JP3340995B2 - マルチチャンバ構造においてサンプルを処理するためのシステム - Google Patents

マルチチャンバ構造においてサンプルを処理するためのシステム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチチャンバ構
造においてサンプルを処理するためのシステムに関す
る。さらに詳しくは、サンプルをのちに使用、具体的に
は分析用に調合するために、マルチチャンバ構造におい
て当該サンプルが処理されるサンプル処理の分野に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】本発
明はマルチチャンバ構造においてサンプルを処理するた
めのシステムであって、この構造における各チャンバは
液体を受容するために用いられ、チャンバから液体を取
り出すためおよび/またはチャンバに液体を分配するた
めのピペット手段を有し、このシステムはさらにマルチ
チャンバ構造に対して移動可能であり、第1のチャンバ
における液体によって隣接する第2のチャンバが前記第
1のチャンバに対してピペット処理を行なう際に汚染さ
れることを防止し得る汚染防止手段を有している。この
ことは第1のチャンバを少なくとも部分的に覆う、また
は少なくとも部分的に閉鎖する汚染防止手段によって前
記第1のチャンバにおける液体の液滴が第2のチャンバ
に放出されることを防止することを通して達成される。
【0003】本発明はさらに前述のシステムを用いてサ
ンプルを処理するための処理方法と処理方法を実施する
ためにこのシステムを適用することに関する。
【0004】長いあいだ異なるチャンバまたは容器内に
おける液体がピペット処理工程を通してサンプル処理さ
れる際に相互汚染を防止するための対策をとることが通
例となっていた。たとえば、第1の液体の処理から第2
の液体の処理に切り替える際に交換可能な使い捨て式の
ピペット先端部を使用している。または第1の液体の処
理から第2の液体の処理に切り替える際に、ピペット手
段をたとえばすすぐことによって洗浄することも当然公
知である。このような対策は通常典型的な臨床用の自動
アナライザに適したものである。検査方法の高感度化、
またそれに相伴い液体の容積が顕著に減少された、当該
分野における小型化が進む昨今、ひとつのチャンバから
別のチャンバに微量の物質が移動しただけでのちの分析
結果が不正確になるという相当な干渉が生じ得る。とく
にのちに増幅処理が施される核酸を含むサンプルを調合
する際にはたった1つの核酸の分子がひとつのチャンバ
から別のチャンバに移動しただけですでに完全に誤った
分析結果につながり得る。このようなことはある例では
第1のチャンバにおける陽性のサンプルが第2のチャン
バにおける陰性のサンプルに持ち越されることによって
第2のチャンバにおけるサンプルについて誤って陽性の
結果がもたらされることがある。また別の例において、
液体が持ち越しされることによってたとえば検知反応に
おける阻害物質がチャンバに移動することによって誤っ
た陰性結果をもたらし得る。
【0005】現在では汚染はピペット手段による持越し
によってのみもたらされるものではなく、ピペット処理
においてエアロゾルとして拡散する液体の液滴が形成さ
れ、よって隣接するチャンバまたはサンプル容器を汚染
することが判明した。したがってこのような汚染はピペ
ット手段を洗浄することまたは使い捨て式のピペット手
段を廃棄するだけでは防止できない。エアロゾル形成に
よる汚染を防止するために従来技術においてすでに個々
のチャンバをスロットを有するフォイルで覆い、スリッ
トを介してそれぞれのチャンバ内にピペット手段を導入
することが提案されてきた。しかしながら、ピペットの
先端部における液体の残部がピペット手段が引き出され
る際に振動し始めるカバーフォイル上に落下することに
よってエアロゾルを形成するために、まさにこのような
構造がエアロゾル形成を促進することが判明した。プリ
シジョンシステムサイエンス社(Precision System Sci
ence Ltd.、以下、PSS社という)によって提案され
たエアロゾル汚染を回避するための手段によれば、マル
チチャンバ構造をエアロゾルが隣接するチャンバに到達
しないように薄層状の空気流が設けられているシステム
内に搬入する。このような構造はヨーロッパ特許出願公
開第0 843 176号および第0 763 739
号公報に開示されている。しかしながら薄層状の空気流
を生成するには極めて精密な装置が必要となり、さらに
外乱要因によって薄層状の空気における乱流が生じやす
い。
【0006】本発明の目的は、ピペット処理が行なわれ
る際に隣接するチャンバがエアロゾルの持ち越しによっ
て汚染されることを防止し、液体を用いた後の処理にお
いて干渉が発生しない程度に汚染を低減することにあ
る。本発明の別の目的は、汚染を可能な限り簡便で費用
効率の高い方法で防止し、処理工程に対する影響または
妨害を可能な限り低減することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的は請求項1記
載のサンプルを処理するためのシステムによって達成さ
れる。より具体的には、本発明によるシステムにおいて
はマルチチャンバ構造における少なくとも1つのチャン
バをこのチャンバにおいてピペット処理を行なう際に少
なくとも部分的に覆う移動可能な汚染防止手段が設けら
れる。
【0008】本発明のシステムは、第1にマルチチャン
バ構造を有し、この構造の各チャンバにおいて液体が処
理される。この種のマルチチャンバ構造はたとえば前述
のPSS社の特許公報またはヨーロッパ特許出願公開第
0 884 104号公報によって公知である。今日で
は液体状のサンプルを処理するためのマルチチャンバ構
造は、通常ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのプ
ラスチックから形成される。しかしながら別の素材から
なるマルチチャンバ構造を用いることも当然可能であ
る。このようなマルチチャンバ構造は、たとえば一列に
配置される2つまたはそれ以上の連結されたチャンバか
らなる構造であり得る。好ましい実施の形態においてこ
れらチャンバは一体的に互いに連結されている、すなわ
ち、マルチチャンバ構造はたとえば射出成形処理によっ
て一体のものとして製造される。しかしながら、本発明
はチャンバが別個に設けられてホルダーまたはフレーム
によってともに保持される構造をも包括するものであ
る。マルチチャンバ構造におけるチャンバは、通常一列
に設けられることによって従来の自動ピペット手段を用
いて簡便な処理を行なうことを可能とする。一方、この
ような直線構造以外の構造も当然実現可能である。さら
にこのようなマルチチャンバ構造は一列式のチャンバに
限られるものではなく、むしろマルチチャンバ構造にお
いて二次元式のチャンバ構造を採用することがさらに好
ましいものである。
【0009】個々のチャンバは通常円筒状であり、その
底部は閉じられている。各チャンバの上部は開口してお
り、チャンバ内の内容物にアクセスすることが可能とな
っている。各チャンバの開口部はチャンバの上端縁に形
成されている。これらの開口部が位置される平面は互い
に平行であり、同一の高さを有することが好ましい。
【0010】本発明における重要な態様はチャンバの開
口部に対して移動可能である汚染防止手段にある。これ
は汚染防止手段を移動可能に設けてチャンバを固定状態
とするもの、または汚染防止手段を固定式にしてマルチ
チャンバ構造を移動させるもののうちいずれかを意味す
る。このような汚染防止手段の基本設計は2つある。い
ずれの設計にも共通する特徴としてはピペット処理が行
なわれる際にひとつのチャンバからエアロゾルが放出さ
れることを防止するための移動可能な汚染防止手段が設
けられている点がある。このこことはピペット処理自体
がエアロゾル放出に対して広く封止されている空間内に
おいて行なわれるように汚染防止手段、チャンバおよび
ピペット手段を設計することによって達成されるもので
ある。
【0011】本発明における第1の実施の形態において
この汚染防止手段はピペット手段または直接ピペット針
に取り付けられるためピペット手段とともに移動され
る。ピペット処理の際にはピペットがチャンバ内に下降
し、したがって汚染防止手段もがピペット処理が行なわ
れるチャンバの開口部の上方に下降する。ピペットは様
々な深さまでチャンバ内に侵入し得るため、汚染防止手
段をピペット針の軸に沿ってスライドできるように設計
することも可能である。これはたとえば能動的な、機械
的に制御された移動であってもよいし、または汚染防止
手段をピペット手段に対してバネ付勢し、ピペットがチ
ャンバ内に侵入する際にバネによってチャンバ開口部の
上方に押圧されるものであってもよい。第1の実施の形
態において汚染防止手段はピペット手段の移動によって
移動される。
【0012】本発明における第2の実施の形態におい
て、この汚染防止手段は通常マルチチャンバ構造ととも
に供される別個の部品である。図面によってより詳細に
説明されているように、この汚染防止手段はチャンバに
沿って移動されるカバープレートであり得る。エアロゾ
ル放出を防止するためにこのカバープレートはピペット
針がチャンバの内容物にアクセスし得る一方、チャンバ
開口部をカバープレートで覆う設計となっている。この
カバープレートはピペット手段またはピペット針が通過
し得る少なくとも1つの開口部を有することが好まし
い。この汚染防止手段は、処理工程が行なわれているチ
ャンバの開口部を実質的に覆うように設計されている。
さらに汚染防止手段の寸法はピペット針がチャンバ内に
あるときにはチャンバ開口部の小さな横断面のみが残る
ように設定される。公差の結果などによって生じ得るも
のであるが、ピペット針が汚染防止手段の上に下降する
ことを防止するためには汚染防止手段に底部に向けて先
細りとなるじょうごの形状を有する開口部を設けること
が有利である。これによってピペットの先端部が正しく
チャンバ内に導入され、ピペットの先端部が侵入する際
には残りのチャンバ開口部の自由な横断面が小さくな
る。さらに汚染防止手段が平面に対して平行な板状形状
を有するだけでなくむしろチャンバの開口部に対して実
質的に平行に設けられる部分に加えて汚染防止手段が第
1の開口部の上方に位置された場合に第1と第2のチャ
ンバとのあいだに設けられるバリアを有する三次元構造
であれば有利である。このようなバリアによってひとつ
のチャンバから別のものに汚染防止手段の下方から浸透
するエアロゾルを防止することが可能である。汚染防止
手段とマルチチャンバ構造とを汚染防止手段がいずれの
場合にもチャンバまたはチャンバ列の上方に位置されて
そのチャンバからエアロゾルが外に出ることを防止する
かまたは少なくともその量を低減するようにそれらを位
置的に反対にして係止するように設計することも可能で
ある。本発明の第1の基本実施の形態に対して、この第
2の実施の形態は、簡単な構造によって複数のチャンバ
を同時に汚染から防止することが可能であるという利点
を有する。さらに異なったピペット針の侵入深さを実現
するためにまたは侵入深さを異ならせるための最適な汚
染防止手段を提供するために特別な対策を講じなくても
よい。
【0013】本発明にかかわる第2の実施の形態を採用
する場合、ピペット処理とピペット処理とのあいだにピ
ペットの先端部を完全にチャンバまたは汚染防止手段か
ら取り除かないことが有利である。ピペットの先端部は
汚染防止手段と同等のレベルまたはそれより若干下方に
設けられることによってピペットと汚染防止手段とが第
1のチャンバから第2のチャンバにともに横方向移動し
得るため好ましい。
【0014】汚染防止手段の移動をピペット処理と調和
させるために、システムにたとえばロボットシステムの
ような別個の移動手段を設けて空間における一方向に汚
染防止手段を駆動することも可能である。さらにピペッ
ト手段の移動を用いてスライド可能な汚染防止手段を移
動させることも可能である。
【0015】ピペット手段は従来技術において公知であ
り、したがってここにおいてはその構造についておおま
かにのみ説明する。ピペット手段は液体を搬送するため
に、または容器から取り出すためまたは容器内に分配す
るために吸い上げるためのピペット針を有する。ここに
おいて「針」という単語は通常針形状を有するピペット
針の形状を指すものとする。ピペット針はたとえばプラ
ンジャサンプラーまたは蠕動式ポンプなどのポンプに連
通しており、これによりピペット処理のためにピペット
針内において圧力差を生じさせる。このポンプはさらに
ピペット処理を制御するための制御手段に連結されてい
る。ピペット手段はさらに移動手段を有し、これによっ
て少なくともピペット針を、さらには選択的にピペット
針とポンプとからなるユニットをも移動させ得る。この
移動手段はピペット針または前記ユニットをマルチチャ
ンバ構造に対して移動させるものである。この移動は横
方向移動とピペット針を処理すべきチャンバ内に下降さ
せる上下方向移動とを含む。なお「ピペット手段」とい
う単語はピペット針、ポンプ、制御手段および移動手段
または前述のユニットのサブコンビネーションを含むも
のである。
【0016】さらに本発明のシステムは、たとえば分析
検知を行ない、液体要素を分離し、または液面を検知す
るための別のユニットを有し得る。具体的にこのシステ
ムにピペット針の領域に配置される、またはピペット針
に連結される(たとえば磁気分離など)ユニットを設け
ることが可能である。これらユニットもまた汚染防止手
段によって汚染から防止されている。
【0017】サンプルを取り扱う処理は、基本的に従来
技術によって公知である数多くの操作を含むものであ
る。たとえばサンプルを用いて検体を担持物質から抽出
する溶解処理を行なうことが可能である。この種の臨床
における最も一般的な処理としては、細胞プラズマまた
は細胞核に存在し得る検体を分離するための細胞物質の
溶解が考えられる。さらに処理としては検体からサンプ
ル内に存在するその他の物質を少なくとも部分的に取り
除く浄化処理がある。このような浄化処理は、より多く
の数量で存在し得る同様の核酸によって試験が干渉され
ることを防止するために核酸分析の分野においてとくに
有利である。このような浄化処理は具体的に検体をたと
えばオリゴヌクレオチドが固定されているガラス製ビー
ズなどの固相に結合して検体の分子をハイブリダイゼー
ション(hybridization)によって結合することによって
行なうことが好ましい。したがってこのような処理に
は、検体が存在する固相が液相から分離されるいわゆる
「バウンドフリー(bound free)」分離も含まれている。
バウンドフリー分離においては液相を分離する際に磁界
を付与することによって保持される磁化可能なビーズを
使用することが有利であり得る。このような分離はヨー
ロッパ特許第0 737 110号公報において開示さ
れているようにピペット先端部において有利に行なわれ
得る。さらに検体を固相に分離したのちに、粒子が有利
な形で固定されて洗浄液において再浮動されることによ
って高い洗浄効率を得るために固相の洗浄工程を行なう
ことが一般的である。いかなる洗浄工程ののちにおいて
も洗浄された固相は溶離される、すなわち検体は固相か
ら切り離されて液相に移動される。さらに液体を処理す
る場合に試薬を添加して化学処理を実施することも可能
である。処理されたサンプルはこうして直接分析されて
もよいし、または核酸である場合には増幅を行なっても
よい。しかしながら本発明における意味合いの処理とは
分析のために処理を調合することだけではなく、たとえ
ば薬品の調合を製造するために精製された製品につなが
る作業をも含み得る。前述の処理工程は単に好ましい実
施の形態を例示するまたは明瞭にするためのものであ
る。したがって本発明はその他のサンプル処理をも含む
ものである。
【0018】本発明は複数の図面に基づいてより詳細に
明らかにされる。
【0019】図1には、マルチチャンバ構造10とこの
マルチチャンバ構造10に対して移動可能である汚染防
止手段20との斜視図が示されている。図1において、
マルチチャンバ構造は列状、すなわち複数の列が互いに
隣接するように設けられてチャンバの二次元的な配列を
形成する複数のチャンバからなることが示されている。
サンプル調合を行なう処理において、サンプルは通常最
初に加えられて様々な工程において処理されるが、その
際に液体がひとつのチャンバから通常隣接するチャンバ
である別のチャンバに移動される。図1における構造に
おいて、処理は10列において同時に行なわれる。図1
において、さらに一列における個々のチャンバが必ずし
も等しい保持容積を有するものではなく、むしろ使用さ
れる処理によっては異なるサイズのチャンバを設ける方
が有利な場合もあることが示されている。さらに図1か
ら明らかなように、隣接する列11、11aが互いに横
材12、12aによって互いに分離されている。これら
横材はひとつの列から隣接する列に液体またはエアロゾ
ルの移動を防止する第1の防止手段を形成する。さらに
汚染防止手段20がこれらの横材の上に静置されてい
る。図1においては2つの汚染防止手段20が示されて
いる。しかし、実際には一般的に1つの汚染防止手段の
みを用いる。図から明らかなように、汚染防止手段はピ
ペット処理を行なう場合にピペット先端部30がそれを
通過して導入される開口部21、21aを有している。
また図1または図2においてより明確に示されているよ
うに、これら開口部は底部に向かって先細りとなるじょ
うごの形状を有している。これによって位置付けが正確
でなくても、または要素の公差が存在する場合でもピペ
ット先端部が確実に開口部を通過して導入され得る。さ
らに図1および図2に示されるように、汚染防止手段の
開口部は実質的にピペットによって閉じられているので
実質的にエアロゾルが漏れることはない。図示されてい
る場合において、これはピペット処理において開口部内
に留まる領域のピペット先端部の厚さを増すことによっ
て実現される。これは有利ではあるが、必ずしも必要で
はない。汚染防止手段は容器の開口部に対して実質的に
垂直に設けられるバリア23を有している。このバリア
は容器の開口部の高さに届く程度にまで下方に引っぱら
れる。これによってピペット処理を行なうことが可能で
あり、その後のチャンバにエアロゾルが実質的に漏れな
いような種類のチャンバを形成することができる。この
バリアを汚染防止手段の両側に設けることも可能であ
る。しかしながら通常汚染防止手段の前方移動が生じる
側にのみバリアを設けて処理におけるのちのチャンバが
汚染から防止されるようにするだけで充分である。
【0020】図3には、図1のマルチチャンバ構造の平
面図が示されている。前述の特徴に加えてマルチチャン
バ構造が別個の容器のための設定位置を規定する開口部
13、13aを有することが示されている。これはすで
にその中にサンプルが存在する容器ごと保持位置に容易
に設定することが可能であるため、本構造において処理
されるサンプルを導入する場合に有利である。処理後の
サンプルを受容できる別個の容器のための保持位置1
4、14aは、処理チャンバの各列の反対側に配置され
ている。これによって処理されるべきサンプルをこの別
個の容器を取り除くことによって別の手段、具体的には
サーモサイクラまたは分析手段に移動することが可能と
なる。
【0021】図4には、すでに図1に示されている別個
の汚染防止手段の平面図が示されている。前述の特徴に
加えて、汚染防止手段の両端部に汚染防止手段を搬送す
る際に移動手段の案内要素が係止し得る切り欠き24が
設けられていることが示されている。図5における汚染
防止手段の下面の図においてものちの処理チャンバにエ
アロゾルが拡散するのを防止するバリア23が示されて
いる。さらに汚染防止手段には、汚染防止手段がマルチ
チャンバ構造から完全に取り外されることを防止しなが
らもチャンバの列に沿ってスライドすることを可能にす
る、防止手段をマルチチャンバ構造の縁に対して取り付
けるために用いられる係止要素(25)が設けられている
ことが示されている。
【0022】図6には、本発明の第1の実施の形態にお
ける汚染防止手段が示されている。この汚染防止手段5
0はピペット51に取り付けられている。図示されてい
る構造は射出成形処理において一体的に製造されること
が好ましい。この汚染防止手段50は、チャンバにおけ
るピペット処理のあいだチャンバの開口部を実質的に覆
うように設計されている。図6において示されているピ
ペットと汚染防止手段とからなる構造は図3におけるマ
ルチチャンバ構造とともに用いられ得る。図6における
ピペットは異なる厚さ領域を有するものである。領域a
は小さい横断面を有することにより、ピペットが開口部
に容易に導入され得る。領域bの横断面はこれより大き
いため、大量の液体を受容することが可能であり、ピペ
ット処理のあいだ領域aよりもその流量を低減すること
が可能である。この構造においては分離された磁気粒子
が好ましくない形で壁に巻き上げられる危険性が低く、
しかも磁界が横断面を完全に浸透することを確実にする
ため、この領域において磁気分離を行なう際に有利であ
る。領域cは領域bよりもさらに大きな横断面を有する
ため、ピペットによって充分大きな量の液体を吸い上げ
ることが可能である。領域dは使い捨て式のピペット先
端部をピペット手段に連結することによって受容するた
めに用いられる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、ピペット処理が行なわ
れる際に隣接するチャンバがエアロゾルの持ち越しによ
って汚染されることを防止し、液体を用いた後の処理に
おいて干渉が発生しない程度に汚染を低減することがで
きる。また、汚染を可能な限り簡便で費用効率の高い方
法で防止し、処理工程に対する影響または妨害を可能な
限り低減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサンプルを処理するためのシステムの
一実施の形態を示す、マルチチャンバ構造、汚染防止手
段およびピペット先端部を示す斜視説明図である。
【図2】図1におけるチャンバを含む部分Aの拡大図で
あって、汚染防止手段によって部分的に封止されている
図である。
【図3】図1のマルチチャンバ構造の平面図である。
【図4】図1の汚染防止手段の平面図である。
【図5】図4における汚染防止手段の底面図である。
【図6】図1の汚染防止手段が設けられたピペットを示
す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウド アイヘンラウブ ドイツ連邦共和国、デー−82392 ハバ ッフ、アム アエフレンアンゲル 8ア ー (72)発明者 アルミン トゲトゲル スイス連邦、ツェーハー−8932 メット メンステッテン、ビッセンバッヘルシュ トラーセ 9 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/10 B01J 3/02 B01J 4/00 104 B01L 3/00 - 7/00 G01N 1/00

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプル、具体的には核酸を含有するサ
    ンプルを処理するためのシステムであり、該チャンバが
    液体を受容するために用いられるマルチチャンバ構造
    (10)と、チャンバから液体を取り出しおよび/また
    はチャンバに液体を分配するためのピペット手段(3
    0)とを有するシステムであって、前記システムが、第
    1のチャンバを少なくとも部分的に覆って第1のチャン
    バから第2のチャンバに液体の液滴が放出されるのを防
    止することによって第1のチャンバにおけるピペット処
    理の際に第1のチャンバからの液体によって隣接する第
    2のチャンバを汚染することを防止するための、マルチ
    チャンバ構造に対して移動可能である汚染防止手段(2
    0)を有することを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 前記汚染防止手段(20)が、前記チャ
    ンバの開口部の上方に設けられて開口部間で移動し得る
    請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記チャンバが列状に配置される請求項
    1または2記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記汚染防止手段が、前記第1および第
    2のチャンバにおける開口部のあいだに設けられるバリ
    ア(23)を有する請求項1または2記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記汚染防止手段が、前記第1のチャン
    バから液体が放出されるのを防止するために配置された
    ときにチャンバの開口部に対して実質的に平行であるカ
    バー領域を有する請求項1または2記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記カバー領域の表面寸法がカバー領域
    の下方にあるチャンバの開口部を実質的に完全に覆うよ
    うに設定される請求項5記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記カバー領域が、少なくとも1つの開
    口部(21、21a)を有し、該カバー領域の下方に位
    置するチャンバ内にピペット手段(30)の先端部が前
    記開口部(21、21a)を通過して導入され得る請求
    項5または6記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記カバー領域における少なくとも1つ
    の開口部がチャンバ開口部に向かって円錐状に先細りと
    なっている請求項7記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記ピペット手段をチャンバの列に沿っ
    て移動させ、またピペット手段の上下移動を可能にする
    ピペット手段のための第1の移動手段をさらに有する請
    求項1記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記汚染防止手段をチャンバに対して
    移動するための第2の移動手段を有する請求項1または
    9記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記第1および第2の移動手段が、1
    つのユニットに一体化されている請求項9および10記
    載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記マルチチャンバ構造が、列状に配
    置される2以上のチャンバの縦列を有する請求項1記載
    のシステム。
  13. 【請求項13】 前記汚染防止手段が、前記ピペット手
    段のピペット針に連結されている請求項1記載のシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記ピペット針(30)と汚染防止手
    段(20)とが単一部品として製造されるユニットを形
    成している請求項13記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記汚染防止手段(20)が、前記ピ
    ペット手段(30)とは別個の要素として設けられる請
    求項13記載のシステム。
  16. 【請求項16】 請求項1記載のシステムが使用され
    る、サンプルを処理する方法。
  17. 【請求項17】 サンプルを処理するための請求項1記
    載のシステムの使用。
  18. 【請求項18】 核酸を単離して精製するために処理を
    行なう請求項17記載の使用。
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