JP3340904B2 - 変位拡大装置 - Google Patents
変位拡大装置Info
- Publication number
- JP3340904B2 JP3340904B2 JP01577296A JP1577296A JP3340904B2 JP 3340904 B2 JP3340904 B2 JP 3340904B2 JP 01577296 A JP01577296 A JP 01577296A JP 1577296 A JP1577296 A JP 1577296A JP 3340904 B2 JP3340904 B2 JP 3340904B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever arm
- displacement
- sliding portion
- sliding
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は微小な変位を拡大するため
の拡大装置に関する。
の拡大装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に積層圧電アクチュエータの変位を
拡大する機構の従来例を示す。この機構は拡大倍率を大
きくするために単純な変位拡大機構を2段重ねたもので
ある。図7において、基板104の左端に設けてあるヒ
ンジ部H1と基板104に固定された積層圧電アクチュ
エータ101のヒンジ部H2とによってレバーアーム
(変位拡大機構)102が保持されている。また、レバ
ーアーム102の先端に設けてあるヒンジ部H3と基板
104の右端に設けてあるヒンジ部H4とによりレバー
アーム(変位拡大機構)103が保持されている。
拡大する機構の従来例を示す。この機構は拡大倍率を大
きくするために単純な変位拡大機構を2段重ねたもので
ある。図7において、基板104の左端に設けてあるヒ
ンジ部H1と基板104に固定された積層圧電アクチュ
エータ101のヒンジ部H2とによってレバーアーム
(変位拡大機構)102が保持されている。また、レバ
ーアーム102の先端に設けてあるヒンジ部H3と基板
104の右端に設けてあるヒンジ部H4とによりレバー
アーム(変位拡大機構)103が保持されている。
【0003】電圧印加により積層圧電アクチュエータ1
01が伸びると、レバーアーム102の先端のヒンジ部
H3が上方に拡大されて移動し、さらにレバーアーム1
03の先端P101が上方に拡大されて移動する。
01が伸びると、レバーアーム102の先端のヒンジ部
H3が上方に拡大されて移動し、さらにレバーアーム1
03の先端P101が上方に拡大されて移動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の構成では
その拡大倍率は各変位拡大機構の拡大倍率の積となる。
すなわち、ヒンジ部H1,H2間の距離,ヒンジ部H
2,H3間の距離,ヒンジ部H4,H3間の距離,レバ
ーアーム103の先端P101,ヒンジ部H3間の距離
をおのおのt101〜t104とすれば、積層圧電アク
チュエータの変位が△tのときのレバーアーム103の
先端の変位△Xは式101のようになるが、構成が複雑
な割には拡大倍率が小さいという欠点があった。
その拡大倍率は各変位拡大機構の拡大倍率の積となる。
すなわち、ヒンジ部H1,H2間の距離,ヒンジ部H
2,H3間の距離,ヒンジ部H4,H3間の距離,レバ
ーアーム103の先端P101,ヒンジ部H3間の距離
をおのおのt101〜t104とすれば、積層圧電アク
チュエータの変位が△tのときのレバーアーム103の
先端の変位△Xは式101のようになるが、構成が複雑
な割には拡大倍率が小さいという欠点があった。
【0005】 △x≒[(t101+t102)/t101]*[(t103+t104)/t103]*△t (式101) 例えば、t101=2mm、t102=8mm、t10
3=2.5mm、t104=20mm、△t=10ミク
ロンとすると、△X≒0.4mmであり、拡大倍率は高
々40倍である。
3=2.5mm、t104=20mm、△t=10ミク
ロンとすると、△X≒0.4mmであり、拡大倍率は高
々40倍である。
【0006】また、レバーアーム103の先端P101
を2段階の位置に切り換えればよいような場合でも、積
層圧電アクチュエータに印加する電圧値をアナログ的に
制御しなければならないので、制御回路が複雑になると
いう欠点があった。
を2段階の位置に切り換えればよいような場合でも、積
層圧電アクチュエータに印加する電圧値をアナログ的に
制御しなければならないので、制御回路が複雑になると
いう欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では圧電素子によって駆動されその変位を拡
大する第1のレバーアーム上に第2のレバーアームを回
動可能に設け、第2のレバーアームの摺動部を所定の面
に対して摺動させることによって、摺動部と作用部とが
支持部から互いに所定の角度をなして延伸する第2のレ
バーアームを回動させ第2のレバーアームの作用部の先
端を変位させるようにし、簡単な構成で変位倍率を大き
くとれるようにし、また、電圧制御などのアナログ的な
制御を行わずにレバーの作用部の先端を複数の位置に切
り換えることを可能にし、回路構成を簡単にすることが
可能となる。
に、本発明では圧電素子によって駆動されその変位を拡
大する第1のレバーアーム上に第2のレバーアームを回
動可能に設け、第2のレバーアームの摺動部を所定の面
に対して摺動させることによって、摺動部と作用部とが
支持部から互いに所定の角度をなして延伸する第2のレ
バーアームを回動させ第2のレバーアームの作用部の先
端を変位させるようにし、簡単な構成で変位倍率を大き
くとれるようにし、また、電圧制御などのアナログ的な
制御を行わずにレバーの作用部の先端を複数の位置に切
り換えることを可能にし、回路構成を簡単にすることが
可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による変位拡大機構は、圧
電素子と、圧電素子の変位を拡大する第1のレバーアー
ムと、第1のレバーアーム上に設けてある支持部を中心
に回動可能な第2のレバーアームとを有し、第2のレバ
ーアームは、所定の場所に設けてある壁面に摺動可能に
押圧してある摺動部と、摺動部の変位を拡大する作用部
とを備え、摺動部と作用部とは、支持部から互いに所定
の角度をなして延伸する。
電素子と、圧電素子の変位を拡大する第1のレバーアー
ムと、第1のレバーアーム上に設けてある支持部を中心
に回動可能な第2のレバーアームとを有し、第2のレバ
ーアームは、所定の場所に設けてある壁面に摺動可能に
押圧してある摺動部と、摺動部の変位を拡大する作用部
とを備え、摺動部と作用部とは、支持部から互いに所定
の角度をなして延伸する。
【0009】または、本発明による変位拡大機構は、第
1および第2の圧電素子と、第1の圧電素子の変位を拡
大する第1のレバーアームと、第1のレバーアーム上に
設けてある支持部を中心に回動可能な第2のレバーアー
ムとを有し、第2のレバーアームは、第2の圧電素子の
所定の面に摺動可能に押圧してある摺動部と、摺動部の
変位を拡大する作用部とを備え、摺動部と作用部とは、
支持部から互いに所定の角度をなして延伸する。
1および第2の圧電素子と、第1の圧電素子の変位を拡
大する第1のレバーアームと、第1のレバーアーム上に
設けてある支持部を中心に回動可能な第2のレバーアー
ムとを有し、第2のレバーアームは、第2の圧電素子の
所定の面に摺動可能に押圧してある摺動部と、摺動部の
変位を拡大する作用部とを備え、摺動部と作用部とは、
支持部から互いに所定の角度をなして延伸する。
【0010】または、本発明による変位拡大機構は、第
1および第2の圧電素子と、第1の圧電素子の変位を拡
大する第1のレバーアームと、第1のレバーアーム上に
設けてある支持部を中心に回動可能な第2のレバーアー
ムと、第2の圧電素子の変位を拡大する第3のレバーア
ームとを有し、第2のレバーアームは、第3のレバーア
ームの所定の面に摺動可能に押圧してある摺動部と、摺
動部の変位を拡大する作用部とを備え、摺動部と作用部
とは、支持部から互いに所定の角度をなして延伸する。
1および第2の圧電素子と、第1の圧電素子の変位を拡
大する第1のレバーアームと、第1のレバーアーム上に
設けてある支持部を中心に回動可能な第2のレバーアー
ムと、第2の圧電素子の変位を拡大する第3のレバーア
ームとを有し、第2のレバーアームは、第3のレバーア
ームの所定の面に摺動可能に押圧してある摺動部と、摺
動部の変位を拡大する作用部とを備え、摺動部と作用部
とは、支持部から互いに所定の角度をなして延伸する。
【0011】または、本発明による変位拡大機構は、圧
電素子と、圧電素子の変位を拡大する第1および第3の
レバーアームと、第1のレバーアーム上に設けてある支
持部を中心に回動可能な第2のレバーアームとを有し、
第2のレバーアームは、第3のレバーアームの所定の面
に摺動可能に押圧された摺動部と、摺動部の変位を拡大
する作用部とを備え、摺動部と作用部とは、支持部から
互いに所定の角度をなして延伸する。
電素子と、圧電素子の変位を拡大する第1および第3の
レバーアームと、第1のレバーアーム上に設けてある支
持部を中心に回動可能な第2のレバーアームとを有し、
第2のレバーアームは、第3のレバーアームの所定の面
に摺動可能に押圧された摺動部と、摺動部の変位を拡大
する作用部とを備え、摺動部と作用部とは、支持部から
互いに所定の角度をなして延伸する。
【0012】好ましくは、支持部と作用部とを結ぶ直線
は支持部と摺動部とを結ぶ直線と鋭角または鈍角をな
す。
は支持部と摺動部とを結ぶ直線と鋭角または鈍角をな
す。
【0013】さらに好ましくは、第1のレバーアーム上
に設けられた支持部には第2のレバーアームが複数個取
り付けられる。
に設けられた支持部には第2のレバーアームが複数個取
り付けられる。
【0014】さらに好ましくは、複数個の第2のレバー
アームのうちのいくつかにおいてその支持部と作用部と
を結ぶ直線がその支持部と摺動部とを結ぶ直線と鈍角を
なし、複数個の第2のレバーアームのうちの残りは、そ
の支持部と作用部とを結ぶ直線がその支持部と摺動部と
を結ぶ直線と鋭角をなす。
アームのうちのいくつかにおいてその支持部と作用部と
を結ぶ直線がその支持部と摺動部とを結ぶ直線と鈍角を
なし、複数個の第2のレバーアームのうちの残りは、そ
の支持部と作用部とを結ぶ直線がその支持部と摺動部と
を結ぶ直線と鋭角をなす。
【0015】
【実施例】本発明による変位拡大機構の第1実施例(請
求項2に相当)について図1,3を参照しながら説明す
る。
求項2に相当)について図1,3を参照しながら説明す
る。
【0016】図1のように、ケース5には下部に開口部
5bが設けてあり、ケース5の左壁面には第1の積層圧
電アクチュエータ(以後「第1のアクチュエータ」とい
う。)1が調整部材5aを介して設けてある。調整部材
5aは、ねじ等からなり左右に微動させて第1のアクチ
ュエータ1の位置調整を行うものである。ケース5の下
面には第1のレバーアーム2が支点部(ヒンジ)2bに
より固定され、第1のレバーアーム2は力点部2aを介
して第1のアクチュエータ1の保護部材1aに押圧され
ている。保護部材1aはガラスまたはセラミックにより
なり第1のアクチュエータ1の先端の保護および力点部
2aとの摩擦を減らすものである。
5bが設けてあり、ケース5の左壁面には第1の積層圧
電アクチュエータ(以後「第1のアクチュエータ」とい
う。)1が調整部材5aを介して設けてある。調整部材
5aは、ねじ等からなり左右に微動させて第1のアクチ
ュエータ1の位置調整を行うものである。ケース5の下
面には第1のレバーアーム2が支点部(ヒンジ)2bに
より固定され、第1のレバーアーム2は力点部2aを介
して第1のアクチュエータ1の保護部材1aに押圧され
ている。保護部材1aはガラスまたはセラミックにより
なり第1のアクチュエータ1の先端の保護および力点部
2aとの摩擦を減らすものである。
【0017】第2のレバーアーム3は、第1のレバーア
ーム2の自由端部の先端部上に設けられた支持部2cを
中心にして回動可能にしてある。支持部2cは第1,2
のレバーアーム2,3に設けた軸とこれと嵌合する軸受
を使用したものである。
ーム2の自由端部の先端部上に設けられた支持部2cを
中心にして回動可能にしてある。支持部2cは第1,2
のレバーアーム2,3に設けた軸とこれと嵌合する軸受
を使用したものである。
【0018】ケース5の右壁面には第2のアクチュエー
タ4が調整部材5cを介して設けてある。調整部材5c
はねじ等からなり左右に微動させて第2のアクチュエー
タ4の位置調整を行うものである。
タ4が調整部材5cを介して設けてある。調整部材5c
はねじ等からなり左右に微動させて第2のアクチュエー
タ4の位置調整を行うものである。
【0019】第2のレバーアーム3は支持部2cから互
いに所定の角度をなして延伸する摺動部3aと作用部3
bとを有し、摺動部3aは第2のアクチュエータ4の面
(保護部材)4aにバネ等の弾性部材により摺動可能に
押圧されている。作用部3bはケース5の開口部5bか
らケース5外に突出している。保護部材4aは第2のア
クチュエータ4の保護および摺動部3aの摺動をし易く
するとともに磨耗を防止する。
いに所定の角度をなして延伸する摺動部3aと作用部3
bとを有し、摺動部3aは第2のアクチュエータ4の面
(保護部材)4aにバネ等の弾性部材により摺動可能に
押圧されている。作用部3bはケース5の開口部5bか
らケース5外に突出している。保護部材4aは第2のア
クチュエータ4の保護および摺動部3aの摺動をし易く
するとともに磨耗を防止する。
【0020】また、調整部材5a、5cはこれらの進退
により第2のレバーアーム3の作用部3b先端の初期位
置調整を行う。
により第2のレバーアーム3の作用部3b先端の初期位
置調整を行う。
【0021】図3は図1と同様の図であるが、各レバー
アームの各部の寸法および第2のレバーアーム3の作用
部3bの後述の変位量を示す。第2のレバーアーム3の
作用部3bは初期位置(第1,2のアクチュエータ1、
4に電圧が印加されていないときの位置)P1から2つ
の切り換え位置P2,P3に切り換える。第1のレバー
アーム2の力点部2aと支持部2cとの距離、第1のレ
バーアーム2の基端部と力点部2aとの距離をそれぞれ
d2,d1とし、支持部2cと摺動部3a先端との距離
をd3、第2のレバーアーム3の作用部3b先端と支持
部2cとの距離をd4とする。第1,2のアクチュエー
タ1、4に電圧が印加されていないときの摺動部3aと
第2のアクチュエータ4の保護部4aのなす角度をθと
する。
アームの各部の寸法および第2のレバーアーム3の作用
部3bの後述の変位量を示す。第2のレバーアーム3の
作用部3bは初期位置(第1,2のアクチュエータ1、
4に電圧が印加されていないときの位置)P1から2つ
の切り換え位置P2,P3に切り換える。第1のレバー
アーム2の力点部2aと支持部2cとの距離、第1のレ
バーアーム2の基端部と力点部2aとの距離をそれぞれ
d2,d1とし、支持部2cと摺動部3a先端との距離
をd3、第2のレバーアーム3の作用部3b先端と支持
部2cとの距離をd4とする。第1,2のアクチュエー
タ1、4に電圧が印加されていないときの摺動部3aと
第2のアクチュエータ4の保護部4aのなす角度をθと
する。
【0022】次に図1および図3により動作を説明す
る。まず第1,2のアクチュエータ1、4に電圧が印加
されていない初期(通常)状態では、第2のレバーアー
ム3の作用部3b先端は調整部材5aまたは5cにより
P1の位置に調整されている。
る。まず第1,2のアクチュエータ1、4に電圧が印加
されていない初期(通常)状態では、第2のレバーアー
ム3の作用部3b先端は調整部材5aまたは5cにより
P1の位置に調整されている。
【0023】つぎに、第1のアクチュエータ1に所定の
電圧が印加されると、第1のアクチュエータ1の寸法は
わずかに伸びる(変化量をΔt1とする)ので力点部2
aが右方向に押され、第1のレバーアーム2の支持部2
cは第1のレバーアーム2の各部の長さd1とd2に応
じて拡大されて右方へ移動する。その結果、第2のレバ
ーアーム3の摺動部3aの先端は保護部材4aに沿って
下方に移動し、第2のレバーアーム3は右回転し作用部
3bの先端は左方へ移動してΔx1だけ変位し、P2の
位置まで移動する。
電圧が印加されると、第1のアクチュエータ1の寸法は
わずかに伸びる(変化量をΔt1とする)ので力点部2
aが右方向に押され、第1のレバーアーム2の支持部2
cは第1のレバーアーム2の各部の長さd1とd2に応
じて拡大されて右方へ移動する。その結果、第2のレバ
ーアーム3の摺動部3aの先端は保護部材4aに沿って
下方に移動し、第2のレバーアーム3は右回転し作用部
3bの先端は左方へ移動してΔx1だけ変位し、P2の
位置まで移動する。
【0024】さらに、この状態で第2のアクチュエータ
4に所定の電圧を印加すると、第2のアクチュエータ4
の寸法は僅かに伸びる(変化量をΔt2とする)ので、
摺動部3aの先端は保護部材4aに沿って更に下方に移
動し、第2のレバーアーム3はさらに右回転し作用部3
bの先端はΔx2だけ左方へ移動してP3の位置まで移
動する。
4に所定の電圧を印加すると、第2のアクチュエータ4
の寸法は僅かに伸びる(変化量をΔt2とする)ので、
摺動部3aの先端は保護部材4aに沿って更に下方に移
動し、第2のレバーアーム3はさらに右回転し作用部3
bの先端はΔx2だけ左方へ移動してP3の位置まで移
動する。
【0025】そののち第1のアクチュエータ1の電圧印
加を中止すると、作用部3bの先端は位置P1とP3と
の間のある位置まで戻る。
加を中止すると、作用部3bの先端は位置P1とP3と
の間のある位置まで戻る。
【0026】また、作用部3bの先端がP3の位置にあ
るとき第2のアクチュエータ4の電圧印加を中止する
と、作用部3bの先端はΔx2だけ右方へ移動してP2
の位置まで戻る。
るとき第2のアクチュエータ4の電圧印加を中止する
と、作用部3bの先端はΔx2だけ右方へ移動してP2
の位置まで戻る。
【0027】すなわち、上記実施例では第1,2のアク
チュエータ1,4への電圧印加をするかしないかのみ
で、すなわちデジタル(非アナログ)的制御により作動
部の先端を複数個の所定の位置に移動することが可能で
ある。
チュエータ1,4への電圧印加をするかしないかのみ
で、すなわちデジタル(非アナログ)的制御により作動
部の先端を複数個の所定の位置に移動することが可能で
ある。
【0028】作用部3bの変位量のおよその量は以下の
式1,2のようになる。 Δx1≒d4*tan(θ-θ’) (式1) Δx2≒d4*tan[θ’-arcsin(sinθ’-Δt2/d3)] (式2) 但しθ’=arcsin[sinθ-(d1+d2)*Δt1/(d1*d3)] 例えば、従来例と同じようにd1=2mm、d2=8m
m、d3=2.5mm、d4=20mm、θ=60°、
△t1=△t2=10ミクロンとすると、θ'=57.
8°,△X1≒0.77mmであり、第1のアクチュエ
ータのみでも拡大倍率は77倍となる。また△X2≒
0.15mmであり合計変位量は0.92mmとなる。
式1,2のようになる。 Δx1≒d4*tan(θ-θ’) (式1) Δx2≒d4*tan[θ’-arcsin(sinθ’-Δt2/d3)] (式2) 但しθ’=arcsin[sinθ-(d1+d2)*Δt1/(d1*d3)] 例えば、従来例と同じようにd1=2mm、d2=8m
m、d3=2.5mm、d4=20mm、θ=60°、
△t1=△t2=10ミクロンとすると、θ'=57.
8°,△X1≒0.77mmであり、第1のアクチュエ
ータのみでも拡大倍率は77倍となる。また△X2≒
0.15mmであり合計変位量は0.92mmとなる。
【0029】ここで、θは90°に近くなる程変位量は
大きく取れるが、あまり大きくすると摺動しづらくなる
ので、摺動可能な範囲でできるだけ大きい角度となるよ
うにするのが好ましい。
大きく取れるが、あまり大きくすると摺動しづらくなる
ので、摺動可能な範囲でできるだけ大きい角度となるよ
うにするのが好ましい。
【0030】次に本発明の第2実施例(請求項3に相
当)について図2を参照しながら説明する。図2におい
て図1,3と同じ符号のものは同じものを表す。第1実
施例と相違する点は、第2の圧電素子の変位を拡大する
第3のレバーアームを設け、第2のレバーアームの摺動
部は、第3のレバーアームの所定の面に摺動するように
してある点である。
当)について図2を参照しながら説明する。図2におい
て図1,3と同じ符号のものは同じものを表す。第1実
施例と相違する点は、第2の圧電素子の変位を拡大する
第3のレバーアームを設け、第2のレバーアームの摺動
部は、第3のレバーアームの所定の面に摺動するように
してある点である。
【0031】以下、第1実施例との相違点を中心に説明
すると、ケース25の開口部25bから第2のレバーア
ーム3の作用部3bがケース25外に突出している。第
2のアクチュエータ24は調整部材25cを介してケー
ス25の右壁面に第1のアクチュエータ1と対向するよ
うに取り付けてある。調整部材25cは調整部材5cと
同様左右に微動させて第2のアクチュエータの位置調整
すなわち第2のレバーアーム3の作動部先端の初期位置
調整を行うものである。第3のレバーアーム6は、支点
部(ヒンジ)6bによりケース25に固定され、力点部
6aを介して第2のアクチュエータ24の保護部材24
aに押圧してある。
すると、ケース25の開口部25bから第2のレバーア
ーム3の作用部3bがケース25外に突出している。第
2のアクチュエータ24は調整部材25cを介してケー
ス25の右壁面に第1のアクチュエータ1と対向するよ
うに取り付けてある。調整部材25cは調整部材5cと
同様左右に微動させて第2のアクチュエータの位置調整
すなわち第2のレバーアーム3の作動部先端の初期位置
調整を行うものである。第3のレバーアーム6は、支点
部(ヒンジ)6bによりケース25に固定され、力点部
6aを介して第2のアクチュエータ24の保護部材24
aに押圧してある。
【0032】保護部材24aは第2のアクチュエータ2
4の先端の保護およびこれの摩擦を減らすものである。
第2のレバーアーム3の摺動部3aは第3のレバーアー
ム6の保護部材6cにバネ等の弾性部材により摺動可能
に押圧されている。保護部材6cは第3のレバーアーム
6の面の保護および摺動部3aの摺動をし易くするとと
もに磨耗を防止する。
4の先端の保護およびこれの摩擦を減らすものである。
第2のレバーアーム3の摺動部3aは第3のレバーアー
ム6の保護部材6cにバネ等の弾性部材により摺動可能
に押圧されている。保護部材6cは第3のレバーアーム
6の面の保護および摺動部3aの摺動をし易くするとと
もに磨耗を防止する。
【0033】次に動作を説明する。第1,2のアクチュ
エータ1,24に電圧が印加されていない初期状態で
は、第2のレバーアーム3の作用部3b先端は、調整部
材5aまたは25cによりP1の位置に調整されてい
る。
エータ1,24に電圧が印加されていない初期状態で
は、第2のレバーアーム3の作用部3b先端は、調整部
材5aまたは25cによりP1の位置に調整されてい
る。
【0034】つぎに第1のアクチュエータ1に所定の電
圧が印加されると、第1のアクチュエータ1の寸法はΔ
t1だけ伸びるので、力点部2aが右方向に押され、第
1のレバーアーム2の支持部2cは第1のレバーアーム
の各部の長さd1とd2に応じて拡大されて右方へ移動
する。
圧が印加されると、第1のアクチュエータ1の寸法はΔ
t1だけ伸びるので、力点部2aが右方向に押され、第
1のレバーアーム2の支持部2cは第1のレバーアーム
の各部の長さd1とd2に応じて拡大されて右方へ移動
する。
【0035】その結果、第2のレバーアーム3の摺動部
3aの先端は第3のレバーアーム6の保護部材6cに沿
って下方に移動し、第2のレバーアーム3は右回転し作
用部3bの先端は左方へ移動してP2の位置までΔx1
だけ移動する。
3aの先端は第3のレバーアーム6の保護部材6cに沿
って下方に移動し、第2のレバーアーム3は右回転し作
用部3bの先端は左方へ移動してP2の位置までΔx1
だけ移動する。
【0036】この状態で第2のアクチュエータ24に所
定の電圧を印加すると、第2のアクチュエータ24の寸
法はΔt2だけ伸びるので、第3のレバーアーム6の力
点部6aが左方向に押され、第3のレバーアーム6の先
端部はその変位量が拡大されて左方へ移動する。
定の電圧を印加すると、第2のアクチュエータ24の寸
法はΔt2だけ伸びるので、第3のレバーアーム6の力
点部6aが左方向に押され、第3のレバーアーム6の先
端部はその変位量が拡大されて左方へ移動する。
【0037】したがって摺動部3aの先端は保護部材6
cに沿って更に下方に移動し、第2のレバーアーム3は
更に右回転し作用部3bの先端はΔx3だけ左方へ移動
してP4の位置まで移動する。
cに沿って更に下方に移動し、第2のレバーアーム3は
更に右回転し作用部3bの先端はΔx3だけ左方へ移動
してP4の位置まで移動する。
【0038】次に第1のアクチュエータ1の電圧印加を
中止すると、作用部3bの先端は位置P1とP4との間
のある位置まで戻る。
中止すると、作用部3bの先端は位置P1とP4との間
のある位置まで戻る。
【0039】また、作用部3bの先端がP4の位置にあ
るとき第2のアクチュエータ24の電圧印加を中止する
と、作用部3bの先端はΔx3だけ右方へ移動してP2
の位置まで戻る。
るとき第2のアクチュエータ24の電圧印加を中止する
と、作用部3bの先端はΔx3だけ右方へ移動してP2
の位置まで戻る。
【0040】第2の実施例においては、第3のレバーア
ーム6を設けたので、摺動部3aの先端を下方向に変位
させる量が第1の実施例より拡大されており、作用部3
b先端の移動量も大きくなる。
ーム6を設けたので、摺動部3aの先端を下方向に変位
させる量が第1の実施例より拡大されており、作用部3
b先端の移動量も大きくなる。
【0041】作用部3bの変位量Δx3のおよその量は
式3のようになる。 Δx3≒d4*tan[θ’-arcsin(sinθ’-Δt2*N/d3)] (式3) 但し、Nは第3のレバーアーム6による第2のアクチュ
エータ24の変位量の摺動部3aと第3のレバーアーム
との接点部分での拡大倍率である。
式3のようになる。 Δx3≒d4*tan[θ’-arcsin(sinθ’-Δt2*N/d3)] (式3) 但し、Nは第3のレバーアーム6による第2のアクチュ
エータ24の変位量の摺動部3aと第3のレバーアーム
との接点部分での拡大倍率である。
【0042】今、他の条件を第1実施例と同じにし、N
=4とすれば、Δx3≒0.59mmとなり、合計の変
位量は0.77+0.59=1.36mmとなる。
=4とすれば、Δx3≒0.59mmとなり、合計の変
位量は0.77+0.59=1.36mmとなる。
【0043】Nを第1のレバーアームの拡大倍率と同じ
5にすれば、Δx3≒0.73mmとなり、これはΔx
1とほぼ等しい。
5にすれば、Δx3≒0.73mmとなり、これはΔx
1とほぼ等しい。
【0044】つぎに第3実施例(請求項4に相当)につ
いて図4を参照して説明する。第2実施例と相違する点
は、第1,3のレバーアームが共通の圧電素子の変位を
拡大するようにしてある点である。図4において図1と
同じ符号のものは同じものを表す。
いて図4を参照して説明する。第2実施例と相違する点
は、第1,3のレバーアームが共通の圧電素子の変位を
拡大するようにしてある点である。図4において図1と
同じ符号のものは同じものを表す。
【0045】以下、第2実施例との相違点を中心に説明
すると、ケース45の開口部45bからは第2のレバー
アーム3の作用部3bが突出している。第3のレバーア
ーム46は支点部(ヒンジ)46bによりケース45の
右壁面に固定され、力点部46abから延伸されたバー
46aを介してアクチュエータ1の保護部材1aに押圧
されている。第2のレバーアーム3の摺動部3aが第3
のレバーアーム46の保護部材46cにバネ等の弾性部
材により押圧されているため、てこの原理によりバー4
6aの先端部46aaが保護部材1aに押圧される。保
護部材46cは第3のレバーアーム46面の保護および
摺動部3aの摺動をし易くするとともに磨耗を防止す
る。本実施例では、アクチュエータ1により第1,3の
レバーアームを揺動するので第2のアクチュエータは省
略されている。
すると、ケース45の開口部45bからは第2のレバー
アーム3の作用部3bが突出している。第3のレバーア
ーム46は支点部(ヒンジ)46bによりケース45の
右壁面に固定され、力点部46abから延伸されたバー
46aを介してアクチュエータ1の保護部材1aに押圧
されている。第2のレバーアーム3の摺動部3aが第3
のレバーアーム46の保護部材46cにバネ等の弾性部
材により押圧されているため、てこの原理によりバー4
6aの先端部46aaが保護部材1aに押圧される。保
護部材46cは第3のレバーアーム46面の保護および
摺動部3aの摺動をし易くするとともに磨耗を防止す
る。本実施例では、アクチュエータ1により第1,3の
レバーアームを揺動するので第2のアクチュエータは省
略されている。
【0046】次に動作を説明すると、アクチュエータ1
に電圧が印加されていない初期状態では、第2のレバー
アーム3の先端は調整部材5aによりP1の位置に調整
されている。アクチュエータ1に所定の電圧が印加され
ると、アクチュエータの寸法はΔt1だけ伸びるので、
力点部2aが右方向に押され、支持部2cは第1のレバ
ーアームの各部の長さd1とd2に応じて拡大されて右
方へ移動する。それと同時にバー46aの先端部46a
aも右方向に押されるので、バー46aを介して力点部
46abも右方向に押され、支点部46bを支点として
第3のレバーアーム46の先端は左方へ移動する。
に電圧が印加されていない初期状態では、第2のレバー
アーム3の先端は調整部材5aによりP1の位置に調整
されている。アクチュエータ1に所定の電圧が印加され
ると、アクチュエータの寸法はΔt1だけ伸びるので、
力点部2aが右方向に押され、支持部2cは第1のレバ
ーアームの各部の長さd1とd2に応じて拡大されて右
方へ移動する。それと同時にバー46aの先端部46a
aも右方向に押されるので、バー46aを介して力点部
46abも右方向に押され、支点部46bを支点として
第3のレバーアーム46の先端は左方へ移動する。
【0047】その結果、第2のレバーアーム3の摺動部
3aの先端は第3のレバーアーム46の保護部材46c
に沿って下方に移動し、第2のレバーアーム3は右回転
し作用部3bの先端は左方へ移動してP5の位置までΔ
x4だけ移動する。
3aの先端は第3のレバーアーム46の保護部材46c
に沿って下方に移動し、第2のレバーアーム3は右回転
し作用部3bの先端は左方へ移動してP5の位置までΔ
x4だけ移動する。
【0048】このΔx4は第1のレバーアームの変位量
と第3のレバーアームの変位量を加算した変位量にした
がって第2のレバーアーム3を変位させるので、1ヶの
アクチュエータを用いても変位量が大きく取れるという
効果がある。第1,2実施例では、第1のアクチュエー
タの駆動により第1切り換え位置へ移動し、その後更に
第2のアクチュエータの駆動により第2切り換え位置へ
移動というようにデジタル(非アナログ)的制御により
作動部の先端を複数個の所定の位置に移動することが可
能であったが、本実施例では1つのアクチュエータ1に
より作動部を駆動するので、上述のようにデジタル的制
御により作動部の先端を複数個の所定の位置に移動する
のは不可能である。
と第3のレバーアームの変位量を加算した変位量にした
がって第2のレバーアーム3を変位させるので、1ヶの
アクチュエータを用いても変位量が大きく取れるという
効果がある。第1,2実施例では、第1のアクチュエー
タの駆動により第1切り換え位置へ移動し、その後更に
第2のアクチュエータの駆動により第2切り換え位置へ
移動というようにデジタル(非アナログ)的制御により
作動部の先端を複数個の所定の位置に移動することが可
能であったが、本実施例では1つのアクチュエータ1に
より作動部を駆動するので、上述のようにデジタル的制
御により作動部の先端を複数個の所定の位置に移動する
のは不可能である。
【0049】次に第4の実施例を図5を参照しながら説
明する。本実施例では図5に示すようにアクチュエータ
51の長手方向と第1のレバーアーム52の長手方向と
を一致させた構成にして薄型の変位拡大機構を構成して
いる。ケースの左壁面にはアクチュエータ51が突設し
てあり、ケースの下壁面にはヒンジ52bが立設してあ
り、その上に第1のレバーアーム52が横方向に延伸し
てその右端に支持部52cが設けてあり、第2のレバー
アーム53が揺動可能に取り付けてあり、ケースの開口
部から第2のレバーアーム53の作用部53bがケース
外に突出している。第2のレバーアーム53の摺動部5
3aは、第2のレバーアーム53に取り付けてある引っ
張りバネ等の弾性部材によりケースの下壁面に設けてあ
る壁部材54に押圧してある。また第2のレバーアーム
53の摺動部53aと支持部52cとを結ぶ直線と作用
部53bと支持部52cとを結ぶ直線とのなす角度は、
摺動部53aが壁部材54に対し摺動可能な範囲で鋭角
にしてある。したがって摺動部53aは支持部52cか
ら左下方向に延出した形状をなす。
明する。本実施例では図5に示すようにアクチュエータ
51の長手方向と第1のレバーアーム52の長手方向と
を一致させた構成にして薄型の変位拡大機構を構成して
いる。ケースの左壁面にはアクチュエータ51が突設し
てあり、ケースの下壁面にはヒンジ52bが立設してあ
り、その上に第1のレバーアーム52が横方向に延伸し
てその右端に支持部52cが設けてあり、第2のレバー
アーム53が揺動可能に取り付けてあり、ケースの開口
部から第2のレバーアーム53の作用部53bがケース
外に突出している。第2のレバーアーム53の摺動部5
3aは、第2のレバーアーム53に取り付けてある引っ
張りバネ等の弾性部材によりケースの下壁面に設けてあ
る壁部材54に押圧してある。また第2のレバーアーム
53の摺動部53aと支持部52cとを結ぶ直線と作用
部53bと支持部52cとを結ぶ直線とのなす角度は、
摺動部53aが壁部材54に対し摺動可能な範囲で鋭角
にしてある。したがって摺動部53aは支持部52cか
ら左下方向に延出した形状をなす。
【0050】動作について説明すると、電圧印加により
アクチュエータ51が矢印(右)方向に伸びると、第1
のレバーアーム52は右方へ移動し、支持部52cはヒ
ンジ52bを中心に右回転して右下方に移動し、第2の
レバーアーム53の摺動部53aが左方へ移動し、第2
のレバーアーム53が右回転して作用部53bが上方へ
移動する。
アクチュエータ51が矢印(右)方向に伸びると、第1
のレバーアーム52は右方へ移動し、支持部52cはヒ
ンジ52bを中心に右回転して右下方に移動し、第2の
レバーアーム53の摺動部53aが左方へ移動し、第2
のレバーアーム53が右回転して作用部53bが上方へ
移動する。
【0051】次に第5の実施例を図6を参照しながら説
明する。第2のレバーアーム63の摺動部63aが、第
2のレバーアーム63に取り付けてある引っ張りバネ等
の弾性部材によりケースの下壁面に設けてある壁部材6
4に押圧してある。また第2のレバーアーム63の摺動
部63aと支持部62cとを結ぶ直線と作用部63bと
支持部62cとを結ぶ直線とのなす角度は、摺動部63
aが壁部材64に対し摺動可能な範囲で鈍角にしてあ
る。したがって摺動部63aは支持部62cから右下方
向に延出した形状をなす。その他の構成は第4の実施例
と同様である。
明する。第2のレバーアーム63の摺動部63aが、第
2のレバーアーム63に取り付けてある引っ張りバネ等
の弾性部材によりケースの下壁面に設けてある壁部材6
4に押圧してある。また第2のレバーアーム63の摺動
部63aと支持部62cとを結ぶ直線と作用部63bと
支持部62cとを結ぶ直線とのなす角度は、摺動部63
aが壁部材64に対し摺動可能な範囲で鈍角にしてあ
る。したがって摺動部63aは支持部62cから右下方
向に延出した形状をなす。その他の構成は第4の実施例
と同様である。
【0052】動作について説明すると、電圧印加により
アクチュエータ61が矢印(右)方向に伸びると、第1
のレバーアーム62は右方へ移動し支持部62cはヒン
ジ62bを中心に右回転して右下方に移動し、第2のレ
バーアーム63の摺動部63aが右方へ移動し、第2の
レバーアーム63が左回転して作用部63bが下方へ移
動する。
アクチュエータ61が矢印(右)方向に伸びると、第1
のレバーアーム62は右方へ移動し支持部62cはヒン
ジ62bを中心に右回転して右下方に移動し、第2のレ
バーアーム63の摺動部63aが右方へ移動し、第2の
レバーアーム63が左回転して作用部63bが下方へ移
動する。
【0053】すなわち、第2のレバーアームの摺動部と
支持部とを結ぶ直線と作用部と支持部とを結ぶ直線との
なす角度を変えることにより、作用部の移動方向を逆に
することが可能である。
支持部とを結ぶ直線と作用部と支持部とを結ぶ直線との
なす角度を変えることにより、作用部の移動方向を逆に
することが可能である。
【0054】本発明は上記の実施例に限らず種々の変更
が可能である。例えば、第1実施例において、支持部2
cは第1,2のレバーアーム2,3に設けた軸とこれと
嵌合する軸受を使用したものであるが、ヒンジ2bと同
様に第2のレバーアーム3が第1のレバーアーム2の自
由端部の先端部上に細軸部を介して立設していてもよ
い。また、第1実施例では第2のアクチュエータ4によ
る作用部3bの変位△X2は小さいので、第2のアクチ
ュエータ4を省略して壁部材に第2のレバーアーム3の
摺動部3aが摺動するようにしてもよい(請求項1に相
当)。
が可能である。例えば、第1実施例において、支持部2
cは第1,2のレバーアーム2,3に設けた軸とこれと
嵌合する軸受を使用したものであるが、ヒンジ2bと同
様に第2のレバーアーム3が第1のレバーアーム2の自
由端部の先端部上に細軸部を介して立設していてもよ
い。また、第1実施例では第2のアクチュエータ4によ
る作用部3bの変位△X2は小さいので、第2のアクチ
ュエータ4を省略して壁部材に第2のレバーアーム3の
摺動部3aが摺動するようにしてもよい(請求項1に相
当)。
【0055】また、第4,5の実施例において、第2,
3実施例のような第3のレバーアームまたは第2のアク
チュエータを追加することもできる。
3実施例のような第3のレバーアームまたは第2のアク
チュエータを追加することもできる。
【0056】また、第2のレバーアームは第1のレバー
アーム上に複数設けてもよい。そのとき、例えば複数の
レバーアームのうちのいくつかのレバーアームにおい
て、第4の実施例のように第2のレバーアームの摺動部
と支持部とを結ぶ直線と作用部と支持部とを結ぶ直線と
のなす角度を鋭角に、残りのレバーアームにおいて第5
の実施例のように上記なす角度を鈍角にして同時に逆方
向の作用部の変位を得るようにしてもよい。
アーム上に複数設けてもよい。そのとき、例えば複数の
レバーアームのうちのいくつかのレバーアームにおい
て、第4の実施例のように第2のレバーアームの摺動部
と支持部とを結ぶ直線と作用部と支持部とを結ぶ直線と
のなす角度を鋭角に、残りのレバーアームにおいて第5
の実施例のように上記なす角度を鈍角にして同時に逆方
向の作用部の変位を得るようにしてもよい。
【0057】なお、上記実施例においては、レバーアー
ムの作用部を複数の切り換え位置に移動させるような場
合について説明したが、従来のように各々のアクチュエ
ータに印加する電圧をアナログ的に変化させてレバーア
ームの作用部の所望の変位を得るようにすることももち
ろん可能である。
ムの作用部を複数の切り換え位置に移動させるような場
合について説明したが、従来のように各々のアクチュエ
ータに印加する電圧をアナログ的に変化させてレバーア
ームの作用部の所望の変位を得るようにすることももち
ろん可能である。
【0058】更に上記の種々の変更例を組み合わせた構
成も考えられる。
成も考えられる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、圧電素子によって駆動
されその変位を拡大する第1のレバーアーム上に第2の
レバーアームを回動可能に設け、その摺動部を所定の壁
面に対して摺動させることによって、摺動部と作用部と
が支持部から互いに所定の角度をなして延伸する第2の
レバーアームを回動させ作用部の先端を摺動部の変位量
を拡大した変位量だけ変位させるようにしたので、簡単
な構成で変位倍率が大きくとれ、また、2つの圧電素子
を使用すれば電圧制御などのアナログ的な制御を行わず
にレバーの先端を複数の切り換え位置に移動させるよう
なデジタル的な動作が簡単な回路構成により可能であ
る。
されその変位を拡大する第1のレバーアーム上に第2の
レバーアームを回動可能に設け、その摺動部を所定の壁
面に対して摺動させることによって、摺動部と作用部と
が支持部から互いに所定の角度をなして延伸する第2の
レバーアームを回動させ作用部の先端を摺動部の変位量
を拡大した変位量だけ変位させるようにしたので、簡単
な構成で変位倍率が大きくとれ、また、2つの圧電素子
を使用すれば電圧制御などのアナログ的な制御を行わず
にレバーの先端を複数の切り換え位置に移動させるよう
なデジタル的な動作が簡単な回路構成により可能であ
る。
【図1】第1実施例の構成を示す断面図
【図2】第2実施例の構成を示す断面図
【図3】第1実施例の作用部の変位の拡大倍率を説明す
るための断面図
るための断面図
【図4】第3実施例の構成を示す断面図
【図5】第4実施例の構成を示す断面図
【図6】第5実施例の構成を示す断面図
【図7】従来例を示す正面図
1,51,61 圧電素子または第1の圧電素子 2,52,62 第1のレバーアーム 2c,52c,62c 支持部 3,53,63 第2のレバーアーム 3a,53a,63a 摺動部 3b,53b,63b 作用部 4,24 第2の圧電素子 6,46 第3のレバーアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 邦▲隆▼ 千葉県四街道市鹿渡934−13番地 株式 会社精工舎 千葉事業所内 (56)参考文献 特開 昭63−262065(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 2/00 F16H 21/44 H01L 41/09
Claims (7)
- 【請求項1】 圧電素子と、上記圧電素子の変位を拡大
する第1のレバーアームと、上記第1のレバーアーム上
に設けてある支持部を中心に回動可能な第2のレバーア
ームとを有し、 上記第2のレバーアームは、所定の場所に設けてある壁
面に摺動可能に押圧してある摺動部と、上記摺動部の変
位を拡大する作用部とを備え、 上記摺動部と上記作用部とは、上記支持部から互いに所
定の角度をなして延伸する ことを特徴とする変位拡大装
置。 - 【請求項2】 第1および第2の圧電素子と、上記第1
の圧電素子の変位を拡大する第1のレバーアームと、上
記第1のレバーアーム上に設けてある支持部を中心に回
動可能な第2のレバーアームとを有し、 上記第2のレバーアームは、上記第2の圧電素子の所定
の面に摺動可能に押圧してある摺動部と、上記摺動部の
変位を拡大する作用部とを備え、 上記摺動部と上記作用部とは、上記支持部から互いに所
定の角度をなして延伸する ことを特徴とする変位拡大装
置。 - 【請求項3】 第1および第2の圧電素子と、上記第1
の圧電素子の変位を拡大する第1のレバーアームと、上
記第1のレバーアーム上に設けてある支持部を中心に回
動可能な第2のレバーアームと、上記第2の圧電素子の
変位を拡大する第3のレバーアームとを有し、 上記第2のレバーアームは、上記第3のレバーアームの
所定の面に摺動可能に押圧してある摺動部と、上記摺動
部の変位を拡大する作用部とを備え、 上記摺動部と上記作用部とは、上記支持部から互いに所
定の角度をなして延伸する ことを特徴とする変位拡大装
置。 - 【請求項4】 圧電素子と、上記圧電素子の変位を拡大
する第1および第3のレバーアームと、上記第1のレバ
ーアーム上に設けてある支持部を中心に回動可能な第2
のレバーアームとを有し、 上記第2のレバーアームは、上記第3のレバーアームの
所定の面に摺動可能に押圧された摺動部と、上記摺動部
の変位を拡大する作用部とを備え、 上記摺動部と上記作用部とは、上記支持部から互いに所
定の角度をなして延伸する ことを特徴とする変位拡大装
置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
上記支持部と上記作用部とを結ぶ直線が上記支持部と上
記摺動部とを結ぶ直線と鋭角または鈍角をなしているこ
とを特徴とする変位拡大装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
上記第1のレバーアーム上に設けられた支持部に第2の
レバーアームが複数個取り付けてあることを特徴とする
変位拡大装置。 - 【請求項7】 請求項6において、上記複数個の第2の
レバーアームのうちのいくつかにおいて上記支持部と上
記作用部とを結ぶ直線が上記支持部と上記摺動部とを結
ぶ直線と鈍角をなし、上記複数個の第2のレバーアーム
のうちの残りは上記支持部と上記作用部とを結ぶ直線が
上記支持部と上記摺動部とを結ぶ直線と鋭角をなしてい
ることを特徴とする変位拡大装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01577296A JP3340904B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 変位拡大装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01577296A JP3340904B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 変位拡大装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09215347A JPH09215347A (ja) | 1997-08-15 |
| JP3340904B2 true JP3340904B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=11898108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01577296A Expired - Fee Related JP3340904B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 変位拡大装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3340904B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017184369A (ja) | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 株式会社東芝 | 変位変換機構及びチューナブルフィルタ装置 |
| CN110323966A (zh) * | 2019-08-12 | 2019-10-11 | 潍坊聚德电子有限公司 | 一种压电位移放大机构 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP01577296A patent/JP3340904B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09215347A (ja) | 1997-08-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7308747B2 (en) | Method of positioning a platform relative to a fixed frame and a small scale positioning device | |
| KR970706940A (ko) | 전기기계 위치결정기(electromechanical positioning unit) | |
| US20020194926A1 (en) | Apparatus having motion with pre-determined degrees of freedom | |
| US7652828B2 (en) | Zoom lens assembly controlled by shape memory material | |
| JP3340904B2 (ja) | 変位拡大装置 | |
| CN1066566C (zh) | 具有触头调整装置的电路自动断路器 | |
| US6840886B2 (en) | Method and apparatus for a low cost, high speed, and compact nanometer precision motion stage using friction drive and flexure hinge | |
| JP3434709B2 (ja) | テーブル機構 | |
| KR20020038566A (ko) | 압전식 엘리먼트를 포함하는 전기기계식 구동 엘리먼트 | |
| JP4229855B2 (ja) | 屈曲アクチュエータおよびカメラモジュール | |
| JP2003098059A (ja) | 微動機構 | |
| JP4059479B2 (ja) | 微小変位装置 | |
| JP3884288B2 (ja) | 微小変位装置 | |
| JPH09300162A (ja) | 精密駆動機構 | |
| JP2824820B2 (ja) | 光学部材等の調整装置 | |
| TWI748704B (zh) | 轉軸結構與電子裝置 | |
| CN116015097B (zh) | 压电驱动组件、旋转电机和电子设备 | |
| Suyama et al. | Autofocusing system of optical microscope utilizing electrostrictive actuators | |
| US5438419A (en) | Precision wafer driving device by utilizing solid type actuator | |
| JPH11126111A (ja) | 移動装置 | |
| JPH08318482A (ja) | 関節機構およびこれを用いたマイクロマニピュレータ | |
| JPS6348713A (ja) | 死点通過型切替装置 | |
| JPS637175A (ja) | 微少変位テ−ブル装置 | |
| JPH08123036A (ja) | スリット開閉機構 | |
| JP2007154965A (ja) | 変位拡大機構 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |