JP2008104814A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】多彩な予告演出を可能にして、遊技者の演出に対する興趣を高めることのできるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】主制御部110から大当たり信号を受信し(SP21)、T・K演出番号を受信すると(SP22)、予告キャラクタ格納部に格納される予告キャラクタの数と、移動する予告キャラクタの数と、キャラクタ停止位置とを抽選で決定し(SP24)、決定した予告キャラクタをターゲット要素の領域内に移動させ(SP25)、移動後の予告キャラクタをターゲット要素内の所定の位置に停止させて演出表示を行う(SP26)。リーチラインが形成されると、その本数が多ければマルチリーチラインへと発展させ、ターゲット要素領域に停止した予告キャラクタ数と形態に応じて、大当り報知を行う(SP27〜SP29)。
【選択図】図17

Description

この発明はパチンコ遊技機に関し、特に、リーチ予告を行うようなパチンコ遊技機に関する。
現状のパチンコ遊技機においては、液晶表示器で特定の表示態様であるリーチ予告や大当り予告が行われているが、それらはキャラクタの登場やアイテムの出現、背景の変化等で行われており、その後の遊技の展開が瞬時で判別できるものが多く、大当りに対する期待感の盛り上げ方がワンパターン化している。
例えば、特開平7−68027号公報(特許文献1)には「リーチになった状態で、リーチラインやリーチ図柄を強調表示する」ことが記載されている。しかし、リーチとならない変動は単なる消化演出に陥り、遊技者の興趣を低下させるという問題がある。そこで、特開平11−347210号公報(特許文献2)には、「複数の大当りラインが設定されている遊技機において、図柄の変動開始後、リーチの表示前に大当りの発生する可能性のあるライン上にコイン形状の大当りライン予告キャラクタを表示させる」ことが記載されている。
特開平7−68027号公報 特開平11−347210号公報
特許文献2に記載されたパチンコ遊技機は、変動開始時に行われるリーチ発生の予告パターンの1つであるが、予告パターンの有無だけでは、画一的な演出になってしまうという問題がある。
そこで、この発明の目的は、多彩な予告演出を可能にして、遊技者の演出に対する興趣を高めることのできるパチンコ遊技機を提供することである。
この発明は、遊技媒体が遊技盤の特定領域を通過することを条件に抽選を行い、その抽選結果に基づいて図柄を可変表示可能な可変表示装置を有し、可変表示装置の表示領域において図柄のリーチ表示状態を経て該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様になったことに応じて、遊技者にとって有利となる特別遊技状態を生起させるパチンコ遊技機において、抽選結果に応じて、可変表示装置の可変表示を制御する可変表示制御手段を含み、可変表示制御手段は、可変表示開始からリーチ表示状態に至るまでの間において、リーチ発生を予告する予告演出手段と、表示領域内をターゲット要素に向けて移動させる所定個数の予告要素及びそのターゲット要素に設けた予告要素の停止位置の数に応じた組合せパターンを記憶する記憶手段と、抽選結果に応じて、記憶手段に記憶されている組合せパターンのいずれかを選択する選択手段とを有し、予告演出手段により、可変表示開始から選択手段により選択された組合せパターンで所定個数の停止位置を含むターゲット要素の表示を行い、所定個数の予告要素のうちの少なくとも一部及びターゲット要素の少なくともいずれか一方を移動させる移動表示を行った後、いずれかの停止位置に停止した予告要素の停止パターンにより、リーチ発生を予告する。
この発明では、ターゲット要素の予告要素停止位置と、移動する予告要素の数を変更することで、多彩な予告演出が可能となり、遊技者の演出に対する興趣を高めることができる。
好ましくは、記憶手段は、複数の停止位置に予告要素を停止させる停止パターンを記憶するパターン記憶手段を含み、選択手段によりパターン記憶手段から選択された停止パターンで複数の停止位置に予告要素を停止させ、予告要素が一定のパターンで停止したとき、リーチ状態に移行する。遊技者はリーチ状態に移行したことを容易に判別できる。
好ましくは、可変表示制御手段は、通常時に、少なくとも可変表示開始からリーチ表示状態に至るまでの間、図柄をスクロール表示により可変表示し、予告演出手段による予告要素の移動を前記スクロール表示と異なる移動表示で行う。これにより、リーチ前段における予告演出を明確にすることができる。
好ましくは、予告演出手段は、ターゲット要素の停止位置に移動する可能性のある予告要素を移動開始する前に、可変表示装置の予め定める所定の箇所に表示する予告要素数を選択して決定する選択決定手段を含む。予告要素の数が多いと遊技者に、大当りのチャンスではないかとの期待感を抱かせることができる。
好ましくは、予告演出手段は、ターゲット要素の種類に応じて、予告要素のターゲット要素に停止する数が異なるように表示する。リーチ発生の予告をさらに多彩にできる。
この発明によれば、可変表示開始から選択された組合せパターンで所定個数の停止位置を含むターゲットの表示を行い、所定個数の予告要素のうちの少なくとも一部及びターゲット要素の少なくともいずれか一方を移動させる移動表示を行った後、いずれかの停止位置に停止した予告要素の停止パターンにより、リーチ発生を予告するようにしたので、多彩な予告演出を可能にして、遊技者の演出に対する興趣を高めることができる。
図1は、この発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機1の外観構成を示す正面図である。パチンコ遊技機1は、ベース枠2に開閉自在に取り付けられた正面扉3を有している。正面扉3には、その上部を開口する略円形の窓4が形成されている。窓4には、例えばガラス板等の透明板が嵌め込まれており、この透明板を介して、その奥側に設けられた遊技盤5を視認できる。
正面扉3の下部には、遊技媒体である遊技球を貯留するための球受容器(球受け皿)6が配置されている。球受容器6に貯留された遊技球は、パチンコ遊技機1の内部に設けられた発射装置(図示せず)に1球ずつ供給される。球受容器6の右側にはハンドル7が設けられており、遊技者がこのハンドル7を握って、軸線回りに回転させることにより、発射装置から遊技盤5に向かって遊技球が1つずつ発射される。
遊技盤5の下部には、遊技者が演出選択できるように押しボタン8,9,10が配置されていてもよい。また、遊技盤5の下部の左右には、効果音を報知するためのスピーカ11,12が設けられている。
図2は、図1に示した遊技盤5の構成を示す正面図である。遊技盤5の周縁には、発射装置から発射された遊技球を遊技盤5の左側上部に導くための略円弧状のガイドレール(図示せず)が配置されている。遊技盤5には、図示しないが多数本の障害釘が配設されており、ガイドレールに沿って遊技盤5の左側上部から上方に放たれた遊技球は、遊技盤5の盤面に沿って多数本の障害釘の間を通って下方へと落下していく。
遊技盤5のほぼ中央には、可変表示装置の一例の液晶表示部14が配置されている。液晶表示部14は、リーチ演出を含む図柄変動を表示する。図柄には、1,2,3…等の数字を使用するが、アルファベット等の文字やキャラクタ絵柄等を使用することができる。なお、液晶表示部14に代えて、ブラウン管やEL表示装置、LEDドット表示装置等の可変表示装置を用いてもよい。
液晶表示部14の下方には、遊技球が入球可能で、入球により特別図柄抽選(大当たり抽選)の契機となる始動入賞口18及びヤクモノ始動口19が配置されている。ヤクモノ始動口19は、電動チューリップ(いわゆる、電チュー)20からなる。通常時は、ヤクモノ始動口19が閉状態となっていて遊技球が入らなくなっている。すなわち、通常時には、電動チューリップ20の羽根201、202が互いに近接して窄められ、羽根201、202の先端が始動入賞口18との間に入球が難しい所定の隙間をあけて近接した状態になっている。液晶表示部14の左隣には入球により普通図柄抽選の契機となる特定領域である普通図柄始動ゲート21が設けられている。
始動入賞口18又はヤクモノ始動口19に遊技球が入ると、予め定める個数の賞球(遊技球)が遊技者に付与されるとともに、遊技者が大当たり遊技を実行できるか否かを決定するための大当たり抽選が行われる。大当たり抽選の抽選結果は、特別図柄表示部24の図柄で表示される。液晶表示部14には3つの絵柄がスクロールされるように表示される。液晶表示部14の表示は、始動入賞口18又はヤクモノ始動口19に遊技球が入るのに応答して変動を開始し、所定時間が経過した後、スクロールしている3つの絵柄が順に停止されていく。大当たりの抽選結果は、3つの絵柄の表示が停止したときに、液晶表示部14に表示される図柄の組合せによって表示される。
ヤクモノ始動口19の下方には、例えば左右に長い長方形状に形成され、複数個の遊技球が同時に入球可能な大入賞口22が配置されている。この大入賞口22に関連して、大入賞口22に遊技球を案内する開状態及び大入賞口22に遊技球が入るのを阻止する閉状態に開閉可能な開閉板23が設けられている。すなわち、開閉板23は、遊技盤5の盤面に沿った状態で大入賞口22を閉塞して、大入賞口22に遊技球が入るのを阻止することができ、また、この状態から、大入賞口22の下端縁に沿って配置された回動軸(図示せず)を中心に手前側に倒伏することにより、大入賞口22を開放して、大入賞口22上に落下してくる遊技球を大入賞口22内に導き入れることができる。
大入賞口22への遊技球の入球に対しては、予め定める個数の賞球が、図示しない賞球払出装置により賞球として、図1に示した球受容器6に払い出される。大当たり遊技に突入すると、開閉板23が開状態となり、容易に遊技球が大入賞口22に入るので、遊技者は多数個の賞球を獲得することができる。
液晶表示部14の左側には、遊技球の流れに影響を与えるための風車27が配置されている。また、遊技盤5の下部には、遊技球の入球に対して賞球が付与されるだけの普通入賞口28が、左側に2つ、右側に2つ(計4つ)配置されている。始動入賞口18、ヤクモノ始動口19及び普通入賞口28に入らなかった遊技球(アウト球)は、遊技盤5の下部に形成されたアウト球回収口29から機内に回収される。
さらに、液晶表示部14の上部には、押しボタン8,9,10のいずれかを操作して物語を選択したときに、装飾効果を演出するための演出ランプや、パチンコ遊技機1における遊技の雰囲気を盛り上げるためのランプ等の図示しない発光部が配置されている。
液晶表示部14の上方には特別図柄表示部24と、普通図柄表示部25と、特別図柄用保留表示部26と、普通図柄保留表示部27とが設けられている。特別図柄表示部24は7セグメント表示器が用いられており、始動入賞ごとの特別図柄抽選結果を示すセグメント表示を行う。普通図柄表示部25は、例えば赤色と緑色の発光ダイオードが用いられており、普通図柄始動ゲート21を遊技球が通過時に抽選が行われ、当該抽選に当選したときは、所定時間変動した後に、赤色発光ダイオードが点灯し、電動チューリップ20の羽根201、202が所定の時間及び回数開く。一方、外れのときは緑色発光ダイオードが点灯する。特別図柄保留表示部26、普通図柄保留表示部27は、それぞれ発光表示器が用いられており、特別図柄と普通図柄の抽選に関しての結果表示を保留している遊技球数を表示する。
図3はこの発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機1の電気的構成を示すブロック図である。図3において、制御部100は、I/Oポート101と、ドライバ回路102,103,104と、主制御部110と、副制御部120,130と、中継基板140とを含む。I/Oポート101は、主制御部110と、入力部30のうちの始動口センサ31と、大入賞口センサ32と、ゲートセンサ33と、複数の普通入賞口28のそれぞれに設けられる普通入賞口センサ41,42,43,44とのインタフェースであり、ドライバ回路102,103,104は、出力部60を駆動する。
主制御部110は、パチンコ遊技機1における遊技の基本となる動作を制御するためのものであり、制御の中枢となるCPU111や、大当たり抽選を行うための乱数発生部とプログラムソフトとが記憶されたROM112や、制御時に必要なデータが書込まれるRAM113を含むマイクロコンピュータで構成されている。
主制御部110は、入力部30からI/Oポート101を介して入力された信号に基づいて、抽選結果に応じたコマンドやデータ等を中継基板140を介して副制御部120に一方向に出力するとともに、ドライバ回路102を介して出力部60に含まれる特別図柄表示部24と、普通図柄表示部25と、特別図柄用保留表示部26と、普通図柄用保留表示部27と、始動口駆動部61と、大入賞口駆動部62とに制御信号を与える。始動口駆動部61は、図2に示した電動チューリップ20の羽根201、202を開閉する。大入賞口駆動部62は、大入賞口22の開閉板23を開閉する。始動入賞に基づいて行われる抽選処理はCPU111により実行される。
副制御部120は、ドライバ回路103を介して液晶表示部14の表示を制御するものであり、可変表示制御手段、予告演出手段、選択手段および選択決定手段として作動するCPU121と、ROM122と、RAM124とを含むマイクロコンピュータで構成されている。ROM122は、演出パターン記憶手段として作動する演出パターンデータ記憶エリア123を含む。
演出パターンデータ記憶エリア123は、主制御部110で決定された1回の大当たり遊技中に液晶表示部14に表示するために使用される画像データや演出パターン画像テーブル等を記憶する。CPU121は、CPU111からの抽選結果に応じたコマンドを受けて、大当たり遊技演出をはじめとする各種演出を行う。なお、図1に示した押しボタン8,9,10が設けられるときは、副制御部120には、I/Oポート101を介して図示しない左押しボタンセンサ,中押しボタンセンサ,右押しボタンセンサからセンサ信号が与えられる。また、副制御部120には、双方向でデータを送受信する副制御部130が接続されている。副制御部130は、ドライバ回路104を介して、スピーカ11,12と装飾効果を演出するための演出ランプを制御するものであり、CPU131と、ROM132と、RAM133とを含む。
入力部30は、始動口センサ31と、大入賞口センサ32と、ゲートセンサ33と、複数の普通入賞口28のそれぞれに設けられる普通入賞口センサ41,42,43,44とを含む。
始動口センサ31は、始動入賞口18及びヤクモノ始動口19に設けられ、それぞれへの遊技球の入球を検出し、大入賞口センサ32は、大入賞口22への入球を検出する。ゲートセンサ33は、普通図柄始動ゲート21を遊技球が通過したことを検出する。普通入賞口センサ41,42,43,44はそれぞれ複数の普通入賞口28への遊技球の入球を検出する。
まず、この発明の全体の動作を説明する前に、この発明の一実施形態におけるターゲット・キャラクタ演出(以下、T・K演出と略称する。)例について説明する。
図4及び図5は予告演出の液晶表示部14内でのT・K演出例を示す図であり、特に、図4(A)は演出開始時の表示例を示し、図4(B)は予告キャラクタ142がターゲット要素143の方向に移動する表示例を示す。図5(A)はターゲット要素143まで移動した予告キャラクタ142がターゲット要素143の交点で停止して張り付く例を示し、図5(B)は予告キャラクタ142が張り付かなかったターゲット要素143の交点が図柄変動し、マルチリーチラインを形成する例を示す。
図4及び図5に示したT・K演出は、後述の図18に示す通常の演出とは異なる特別演出であり、液晶表示部14での通常の演出図柄の高速変動時もしくはリーチ演出時に、画面がホワイトアウトして図4(A)に示す画面となる。
図4(A)において、液晶表示部14の右側には予告キャラクタ格納部141が表示されており、予告キャラクタ格納部141には、予告キャラクタ142が格納されている。予告キャラクタ142は、液晶表示部14の画面中央より左側に表示されているターゲット要素143に向けて移動可能に表示される。図4(A)では予告キャラクタ142を12個表示しているが、後述の図15に示すが予告キャラクタ格納部141の予告キャラクタ142の数が多いほど大当りのチャンスになりやすくされている。したがって、多くの予告キャラクタ142が予告キャラクタ格納部141に存在するほど、遊技者の期待が高まる。
ターゲット要素143は、2つの円周部と4本の直線とを組み合わせた蜘蛛の巣状に形成されており、ターゲット要素143の円周部と直線との複数のそれぞれの交点に予告キャラクタ142が停止する停止位置を含む。後述するが、この実施形態では、交点の少ないタイプAと、交点の多いタイプBとの2種類のターゲット要素が設けられており、交点の多いターゲット要素が出現するほど大当りのチャンスとなりやすいので、そのとき遊技者の期待は高まる。画面の左隅には、演出図柄144が上から下に変動するように表示される。
図4(B)は、予告キャラクタ142がターゲット要素143方向に移動する様子を示している。このとき、必ずしも予告キャラクタ格納部141の全ての予告キャラクタ142が移動しなくともよいが、この実施形態では予告キャラクタ格納部141の全ての予告キャラクタ142がターゲット要素143方向へ移動するものとする。
移動した予告キャラクタ142は図5(A)に示すように、ターゲット要素143の交点で停止し、張り付く。ここでも、移動してきた予告キャラクタ142の全てがターゲット要素143に張り付くわけではない。
図5(B)に示すように、ターゲット要素143に張り付いた予告キャラクタ142は、例えば「7」に変わり、予告キャラクタ142が張り付かなかったターゲット要素143の交点は上から下に図柄変動し、マルチリーチラインを形成する。マルチリーチラインとは、下向き↓が複数表示され、複数のリーチラインが形成される状態を示す。リーチライン数が多いほど大当り信頼度が高くなる。
図6はターゲット要素143aと、予告キャラクタ142とにより形成されるリーチラインを示し、図7は図6に示したリーチラインを具体的に示した図である。
図6及び図7は、円周部が1つの交点が少ないタイプAのターゲット要素143aを表示した例を示しており、特に、図6(A)及び図7(A)は2個の予告キャラクタ142がターゲット要素143aに停止している1リーチラインを示し、図6(B)及び図7(B)は3個の予告キャラクタ142がターゲット要素143aに停止している3リーチラインを示し、図6(C)及び図7(C)は5個の予告キャラクタ142がターゲット要素143aに停止している8リーチラインを示す。
図6(A)に示すように1リーチラインでは、図7(A)の矢印に示すように直線上に同一図柄が3個連続して停止すると大当りになる。リーチラインは直線上だけではなく、図6(B)及び図7(B)に示すように円周方向にも生じる。3リーチラインでは、図7(B)の2本の直線状の矢印に示す方向で2本の直線上に同一図柄が3個連続して停止する場合と、1本の円弧状の矢印で示すように円周方向に同一図柄が3個連続して停止する場合とがある。さらに、8リーチラインでは、図7(C)の4本の直線状の矢印で示す方向に直線上に同一図柄が3個連続して停止する場合と、4本の曲線状の矢印で示す円周方向に同一図柄が3個連続して停止する場合とがある。
図8はターゲット要素143と、予告キャラクタ142とにより形成されるリーチラインを示し、図9は図8に示したリーチラインを具体的に示した図である。
図8及び図9は、円周部が2つの交点の多いタイプBのターゲット要素143を表示した例を示している。図8(A)及び図9(A)は、2個の予告キャラクタ142が、ターゲット要素143に停止している1リーチラインを示し、図8(B)及び図9(B)は4個の予告キャラクタ142がターゲット要素143に停止している5リーチラインを示し、図8(C)及び図9(C)は9個の予告キャラクタ142がターゲット要素143に停止している17リーチラインを示す。
図8及び図9に示した例も図6及び図7と同様にして、所定数のリーチラインに同一図柄が3個以上連続して停止すると大当りとなる。
図10はT・K演出の演出終了時の表示例を示す図である。図10においては、一例として5ラインリーチの例を示している。図10(A)は4個の予告キャラクタ142が、円周部が2つのターゲット要素143に停止している状態を示しており、前述の図9(B)の3本の直線状の矢印と、2本の曲線状の矢印とで示すように5ラインリーチを報知している。この状態から図10(C)(大当りライン3ライン)又は図10(D)(大当りライン2ライン)に示すように同一図柄「7」が3個連続する大当りラインが2ライン以上生じると、確変大当りを報知し、T・K演出終了後に、図10(E)に示す確変大当りを確定表示する(例えば、「7」のような奇数図柄揃いで停止する)。
図10(B)に示す5ラインリーチの表示から、図10(F)に示すように、同一図柄「7」が3個連続する大当りラインが1ラインのみを生じると、通常大当りを報知する。この場合も、T・K演出終了後に、図10(G)に示す通常大当りを報知する(例えば「6」のような偶数図柄揃いで停止する)。
なお、図10(B)に示す5ラインリーチを報知しても、図10(H)に示すように同一図柄が3個連続しなかった場合は、ハズレとなり、T・K演出終了後に、図10(I)に示すハズレ確定表示を報知する。
図11(A)及び図12は、大当り時のゲームフローを示す図である。
まず、抽選で大当り乱数を取得した場合について説明する。この発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機の大当り確率は、図11(A)に示すように1/300とする。また、大当り時は必ずリーチを経て、250/250の確率で大当りになるものとする。大当りが内部的に確定している時に、T・K演出が選択される確率は128/256である。したがって、必然的にT・K演出以外の演出が選択される確率も128/256である。
図11(B)は、T・K演出が選択されたときのリーチライン選択テーブルを示している。リーチライン選択テーブルには、図12の演出振分テーブルのT・K演出1(6)〜T・K演出6(11)に示すように、ターゲット要素のタイプAの1リーチライン、3リーチライン、8リーチライン及びターゲット要素のタイプBの1リーチライン、5リーチライン、17リーチラインのそれぞれの選択確率が示されている。リーチラインのタイプAと、タイプBもともに有効ライン数が多いほど、選択率が高くなっている。
なお、T・K演出以外が選択された場合には、図12の演出振分テーブルの(1)〜(5)に示すようにノーマルリーチ、ノーマルロングリーチ、ノーマル→スーパーリーチA、ノーマル→スーパーリーチB、ノーマル→スーパーリーチCのいずれかが選択される。
図13(A)及び図14は、ハズレ時のゲームフローを示す図であり、図15はT・K演出の図柄変動開始時の格納時のキャラクタ要素数の選択テーブルを示す図である。
次に、ハズレ時のフローについて説明する。図13(A)に示すように、1回のゲームでのハズレ確率は299/300であり、リーチなし演出が選択される確率を214/250とし、T・K演出が選択される確率は16/256とする。しかし、このときのT・K演出はいわゆるガセ予告でありリーチにはならない。
ガセ予告とは、例えば、変動開始時は、図4(A)で説明したような演出表示となるが、予告キャラクタ格納部141内の予告キャラクタ142は移動せず、T・K演出が終了して、通常画面表示に戻り、ハズレ確定表示された後に、次のゲームに移る場合、又は、図4(B)に示すように予告キャラクタ142がターゲット要素143の表示領域に移動しても、予告キャラクタ142がターゲット要素143に1つしか張り付かない場合や1つも張り付かない場合で、ハズレ確定表示されて、次のゲームに移る場合等である。なお、T・K演出以外の演出が選択される確率は240/256である。
リーチなし演出が行われる場合は、図14の演出振分テーブルに示すように、ハズレ1、ハズレ2、ハズレ3のそれぞれが選択されるが、これらは変動時間が異なり、例えば異なるキャラクタが出現するように演出される。
次に、リーチあり演出が選択される確率は、36/250と設定され、リーチあり演出が選択されたときにT・K演出が選択される確率は64/256に設定され、それ以外の演出が選択される確率は192/256である。
T・K演出が選択された場合には、図13(B)のテーブルに従いターゲット要素とリーチライン数が選択決定される。これは図14の記載ではT・K演出1(6)〜T・K演出6(11)に示すように、ターゲット要素のタイプAの1リーチライン、3リーチライン、8リーチライン及びターゲット要素のタイプBの1リーチライン、5リーチライン、17リーチラインのそれぞれの選択確率が示されている。ここでは、タイプA及びタイプBともにリーチラインの有効数が少ないほど選択確率が高くなっている。
図13(C)は、計算したタイプ別のそれぞれのリーチラインの大当り信頼度を示したものである。すなわち、タイプAの1リーチライン、3リーチライン、8リーチライン及びタイプBの1リーチライン、5リーチライン、17リーチラインのそれぞれに関して、1ゲームでの当たり期待値と、1ゲームでのハズレ期待値と、前記2つの期待値から導出した信頼度とが示されている。図13(C)からリーチラインが多いほど、大当りしやすいことがわかる。
ハズレが内部的に決定しているときのリーチありでのT・K演出は、図14の演出振分テーブルに示すように、T・K演出1(6)〜T・K演出6(11)が規定されており、リーチありでそれ以外の演出は、図14の演出振分テーブル(1)〜(5)に示すように、ノーマルリーチ、ノーマルロングリーチ、ノーマル→スーパーリーチA、ノーマル→スーパーリーチB、ノーマル→スーパーリーチCが規定されている。
それとは別に図15に基づいて、大当り抽選の当否に関係なく、それぞれのT・K演出時の最初に予告キャラクタ格納部141に表示される予告キャラクタ142の数が専用の乱数カウンタにより決定される。すなわち、図12の(6)〜(11)もしくは図14の(6)〜(11)で選択されたターゲット要素143のタイプと予告キャラクタ142とによるリーチラインが選択決定されたときに、最初に予告キャラクタ格納部141に表示する予告キャラクタ142の数を例えば副制御部120のCPU121により図15のテーブルに基づいて選択決定される。最初に予告キャラクタ格納部141に表示する予告キャラクタ142の数が多いほど信頼度の高いT・Kリーチに発展しやすい構成となっている。
一方、もちろん主制御部110から送られてくる演出番号で最初に予告キャラクタ格納部141に表示される予告キャラクタ142の数が決定されていてもよい。
図16はこの発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機の主制御部110のゲーム制御を説明するためのフローチャートであり、図17は同じく副制御部120のゲーム制御を説明するためのフローチャートである。図18は液晶表示部14での演出図柄の通常時の変動例を示す図であり、図19はT・K演出に関する副制御部110での演出選択例を示す図である。
次に、図16〜図19を参照して、この発明の一実施形態のパチンコ遊技機の全体の動作について説明する。
図3に示した主制御部110のCPU111は、図2に示す始動入賞口18あるいはヤクモノ始動口19にパチンコ玉が入賞すると、図3に示す始動口センサ31の検出出力に基づいて、大当たり抽選を行う。この抽選は、ROM112の乱数発生部を用いて、大当たり抽選乱数のうち、たとえば「5」のみを大当たりとするものであり、その大当たり確率は、図11で説明したように、たとえば1/300である。
この抽選が大当りであれば、通常の遊技状態とは別に、遊技者にとって有利となる特別遊技状態を生起する。例えば、始動入賞口18又はヤクモノ始動口19に打球が入賞したときに抽選を行うと同時に、図18に示すように、液晶表示部14の3つの数字の演出図柄を上下にスクロールさせて変動を開始し、さらに3つの数字の図柄のスクロールする時間を短縮して高速変動させる等の変動図柄の管理を行う。抽選が大当りであれば、特定の図柄の組合せで停止表示してリーチ発生とし、抽選がハズレであればハズレの確定表示する。リーチ発生後に3つの数字の演出図柄を揃えて大当り確定表示を行い、ハズレであればハズレ確定表示を行う。なお、以下の説明では、大当り時は必ずリーチを経て、大当りになるものとする。
図16を参照して、より具体的に説明すると、主制御部110のCPU111は、ステップ(図示ではSPと略称する。)SP1において、当該変動用の大当り乱数を参照して抽選を行う。ステップSP2において、大当りであるか否かを判別する。抽選が大当たりであれば、ステップSP3において、特別図柄表示部24に表示する図柄と、液晶表示部14に表示する演出図柄を決定する。ステップSP4において、T・K演出選択か否かを判別し、T・K演出でなければ、ステップSP5において、例えば図14に示したノーマルリーチ等の他の演出を選択する。
T・K演出選択であれば、ステップSP6において、図12に示した演出振分テーブルに基づいて演出番号(6)〜(11)からT・K演出1〜6のいずれかを決定する。主制御部110のCPU111は、ステップSP7において、決定したT・K演出番号と大当り図柄とを副制御部120のCPU121に送信する。ステップSP8において、大当り確定表示コマンドを副制御部120に送信し、ステップSP9において、大当り遊技開始コマンドを副制御部120に送信し、ステップSP10において、大当り遊技終了コマンドを送信する。そして、確変、時短等の通常画面の表示に戻るように副制御部120に命令する。
副制御部120のCPU121は、主制御部110からの指令に応じてゲーム制御を行う。すなわち、図17に示すステップSP21において、主制御部110から大当たり信号を受信したか否かを判別しており、受信していれば大当りであり、受信していなければハズレであると判断する。大当たり信号を受信したことを判別すると、ステップSP22において、主制御部110からT・K演出1〜6のいずれかを受信したか否かを判別し、T・K演出番号を受信していなければ、ステップSP23において、主制御部110からT・K演出以外の演出番号を受信する。
CPU121は、主制御部110の制御によるステップSP7で送信されたT・K演出番号を受信していれば、ステップSP24において、図15に示したT・K演出の図柄変動開始時の予告キャラクタ格納部141のキャラクタ要素数の選択テーブルを参照して、予告キャラクタ格納部141に格納される予告キャラクタ142の数と、移動する予告キャラクタ142の数(この実施形態では予告キャラクタ格納部141の予告キャラクタ142は全てターゲット要素方向に移動するものとしている)と、予告キャラクタ142がターゲット要素143で停止する停止位置を決定する。例えば、T・K演出1の1ラインリーチが選択されたとすると、図19に示すように、例えば22種類のパターンがあるので、専用の乱数カウンタにより乱数0〜21のいずれかを抽選により選択する。これにより4本の直線と円周部との9個の交点のうちの2個の交点を有する1ラインリーチが選択される。一方、もちろん主制御部110から送信されてくる演出番号でターゲット要素143での予告キャラクタ142の停止位置が決定されてもよい。
ステップSP25において、演出図柄変動を開始させるとともに、ステップSP26において、主制御部110より受信した演出番号に基づいて、前記予告キャラクタ格納部141に予告キャラクタ142を表示し(図4(A))、予告キャラクタ142をターゲット要素143方向へ移動させ(図4(B))、ターゲット要素の所定の位置に停止させる演出表示を行う(図10(A))。リーチラインが形成されると、その本数が多ければマルチラインリーチへと発展させ(図10(B))、その後、図10(C),(D),(F)のような形態で大当り報知を行う。次に、ステップSP27で図10(E),(G)に示すように大当り確定表示を行い、ステップSP28において、大当り遊技表示を行い、ステップSP29において、大当り遊技終了表示する。
再び、図16を参照して、主制御部110のCPU111は、ステップSP2において、大当りでないことを判別すると、ステップSP11において、演出としてT・K演出選択か否かを判別し、T・K演出でなければ、ステップSP12において、他の演出を選択する。演出としてT・K演出が選択されていれば、ステップSP13において、特別図柄表示部24に表示する図柄と、液晶表示部14に表示する演出図柄の最終停止図柄と、ハズレテーブルに基づいて演出番号を決定する。ステップSP14において、決定された演出番号及びハズレ図柄を副制御部110に送信する。ステップSP15において、ハズレ確定表示コマンドを副制御部110に送信し、次のゲームの処理に進む。
副制御部120では、主制御部110のCPU111から大当り信号を受信することなく、ステップSP30において、演出としてT・K演出番号を受信すると、ステップSP31において、予告キャラクタ格納部141に格納される予告キャラクタ142の数と、移動する予告キャラクタ142の数(この実施形態では予告キャラクタ格納部141の予告キャラクタ142は全てターゲット要素143方向に移動するものとしている)と、予告キャラクタ142がターゲット要素143で停止する停止位置を例えば副制御部120のCPU121が抽選で決定する。
ステップSP30において、T・K演出番号を受信していないことを判別すると、ステップSP32において、主制御部110からT・K演出以外の演出番号を受信する。ステップSP33において図柄の変動を開始し、ステップSP34において、主制御部110より受信した演出表示を行い、ステップSP35においてハズレ表示を行う。
上述のごとく、この発明の一実施形態によれば、可変表示開始から選択された組合せパターンで所定個数の停止位置を含むターゲット要素143の表示を行い、所定個数の予告キャラクタ142のうちの少なくとも一部を移動させる移動表示を行った後、いずれかの停止位置に停止した予告キャラクタ142の停止パターンにより、リーチ発生を予告するようにしたので、多彩な予告演出を可能にして、遊技者の演出に対する興趣を高めることができる。
図20〜図23はプレミアパターンを示す図であり、図20及び図21はプレミアパターンのその1の例を示している。プレミアパターンは、必ずしも上述の実施形態のようなマルチラインリーチに発展しないプレミア(大当り確定)演出である。図20(A)には、図4(A)と同様に、液晶表示部14に予告キャラクタ格納部141が表示されており、予告キャラクタ格納部141には複数の予告キャラクタ142が格納されている。これらの複数の予告キャラクタ142が図20(B)に示すようにターゲット要素143に向けて移動する。
移動した予告要素142は、図21(A)に示すようにその一部がターゲット要素143にV字型に張り付き、図21(B)に示すようにそれらの予告キャラクタ142が爆発するように表示される。そして、図21(C)に示すように、2つのリーチラインで図柄が揃うと確変大当りとなる。
図22及び図23は、プレミアパターンのその2を示す図である。図22(A)は、予告キャラクタ142が予告キャラクタ格納部141に1個しかなく、その1個の予告キャラクタ142が図22(B)に示すように、ターゲット要素143に移動し、図22(C)に示すようにターゲット要素143の中央に張り付く。その後、図23(A)に示すように予告キャラクタ142が膨張してキャラクタ要素145が表示され、図23(B)に示すように爆発する。爆発したキャラクタ要素145から新たに多数のキャラクタ要素146が出現し、図23(C)に示すように、キャラクタ要素146がターゲット要素143の全ての交点である全停止可能ポイントに張り付く。そのキャラクタ要素146が図23(D)に示すように、全て「7」になり、全ラインに揃って確変大当りになる。
なお、上述の説明では、ターゲット要素143を液晶表示部14上で停止させ、予告キャラクタ142がターゲット要素143に向けて移動するようにしたが、予告キャラクタ142をターゲット要素143に向けて移動させるとともに、ターゲット要素143も予告キャラクタ142に向けてゆっくり移動させるようにしてもよい。
また、予告キャラクタ142のうち、ターゲット要素143の領域内に移動する可能性のある予告キャラクタを移動開始する前に、予め所定の箇所に表示しておいてもよい。これにより、予告キャラクタ142の数が多いと遊技者にチャンスではないかとの期待感を抱かせる効果がある。
さらに、ターゲット要素143の種類によって、予告キャラクタ142の停止する数が異なるようにしてもよい。例えば、ターゲット要素143の色を通常は白画面に黒色で表示し、金色で表示するときは、通常の黒色で表示するときよりも多くの予告キャラクタ142が停止しやすくしてもよい。
さらに、ターゲット要素143の領域内の予告キャラクタ142の停止位置と、予告キャラクタ142の表示は、いずれか一方を先に表示してもよく、あるいは同時に表示するようにしてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機の外観構成を示す正面図である。 図1に示した遊技盤の構成を示す正面図である。 この発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図である。 予告演出の液晶表示部内での演出例を示す図である。 予告演出の液晶表示部内での演出例を示す図である。 円周部が1つのターゲット要素と予告キャラクタにより形成されるタイプAのリーチラインを示す図である。 図6に示したリーチラインを具体的に表示した例を示す図である。 円周部が2つのターゲット要素と予告キャラクタにより形成されるタイプBのリーチラインを示す図である。 図8に示したリーチラインを具体的に表示した例を示す図である。 演出終了時の表示例を示す図である。 大当り時のゲームフローと、T・K演出のリーチライン振分テーブルを示す図である。 大当り時のゲームフローを示す図である。 ハズレ時のゲームフローを示す図である。 ハズレ時のゲームフローを示す図である。 T・K演出の図柄変動開始時の格納時のキャラクタ要素数の選択テーブルを示す図である。 この発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機の主制御部のゲーム制御を説明するためのフローチャートである。 この発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機の副制御部のゲーム制御を説明するためのフローチャートである。 液晶表示部での演出図柄の通常時の変動例を示す図である。 T・K演出に関する副制御部での演出選択例を示す図である。 プレミアパターンのその1を示す図である。 プレミアパターンのその1を示す図である。 プレミアパターンのその2を示す図である。 プレミアパターンのその2を示す図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機、14 液晶表示部、18 始動入賞口、110 主制御部、111,121 CPU、120 副制御部、112,122 ROM、123 演出パターンデータ記憶エリア、113,124 RAM、141 予告キャラクタ格納部、142 予告キャラクタ、143 ターゲット要素、145,146 キャラクタ要素。

Claims (5)

  1. 遊技媒体が遊技盤の特定領域を通過することを条件に抽選を行い、その抽選結果に基づいて図柄を可変表示可能な可変表示装置を有し、前記可変表示装置の表示領域において図柄のリーチ表示状態を経て該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様になったことに応じて、遊技者にとって有利となる特別遊技状態を生起させるパチンコ遊技機において、
    前記抽選結果に応じて、前記可変表示装置の可変表示を制御する可変表示制御手段を含み、
    前記可変表示制御手段は、
    可変表示開始からリーチ表示状態に至るまでの間において、リーチ発生を予告する予告演出手段と、
    前記表示領域内をターゲット要素に向けて移動させる所定個数の予告要素およびそのターゲット要素に設けた予告要素の停止位置の数に応じた組合せパターンを記憶する記憶手段と、
    前記抽選結果に応じて、前記記憶手段に記憶されている組合せパターンのいずれかを選択する選択手段とを有し、
    前記予告演出手段により、可変表示開始から前記選択手段により選択された組合せパターンで所定個数の停止位置を含むターゲット要素の表示を行い、所定個数の予告要素のうちの少なくとも一部および前記ターゲット要素の少なくともいずれか一方を移動させる移動表示を行った後、いずれかの停止位置に停止した予告要素の停止パターンにより、リーチ発生を予告するようにした、パチンコ遊技機。
  2. 前記記憶手段は、複数の停止位置に予告要素を停止させる停止パターンを記憶するパターン記憶手段を含み、
    前記選択手段により前記パターン記憶手段から選択された停止パターンで前記複数の停止位置に前記予告要素を停止させ、前記予告要素が一定のパターンで停止したとき、リーチ状態に移行するようにした、請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記可変表示制御手段は、通常時に、少なくとも前記可変表示開始からリーチ表示状態に至るまでの間、図柄をスクロール表示により可変表示し、
    前記予告演出手段による予告要素の移動を前記スクロール表示と異なる移動表示で行う、請求項1または2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記予告演出手段は、前記ターゲット要素の停止位置に移動する可能性のある予告要素を移動開始する前に、前記可変表示装置の予め定める所定の箇所に表示する予告要素数を選択して決定する選択決定手段を含む、請求項1から3のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記予告演出手段は、前記ターゲット要素の種類に応じて、前記予告要素の前記ターゲット要素に停止する数が異なるように表示する、請求項1から4のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
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