JP3341368B2 - オフセットアンテナ - Google Patents

オフセットアンテナ

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JP3341368B2
JP3341368B2 JP18508893A JP18508893A JP3341368B2 JP 3341368 B2 JP3341368 B2 JP 3341368B2 JP 18508893 A JP18508893 A JP 18508893A JP 18508893 A JP18508893 A JP 18508893A JP 3341368 B2 JP3341368 B2 JP 3341368B2
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俊雄 増島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマイクロ波の地上中継
回線などに用いられる円形開口オフセットアンテナに関
するもので、さらに詳しく言えば屋外で強風や地震に曝
されるオフセットアンテナの構造強度の向上に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図7(a)は例えば特公昭61−295
69号公報の第3図(b)に鏡面系の構成を示された従
来のオフセットアンテナの正面図、図7(b)は側面図
であり、図において、1はコルゲートホーンの一次放射
器、2は回転放物面の一部の主反射鏡、3は回転楕円面
の一部である第1の副反射鏡、4は回転双曲面の一部で
ある第2の副反射鏡で、第1の副反射鏡3、第2の副反
射鏡4は図示しない構造で一次放射器1と一体に結合
し、一次放射器1の給電口を鉛直下方に向けている、5
は主反射鏡2に付加し主反射鏡2を温度の急変や積雪か
ら保護するカバー、6はフッ素樹脂コーティングガラス
繊維織布薄膜のレドームで、内部に雨、雪が侵入して一
次放射器に付着するのを防ぐとともに、鉛直に対し傾け
レドーム6自身への雨、雪の付着と送信(受信)電波の
反射を低減している。7は一次放射器1、主反射鏡2、
第1の副反射鏡3、第2の副反射鏡4、レドーム6の相
互関係を保持する主構造体で、これらで気密構造をなし
内部に乾燥空気を送風して運用するので、薄膜であるレ
ドーム6は図に示すように外側に膨らむ。8はレドーム
6を主構造体7に固定する押え金物、9は主構造体7を
支持しオフセットアンテナの方位角と仰俯角の方向調整
を行ない鉄塔(図示せず)などに設置するための架台で
ある。主構造体7は図8に示すような部分で構成されお
り、10は円筒殻の一部の側板で主反射鏡2の電波軸す
なわち回転放物面の回転軸と平行な軸A−Aを回転軸と
する。11は側板10の一方の側の開口に主反射鏡2を
接続するための第1のフランジ、12は側板10のもう
一方の側の開口にレドーム6を接続するための第2のフ
ランジ、13は側板10を補強するアングルである、1
4は第1の副反射鏡4から主反射鏡2に向かう電波が通
過するように側板10に設けた穴で、電波のビームウェ
スト半径を考慮してその大きさが定められている。15
は第1の副反射鏡3、第2の副反射鏡4と一体になった
一次放射器1を支持する一次放射器支持枠、16は底板
である。17は前面、左右側面、後面に分割し、折板構
造で製作した筺体板で、底板16とで箱状の筺体を形成
して側板10と一次放射器支持枠15とに接続し、内部
に第1の副反射鏡3、第2の副反射鏡4と一次放射器1
の一部を収容する。18は筺体板に取り付け架台9と接
続するチャンネル、19は筺体板17と側板10を結合
するリブである。
【0003】オフセットアンテナの鏡面系は従来上記の
ような構造に具体化され、ブロッキングによるサイドロ
ーブ劣化や利得低下がなく、交差偏波特性が優れたアン
テナとして周波数共用方式など高密度通信に利用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のオフセットアン
テナは上記のように構成されており、最終的に開放され
た部分がなく閉じた構造になっているから、面内剛性を
有効に活用できれば側板10や筺体板17などの板厚を
アンテナの開口径(側板10の直径にほぼ等しい)の1
/1000程度以下の板厚としても比較的剛性の高い構
造を得ることができる。しかし側板10と筺体板17な
どの接合部などは殻構造の曲率と方向が急変するから、
台風など強風の際あるいは地震時の振動で局部曲げ応力
による応力集中が発生し、これに対する補強策が必要で
ある。類似事例として鋼管構造設計施工指針・同解説
(昭和55年2月日本建築学会発行)p119には円形
鋼管継手部の補強方法が記載されているが、ガセットプ
レートやリブプレートなどは新たな応力集中箇所を生
じ、最も有効な補強方法は板厚を増すことであることが
示されている。座屈強度が大きい鋼管構造の代表例であ
る骨組構造では、鋼管の径に対して長さが長いので、板
厚の増加を必要とするのは部材の両端の限られた部分で
あり、板厚の増加が全体の重量におよぼす影響は少ない
が、オフセットアンテナの側板10などにおいては径よ
り長さが短く板厚の増加は全体におよぶので、板厚の増
加がそのまま重量の増加につながる。このため、図7、
図8に示す従来のオフセットアンテナでは板厚増加に比
較して重量増加の少ないリブ19などで補強する方策を
採用している。しかしリブ19の付加により新たに発生
する応力集中箇所の補強を要すだけでなく、台風など強
風の作用する際リブ19はそのエッジに渦が発生して風
の流線を乱すので風荷重が増加する。また側板10とリ
ブ19、あるいは筺体板17相互の接続におけるT形接
合は曲げ応力を伴うので、溶接接合の場合板の表裏両側
からの溶接を必要とし溶接長の増加が工数と歪の増加を
招き、結果としてオフセットアンテナの構造を困難なも
のとしていた。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、構造簡略にして強度が高く、風
荷重が少なく製造容易にして安価なオフセットアンテナ
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるオフセ
ットアンテナは、側板の回転軸と直交する軸を回転軸と
する円錐台殻の筺体を、その大径の側を上記側板に結合
し、回転殻の一部からなる補強殻を側板と筺体とに結合
するものである。
【0007】そして、補強殻を所定の半頂角を有する円
錐殻の一部としたものである。
【0008】あるいは、補強殻を所定の傾きを有する円
筒殻の一部としたものである。
【0009】また、楕円の長径と短径を変化させながら
直線に沿って移動させたとき、楕円が作る包絡面を殻形
状とする筺体を側板に結合するものである。
【0010】
【作用】上記のように回転殻の一部からなる補強殻を備
えたオフセットアンテナでは、補強殻が側板の面内力を
補強殻の面内力を通して筺体の面内力に伝達するから、
応力集中を生じることなく強固な継手を形成し、かつ補
強殻は流線を乱さないので風荷重を少なくする。
【0011】また、変化する楕円の包絡面からなる筺体
は側板との交差角を小さくするから、応力集中を少なく
し、かつ風の流線を乱すことがないので風荷重を少なく
する。
【0012】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す
図であり、図において一次放射器1、主反射鏡2、第1
の副反射鏡3、第2の副反射鏡4、カバー5、レドーム
6、押え金物8は従来装置と同じものである。20は一
次放射器1、主反射鏡2、第1の副反射鏡3、第2の副
反射鏡4、レドーム6の相互関係を保持する主構造体
で、図示しない架台で主構造体20を支持しオフセット
アンテナの方位角と仰俯角の方向調整を行い鉄塔(図示
せず)などに設置する。主構造体20は図2に示すよう
な部分で構成されており、21は円筒殻の一部の側板で
主反射鏡2の電波軸すなわち回転放物面の回転軸と平行
な軸B−Bを回転軸とする。22は側板21の一方の側
の開口に主反射鏡2を接続するための第1のフランジ、
23は側板21のもう一方の側の開口にレドーム6を接
続するための第2のフランジ、24は側板21を補強す
るアングルである。25は第1の副反射鏡4から主反射
鏡2に向かう電波が通過するように側板21に設けた穴
で、電波のビームウェスト半径を考慮してその大きさが
定められている。26は第1の副反射鏡4、第2の副反
射鏡5と一体になった一次放射器1を支持する一次放射
器支持枠、27は底板である。28は側板21の回転軸
B−Bと直交する軸C−Cを回転軸とし、底板27とで
形成する円錐台殻を側板21(円筒)で切り取った形状
の筺体で、大径の側を側板21に結合し小径の側を底板
27と一次放射器支持枠26に結合してある。29は架
台(図示せず)との接続を行なうリングであり、筺体2
8に取り付ける。30は円錐殻31の一部で構成し側板
21の左右に配置した補強殻で、補強殻30の回転軸D
−Dは筺体28の回転軸C−Cと平行で、筺体28の回
転軸C−Cを含み側板21の回転軸B−Bと直交する平
面内に配置してある。この補強殻30をなす円錐殻31
の半頂角αは筺体28をなす円錐台殻の半頂角βより1
0゜〜20゜大きくなるように選び、図1ではβ16゜
に対しαを31゜としてある。そして補強殻30が側板
21に接する角度γが10゜以下で、かつ補強殻30が
筺体28半周(180゜)の50%以上の範囲にわたり
筺体28と接合されるように、回転軸D−Dの位置を選
んである。
【0013】上記のように構成されたオフセットアンテ
ナは従来装置同様、最終的に開放された部分がなく閉じ
た構造になっているだけでなく、補強殻30が側板21
と筺体28とを小さな交差角でつなぐので、側板21の
面内力は補強殻30の面内力を通して筺体28の面内力
に伝達されるから局部曲げ応力の発生が少なく、面内剛
性を利用した強固な継手が形成できる。補強殻30は上
記で説明したような角度と位置の関係にすると、側板2
1の側の形状と筺体28の側の形状を共に類似した山形
にすることができ、強度バランスの優れた接合が得られ
る。この角度と位置の関係が形状に及ぼす影響の例を図
3に示す。図3(a)(b)は角度αがβより10゜あ
るいは20゜大きい場合を示すが、補強殻30は極端に
小さいかあるいは大きくなってしまい、側板21の側の
形状と筺体28の側の形状の類似性も得られず強度バラ
ンスに欠けるので、αはβより10゜〜20゜大きい程
度である事が望ましい。図3(c)(d)では補強殻3
0を筺体28の半周(180゜)の30%の範囲にわた
り筺体28と接合させた場合を示すが、図中矢印Aで示
す方向の面内力は伝達できても矢印Bで示す方向の面内
力、即ちモーメント分による面内力は側板21から筺体
28に直接伝達されるのでこの部分に応力集中が発生す
る。結合の範囲を50%以上にすると、モーメント分の
大半は補強殻30の面内力を通して伝達される。このよ
うな関係にすると補強殻30と筺体28の交差角は結合
範囲全面にわたって小さくなり、台風など強風が作用す
る場合の風の流線を乱さないから風荷重を低減できる。
そして側板21と補強殻30、補強殻30と筺体28を
溶接接合する場合、交差角が小さいから溶接強度は突き
合わせ溶接の強度に近いので片側溶接で十分であり、溶
接線も滑らかに連続しているから施工も容易である。さ
らに補強殻30と筺体28はともに円錐の一部であるか
ら可展開面であって、ロール曲げ加工で容易に製造でき
る。
【0014】実施例2.上記実施例1では補強殻を円錐
殻の一部で構成したが、図4は補強殻32を円筒殻33
の一部で構成し側板21の左右に配置したものである。
補強殻32の回転軸E−Eは、筺体21の回転軸C−C
を含み側板21の回転軸B−Bと直交する平面内に配置
してある。円筒殻33は上記平面内で傾け、角度δが筺
体28をなす円錐台殻の半頂角βより10゜〜20゜大
きくなるように選び、図4ではβ11゜に対しδを2
7.5゜にしてある。そして補強殻32が側板21に接
する角度γが10゜以下で、かつ補強殻32が筺体28
の半周(180゜)の50%以上の範囲にわたり筺体2
8と接合されるように。回転軸D−Dの位置即ち半径を
選んである。
【0015】上記のように構成されたオフセットアンテ
ナは実施例1同様、補強殻32が側板21と筺体28と
を小さな交差角につなぐので、側板21の面内力は補強
殻32の面内力を通して筺体28の面内力に伝達される
から局部曲げ応力の発生が少なく、面内剛性を利用した
強固な継手が形成できる。補強殻32は上記で説明した
ような角度と位置の関係にすると、比較的強度バランス
の優れた接合が得られることは実施例1と同様である。
また、補強殻32と筺体28の交差角も実施例1同様小
さく、台風など強風が作用する場合の風の流線を乱さな
いから風荷重を低減できる。そして側板21と補強殻3
2、補強殻32と筺体28を溶接接合する場合、交差角
が小さいから溶接強度は突き合わせ溶接の強度に近いの
で片側溶接で十分であり、溶接線も滑らかに連続してい
るから施工も容易である。さらに補強殻32は円筒殻の
一部であるから側板21同様ロール曲げ加工で容易に製
造できる。
【0016】実施例3.図5はこの発明の実施例を示す
図であり、図において一次放射器1、主反射鏡2、第1
の副反射鏡3、第2の副反射鏡4、カバー5、レドーム
6、押え金物8、側板21、第1のフランジ22、第2
のフランジ23、補強アングル24、穴25は従来装置
またはこの発明の実施例1と同じものである。34は変
断面の筺体、35は架台(図示せず)との接続を行なう
リング、36は一次放射器支持枠である。筺体34は以
下の手順で定まる包絡面を側板21で切り取った形状に
選んである。図5(a)の正面図で第1の副反射鏡3と
第2の副反射鏡4の外側を通り、側板21に接する角度
γが10゜以下の直線GとG’を定める。次に図5
(b)の側面図で第1の副反射鏡3と第2の副反射鏡4
の外側を通り、側板21の回転軸B−Bに直交する直線
F−Fを対象軸とする直線HとH’を定める。直線F−
Fに直交する平面Iと直線G、G’、H、H’との交点
をg、g’、h、h’としたとき、g−g’とh−h’
を長径と短径あるいは短径と長径とする楕円Jが平面I
上で一つ定まる。平面Iを直線F−Fに沿って移動させ
ると、図5(c)に示すように楕円Jの長径と短径が各
々異なる比率で変化し、楕円Jが作る包絡面を殻形状と
する筺体34が定まる。図5では直線F−Fと直線Gと
G’HとH’のなす角度を31゜、直線F−Fと直線H
とH’のなす角度を16゜に選んである。楕円Jは真円
になる位置があって、図5ではこの位置にリング35を
接合している。
【0017】上記のように構成されたオフセットアンテ
ナは、側板21の面内力が筺体34の上部から順次筺体
34の面内力に伝達されていくので、応力集中の度合は
従来装置と比べ格段に少ないものになり、風の流線も乱
れず風荷重が少なくなる。そして側板21と筺体34と
の交線は滑らかに接続しているから溶接施工も容易であ
る。ここで筺体34は四次曲面になるので展開可能曲面
ではないが、筺体34の上部端面と下部端面を等分割
し、上下の対応する分割点を順次直線で結んでできる四
角形を、三角形の累積で近似的に平面上に展開すること
は可能であるから、板金加工で製作することができる。
【0018】実施例4.上記実施例では一次放射器と主
反射鏡と2枚の副反射鏡で構成した鏡面系のオフセット
アンテナについて説明したが、図6に示す通り一次放射
器37と、回転楕円面の一部の副反射鏡38と、回転放
物面の主反射鏡2で構成した鏡面系、即ちグレゴリアン
鏡面系のオフセットアンテナでも同様の構造を適用でき
る。
【0019】また、上記実施例では副反射鏡と主反射鏡
が回転二次曲面である場合について説明したが、この発
明はこれに限らず、反射鏡が鏡面修正されたオフセット
アンテナにも適用できることは言うまでもない。この場
合側板の回転軸は主反射鏡の電波軸と平行でない場合も
あることは言うまでもない。
【0020】また、上記の説明においては内部に乾燥空
気を送風して運用する気密形のオフセットアンテナとし
て説明したがこれに限らないことも言うまでもないし、
一次放射器の一部が内部に収容されたものとして説明し
たが全部が収容されていても同様であることは言うまで
もない。
【0021】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0022】側板の回転軸と直交する軸を回転軸とする
円錐台殻の筺体を、その大径の側を上記側板に結合し、
所定の回転殻の一部からなる補強殻を側板と筺体とに結
合することにより、強固で風荷重が少なく、製造容易な
オフセットアンテナが得られる。
【0023】また、楕円の長径と短径を変化させながら
直線に沿って移動させたとき、楕円が作る包絡面を殻形
状とする筺体を側板に結合することにより、応力集中の
度合が少なく、風荷重の少ないオフセットアンテナが得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図である。
【図2】この発明の実施例1を示す主構造の詳細図であ
る。
【図3】この発明の実施例1の形状変化を示す図であ
る。
【図4】この発明の実施例2を示す図である。
【図5】この発明の実施例3を示す図である。
【図6】この発明の実施例4を示す図である。
【図7】従来のオフセットアンテナを示す図である。
【図8】従来のオフセットアンテナを示す主構造の詳細
図である。
【符号の説明】
1 一次放射器 2 主反射鏡 3 第1の副反射鏡 4 第2の副反射鏡 5 カバー 6 レドーム 7 主構造体 8 押え金物 9 架台 10 側板 11 第1のフランジ 12 第2のフランジ 13 アングル 14 穴 15 一次放射器支持枠 16 底板 17 筺体板 18 チャンネル 19 リブ 20 主構造体 21 側板 22 第1のフランジ 23 第2のフランジ 24 アングル 25 穴 26 一次放射器支持枠 27 底板 28 筺体 29 リング 30 補強殻 31 円錐殻 32 補強殻 33 円筒殻 34 筺体 35 リング 36 一次放射器支持枠 37 一次放射器 38 副反射鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−129565(JP,A) 特開 昭53−18366(JP,A) 特開 昭64−82804(JP,A) 特開 平1−305704(JP,A) 特開 平2−76404(JP,A) 特開 平2−150102(JP,A) 特開 平2−237203(JP,A) 特開 平3−149905(JP,A) 特開 平3−149906(JP,A) 実開 昭59−27609(JP,U) 実公 昭50−12994(JP,Y1) 特表 昭58−500832(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 19/00 - 19/20 H01Q 1/42

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次放射器と2枚の副反射鏡と主反射鏡
    で鏡面系を形成し、上記一次放射器の給電口が鉛直下方
    を向くように構成されたオフセットアンテナにおいて、
    一方の側の開口を上記主反射鏡の周囲に結合し主反射鏡
    の電波軸と平行あるいは略平行な軸を回転軸とする円筒
    殻の側板と、上記側板のもう一方の側の開口を覆うよう
    に取り付けたレドームと、上記側板の回転軸と直交する
    軸を回転軸とする円錐台殻の大径の側を上記側板に結合
    し上記一次放射器の一部または全部と上記2枚の副反射
    鏡を内部に収容する筺体と、回転殻の一部からなり上記
    側板と上記筺体とを結合する補強殻を左右に備え、この
    補強殻の回転軸が、前記筺体をなす円錐台殻の回転軸を
    含み上記側板をなす円筒殻の回転軸と直交する平面内に
    あることを特徴とするオフセットアンテナ。
  2. 【請求項2】 一次放射器と副反射鏡と主反射鏡で鏡面
    系を形成したオフセットアンテナにおいて、一方の側の
    開口を上記主反射鏡の周囲に結合し主反射鏡の電波軸と
    平行あるいは略平行な軸を回転軸とする円筒殻の側板
    と、上記側板のもう一方の側の開口を覆うように取り付
    けたレドームと、上記側板の回転軸と直交する軸を回転
    軸とする円錐台殻の大径の側を上記側板に結合し上記一
    次放射器の一部または全部と副反射鏡を内部に収容する
    筺体と、回転殻の一部からなり上記側板と上記筺体とを
    結合する補強殻を左右に備え、この補強殻の回転軸が、
    前記筺体をなす円錐台殻の回転軸を含み上記側板をなす
    円筒殻の回転軸と直交する平面内にあることを特徴とす
    るオフセットアンテナ。
  3. 【請求項3】 補強殻が円錐殻の一部で構成され、この
    円錐殻の回転軸が前記筺体の回転軸と平行で、上記円錐
    殻の半頂角が前記筺体をなす円錐台殻の半頂角より大き
    いことを特徴とする請求項第1項または第2項記載のオ
    フセットアンテナ。
  4. 【請求項4】 補強殻が円筒殻の一部で構成され、この
    円筒殻の回転軸が前記筺体の回転軸に対し傾いており、
    この傾きが上記筺体をなす円錐台殻の半頂角より大きい
    ことを特徴とする請求項第1項または第2項記載のオフ
    セットアンテナ。
  5. 【請求項5】 一次放射器と2枚の副反射鏡と主反射鏡
    で鏡面系を形成し、上記一次放射器の給電口が鉛直下方
    を向くように構成されたオフセットアンテナにおいて、
    一方の側の開口を上記主反射鏡の周囲に結合し主反射鏡
    の電波軸と平行あるいは略平行な軸を回転軸とする円筒
    殻の側板と、上記側板のもう一方の側の開口を覆うよう
    に取り付けたレドームと、一端を上記側板に結合し上記
    一次放射器の一部または全部と上記2枚の副反射鏡を内
    部に収容する筺体を備え、楕円の長径と短径を各々異な
    る比率で変化させながら直線に沿って移動させたとき得
    られる包絡面を上記筺体の殻形状としたことを特徴とす
    るオフセットアンテナ。
  6. 【請求項6】 一次放射器と副反射鏡と主反射鏡で鏡面
    系を形成したオフセットアンテナにおいて、一方の側の
    開口を上記主反射鏡の周囲に結合し主反射鏡の電波軸と
    平行あるいは略平行な軸を回転軸とする円筒殻の側板
    と、上記側板のもう一方の側の開口を覆うように取り付
    けたレドームと、一端を上記側板に結合し上記一次放射
    器の一部または全部と上記2枚の副反射鏡を内部に収容
    する筺体を備え、楕円の長径と短径を各々異なる比率で
    変化させながら直線に沿って移動させたとき得られる包
    絡面を上記筺体の殻形状としたことを特徴とするオフセ
    ットアンテナ。
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