JP3342598B2 - 歯付きタイミングベルトの歯飛び検出機構及び歯飛び検出方法、並びに、ソータ - Google Patents

歯付きタイミングベルトの歯飛び検出機構及び歯飛び検出方法、並びに、ソータ

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JP3342598B2
JP3342598B2 JP12442795A JP12442795A JP3342598B2 JP 3342598 B2 JP3342598 B2 JP 3342598B2 JP 12442795 A JP12442795 A JP 12442795A JP 12442795 A JP12442795 A JP 12442795A JP 3342598 B2 JP3342598 B2 JP 3342598B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パルス制御により駆
動モータを駆動制御して、歯付きタイミングベルトを走
行駆動させ、この歯付きタイミングベルトに連結された
可動体を移動させる際の歯飛び検出機構及び歯付き検出
方法、並びに、歯付きタイミングベルトを走行駆動させ
て、この歯付きタイミングベルトが連結された可動配向
手段を所定の収納棚にした位置まで移動させ、この可動
配向手段を介して、これが対応する収納棚に用紙を配向
させる様に構成されたソータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パルス制御により駆動モータ
を駆動制御して、歯付きタミングベルトを走行駆動させ
て、この歯付きタイミングベルトに連結された可動配向
手段としてのインデクサを所定の収納棚に対向するよう
に移動させ、このインデクサを介して、これが対向する
収納棚に、用紙搬送路を搬送されてきた用紙を配向させ
て収納させる様に構成されたソータが知られており、実
用に供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このような従
来構成のソータにおいては、インデクサの停止位置を正
確に規定しないと、誤った収納棚に用紙を配向させてし
まうことになる。このため、従来の駆動制御機構におい
て、インデクサを走行駆動させるための駆動モータの回
転数を正確に検出し、所望の位置においてインデクサが
停止するように、その制御態様を規定されていた。
【0004】しかしながら、例えばインデクサに過度な
荷重(負荷)が掛かり、歯付きタイミングベルトと駆動
モータとの相対位置関係において、所謂「歯飛」が生じ
た場合には、仮に駆動モータの回転数を極めて正確に検
出したとしても、インデクサの停止位置を正確に規定す
ることが出来なくなるものであり、改善が要望されてい
る。
【0005】
【発明の目的】この発明は、上述した課題に鑑みなされ
たもので、この発明の目的は、歯付きタイミングベルト
の歯飛が生じた場合に、これを確実に検出することの出
来る歯付きタイミングベルトの歯飛び検出機構及び歯飛
び検出方法、並びに、ソータを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わる歯付きタイミン
グベルトの歯飛び検出機構は、例えば請求項1の記載に
よれば、パルス制御により駆動モータを駆動制御して、
歯付きタイミングベルトを走行駆動させ、該歯付きタイ
ミングベルトに連結された可動体を、複数の停止位置の
中の所定の停止位置まで移動させる駆動系における、前
記歯付きタイミングベルトの歯飛びを検出するための歯
飛び検出機構において、前記駆動モータのモータ軸の所
定の回転量毎に、パルス状のクロック信号を出力するク
ロック信号出力手段と、前記歯付きタイミングベルトの
所定の走行量毎に、位置信号を出力する位置信号出力手
段と、前記移動体の移動経路における所定位置に配設さ
れ、該移動体の通過に伴い動作する検出手段と、前記移
動体の移動に伴い前記検出手段が動作してから最初の位
置信号が出力される迄の間の、前記クロック信号出力手
段から出力されるクロック信号をカウントするカウント
手段と、このカウント手段でカウントされたクロック信
号のパルス数と、設計上の値とを比較し、両者の差が所
定範囲外であれば前記歯飛びが発生していると判断する
判断手段とを具備することを特徴としている。
【0007】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出機構は、例えば請求項4の記載によ
れば、パルス制御により駆動モータを駆動制御して、歯
付きタイミングベルトを走行駆動させ、該歯付きタイミ
ングベルトに連結された可動体を、複数の停止位置の中
の所定の停止位置まで移動させる駆動系における、前記
歯付きタイミングベルトの歯飛びを検出するための歯飛
び検出機構において、前記駆動モータのモータ軸の所定
の回転量毎に、パルス状のクロック信号を出力するクロ
ック信号出力手段と、前記歯付きタイミングベルトの所
定の走行量毎に、位置信号を出力する位置信号出力手段
と、前記移動体の移動経路におけるホームポジションに
配設され、該移動体の通過に伴い動作するホームポジシ
ョンセンサと、前記移動体の移動に伴い前記ホームポジ
ションセンサが動作してから最初の位置信号が出力され
る迄の間の、前記クロック信号出力手段から出力される
クロック信号をカウントするカウント手段と、このカウ
ント手段でカウントされたクロック信号のパルス数と、
設計上の値とを比較し、両者の差が所定範囲外であれば
前記歯飛びが発生していると判断する判断手段とを具備
することを特徴としている。
【0008】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出方法、例えば請求項11の記載によ
れば、パルス制御により駆動モータを駆動制御して、歯
付きタイミングベルトを走行駆動させ、該歯付きタイミ
ングベルトに連結された可動体を、複数の停止位置の中
の所定の停止位置まで移動させる駆動系における、前記
歯付きタイミングベルトの歯飛びを検出するための歯飛
び検出方法において、前記駆動モータの駆動に応じて所
定周期のクロック信号を出力させる第1の工程と、前記
歯付きタイミングベルトの走行に応じて、所定周期の位
置信号を出力させる第2の工程と、前記移動体の所定位
置の通過を検出する第3の工程と、前記移動体の前記所
定位置の通過を検出してから、該移動体の移動に応じて
出力されるクロック信号のパルス数をカウントする第4
の工程と、前記移動体の前記所定位置の通過を検出して
から、最初の位置信号が出力された時点で、前記カウン
ト動作を停止させる第5の工程と、前記カウント結果
と、設計上の値とを比較して、両者の差が所定範囲外で
あれば前記歯飛びが発生していると判断する第6の工程
とを具備することを特徴としている。
【0009】また、この発明に係わるソータは、例えば
請求項13の記載によれば、パルス制御により駆動モー
タを駆動制御して、歯付きタイミングベルトを走行駆動
させて、該歯付きタイミングベルトに連結された可動配
向手段を、複数の収納棚の中の所定の収納棚に対応する
位置に上下方向に沿って移動させ、この可動配向手段を
介して、これが対応する収納棚に用紙を配向させる様に
構成されたソータにおいて、前記駆動モータのモータ軸
の所定の回転量毎に、パルス状のクロック信号を出力す
るクロック信号出力手段と、前記歯付きタイミングベル
トの所定の走行量毎に、位置信号を出力する位置信号出
力手段と、前記可動配向手段の移動経路におけるホーム
ポジションに配設され、該可動配向手段の通過に伴い動
作するホームポジションセンサと、前記可動配向手段の
移動に伴い前記ホームポジションセンサが動作してから
最初の位置信号が出力される迄の間の、前記クロック信
号出力手段から出力されるクロック信号をカウントする
カウント手段と、このカウント手段でカウントされたク
ロック信号のパルス数と、設計上の値とを比較し、両者
の差が所定範囲外であれば前記歯飛びが発生していると
判断する判断手段とを具備することを特徴としている。
【0010】
【実施例】以下に、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出機構及び歯飛び検出方法、並びに、
これが備えられるソータの一実施例の構成を、添付図面
を参照して詳細に説明する。尚、この一実施例のソータ
として、例えば電子複写装置に取り付けられるソータに
適用される場合につき、説明する。
【0011】尚、以下の説明において、同一形状で左右
一対配設されている部材に対しては、図中左手のもには
Lを、また、図中右手のものにはRの添え字を符号に付
けて区別した状態で表記し、左右を特定しないで説明す
る場合には、添え字を付さずに符号のみで表記するもの
とする。
【0012】[全体構成の概略説明]この一実施例のソ
ータ10は、図示していないが、電子複写装置の複写済
み用紙の排出口が設けられた側面に着脱自在に連接さ
れ、この排出口から排出された複写済み用紙を受けてこ
れを頁揃え(即ち、丁合又は仕分け)するように構成さ
れている。ここで、このソータ10は、図1乃至図3に
示すように、下面に移動用のキャスタ12が取り付けら
れた基台14と、この基台14上に立設された枠体16
と、この枠体16に取り付けられ、上述した頁揃え動作
を実行する自動ソート機構18とを概略備えて構成され
ている。
【0013】[自動ソート機構18の説明]上述した自
動ソート機構18は、図2に示すように、枠体16に着
脱自在に取り付けられた用紙収納棚としての複数段(こ
の一実施例においては14段)のビン20と、この枠体
16に支持され、電子複写装置の図示しない排紙口から
排出されてきた用紙を上部で受け、これを用紙搬送路に
沿って垂直方向下方に搬送する用紙搬送手段としての用
紙搬送機構22と、用紙搬送路に沿って移動自在に設け
られ、14段のビン20の中の最上位置のビン20aを
除くビン20b〜20sに対応する位置で停止する状態
で、用紙搬送機構18により搬送されてきた用紙を上方
から受け、この用紙をこれが対向するビン20b〜20
sに向かう様に搬送方向を変換する可動配向手段として
のインデクサ24と、このインデクサ24を所定のビン
20b〜20sに対応する位置に移動させる駆動手段と
しての駆動機構26とを主として備えている。
【0014】{ビン20の説明}上述したビン20は、
枠体16の電子複写装置が配設された側とは反対側の図
中左側において、用紙搬送機構22の搬送方向(即ち、
上下方向)に沿って所定等間隔で離間した状態で棚状に
配列されている。尚、最上段のビン20aは、丁合い・
仕分け等の操作を加えず、電子複写装置からの用紙を単
純に積層するだけのノンソート用のビン(以下、単にノ
ンソートビンと呼ぶ。)として規定されている。また、
この最上段のノンソートビン20aの下方に位置する複
数のビンは、頁揃え(丁合い又は仕分け)用のソートビ
ン20b〜20sとして規定されている。
【0015】尚、以下の説明において、ビン自体の構成
に関する説明において、添え字としての英字を付けず
に、単に、ビン20として示すこととする。
【0016】ここで、各ビン20は、図2及び図4に示
すように、枠体16の両側部分16L、16Rには、左
右一対のビン取付枠28(28L、28R)が夫々一体
的に連接されており、各ビン20はこれら左右一対のビ
ン取付枠28L、28Rの内側壁に夫々形成された同一
高さ位置にあるビン支持溝30に着脱自在に挿入されて
おり、ここに収納された用紙の先端(進入時では後端)
が自重により自然な状態で一列状に揃うように、取付側
基端部が先端部より下がった傾斜姿勢で支持されてい
る。ここで、ビン支持溝30は、対応するビン取付枠2
8L、28Rに上下方向に沿って所定ピッチで複数形成
されている。
【0017】また、各ビン20は、図3、図5及び図6
に示すように、板状の棚本体20Aと、この棚本体20
Aの先端面に開口するように形成され、用紙をビン20
から取り出す際に便利なように設けられた大きな切込み
20Bを備えている。また、棚本体20Aの基端部側の
両側面には、図5及び図6に取り出して示すように、長
手方向に沿って(即ち、用紙の搬送方向に沿って)延出
するように係合突起20Cが夫々突出形成されている。
両係合突起20Cは、同一高さに位置する左右一対のビ
ン支持溝30に挿入され、これにより、ビン20がビン
取付枠28に取り付けられることになる。
【0018】また、各ビン20の棚本体20Aには、図
5及び図6に示すように、2種類の折れ目X、Yが一対
ずつ入れられて、各折れ目X、Yで上方に向けて所定鋭
角だけ折曲されており、これにより、用紙サイズの大小
に拘らず、ビン20上での整列性が向上するように図ら
れている。
【0019】詳細には、両第1の折れ目Xは、ビン20
の中心軸線に対して対象に配設され、取付側基端部の両
隅部から夫々中心軸線に向かうように、大き目の鋭角で
中心軸線に対して傾斜するように延出し、中途部で延出
方向を変更して小さ目の鋭角で中心軸線に近づくように
延出している。そして、各第1の折れ目Xの先端は、上
述した切込み20Bの中心軸線に沿う各側縁の略中央部
において終端している。尚、両第1の折れ目Xの終端部
(先端部)間の距離は、使用される最小サイズの用紙
(例えば、B5判)の短手方向の長さよりも短く設定さ
れている。
【0020】一方、両第2の折れ目Yは、第1の折れ目
Xと同様に、ビン20の中心軸線に対して対象に配設さ
れ、取付基端部綿の両隅部から夫々中心軸線に向かうよ
うに小さ目の鋭角でこの中心軸線に対して傾斜するよう
に直線状に延出している。そして、各第2の折れ目Yの
先端は、上述した棚本体20Aの先端側端縁において終
端している。尚、両第2の折れ目Yの終端部(先端部)
間の距離は、使用される最大サイズの用紙(例えば、A
3判)の短手方向の長さよりも短く設定されている。
【0021】換言すれば、両第1の折れ目Xで挟まれる
棚本体20Aの領域により、基準となる平坦部分20A
1が規定され、両第1の折れ目Xと両第2の折れ目Yと
でそれぞれ挟まれる棚本体20Aの領域により、平坦部
分20A1に対して小さ目の鋭角で上方に向けて傾斜す
る第1の傾斜部分20A2が夫々規定され、両第2の折
れ目Yよりも夫々外方に位置する棚本体20Aの領域に
より、第1の傾斜部分20A2に対して小さ目の鋭角
(即ち、平坦部分20A1に対して大き目の鋭角)で傾
斜する第2の傾斜部分20A3が夫々規定されることに
なる。
【0022】これにより、最小サイズの用紙をその長手
軸を中心軸線に沿うように収納する際において、この最
小サイズの用紙の両端は、第1の傾斜部分20A2によ
り内側に規制され、複数枚の最小サイズの用紙が収容さ
れる場合においても、その整列性が確保されることにな
る。また、最大サイズの用紙をその長手軸を中心軸線に
沿うように収納する際において、この最大サイズの用紙
の両端は、第2の傾斜部分20A3により内側に規制さ
れ、複数枚の最大サイズの用紙が収容される場合におい
ても、その整列性が確保されることになる。
【0023】尚、棚本体20Aの上面には、上述したよ
うに、中心軸線に平行に配列された複数の突条20Dが
突出形成されており、これら突条20Dを設けることに
より、この棚本体20A上に搬入されてきた用紙が、棚
本体20Aの上面をスムーズに滑って移動することが出
来るようになる。
【0024】また、ビン20において、これの軽量化を
図るために、棚本体20Aには、多数の開口20Eが形
成されている。ここで、棚本体20Aの両側部において
は、これら開口20Eは、入れ子状に(換言すれば、千
鳥状に)配設されている。これにより、これら開口20
Eを形成することによる、ビン20の軽量化を図りつ
つ、棚本体20Aの剛性の低下を効果的に抑制すること
が出来ることになる。
【0025】{ビンカバー32の説明}一方、再び図3
に示すように、ビン20がビン取付枠28に取り付けら
れた状態で、その取付状態を固定するために、左右一対
のビンカバー32(32L、32R)が設けられてい
る。このビンカバー32は、枠体18とこれに連接され
るビン取付枠28とを一括した状態で覆うように、平面
視で略コ字状に構成されている。即ち、このビンカバー
32は、枠体18及びビン取付枠28の側面を同時に覆
うカバー本体32Aと、このカバー本体32Aの一方の
側縁に折曲形成され、枠体18の外側面に係合する一方
の折曲片32Bと、カバー本体32Aの他方の側縁に折
曲形成され、ビン取付枠28の外側面に係合する他方の
折曲片32Cとから構成されている。
【0026】以上のように構成されたビンカバー32を
用いたビン20の取付動作は、詳細には、先ず図7に示
すように、ビン20を対応するビン支持溝30に向けて
移動して、図8に示すように、ビン20の係合突起20
Cをビン支持溝30内に挿入する。この後、ビンカバー
32を側方から枠体16及びビン取付枠28を一括して
覆うように取り付ける。これにより、ビンカバー32を
介して枠体18及びビン取付枠28はカバーされること
になる。
【0027】この結果、ビンカバー32は摩擦係合によ
り枠体16及びビン取付枠28への取付状態を保持され
ると共に、この取付状態において、ビン支持溝30はビ
ンカバー32の他方の折曲片32Cにより閉塞されるこ
とになるので、ビン支持溝30に挿入された係合突起2
0Cの抜け出しが禁止されることになる。従って、係合
突起20Cが一体的に形成されたビン20は、ビン支持
溝30への取付状態を確保されることになる。
【0028】尚、ビンカバー32の他方の折曲片32C
の内側面には、弾性片34が貼着されている。即ち、ビ
ンカバー32の取付状態において、ビン取付枠28とビ
ンカバー32の他方の取り付け片32Cとの間には、弾
性片34が介設されることになる。この弾性片34によ
り、ビンカバー34の取付弾性力は増大され、取付状態
が更に安定すると共に、ソータ10の駆動時の振動がビ
ンカバー32に伝達され難くなり、この振動に基づく騒
音が効果的に抑制されることになる。
【0029】[基台14の説明]上述した基台14は、
キャスターフレームとして規定されるものであり、この
一実施例においては、図10及び図11に示すように、
合成樹脂からモールド成形されている。尚、この基台の
軽量化及び剛性の向上を図るため、内部空間には、多数
のリブ(図示せず)が配設されている。また、このよう
にリブを介して剛性の向上が図られた基台14には、一
対の接続板金36を介して、枠体16の下部が連結され
ている。
【0030】[キャスタ12の取付構造]次に、この発
明の特徴をなす点であるが、上述した基台14へのキャ
スタ12の取付構造及びその取付方法を、図12乃至図
15を参照して説明する。
【0031】このキャスタ12は、図12に示すよう
に、キャスタ本体38と、このキャスタ本体38の略中
央部に両端を支持された支軸40と、この支軸40に回
転自在に軸支された車輪42と、キャスタ本体38の内
端部を貫通して、両端部が夫々側方に向けて突出する係
止ロッド44とを備えて構成されている。ここで、キャ
スタ本体38の外端部の天板部には、図13に示すよう
に、外端縁に開放された状態で、所定幅の係止溝46が
厚さ方向に貫通した状態で形成されている。
【0032】一方、基台14の下面には、受けロッド4
8が立ち下がった状態で一体的に取り付けられており、
この受けロッド48の下面には、上述した係止ロッド4
4が下方からスナップ係合状態で嵌入される嵌合溝50
が形成されている。また、基台14の下面には、受けロ
ッド48から側方に偏位した位置に、ボルト受け52が
一体的に形成されており、このボルト受け52には、垂
直方向に沿って進退自在に取付ボルト54が螺着されて
いる。
【0033】この取付ボルト54は、ボルト受け52に
形成された雌ねじ穴(図示せず)に螺合するねじ溝が外
周面に螺刻されたボルト本体54Aと、このボルト本体
54Aの下部にこれと同軸に一体的に連接され、ボルト
本体54Aの外径よりも径小に形成されると共に、ねじ
溝の形成されていない細身部分54Bとから構成されて
いる。この細身部分54Bの下部には、係止溝46の幅
よりも径大に設定された外径を有する係止リング(所謂
スナップリング)56が着脱自在に取り付けられてお
り、この係止リング56により、細身部分54Bの外周
に形成される径大部が構成される。即ち、この係止リン
グ56とボルト本体54Aの下端との間で、上述した係
止溝46が嵌入されて上下方向に係止される係止部が規
定されている。
【0034】このようにキャスタ12の取付構造は構成
されているので、このキャスタ12を基台14に取り付
けるに際しては、先ず図14に示すように、取付ボルト
54の下部に、斜め下方からキャスタ12を近づけ、取
付ボルト54の細身部分54Bに規定された係止部に、
キャスタ本体38の係止溝46を嵌入する。これによ
り、キャスタ12の一端は、基台14にその上下方向を
係止した状態で取り付けられる。
【0035】この後、図15に示すように、この嵌入部
を中心として、図中時計方向にキャスタ本体38を回動
させ、係止ロッド44を受けロッド48の嵌合溝50に
下方からスナップ係合状態で嵌入する。これにより、図
12に示すように、キャスタ12は基台14の下部に側
方への移動を禁止された状態で装着されることになる。
【0036】また、このように基台14に取り付けられ
たキャスタ12の基台14に対する相対高さ位置は、上
述した取付ボルト54を自身の軸線回りに回動して、ボ
ルト受け52に対して進退させることにより、任意に設
定することが出来ることになる。
【0037】このように、この一実施例のキャスタ取付
構造及びその取付方法によれば、基台14の高さを簡単
に調整可能に成すこと出来ると共に、基台14の移動を
簡単にならしめるためのキャスタ12が、極めて簡単に
基台14に取り付けられることとなり、その作業性が格
段に向上することになる。
【0038】[用紙搬送機構22の説明]上述したよう
に、電子複写装置の図示しない排紙口から排出されてき
た用紙を上部で受け、これを用紙搬送路に沿って垂直方
向下方に搬送する用紙搬送手段としての用紙搬送機構2
2は、再び図2に示すように、枠体16の最上方に位置
した状態で、電子複写装置の図示しない排紙口に対向し
て用紙受け口58を備え、この用紙受け口58の内側に
は、ピンチローラ60を伴った入口ローラ62が配設さ
れている。電子複写装置の排紙口から排出された用紙
は、用紙受け口58を介して枠体16内に取り入れら
れ、入口ローラ62とピンチローラ60とに挟持され、
この入口ローラ62が図示しない搬送駆動モータにより
回転駆動されることにより、更に内方に取り込まれるこ
とになる。
【0039】また、入口ローラ62の内側にはこれに隣
接して、取り込まれた用紙をノンソートビン20aに導
く排紙ガイド64が配設され、この排紙ガイド64の出
口(即ち、排紙口)にはノンソートビン20aへ向けて
用紙を排出する為の排紙ローラ66及びこれに転接する
ピンチローラ68が配設されている。このようにして、
排紙口まで搬送されてきた用紙は、この排紙ローラ66
が図示しない搬送駆動モータにより回転駆動されること
により、ノンソートビン20a上に排出されることにな
る。
【0040】尚、排紙ガイド64と入口ローラ62との
間には、取り込まれた用紙をノンソートビン20aへ送
るか、ソートビン20b〜20sへ送るかを切り換える
為のフラッパ70が回動自在に設けられている。このフ
ラッパ70は、用紙をノンソートビン20aへ送るノン
ソート位置と、何れかのソートビン20b〜20sへ送
るソート位置との間で、回動自在に軸支されており、後
述するノンソート位置まで上昇駆動されたインデクサ2
4により、ノンソート位置に回動されてそのソート位置
に保持されると共に、インデクサ24が何れかのソート
位置(即ち、何れかのソートビン20b〜20sに対向
する位置)に下降された状態で、ノンソート位置から自
重により(もしくは、図示しないばね部材により付勢さ
れて)ソート位置にもたらされる様に構成されている。
【0041】{搬送ベルト80A、80Bの説明}一
方、枠体16内には用紙巾方向に沿って離間した状態
で、図示していなが上下二対の支柱が立設され、上方の
支柱には、上プーリ軸72が回動自在に軸支されてお
り、同様に、下方の支柱には、下プーリ軸74が回動自
在に軸支されている。そして、各プーリ軸72、74に
は、図1及び図2に示すように、用紙巾方向に沿って離
間した状態で左右一対のプーリ76L、76R;78
L、78Rが固着されている。そして、左側のプーリ7
6L、78Lの間及び右側のプーリ76R、78Rの間
には、夫々搬送ベルト80L、80Rがエンドレスに巻
回されている。
【0042】尚、下プーリ軸74には図示しない搬送駆
動モータが結合され、この駆動モータは用紙搬送動作中
に下プーリ軸74が図2において常に反時計方向に回転
するように設定されている。即ち、搬送ベルト80L、
80Rの図2における左側部分は、常に下方に走行する
ように構成されている。これにより、ソート位置にある
フラッパ70により下方に搬送方向を変更された用紙
は、搬送ベルト80L、80Rの走行に応じて、下方に
搬送されることになる。
【0043】{用紙押え機構の説明}一方、用紙搬送機
構22には、ノンソート位置にあるフラッパ70により
下方に搬送されてきた用紙を、搬送ベルト80L、80
Rの走行にしたがって下方に確実に搬送させるために、
用紙を搬送ベルト80L、80Rに摩擦係合させるため
の用紙押え機構82が設けられている。
【0044】この用紙押え機構82は、この一実施例に
おいては、図1に示すように、上下方向に離間した複数
組(この一実施例では3組)の押えローラ組体84(8
4A、84B、84C)を備えているが、夫々の押えロ
ーラ組体84は後述の一部を除いて同じ構成であるの
で、繁雑を避け最上組(第1)のものについて説明す
る。尚、上下のものを区別する必要が生じた場合には、
夫々の押えローラ組体84に上から順にA,B,Cの添
え字を符号に付けることとする。
【0045】{押えローラ組体84の説明}各押えロー
ラ組体84は、図1に示すように、搬送ベルト80L、
80Rを横断するように横架されたローラ支持軸86
と、ローラ支持軸51に固定され、左右一対の搬送ベル
ト80L、80R上に夫々転接するように対応して配置
された左右一対の押えローラ88L、88Rと、図1に
示すようにローラ支持軸86をその左右両端において軸
支する左右勝手違いの軸支持体90L、90Rとを備え
て構成されている。
【0046】尚、上述したように、押えローラ88及び
軸支持体90には、図中左手のもにはLを、右手のもの
にはRの符号を付けて区別しているので、以下の説明に
おいて、例えば、上から2番目の左側の押えローラを特
に指定する場合には、押えローラ88BLと表記する。
また、上下位置を指定せず、右側のみの軸支持体を指定
する場合には、軸支持体90Rと表記する。
【0047】ここで、軸支持体90L、90Rには、枠
体16の両側板16L、16Rに立設された一対の案内
レール92L、92Rと嵌合するガイド溝94L、94
Rが形成されており、軸支持体90L、90Rは、これ
ら案内レール92L、92Rとガイド溝94L、94R
の夫々の嵌合を介して、上下方向に移動自在に支持され
ている。
【0048】更に、左右の側板16L、16Rには、上
下方向適宜位置(例えば、上下方向略3分割された位
置)には、ストッパ96AL、96AR;96BL、9
6BR;96CL、96CRが上から下に向けて順次配
設されており、これらストッパ96AL、96AR;9
6BL、96BR;96CL、96CRの突出長さは、
上から下に向けて順次大きくなるように設定されてい
る。尚、これらストッパ96AL、96AR;96B
L、96BR;96CL、96CRの高さ方向の離間距
離は、最小サイズの用紙の短手方向の長さよりも短く設
定されている。
【0049】一方、最上位置にある軸支持体90AL、
90ARには、最上位置にあるストッパ96AL、96
ARのみに夫々係合する係合突起98AL、98ARが
一体的に突出形成されており、上から2番目に位置する
軸支持体90BL、90BRには、上から2番目に位置
するストッパ96BL、96BRのみに夫々係合する係
合突起98BL、98BRが一体的に突出形成されてお
り、また、最下位置にある軸支持体90CL、90CR
には、最下位置にあるストッパ96CL、96CRのみ
に夫々係合する係合突起98CL、98CRが一体的に
突出形成されている。即ち、係合突起98AL、98A
R;98BL、98BR;98CL、98CRは、上か
ら下に向けて、順次夫々の突出量を小さくなるように設
定されている。
【0050】また、最下位置にある軸支持体90CL、
90CRの下面は、後に詳細にその構成を説明するイン
デクサ24の上面に係合する係合面として規定されてお
り、これにより、インデクサ24が最上方位置にあると
きには、図16に示す様に、各押えローラ組体84A、
84B、84Cはインデクサ24上で重なるようにして
上方に集合させられることになる。
【0051】{押えローラ組体84の作用の説明}ここ
で、この最上方位置からインデクサ24が下降すると、
先ず図17に示すように、最上位置にある押えローラ組
体84Aの軸支持体90AL、90ARに夫々突出形成
された係合突起98AL、98ARが、最上位置にある
ストッパ96AL、96ARに夫々係止されて、その係
止位置に保持されることになる。また、更にインデクサ
24が下降すると、次に図18に示すように、上から2
番目の位置にある押えローラ組体84Bの軸支持体90
BL、90BRに夫々突出形成された係合突起98B
L、98BRが、上から2番目に位置するストッパ96
BL、96BRに夫々係止されて、その係止位置に保持
されることになる。
【0052】そして、インデクサ24が更に下降する
と、図1及び図19に示すように、最下位置にある押え
ローラ組体84Cの軸支持体90CL、90CRに夫々
突出形成された係合突起98CL、98CRが、最下位
置にあるストッパ96CL、96CRに夫々係止され
て、その係止位置に保持されることになる。即ち、上下
3組の押えローラ組体84A、84B、84Cは、上下
方向に離間分離した状態で配設されることになる。
【0053】このようにして、用紙搬送機構22にもた
らされた用紙は、搬送ベルト80L、80Rの走行に伴
いインデクサ24まで搬送される間、このインデクサ2
4が何れの上下方向位置にあろうとも(即ち、何れのソ
ートビン20b〜20sに送られる状態であろうと
も)、搬送経路の全般に渡り、必ず用紙押え機構82に
より搬送ベルト80L、80Rに押し付けられることに
なり、用紙に対する搬送力が確実に付与されることにな
る。
【0054】尚、インデクサ24を駆動する駆動機構2
6が誤動作してインデクサ24が上限位置を越えて更に
上昇駆動された場合に、このインデクサ24上に重ねら
れた押えローラ組体84A、84B、84Cが、自動ソ
ート機構18の上部構造を破壊しないようにするため
に、図1に示すように、枠体16の左右両側部分16
L、16Rには、自動ソート機構18の上部構造の直下
方に位置して、最上位置の押えローラ組体84Aの軸支
持体90AL、90ARを係止して、これ以上の上昇を
禁止するための上限ストッパ100L、100Rが取り
付けられている。
【0055】{押えローラ88の説明}ここで、この一
実施例においては、押えローラ88が搬送ベルト80に
充分な圧接力で圧接するようにするために、図20に示
すように、押えローラ88をローラ支持軸86に回動自
在に嵌入された芯体102と、この芯体102の外周に
嵌合されたタイヤ状のローラ本体104とから構成し、
このローラ本体104を図示するように弾性変形し易い
状態で例えば合成ゴムから形成している。そして、この
押えローラ88は、搬送ベルト80にその幅方向略中央
部で、図示するように充分に弾性変形する状態で転接す
るように、配設位置を規定されている。
【0056】一方、搬送ベルト80の図中左側部分80
Aと右側部分80Bとの間には、支持板106が介設さ
れており、この支持板106は、その両端部で枠体16
の背面板16cに取り付けられている。そして、この支
持板106の正面(図中、左側面)には、搬送ベルト8
0の左側部分80Aの両側縁を背面から支持する左右一
対の支持リブ108L、108Rが一体的に取り付けら
れている。これら支持リブ108L、108Rは、搬送
ベルト80の左側部分80Aの直線走行部分に渡りその
背面を支持するように、上下方向に沿って延出してい
る。
【0057】このように、この一実施例においては、背
面の両側縁を支持リブ108L、108Rにより支持さ
れた搬送ベルト80の表面に押えローラ88は大きく弾
性変形した状態で転接するように構成されているので、
押えローラ88のローラ本体104は広い圧接面積で、
且つ、充分な圧接力で搬送ベルト80に転接することに
なる。この結果、この押えローラ88と搬送ベルト80
との間に挟持された用紙は、搬送ベルト80の表面と高
い摩擦係合力で確実に係合することとなり、これによ
り、用紙は搬送ベルト80の走行に伴い安定した状態で
搬送されることになる。
【0058】[インデクサ24の説明]次に、搬送ベル
ト80L、80Rの走行に伴い送られてきた用紙を、頁
揃え(丁合い又は仕分け)のためにソートビン20b〜
20sに分配する為の可動配向手段としてのインデクサ
24の構成を説明する。
【0059】このインデクサ24は、用紙を所望のソー
トビン20b〜20sに配向させるための配向部110
と、この配向部110の重量をほぼ補償する懸垂機構1
12とを備えて構成されており、上述した駆動機構26
は後述する制御機構114の制御のもので、配向部11
0を上下に移動駆動して所望のソートビン20b〜20
sに対向する位置へ移動させる様になされている。
【0060】この配向部110は、再び図2に概略的に
示すように、搬送ベルト80L、80Rの左側部分の内
側にまで入って搬送されてきた(即ち、下降してきた)
用紙を掬い取る爪部116Aを有する下部本体116
と、この下部本体116と左右両端部で結合する上部本
体118とを備えて構成されている。
【0061】上下両本体116、118は、互いの対向
面の間で、用紙を案内するガイド通路120を形成して
いる。そして、下部本体116には図1及び図2に示す
ように、複数の下配向ローラ122が、夫々の上部をガ
イド通路120に露出した状態で水平軸線上に配設され
ており、同様に上部本体118には複数の上配向ローラ
124が、夫々の下部をガイド通路120に露出した状
態で水平軸線上に配設されており、上配向ローラ124
は付勢ばね126によって下配向ローラ122に付勢さ
れた状態で転接している。なお、上下両本体116、1
18は共に処理対象となる最大用紙巾に対応する巾に成
されている。
【0062】一方、上述した懸垂機構112は、図1に
示すように、枠体16の上部に位置して、両側板16
L、16Rに両端を夫々支持されたリール軸128を備
えており、このリール軸128は後述する駆動機構26
に連結されている。また、このリール軸128には複数
(実施例では6個)のリール130が並列に固着されて
おり、各リール130には、配向部110を懸垂する懸
垂リボン132が巻回されている。ここで、各リール1
30は懸垂リボン132を巻き込み勝手に付勢されてい
る。
【0063】このように懸垂機構112は構成されてい
るので、懸垂リボン132は配向部110を上方へ持ち
上げるように付勢されつつ、リール軸128の回転方向
に応じて各リール130を繰り出したり、巻き込む事に
より、配向部110は上下動(即ち、下降及び上昇)さ
れることになる。
【0064】{駆動機構26の説明}次に以上のように
構成されるインデクサ24を上下駆動するための駆動機
構26の構成を図1及び図21を参照して説明する。
【0065】この駆動機構26は、上述したリール軸1
28に同軸に固定された駆動プーリ134と、この駆動
プーリ134の直下方に回転自在に軸支された従動プー
リ136と、駆動プーリ134と従動プーリ136とを
両者が一体的に回転するように連結するタイミングベル
ト138と、枠体16の左側部分16Lに駆動軸線が略
垂直となるように取り付けられた可逆転可能な駆動モー
タ140と、駆動モータ140のモータ軸140Aに同
軸に固着されたウオームギヤ142と、このウオームギ
ヤ142と噛合し、支軸144を介して水平軸線回りに
回転自在に軸支されたウオームホイール146と、この
ウオームホイール146と同軸に一体的に取り付けられ
た歯付きプーリ148と、歯付きプーリ148と上述し
た従動プーリ136とを両者が一体的に回転するように
連結する歯付きタイミングベルト150とを備えて構成
されている。尚、この一実施例においては、駆動モータ
140は、DCモータから構成されている。
【0066】このように駆動機構26は構成されている
ので、駆動モータ140の一方向に沿う駆動に伴い、リ
ール軸128は図2において時計方向に回転駆動され、
これにより、懸垂リボン132は繰り出されて、インデ
クサ24は下降することになる。一方、駆動モータ14
0の他方向に沿う駆動に伴い、リール軸128は図2に
おいて反時計方向に回転駆動され、これにより、懸垂リ
ボン132は引き込まれて、インデクサ24は上昇する
ことになる。
【0067】尚、この一実施例においては、上述した歯
付きタイミングベルト150の歯は、3mmピッチで形成
されており、この歯付きタイミングベルト150の走行
量とインデクサ24の移動量とは互いに等しくなるよう
に設定されている。
【0068】{制御機構114の説明}次に、上述した
駆動機構26の駆動制御を司る、即ち、インデクサ24
の上下動を制御するための制御機構114の構成を、図
21乃至図23を参照して説明する。
【0069】この制御機構114は、インデクサ24を
上下動させて所定のソートビン20b〜20sに対向す
る位置に正確に停止させるように構成されており、この
ため、インデクサ24の移動量を検出するための構成
(移動量検出機能)と、インデクサ24の停止位置を規
定するための構成(停止制御機能)と、歯付きタイミン
グベルト150の歯飛びを検出する構成(歯飛び検出機
能)とを備えている。
【0070】先ず、インデクサ24の移動量を検出する
ため(換言すれば、移動量検出機能を実行するために)
に、この制御機構114は図21に示すように、駆動モ
ータ140のモータ軸140Aに直接に連結され、これ
と一体的に回転するエンコーダクロック円板152と、
このエンコーダクロック円板152の外周にオーバラッ
プする状態で枠体16の左側部分16Aに取り付けられ
たエンコーダクロックセンサ154とを備えている。
【0071】ここで、エンコーダクロック円板152の
外周には、全周に渡り図示していないが多数のクロック
スリットが等間隔に形成されており、エンコーダクロッ
クセンサ154は、各クロックスリットが通過するごと
にクロック信号を出力するように所謂透過型のフォトイ
ンタラプタから構成されている。そして、このエンコー
ダクロックセンサ154は、全体制御を司るCPUを含
む制御部156にクロック信号を出力するように接続さ
れている。
【0072】即ち、この一実施例において、上述した説
明から明らかなように、エンコータクロック円板152
とエンコーダクロックセンサ154とにより、駆動モー
タ140のモータ軸140Aの所定の回転量毎に、パル
ス状のクロック信号を出力するクロック信号出力手段が
構成されている。
【0073】尚、この一実施例において、クロックスリ
ット間の間隔は、クロック信号の1パルス当たり、イン
デクサ24が0.095mmだけ進むように設定されてい
る。即ち、制御部156は、例えば、100パルスのク
ロック信号をカウントすることにより、インデクサ24
が95mmだけ移動したと判断することが出来る事にな
る。また、上述した歯付きタイミングベルト150の1
歯分の走行(即ち、3mmの走行)により、31.6パル
スのクロック信号が出力されることになる。
【0074】一方、インデクサ24の停止位置を規定す
るため(換言すれば、停止制御機能を実行するために)
に、この制御機構114は図21及び図22にしめすよ
うに、上述したウオームホイール144が固定された支
軸146に同軸に連結され、取付調整ねじ158を介し
て一体的に固定される4スリット形成円板(以下の説明
において、位置検出円板と称する。)160と、この位
置検出円板160の外周にオーバラップする状態で枠体
16の左側部分に取り付けられた位置検出センサ162
とを備えている。尚、この位置検出円板160の支軸1
46への取付角度は、取付調整ねじ158を緩めること
により、調節可能になされている。
【0075】ここで、位置検出円板160の外周には、
4つの位置スリット160A、160B、160C、1
60Dが等間隔に(即ち、90度置きに)形成されてお
り、位置検出センサ162は、各位置スリット160
A、160B、160C、160Dが通過するごとに位
置信号を出力するように所謂透過型のフォトインタラプ
タから構成されている。そして、この位置検出センサ1
62は、上述した制御部156に位置信号を出力するよ
うに接続されている。ここで、位置信号の1パルスにつ
き、クロック信号が150パルスだけ出力されるように
設定されている。
【0076】尚、この一実施例において、位置スリット
160A、160B、160C、160Dの間隔は、位
置信号の2パルス毎に、インデクサ24が隣のビンに移
動する事が出来るように設定されている。即ち、互いに
隣接するビンは、クロック信号の300パルス分だけ離
間するように、この一実施例においては設定されてい
る。また、4つの位置スリット160A、160B、1
60C、160Dの中の1つおきの位置スリットが位置
信号を出力する状態において、インデクサ24は何れか
のビン20b〜20sに対向する位置に位置決めされる
ように設定されている。即ち、制御部156は、例え
ば、2パルスの位置信号をカウントすることにより、イ
ンデクサ24が隣のビンに対向する位置に移動したと判
断することが出来る事になる。
【0077】尚、上述した位置スリット160A、16
0B、160C、160Dの形成位置は、インデクサ2
4が所定のビンに対応した位置で停止した状態で、位置
検出センサ162が隣り合う2つの位置スリットの丁度
中間に位置するように設定されている。
【0078】即ち、この一実施例において、上述した説
明から明らかなように、位置検出円板160と位置検出
センサ162とにより、歯付きタイミングベルト150
の所定の走行量毎に、位置信号を出力する位置信号出力
手段が構成されている。
【0079】{位置検出センサ162の位置調整動作の
説明}ここで、位置信号の出力タイミングと、インデク
サ24がビン20b〜20sに対向する位置に停止する
タイミングとの正確な同期を取るために、この一実施例
においては再び図2に示すように、インデクサ24の下
部本体116には、用紙の幅方向に沿って貫通した調整
貫通孔164が形成されており、一方、枠体16の左右
の部分16L、16Rには、インデクサ24が第1のソ
ートビン20bに正確に対向する位置から、75パルス
(即ち、1つの位置信号が出力される期間の丁度半分に
相当するパルス数)のクロック信号が出力される分(即
ち、7.125mm)だけ上方に偏位した状態で、上述し
た調整貫通孔164と連通する位置に、インデクサ固定
孔166(166L、166R)が夫々形成されてい
る。尚、調整貫通孔164とインデクサ固定孔166と
が互いに連通する状態において、図示しない固定用ロッ
ドを両孔164、166に渡り挿通することにより、イ
ンデクサ24は第1のソートビン20bに対向する位置
に正確に位置決めされた状態で、その位置を不動に固定
されることになる。
【0080】このように構成されているため、インデク
サ24の位置を調整する際においては、駆動機構26を
停止して、インデクサ24を上下動自在に設定した状態
で、このインデクサ24を手動により第1のソートビン
20bに対向する位置に移動させ、この状態で、図示し
ない固定用ロッドを左インデクサ固定孔166Lを通し
て、次に、調整貫通孔164を通し、最後に右インデク
サ固定孔166Rを通すことにより、インデクサ24は
第1のソートビン20bから7.125mm(即ち、クロ
ック信号にして75パルス分であり、換言すれば、位置
信号にして半パルス分))だけ上方に偏位した位置に正
確に位置決めされた状態で、その位置に固定されること
になる。
【0081】このようにインデクサ24を固定した状態
で、上述した取付調整ねじ148を緩め、位置検出円板
160を支軸148に対して回動自在に設定し、この位
置検出円板160を回動させて位置検出センサ162が
何れかの位置スリット160A、160B、160C、
160Dと対向して位置信号を出力する状態で、取付調
整ねじ148を締めて、位置検出円板160を支軸14
8に固定する。この後、固定用ロッドを抜き取り、イン
デクサ24の固定状態を解除する。
【0082】この結果、駆動機構26が起動して、イン
デクサ24が下方に移動する状態において、起動後2つ
目の位置信号が位置検出センサ162から出力された後
に、75パルスのクロック信号がエンコーダクロックセ
ンサ154から出力される時点で、インデクサ24は何
れかのソートビン20b〜20sに正確に対向する位置
にもたらされることになる。換言すれば、制御部156
は、インデクサ24の移動開始後、2つ目の位置信号が
入力された後の75パルスのクロック信号の入力を検知
する毎に、インデクサ24がソートビン20b〜20s
に正確に対向する位置にもたらされと判断することが出
来ることになる。
【0083】ここで、図23に示すように、上述した制
御機構114は、インデクサ24の停止位置を規定する
ためのホームポジションセンサ170、及び、制御機構
114の制御の暴走時にインデクサ24の機械的な上限
停止位置を規定するための上限リミットセンサ172と
を備えている。
【0084】ホームポジションセンサ170は、インデ
クサ24の昇降駆動範囲の所定位置に、この一実施例に
おいては、第1のソートビン20bに対応したインデク
サ24の停止位置(X)から、下方に16.4mmだけ偏
位した位置(Y)に取り付けられている。また、このホ
ームポジションセンサ170は、周知のフォトインタラ
プタから構成され、インデクサ24がこれよりも上方の
位置にある場合にオン動作し、下方の位置にある場合に
オフ動作する様に構成されている。
【0085】ここで、図24に示すように、第1のソー
トビン20bに対応したインデクサ24の停止位置
(X)は、互いに隣り合う2つの位置信号の出力位置の
丁度中間に位置しており、互いに隣り合う2つのソート
ビン20b〜20sの間は、上述したように28.5mm
だけ離間している。従って、第1のソートビン20bに
対応したインデクサ24の停止位置(X)から、インデ
クサ24が下降した際に最初の位置信号が出力される位
置(Z1)までは、7.1mm(≒300×0.095÷
4=7.125)だけ離れているので、この位置(Z
1)からホームポジションセンサ170の取付位置
(Y)までの距離(L1)は、9.3mm(16.4−
7.125=9.275≒9.3)となる。そして、こ
の離間距離(L1)に対応するクロック信号のパルス数
は、97.6パルス(=9.275÷0.095)とな
る。
【0086】一方、ホームポジションセンサ170の取
付位置(Y)から、インデクサ24が下降した際に2回
目の位置信号が出力される位置(Z2)までの距離(L
2)は、5.0mm(28.5÷2−9.275=4.9
75≒5.0)だけ離間していることとになる。この離
間距離(L2)に対応するクロック信号のパルス数は、
52.4パルス(=4.975÷0.095)となる。
【0087】換言すれば、インデクサ24が上昇して、
ホームポジションセンサ170の取付位置(Y)から最
初に位置信号が出力される位置(Z1)までのインデク
サ24の移動量は、クロック信号のパルス数にして、9
7.6パルスに相当する距離となり、インデクサ24が
か抗して、ホームポジションセンサ170の取付位置
(Y)から最初に位置信号が出力される位置(Z2)ま
でのインデクサ24の移動量は、クロック信号のパルス
数にして、52.4パルスとなる。
【0088】このホームポジションセンサ170は制御
部156に接続されており、この制御部156は、その
制御動作は後に詳細に説明するが、電源が投入された時
点で、ホームポジションセンサ170がオンしている場
合には、駆動機構26を起動してインデクサ24を下降
駆動し、ホームポジションセンサ170がオフしている
場合には、駆動機構26を起動してインデクサ24を上
昇駆動するように制御動作を実行する様に構成されてい
る。
【0089】一方、上限リミットセンサ172は、図2
3に示すように、ホームポジションセンサ170と同様
にフォトインタラプタから構成され、ホームポジション
センサ170の配設位置よりも、32.9mm上方に配
設されている。即ち、この上限リミットセンサ172
は、ノンソート停止位置よりも3mm上方に規定されて
いるが、このノンソート停止位置は、第1のソートビン
停止位置Xよりも13.5mmじょうほうにせっていさ
れている。このため、この上限リミットセンサ172の
配設位置は、ホームポジション170を基準とした場
合、(16.4+13.5+3)mm=32.9mmだ
け上方に偏位していることとなる。
【0090】尚、図23に示すノンソートビン20aに
対応するインデクサ24の停止位置、即ち、上述したノ
ンソート停止位置は、ここにインデクサ24が位置して
いない状態において、上述したフラッパ70をソート位
置にもたらし、ここにインデクサ24が上昇されてきた
状態において、上述したフラッパ70をソート位置から
ノンソート位置に回動付勢する位置として規定されてい
る。
【0091】また、この上限リミットセンサ172は、
ホームポジションセンサ170と同様に制御部156に
接続されると共に、一方で、電源部にも接続されてお
り、これよりも上方にインデクサ24が位置することに
よりオンされた時点で、駆動機構26への電源の供給を
遮断して、インデクサ24の上下駆動を不能とするよう
に構成されている。
【0092】{歯飛び検出動作の説明}次に、上述した
制御機構114は、歯付きタイミングベルト150の歯
飛びを検出する為に(換言すれば、歯飛び検出機能を実
行するために)、上述した制御部156は、図25乃至
図27のフローチャートに示す制御手順を実行するよう
に構成されている。
【0093】以下に、図24のタイミングチャート及び
図25乃至図27のフローチャートを参照して、制御部
156における歯飛び検出の制御動作を、パワーオン時
のサブルーチンとして説明する。
【0094】この制御部156においては、電源のパワ
ーオン時において、インデクサ24の停止位置が不明で
あるため、先ず、インデクサ24をホームポジションセ
ンサ170で規定されるホームポジションまで移動さ
せ、インデクサ24の現在位置を正確に規定するように
制御動作を開始するが、このようにホームポジションに
インデクサ24を移動した直後に、これに引き続いて、
歯付きタイミングベルト150の歯飛び検出動作を実行
するように設定されている。
【0095】即ち、制御部156は、図25に示すよう
に、図示しない電源スイッチがオン動作されると、先
ず、所定の初期化動作を実行し(ステップS10)、次
に、ホームポジションセンサ170のオン/オフ状態を
判別する(ステップS12)。この判別動作において、
ホームポジションセンサ170がオフしている、即ち、
インデクサ24がホームポジションセンサ170よりも
下方位置にあると判別される場合には、駆動機構26を
駆動制御して、インデクサ24を上昇駆動させ(ステッ
プS14)、ホームポジションセンサ170がオンする
のを待つ(ステップS16)。
【0096】このホームポジションセンサ170がオン
したことが検出されると(ステップS16でYES)、
エンコーダクロックセンサ154から出力されるクロッ
ク信号をカウントするカウンタをクリアし(ステップS
18)、このカウンタにおけるカウント動作を許可する
カウントOKフラグをセットする(ステップS20)。
【0097】このカウントOKフラグのセットに伴い、
図26に示すエンコーダクロックセンサ割り込みルーチ
ンにおいて、ステップS100におけるカウントOKフ
ラグがセットされているとの条件が満足され、これによ
り、ステップS102においてクロック信号の1パルス
の入力毎に、カウンタが1だけインクリメントされるこ
とになる。即ち、インデクサ24がホームポジションセ
ンサ170をオンさせてから以降の上昇に伴うクロック
信号の出力パルス数が、カウンタに於いてカウントされ
ることになる。
【0098】この後、インデクサ24が更に上昇して、
ホームポジションセンサ170をオンさせてから更に上
述した離間距離(L1)だけ上昇すると、このホームポ
ジションセンサ170をオンさせてから初めての位置信
号が出力されることになる。この位置信号が出力される
と、図27に示す位置検出センサ割り込みルーチンにお
いて、上述したカウントOKフラグがクリアされる(ス
テップS200)。これにより、図26に示す割り込み
ルーチンにおいて、ステップS100で示す条件がNO
と判断され、従って、ステップS102におけるカウン
タのインクリメントは実行されずに、カウンタにおける
カウント値が保持されることになる。
【0099】この結果、このカウンタにおけるカウント
値は、インデクサ24がホームポジションセンサ170
をオンさせてから、最初の位置信号が出力される迄の間
の、インデクサ24の上昇動作に伴うクロックパルスの
出力パルス数を示していることになる。
【0100】ここで、このカウンタにおけるカウント値
は、歯付きタイミングベルト150の歯飛びが発生して
いなければ、上述した離間距離(L1)に対応したクロ
ック信号のパルス数となり、即ち、上述したように、9
7.6パルスとなるはずである.従って、再び図25に
示すように、制御部156は、ステップS20において
カウントOKフラグをセットした後、カウントOKフラ
グがクリアされるのを待ち(ステップS22)、このカ
ウントOKフラグがクリアされた時点におけるカウンタ
のカウント値と、上述した97.6パルスとを比較す
る。
【0101】具体的には、クロックパルスの出力誤差を
考慮して、先ず、カウント値が96以上であるかを判断
し(ステップS24)、96よりも小さいと判断される
場合には、歯飛びが発生したと判断して、異常処理に移
る。また、96以上であると判断される場合には、次
に、カウント値が99以下であるかを判断し(ステップ
S26)、99よりも大きいと判断される場合には、同
様に歯飛びが発生したと判断して、異常処理に移る。
【0102】また、このステップS26でカウント値が
99以下であると判断される場合には、カウント値は、
96以上99以下の歯飛びを発生していないことを示す
値であるため、駆動モータ140をそのままの回転方向
で、更に 217.1パルス(=75+13.5÷0.
095)分だけ回転させることにより、インデクサ24
をノンソート停止位置まで移動させて停止して(ステッ
プS28)、元の制御手順にリターンする。即ち、この
制御部156におけるイニシャル動作が終了した時点
で、インデクサ24は、フラッパ70をノンソート位置
にもたらす状態で、待機状態となる。
【0103】一方、上述したステップS12においてホ
ームポジションセンサ170がオンしている、即ち、イ
ンデクサ24がホームポジションセンサ170よりも上
方に位置していると判断される状態においては、駆動機
構26を駆動制御して、インデクサ24を下降駆動し
(ステップS30)、このホームポジションセンサ17
0のオフ動作を待つ(ステップS32)。
【0104】このホームポジションセンサ170がオフ
したことが検出されると(ステップS32でYES)、
エンコーダクロックセンサ154から出力されるクロッ
ク信号をカウントするカウンタをクリアし(ステップS
34)、このカウンタにおけるカウント動作を許可する
カウントOKフラグをセットする(ステップS36)。
【0105】このカウントOKフラグのセットに伴い、
図26に示すエンコーダクロックセンサ割り込みルーチ
ンにおいて、ステップS100におけるカウントOKフ
ラグがセットされているとの条件が満足され、これによ
り、ステップS102においてクロック信号の1パルス
の入力毎に、カウンタが1だけインクリメントされるこ
とになる。即ち、インデクサ24がホームポジションセ
ンサ170をオフさせてから以降の下降に伴うクロック
信号の出力パルス数が、カウンタに於いてカウントされ
ることになる。
【0106】この後、インデクサ24が更に下降駆動す
ることにより、ホームポジションセンサ170をオフさ
せてから更に上述した離間距離(L2)だけ下降する
と、このホームポジションセンサ170をオフさせてか
ら初めての位置信号が出力されることになる。この位置
信号が出力されると、図27に示す位置検出センサ割り
込みルーチンにおいて、上述したカウントOKフラグが
クリアされる(ステップS20a)。これにより、図2
6に示す割り込みルーチンにおいて、ステップP100
で示す条件がNOと判断され、従って、ステップ102
におけるカウンタのインクリメントは実行されずに、カ
ウンタにおけるカウント値が保持されることになる。
【0107】この結果、このカウンタにおけるカウント
値は、インデクサ24がホームポジションセンサ170
をオフさせてから、最初の位置信号が出力される迄の間
の、インデクサ24の下降動作に伴うクロックパルスの
出力パルス数を示していることになる。
【0108】ここで、このカウンタにおけるカウント値
は、歯付きタイミングベルト150の歯飛びが発生して
いなければ、上述した離間距離(L2)に対応したクロ
ック信号のパルス数となり、即ち、上述したように、5
2.4パルスとなるはずである.従って、再び図25に
示すように、制御部156は、ステップS36において
カウントOKフラグをセットした後、カウントOKフラ
グがクリアされるのを待ち(ステップS38)、このカ
ウントOKフラグがクリアされた時点におけるカウンタ
のカウント値と、上述した52.4パルスとを比較す
る。
【0109】具体的には、クロックパルスの出力誤差を
考慮して、先ず、カウント値が52以上であるかを判断
し(ステップS40)、52よりも小さいと判断される
場合には、歯飛びが発生したと判断して、異常処理に移
る。また、51以上であると判断される場合には、次
に、カウント値が54以下であるかを判断し(ステップ
S42)、54よりも大きいと判断される場合には、同
様に歯飛びが発生したと判断して、異常処理に移る。
【0110】一方、このステップS42でカウント値が
54以下であると判断される場合には、カウント値は、
51以上54以下の歯飛びを発生していないことを示す
値であるため、駆動モータ140をこれの回転方向を逆
転させ、367.1パルス(=150+75+13.5
÷0.095)分だけ回転させることにより、インデク
サ24をノンソート停止位置まで移動させて停止して
(ステップS28)、元の制御手順にリターンする。即
ち、この制御部156におけるイニシャル動作が終了し
た時点で、インデクサ24は、フラッパ70をノンソー
ト位置にもたらす状態で、待機状態となる。
【0111】このように、この一実施例における歯付き
タイミングベルト150の歯飛び検出においては、ホー
ムポジションセンサ170を用い、このホームポジショ
ンセンサ170を動作させてから最初に位置信号が出力
される迄にインデクサ24が移動することに応じて出力
されるクロック信号のパルス数が、歯飛びをしていなけ
れば、所定の誤差範囲内に収まることに着目し、この誤
差範囲を超えたパルス数だけクロック信号が出力された
場合に、歯飛びの発生を検出するように構成している。
【0112】従って、この歯飛びを検出するための特別
なセンサを必要とする事無く、制御部156における制
御手順をソフト的に規定することにより、パワーオン動
作が実行される毎に、確実に歯付きタイミングベルト1
50の歯飛びを検出することが出来ることになる。従っ
て、以降の制御動作においては、検出されたクロック信
号及び位置信号を用いて、インデクサ24の位置が正確
に検出されることになると共に、インデクサ24が所望
のソートビン20b〜20sに正確に対向した状態で停
止されることになる。
【0113】[ソート動作の説明]次に、以上のように
構成される自動ソート機構18におけるソート動作を、
以下に概略的に説明する。
【0114】図示しない電子複写装置から排出される複
写済みの用紙は、その排紙口からソータ10の用紙受け
口58へ送り込まれてくる。ここで、用紙収納のモード
においてノンソートモードが選択されている場合には、
図2に示すフラッパ70はノンソート停止位置に上昇さ
れたインデクサ24により時計方向に回動されてノンソ
ート位置にもたらされ、従って、用紙は入口ローラ62
とピンチローラ60とに挟持され、入口ローラ62の回
転により、フラッパ70の上面に沿ってここを通り、排
紙ローラ66とピンチローラ68とに挟持され、排紙ロ
ーラ66の回転により排紙ガイド64からノンソートビ
ン20aに送り込まれる事になる。
【0115】一方、用紙収納のモードにおいてソートモ
ードが選択されている場合には、インデクサ24の下降
に伴いフラッパ36は反時計方向に回動され、ソート位
置にもたらされると共に、用紙搬送機構22が起動し
て、搬送ベルト80L、80Rは図2において反時計方
向に沿って走行し始める。そして、送り込まれてきた用
紙は、フラッパ70の湾曲面に沿って下方に曲げられ、
搬送ベルト80L、80Rによって下方へ送られる事に
なる。
【0116】ソートモードの場合にはよく知られている
ように、丁合い(ソート)と仕分け(グルーピング)の
方法があり、前者では原稿のページ順に、後者は原稿の
ページ毎に揃えるものである。従って、同一原稿の同ペ
ージの用紙は、前者の場合では、各ソートビン20b〜
20sに順次配向され、インデクサ24は一枚毎に順次
上から下のソートビン20b〜20sへ(あるいは逆
に)移動して行く事になる。これに対し、後者の場合
(グルーピング)では、同じページのコピーはそのペー
ジ用に選択されたソートビン20b〜20sの位置で連
続停止していて配向を受け、同ページのコピーが配向完
了した時点で、次のピン位置へ移動する事になる。
【0117】さて、以下の説明においては、ソートモー
ドとして丁合い法が選択されているものとする。
【0118】最初は、インデクサ24は最上位置にあ
り、このとき各用紙押え機構82A、82B、82Cは
上下重なるようにして上限ストッパ100L、100R
に阻止されている。
【0119】第1頁目の第1枚目が送られて来ると、用
紙は第1のソートビン20bに対向する位置に停止して
いるインデクサ24により、第1のビン20bへ送られ
る。ここで、用紙が搬送ベルト80L、80Rに沿って
送られるとき、用紙は各押えローラ組体84AL、84
AR、84BL、84BR、84CL、84CRによっ
て、支持リブ108L、108Rにより背面を支持され
た搬送ベルト80L、80Rへ押し付けられているの
で、確実な用紙搬送がなされる。
【0120】第1頁目の第2枚目が送られてくる前に、
インデクサ24は第2のソートビン20cに向けて下降
駆動され、この第2枚目を第1枚目と同じ様にして第2
のソートビン20c配向する。尚、このようなインデク
サ24の下降に伴い、各用紙押え機構82A、82B、
82Cは、図16乃至図19を参照して既に説明したよ
うにして、順次下降する。
【0121】{変形例の説明}この発明は、上述した一
実施例の構成に限定される事無く、この発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもな
い。
【0122】例えば、上述した一実施例の構成におい
て、この歯飛び検出機構は、ソータに適用されるように
説明したが、この発明は、このような構成に限定される
事無く、歯付きタイミングベルトを用いて移動体を複数
の停止位置の何れかに正確に移動停止させようとする構
成であれば、適用することが出来るものである。
【0123】また、この歯飛び検出機構が備えられるソ
ータは、電子複写装置に取り付けられるように説明した
が、この発明は、このような適用に限定される事無く、
例えば、プリンタ等の印刷機器にも適用することが出来
ることは言うまでもない。
【0124】また、上述した一実施例においては、歯付
きタイミングベルト150の歯飛び検出を、パワーオン
時に初期動作として実行するように説明したが、この発
明は、このような構成に限定される事無く、ホームポジ
ションセンサ170の動作状態が変化する毎に、割り込
み実行されるように構成しても良い。即ち、インデクサ
24がホームポジションセンサ170よりも下方位置に
ある状態から、上昇駆動されることによりこのホームポ
ジションセンサ17を横切るか(即ち、ホームポジショ
ンセンサ170がオン動作する)、インデクサ24がホ
ームポジションセンサ170よりも上方位置にある状態
から、下降駆動されることによりこのホームポジション
センサ17を横切るか(即ち、ホームポジションセンサ
170がオフ動作する)毎に、歯付きタイミングベルト
150の歯飛び検出動作を割り込みルーチンとして実行
するように構成しても良い。
【0125】このように歯飛び検出を、割り込みルーチ
ンとして実行することにより、パワーオン時以降に歯飛
びが発生した場合に、次のパワーオン時を待たずに、即
座に歯飛びを検出することが出来、インデクサ24の位
置検出動作及び停止制御動作が、より信頼性をもって実
行されることになる。
【0126】また、上述した歯飛び検出動作において、
歯飛びが行われていないと判断するための検出誤差範囲
として、インデクサ24の上昇時及び下降時において、
夫々、設計値に対してクロック信号で±2パルス分を設
定するように説明したが、この発明は、このような設定
に限定される事無く、歯付きタイミングベルト150の
1歯分の走行量は3mmに設定されており、これに対応す
るクロック信号のパルス数は、31.6(≒3÷0.0
95)であるので、この数値の範囲内であれば、歯飛び
が行われていないと判断することが出来るものである。
【0127】また、上述した一実施例の構成において
は、歯飛び検出に際して、ホームポジションセンサ17
0を用いるように説明したが、この発明は、このような
構成に限定される事無く、例えば、上限リミットセンサ
172や図示していないがインデクサ24のか現位置を
規定する下限リミットセンサを用いて歯付きタイミング
ベルト150の歯飛び検出をするように構成しても良
い。
【0128】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係わる
歯付きタイミングベルトの歯飛び検出機構は、請求項1
の記載によれば、パルス制御により駆動モータを駆動制
御して、歯付きタイミングベルトを走行駆動させ、該歯
付きタイミングベルトに連結された可動体を、複数の停
止位置の中の所定の停止位置まで移動させる駆動系にお
ける、前記歯付きタイミングベルトの歯飛びを検出する
ための歯飛び検出機構において、前記駆動モータのモー
タ軸の所定の回転量毎に、パルス状のクロック信号を出
力するクロック信号出力手段と、前記歯付きタイミング
ベルトの所定の走行量毎に、位置信号を出力する位置信
号出力手段と、前記移動体の移動経路における所定位置
に配設され、該移動体の通過に伴い動作する検出手段
と、前記移動体の移動に伴い前記検出手段が動作してか
ら最初の位置信号が出力される迄の間の、前記クロック
信号出力手段から出力されるクロック信号をカウントす
るカウント手段と、このカウント手段でカウントされた
クロック信号のパルス数と、設計上の値とを比較し、両
者の差が所定範囲外であれば前記歯飛びが発生している
と判断する判断手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0129】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出機構は、請求項2の記載によれば、
請求項1に記載の機構において、前記移動体は、上下方
向に沿って昇降自在に配設され、前記判断手段は、前記
移動体が上昇している場合には、前記検出手段を動作さ
せてから、最初の位置信号が出力されるまでのパルス数
を、第1の値と比較し、前記移動体が下降している場合
には、前記検出手段を動作させてから、最初の位置信号
が出力されるまでのパルス数を、第2の値と比較するこ
とを特徴としている。
【0130】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出機構は、請求項3の記載によれば、
請求項1に記載の機構において、前記検出手段は、隣り
合う2つの位置信号が出力される位置の間に配設されて
いることを特徴としている。
【0131】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出機構は、請求項4の記載によれば、
パルス制御により駆動モータを駆動制御して、歯付きタ
イミングベルトを走行駆動させ、該歯付きタイミングベ
ルトに連結された可動体を、複数の停止位置の中の所定
の停止位置まで移動させる駆動系における、前記歯付き
タイミングベルトの歯飛びを検出するための歯飛び検出
機構において、前記駆動モータのモータ軸の所定の回転
量毎に、パルス状のクロック信号を出力するクロック信
号出力手段と、前記歯付きタイミングベルトの所定の走
行量毎に、位置信号を出力する位置信号出力手段と、前
記移動体の移動経路におけるホームポジションに配設さ
れ、該移動体の通過に伴い動作するホームポジションセ
ンサと、前記移動体の移動に伴い前記ホームポジション
センサが動作してから最初の位置信号が出力される迄の
間の、前記クロック信号出力手段から出力されるクロッ
ク信号をカウントするカウント手段と、このカウント手
段でカウントされたクロック信号のパルス数と、設計上
の値とを比較し、両者の差が所定範囲外であれば前記歯
飛びが発生していると判断する判断手段とを具備するこ
とを特徴としている。
【0132】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出機構は、請求項5の記載によれば、
請求項4に記載の機構において、前記移動体は、上下方
向に沿って昇降自在に配設され、前記判断手段は、前記
移動体が上昇している場合には、前記ホームポジション
センサを動作させてから、最初の位置信号が出力される
までのパルス数を、第1の設計値と比較し、前記移動体
が降下している場合には、前記ホームポジションセンサ
を動作させてから、最初の位置信号が出力されるまでの
パルス数を、第2の設計値と比較することを特徴として
いる。
【0133】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出機構は、請求項6の記載によれば、
請求項5に記載の機構において、前記第1の設計値と前
記第2の設計値とは、互いに異なる値に設定されている
ことを特徴としている。
【0134】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出機構は、請求項7の記載によれば、
請求項4に記載の機構において、前記ホームポジション
センサは、隣り合う2つの位置信号が出力される位置の
間に配設されていることを特徴としている。
【0135】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出機構は、請求項8の記載によれば、
請求項1又は4に記載の機構において、前記クロック信
号出力手段は、前記駆動モータのモータ軸に同軸に固定
され、外周に多数のクロックスリットが周方向に沿って
等間隔に形成されたエンコーダクロック円板と、このエ
ンコーダクロック円板の外周に前記クロックスリットを
検出可能に配設され、前記駆動モータのモータ軸の回転
に対応した該エンコーダクロック円板の回転に伴う前記
クロックスリットの通過を検出する毎に、前記クロック
信号を出力するエンコーダクロックセンサとを備えるこ
とを特徴としている。
【0136】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出機構は、請求項9の記載によれば、
請求項1又は4に記載の機構において、前記位置信号出
力手段は、前記歯付きタイミングベルトが巻回された一
方のプーリに同軸に固定され、外周に複数の位置検出ス
リットが周方向に沿って等間隔に形成された位置検出円
板と、この位置検出円板の外周に前記位置検出スリット
を検出可能に配設され、前記歯付きタイミングベルトの
走行に対応した該位置検出円板の回転に伴う前記位置検
出スリットの通過を検出する毎に、前記位置信号を出力
する位置検出センサとを備えることを特徴としている。
【0137】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出機構は、請求項10の記載によれ
ば、請求項9に記載の機構において、前記位置検出スリ
ットは、前記移動体の停止位置間の距離に対応した間隔
で、配設されていることを特徴としている。
【0138】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出方法、請求項11の記載によれば、
パルス制御により駆動モータを駆動制御して、歯付きタ
イミングベルトを走行駆動させ、該歯付きタイミングベ
ルトに連結された可動体を、複数の停止位置の中の所定
の停止位置まで移動させる駆動系における、前記歯付き
タイミングベルトの歯飛びを検出するための歯飛び検出
方法において、前記駆動モータの駆動に応じて所定周期
のクロック信号を出力させる第1の工程と、前記歯付き
タイミングベルトの走行に応じて、所定周期の位置信号
を出力させる第2の工程と、前記移動体の所定位置の通
過を検出する第3の工程と、前記移動体の前記所定位置
の通過を検出してから、該移動体の移動に応じて出力さ
れるクロック信号のパルス数をカウントする第4の工程
と、前記移動体の前記所定位置の通過を検出してから、
最初の位置信号が出力された時点で、前記カウント動作
を停止させる第5の工程と、前記カウント結果と、設計
上の値とを比較して、両者の差が所定範囲外であれば前
記歯飛びが発生していると判断する第6の工程とを具備
することを特徴としている。
【0139】また、この発明に係わる歯付きタイミング
ベルトの歯飛び検出方法は、請求項12の記載によれ
ば、請求項11に記載の方法において、前記第3の工程
において、前記所定位置として、前記移動体のホームポ
ジションが規定されることを特徴としている。
【0140】また、この発明に係わるソータは、請求項
13の記載によれば、パルス制御により駆動モータを駆
動制御して、歯付きタイミングベルトを走行駆動させ
て、該歯付きタイミングベルトに連結された可動配向手
段を、複数の収納棚の中の所定の収納棚に対応する位置
に上下方向に沿って移動させ、この可動配向手段を介し
て、これが対応する収納棚に用紙を配向させる様に構成
されたソータにおいて、前記駆動モータのモータ軸の所
定の回転量毎に、パルス状のクロック信号を出力するク
ロック信号出力手段と、前記歯付きタイミングベルトの
所定の走行量毎に、位置信号を出力する位置信号出力手
段と、前記可動配向手段の移動経路におけるホームポジ
ションに配設され、該可動配向手段の通過に伴い動作す
るホームポジションセンサと、前記可動配向手段の移動
に伴い前記ホームポジションセンサが動作してから最初
の位置信号が出力される迄の間の、前記クロック信号出
力手段から出力されるクロック信号をカウントするカウ
ント手段と、このカウント手段でカウントされたクロッ
ク信号のパルス数と、設計上の値とを比較し、両者の差
が所定範囲外であれば前記歯飛びが発生していると判断
する判断手段とを具備することを特徴としている。
【0141】また、この発明に係わるソータは、請求項
14の記載によれば、請求項13に記載のソータにおい
て、前記複数の収納棚は、上下方向に沿って配列され、
最上位置にある収納棚は、ノンソート用として規定さ
れ、上から2番目以下の収納棚は、ソート用として規定
されていることを特徴としている。
【0142】また、この発明に係わるソータは、請求項
15の記載によれば、請求項14に記載のソータにおい
て、前記ホームポジションセンサは、前記ソート用の収
納棚の中の、互いに隣り合うものの間に配設されている
ことを特徴としている。
【0143】また、この発明に係わるソータは、請求項
16の記載によれば、請求項13に記載のソータにおい
て、前記クロック信号出力手段は、前記駆動モータのモ
ータ軸に同軸に固定され、外周に多数のクロックスリッ
トが周方向に沿って等間隔に形成されたエンコーダクロ
ック円板と、このエンコーダクロック円板の外周に前記
クロックスリットを検出可能に配設され、前記駆動モー
タのモータ軸の回転に対応した該エンコーダクロック円
板の回転に伴う前記クロックスリットの通過を検出する
毎に、前記クロック信号を出力するエンコーダクロック
センサとを備えることを特徴としている。
【0144】また、この発明に係わるソータは、請求項
17の記載によれば、請求項13に記載のソータにおい
て、前記位置信号出力手段は、前記歯付きタイミングベ
ルトが巻回された一方のプーリに同軸に固定され、外周
に複数の位置検出スリットが周方向に沿って等間隔に形
成された位置検出円板と、この位置検出円板の外周に前
記位置検出スリットを検出可能に配設され、前記歯付き
タイミングベルトの走行に対応した該位置検出円板の回
転に伴う前記位置検出スリットの通過を検出する毎に、
前記位置信号を出力する位置検出センサとを備えること
を特徴としている。
【0145】また、この発明に係わるソータは、請求項
18の記載によれば、請求項17に記載のソータにおい
て、前記位置検出スリットは、前記収納棚の離間距離に
対応した間隔で、配設されていることを特徴としてい
る。
【0146】従って、この発明によれば、歯付きタイミ
ングベルトの歯飛びが生じた場合に、これを確実に検出
することの出来る歯付きタイミングベルトの歯飛び検出
機構及び歯飛び検出方法、並びに、ソータが提供される
ことになる。
【0147】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる歯付きタイミングベルトの歯
飛び検出機構及び歯飛び検出方法が備えられるソータの
一実施例の構成を示す正面図である。
【図2】図1に示すソータの側面図である。
【図3】図1に示すソータの平面図である。
【図4】ビン取付枠へのビンの取付状態を示す側面図で
ある。
【図5】ビンの構成を取り出して示す平面図である。
【図6】図5に示すビンの側面図である。
【図7】ビンをビン取付枠に挿入する直前の状態で示す
平面図である。
【図8】ビンをビン取付枠に挿入し、ビンカバーを取り
付ける直前の状態で示す平面図である。
【図9】ビンカバーを取り付けた状態で示す平面図であ
る。
【図10】基台を取り出し、キャスタ及び接続板金を取
り付けた状態で示す側面図である。
【図11】図10に示す基台を取り出した状態で示す底
面図である。
【図12】キャスタの基台への取付構造を示す正面断面
図である。
【図13】キャスタの構成を取り出して示す平面図であ
る。
【図14】キャスタの基台への取付動作の初期状態を示
す正面断面図である。
【図15】キャスタの基台への取付動作において、嵌合
溝が取付ボルトに嵌合した状態を示す正面断面図であ
る。
【図16】インデクサが最上位置まで上昇した状態で、
係合突起とストッパとの位置関係を概略的に示す正面図
である。
【図17】図16に示す状態からインデクサが下降し
て、最上位置の係合突起と最上位置のストッパとが係合
した状態の位置関係を概略的に示す正面図である。
【図18】図17に示す状態からインデクサが更に下降
して、上から2番目の係合突起と上から2番目のストッ
パとが係合した状態の位置関係を概略的に示す正面図で
ある。
【図19】インデクサが最下位置まで下降した状態で、
係合突起とストッパとの位置関係を概略的に示す正面図
である。
【図20】押えローラと搬送ベルトとの係合状態を示す
平面断面図である。
【図21】駆動機構及び制御機構の構成を示す正面図で
ある。
【図22】制御機構における位置検出円板の取付状態を
示す底面図である。
【図23】ホームポジションセンサ及び上限リミットセ
ンサの配設位置を説明するための図である。
【図24】歯付きタイミングベルトの歯飛び検出動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図25】制御部におけるパワーオン時の制御手順をサ
ブルーチンとして示すフローチャートである。
【図26】エンコーダクロックセンサ割り込みルーチン
の制御手順を示すフローチャートである。
【図27】位置検出センサ割り込みルーチンの制御手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ソータ 12 キャスタ 14 基台 16 枠体 18 自動ソート機構 20 ビン 20A ビン本体 20B 切り込み 20C 係合突起 20D 突条 20A1 平坦部分 20A2 第1の傾斜部分 20A3 第2の傾斜部分 20a ノンソートビン 20b〜20s ソートビン 22 用紙搬送機構 24 インデクサ 26 駆動機構 28 ビン取付枠 30 ビン支持溝 32 ビンカバー 34 弾性片 36 接続板金 38 キャスタ本体 40 支軸 42 車輪 44 係止ロッド 46 係止溝 48 受けロッド 50 嵌合溝 52 ボルト受け 54 取付ボルト 56 係止リング 58 用紙受け口 60 ピンチローラ 62 入口ローラ 64 排紙ガイド 66 排紙ローラ 68 ピンチローラ 70 フラッパ 72 上プーリ軸 74 下プーリ軸 118L;118R プーリ 122L;122R プーリ 80L;80R 搬送ベルト 130 用紙押え機構 84(84A;84B;84C) 押えローラ組体 86(86A;86B;86C) ローラ支持軸 88(88A;88B;88C) 押えローラ 90(90A;90B;90C) 軸支持体 92L;92R 案内レール 94L;94R ガイド溝 96(96A;96B;96C) ストッパ 98(98A;98B;98C) 係合突起 100L;100R 上限ストッパ 102 芯体 104 ローラ本体 106 支持板 108L;108R 支持リブ 110 配向部 112 懸垂機構 114 制御機構 116 下部本体 116A 爪部 118 上部本体 120 ガイド通路 122 下配向ローラ 124 上配向ローラ 126 付勢ばね 128 リール軸 130 リール 132 懸垂リボン 134 駆動プーリ 136 従動プーリ 138 タイミングベルト 140 駆動モータ 140A モータ軸 142 ウオームギヤ 144 ウオームホイール 146 支軸 148 歯付きプーリ 150 歯付きタイミングベルト 152 エンコーダクロック円板 154 エンコーダクロックセンサ 156 制御部 158 取付調整ねじ 160 4スリット形成円板(位置検出円板) 162 位置検出センサ 164 調整貫通孔 166 インデクサ固定孔 170 ホームポジションセンサ 172 上限リミットセンサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 39/11

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス制御により駆動モータを駆動制御し
    て、歯付きタイミングベルトを走行駆動させ、該歯付き
    タイミングベルトに連結された可動体を、複数の停止位
    置の中の所定の停止位置まで移動させる駆動系におけ
    る、前記歯付きタイミングベルトの歯飛びを検出するた
    めの歯飛び検出機構において、 前記駆動モータのモータ軸の所定の回転量毎に、パルス
    状のクロック信号を出力するクロック信号出力手段と、 前記歯付きタイミングベルトの所定の走行量毎に、位置
    信号を出力する位置信号出力手段と、 前記移動体の移動経路における所定位置に配設され、該
    移動体の通過に伴い動作する検出手段と、 前記移動体の移動に伴い前記検出手段が動作してから最
    初の位置信号が出力される迄の間の、前記クロック信号
    出力手段から出力されるクロック信号をカウントするカ
    ウント手段と、 このカウント手段でカウントされたクロック信号のパル
    ス数と、設計上の値とを比較し、両者の差が所定範囲外
    であれば前記歯飛びが発生していると判断する判断手段
    と、 を具備することを特徴とする歯付きタイミングベルトの
    歯飛び検出機構。
  2. 【請求項2】前記移動体は、上下方向に沿って昇降自在
    に配設され、 前記判断手段は、前記移動体が上昇している場合には、
    前記検出手段を動作させてから、最初の位置信号が出力
    されるまでのパルス数を、第1の値と比較し、前記移動
    体が下降している場合には、前記検出手段を動作させて
    から、最初の位置信号が出力されるまでのパルス数を、
    第2の値と比較することを特徴とする請求項1に記載の
    歯付きタイミングベルトの歯飛び検出機構。
  3. 【請求項3】前記検出手段は、隣り合う2つの位置信号
    が出力される位置の間に配設されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の歯付きタイミングベルトの歯飛び検
    出機構。
  4. 【請求項4】パルス制御により駆動モータを駆動制御し
    て、歯付きタイミングベルトを走行駆動させ、該歯付き
    タイミングベルトに連結された可動体を、複数の停止位
    置の中の所定の停止位置まで移動させる駆動系におけ
    る、前記歯付きタイミングベルトの歯飛びを検出するた
    めの歯飛び検出機構において、 前記駆動モータのモータ軸の所定の回転量毎に、パルス
    状のクロック信号を出力するクロック信号出力手段と、 前記歯付きタイミングベルトの所定の走行量毎に、位置
    信号を出力する位置信号出力手段と、 前記移動体の移動経路におけるホームポジションに配設
    され、該移動体の通過に伴い動作するホームポジション
    センサと、 前記移動体の移動に伴い前記ホームポジションセンサが
    動作してから最初の位置信号が出力される迄の間の、前
    記クロック信号出力手段から出力されるクロック信号を
    カウントするカウント手段と、 このカウント手段でカウントされたクロック信号のパル
    ス数と、設計上の値とを比較し、両者の差が所定範囲外
    であれば前記歯飛びが発生していると判断する判断手段
    と、 を具備することを特徴とする歯付きタイミングベルトの
    歯飛び検出機構。
  5. 【請求項5】前記移動体は、上下方向に沿って昇降自在
    に配設され、 前記判断手段は、前記移動体が上昇している場合には、
    前記ホームポジションセンサを動作させてから、最初の
    位置信号が出力されるまでのパルス数を、第1の設計値
    と比較し、前記移動体が降下している場合には、前記ホ
    ームポジションセンサを動作させてから、最初の位置信
    号が出力されるまでのパルス数を、第2の設計値と比較
    することを特徴とする請求項4に記載の歯付きタイミン
    グベルトの歯飛び検出機構。
  6. 【請求項6】前記第1の設計値と前記第2の設計値と
    は、互いに異なる値に設定されていることを特徴とする
    請求項5に記載の歯付きタイミングベルトの歯飛び検出
    機構。
  7. 【請求項7】前記ホームポジションセンサは、隣り合う
    2つの位置信号が出力される位置の間に配設されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のは歯付きタイミング
    ベルトの歯飛び検出機構。
  8. 【請求項8】前記クロック信号出力手段は、 前記駆動モータのモータ軸に同軸に固定され、外周に多
    数のクロックスリットが周方向に沿って等間隔に形成さ
    れたエンコーダクロック円板と、 このエンコーダクロック円板の外周に前記クロックスリ
    ットを検出可能に配設され、前記駆動モータのモータ軸
    の回転に対応した該エンコーダクロック円板の回転に伴
    う前記クロックスリットの通過を検出する毎に、前記ク
    ロック信号を出力するエンコーダクロックセンサと、 を備えることを特徴とする請求項1又は4に記載の歯付
    きタイミングベルトの歯飛び検出機構。
  9. 【請求項9】前記位置信号出力手段は、 前記歯付きタイミングベルトが巻回された一方のプーリ
    に同軸に固定され、外周に複数の位置検出スリットが周
    方向に沿って等間隔に形成された位置検出円板と、 この位置検出円板の外周に前記位置検出スリットを検出
    可能に配設され、前記歯付きタイミングベルトの走行に
    対応した該位置検出円板の回転に伴う前記位置検出スリ
    ットの通過を検出する毎に、前記位置信号を出力する位
    置検出センサと、 を備えることを特徴とする請求項1又は4に記載の歯付
    きタイミングベルトの歯飛び検出機構。
  10. 【請求項10】前記位置検出スリットは、前記移動体の
    停止位置間の距離に対応した間隔で、配設されているこ
    とを特徴とする請求項9に記載の歯付きタイミングベル
    トの歯飛び検出機構。
  11. 【請求項11】パルス制御により駆動モータを駆動制御
    して、歯付きタイミングベルトを走行駆動させ、該歯付
    きタイミングベルトに連結された可動体を、複数の停止
    位置の中の所定の停止位置まで移動させる駆動系におけ
    る、前記歯付きタイミングベルトの歯飛びを検出するた
    めの歯飛び検出方法において、 前記駆動モータの駆動に応じて所定周期のクロック信号
    を出力させる第1の工程と、 前記歯付きタイミングベルトの走行に応じて、所定周期
    の位置信号を出力させる第2の工程と、 前記移動体の所定位置の通過を検出する第3の工程と、 前記移動体の前記所定位置の通過を検出してから、該移
    動体の移動に応じて出力されるクロック信号のパルス数
    をカウントする第4の工程と、 前記移動体の前記所定位置の通過を検出してから、最初
    の位置信号が出力された時点で、前記カウント動作を停
    止させる第5の工程と、 前記カウント結果と、設計上の値とを比較して、両者の
    差が所定範囲外であれば前記歯飛びが発生していると判
    断する第6の工程と、 を具備することを特徴とする歯付きタイミングベルトの
    歯飛び検出方法。
  12. 【請求項12】前記第3の工程において、前記所定位置
    として、前記移動体のホームポジションが規定されるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の歯付きタイミングベ
    ルトの歯飛び検出方法。
  13. 【請求項13】パルス制御により駆動モータを駆動制御
    して、歯付きタイミングベルトを走行駆動させて、該歯
    付きタイミングベルトに連結された可動配向手段を、複
    数の収納棚の中の所定の収納棚に対応する位置に上下方
    向に沿って移動させ、この可動配向手段を介して、これ
    が対応する収納棚に用紙を配向させる様に構成されたソ
    ータにおいて、 前記駆動モータのモータ軸の所定の回転量毎に、パルス
    状のクロック信号を出力するクロック信号出力手段と、 前記歯付きタイミングベルトの所定の走行量毎に、位置
    信号を出力する位置信号出力手段と、 前記可動配向手段の移動経路におけるホームポジション
    に配設され、該可動配向手段の通過に伴い動作するホー
    ムポジションセンサと、 前記可動配向手段の移動に伴い前記ホームポジションセ
    ンサが動作してから最初の位置信号が出力される迄の間
    の、前記クロック信号出力手段から出力されるクロック
    信号をカウントするカウント手段と、 このカウント手段でカウントされたクロック信号のパル
    ス数と、設計上の値とを比較し、両者の差が所定範囲外
    であれば前記歯飛びが発生していると判断する判断手段
    と、 を具備することを特徴とするソータ。
  14. 【請求項14】前記複数の収納棚は、上下方向に沿って
    配列され、 最上位置にある収納棚は、ノンソート用として規定さ
    れ、 上から2番目以下の収納棚は、ソート用として規定され
    ていることを特徴とする請求項13に記載のソータ。
  15. 【請求項15】前記ホームポジションセンサは、前記ソ
    ート用の収納棚の中の、互いに隣り合うものの間に配設
    されていることを特徴とする請求項14に記載のソー
    タ。
  16. 【請求項16】前記クロック信号出力手段は、 前記駆動モータのモータ軸に同軸に固定され、外周に多
    数のクロックスリットが周方向に沿って等間隔に形成さ
    れたエンコーダクロック円板と、 このエンコーダクロック円板の外周に前記クロックスリ
    ットを検出可能に配設され、前記駆動モータのモータ軸
    の回転に対応した該エンコーダクロック円板の回転に伴
    う前記クロックスリットの通過を検出する毎に、前記ク
    ロック信号を出力するエンコーダクロックセンサと、 を備えることを特徴とする請求項13に記載のソータ。
  17. 【請求項17】前記位置信号出力手段は、 前記歯付きタイミングベルトが巻回された一方のプーリ
    に同軸に固定され、外周に複数の位置検出スリットが周
    方向に沿って等間隔に形成された位置検出円板と、 この位置検出円板の外周に前記位置検出スリットを検出
    可能に配設され、前記歯付きタイミングベルトの走行に
    対応した該位置検出円板の回転に伴う前記位置検出スリ
    ットの通過を検出する毎に、前記位置信号を出力する位
    置検出センサと、 を備えることを特徴とする請求項13に記載のソータ。
  18. 【請求項18】前記位置検出スリットは、前記収納棚の
    離間距離に対応した間隔で、配設されていることを特徴
    とする請求項17に記載のソータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10689231B2 (en) 2018-05-16 2020-06-23 Otis Elevator Company Belt safety device and people conveyor with a belt safety device

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