JP3341201B2 - ネットワーク情報管理装置 - Google Patents
ネットワーク情報管理装置Info
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- JP3341201B2 JP3341201B2 JP21445995A JP21445995A JP3341201B2 JP 3341201 B2 JP3341201 B2 JP 3341201B2 JP 21445995 A JP21445995 A JP 21445995A JP 21445995 A JP21445995 A JP 21445995A JP 3341201 B2 JP3341201 B2 JP 3341201B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機等の通信端末の
発信元／着信先間の通信履歴を、交換機やＬＡＮ（Loca
l Area Network)等のネットワーク装置で収集管理する
技術に係り、特に、指定期間内での通信回数や通信継続
時間の合計、通信情報量の合計等を高速に出力するのに
好適なネットワーク情報管理装置に関するものである。
発信元／着信先間の通信履歴を、交換機やＬＡＮ（Loca
l Area Network)等のネットワーク装置で収集管理する
技術に係り、特に、指定期間内での通信回数や通信継続
時間の合計、通信情報量の合計等を高速に出力するのに
好適なネットワーク情報管理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ネットワーク装置を利用する個
人、または部、課などのグループの利用料金を管理する
ことを目的とする課金管理装置などのネットワーク情報
管理装置が開発されている。この課金管理装置の主目的
は利用料金を管理することであり、料金という観点から
通信履歴の詳細を把握しているので、ある個人やグルー
プ（部、課）に着目した通信履歴を出力する機能を有し
ている。
人、または部、課などのグループの利用料金を管理する
ことを目的とする課金管理装置などのネットワーク情報
管理装置が開発されている。この課金管理装置の主目的
は利用料金を管理することであり、料金という観点から
通信履歴の詳細を把握しているので、ある個人やグルー
プ（部、課）に着目した通信履歴を出力する機能を有し
ている。
【０００３】このような課金管理を主目的とする通信履
歴の出力においては、一般に、料金が発信元に課金され
るので、発信元を中心に、通信開始時間、着信先、通信
継続時間、通信料金、および、各値の合計を出力する。
このような課金技術に関しては、例えば、電子情報通信
学会編「電子情報通信ハンドブック」（１９８８年、オ
ーム社発行）の第２０４８〜２０４９頁に「詳細記録方
式」として記載されている。
歴の出力においては、一般に、料金が発信元に課金され
るので、発信元を中心に、通信開始時間、着信先、通信
継続時間、通信料金、および、各値の合計を出力する。
このような課金技術に関しては、例えば、電子情報通信
学会編「電子情報通信ハンドブック」（１９８８年、オ
ーム社発行）の第２０４８〜２０４９頁に「詳細記録方
式」として記載されている。
【０００４】しかし、このような課金管理を主目的とす
るネットワーク情報管理装置では、発信元と期間を指定
して、指定期間内の通信継続時間や通信料金のそれぞれ
の合計を出力することができるが、通信料金の管理を目
的としないネットワーク情報の取得において、発信元と
着信先の通信関係および期間を指定して、指定期間内の
通信回数や通信継続時間の合計や通信情報量の合計を高
速に出力することは困難である。
るネットワーク情報管理装置では、発信元と期間を指定
して、指定期間内の通信継続時間や通信料金のそれぞれ
の合計を出力することができるが、通信料金の管理を目
的としないネットワーク情報の取得において、発信元と
着信先の通信関係および期間を指定して、指定期間内の
通信回数や通信継続時間の合計や通信情報量の合計を高
速に出力することは困難である。
【０００５】また、従来のネットワーク情報管理装置で
は、発信元と期間を指定して、指定期間内の着信先およ
び、この着信先ごとの通信継続時間の合計や通信料金の
合計のリストを出力することができるが、通信料金の管
理を目的としないネットワーク情報の取得において、着
信先と期間を指定して、指定期間内の発信元および、こ
の発信ごとの通信回数や通信継続時間の合計、および通
信情報量の合計のリストを高速に出力することは困難で
ある。
は、発信元と期間を指定して、指定期間内の着信先およ
び、この着信先ごとの通信継続時間の合計や通信料金の
合計のリストを出力することができるが、通信料金の管
理を目的としないネットワーク情報の取得において、着
信先と期間を指定して、指定期間内の発信元および、こ
の発信ごとの通信回数や通信継続時間の合計、および通
信情報量の合計のリストを高速に出力することは困難で
ある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、課金管理を主目的としており、
同一発着端末の組み合わせ単位での通信履歴の管理を行
なうことができない点である。本発明の目的は、これら
従来技術の課題を解決し、任意の発信元と着信先の組み
合わせ単位で、その通信回数や通信継続時間の合計およ
び通信情報量の合計等を算出することを可能とするネッ
トワーク情報管理装置を提供することである。
点は、従来の技術では、課金管理を主目的としており、
同一発着端末の組み合わせ単位での通信履歴の管理を行
なうことができない点である。本発明の目的は、これら
従来技術の課題を解決し、任意の発信元と着信先の組み
合わせ単位で、その通信回数や通信継続時間の合計およ
び通信情報量の合計等を算出することを可能とするネッ
トワーク情報管理装置を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のネットワーク情報管理装置は、（１）電子
交換機もしくはＬＡＮ等のネットワーク装置から送出さ
れる発着信端末番号と通信時刻および通信情報量を少な
くとも含む通信情報を収集し、通信端末ごとの通信状況
を管理するネットワーク情報管理装置において、収集し
た通信情報に基づき、同一発着端末の組み合わせ毎の通
信履歴を作成して記憶する通信履歴記憶部３と、各通信
端末の全ての発着の組み合わせに各通信履歴の識別情報
を対応付けて記憶する通信関係記憶部４と、指定された
発着の組み合わせに対応する通信履歴の識別情報を、通
信関係記憶部４から読み出し、この読み出した識別情報
に対応する通信履歴を通信履歴記憶部３から読み出す通
信履歴リスト検索部５と、通信履歴リスト検索部５で読
み出した通信履歴の内容に基づき、指定された発着の組
み合わせでの通信回数と通信継続時間の合計および通信
情報量の合計を算出する通信履歴リスト集計部６とを少
なくとも有することを特徴とする。また、（２）上記
（１）に記載のネットワーク情報管理装置において、通
信履歴リスト検索部５は、指定された通信端末が発側も
しくは着側となる全ての組み合わせのそれぞれに対応す
る各通信履歴を読み出し、通信履歴リスト集計部６は、
指定された通信端末が関与する全ての組み合わせでの通
信回数と通信継続時間の合計および通信情報量の合計を
算出することを特徴とする。また、（３）上記（１）、
もしくは、（２）のいずれかに記載のネットワーク情報
管理装置において、通信履歴リスト集計部６は、付加指
定された期間に基づき、この指定期間中での通信回数と
通信継続時間の合計および通信情報量の合計の算出を行
なうことを特徴とする。また、（４）上記（１）から
（３）のいずれかに記載のネットワーク情報管理装置に
おいて、通信関係記憶部４は、各通信端末の発着の組み
合わせと識別情報とを、各通信端末の識別情報を行列項
目に、この行列項目の各交差領域に識別情報を有するマ
トリクステーブル上に対応付けて記憶することを特徴と
する。
め、本発明のネットワーク情報管理装置は、（１）電子
交換機もしくはＬＡＮ等のネットワーク装置から送出さ
れる発着信端末番号と通信時刻および通信情報量を少な
くとも含む通信情報を収集し、通信端末ごとの通信状況
を管理するネットワーク情報管理装置において、収集し
た通信情報に基づき、同一発着端末の組み合わせ毎の通
信履歴を作成して記憶する通信履歴記憶部３と、各通信
端末の全ての発着の組み合わせに各通信履歴の識別情報
を対応付けて記憶する通信関係記憶部４と、指定された
発着の組み合わせに対応する通信履歴の識別情報を、通
信関係記憶部４から読み出し、この読み出した識別情報
に対応する通信履歴を通信履歴記憶部３から読み出す通
信履歴リスト検索部５と、通信履歴リスト検索部５で読
み出した通信履歴の内容に基づき、指定された発着の組
み合わせでの通信回数と通信継続時間の合計および通信
情報量の合計を算出する通信履歴リスト集計部６とを少
なくとも有することを特徴とする。また、（２）上記
（１）に記載のネットワーク情報管理装置において、通
信履歴リスト検索部５は、指定された通信端末が発側も
しくは着側となる全ての組み合わせのそれぞれに対応す
る各通信履歴を読み出し、通信履歴リスト集計部６は、
指定された通信端末が関与する全ての組み合わせでの通
信回数と通信継続時間の合計および通信情報量の合計を
算出することを特徴とする。また、（３）上記（１）、
もしくは、（２）のいずれかに記載のネットワーク情報
管理装置において、通信履歴リスト集計部６は、付加指
定された期間に基づき、この指定期間中での通信回数と
通信継続時間の合計および通信情報量の合計の算出を行
なうことを特徴とする。また、（４）上記（１）から
（３）のいずれかに記載のネットワーク情報管理装置に
おいて、通信関係記憶部４は、各通信端末の発着の組み
合わせと識別情報とを、各通信端末の識別情報を行列項
目に、この行列項目の各交差領域に識別情報を有するマ
トリクステーブル上に対応付けて記憶することを特徴と
する。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明においては、特定の発信元
と特定の着信先の間で発生した通信の通信履歴を、その
発着端末の組み合わせ単位で例えばリスト形式で作成し
て記憶する。また、各リストの記憶位置を、例えば発信
元識別番号を横軸、着信先識別番号を縦軸とした表によ
り管理する。そして、例えば発信元端末と着信先端末お
よび期間が指定されれば、前述の表を基に通信履歴リス
トの検索を行ない、検索した通信履歴リストを基に、指
定の期間内における、指定の発着組み合わせでの通信回
数や通信継続時間の合計および通信情報量の合計等を集
計する。このように、通信端末間の発着関係の組み合わ
せに基づき通信履歴リストの位置を管理することによ
り、発信元識別番号と着信先識別番号の通信関係および
期間の指定に対応して、指定期間内の通信回数や通信継
続時間の合計、通信情報量の合計を高速に出力すること
ができる。
と特定の着信先の間で発生した通信の通信履歴を、その
発着端末の組み合わせ単位で例えばリスト形式で作成し
て記憶する。また、各リストの記憶位置を、例えば発信
元識別番号を横軸、着信先識別番号を縦軸とした表によ
り管理する。そして、例えば発信元端末と着信先端末お
よび期間が指定されれば、前述の表を基に通信履歴リス
トの検索を行ない、検索した通信履歴リストを基に、指
定の期間内における、指定の発着組み合わせでの通信回
数や通信継続時間の合計および通信情報量の合計等を集
計する。このように、通信端末間の発着関係の組み合わ
せに基づき通信履歴リストの位置を管理することによ
り、発信元識別番号と着信先識別番号の通信関係および
期間の指定に対応して、指定期間内の通信回数や通信継
続時間の合計、通信情報量の合計を高速に出力すること
ができる。
【０００９】また、発信元端末と期間のみ（着信先端末
を除く）が指定された場合には、指定された発信元に対
応する全ての着信先との通信回数や通信継続時間の合
計、通信情報量の合計のリストを、着信先ごとに算出す
る。また、着信先端末と期間のみ（発信元端末を除く）
が指定された場合には、指定された着信先に対応する全
ての発信元との通信回数や通信継続時間の合計、通信情
報量の合計のリストを、発信元ごとに算出する。
を除く）が指定された場合には、指定された発信元に対
応する全ての着信先との通信回数や通信継続時間の合
計、通信情報量の合計のリストを、着信先ごとに算出す
る。また、着信先端末と期間のみ（発信元端末を除く）
が指定された場合には、指定された着信先に対応する全
ての発信元との通信回数や通信継続時間の合計、通信情
報量の合計のリストを、発信元ごとに算出する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図１は、本発明のネットワーク情報管理装置
の本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図であ
る。本実施例のネットワーク情報管理装置１０は、キー
ボードやマウスまたは個別アプリケーションを実行する
通信サービスサーバなどからネットワーク情報検索要求
を入力する入力部１と、ディスプレイやプリンタまたは
個別アプリケーションを実行する通信サービスサーバな
どへ検索したデータを出力する出力部２、および、本発
明に係る通信履歴記憶部３、通信関係記憶部４、通信履
歴リスト検索部５、通信履歴リスト集計部６、ネットワ
ーク情報収集部７、そして、装置全体の動作制御を行な
う制御部８からなり、電子交換機やＬＡＮ等のネットワ
ーク装置２０から送出される発着信端末番号と通信時刻
および通信情報量を少なくとも含む通信情報を収集し、
電話機等の通信端末ごとの通信状況、特に、同一発着端
末の組み合わせ毎の通信履歴を管理し、例えば、指定さ
れた期間内での同一発着端末間での通信回数や通信継続
時間の合計、および通信情報量の合計などを高速に出力
する。
説明する。図１は、本発明のネットワーク情報管理装置
の本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図であ
る。本実施例のネットワーク情報管理装置１０は、キー
ボードやマウスまたは個別アプリケーションを実行する
通信サービスサーバなどからネットワーク情報検索要求
を入力する入力部１と、ディスプレイやプリンタまたは
個別アプリケーションを実行する通信サービスサーバな
どへ検索したデータを出力する出力部２、および、本発
明に係る通信履歴記憶部３、通信関係記憶部４、通信履
歴リスト検索部５、通信履歴リスト集計部６、ネットワ
ーク情報収集部７、そして、装置全体の動作制御を行な
う制御部８からなり、電子交換機やＬＡＮ等のネットワ
ーク装置２０から送出される発着信端末番号と通信時刻
および通信情報量を少なくとも含む通信情報を収集し、
電話機等の通信端末ごとの通信状況、特に、同一発着端
末の組み合わせ毎の通信履歴を管理し、例えば、指定さ
れた期間内での同一発着端末間での通信回数や通信継続
時間の合計、および通信情報量の合計などを高速に出力
する。
【００１１】以下、その動作を説明する。ネットワーク
装置２０は、ネットワーク装置２０内で通話が発生する
毎に、通信情報をネットワーク情報収集部７に通知し、
ネットワーク情報収集部７は、ネットワーク装置２０か
ら送られてきた通信情報を収集し、通信履歴記憶部３へ
送出する。通信履歴記憶部３は、図２にその詳細を示す
ように、発信元識別番号と着信先識別番号によって識別
される通信端末間で発生した通信において、通信開始時
間30-1-1ａと、通信継続時間30-1-1ｂと、通信情報量30
-1-1ｃ等の通信情報を、通信開始時間順に記述する通信
履歴リスト30-1-1、および、同様の情報を記述する通信
履歴リスト30-1-2，・・・，通信履歴リスト30-N-Nを記
憶する。通信開始時間と通信継続時間、および、通信情
報量は、例えば、通信履歴リスト30-1-1においては、通
信開始時間30-1-1ａと、通信継続時間30-1-1ｂ、通信情
報量30-1-1ｃである。
装置２０は、ネットワーク装置２０内で通話が発生する
毎に、通信情報をネットワーク情報収集部７に通知し、
ネットワーク情報収集部７は、ネットワーク装置２０か
ら送られてきた通信情報を収集し、通信履歴記憶部３へ
送出する。通信履歴記憶部３は、図２にその詳細を示す
ように、発信元識別番号と着信先識別番号によって識別
される通信端末間で発生した通信において、通信開始時
間30-1-1ａと、通信継続時間30-1-1ｂと、通信情報量30
-1-1ｃ等の通信情報を、通信開始時間順に記述する通信
履歴リスト30-1-1、および、同様の情報を記述する通信
履歴リスト30-1-2，・・・，通信履歴リスト30-N-Nを記
憶する。通信開始時間と通信継続時間、および、通信情
報量は、例えば、通信履歴リスト30-1-1においては、通
信開始時間30-1-1ａと、通信継続時間30-1-1ｂ、通信情
報量30-1-1ｃである。
【００１２】通信関係記憶部４は、図３にその詳細を示
すように、通信が発生した際の発信元の通信端末を識別
するための発信元識別番号を横軸、着信先の通信端末を
識別するための着信先識別番号を縦軸とする表により、
通信履歴リスト30-1-1，30-1-2，・・・，30-N-Nの通信
履歴記憶部３における位置を記述する通信関係データ３
０を記憶する。通信履歴リスト検索部５は、発信元識別
番号と着信先識別番号と、検索を行なう通信開始時間の
期間の指定により特定される指定期間内の通信における
通信情報を検索する。通信履歴リスト集計部６は、通信
履歴リスト検索部５により検索した通信履歴リスト30-1
-1，30-1-2，・・・，30−N-Nを基に、検索したリスト
内における指定期間内の通信回数、通信継続時間の合
計、通信情報量の合計を算出する。
すように、通信が発生した際の発信元の通信端末を識別
するための発信元識別番号を横軸、着信先の通信端末を
識別するための着信先識別番号を縦軸とする表により、
通信履歴リスト30-1-1，30-1-2，・・・，30-N-Nの通信
履歴記憶部３における位置を記述する通信関係データ３
０を記憶する。通信履歴リスト検索部５は、発信元識別
番号と着信先識別番号と、検索を行なう通信開始時間の
期間の指定により特定される指定期間内の通信における
通信情報を検索する。通信履歴リスト集計部６は、通信
履歴リスト検索部５により検索した通信履歴リスト30-1
-1，30-1-2，・・・，30−N-Nを基に、検索したリスト
内における指定期間内の通信回数、通信継続時間の合
計、通信情報量の合計を算出する。
【００１３】図４は、図１におけるネットワーク情報管
理装置の本発明に係る通信履歴リスト書き込み処理の一
動作例を示すフローチャートである。図１におけるネッ
トワーク装置２０からネットワーク情報収集部７に通信
情報が通知されると、通信履歴リスト書き込み処理を開
始する（ステップ１００）。ネットワーク情報収集部７
は、制御部８に、通信情報受信通知と発信元識別番号、
および、着信先識別番号と通信情報を送る（ステップ１
１０）。通信情報受信通知を受けた制御部８は、通信情
報記憶要求と、発信元識別番号および着信先識別番号、
そして通信情報を通信履歴記憶部３に送る（ステップ１
２０）。通信情報記憶要求を受けた通信履歴記憶部３
は、通信履歴リスト３０−１−１〜３０−Ｎ−Ｎの内、
受信した発信元識別番号と着信先識別番号で特定される
位置に、通信情報を書き込み（ステップ１３０）、通信
履歴リスト書き込み処理を終了する（ステップ１４
０）。
理装置の本発明に係る通信履歴リスト書き込み処理の一
動作例を示すフローチャートである。図１におけるネッ
トワーク装置２０からネットワーク情報収集部７に通信
情報が通知されると、通信履歴リスト書き込み処理を開
始する（ステップ１００）。ネットワーク情報収集部７
は、制御部８に、通信情報受信通知と発信元識別番号、
および、着信先識別番号と通信情報を送る（ステップ１
１０）。通信情報受信通知を受けた制御部８は、通信情
報記憶要求と、発信元識別番号および着信先識別番号、
そして通信情報を通信履歴記憶部３に送る（ステップ１
２０）。通信情報記憶要求を受けた通信履歴記憶部３
は、通信履歴リスト３０−１−１〜３０−Ｎ−Ｎの内、
受信した発信元識別番号と着信先識別番号で特定される
位置に、通信情報を書き込み（ステップ１３０）、通信
履歴リスト書き込み処理を終了する（ステップ１４
０）。
【００１４】図５は、図１におけるネットワーク情報管
理装置の本発明に係る通信履歴リスト集計処理の一動作
例を示すフローチャートである。通信履歴リスト集計処
理の開始時（ステップ２００）、通信履歴リスト集計要
求、および、発信元識別番号と着信先識別番号、そし
て、検索する通信開始時間の範囲を指定するための検索
期間が入力部１から入力され、制御部８に送られる（ス
テップ２１０）。通信履歴リスト集計要求と発信元識別
番号、着信先識別番号、および、検索期間を受けた制御
部８は、これらの情報を通信履歴リスト検索部５に送る
（ステップ２２０）。
理装置の本発明に係る通信履歴リスト集計処理の一動作
例を示すフローチャートである。通信履歴リスト集計処
理の開始時（ステップ２００）、通信履歴リスト集計要
求、および、発信元識別番号と着信先識別番号、そし
て、検索する通信開始時間の範囲を指定するための検索
期間が入力部１から入力され、制御部８に送られる（ス
テップ２１０）。通信履歴リスト集計要求と発信元識別
番号、着信先識別番号、および、検索期間を受けた制御
部８は、これらの情報を通信履歴リスト検索部５に送る
（ステップ２２０）。
【００１５】これらの情報を受けた通信履歴リスト検索
部５は、通信関係記憶部４に、通信履歴リスト位置要求
と、発信元識別番号および着信先識別番号を送る（ステ
ップ２３０）。通信履歴リスト位置要求を受けた通信関
係記憶部４は、受信した発信元識別番号および着信先識
別番号を基に、発信元識別番号を横軸、着信先識別番号
を縦軸とする通信関係データ４０から、通信履歴記憶部
３における通信履歴リスト集計要求で指定された発信元
識別番号と着信先識別番号に対応する通信履歴リスト30
-1-1〜30-N-Nの位置を識別するための番号（30-1-1〜30
-N-N）すなわち位置情報を、通信履歴リスト位置通知と
共に、通信履歴リスト検索部５に送る（ステップ２４
０）。
部５は、通信関係記憶部４に、通信履歴リスト位置要求
と、発信元識別番号および着信先識別番号を送る（ステ
ップ２３０）。通信履歴リスト位置要求を受けた通信関
係記憶部４は、受信した発信元識別番号および着信先識
別番号を基に、発信元識別番号を横軸、着信先識別番号
を縦軸とする通信関係データ４０から、通信履歴記憶部
３における通信履歴リスト集計要求で指定された発信元
識別番号と着信先識別番号に対応する通信履歴リスト30
-1-1〜30-N-Nの位置を識別するための番号（30-1-1〜30
-N-N）すなわち位置情報を、通信履歴リスト位置通知と
共に、通信履歴リスト検索部５に送る（ステップ２４
０）。
【００１６】通信履歴リスト位置通知を受けた通信履歴
リスト検索部５は、通信履歴リスト要求、および、受信
した通信履歴リストの位置情報を通信履歴記憶部３に送
る（ステップ２５０）。通信履歴リスト要求を受信した
通信履歴記憶部３は、受信した通信履歴リストの位置情
報を基に、通信履歴リスト30-1-1〜30-N-Nを特定し、通
信履歴リスト通知と共に、特定した通信履歴リストを通
信履歴リスト検索部５に送る（ステップ２６０）。通信
履歴リスト通知を受けた通信履歴リスト検索部５は、通
信履歴リスト検索通知を、受信した通信履歴リストと共
に、制御部８に送る（ステップ２７０）。通信履歴リス
ト検索通知を受けた制御部８は、通信履歴集計要求と共
に、受信した通信履歴リストおよびステップ２１０で受
信した検索期間を、通信履歴リスト集計部６に送る（ス
テップ２８０）。
リスト検索部５は、通信履歴リスト要求、および、受信
した通信履歴リストの位置情報を通信履歴記憶部３に送
る（ステップ２５０）。通信履歴リスト要求を受信した
通信履歴記憶部３は、受信した通信履歴リストの位置情
報を基に、通信履歴リスト30-1-1〜30-N-Nを特定し、通
信履歴リスト通知と共に、特定した通信履歴リストを通
信履歴リスト検索部５に送る（ステップ２６０）。通信
履歴リスト通知を受けた通信履歴リスト検索部５は、通
信履歴リスト検索通知を、受信した通信履歴リストと共
に、制御部８に送る（ステップ２７０）。通信履歴リス
ト検索通知を受けた制御部８は、通信履歴集計要求と共
に、受信した通信履歴リストおよびステップ２１０で受
信した検索期間を、通信履歴リスト集計部６に送る（ス
テップ２８０）。
【００１７】通信履歴集計要求を受けた通信履歴リスト
集計部６は、受信した通信履歴リストを基に、（検索す
る通信開始時間の範囲を指定するための）検索期間内の
通信情報の各値を総計し、通信履歴集計通知と共に、通
信回数、通信継続時間の合計、通信情報量の合計を制御
部８に送る（ステップ２９０）。例えば、通信履歴リス
トが「30-1-1」の場合、通信開始時間「30-1-1ａ」の
内、受信した検索期間における通信情報数を、通信回数
として求める。また、通信継続時間「30-1-1ｂ」の内、
受信した検索期間内の値を総計し、通信継続時間の合計
を求める。また、通信情報量「30-1-1ｃ」の内、受信し
た検索期間内の値を総計し、通信情報量の合計を求め
る。
集計部６は、受信した通信履歴リストを基に、（検索す
る通信開始時間の範囲を指定するための）検索期間内の
通信情報の各値を総計し、通信履歴集計通知と共に、通
信回数、通信継続時間の合計、通信情報量の合計を制御
部８に送る（ステップ２９０）。例えば、通信履歴リス
トが「30-1-1」の場合、通信開始時間「30-1-1ａ」の
内、受信した検索期間における通信情報数を、通信回数
として求める。また、通信継続時間「30-1-1ｂ」の内、
受信した検索期間内の値を総計し、通信継続時間の合計
を求める。また、通信情報量「30-1-1ｃ」の内、受信し
た検索期間内の値を総計し、通信情報量の合計を求め
る。
【００１８】通信履歴集計通知を受けた制御部８は、通
信履歴リスト集計出力要求を、受信した通信回数、通信
継続時間の合計、通信情報量の合計と共に出力部２に送
る（ステップ３００）。通信履歴リスト集計出力要求を
受信した出力部２は、受信した通信回数、通信継続時間
の合計、通信情報量の合計を出力する（ステップ３１
０）。以上により、通信履歴リスト集計処理を終了する
（ステップ３２０）。
信履歴リスト集計出力要求を、受信した通信回数、通信
継続時間の合計、通信情報量の合計と共に出力部２に送
る（ステップ３００）。通信履歴リスト集計出力要求を
受信した出力部２は、受信した通信回数、通信継続時間
の合計、通信情報量の合計を出力する（ステップ３１
０）。以上により、通信履歴リスト集計処理を終了する
（ステップ３２０）。
【００１９】尚、通信履歴リスト検索要求を実現するた
めには、集計処理を行なっているステップ２８０〜２９
０を除くことにより、同様の処理により実現できる。ま
た、ステップ２１０で、通信履歴リスト集計要求を行な
った際に、着信先識別情報と、検索する通信開始時間の
範囲を指定するための検索期間のみを制御部８に送り、
発信元識別情報を省略すると、複数の発信元から同一着
信先への集計リストを得ることができる。以下、このよ
うな場合の動作を説明する。
めには、集計処理を行なっているステップ２８０〜２９
０を除くことにより、同様の処理により実現できる。ま
た、ステップ２１０で、通信履歴リスト集計要求を行な
った際に、着信先識別情報と、検索する通信開始時間の
範囲を指定するための検索期間のみを制御部８に送り、
発信元識別情報を省略すると、複数の発信元から同一着
信先への集計リストを得ることができる。以下、このよ
うな場合の動作を説明する。
【００２０】通信履歴リスト集計要求と着信先識別情
報、および、（検索する通信開始時間の範囲を指定する
ための）検索期間のみを受けると、制御部８は、ステッ
プ２２０での処理において、通信履歴リスト検索要求、
および、着信先識別番号、検索期間情報を通信履歴リス
ト検索部５に送る。これらの情報を受けた通信履歴リス
ト検索部５は、ステップ２３０での処理において、通信
関係記憶部４に、通信履歴リスト位置要求と、受信した
着信先識別番号を送る。
報、および、（検索する通信開始時間の範囲を指定する
ための）検索期間のみを受けると、制御部８は、ステッ
プ２２０での処理において、通信履歴リスト検索要求、
および、着信先識別番号、検索期間情報を通信履歴リス
ト検索部５に送る。これらの情報を受けた通信履歴リス
ト検索部５は、ステップ２３０での処理において、通信
関係記憶部４に、通信履歴リスト位置要求と、受信した
着信先識別番号を送る。
【００２１】通信履歴リスト位置要求を受けた通信関係
記憶部４は、ステップ２４０での処理において、受信し
た着信先識別番号を基に、通信関係データ４０から、通
信履歴記憶部３における通信履歴リスト通信履歴リスト
30-1-1〜30-N-Nの位置を識別するための番号（30-1-1〜
30-N-N）すなわち位置情報を、横軸に沿って抽出し、通
信履歴リスト位置通知と共に、通信履歴リスト検索部５
に送る。例えば、着信先識別番号が「１」の場合、通信
履歴リスト通信履歴リスト30-1-1，30-1-2，・・・，30
-1−Ｎが、通信履歴リストの位置情報群となる。
記憶部４は、ステップ２４０での処理において、受信し
た着信先識別番号を基に、通信関係データ４０から、通
信履歴記憶部３における通信履歴リスト通信履歴リスト
30-1-1〜30-N-Nの位置を識別するための番号（30-1-1〜
30-N-N）すなわち位置情報を、横軸に沿って抽出し、通
信履歴リスト位置通知と共に、通信履歴リスト検索部５
に送る。例えば、着信先識別番号が「１」の場合、通信
履歴リスト通信履歴リスト30-1-1，30-1-2，・・・，30
-1−Ｎが、通信履歴リストの位置情報群となる。
【００２２】通信履歴リスト位置通知を受けた通信履歴
リスト検索部５は、ステップ２５０での処理において、
通信履歴リスト要求、および、受信した通信履歴リスト
の位置情報群を通信履歴記憶部３に送る。通信履歴リス
ト要求を受信した通信履歴記憶部３は、ステップ２６０
での処理において、受信した通信履歴リストの位置情報
群を基に、通信履歴リスト30-1-1〜30-N-Nを特定し、通
信履歴リスト通知と共に、特定された通信履歴リスト群
を通信履歴リスト検索部５に送る。
リスト検索部５は、ステップ２５０での処理において、
通信履歴リスト要求、および、受信した通信履歴リスト
の位置情報群を通信履歴記憶部３に送る。通信履歴リス
ト要求を受信した通信履歴記憶部３は、ステップ２６０
での処理において、受信した通信履歴リストの位置情報
群を基に、通信履歴リスト30-1-1〜30-N-Nを特定し、通
信履歴リスト通知と共に、特定された通信履歴リスト群
を通信履歴リスト検索部５に送る。
【００２３】通信履歴リスト通知を受けた通信履歴リス
ト検索部５は、ステップ２７０での処理において、通信
履歴リスト検索通知を、受信した通信履歴リスト群と共
に、制御部８に送る。通信履歴リスト検索通知を受けた
制御部８は、ステップ２８０での処理において、通信履
歴集計要求と共に、受信した通信履歴リスト群およびス
テップ２１０で受信した（検索する通信開始時間の範囲
を指定するための）検索期間を、通信履歴リスト集計部
６に送る。
ト検索部５は、ステップ２７０での処理において、通信
履歴リスト検索通知を、受信した通信履歴リスト群と共
に、制御部８に送る。通信履歴リスト検索通知を受けた
制御部８は、ステップ２８０での処理において、通信履
歴集計要求と共に、受信した通信履歴リスト群およびス
テップ２１０で受信した（検索する通信開始時間の範囲
を指定するための）検索期間を、通信履歴リスト集計部
６に送る。
【００２４】通信履歴集計要求を受けた通信履歴リスト
集計部６は、ステップ２９０での処理において、受信し
た通信履歴リストを基に、（検索する通信開始時間の範
囲を指定するための）検索期間内の通信情報の各値を総
計し、通信履歴集計通知と共に、各通信履歴リスト群そ
れぞれの通信回数、通信継続時間の合計、通信情報量の
合計を制御部８に送る。例えば、通信履歴リスト群の先
頭が「30-1-1」の場合、通信開始時間「30-1-1ａ」の
内、受信した検索期間における通信情報数を、通信回数
として求める。また、通信継続時間「30-1-1ｂ」の内、
受信した検索期間内の値を総計し、通信継続時間の合計
を求める。また、通信情報量「30-1-1ｃ」の内、受信し
た検索期間内の値を総計し、通信情報量の合計を求め
る。同様に、通信履歴リスト群の次の「30-2-1」以下に
ついての通信回数、通信継続時間の合計、通信情報量の
合計を求める。
集計部６は、ステップ２９０での処理において、受信し
た通信履歴リストを基に、（検索する通信開始時間の範
囲を指定するための）検索期間内の通信情報の各値を総
計し、通信履歴集計通知と共に、各通信履歴リスト群そ
れぞれの通信回数、通信継続時間の合計、通信情報量の
合計を制御部８に送る。例えば、通信履歴リスト群の先
頭が「30-1-1」の場合、通信開始時間「30-1-1ａ」の
内、受信した検索期間における通信情報数を、通信回数
として求める。また、通信継続時間「30-1-1ｂ」の内、
受信した検索期間内の値を総計し、通信継続時間の合計
を求める。また、通信情報量「30-1-1ｃ」の内、受信し
た検索期間内の値を総計し、通信情報量の合計を求め
る。同様に、通信履歴リスト群の次の「30-2-1」以下に
ついての通信回数、通信継続時間の合計、通信情報量の
合計を求める。
【００２５】通信履歴集計通知を受けた制御部８は、ス
テップ３００での処理において、通信履歴リスト集計出
力要求を、受信した各々の通信回数、通信継続時間の合
計、通信情報量の合計と共に出力部２に送る。以降、ス
テップ３１０、３２０の処理を行なう。また、ステップ
２１０で、通信履歴リスト集計要求を行なった際に、発
信元識別情報と、（検索する通信開始時間の範囲を指定
するための）検索期間のみを制御部８に送り、着信先識
別情報を省略すると、同一発信元から複数の着信先への
集計リストを得ることができ、同様の処理により、各々
の通信回数、通信継続時間の合計、通信情報量の合計を
出力することができる。
テップ３００での処理において、通信履歴リスト集計出
力要求を、受信した各々の通信回数、通信継続時間の合
計、通信情報量の合計と共に出力部２に送る。以降、ス
テップ３１０、３２０の処理を行なう。また、ステップ
２１０で、通信履歴リスト集計要求を行なった際に、発
信元識別情報と、（検索する通信開始時間の範囲を指定
するための）検索期間のみを制御部８に送り、着信先識
別情報を省略すると、同一発信元から複数の着信先への
集計リストを得ることができ、同様の処理により、各々
の通信回数、通信継続時間の合計、通信情報量の合計を
出力することができる。
【００２６】以上、図１〜図５を用いて説明したよう
に、本実施例のネットワーク情報管理装置では、特定の
発信元と特定の着信先の間で発生した通信の通信履歴リ
ストの位置を、発信元識別番号を横軸、着信先識別番号
を縦軸とした表により管理するので、発信元識別番号と
着信先識別番号の通信関係と期間が指定されると、指定
期間内の通信回数や通信継続時間の合計、通信情報量の
合計を高速に出力することができる。
に、本実施例のネットワーク情報管理装置では、特定の
発信元と特定の着信先の間で発生した通信の通信履歴リ
ストの位置を、発信元識別番号を横軸、着信先識別番号
を縦軸とした表により管理するので、発信元識別番号と
着信先識別番号の通信関係と期間が指定されると、指定
期間内の通信回数や通信継続時間の合計、通信情報量の
合計を高速に出力することができる。
【００２７】また、発信元と期間の指定に対応して、通
信履歴リストの位置を各軸に沿って通信履歴リストを検
索することにより、指定期間内の着信先、およびこの着
信先ごとの通信回数や通信継続時間の合計、通信情報量
の合計のリストを高速に出力することができる。また、
着信先と期間の指定に対応して、指定期間内の発信元、
およびこの発信元ごとの通信回数や通信継続時間の合
計、通信情報量の合計のリストを高速に出力することが
できる。
信履歴リストの位置を各軸に沿って通信履歴リストを検
索することにより、指定期間内の着信先、およびこの着
信先ごとの通信回数や通信継続時間の合計、通信情報量
の合計のリストを高速に出力することができる。また、
着信先と期間の指定に対応して、指定期間内の発信元、
およびこの発信元ごとの通信回数や通信継続時間の合
計、通信情報量の合計のリストを高速に出力することが
できる。
【００２８】このことにより、一定期間内での通信回数
や通信継続時間の合計、または、通信情報量の合計を基
に、特定の発信元と特定の着信先間の通信的な関係を取
得し、通信を目的としない新しい高度ネットワークサー
ビスを実現するために応用できる。その一例を以下に示
す。 （ａ）特定の個人が頻繁に通信する相手を、通信回数、
通信継続時間の合計、通信情報量の合計毎に視点を変え
てリスト表示する「お得意様表示サービス」。 （ｂ）会社や部、課などのグループが頻繁に通信する相
手を、通信回数、通信継続時間（の合計）、通信情報量
の合計毎に視点を変えてリスト表示する「お得意様表示
サービス」。 （ｃ）通信回数、通信継続時間の合計、通信情報量の合
計毎に、通信的な関係を評価し、その通信関係により、
送信する情報の内容を自動選別する「自動情報送信サー
ビス」。 また、本装置をネットワーク制御機能を各端末に分散配
置するＬＡＮ等のネットワーク環境で利用することによ
り、発信元と着信先の通信関係の記憶／検索による同様
の効果を得ることができる。
や通信継続時間の合計、または、通信情報量の合計を基
に、特定の発信元と特定の着信先間の通信的な関係を取
得し、通信を目的としない新しい高度ネットワークサー
ビスを実現するために応用できる。その一例を以下に示
す。 （ａ）特定の個人が頻繁に通信する相手を、通信回数、
通信継続時間の合計、通信情報量の合計毎に視点を変え
てリスト表示する「お得意様表示サービス」。 （ｂ）会社や部、課などのグループが頻繁に通信する相
手を、通信回数、通信継続時間（の合計）、通信情報量
の合計毎に視点を変えてリスト表示する「お得意様表示
サービス」。 （ｃ）通信回数、通信継続時間の合計、通信情報量の合
計毎に、通信的な関係を評価し、その通信関係により、
送信する情報の内容を自動選別する「自動情報送信サー
ビス」。 また、本装置をネットワーク制御機能を各端末に分散配
置するＬＡＮ等のネットワーク環境で利用することによ
り、発信元と着信先の通信関係の記憶／検索による同様
の効果を得ることができる。
【００２９】尚、本発明は、図１〜図５を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、本実施
例では、発信元識別番号と着信先識別番号の通信関係と
期間の指定、または発信元と期間の指定、あるいは着信
先と期間の指定の各々に対応して、指定期間内の発信元
／着信先単位での通信回数や通信継続時間の合計、通信
情報量の合計のリストを出力しているが、発信元や着信
先を指定せず単に特定の通信端末の識別番号等と期間を
指定し、指定の通信端末が関連する全てのリストを出力
することでも良い。
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、本実施
例では、発信元識別番号と着信先識別番号の通信関係と
期間の指定、または発信元と期間の指定、あるいは着信
先と期間の指定の各々に対応して、指定期間内の発信元
／着信先単位での通信回数や通信継続時間の合計、通信
情報量の合計のリストを出力しているが、発信元や着信
先を指定せず単に特定の通信端末の識別番号等と期間を
指定し、指定の通信端末が関連する全てのリストを出力
することでも良い。
【００３０】
【発明の効果】本発明によれば、指定期間内での通信回
数や通信継続時間の合計、通信情報量の合計が高速に出
力されるので、特定の発信元／着信先間の通信状況を効
率良く管理することが可能である。
数や通信継続時間の合計、通信情報量の合計が高速に出
力されるので、特定の発信元／着信先間の通信状況を効
率良く管理することが可能である。
【図１】本発明のネットワーク情報管理装置の本発明に
係る構成の一実施例を示すブロック図である。
係る構成の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１における通信履歴記憶部で記憶される通信
履歴リストの構成例を示す説明図である。
履歴リストの構成例を示す説明図である。
【図３】図１における通信関係記憶部で記憶される通信
関係データの構成例を示す説明図である。
関係データの構成例を示す説明図である。
【図４】図１におけるネットワーク情報管理装置の本発
明に係る通信履歴リスト書き込み処理の一動作例を示す
フローチャートである。
明に係る通信履歴リスト書き込み処理の一動作例を示す
フローチャートである。
【図５】図１におけるネットワーク情報管理装置の本発
明に係る通信履歴リスト集計処理の一動作例を示すフロ
ーチャートである。
明に係る通信履歴リスト集計処理の一動作例を示すフロ
ーチャートである。
１：入力部、２：出力部、３：通信履歴記憶部、４：通
信関係記憶部、５：通信履歴リスト検索部、６：通信履
歴リスト集計部、７：ネットワーク情報収集部、８：制
御部、１０：ネットワーク情報管理装置、２０：ネット
ワーク装置、３０：通信履歴リスト、４０：通信関係デ
ータ。
信関係記憶部、５：通信履歴リスト検索部、６：通信履
歴リスト集計部、７：ネットワーク情報収集部、８：制
御部、１０：ネットワーク情報管理装置、２０：ネット
ワーク装置、３０：通信履歴リスト、４０：通信関係デ
ータ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−300254（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−212483（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−87915（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−62055（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−244275（ＪＰ，Ａ) 電子情報通信学会技術研究報告 ＳＳ Ｅ95−39，1995年８月24日 1995年電子情報通信学会総合大会 Ｂ −836，1995年３月10日 電子情報通信学会技術研究報告 ＩＮ 95−ＩＩ，1995年５月12日 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/24 H04M 3/36 H04M 15/00
Claims (4)
- 【請求項１】 電子交換機もしくはＬＡＮ等のネットワ
ーク装置から送出される発着信端末番号と通信時刻およ
び通信情報量を少なくとも含む通信情報を収集し、通信
端末ごとの通信状況を管理するネットワーク情報管理装
置において、上記収集した通信情報に基づき、同一発着
端末の組み合わせ毎の通信履歴を作成して記憶する通信
履歴記憶手段と、上記各通信端末の全ての発着の組み合
わせに上記各通信履歴の識別情報を対応付けて記憶する
通信関係記憶手段と、指定された発着の組み合わせに対
応する上記通信履歴の識別情報を、上記通信関係記憶手
段から読み出し、該読み出した識別情報に対応する通信
履歴を上記通信履歴記憶手段から読み出す検索手段と、
該検索手段で読み出した通信履歴の内容に基づき、上記
指定された発着の組み合わせでの上記通信回数と通信継
続時間の合計および通信情報量の合計を算出する集計手
段とを少なくとも有することを特徴とするネットワーク
情報管理装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載のネットワーク情報管理
装置において、上記検索手段は、指定された通信端末
が、発側もしくは着側となる全ての組み合わせのそれぞ
れに対応する上記各通信履歴を読み出し、上記集計手段
は、上記指定された通信端末が関与する全ての組み合わ
せでの上記通信回数と通信継続時間の合計および通信情
報量の合計を算出することを特徴とするネットワーク情
報管理装置。 - 【請求項３】 請求項１、もしくは、請求項２のいずれ
かに記載のネットワーク情報管理装置において、上記集
計手段は、付加指定された期間に基づき、該指定期間中
での上記通信回数と通信継続時間の合計および通信情報
量の合計の算出を行なうことを特徴とするネットワーク
情報管理装置。 - 【請求項４】 請求項１から請求項３のいずれかに記載
のネットワーク情報管理装置において、上記通信関係記
憶手段は、上記各通信端末の発着の組み合わせと上記識
別情報とを、上記各通信端末の識別情報を行列項目に、
該行列項目の各交差領域に上記識別情報を有するマトリ
クステーブル上に対応付けて記憶することを特徴とする
ネットワーク情報管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21445995A JP3341201B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | ネットワーク情報管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21445995A JP3341201B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | ネットワーク情報管理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0964869A JPH0964869A (ja) | 1997-03-07 |
| JP3341201B2 true JP3341201B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=16656099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21445995A Expired - Lifetime JP3341201B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | ネットワーク情報管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3341201B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI105757B (fi) | 1997-12-16 | 2000-09-29 | Nokia Networks Oy | Tapahtumien esikäsittely raportin muodostamiseksi |
| JP4668451B2 (ja) * | 2000-05-09 | 2011-04-13 | 幸弘 松川 | 課金振替システム及び振替情報提供装置 |
| US8488761B2 (en) * | 2001-02-27 | 2013-07-16 | Verizon Data Services Llc | Methods and systems for a call log |
| US8873730B2 (en) | 2001-02-27 | 2014-10-28 | Verizon Patent And Licensing Inc. | Method and apparatus for calendared communications flow control |
| JP2002319939A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Toshiba Corp | 接続ログ解析装置 |
| US9392120B2 (en) | 2002-02-27 | 2016-07-12 | Verizon Patent And Licensing Inc. | Methods and systems for call management with user intervention |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP21445995A patent/JP3341201B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (3)
| Title |
|---|
| １９９５年電子情報通信学会総合大会 Ｂ−８３６，１９９５年３月１０日 |
| 電子情報通信学会技術研究報告 ＩＮ９５−ＩＩ，１９９５年５月１２日 |
| 電子情報通信学会技術研究報告 ＳＳＥ９５−３９，１９９５年８月２４日 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0964869A (ja) | 1997-03-07 |
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