JP3343140B2 - スクリーンシステム - Google Patents
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Description
ム、特に2次のモアレの生じないスクリーン印刷システ
ムに関する。
インクの有無をプリントする二元のプロセスである。写
真もしくは他の“コントーン”の再生プロセスとは異な
り、色調や色彩の種々の陰影を得ることが制御されてい
ない変調のインク密度により可能である。
果を得るために、サイズが変調されるドットのパターン
が使用されている。0%のドットサイズはインクが無い
のに対応し、100%のドットサイズは濃いインク領域
に相当する。ドットサイズを変調することにより密度を
得るプロセスはハーフトーン変調と呼ばれている。
の中心を結ぶ最短線の方向に沿って見た角度)と、スク
リーン線数(スクリーン角の方向から見た測定ユニット
当たりのドットの中心の数により規定される)と、0%
から100%になるのに従うドットの形状(通常は“ス
ポット函数”により制御せされ)とにより決定される。
タと、黄とブラックとの4色のインクが使用されてい
る。全ての印刷が可能な色は、これら4色のインクのド
ットパーセントの特別な組み合わせを重ねて印刷するこ
とにより得ている。
角度並びにスクリーン線数は、以下の2つの状態で選定
される。
ラー再生の感度を低くするために、4色のインクのドッ
ト間の相対的位置を(疑似の)ランダムにしなければな
らない。
し、“モアレ”として知られている新たなパターンが生
じることが知られている。カラー印刷でのドットパター
ンをモアレパターンが生じないように選ぶ必要がある。
スクリーン線数を正確に有するシアンとマゼンタとブラ
ックのインクのためのドットのパターンを使用し、かつ
互いに30度並びに60度正確に離れた角度を使用する
ことにより達成されている。イエローインクは、他と同
じスクリーン線数と、他のインクの1つに対して15度
離れた角度とを使用したスクリーンにより、通常は印刷
されて居る。良く使用されている角度の組み合わせは以
下の通りである。
ブラックのドットの同相対位置は決して繰り辺されな
く、前記第1の要求を満足する。そして、約150 l
/iのスクリーン線数が使用されたときにほとんど発生
しないような“マイクロモアレ”と“モアレ”はなる。
イルム印刷機でハーフトーンのドットのパターンを作る
幾つかの方法が知られている。代表的なデジタルフイル
ム印刷機は高解像度で感光材を露光する走査レーザビー
ムを使用している。代表的には、レーザビームがONも
しくはOFFに変調され得る解像度を決定する“グリッ
ド”は1/2400インチの範囲のピッチを有する。デ
ジタル印刷のアルゴリズムは、所望の部分的密度レベル
に対応するサイズのハーフトーンドットを作るマイクロ
ドットのクラスターを形成するように印刷グリッドでの
マイクロドットをONもしくはOFFに転じなければな
らない。
トーン画素値を印刷機のグリットでハーフトーンマイク
ロドットに変更するスレショールドメカニズムを使用し
ている。スクリーン函数値は“山と谷”の態様として配
置される。これら山は高スクリーン函数値と対応し、谷
は低スクリーン函数値と対応刷る。この態様の実際の形
状は“スポット函数”により制御去れる。図1は、これ
を1次元モデルで示している。
トーンにされる像の画素値に対して、印刷グリッド上
で、ドット対ドット並びにライン対ラインとして比較さ
れる。スクリーン函数値が、印刷グリッド上の位置で画
素値よりも高い場合には、レーザビームは“ON”に変
調され、フイルムにブラックマイクロドットを作る。ス
クリーン函数値の配列により、ハーフトーンドットの小
さいクラスターは、像の明るい部分でハイルムに生じ、
一方大きいマイクロドットのクラスターは原像の暗い部
分で見える。この方法で、原像の画素の明るさの情報
が、対応するサイズでハーフトーンドットに遷移され
る。
は、画素の明るさのレベルを減じるためにどの様にドッ
トが小から大になるかを正確に制御する。この配置は、
またハーフトーンドットの中心の相対位置(線数並びに
角度)を制御する。最もハーフトーン的にアルゴリズム
間の区別は、スクリーン函数値が印刷のときに得られる
ようにしてなされ得る。あるアナゴリズムは、煽りでの
印刷グリッドの夫々の部材に対する適当なスクリーン函
数値を得るために、全て数学的評価がなされる。他のア
ナゴリズムはオフラインの計算をし、この結果をマトリ
ックスで記憶し、印刷のときに適当なオーダーで予め記
憶された値を呼び出す。
で、最も基本的な回転タンジエントスクリーン印刷の働
きを説明する。
され、矩形マトリスとして記憶される。マトリックスの
サイズは、形成されるドットのサイズを決定する。印刷
のときに、マトリックス要素は所定のオーダーで呼び出
されてコントーンデータをハーフトーンにするのに使用
去れる。この動作は、印刷グリッドでのスクリーン角度
のもとで、マトリックス要素の配置並びに複写と等価で
ある。このような印刷の周波数(frequency)
と角度とは以下のようになる(図2参照) alfa=arctan(A/B) freq=res/sqrt(A*A+B*B) ここで、resは解像度 この方法での全てのドットは、印刷グリッドで1つのそ
して同じマトリックスの複写から得られるので、マトリ
ックスの4つのコーナーが印刷グリッドの点と一致する
ように働くことがこの方法にとって必要である。これ
は、角度のアークタンジエントが2つの整数A並びにB
の比と常に等しいので、この方法が回転タンジエントと
呼ばれる所以である。これは、この方法で生じ得る線数
と確度並びに通常の角度と線数とが近ずき得る制度とに
対して、非常に密接な関係を有する。
写の角度が正確に制御できない様子を示す。角度的精度
は、タイルが大きくなると、良くなる。カラー印刷の分
野で、モアレの無いカラー再生となるシアン、マゼン
タ、ブラック分離のための角度と線数との組み合わせを
達成することは難しいことが証明されている。米国特許
No.3,657,472号,4,084,183号,
4,443,060号並びに4,537,470号に
は、これらスクリーンの組み合わせを使用したときに印
刷で生じる問題を少なくする技術が示唆されている。
施例には、4つのスクリーンのため小さい合同部分が使
用されると、従来の彩紋とは異なり、目を害することの
ない繰り返しマイクロ構造が得られることが開示されて
いる。
ントスクリーン印刷 回転タンジエントスクリーン印刷の改良が、単一のドツ
を含む代わりに、水平並びに垂直方向に“m”ドットを
含む“スウパーセル”を使用することにより得られる。
この場合、個々のドットの4つのコーナーの点では無
く、スウパーセルの4つのコーナーの点が印刷グリッド
上にあることのみが必要である。“スウパーセル”のサ
イズは個々のドットよりも大きいので、比較的高い精度
が、従来の角度近くで達成できる。この方法は図4に示
されている。得られる角度は、これらのアークタンジエ
ントがまだ2つの整数A並びにBの比に等しいので、ま
だ“回転タンジエント角度”である。
周波数と角度とは以下のように示される。
高精度で通常のスクリーン角度を均似値できるスクリー
ン印刷のアルゴリズムを発展させるために過去に多くの
努力が費やされた。これらのアルゴリズムは、最高に可
能な精度で15度並びに75度の角度(これらは不合理
なタンジエント)に最終的には近ずくので、“不合理な
タンジエントスクリーン印刷アルゴリズム”と称されて
いる。これらアルゴリズムのほとんどは、所定の角度並
びに所定の周波数で、スポット関数の1期間をサンプリ
ングすることにより、スクリーン函数値を招じる。この
技術は、図5に示されている。サンプリング角度並びに
周波数は、得られるであろうスクリーンの角度と線数と
を決定する。サンプリング角度が本当に無理数(即ち、
2つの整数の比として表され得ない)であれば、スクリ
ーン函数期間での同じxy位置は再びサンプリンされな
いであろう。
刷アルゴリズムの逐行の可能な2つの方法がある。第1
の方法では、スクリーン函数期間でのサンプルの値がフ
ライで評価される。この数学的評価は早くしなければな
らないので、必要な速度を達成するためには特別名ハー
ドウエアが通常は必要である。また、この方法は、非常
に多くの計算を必要としないスポット関数に制限されて
いる。米国特許No.4,419,690号にこの方法
が開示されている。
が事前に計算され、これらが、代表的には32×32も
しくは64×64の要素のサイズの二次元マトリックス
に記憶される。スクリーン函数期間のサンプリングは、
サンプル点のxy位置に最も近く位置する、予め計算さ
れたマトリックス要素を抽出することにより果たされ
る。しかし、マトリックスのアドレスのときに周期的な
丸める効果から生じるアーティフアクトを減じるため
に、サンプルのxy位置座標にノイズを通常は加算し、
特別の平均化技術が使用されなければならない。この技
術は、米国特許No.4,499,489号,4,45
6,924号,4,700,235号並びに4,91
8,622号に開示されて居る。この特別な平均化技術
は、不合理なタンジエントスクリーン印刷アルゴリズム
の逐行を比較的複雑で高価にする。
解析 上述したスクリーン印刷システムでの、カラー印刷の逐
行は、カラー印刷でのモアレの解析のための技術での前
説明の後、説明する。
用は、“周波数ドメイン”でのベクトルダイアグラムに
より最も調べられうる。全てのドットのラスターは、夫
々の長さがスクリーンの周波数に対応し、そして角度が
ラスターの角度に対応した2つの直交するベクトルによ
り表され得る。ラスターの“調和周波数”の影響は無視
されている。
作用は、複数の原ベクトルの和もしくは差の全ての可能
な組合わせに対応する。
重要な源は、シアンとマゼンタとブラックのラスターの
重ね合せから生じる2次のモアレ(*)と関連してい
る。カラー複写での最終目的は、無限大の、これらラス
ターからのモアレ期間を得ることで有る。図6は、これ
を従来のスクリーンを使用した場合で示す。15度マゼ
ンタ成分と135度ブラック成分との和は75度シアン
成分に正確に一致し、モアレに対してゼロ周波数(かく
して、無限期間)となる。同様に、45度ブラック成分
と165度シアン成分との和は105度マゼンタ成分と
正確に一致する。この式は以下のようになる。
示す。15度マゼンタと135度ブラックとの和は75
度シアンベクトルと一致しない。“2次のモアレ”は、
この場合ゼロ周波数を有しない。そして、角度と期間と
が差ベクトルに対応した周期的パターンが生じる。ここ
で使用するように、“2次モアレ”と言う用語は、原成
分(例えば“シアン”)と2つの他の原成分(例えば、
マゼンタとブラック)間の相互作用の結果生じた成分と
の間の相互作用の結果としてのモアレを意味する。
クトルの長さと角度との間の関係のみを示す。この関係
に加えて、3つのラスターの相対位相も示されて居る。
3つのラスターの相対位相はハーフトーンドット間の平
均重なりに対して影響を与え、どの種類の彩紋が得られ
るかを決定する。図8(a)は特別な位相関係での3つ
のラスター(15,45並びに75度)のモアレの無い
組合わせを示す。図8(b)は、同じセットのラスター
を示す。ここで45度スクリーンが位相でシフトした期
間の半分である。これら図から、“彩紋”構造が両方の
場合で異なることが解る。図8(a)の彩紋構造は、こ
れを所定距離から見たときに目に粗く見えず、かつ影で
好ましいぼかしを維持しているので、好ましいものであ
る。図9はモアレの場合を示す。15度並びに75度ラ
スターの和間の相対位相は連続的に変化しており、シフ
ト彩紋となっている。ある種の彩紋から他種の彩紋屁、
そしてまた最初の彩紋への完全な1サイクルの最短距離
はモアレ期間に一致し、これは対応するベクトルダイア
グラムから解るであろう。
つのみを数学的に調べるのに充分である、1セットのス
クリーンの生成で充分な対象性がある。この場合の図6
は、三角形を示す図10での単純化したダイアグラムに
取換えられ得る。もし、三角形が“閉じられ”ていれ
ば、二次のモアレは生じていない。そして、もし、開い
ていれば、二次のモアレは、3つのベクトルの和から計
算され得る。数学的にこれは以下のようになる。
fa2) - F3*cos(alfa3) M y = F1*sin(alfa1) - F2*sin(90.0 - alfa2) - F3*si
n(alfa3) M period = 1.0/sqrt(M x*M x + M y*M y)“ 有理タンジエント”スクリーンの組合わせのためのモ
アレ解析 前述したように、有理タンジエントスクリーンの組合わ
せを得ることは、これが2次のモアレを完全に除去する
前に表されるので、不可能である。最も一般的な場合、
即ち2つの整数A並びにBにより規定される3つのスク
リーンのセットのための証明は以下の通りである。
+ B*B) screen 2 : alfa1 = arctan(1.0); F2 = res/sqrt(A -
B)*(A - B) screen 3 : alfa3 = arctan(B/A); F3 = F1 + (A-B)*(A
-B) このようなスクリーンのセットの例は以下の通りであ
る。
reen)3に対応するベクトルのエンドポイント(e
ndpoint)は以下のようになる。
lfa1),F3*sin(alfa1) endpoint sreen 3 : (x1,y1) = (F3*cos(alfa3),F3*sin
(alfa3) もしくは、F1 = F3,cos(alfa3) = sin(alfa1),sin(alfa
3) = cos(alfa1) であると、以下のようになる。
lfa1),F1*sin(alfa1) endpoint sreen 3 : (x1,y1) = (F1*sin(alfa1),F1*sin
(alfa1) モアレが無いようにするために、理想の周波数ベクトル
は45.0度に、そして長さはスクリーン1とスクリー
ン3との2つのエンドポイント間の距離に夫々するべき
である。
下の通りである。
ることが要求される。この式を計算した後、以下の状態
となる。
下の2つの実根を持つ。 z0 = 2.0 - sqrt(3.0); z1 = 2.0 + sqrt(3.0); これら両根は、夫々アークタンジェント15.0と7
5.0とをゆうする不合理な整数である。換言すれば、
モアレ期間を無限的に大きくする整数A,Bは存在しな
い。
56インチで有る。これは多くのプリント状態に対して
悪影響を及ぼす。
解析 複合ドットである“スウパーセル”を使用することによ
り、スクリーンの角度の精度をかなり良くすることがで
きる。“スウパーセル”の着想にもとずくモアレ解析
は、長いモアレ期間を得ることができるが、前述した場
合と同様の理由により、完全にモアレのない結果を得る
ことは不可能であると言う事を示す。この例は以下の通
りである。 res = 2400, A = 15, B = 56,m = 3;. screen 1:alfa1 = 14.9951; F1 = 124.1933; screen 2:alfa2 = 45.0000; F2 = 124.1748; screen 3:alfa3 = 75.0049; F3 = F1 この場合のモアレ期間は27.07インチであり、前記
の例よりも好ましい。
のモアレ解析” 不合理なタンジエントスクリーン印刷の場合のモアレ解
析は、かなり単純である。互いに30度オフセットし、
かつ同じ線数を正確に有する3つのスクリーンのセット
が使用される場合、周波数ダイアグラムは、スクリーン
の3つのベクトルが閉じた二等辺三角形を形成し、かく
してモアレが生じないことを示すであろう。
生のための改良されたスクリーンシステム並びに方法を
提供することである。
生を防止したスクリーンシステムを提供することであ
る。
用することができ、かつ有理タンジエント角度であるス
クリーンシステムを提供することである。
度を利用することができ、かつ無理タンジエント角度で
あるスクリーンシステムを提供することである。
ント角度で予め設定されたドットを有する矩形“タイ
ル”を利用したハーフトーンスクリーン函数値を作るた
めの方法を提供することである。
クリーンシステムは3つの独立したスクリーンを具備す
る。これらスクリーンはスクリーン線数と、夫々異なる
スクリーン角度とを有する。これらスクリーン線数のう
ち少なくとも2つは異なり、1対のスクリーンの2つの
周波数成分の和の少なくとも1つのベクトルは、残りの
スクリーンの周波数成分の少なくとも1つのベクトルと
等しいか、倍数または約数と等しい。そして30度もし
くはその倍数度オフセットしたスクリーン角度を有しか
つ周波数成分のベクトル長が等しいスクリーンを具備し
ていない。
とは、周波数の領域で、1対のスクリーンの周波数成分
の和が第3のスクリーンの周波数成分と完全に一致する
という事実により説明されているという解析により、
“2次のモアレ”の発生がまた従来のスクリーンシステ
ムでは無い場合に完全に防止され得る。図11は、3つ
のスクリーンセットの線数が現実的でなく、角度を適当
に選ぶことにより、2次のモアレの発生を阻止する従来
のテクノロジイと正確に同じ状態を得ることができるこ
とを示す。従来の場合からの角度並びに線数の変更が小
さい(1.0度以下、好ましくは0.5度以下)と、モ
アレ、彩紋構造、印刷可能性、及び全体に渡って微視並
びに巨視的な現象となるときに、従来のスクリーン印刷
で得られる結果と実質的に区別できないスクリーン印刷
結果が得られる。
特別な組合わせを使用すれば、この方法で2次のモアレ
の発生を阻止することができる。これは、“合理的なタ
ンジエント”スクリーンを生じる方法はより複雑で設置
がより高価であるのにも係わらず、合理的なタンジエン
トスクリーンを使用した他の方法では、前に述べたよう
に2次のモアレを完全に除去できないので、特に重要で
ある。
を有するセルの幾何学模様を示す。タイルが生じている
スクリーンの角度は2つの整数A,Bの比により決定さ
れる。スクリーンの期間はタイルのサイズに比例する。
以下の関係が図12から直接導きだされる。
接したスクリーンを作る1つのスクリーン期間として見
ることができる。ここで合理的なタンジエントスクリー
ンを作る方法は図4で説明した方法とは基本的にことな
る。図4では、セル境界に平行に角度付けられた、複合
ドットを有するセル合理的タンジェント角度で写されて
いるが、図12では予め角度付けられたセルが水平並び
に垂直に写されている。これら両技術を比較すると、こ
れらは対称となる。
により乗除されると、同じ角度並びに線数を生じるタイ
ルの等しいセットが得られることが明らかであろう。
システムとは異なる、上述した“タイル”から得られる
スクリーン相互を組み合わせることが可能で有る。この
ようなスクリーンシステムを得る状態は以下のように要
約される。
が等しい。
により規定され、角度 alfa1 = arctan(A/B)である。
より規定され、角度 alfa2 = arctan(C/D)である。
−D)、D=(C−A)により規定され、角度 alfa3 =
arctan(B - D / C - A)である。
5度である。
5度である。
の範囲無いで等しい。
数X,Yが共通の除数を有するのであれば、パラメータ
TS,X,Yは共通の除数により除算されたもとの値に
置換えられ得る。
S,X,Yが任意の整数により乗算され得る。これは結
果が等しいタイルとなるからである。
下記の通りである。
等価である。
ンパラメータに適用されると、以下の結果が得られる。
ようになる。
なり、合理的なタンジエントを有する各々がモアレを完
全に生じさせないということを意味する。
が生じないという証明は以下の通りである。
整数により規定される合理的なタンジエント角度を有す
る3つのスクリーンからなる1セットを考える。
る。
テムに対応するベクトルダイアグラムを示す。この図で
の“長さの単位”はres/TSに等しい。B = E +D であ
り、C = F + A であので3つのベクトルの三角形はとじ
ている。そしてスクリーンシステムは、これが合理的な
タンジエントスクリーンにより構成されているのにも係
わらず、“2次のモアレ”を生じない。
計算は、以下のプログラムによりなされる。
0,235号の技術を小して行われ得る。
ーン方法においては、ドットはセル境界に平行に指向さ
れ、かつセル自身は印刷グリッド(図4参照)を横切っ
て配置され写されると言う事を前に説明したが、本発明
の“タイル”方法では、セルは予め角度が設定されたド
ットを含み、水平並びに垂直に配置され(図12参照)
写される。
の理由は無い。この場合に得られる幾何学態様を図14
に示す。角度alfa並びに周波数freqは以下のようにして
計算される。
度を有することにより、より多くの角度を得ること、も
しくは特定の角度においてより良い均似値を達成するこ
とが可能である。これは以下の例で達成される。
“スウパーセル”の場合と比べると得ることができる
(2つの自由度の採用による)意味でこれ自体で効果が
あるが、夫々がモアレをすでに呈さない3つのタイルの
セットを回転させるのに特に有用である。
チングされた3つの合理的なタンジエントスクリーンの
セットは、上述したように、同じタイルサイズから得ら
れる。もしこれらが同じタイルサイズを有するのであれ
ば、これらスクリーンは、図14で説明したような方法
で同じ量だけ回転され得、かくして同じ相対角度を維持
し、これらの線数は同じ定数フアクターにより変更す
る。1セットのマッチしたタイルの幾何学態様から出発
し、スクリーン全体の組合せは小さい角度増加で得られ
る。これの例は以下の通りである。
リーンの全てが正確に同じ角度だけ回転され、そして線
数は全て同じ定数フアクターだけ変更されるので、上記
スクリーンセットの各々は2次モアレを生じない。
に、これを±7.5 度よりも大きく回転させる必要は無
い。7.5 度の回転は、cos(7.5) = 0.991(1%以下の変
更)Kフアクターによる線数の変更に相当する。合理的
タンジエントスクリーンのセットでのモアレが無いのか
ら出発して、回転されたスクリーンセットの完全な範囲
は小さい角度増加で、かつほとんど同じ線数で得ること
ができるということは重要である。
15度のスクリーンと、45度のスクリーンと、75度
のスクリーンとが重なった状態を示す。これらスクリー
ンの1つの予め設定された角度のドットの幾何学態様は
図12に示すものと対応する。3つのスクリーンは同じ
タイルサイズを使用しているので、これらは図16に示
すように互いに“ロックされて”維持されている。この
“ロックされた”状態で、相対位置エラーの増加は生じ
ず、かくして彩紋は印刷されたページを横切って残る。
が、請求範囲にて規定したような本発明の範囲から外れ
ないで種々の変形が可能であることは当業者にとって明
白であろう。
を示す図である。
明する図である。
れ得る角度精度を説明する図である。
ジエントスクリーン印刷を説明するための図である。
法の原理を説明する図である。
有する15,45並びに75度での3つのラスターの相
互作用を説明するベクトル図である。
に75度での3つのラスターの相互作用の結果として生
じたモアレを説明するベクトル図である。
スクリーン線数を有する15,45並びに75度でのラ
スターで0%から90%までの3段階での重なりにより
作られる像を示す図である。(b)は鮮明な中心彩紋を
生じる半期間に渡って45度ラスターをオフセットした
結果を示す図である。
5並びに75度での3つのラスターの相互作用により生
じるモアレ示す図である。
略化したベクトル図である。
ステムを説明するベクトル図である。
幾何学的状態を説明する図である。
きに、2次モアレの発生を防止することを示すモアレ解
析のためのベクトル図である。
写された所定設定角度のタイルを示す図である。
並びに75度の3つのスクリーンの重なりを示す図であ
る。
びに75度のスクリーンとを使用しスクリーンを互いに
“ロック”し、相対位置エラーの増加は生じず、かくし
て彩紋は印刷されたページを横切って残ることを示す図
である。
Claims (10)
- 【請求項1】 スクリーン線数と、夫々異なるスクリー
ン角度とを有する第1ないし第3の独立したスクリーン
を具備し、これらスクリーン線数のうち少なくとも2つ
は異なり、1対のスクリーンの2つの周波数成分の和の
少なくとも1つのベクトルは、残りのスクリーンの周波
数成分の少なくとも1つのベクトルと等しいか、倍数ま
たは約数と等しく、そして30度もしくはその倍数度オ
フセットしたスクリーン角度を有しかつ周波数成分のベ
クトル長が等しいスクリーンを具備していないことを特
徴とする像の印刷再生のためのスクリーンシステム。 - 【請求項2】 スクリーン線数と、夫々異なるスクリー
ン角度とを有する第1ないし第3の独立したスクリーン
を具備し、これらスクリーン線数のうち少なくとも2つ
は異なり、1対のスクリーンの2つの周波数成分の和の
少なくとも1つのベクトルの倍数は、残りのスクリーン
の周波数成分の少なくとも1つのベクトルの倍数と等し
く、そして30度もしくはその倍数度オフセットしたス
クリーン角度を有しかつ周波数成分のベクトル長が等し
いスクリーンを具備していないことを特徴とする像の印
刷再生のためのスクリーンシステム。 - 【請求項3】 スクリーン線数と、夫々異なるスクリー
ン角度とを有する第1ないし第3の独立したスクリーン
を具備し、これらスクリーン線数のうち少なくとも2つ
は異なり、1対のスクリーンの2つの周波数成分の和の
少なくとも1つのベクトルの約数は、残りのスクリーン
の周波数成分の少なくとも1つのベクトルの約数と等し
く、そして30度もしくはその倍数度オフセットしたス
クリーン角度を有しかつ周波数成分のベクトル長が等し
いスクリーンを具備していないことを特徴とする像の印
刷再生のためのスクリーンシステム。 - 【請求項4】 対をなすスクリーン間のスクリーン角度
は29.0ないし31.0度もしくは59.0ないし6
1.0度であることを特徴とする請求項1,2もしくは
3のスクリーンシステム。 - 【請求項5】 前記第1ないし第3のスクリーンは、マ
ゼンタと、シアンとブラックとを表すことを特徴とする
請求項1,2もしくは3のスクリーンシステム。 - 【請求項6】 前記第1ないし第3のスクリーンは、同
じ色を表すことを特徴とする請求項1,2もしくは3の
スクリーンシステム。 - 【請求項7】 前記第1ないし第3のスクリーンは、3
色調を表すことを特徴とする請求項1,2もしくは3の
スクリーンシステム。 - 【請求項8】 前記第1ないし第3のスクリーンのスク
リーン角度は有理タンジエント角度であることを特徴と
する請求項1,2もしくは3のスクリーンシステム。 - 【請求項9】 前記第1ないし第3のスクリーンの少な
くとも1つのスクリーン角度は無理タンジエント角度で
あることを特徴とする請求項1,2もしくは3のスクリ
ーンシステム。 - 【請求項10】 前記スクリーン線数の2つは等しいこ
とを特徴とする請求項1,2もしくは3のスクリーンシ
ステム。
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