JP3341478B2 - ディジタルリレー - Google Patents
ディジタルリレーInfo
- Publication number
- JP3341478B2 JP3341478B2 JP20469494A JP20469494A JP3341478B2 JP 3341478 B2 JP3341478 B2 JP 3341478B2 JP 20469494 A JP20469494 A JP 20469494A JP 20469494 A JP20469494 A JP 20469494A JP 3341478 B2 JP3341478 B2 JP 3341478B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sampling
- analog input
- data collection
- signal
- sampling number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルリレーに係
り、特に複数のアナログ信号をサンプリングしてディジ
タルデータとして収集するためのデータ収集装置に関す
る。
り、特に複数のアナログ信号をサンプリングしてディジ
タルデータとして収集するためのデータ収集装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】電力系統等の保護を行うディジタルリレ
ーは、保護対象の電圧や電流等のアナログ信号をディジ
タルデータとして取り込み、保護演算により遮断器のト
リップ信号を得る。
ーは、保護対象の電圧や電流等のアナログ信号をディジ
タルデータとして取り込み、保護演算により遮断器のト
リップ信号を得る。
【０００３】アナログ信号の取り込みには、複数のアナ
ログ信号（複数チャンネル）になる場合、又は入力モジ
ュールとして独立した複数モジュールになる場合、アナ
ログ信号の互いの同期を必要とする。
ログ信号（複数チャンネル）になる場合、又は入力モジ
ュールとして独立した複数モジュールになる場合、アナ
ログ信号の互いの同期を必要とする。
【０００４】この同期には、サンプリング同期信号を使
い、その信号の立下がり又は立上がりのタイミングに同
期してアナログ信号の取り込みを行っている。また、取
り込んだデータの収集には、時系列で取り込んだ各デー
タを区別するため、サンプリング番号を各データに付属
させ、同一のサンプリング番号をもつデータは同一時刻
にサンプリングされたデータとして保護演算に使用す
る。
い、その信号の立下がり又は立上がりのタイミングに同
期してアナログ信号の取り込みを行っている。また、取
り込んだデータの収集には、時系列で取り込んだ各デー
タを区別するため、サンプリング番号を各データに付属
させ、同一のサンプリング番号をもつデータは同一時刻
にサンプリングされたデータとして保護演算に使用す
る。
【０００５】図３は、従来のデータ収集処理ブロック図
を示す。２つのアナログ入力モジュール１と２は、それ
ぞれ２つのアナログ入力信号をサンプリング及びディジ
タルデータに変換し、これらデータをデータ収集バス３
を通してデータ収集モジュール４に転送する。
を示す。２つのアナログ入力モジュール１と２は、それ
ぞれ２つのアナログ入力信号をサンプリング及びディジ
タルデータに変換し、これらデータをデータ収集バス３
を通してデータ収集モジュール４に転送する。
【０００６】サンプリング同期には、データ収集モジュ
ール４から発生するサンプリング同期信号を信号ライン
５を通してアナログ入力モジュール１と２に与え、アナ
ログ入力モジュール１、２側でサンプリング同期信号の
タイミングでアナログ入力をサンプリングする。
ール４から発生するサンプリング同期信号を信号ライン
５を通してアナログ入力モジュール１と２に与え、アナ
ログ入力モジュール１、２側でサンプリング同期信号の
タイミングでアナログ入力をサンプリングする。
【０００７】図４は、サンプリング同期信号に対するサ
ンプリング番号とデータ収集順序を示し、３サンプルで
一巡する場合である。サンプリング同期信号は、一定時
間間隔になるパルス信号になり、アナログ入力モジュー
ル１、２側では、一定の順序で割り当てられるサンプリ
ング番号の順にデータ収集をする。このサンプリング番
号は、データ収集モジュール４がその保護演算のために
認識することを必要とし、内部のソフトウエア処理で発
生し、サンプル同期信号に同期してデータ収集バス３を
通してアナログ入力モジュール１、２側に転送する。
ンプリング番号とデータ収集順序を示し、３サンプルで
一巡する場合である。サンプリング同期信号は、一定時
間間隔になるパルス信号になり、アナログ入力モジュー
ル１、２側では、一定の順序で割り当てられるサンプリ
ング番号の順にデータ収集をする。このサンプリング番
号は、データ収集モジュール４がその保護演算のために
認識することを必要とし、内部のソフトウエア処理で発
生し、サンプル同期信号に同期してデータ収集バス３を
通してアナログ入力モジュール１、２側に転送する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従来、サンプリング同
期のためには、１つの信号ラインが用意されており、ソ
フトウエア処理なしに同期を取ることができるが、サン
プリング番号の割り当てについてはデータ収集モジュー
ル４側にソフトウエア処理が必要なため、高速サンプリ
ング処理にはソフトウエア処理に時間がかかり、他の処
理に影響を及ぼすことがある。
期のためには、１つの信号ラインが用意されており、ソ
フトウエア処理なしに同期を取ることができるが、サン
プリング番号の割り当てについてはデータ収集モジュー
ル４側にソフトウエア処理が必要なため、高速サンプリ
ング処理にはソフトウエア処理に時間がかかり、他の処
理に影響を及ぼすことがある。
【０００９】本発明の目的は、サンプリング番号付加の
ためのデータ収集モジュール側のソフトウエア処理を不
要にするディジタルリレーを提供することにある。
ためのデータ収集モジュール側のソフトウエア処理を不
要にするディジタルリレーを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図るため、アナログ入力モジュールとデータ収集モ
ジュールとからなるデータ収集装置を備え、前記アナロ
グ入力モジュールは、複数のアナログ入力信号をサンプ
リング同期信号に同期してサンプリング及びディジタル
データに変換しかつ各ディジタルデータにサンプリング
番号を付加して前記データ収集モジュールに転送するデ
ィジタルリレーにおいて、前記アナログ入力モジュール
の一方又はデータ収集モジュールが前記サンプリング同
期信号を生成する構成とし、前記データ収集モジュール
は、前記サンプリング同期信号に同期しかつサンプリン
グが一巡する周期になるサンプリング番号リセット信号
を前記アナログ入力モジュールに与える構成とし、前記
アナログ入力モジュールは、各々前記サンプリング番号
リセット信号でサンプリング番号を初期化しかつその後
のサンプリング同期信号に従って該サンプリング番号を
順次インクリメントしてサンプリング番号を生成する構
成とすることを特徴とする。
決を図るため、アナログ入力モジュールとデータ収集モ
ジュールとからなるデータ収集装置を備え、前記アナロ
グ入力モジュールは、複数のアナログ入力信号をサンプ
リング同期信号に同期してサンプリング及びディジタル
データに変換しかつ各ディジタルデータにサンプリング
番号を付加して前記データ収集モジュールに転送するデ
ィジタルリレーにおいて、前記アナログ入力モジュール
の一方又はデータ収集モジュールが前記サンプリング同
期信号を生成する構成とし、前記データ収集モジュール
は、前記サンプリング同期信号に同期しかつサンプリン
グが一巡する周期になるサンプリング番号リセット信号
を前記アナログ入力モジュールに与える構成とし、前記
アナログ入力モジュールは、各々前記サンプリング番号
リセット信号でサンプリング番号を初期化しかつその後
のサンプリング同期信号に従って該サンプリング番号を
順次インクリメントしてサンプリング番号を生成する構
成とすることを特徴とする。
【００１１】
【作用】データ収集モジュールからはサンプリングが一
巡する周期のサンプリング信号リセット信号を発生し、
アナログ入力モジュールではリセット信号をサンプリン
グ番号の初期化タイミング信号としてサンプリング番号
を内部で生成する。
巡する周期のサンプリング信号リセット信号を発生し、
アナログ入力モジュールではリセット信号をサンプリン
グ番号の初期化タイミング信号としてサンプリング番号
を内部で生成する。
【００１２】これにより、データ収集モジュールは、サ
ンプリング番号生成及び転送のためのソフトウエア処理
を不要にする。
ンプリング番号生成及び転送のためのソフトウエア処理
を不要にする。
【００１３】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。同図が図３と異なる部分は、データ収集モジュ
ール４とアナログ入力モジュール１、２間にサンプリン
グ番号リセット信号ライン６を設けた点にある。
である。同図が図３と異なる部分は、データ収集モジュ
ール４とアナログ入力モジュール１、２間にサンプリン
グ番号リセット信号ライン６を設けた点にある。
【００１４】本実施例において、アナログ入力信号のサ
ンプリングは、サンプリング同期信号にしたがって一定
周期でアナログ入力モジュール１、２に取り込む。この
サンプリング同期信号は、データ収集モジュール４で発
生、又はアナログ入力モジュール１、２の一方が発生す
る構成の何れでも良い。
ンプリングは、サンプリング同期信号にしたがって一定
周期でアナログ入力モジュール１、２に取り込む。この
サンプリング同期信号は、データ収集モジュール４で発
生、又はアナログ入力モジュール１、２の一方が発生す
る構成の何れでも良い。
【００１５】サンプリング番号リセット信号は、サンプ
リング番号をリセットする信号であり、データ収集モジ
ュール４からアナログ入力モジュール１、２に与える。
リング番号をリセットする信号であり、データ収集モジ
ュール４からアナログ入力モジュール１、２に与える。
【００１６】このサンプリング番号リセット信号をアナ
ログ入力モジュール１、２が入力したとき、アナログ入
力モジュール１、２は、サンプリング番号の処理を零に
リセット（初期化）し、その後のサンプリング同期信号
に従ってサンプリング番号を順次インクリメントするカ
ウント処理を行う。
ログ入力モジュール１、２が入力したとき、アナログ入
力モジュール１、２は、サンプリング番号の処理を零に
リセット（初期化）し、その後のサンプリング同期信号
に従ってサンプリング番号を順次インクリメントするカ
ウント処理を行う。
【００１７】そして、アナログ入力モジュール１、２
は、カウントによるサンプリング番号をサンプリングし
たアナログ入力信号のディジタルデータに付加してデー
タ収集モジュール４に転送する。
は、カウントによるサンプリング番号をサンプリングし
たアナログ入力信号のディジタルデータに付加してデー
タ収集モジュール４に転送する。
【００１８】図２は、本実施例のタイムチャートを示
す。本実施例では４つのアナログ入力信号のサンプリン
グが一巡するのに３回のサンプリングとする場合のた
め、サンプリング番号リセット信号は、サンプリング同
期信号に同期してその１／３周期で発生され、この信号
タイミングでサンプリング番号のリセットがなされる。
す。本実施例では４つのアナログ入力信号のサンプリン
グが一巡するのに３回のサンプリングとする場合のた
め、サンプリング番号リセット信号は、サンプリング同
期信号に同期してその１／３周期で発生され、この信号
タイミングでサンプリング番号のリセットがなされる。
【００１９】したがって、データ収集モジュール４側で
は、サンプリング番号の発生のためには従来のようにソ
フトウエア処理をしてデータ収集バス３で転送すること
なく、サンプリング同期信号に同期したサンプリング番
号リセット信号を発生すれば良い。
は、サンプリング番号の発生のためには従来のようにソ
フトウエア処理をしてデータ収集バス３で転送すること
なく、サンプリング同期信号に同期したサンプリング番
号リセット信号を発生すれば良い。
【００２０】このサンプリング番号リセット信号の発生
には、例えばサンプリング同期信号を計数入力とする数
ビットのカウンタを設け、カウンタが所定値までカウン
トした時の信号をリセット信号とする簡単なロジック構
成で済む。
には、例えばサンプリング同期信号を計数入力とする数
ビットのカウンタを設け、カウンタが所定値までカウン
トした時の信号をリセット信号とする簡単なロジック構
成で済む。
【００２１】また、アナログ入力モジュール側ではサン
プリング番号を得るのに、サンプリング同期信号を計数
入力とする数ビットのカウンタを設け、サンプリング番
号リセット信号でカウント値をリセットし、カウンタの
計数値をサンプリング番号とする簡単な構成で済む。
プリング番号を得るのに、サンプリング同期信号を計数
入力とする数ビットのカウンタを設け、サンプリング番
号リセット信号でカウント値をリセットし、カウンタの
計数値をサンプリング番号とする簡単な構成で済む。
【００２２】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、データ
収集モジュールからはサンプリングが一巡する周期のサ
ンプリング信号リセット信号を発生し、アナログ入力モ
ジュールではリセット信号をサンプリング番号の初期化
タイミング信号としてサンプリング番号を内部で生成
し、このサンプリング番号を収集データに付加してデー
タ収集モジュールに転送する構成としたため、データ収
集モジュールは、サンプリング番号生成及び転送のため
のソフトウエア処理が不要になり、サンプリングのため
の負荷を軽減することができる。
収集モジュールからはサンプリングが一巡する周期のサ
ンプリング信号リセット信号を発生し、アナログ入力モ
ジュールではリセット信号をサンプリング番号の初期化
タイミング信号としてサンプリング番号を内部で生成
し、このサンプリング番号を収集データに付加してデー
タ収集モジュールに転送する構成としたため、データ収
集モジュールは、サンプリング番号生成及び転送のため
のソフトウエア処理が不要になり、サンプリングのため
の負荷を軽減することができる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図２】実施例のデータ収集タイムチャート。
【図３】従来のブロック図。
【図４】従来のデータ収集タイムチャート。
１、２…アナログ入力モジュール ４…データ収集モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02H 3/00 - 3/07 H02H 3/28 G06F 3/05
Claims (1)
- 【請求項１】 アナログ入力モジュールとデータ収集モ
ジュールとからなるデータ収集装置を備え、前記アナロ
グ入力モジュールは、複数のアナログ入力信号をサンプ
リング同期信号に同期してサンプリング及びディジタル
データに変換しかつ各ディジタルデータにサンプリング
番号を付加して前記データ収集モジュールに転送するデ
ィジタルリレーにおいて、前記アナログ入力モジュールの一方又はデータ収集モジ
ュールが前記サンプリング同期信号を生成する構成と
し、 前記データ収集モジュールは、前記サンプリング同期信
号に同期しかつサンプリングが一巡する周期になるサン
プリング番号リセット信号を前記アナログ入力モジュー
ルに与える構成とし、 前記アナログ入力モジュールは、各々前記サンプリング
番号リセット信号でサンプリング番号を初期化しかつそ
の後のサンプリング同期信号に従って該サンプリング番
号を順次インクリメントしてサンプリング番号を生成す
る構成とすることを特徴とするディジタルリレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20469494A JP3341478B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ディジタルリレー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20469494A JP3341478B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ディジタルリレー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0870529A JPH0870529A (ja) | 1996-03-12 |
| JP3341478B2 true JP3341478B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=16494769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20469494A Expired - Fee Related JP3341478B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ディジタルリレー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3341478B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20469494A patent/JP3341478B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0870529A (ja) | 1996-03-12 |
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