JP3342237B2 - 微粉炭燃焼バーナ - Google Patents
微粉炭燃焼バーナInfo
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- JP3342237B2 JP3342237B2 JP14606795A JP14606795A JP3342237B2 JP 3342237 B2 JP3342237 B2 JP 3342237B2 JP 14606795 A JP14606795 A JP 14606795A JP 14606795 A JP14606795 A JP 14606795A JP 3342237 B2 JP3342237 B2 JP 3342237B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は事業用及び産業用ボイラ
その他の火炉に用いられる微粉炭燃焼バーナに関する。
その他の火炉に用いられる微粉炭燃焼バーナに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、事業用及び産業用ボイラの微粉炭
燃焼バーナは微粉炭を搬送する１次空気及び周囲からの
２次空気、３次空気の噴出孔は固定されており、炭種に
より、各々の空気量を噴出孔で調整することは出来なか
った。
燃焼バーナは微粉炭を搬送する１次空気及び周囲からの
２次空気、３次空気の噴出孔は固定されており、炭種に
より、各々の空気量を噴出孔で調整することは出来なか
った。
【０００３】従って空気量の調整は入口に設けられた通
常のダクトダンパの調整により行なっていた。
常のダクトダンパの調整により行なっていた。
【０００４】即ち、図３は従来の微粉炭バーナの要部の
模式的縦断面図で、炉壁孔９の内側には３次空気噴出孔
８を介して外周筒７が、その内側に２次空気噴出孔６を
介して中心にバーナ本体０１が各設けられており、バー
ナ本体０１からは微粉炭及び１次空気が送り込まれる。
模式的縦断面図で、炉壁孔９の内側には３次空気噴出孔
８を介して外周筒７が、その内側に２次空気噴出孔６を
介して中心にバーナ本体０１が各設けられており、バー
ナ本体０１からは微粉炭及び１次空気が送り込まれる。
【０００５】ダクトダンパは図示しない、図の左方の入
口に設けられており、空気量は１〜３次の各流路毎にで
はなく一元的に増減されることになる。
口に設けられており、空気量は１〜３次の各流路毎にで
はなく一元的に増減されることになる。
【０００６】図３の右方は燃焼の概念図で、燃焼は下流
にむかって空気比１以下の還元雰囲気、空気比１以上の
酸化雰囲気の２段階で進行することを示し、微粉炭が還
元雰囲気で先ず揮発分燃焼を行なってＮＯｘを発生し、
その後流でＮ2 に転換する燃焼、即ち酸化燃焼を行な
う。
にむかって空気比１以下の還元雰囲気、空気比１以上の
酸化雰囲気の２段階で進行することを示し、微粉炭が還
元雰囲気で先ず揮発分燃焼を行なってＮＯｘを発生し、
その後流でＮ2 に転換する燃焼、即ち酸化燃焼を行な
う。
【０００７】周知の通り、現今、あらゆる排ガスに対し
て低ＮＯｘ化が求められるところから、上記燃焼におい
ても還元雰囲気で発生したＮＯｘを速やかにＮ2 に転換
するには降温しない範囲で迅速に空気を（従って酸素
を）供給すればよいのであるが、たとえば１次空気量が
多すぎると燃焼熱量に対し、冷却熱量の比が高かすぎる
こととなって、揮発分燃焼が進まず、１次空気量を適切
に抑えて２次、３次の空気量を増しても図の通り、バー
ナ本体０１及び外周筒７の先端（図の右端）は朝顔状に
開いていて空気の流線上、比較的、後流でないと燃焼域
に空気が混入し切れないという問題がある。勿論、バー
ナ本体０１及び外周筒７の先端の朝顔状の開きは燃焼に
よって急膨張する燃焼域の発生ガス（ＮＯｘ等）や空気
等の所謂、燃焼焔に均等に空気を混じ、かつ、焔の流速
を適切に抑えて炉壁管等への伝熱を十分にする等の条件
から不可欠のものである。
て低ＮＯｘ化が求められるところから、上記燃焼におい
ても還元雰囲気で発生したＮＯｘを速やかにＮ2 に転換
するには降温しない範囲で迅速に空気を（従って酸素
を）供給すればよいのであるが、たとえば１次空気量が
多すぎると燃焼熱量に対し、冷却熱量の比が高かすぎる
こととなって、揮発分燃焼が進まず、１次空気量を適切
に抑えて２次、３次の空気量を増しても図の通り、バー
ナ本体０１及び外周筒７の先端（図の右端）は朝顔状に
開いていて空気の流線上、比較的、後流でないと燃焼域
に空気が混入し切れないという問題がある。勿論、バー
ナ本体０１及び外周筒７の先端の朝顔状の開きは燃焼に
よって急膨張する燃焼域の発生ガス（ＮＯｘ等）や空気
等の所謂、燃焼焔に均等に空気を混じ、かつ、焔の流速
を適切に抑えて炉壁管等への伝熱を十分にする等の条件
から不可欠のものである。
【０００８】微粉炭が還元雰囲気、酸化雰囲気を経て燃
焼し終った部分、即ち、図３の最右方における発生ＮＯ
ｘ量を還元雰囲気温度から見た線図を図４に示す。即
ち、還元雰囲気温度が高い程、ＮＯｘ量は少ないことを
示している。
焼し終った部分、即ち、図３の最右方における発生ＮＯ
ｘ量を還元雰囲気温度から見た線図を図４に示す。即
ち、還元雰囲気温度が高い程、ＮＯｘ量は少ないことを
示している。
【０００９】図５は図４に示した２次空気量と石炭中揮
発分量との関係線図である。
発分量との関係線図である。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の微粉炭燃焼
バーナには解決すべき次の課題があった。
バーナには解決すべき次の課題があった。
【００１１】即ち、微粉炭燃焼バーナの低ＮＯｘ化は、
石炭中の揮発分燃焼を噴出孔から出た直後の還元域で如
何に早く行ない、そこで発生するＮＯｘを後流で降温し
ないうちに如何に早くＮ2 に転換していくかにある。
石炭中の揮発分燃焼を噴出孔から出た直後の還元域で如
何に早く行ない、そこで発生するＮＯｘを後流で降温し
ないうちに如何に早くＮ2 に転換していくかにある。
【００１２】しかし、石炭は種類によって揮発分の含有
量が異なり、また、１つの発電所で多炭種を取扱うこと
から、固定型の朝顔状の開きを有する従来の微粉炭燃焼
バーナでは２次空気の混入域が後流となり炭種に応じた
十分な低ＮＯｘ化を図ることは困難という問題があっ
た。
量が異なり、また、１つの発電所で多炭種を取扱うこと
から、固定型の朝顔状の開きを有する従来の微粉炭燃焼
バーナでは２次空気の混入域が後流となり炭種に応じた
十分な低ＮＯｘ化を図ることは困難という問題があっ
た。
【００１３】本発明は上記課題を解決した低ＮＯｘ化容
易な微粉炭燃焼バーナを提供することを目的とする。
易な微粉炭燃焼バーナを提供することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
手段として火炉の炉壁に設けられた炉壁孔の中心に孔軸
に沿って設けられたバーナ点火手段及びその火焔維持手
段よりなるバーナ本体と、同バーナ本体を微粉炭及び搬
送用空気噴出孔を介して囲い先端が末広がりに開きかつ
円周に沿って間欠的に切欠かれたフランジを有する内筒
体と、同内筒体を当接して囲い先端が上記内筒体のフラ
ンジと同形状のフランジを有すると共に内筒体と筒軸ま
わりに相対回動可能な外筒体と、同外筒体を２次空気噴
出孔を介して囲い先端が末広がりに開くと共に外側が上
記炉壁孔との間に３次空気噴出孔を介して設けられた外
周筒とを具備してなることを特徴とする微粉炭燃焼バー
ナを提供しようとするものである。
手段として火炉の炉壁に設けられた炉壁孔の中心に孔軸
に沿って設けられたバーナ点火手段及びその火焔維持手
段よりなるバーナ本体と、同バーナ本体を微粉炭及び搬
送用空気噴出孔を介して囲い先端が末広がりに開きかつ
円周に沿って間欠的に切欠かれたフランジを有する内筒
体と、同内筒体を当接して囲い先端が上記内筒体のフラ
ンジと同形状のフランジを有すると共に内筒体と筒軸ま
わりに相対回動可能な外筒体と、同外筒体を２次空気噴
出孔を介して囲い先端が末広がりに開くと共に外側が上
記炉壁孔との間に３次空気噴出孔を介して設けられた外
周筒とを具備してなることを特徴とする微粉炭燃焼バー
ナを提供しようとするものである。
【００１５】
【作用】本発明は上記のように構成されるので次の作用
を有する。
を有する。
【００１６】即ち、バーナ本体を微粉炭及び搬送用空気
噴出孔を介して囲い先端が末広がりに開きかつ円周に沿
って間欠的に切欠かれたフランジを有する内筒体と、同
内筒体を当接して囲い先端が上記内筒体のフランジと同
形状のフランジを有すると共に内筒体と筒軸まわりに相
対回動可能な外筒体とを備えるため、バーナ本体が点火
され、その外周から微粉体及びその微粉炭搬送用空気が
噴出されて微粉炭燃焼が開始され、十分な還元雰囲気と
酸化雰囲気とが形成されると、たとえば内筒体に対し、
外筒体を回動させると、先端の各フランジ（以降、フラ
ンジの非切欠部も「フランジ」と呼ぶ）が、相互に切欠
部同志が円周方向に重なり（開き）、或は離隔して（閉
じ）、重なった場合はその外周の２次空気が切欠部を通
って直進状に火焔域に入り、迅速な２次空気供給が行な
われてＮＯｘ低域を（Ｎ2 への転換を）能率的に行な
う。
噴出孔を介して囲い先端が末広がりに開きかつ円周に沿
って間欠的に切欠かれたフランジを有する内筒体と、同
内筒体を当接して囲い先端が上記内筒体のフランジと同
形状のフランジを有すると共に内筒体と筒軸まわりに相
対回動可能な外筒体とを備えるため、バーナ本体が点火
され、その外周から微粉体及びその微粉炭搬送用空気が
噴出されて微粉炭燃焼が開始され、十分な還元雰囲気と
酸化雰囲気とが形成されると、たとえば内筒体に対し、
外筒体を回動させると、先端の各フランジ（以降、フラ
ンジの非切欠部も「フランジ」と呼ぶ）が、相互に切欠
部同志が円周方向に重なり（開き）、或は離隔して（閉
じ）、重なった場合はその外周の２次空気が切欠部を通
って直進状に火焔域に入り、迅速な２次空気供給が行な
われてＮＯｘ低域を（Ｎ2 への転換を）能率的に行な
う。
【００１７】フランジ同志が離隔すると相互の切欠部が
閉じられる方向に向かうので直進状の２次空気流は減少
し、閉じ切ったところで直進状の空気流は消え、従来通
りの朝顔状に開いたと同等の連続フランジが形成され
る。
閉じられる方向に向かうので直進状の２次空気流は減少
し、閉じ切ったところで直進状の空気流は消え、従来通
りの朝顔状に開いたと同等の連続フランジが形成され
る。
【００１８】このフランジ同志の切欠き部の開度を適切
にして炭種に最適の直進状空気流を形成する。
にして炭種に最適の直進状空気流を形成する。
【００１９】なお、外周筒は従来と同様、２次及び３次
の空気流を形成する。
の空気流を形成する。
【００２０】
【実施例】本発明の一実施例を図１、図２により説明す
る。
る。
【００２１】なお、従来例と同様の構成部材には同符号
を付し、必要ある場合を除き説明を省略する。
を付し、必要ある場合を除き説明を省略する。
【００２２】図１は本実施例の微粉炭燃焼バーナの要部
の図で（ａ）は炉内側から見た正面図、（ｂ）は（ａ）
の右側断面図、図２は本実施例と従来例の作用の比較図
で、（ａ）が本実施例、（ｂ）が従来例である。
の図で（ａ）は炉内側から見た正面図、（ｂ）は（ａ）
の右側断面図、図２は本実施例と従来例の作用の比較図
で、（ａ）が本実施例、（ｂ）が従来例である。
【００２３】図１において、１は炉壁孔９の中心に孔軸
に沿って設けられたバーナ本体の点火手段をなす焚上げ
用油チップ、２はその火焔維持手段をなす油燃焼用空気
孔である。なお、以降、焚上げ用油チップ１及び油燃焼
用空気孔２を総称して単に「バーナ本体」ということが
ある。即ち、従来のバーナ本体０１から朝顔状の先端を
有する外筒を除去した場合に相当する。
に沿って設けられたバーナ本体の点火手段をなす焚上げ
用油チップ、２はその火焔維持手段をなす油燃焼用空気
孔である。なお、以降、焚上げ用油チップ１及び油燃焼
用空気孔２を総称して単に「バーナ本体」ということが
ある。即ち、従来のバーナ本体０１から朝顔状の先端を
有する外筒を除去した場合に相当する。
【００２４】３はバーナ本体の外周を取巻く微粉炭及び
搬送用空気噴出孔、４は微粉炭及び搬送用空気噴出孔３
を介してバーナ本体を囲い、先端が末広がりに開きかつ
円周に沿って間欠的に切欠かれた内フランジ４ａを有す
る固定筒（内筒体をなし、固定される）、５は固定筒４
を当接して囲い、先端が上記固定筒４の内フランジ４ａ
と同形状の外フランジ５ａを有すると共に固定筒４に対
し、筒軸まわりに相対回動可能な可動筒（外筒体）、６
は２次空気噴出孔である。その他の構成は従来例と同様
である。
搬送用空気噴出孔、４は微粉炭及び搬送用空気噴出孔３
を介してバーナ本体を囲い、先端が末広がりに開きかつ
円周に沿って間欠的に切欠かれた内フランジ４ａを有す
る固定筒（内筒体をなし、固定される）、５は固定筒４
を当接して囲い、先端が上記固定筒４の内フランジ４ａ
と同形状の外フランジ５ａを有すると共に固定筒４に対
し、筒軸まわりに相対回動可能な可動筒（外筒体）、６
は２次空気噴出孔である。その他の構成は従来例と同様
である。
【００２５】次に上記構成の作用について説明する。
【００２６】固定筒４に対し、可動筒５を軸まわりに略
外フランジ５ａ（又は内フランジ４ａ）の幅相当、回動
すると、内フランジ４ａの切欠部を外フランジ５ａが埋
める（閉じる）形となり、各内フランジ４ａと各外フラ
ンジ５ａとは相互に補完する形で連なって固定筒４（又
は可動筒５）まわりに朝顔状のフランジを形成する。即
ち、従来例と同等の形状となる。
外フランジ５ａ（又は内フランジ４ａ）の幅相当、回動
すると、内フランジ４ａの切欠部を外フランジ５ａが埋
める（閉じる）形となり、各内フランジ４ａと各外フラ
ンジ５ａとは相互に補完する形で連なって固定筒４（又
は可動筒５）まわりに朝顔状のフランジを形成する。即
ち、従来例と同等の形状となる。
【００２７】この状態でバーナ本体を点火し、微粉炭及
び搬送用空気噴出孔３から空気と共に微粉炭を供給し、
燃焼焔が十分に形成されると、炭種に応じて可動筒５を
軸まわりに適量回動し、別に付設されているＮＯｘ検知
量が最低のＮＯｘ値を示したところで可動筒５の回動を
止める。勿論、これら一連の作動はコンピュータを介し
て駆動手段により自動的になされるよう構成されてよ
く、かつ、その方が望ましい。
び搬送用空気噴出孔３から空気と共に微粉炭を供給し、
燃焼焔が十分に形成されると、炭種に応じて可動筒５を
軸まわりに適量回動し、別に付設されているＮＯｘ検知
量が最低のＮＯｘ値を示したところで可動筒５の回動を
止める。勿論、これら一連の作動はコンピュータを介し
て駆動手段により自動的になされるよう構成されてよ
く、かつ、その方が望ましい。
【００２８】この結果、２次空気噴出孔６を通る空気の
一部は末広がりに噴出せず、内フランジ４ａと外フラン
ジ５ａとが重なることによって生じた切欠き部を通って
直進状に燃焼域に入り、還元雰囲気で発生したばかりの
高温ＮＯｘにＯ2 を供給し、Ｎ2 への転換を促進して低
ＮＯｘ化を効率的に達成する。
一部は末広がりに噴出せず、内フランジ４ａと外フラン
ジ５ａとが重なることによって生じた切欠き部を通って
直進状に燃焼域に入り、還元雰囲気で発生したばかりの
高温ＮＯｘにＯ2 を供給し、Ｎ2 への転換を促進して低
ＮＯｘ化を効率的に達成する。
【００２９】図２はこれら作用の従来例との比較図で、
（ａ）に直線矢印で示すように本実施例では２次空気の
一部が直進状に流入するのに対し、（ｂ）の従来例では
２次空気が迂回して流入する。
（ａ）に直線矢印で示すように本実施例では２次空気の
一部が直進状に流入するのに対し、（ｂ）の従来例では
２次空気が迂回して流入する。
【００３０】以上の通り、本実施例によれば固定筒４の
内フランジ４ａと可動筒５の外フランジ５ａとが円周方
向に接離し合って２次空気の流路の一部を円周方向に均
等間隔で直進状に変えるので燃焼域、特に高温の還元雰
囲気への２次空気の混入が迅速化し、ＮＯｘのＮ2 転換
が十分に行なわれ、低ＮＯｘ化が効率的に達成されると
いう利点がある。
内フランジ４ａと可動筒５の外フランジ５ａとが円周方
向に接離し合って２次空気の流路の一部を円周方向に均
等間隔で直進状に変えるので燃焼域、特に高温の還元雰
囲気への２次空気の混入が迅速化し、ＮＯｘのＮ2 転換
が十分に行なわれ、低ＮＯｘ化が効率的に達成されると
いう利点がある。
【００３１】また、内フランジ４ａと外フランジ５ａと
の接離量を適切にすることによって多種類の炭種に対応
できるという利点がある。
の接離量を適切にすることによって多種類の炭種に対応
できるという利点がある。
【００３２】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次
の効果を有する。
の効果を有する。
【００３３】即ち、内筒体のフランジと外筒体のフラン
ジとを円周方向に回動、接離し、燃焼面への２次空気の
流入を一部、直進化できるので高温の還元雰囲気近傍で
ＮＯｘをＮ2 に転換でき、効率的な低ＮＯｘ化が達成さ
れる。
ジとを円周方向に回動、接離し、燃焼面への２次空気の
流入を一部、直進化できるので高温の還元雰囲気近傍で
ＮＯｘをＮ2 に転換でき、効率的な低ＮＯｘ化が達成さ
れる。
【００３４】また、フランジ同志の接離によって２次空
気の直進量を調整できるので、多種類の炭種に対応でき
る。
気の直進量を調整できるので、多種類の炭種に対応でき
る。
【図１】本発明の一実施例の要部の図で、（ａ）は正面
図、（ｂ）は（ａ）の右側断面図（縦断面図）、
図、（ｂ）は（ａ）の右側断面図（縦断面図）、
【図２】上記実施例と従来例との作用の比較図で、
（ａ）は実施例の図、（ｂ）は従来例の図、
（ａ）は実施例の図、（ｂ）は従来例の図、
【図３】従来例の要部の模式的縦断面図、
【図４】上記従来例における最終の発生ＮＯｘと還元雰
囲気温度との関係線図、
囲気温度との関係線図、
【図５】一般的な２次空気量と石炭中揮発分量との関係
線図である。
線図である。
１ 焚上げ用油チップ ２ 油燃焼用空気孔 ３ 微粉炭及び搬送用空気噴出孔 ４ 固定筒（内筒体） ４ａ 内フランジ ５ 可動筒（外筒体） ５ａ 外フランジ ６ ２次空気噴出孔 ７ 外周筒 ８ ３次空気噴出孔 ９ 炉壁孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−46109（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−219415（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−70606（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−196511（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F23D 1/00
Claims (1)
- 【請求項１】 火炉の炉壁に設けられた炉壁孔の中心に
孔軸に沿って設けられたバーナ点火手段及びその火焔維
持手段よりなるバーナ本体と、同バーナ本体を微粉炭及
び搬送用空気噴出孔を介して囲い先端が末広がりに開き
かつ円周に沿って間欠的に切欠かれたフランジを有する
内筒体と、同内筒体を当接して囲い先端が上記内筒体の
フランジと同形状のフランジを有すると共に内筒体と筒
軸まわりに相対回動可能な外筒体と、同外筒体を２次空
気噴出孔を介して囲い先端が末広がりに開くと共に外側
が上記炉壁孔との間に３次空気噴出孔を介して設けられ
た外周筒とを具備してなることを特徴とする微粉炭燃焼
バーナ。
Priority Applications (17)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14606795A JP3342237B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 微粉炭燃焼バーナ |
| CA002162244A CA2162244C (en) | 1994-11-14 | 1995-11-06 | Pulverized coal combustion burner |
| DE69522895T DE69522895T2 (de) | 1994-11-14 | 1995-11-08 | Kohlenstaubbrenner |
| DK95117604T DK0711952T3 (da) | 1994-11-14 | 1995-11-08 | Kulstøvsbrænder |
| AT95117604T ATE206194T1 (de) | 1994-11-14 | 1995-11-08 | Kohlenstaubbrenner |
| PT95117604T PT711952E (pt) | 1994-11-14 | 1995-11-08 | Queimador de combustao de carvao pulverizado |
| ES95117604T ES2163468T3 (es) | 1994-11-14 | 1995-11-08 | Quemador de carbon pulverizado. |
| EP95117604A EP0711952B1 (en) | 1994-11-14 | 1995-11-08 | Pulverized coal burner |
| US08/556,144 US6116171A (en) | 1994-11-14 | 1995-11-09 | Pulverized coal combustion burner |
| NO954561A NO305453B1 (no) | 1994-11-14 | 1995-11-13 | Brenner for forbrenning av pulverisert kull |
| FI955462A FI109724B (fi) | 1994-11-14 | 1995-11-13 | Poltin hienojakoista hiiltä varten |
| HU9503257A HU220145B (hu) | 1994-11-14 | 1995-11-13 | Porszénégő |
| CZ20021950A CZ293962B6 (cs) | 1994-11-14 | 1995-11-14 | Spalovací hořák pro prachové uhlí |
| CZ19953000A CZ291358B6 (cs) | 1994-11-14 | 1995-11-14 | Spalovací hořák na prachové uhlí |
| PL95311363A PL179672B1 (pl) | 1994-11-14 | 1995-11-14 | Palnik pylowy PL PL |
| KR1019950041179A KR100201677B1 (en) | 1994-11-14 | 1995-11-14 | Burner for the combustion of pulverised fuel |
| TW084112781A TW289077B (ja) | 1994-11-14 | 1995-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14606795A JP3342237B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 微粉炭燃焼バーナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08338609A JPH08338609A (ja) | 1996-12-24 |
| JP3342237B2 true JP3342237B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=15399344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14606795A Expired - Fee Related JP3342237B2 (ja) | 1994-11-14 | 1995-06-13 | 微粉炭燃焼バーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3342237B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4261401B2 (ja) * | 2004-03-24 | 2009-04-30 | 株式会社日立製作所 | バーナと燃料燃焼方法及びボイラの改造方法 |
| JP2009216281A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Ihi Corp | 微粉燃料用バーナ |
-
1995
- 1995-06-13 JP JP14606795A patent/JP3342237B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08338609A (ja) | 1996-12-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020730 |
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