)。この時点
で、左図柄に関する図柄変動の1サイクルが終了したこ
ととなる。左図柄の図柄変動は、2サイクル行われるの
で、この場合にはCPU30は、偽と判定して、ステッ
プb44に移行し、ステップb44乃至ステップb46
の各処理を実行して、次周期以降、再び、図柄動作フラ
グFaの値1に基づいて、左図柄の高速変動と停止を順
次行う。
数カウンタC1の値が1つデクリメントされるので、2
サイクル目の左図柄表示部7の図柄変動終了時の変動回
数カウンタC1の値は、0となっており、CPU30
は、ステップb58の判別処理において真と判定してス
テップb59に移行する。この時点で左表示図柄データ
記憶レジスタr0cに記憶された内部処理指標に対応す
る図柄が静止表示されることとなる(ステップb5
9)。
時間を設定するために、まず、右図柄変動時間用乱数記
憶レジスタUの値に対応して、表2に示されるような変
動図柄数が記憶されたテーブルより右図柄の変動図柄数
を選択して変動回数カウンタC1に値をセットし(ステ
ップb60)、ステップb60によって選択した変動図
柄数に対応して、右図柄の確定停止時t2時に右表示図
柄データ記憶レジスタr2cの内部処理指標に対応する
図柄が表示されるように右図柄に関する表示指標irの
値を設定変更して(ステップb61)、即ち、停止表示
する図柄よりも選択した図柄数分だけ前の図柄を表示す
る表示指標の値に切り替えて、図柄動作フラグFaの値
を2に切り替え(ステップb62)、ステップb44に
移行する。
止されるまでに高速変動と停止とを交互に繰り返して変
動される変動図柄数は、1図柄乃至5図柄迄としてお
り、高速変動時の図柄の移行速度は、左図柄と同じであ
り、1図柄ずつ高速変動して図柄を一時停止させる。例
えば、今回選択された変動図柄数が5であり確定停止す
る図柄が7である場合には、図8に示すように、右図柄
に関する表示指標irの値が図柄2を表示する値に切り
替えられて、高速変動を行い、図柄3を一時停止表示し
た後、再び高速変動し、その後、順次図柄を4→5→6
→7と高速変動と停止とを交互に繰り返して、右図柄を
確定停止する。
右図柄の高速変動時間としてパラメータtに所定値Aを
設定し(ステップb44)、タイマT1を作動して計時
を開始し(ステップb45)、変動状態記憶フラグFb
の値を1に切り替え(ステップb46)、この周期のタ
スク2の処理を終了する。
柄動作フラグFaの値が2であるため、JOB1の処
理、ステップb22,ステップb23,ステップb24
の判別処理実行後ステップb63に移行し、変動状態記
憶フラグFbの値が1であるので真と判定してステップ
b64に移行し、以下、変動状態記憶フラグFbの現在
値1に応じて、右図柄表示部9の高速変動表示開始後の
経過時間T1がパラメータtの値に達するまでの間、J
OB1,ステップb22,ステップb23,ステップb
24,ステップb63,ステップb64の各判別処理と
ステップb56の右図柄に関する高速変動処理及びステ
ップb57の中図柄に関する高速変動処理を所定の処理
周期で繰り返し実行する。
過時間T1がパラメータtの値に達すると(ステップb
64)、CPU30は、右図柄を停止し(ステップb6
5)、ステップb51に移行して、変動回数カウンタC
1の値を1つデクリメントし、ステップb52乃至ステ
ップb54の処理を実行して、この周期の処理を終了す
る。
グFbの値が2となっているので、CPU30は、JO
B1,ステップb22,ステップb23,ステップb2
4,ステップb63の判別後、ステップb66に移行
し、右図柄表示部9の停止後の経過時間T1がパラメー
タtの値に達したか否かを判別するが(ステップb6
6)、偽と判定してステップb57に移行し、中図柄に
関する高速変動処理を実行して、この周期の処理を終了
する。以下、右図柄表示部9の停止後の経過時間T1が
パラメータtの値に達するまでの間、CPU30は、J
OB1,ステップb22,ステップb23,ステップb
24,ステップb63,ステップb66の各判別処理及
びステップb57の中図柄に関する高速変動処理を所定
の処理周期で繰り返し実行する。
パラメータtの値に達すると(ステップb66)、CP
U30は、変動回数カウンタC1の値が0となっている
か否かを判別する(ステップb67)。この時点で、右
図柄における図柄変動の1サイクルが終了することとな
る。ステップb60の処理において設定された図柄変動
回数の図柄変動が行われていない場合には、ステップb
67の判定結果は偽となり、CPU30は、再び、ステ
ップb44以下の処理に移行し、以下、右図柄表示部9
において、高速変動と停止とを交互に繰り返して図柄変
動を行う。
定された図柄変動回数の図柄変動が行われると、ステッ
プb67の判定結果が真となって、CPU30は、ステ
ップb68に移行する。この時点では、右表示図柄デー
タ記憶レジスタr2cに記憶された内部処理指標に対応
する図柄が静止表示されていることとなる(ステップb
68)。
は、ステップb69に移行して、確定停止した左図柄に
関する表示指標ilの値と、確定停止した右図柄に関す
る表示指標irの値とが一致しているか否かを判別し
(ステップb69)、確定停止した左図柄に関する表示
指標ilの値と確定停止した右図柄に関する表示指標i
rの値とが一致している(以下、リーチという)場合に
は、ステップc1に移行する一方、確定停止した左図柄
に関する表示指標ilの値と確定停止した右図柄に関す
る表示指標irの値とが一致していない(以下、リーチ
でないという)場合には、ステップb70に移行する。
る、リーチでない場合について説明する。この場合に
は、CPU30は、中図柄の確定停止時t3時に、中表
示図柄データ記憶レジスタr1cの内部処理指標に対応
する図柄が表示されるように中図柄に関する表示指標i
cの値を設定変更して(ステップb70)、変動回数カ
ウンタC1に所定変動回数1をセットし(ステップb7
1)、図柄変動フラグFaの値を3に切り替え(ステッ
プb72)、ステップa44乃至ステップa46の処理
を実行して、中図柄の高速変動に関する経過時間の計時
を開始し、この周期の処理を終了する。
aの値が3となっているため、CPU30は、JOB
1,ステップb22,ステップb23,ステップb2
4,ステップb25の判別処理後、ステップb73に移
行し、変動状態記憶フラグFbの値が1となっているた
め、真と判定して、中図柄の高速変動の経過時間がパラ
メータtに設定した値に達したか否かを判別し(ステッ
プb74)、偽と判定してステップb75の中図柄の高
速変動に関する処理を実行して、この周期の処理を終了
する。
経過時間がパラメータtに設定した値に達するまでの
間、JOB1,ステップb22,ステップb23,ステ
ップb24,ステップb25,ステップb73の判別処
理及びステップb75の中図柄の高速変動に関する処理
を所定の処理周期で繰り返し実行し、中図柄の高速変動
の経過時間がパラメータtに設定した値に達すると(ス
テップb74)、中図柄を停止し(ステップb76)、
ステップb51乃至ステップb54の処理を実行し、変
動回数カウンタC1の値を1つデクリメントして、停止
時よりの経過時間の測定を開始し、この周期の処理を終
了する。リーチでない場合には、この時点で、変動回数
カウンタC1の値が0となっている。
グFbの値が2となっているため、CPU30は、JO
B1,ステップb22,ステップb23,ステップb2
4,ステップb25の判別後、ステップb73の処理に
おいて偽と判定し、図柄動作フラグFaに4をセットし
(ステップb77)、この周期の処理を終了する。
されて以降、図柄の高速変動と停止が各1回行われた
後、図柄動作フラグFaの値が4に切り替わる。
aの値が4となっているため、CPU30は、JOB
1,ステップb22,ステップb23,ステップb2
4,ステップb25の判別後、ステップb26の判別処
理を真と判定してステップc9に移行するが、変動状態
記憶フラグFbの値が2となっているので偽と判定し
て、ステップc16に移行し、中図柄の停止時間がパラ
メータtに設定されている値に達しているか否かを判別
するが(ステップc16)、偽と判定して、この周期の
処理を終了する。
パラメータtに設定されている値に達する迄の間、JO
B1,ステップb22,ステップb23,ステップb2
4,ステップb25,ステップb26,ステップc9,
ステップc16の各判別処理を所定の処理周期で繰り返
し実行する。
る、リーチである場合には、CPU30は、中図柄の確
定停止迄の図柄変動数を設定する処理として、大当り用
乱数記憶レジスタWの0〜3ビット(0から15までの
値)を中図柄変動時間用乱数記憶レジスタVの格納し
(ステップc1)、中図柄変動時間用乱数記憶レジスタ
Vの値に対応する図柄変動数を、表3に示されるような
変動図柄数が記憶されたテーブルより中図柄の変動図柄
数を選択して変動回数カウンタC1に値をセットし(ス
テップc2)、ステップc2によって選択した変動図柄
数に対応して、中図柄の確定停止時t4時に中表示図柄
データ記憶レジスタr1cの内部処理指標に対応する図
柄が表示されるように中図柄に関する表示指標icの値
を設定変更して(ステップc3)、図柄動作フラグFa
の値を4に切り替え(ステップc4)、中図柄の低速変
動時間としてパラメータtに所定値Dを設定し(ステッ
プc5)、タイマT1を作動して計時を開始し(ステッ
プc6)、変動状態記憶フラグFbの値を1に切り替え
(ステップc7)、中図柄の図柄変動速度を高速から低
速に切り替え(ステップc8)、この周期の処理を終了
する。
場合における、中図柄表示部8の確定停止されるまでに
低速変動と停止とを交互に繰り返して変動される変動図
柄数は、6図柄乃至21図柄迄としており、本実施例で
は、中図柄の低速変動時間としてパラメータtにセット
される値Dは、低速時の1図柄分の図柄の移行速度が
0.256秒/図柄であるので、1図柄分の変動時間、
即ち、0.256秒としている。
aの値が1となっているため、CPU30は、JOB
1,ステップb22,ステップb23,ステップb2
4,ステップb25の判別後、ステップc9の判別処理
を真と判定し、中図柄の低速変動開始からの経過時間が
パラメータtに設定した値に達しているか否かを判別す
るが(ステップc10)、偽と判定してステップc8の
中図柄に関する低速変動処理を実行して、この周期の処
理を終了する。
始からの経過時間がパラメータtに設定した値に達する
までの間、JOB1,ステップb22,ステップb2
3,ステップb24,ステップb25の各判別処理及び
ステップc9の中図柄に関する低速変動処理を所定の処
理周期で繰り返し実行する。
ラメータtに設定した値に達すると(ステップc1
0)、CPU30は、中図柄を停止し(ステップc1
1)、変動回数カウンタC1の値を1つデクリメントし
(ステップc12)、中図柄停止後の停止時間を規定す
る所定値Eをパラメータtに設定し(ステップc1
3)、タイマT1を作動して経過時間の測定を開始し
(ステップc14)、変動状態記憶フラグFbの値を2
に切り替え(ステップb15)、この周期の処理を終了
する。
グFbの値が2であるため、CPU30は、中図柄停止
後の停止時間後の経過時間がパラメータtに設定されて
いる値に達する迄の間、JOB1,ステップb22,ス
テップb23,ステップb24,ステップb25,ステ
ップb26,ステップc9,ステップc16の各判別処
理を所定の処理周期で繰り返し実行する。
時間がパラメータtに設定されている値に達すると(ス
テップc16)、CPU30は、変動回数カウンタC1
の値が0となっているか否かを判別する(ステップc1
7)。この時点で、リーチである場合には、中図柄の低
速変動と停止の1サイクルが終了することとなり、ま
た、リーチでない場合には、中図柄の図柄変動の終了と
なる。
テップc2において設定された図柄変動数に対応した図
柄変動を行っておらず、変動回数カウンタC1の値が0
となっていないのでステップc17の判別結果は偽とな
り、CPU30は、ステップc5乃至ステップc8の処
理を実行して、再び、低速変動を開始する。
0は、低速変動と停止とを交互に繰り返して図柄変動を
行い、ステップc2の処理において設定された図柄変動
回数の図柄変動が行われると、ステップc17の判定結
果が真となって、CPU30は、ステップc18に移行
する。この時点では、中表示図柄データ記憶レジスタr
1cに記憶された内部処理指標に対応する図柄が静止表
示されていることとなる(ステップc18)。
は、ステップc19に移行して、確定停止した左,中,
右の図柄が全て一致しているか否かを判別し(ステップ
c19)、確定停止した左,中,右の図柄が一致してい
ないと判定した場合には、図柄動作フラグFaの値を0
セットして初期化し(ステップc20)、変動状態記憶
フラグFbの値を0セットして初期化し(ステップc2
1)、この周期の処理を終了する。図柄動作フラグFa
の値が0となるため、次周期の処理において、入賞数記
憶カウンタCの値が0でない場合には、新たな図柄変動
が開始されることとなる。
て、確定停止した左,中,右の図柄が全て一致している
と判定した場合には、CPU30は、確率フラグFpの
値が通常確率を規定する値0となっているか否かを判別
し(ステップc22)、通常確率を規定する値0である
場合には、確率フラグFpの値を高確率を規定する値1
に切り替えてステップc24に移行する一方(ステップ
c23)、確率フラグFpの値が通常確率を規定する値
0でない場合には、ステップc24に移行する。
5に切り替え(ステップc24)、普通電動役物17の
特定入賞口18の開口動作処理及び球停留装置21の球
受片23の停留動作処理に関するJOB3の処理を実行
可能とし、変動状態記憶フラグFbの値を0セットして
初期化し(ステップc25)、当りフラグFAに1をセ
ットして当り発生を記憶し(ステップc26)、この周
期の処理を終了する。
して当りとなった場合には、図柄動作フラグFaの値が
5となることから、次周期以降のタスク2の処理におい
て、CPU30は、JOB1の処理後、ステップb2
2,ステップb23,ステップb24,ステップb2
5,ステップb26の各判別処理をいずれも偽と判定す
るため、実質的に図柄の変動は行われない。
の開口動作処理及び球停留装置21の球受片23の停留
動作処理に関するJOB3の処理について説明する。
であり、タスク2の処理において、確定停止した左,
中,右の図柄が全て一致して当りとなって、図柄動作フ
ラグFaの値が5となった場合にのみ実行可能となる処
理である。
5であるか否かを判別し(ステップd1)、判定結果が
偽である場合には、JOB3の処理を実行せずに終了す
る。図柄動作フラグFaの値が5である場合には、真と
判定してステップd2に移行し、当りフラグFAの値が
当り発生を規定する値1であるか否かを判別するが(ス
テップd2)、タスク2の処理において当り発生を記憶
した直後では、当りフラグFAの値は1となっているた
め、真と判定してステップd3に移行する。
通電動役物17の動作時間をセットするパラメータt1
に特定入賞口18の開口までの待機時間を規定する値a
をセットし(ステップd3)、タイマT1を作動して経
過時間の測定を開始し(ステップd4)、球停留装置2
1の球受片23の動作時間をセットするパラメータt2
に球受開始までの待機時間を規定する値cをセットし
(ステップd5)、タイマT2を作動して球受動作開始
までの時間の測定を開始し(ステップd6)、当りフラ
グFAを0クリアし(ステップd7)、普通電動役物1
7を開口駆動する普通電動役物開放ソレノイドSOL1
の動作状態を記憶するソレノイド1状態フラグf1を0
クリアし(ステップd8)、球受片23を出没駆動する
停留ソレノイドSOL2の動作状態を記憶するソレノイ
ド2状態フラグf2を0クリアし(ステップd9)、こ
の周期の処理を終了する。本実施例では、特定入賞口1
8の開口までの待機時間を規定する値aを6.004秒
とし、球受開始までの待機時間を規定する値cを5.0
00秒としており、球停留装置21の球受動作が普通電
動役物17の開口動作に先駆けて行われる。
8の開口動作処理及び球停留装置21の球受片23の停
留動作処理を示すタイミングチャートである。次周期以
降の処理においては、当りフラグFAの値が0クリアさ
れているため、CPU30は、ステップd1の判別後、
ステップd2の判別処理を偽と判定してステップd10
に移行し、タイマT1の経過時間が特定入賞口18の開
口までの待機時間に達したか否かを判別するが(ステッ
プd10)、タスク3の処理実行直後は、時間が達して
いないため偽と判定してステップd17に移行し、タイ
マT2の経過時間が球受開始までの待機時間に達してい
るか否かを判別するが(ステップd17)、同様に偽と
判定して、この周期の処理を終了する。
イマT2の経過時間が球受開始までの待機時間に達する
までの間、ステップd1,ステップd2,ステップd1
0,ステップd17の判別処理を所定の処理周期で繰り
返し実行する。
までの待機時間に達すると(ステップd17)、CPU
30は、ソレノイド2状態フラグf2の値が0となって
いるか否かを判別するが(ステップd18)、ステップ
d9の処理によって0クリアされているため真と判定
し、停留ソレノイドSOL2の励磁指令を出力し(ステ
ップd19)、ソレノイド2状態フラグf2の値に1を
セットして励磁開始を記憶し(ステップd20)、停留
ソレノイドSOL2の励磁時間を規定する値dをパラメ
ータt2にセットし(ステップd21)、タイマT2を
作動して励磁時間の測定を開始し(ステップd22)、
この周期の処理を終了する。本実施例では、球受開始か
ら終了までの球受片23の動作時間を規定する値dを
8.800秒としている。
イマT1の経過時間が特定入賞口18の開口までの待機
時間に達するまでの間、ステップd1,ステップd2,
ステップd10,ステップd17の各判別処理を所定の
処理周期で繰り返し実行する。
口18の開口までの待機時間に達すると(ステップd1
0)、CPU30は、ソレノイド1状態フラグf1の値
が0となっているか否かを判別するが(ステップd1
1)、ステップd8の処理によって0クリアされている
ため真と判定し、普通電動役物開放ソレノイドSOL1
の励磁指令を出力し(ステップd12)、ソレノイド1
状態フラグf1の値に1をセットして励磁開始を記憶し
(ステップd13)、普通電動役物開放ソレノイドSO
L1の励磁時間を規定する値bをパラメータt1にセッ
トし(ステップd14)、タイマT1を作動して励磁時
間の測定を開始し(ステップd15)、この周期の処理
を終了する。本実施例では、特定入賞口18の開口開始
から閉鎖までの時間を規定する値bを5.800秒とし
ている。実施例のタイミングによれば、球受片23の球
受動作終了以前に特定入賞口18の閉鎖が行われる。
定入賞口18の開口開始からのタイマT1の測定時間が
パラメータt1に設定した値に達するまでの間、CPU
30は、ステップd1,ステップd2,ステップd1
0,ステップd17の各判別処理を所定の処理周期で繰
り返し実行する。
タイマT1の測定時間がパラメータt1に設定した値に
達すると(ステップd10)、CPU30は、ソレノイ
ド1状態フラグf1の値が励磁を規定する値1となって
いるためステップd11の判別処理を偽と判定し、普通
電動役物開放ソレノイドSOL1の励磁解除指令を出力
し(ステップd16)、ステップd17の判別処理を偽
と判定後、この周期の処理を終了する。
パラメータt1の値を越えており、また、ソレノイド1
状態フラグf1の値が1であるため、CPU30は、球
受動作開始からのタイマT2の測定時間がパラメータt
2にセットした値に達するまでの間、ステップd1,ス
テップd2,ステップd10,ステップd11,ステッ
プd16,ステップd17の各処理を所定の処理周期で
繰り返し実行する。
測定時間がパラメータt2にセットした値に達すると
(ステップd17)、ソレノイド2状態フラグf2の値
が1となっているため、CPU30は、ステップd18
判別処理を偽と判定し、普通電動役物開放ソレノイドS
OL1の励磁解除指令を出力し(ステップd23)、ソ
レノイド1状態フラグf1の値及びソレノイド1状態フ
ラグf1の値を0クリアし(ステップd24〜ステップ
d25)、図柄動作フラグFaを0クリアして初期化し
(ステップd26)、この周期の処理を終了する。
すると、球停留装置21内に落下して球受片23によっ
て停留される。球受片23に停留する遊技球が3個以上
となって、球受片23の退却動作により、3個の遊技球
が下方の入賞領域24,22,24に入賞するが、この
時に、真中の入賞領域、即ち、特定領域22に入賞する
と、特定領域通過検出スイッチSW4によって検出さ
れ、特別遊技状態となる。
当り判定にかかわる確率フラグFpの処理及び大入賞口
20の開口動作に関するタスク3の処理について説明す
る。図5は、大入賞口20の開放動作に関する動作タイ
ミングチャートであり、図6は、図柄の当り判定にかか
わる確率フラグFpの移行状態を示す図である。
と、まず、特別遊技状態となっているか否かを、特別フ
ラグf4の値が特別遊技状態を規定する値1となってい
るか否かによって判別する(ステップe1)。
領域22への遊技球の入賞を検出した時点で開始され、
第3種始動口入賞検出スイッチSW2の入賞検出回数が
16回に達した時点か、または特別遊技状態中に再度特
定領域22への入賞が検出された時点のいずれかによっ
て終了となる。
特別フラグf4の値は初期値0とされているため、CP
U30は、ステップe1の判別処理を偽と判定してステ
ップe2に移行し、特定領域通過入力フラグFL4の値
が入力ありを規定する値1であるか否かを判別するが
(ステップe2)、遊技が開始されていなければ、偽と
判定して、ステップe21に移行する。
の値が開放中を規定する値1となっているか否かを判別
するが(ステップe21)、電源投入直後の初期化処理
によって大入賞口開放中フラグf3の値も閉鎖を規定す
る値0とされているので偽と判定して、この周期の処理
を終了する。
停留装置21が作動することによって特定領域22へ遊
技球が入賞するまでの間、ステップe1,ステップe
2,ステップe21の各判別処理を所定の処理周期で繰
り返し実行する。
と、ステップe2の判定結果が真となり、CPU30
は、ステップe3に移行し、確率フラグFpの値を特別
状態時における通常状態を規定する値2に切り替え(ス
テップe3)、第3種始動口入賞検出スイッチSW2の
入力検出回数を計数する第3種始動口入賞カウンタC2
を0クリアし(ステップe4)、特別フラグf4の値を
1に切り替えて特別遊技状態となったことを記憶し(ス
テップe5)、ステップe6に移行する。
3種始動口入力フラグFL2の値が入力ありを規定する
値1であるか否かを判別し(ステップe6)、第3種始
動口入力フラグFL2の値が入力ありを規定する値1で
あると判定された場合には、第3種始動口入賞カウンタ
C2の値を1つインクリメントし(ステップe7)、次
いで、第3種始動口入賞カウンタC2の値が規定回数1
6に達していないか否かを判別し(ステップe8)、第
3種始動口入賞カウンタC2の値が規定回数16に達し
ていなければ、ステップe15に移行して大入賞口開放
中フラグf3の値が開放中を規定する値1であるか否か
を判別する(ステップe15)。
始動口入力フラグFL2の値が入力ありを規定する値1
でないと判定される場合には、CPU30は、ステップ
e15の判別処理に移行する。
口20の開口動作は開始されていないので、大入賞口開
放中フラグf3の値は0であり、CPU30は、偽と判
定してステップe16に移行する。
技球の個数を計数する大入賞口入賞カウンタC3を0ク
リアし(ステップe16)、大入賞口開放ソレノイドS
OL3の励磁指令を出力し(ステップe17)、パラメ
ータt4に大入賞口20の開口時間を規定する値Fをセ
ットし(ステップe18)、タイマT4を作動して開口
開始よりの経過時間の測定を開始し(ステップe1
9)、大入賞口開放中フラグf3に1をセットして大入
賞口20の開放中を記憶して(ステップe20)、この
周期の処理を終了する。
ットされる大入賞口20の開口時間を9.800秒とし
ている。また、大入賞口20の開口時間中に、大入賞口
20に遊技球が10個入賞した場合には、10個目の入
賞検出を以て大入賞口20を閉鎖する。
以降の処理において、特定領域通過入力フラグFL4の
値が入力ありを規定する値1とはならない場合について
説明する。特別フラグf4の値が1となっているため、
CPU30は、ステップe1の判別後、ステップe28
に移行して特定領域通過入力フラグFL4の値が1であ
るか否かを判別するが(ステップe28)、偽と判定し
てステップe5に移行する。
3種始動口入力フラグFL2の値が1であると判定され
ればステップe7,ステップe8の処理を実行してステ
ップe15に移行し、また、第3種始動口入力フラグF
L2の値が1と判定されない場合には直接ステップe1
5に移行する。
賞口開放中フラグf3の値が開放中を規定する値1とな
っているため、CPU30は、ステップe15の判別処
理を真と判定しステップe22に移行する。
らの経過時間がパラメータにセットした値に達している
か否かを判別するが(ステップe22)、大入賞口20
の開口動作開始直後は大入賞口20の開口開始からの経
過時間がパラメータにセットした値に達していないため
偽と判定され、ステップe23に移行し、大入賞口入力
フラグFL3の値が入力ありを規定する値1であるか否
かを判別する(ステップe23)。
の値が1であると判定された場合には、大入賞口入賞カ
ウンタC3の値を1つインクリメントし(ステップe2
4)、次いで大入賞口入賞カウンタC3の値が規定個数
10個に達していないか否かを判別し(ステップe2
5)、大入賞口入賞カウンタC3の値が規定個数10個
に達していなければ、ステップe20に移行して大入賞
口開放中フラグf3に1をセットしてこの周期の処理を
終了する一方、大入賞口入賞カウンタC3の値が規定個
数10個に達している場合には、大入賞口開放ソレノイ
ドSOL3の励磁解除指令を出力して大入賞口20を閉
鎖し(ステップe26)、大入賞口開放中フラグf3の
値を0クリアし(ステップe27)、この周期の処理を
終了する。
ラグf3の値が1となっているため、CPU30は、ス
テップe15の判定結果を真と判定して再びステップe
22の判別処理を実行する。ステップe22の判定結果
が偽である場合に、即ち、大入賞口20の開口時間中に
は、CPU30は、大入賞口入力フラグFL3の値が1
であると判定する毎に、大入賞口入賞カウンタC3の値
を1つインクリメントして値10に達しているかを判別
し、大入賞口20の開口時間中に大入賞口20に入賞す
る遊技球の個数が10個に達した場合には、大入賞口2
0を閉鎖する。
口20に入賞する遊技球の個数が10個に達しなかった
場合には、CPU30は、ステップe22の判別処理を
真と判定後、ステップe26,ステップe27の処理を
実行して、大入賞口20を閉鎖し、大入賞口開放中フラ
グf3の値を0クリアし、この周期の処理を終了する。
この時点で、大入賞口20の開口動作の1サイクルが終
了するが、大入賞口20の開口動作は、特別遊技状態と
なっている場合、即ち、特別フラグf4の値が1である
場合には、CPU30は、ステップe1,ステップe2
8,ステップe5,ステップe6と移行するために、実
行開始可能となっている。なお、本実施例では、特別フ
ラグf4の値は、第3種始動口入力フラグFL2の値が
1であると判定する回数が16に達した時点で0クリア
されることとなっているため、大入賞口20の開口動作
回数は、最高で16回まで行われることとなる。
は、特別フラグf4の値が1である場合には、ステップ
e6の判別処理において、第3種始動口入力フラグFL
2の値が1であると判定する毎に、第3種始動口入賞カ
ウンタC2の値をインクリメントすると共に、第3種始
動口入賞カウンタC2の値が値16に達していないか否
かを判別し、ステップe15に移行した時点で、大入賞
口開放中フラグf3の値が1でない場合には、大入賞口
20の新たな開口動作を開始する一方、この時点で、大
入賞口開放中フラグf3の値が1である場合には、開口
開始以降の残り時間の有無を判別する。
となっている間、第3種始動口入力フラグFL2の値が
1であると判定することにより、第3種始動口入賞カウ
ンタC2の値が累積加算されて値16に達すると(ステ
ップe8)、CPU30は、ステップe8の判定処理を
真と判定して、特別遊技状態の1回目と2回目を識別す
るための特別回数識別カウンタC4を1つインクリメン
トする(ステップe9)。なお、特別回数識別カウンタ
C4の値は、電源投入直後に実行される初期化処理にお
いて、初期値0がセットされている。ステップe9の処
理を実行した時点で、1回目の特別遊技状態が記憶され
たこととなる。
タC4の値が1であるか否かを判別するが(ステップe
10)、この場合には真と判定されてステップe11に
移行し、確率フラグFpの値を高確率を規定する値1に
切り替え(ステップe11)、特別フラグf4の値を0
クリアし(ステップe14)、ステップe15に移行し
て、大入賞口開放中フラグf3の値が1でない場合に
は、大入賞口20の新たな開口動作を開始する一方、こ
の時点で、大入賞口開放中フラグf3の値が1である場
合には、開口開始以降の残り時間の有無を判別する。
f4の値が0クリアされることにより、特別遊技状態が
終了する。
において、大入賞口開放フラグf3の値が初期化されな
い場合には、即ち、ステップe27の処理をこの処理周
期に実行しない場合には、特別フラグf4の値が0とな
っているため、次周期以降の処理において、CPU30
は、ステップe1の判別処理を偽と判定してステップe
2に移行し、ステップe2の判別処理を真と判定してス
テップe21の判別処理を真と判定し、ステップe22
の開口時間の判別処理に移行し、大入賞口20の開口時
間の残り時間だけ大入賞口20を開口する。
る間に、特定領域22に遊技球が入賞し、特定領域通過
入力フラグFL4の値が1となる場合について説明する
と、この場合には、CPU30は、ステップe1の判別
後、ステップe28の判別処理において、真と判定して
ステップe9に移行し、特別回数識別カウンタC4を1
つインクリメントし(ステップe9)、特別回数識別カ
ウンタC4の値が1であるか否かを判別し(ステップe
10)、特別回数識別カウンタC4の値が1であれば、
確率フラグFpの値を高確率を規定する値1に切り替
え、特別フラグf4の値を0クリアし、ステップe15
に移行する。なお、ステップe15以降の処理に関して
は、前述したので説明を省略する。
フラグFpの値が再び高確率を規定する値1となり、こ
の後のタスク2の処理によって、図柄一致の発生による
普通電動役物17の特定入賞口18の開口動作及び球排
出装置21の球受動作が実行されて特定領域22に遊技
球が入賞すると、タスク3の処理おいて、特別フラグf
4の値に1がセットされ、即ち、2回目の特別遊技状態
となり、その後、特定領域通過入力フラグFL4の値が
1となるか(ステップe28)、または第3種始動口入
力フラグFL2の値が1となる回数が16回に達した時
点(ステップe16)でステップe9の処理を実行し、
この時点で、特別回数識別カウンタC4の値が更新され
て2となるため、ステップe10の判別処理において、
CPU30は、偽と判定し、特別回数識別カウンタC4
の値を0クリアして初期化し(ステップe12)、確率
フラグFpの値を通常確率を規定する値0に切り替え
(ステップe13)、ステップe14に移行して特別フ
ラグf4を0クリアし、ステップe15以降の処理を実
行後、この周期の処理を終了する。
生時に、ステップc23の処理により、高確率を規定す
る値1となり、特別遊技状態の開始時に、ステップe3
の処理により特別遊技状態中における通常確率を規定す
る値2となり、1回目の特別遊技状態の終了時に、ステ
ップe11の処理により高確率を規定する値1となり、
その後、再び、特別遊技状態の開始時に、ステップe3
の処理により特別遊技状態中における通常確率を規定す
る値2となり、2回目の特別遊技状態の終了時に、ステ
ップe12の処理により通常確率を規定する値0に戻さ
れる。
る入賞球検出方法によれば、1回の検出信号判定処理タ
スク内で、検出信号判定処理手段が、第1ステップを行
い、遊技盤に配設された各入賞装置に入賞するセーフ球
を検出する各検出スイッチの検出状態をスイッチ検出部
から検出信号記憶手段に読み込み、第2ステップを行
い、第1ステップで検出信号記憶手段に記憶保持した各
検出スイッチの検出状態とスイッチ検出部の各スイッチ
の検出状態とが一致しているか否かを判別し、検出信号
記憶手段に記憶保持した各検出スイッチの検出状態と前
記スイッチ検出部の各スイッチの検出状態とが一致しな
い場合には、一致するまで第1ステップと第2ステップ
とを繰り返すように構成したので、スイッチ検出部の各
スイッチの検出状態に一致するまで、各検出スイッチの
検出状態をスイッチ検出部から検出信号記憶手段に繰り
返し読み込むことで、1回の検出信号判定処理タスク内
で、確実に誤検出や静電ノイズによる信号バケの影響に
よる各検出スイッチの検出状態の読み込みミスを防止す
ることができ、この結果、スイッチの検出信号の読み込
みミスに起因したパチンコ機の制御装置の誤処理や誤動
作を防止することができ、スイッチ検出信号に基く処理
が先送りされることなく行わせることができる。
面図
機の要部を示すブロック図
タイミングチャート
ミングチャート
における当り発生確率との関係を示す図
の概略を示したフロー図
変動処理の一部を示したフロー図
柄変動処理の一部を示したフロー図
柄変動処理の一部を示したフロー図
通電動役物及び球停留装置の動作処理の一部を示したフ
ロー図
別遊技状態・確率移行処理及び大入賞口の動作処理の一
部を示したフロー図
Claims (1)
- 【請求項1】 遊技盤に配設された各入賞装置に入賞す
るセーフ球を検出する各検出スイッチと、前記各検出ス
イッチの検出信号を入力するスイッチ検出部と、前記ス
イッチ検出部に入力された各検出スイッチの検出状態を
読み込んで記憶保持する検出信号記憶手段とを備えたパ
チンコ遊技機において、1回の検出信号入力判定処理タ
スク内に、前記スイッチ検出部から各検出スイッチの検
出状態を前記検出信号記憶手段に読み込む第1ステップ
と、前記第1ステップで前記検出信号記憶手段に記憶保
持した各検出スイッチの検出状態と、前記スイッチ検出
部の各検出スイッチの検出状態とが一致しているか否か
を判別する第2ステップとを備え、前記第2ステップ
で、前記検出信号記憶手段に記憶保持した各検出スイッ
チの検出状態と前記スイッチ検出部の各検出スイッチの
検出状態とが一致しない場合には、前記1回の検出信号
入力判定処理タスク内で一致するまで前記第1ステップ
と第2ステップとを繰り返す一方、前記第2ステップ
で、前記検出信号記憶手段に記憶保持した各検出スイッ
チの検出状態と前記スイッチ検出部の各検出スイッチの
検出状態とが一致する場合には、前記検出信号記憶手段
に記憶保持した各検出スイッチの検出状態を入力データ
として、前記検出信号記憶手段とは別の記憶手段に記憶
された前回の検出信号入力判定処理結果と比較すること
を特徴とするパチンコ遊技機における入賞球検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35026492A JP3343145B2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | パチンコ遊技機における入賞球検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35026492A JP3343145B2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | パチンコ遊技機における入賞球検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06170037A JPH06170037A (ja) | 1994-06-21 |
JP3343145B2 true JP3343145B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=18409328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35026492A Expired - Lifetime JP3343145B2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | パチンコ遊技機における入賞球検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3343145B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007222216A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Maruhon Ind Co Ltd | パチンコ機 |
JP5401785B2 (ja) * | 2007-10-17 | 2014-01-29 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP35026492A patent/JP3343145B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06170037A (ja) | 1994-06-21 |
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