JP3339977B2 - 地上走行式折り戸 - Google Patents

地上走行式折り戸

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JP3339977B2
JP3339977B2 JP33630294A JP33630294A JP3339977B2 JP 3339977 B2 JP3339977 B2 JP 3339977B2 JP 33630294 A JP33630294 A JP 33630294A JP 33630294 A JP33630294 A JP 33630294A JP 3339977 B2 JP3339977 B2 JP 3339977B2
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喜士一 古川
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日本工機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉本体を構成する複数
個の扉体をヒンジ手段により縦軸心廻りにジグザグ状に
折り畳み自在に枢着した地上走行式折り戸に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】出入り口等に設置する地上走行式折り戸
には、従来、実公昭58−8853号公報に記載される
ように、複数個の扉体をヒンジ手段により縦軸心廻りに
ジグザグ状に折り畳み自在に枢着して扉本体を構成し、
戸当たり側端の扉体の戸当たり側の下部、及び戸当たり
側から偶数番目のヒンジ手段の下部に、地面側に敷設さ
れたガイドレールに沿って走行する走行手段を夫々備
え、扉本体の折り畳み時に、戸当たり側から偶数番目の
ヒンジ手段を支点として各扉体がガイドレールから扉本
体の内外方向の一側方に突出すべく、各扉体をジグザグ
状に折り畳むようにしたものがある。
【0003】この従来の折り戸は、各ヒンジ手段の下端
に車輪ケースを固定し、この車輪ケース内に、外周に周
溝が形成された車輪を軸支すると共に、車輪ケースに案
内体を設け、車輪の周溝と案内体とをガイドレールに係
合させて、扉本体の折り畳み時に、ガイドレールに沿っ
て車輪を走行させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の折り戸は、扉
本体の最大伸長状態では、各扉体がガイドレールに沿っ
て略一直線状に伸び、扉本体の伸縮時には、各車輪がガ
イドレールに沿って移動し、その移動に伴って全ての扉
体が各ヒンジ手段の縦軸心廻りに回動して、各扉体がジ
グザグ状になりながら伸縮する。
【0005】この伸縮時に、各扉体は、戸当たり側から
奇数番目のヒンジ手段が扉本体の内外方向の一側方に離
間して、各扉体がガイドレールから扉本体の内外方向の
一側方に突出するように、戸当たり側から偶数番目のヒ
ンジ手段を支点として回動する。そして、扉本体を完全
に折り畳んだ時には、戸当たり側から偶数番目のヒンジ
手段を支点として、各扉体の奇数番目のヒンジ手段側が
扉体の幅分だけガイドレールから一側方に突出した状態
になり、扉本体全体の重心位置がガイドレールから一側
方に大きく離間し、車輪とガイドレールとの係合部分に
モーメントが掛かることになる。
【0006】しかし、従来の折り戸では、各ヒンジ手段
の下端の車輪ケース内に、周溝が係合する車輪を一個設
け、この各車輪により扉本体の全体を支持する構造を採
っているので、扉本体のモーメントに抗するには、各扉
体を含む扉本体全体の構造が非常に簡単で、重量的にも
比較的軽い小型のものにしか採用することができないと
いう欠点がある。
【0007】即ち、扉本体を完全に折り畳んだ時には最
大として、扉本体の伸縮時にも、各扉体がガイドレール
の一側方に突出し、その重心位置がガイドレールから一
側方に離間するため、扉本体の重量自体が扉本体の転倒
方向のモーメントとなって作用するにも拘わらず、従来
はヒンジ手段の下端の車輪とガイドレールとの係合部分
で、そのモーメントに抗する構造を採っている。従っ
て、各扉体を含む扉本体の全体が大型で重量的にも重た
いものになれば、車輪とガイドレールとの係合部分に強
大なモーメントが掛かるので、従来の構造ではその強大
なモーメントに対して十分に抗し得なくなる欠点があ
る。
【0008】また仮に、扉本体のモーメントに抗し得た
としても、扉本体の安定性が悪く、しかも車輪とガイド
レールとの係合部分にモーメントによる拗れが生じて、
扉本体を開閉する際の操作が非常に困難になる欠点があ
る。本発明は、かかる従来の課題に鑑み、扉本体の大小
に関係なく安定性が向上すると共に、開閉時の操作を円
滑且つ軽快に行える地上走行式折り戸を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、複数個の扉体7 をヒンジ手段8 により縦軸心廻りに
ジグザグ状に折り畳み自在に枢着して扉本体6 を構成
し、戸当たり側から偶数番目のヒンジ手段8 の下部に、
地面4 側に敷設されたガイドレール5 に沿って走行する
走行手段13を夫々備え、扉本体6 の折り畳み時に、走行
手段13を備えたヒンジ手段8 を支点として各扉体7 がガ
イドレール5 から扉本体6 の内外方向の一側方に突出す
べく、各扉体7 をジグザグ状に折り畳むようにした地上
走行式折り戸において、走行手段13はガイドレール5 に
対して扉本体6 の内外方向に配置され且つヒンジ手段8
のヒンジ軸22,24 が上下に貫通して固定された車輪枠50
と、ガイドレール5 に対して扉本体6 の内外方向の両側
で車輪枠50の両端に設けられ且つ地面4 上を転動する車
輪54とを備え、ヒンジ手段8 と扉体7 の突出方向側の車
輪54との間隔W1を、該ヒンジ手段8 と扉体7 の突出方向
と反対側の車輪54との間隔W2よりも大にし、折り畳み時
における扉本体6 の重心位置を扉体7 の突出方向側の車
輪54の設置点よりもガイドレール5 側にし、ヒンジ軸2
2,24 の下端に、扉本体6 が内外方向に傾斜したときに
ガイドレール5 の転倒阻止レール部43,44に下側から係
合して転倒を阻止する転倒阻止部材57を設けたものであ
る。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、車輪枠50に、この車輪枠50からガイ
ドレール5 の長手方向の両側に突出し且つ折り畳み時に
走行手段13間の間隔を確保するためのストッパー55を設
け、ガイドレール5 により案内され且つ車輪枠50をガイ
ドレール5 に対して略直角方向に保持するための振止部
材56を、車輪枠50の両側でストッパー55の下側に設けた
ものである。
【0011】
【0012】
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1乃至図23は本発明の第1実施例を例示し、
図1及び図2において、1 は吊り元側支柱、2 は戸当た
り側支柱で、これらは出入り口3 の左右両側で地面4に
立設されている。5 はガイドレールで、吊り元側支柱1
と戸当たり側支柱2 間で地面4 に敷設されている。
【0014】6 は扉本体、7 は扉本体6 を構成する扉体
で、この扉体7 は4個以上の偶数個、例えば6個あり、
その各扉体7 はヒンジ手段8 により縦軸心廻りに折り畳
み自在に枢着されている。戸当たり側端の扉体7 は、そ
の戸当たり側のヒンジ手段9 を介して戸当たり側端枠10
に枢着され、また吊り元側の扉体7 は、その吊り元側の
ヒンジ手段11を介して吊り元側支柱1 に枢着されてい
る。
【0015】12は被案内部材で、戸当たり側から奇数番
目(以下、第何番目と言う場合は、全て戸当たり側から
を言うものとする。)、即ち、第1番目、第3番目及び
第5番目の各ヒンジ手段8 の下部側の近傍に設けられ、
且つ扉本体6 が伸長状態の時に、各扉体7 が屈折しない
ようにガイドレール5 により案内されている。13はガイ
ドレール5 に沿って走行する走行手段で、戸当たり側端
の扉体7 と戸当たり側端枠10とを枢着するヒンジ手段9
の下部の他、各偶数番目、即ち、第2番目及び第4番目
の各ヒンジ手段8 の下部に夫々設けられている。
【0016】14は第3番目の被案内部材12を蹴り出すた
めの第1蹴出案内手段、15は第1番目及び第2番目の被
案内部材12を蹴り出すための第2蹴出案内手段で、これ
らの各蹴出案内手段14,15 は、扉本体6 の折り畳み時
に、吊り元側支柱1 の近傍で各扉体7 を吊り元側に近い
側から順次折り畳んで行くように各被案内部材12をガイ
ドレール5 の外側に蹴り出すためのものである。
【0017】16は第3番目の被案内部材12を蹴り込むた
めの第1蹴込案内手段、17は第1番目及び第2番目の被
案内部材12を蹴り込むための第2蹴込案内手段で、これ
らの蹴込案内手段16,17 は、扉本体6 の伸長時に、吊り
元側の近傍で各扉体7 を戸当たり側の扉体7 から順次伸
長させるように各被案内部材12をガイドレール5 内に案
内するためのものである。
【0018】18は第1規制手段で、扉本体6 の伸長時
に、第3番目の被案内部材12が第1蹴込案内手段16を経
てガイドレール5 内に入るように、第3番目の被案内部
材12よりも吊り元側の第6番目の扉体7 が戸当たり側へ
移動しないように規制するためのものである。19は第2
規制手段で、扉本体6 の伸長時に、第1番目及び第2番
目の被案内部材12が第2蹴込案内手段17を経てガイドレ
ール5 内に入るように、この各被案内部材12よりも吊り
元側の第2番目、第4番目の扉体7 が戸当たり側へ移動
しないように規制するためのものである。
【0019】各扉体7 を相互に枢着するヒンジ手段8
は、隣り合う一対の扉体7 の上下両端部に固定されたヒ
ンジブラケット21と、各一対の扉体7 間に上下方向に配
置され且つ各ヒンジブラケット21を縦軸心廻りに回動自
在に連結するヒンジ軸22とを備えている。戸当たり側端
の扉体7 と戸当たり側端枠10とを枢着するヒンジ手段9
は、扉体7 及び戸当たり側端枠10の上下両端部に固定さ
れたヒンジブラケット23と、扉体7 と戸当たり側端枠10
間に上下方向に配置され且つ各ヒンジブラケット23を縦
軸心廻りに回動自在に連結するヒンジ軸24とを備えてい
る。
【0020】吊り元側端の扉体7 と吊り元側支柱1 とを
枢着するヒンジ手段11は、上下一対のヒンジブラケット
25を介して扉体7 の吊り元側に固定された縦軸心方向の
ヒンジ軸26と、吊り元側支柱1 の上下両端部に固定され
且つヒンジ軸26をガイドレール5 に沿って所定範囲内で
移動自在に案内する上下一対の案内板27とを備えてい
る。
【0021】各ヒンジ手段8,9,11のヒンジブラケット2
1,23,25は、扉本体6 の両側の各ヒンジ軸22,24,26が扉
本体6 の内外方向の反対側に位置するように屈曲状とな
っている。即ち、扉本体6 を折り畳んだ時に、正面視に
おいて両端と偶数番目とのヒンジ手段8,9,11が山折り状
となり、奇数番目のヒンジ手段8 が谷折り状となって、
各扉体7 を平行状態に折り畳み得るように、両端と偶数
番目とのヒンジ手段8,9,11のヒンジ軸22,24,26が扉体7
の内側に、奇数番目のヒンジ手段8 のヒンジ軸22が扉体
7 の外側に偏位して夫々配置されている。
【0022】各ヒンジ手段8 のヒンジブラケット21は、
両側の扉体7 の上部側に1個、下部側に2個あり、図5
及び図6に示すように、その扉体7 の上下両端の筒状の
横枠部28にスペーサ29と共に挿入されボルト30で固定さ
れている。ヒンジ手段9 の戸当たり側端枠10側のヒンジ
ブラケット23は、図7及び図8に示すように、上下のヒ
ンジブラケット23間にスペーサ31を介在して戸当たり側
端枠10に固定されている。
【0023】吊り元側端の扉体7 のヒンジ軸26は、図9
乃至図11 に示すように、上下のヒンジブラケット25間
に介在された筒部材32と、この筒部材32の上下でヒンジ
ブラケット25に回動不能に固定された軸部材33とを有す
る。上下の各案内板27には、ガイドレール5 と平行な長
孔34が形成され、この各長孔34にヒンジ軸26の各軸部材
33が摺動及び回動自在に挿入されている。従って、第6
番目の扉体7 は、扉本体6 の伸縮時に、長孔34の範囲内
でガイドレール5 と平行に移動自在であると共に、ヒン
ジ軸26廻りに回動自在である。
【0024】ガイドレール5 は、図3に示すように、二
枚のレール板35,36 を結合して構成されており、このガ
イドレール5 には走行用案内溝37と屈折防止用案内溝38
とが平行に設けられている。走行用案内溝37は、二枚の
レール板35,36 の立ち上がり部39,40 の上側を内側に水
平に折り曲げると共に、その各内側を下側に折り曲げた
一対の案内レール部41,42 によって構成され、ガイドレ
ール5 の全長に亘って設けられている。各案内レール部
41,42 はその下側が転倒阻止レール部43,44 となってお
り、この案内レール部41,42 の下側で一対の立ち上がり
部39,40 間に空間が形成されている。
【0025】屈折防止用案内溝38は、図3に示すように
レール板36に折り曲げ形成された凹部45と、図13及び
図15に示すように案内ブロック46に形成された凹部47
とによって構成されている。レール板35,36 は一方のレ
ール板36の凹部45の下面側と他方のレール板35の端部の
上面側とが結合されている。案内ブロック46は、図13
に示すように、扉本体6 を伸長状態にした時に、その第
5番目のヒンジ手段8に対応する近傍でレール板36の途
中に形成された切り欠き部36a に設けられている。
【0026】走行用案内溝37と屈折防止用案内溝38は、
図3に示すように、屈折防止用案内溝38がガイドレール
5 全体の幅方向の中央に位置し、この屈折防止用案内溝
38に対して出入り口3 の内外方向の外側、即ち、扉本体
6 の折り畳み時に各扉体7 がガイドレール5 から突出す
る突出方向と反対側に走行用案内溝37が位置している。
【0027】第1蹴出案内手段14と第1蹴込案内手段1
6、及び第2蹴出案内手段15と第2蹴込案内手段17は、
図13及び図15に示すように、夫々を一組として案内
ブロック46に設けられている。案内ブロック46には、ガ
イドレール5 の長手方向に対して斜め方向に傾斜する幅
広状の2個の案内凹部48,49 がガイドレール5 の長手方
向に間隔をおいて設けられ、この各案内凹部48,49 の内
端側が屈折防止用案内溝38に連続している。
【0028】そして、吊り元側に近い案内凹部48の両側
の傾斜面、即ち、吊り元側の傾斜面により第1蹴出案内
手段14が、戸当たり側の傾斜面により第1蹴込案内手段
16が夫々構成されている。また吊り元側に遠い案内凹部
49の両側の傾斜面によっても、同様に第2蹴出案内手段
15と第2蹴込案内手段17とが夫々構成されている。な
お、屈折防止用案内溝38は、第1蹴込案内手段16と第2
蹴出案内手段15との間でガイドレール5 の長手方向に二
つに分断されている。
【0029】走行手段13は、図3乃至図8に示すよう
に、ヒンジ手段8,9 のヒンジ軸22,24の下部に固定され
且つ扉本体6 の内外方向、即ち、ガイドレール5 の幅方
向に配置された車輪枠50と、この車輪枠50の前記内外方
向の両端に固定された固定ブラケット51と、この固定ブ
ラケット51に上下調整自在に設けられた車輪ブラケット
52と、この車輪ブラケット52の下部に車軸53を介して支
持された車輪54と、車輪枠50からガイドレール5 の長手
方向の両側に突出する一対のストッパー55と、車輪枠50
の両側で各ストッパー55の下側に設けられ且つ車輪枠50
がガイドレール5に対して略直角になるように走行用案
内溝37に嵌合して案内される一対の走行用の振止部材56
と、転倒阻止レール部43,44 に下側から係合して扉本体
6 の内外方向への転倒を阻止する転倒阻止部材57とを備
えている。
【0030】車輪枠50には、図3に示す如く、扉本体6
の折り畳み時に各扉体7 が突出する内側の長さL1が外側
の長さL2に対して長くなるように、その外側に偏位した
位置でヒンジ軸22,24 が上下に貫通して固定されてい
る。つまり、車輪枠50は、ガイドレール5 に対して折り
畳み時の扉体7 の突出方向側に大きく張り出している。
従って、ヒンジ軸22,24 と扉体7 の突出方向側の車輪54
との間隔W1が、ヒンジ軸22,24 と扉体7 の突出方向と反
対側の車輪54との間隔W2よりも大になっている。そし
て、扉本体6 の重心G 位置は、扉本体6 の伸長時にガイ
ドレール6 の上方となり、また本体6 を完全に折り畳ん
だ時にも、図24に示す如く、扉体7 の突出方向側の車
輪54の接点よりもガイドレール5 側となるように、車輪
枠50の両端に配置された一対の車輪54の接地点間に設定
されている。
【0031】各固定ブラケット51は、車輪枠50から下側
に突出するように、車輪枠50の端面にネジ58により固定
されている。各車輪ブラケット52には車軸53が水平に固
定されると共に、上下方向の長孔59が車軸53の両側に形
成されている。そして、各車輪ブラケット52は、この車
輪ブラケット52側から各長孔59に挿入され且つ固定ブラ
ケット51のネジ孔60に螺合する一対のボルト61により、
固定ブラケット51に上下調整可能に装着されている。
【0032】なお、車軸53は車輪ブラケット52のネジ孔
62に螺合するボルトにより構成され、車輪ブラケット52
に片持ち状に固定されており、この車軸53上に車輪54が
回転自在に套嵌されている。各車輪54はガイドレール5
の両側で地面4 上を転動するようになっている。また固
定ブラケット51には、車軸53の先端に対応する部分に長
孔63が形成されている。
【0033】ストッパー55は扉本体6 を折り畳んだ時に
各扉体7 が略平行になるように、各走行手段13間の間隔
を確保するためのものであって、中央部の切り欠き部64
を介して車輪枠50に下側から十字状に結合されている。
振止部材56は、ガイドレール5 の走行用案内溝37に嵌合
するガイドローラにより構成され、車輪枠50の両側でス
トッパー55に固定された縦軸65により回動自在に取り付
けられている。なお、各縦軸65はボルトからなり、各ス
トッパー55に跨がってその下側に当接する固定板66を介
して、各ストッパー55に下側からナット67,68 により固
定され、また固定板66はヒンジ軸22,24 の下部に固着さ
れている。各ストッパー55の両端にはキャップ69が装着
されている。
【0034】転倒阻止部材57は円板状であって、扉本体
6 が内外方向に傾斜した時に、一対の転倒阻止レール部
43,44 の何れかに下側から係合するように、一対の走行
用案内溝37内でヒンジ軸22,24 の下端にネジ70により固
定されている。
【0035】被案内部材12は、図3、図13及び図14
に示すように、ガイドレール5 の屈折防止用案内溝38に
嵌合するガイドローラにより構成され、縦軸71の下端部
に回転自在に套嵌されている。縦軸71は上端部が一対の
リンク72の交差部に回動自在に挿入され、この縦軸71に
より各リンク72が屈伸自在に枢支連結されている。各リ
ンク72の基部側は、奇数番目のヒンジ手段8 を挟む両側
の扉体7 の端部近傍で下側に固定されたボス部73に枢軸
74により回動自在に枢支されている。なお、枢軸74はボ
ルト等により構成されている。
【0036】第1規制手段18は、図9乃至図12に示す
ように、上下の各案内板27の下側で吊り元側支柱1 に固
定された上下一対の規制板77と、この規制板77に対応し
てヒンジ軸26の各軸部材33に一体に形成された規制突部
78とにより構成されている。各規制板77には、各案内板
27の長孔34と上下に対応し且つヒンジ軸26の軸部材33が
回動自在に挿通される長孔79と、この長孔79から扉本体
6 の外側に凹入し且つ軸部材33の規制突部78の回動を許
容する回動許容凹部80が形成され、この回動許容凹部80
の戸当たり側に、規制突部78が当接して軸部材33の長孔
79への進入を規制する規制段部81が形成されている。
【0037】そして、この第1規制手段18は、扉本体6
の伸長時に、第3番目の被案内部材12が案内凹部48の第
1蹴込案内手段16に入るまで、規制段部81に軸部材33の
規制突部78が当接してヒンジ軸26の戸当たり側への移動
を規制して、第3番目の被案内部材12が第1蹴込案内手
段16に入るように、第6番目の扉体7 をヒンジ軸26廻り
にガイドレール5 側に回動させるようになっている。各
規制板77は、案内板27と共にボルト82により吊り元側支
柱1 に固定されている。
【0038】第2規制手段19は、図1及び図2に示すよ
うに、、第2番目及び第4番目の扉体7 に固定された係
止突部83と、この各係止突部83を係脱自在に係止する規
制部材84とから構成されている。各係止突部83は扉体7
の吊り元側近傍において扉本体6 の内側で下方に突出し
ている。規制部材84は、図11に示すように、下側の案
内板27と規制板77との間に対応する高さで吊り元側支柱
1 の下部内側にボルト85により固定されている。
【0039】規制部材84は、図9乃至図12に示す如
く、扉本体6 の伸長時に戸当たり側で各係止突部83を係
脱自在に係止するように、戸当たり側に移るに従って扉
本体6側に湾曲する規制案内面86を備えた平面視つの字
状に形成されており、扉本体6の伸長時に係止突部83よ
りも戸当たり側の被案内部材12が第2蹴込案内手段17の
案内凹部49に入るまで、各扉体7 の戸当たり側への移動
を規制するように構成されている。なお、戸当たり側端
枠10には、把手87と施錠手段88とが設けられている。
【0040】上記構成の折り戸において、出入り口3 を
閉じる時には、図1及び図2に示すように、扉本体6 を
最大伸長状態まで伸ばし、その戸当たり側端枠10を戸当
たり側支柱2 に当接させる。この時、吊り元側のヒンジ
軸26は、図16に示すように、案内板27の長孔34の戸当
たり側端部に位置し、また第1番目及び第2番目の各被
案内部材12は図3に示すようにレール板36の屈折防止用
案内溝38に、第3番目の被案内部材12は図15に示すよ
うに案内ブロック46の屈折防止用案内溝38に夫々入って
いる。
【0041】従って、扉本体6 に内外方向の外力が作用
しても、扉本体6 の各扉体7 は各被案内部材12と屈折防
止用案内溝38とによって屈折不能にロックされており、
各扉体7 が不安定に屈折することがない。この時、扉本
体6 を内外方向に転倒させるように、各扉体7 の上部側
等に転倒方向(内外方向)の外力が作用しても、偶数番
目のヒンジ手段8 の下部に走行手段13があり、この各走
行手段13の車輪54間で車輪枠50の下側に設けた転倒阻止
部材57がガイドレール5 の転倒阻止レール部43,44 に下
側から係合するようになっているので、扉本体6 は転倒
阻止部材57が転倒阻止レール部43,44 に係合する角度ま
で傾くだけであって、内外方向に転倒することはない。
【0042】また、例えば扉本体6 が外側に転倒しよう
とする場合には、外側の車輪54を支点として反対側が浮
き上がろうとするのを転倒阻止部材57がガイドレール5
の転倒阻止レール部43,44 に係合して阻止する。このた
め、車輪54と転倒阻止レール部43,44 との間隔が変化し
て小さくなれば、転倒阻止部材57及び転倒阻止レール部
43,44 に強大な負荷が懸かり、それらが変形又は破損す
ることになる。
【0043】しかし、各走行手段13の車輪枠50は、一対
の振止部材56によりガイドレール5に対して略直角状態
にあって、その角度が殆ど変化しないので、車輪枠50の
両端の車輪54とガイドレール5 の各転倒阻止レール部4
3,44 との間の間隔が常時略一定になる。従って、内外
何れの場合であっても、扉本体6 の転倒防止時に、転倒
阻止部材57及び転倒阻止レール部43,44 に懸かる負荷は
一定で変化しないので、転倒阻止部材57及び転倒阻止レ
ール部43,44 に強大な負荷が懸かって、それらが変形又
は破損するようなことがなく、転倒阻止部材57及び転倒
阻止レール部43,44 の耐久性が向上する。
【0044】扉本体6 を折り畳んで出入り口3 を開ける
場合は、戸当たり側端枠10の把手87を把持し、扉本体6
全体をガイドレール5 に沿って図1のa矢示方向に押す
と、各走行手段13の一対の車輪54がガイドレール5 の両
側を転動して、扉本体6 全体がa矢示方向に移動する。
この移動開始時に、吊り元側のヒンジ軸26の各軸部材33
は、図16に示す位置から図17に示す状態を経て図1
8に示す状態まで、案内板27の長孔34に沿ってa矢示方
向に直線的に移動する。
【0045】そして、扉本体6 が図17に示す状態まで
移動する間に、先ず第3番目の被案内部材12が屈折防止
用案内溝38から外れて第1蹴出案内手段14側に移動し、
その後、軸部材33の規制突部78が案内板27の規制段部81
を越えて回動許容凹部80側に達すると共に、第3番目の
被案内部材12が第1蹴出案内手段14側に当接する。
【0046】このため、扉本体6 が続いてa矢示方向に
移動すると、図18に示すように第3番目の被案内部材
12が第1蹴出案内手段14の傾斜面に沿ってb矢示方向に
移動して、この第3番目の被案内部材12が案内凹部48か
ら外部へと蹴り出されて行くので、第5番目のヒンジ手
段8 の両側の各扉体7 は、この第5番目のヒンジ手段8
のヒンジ軸22を支点として谷折り状に屈折し始める。こ
の時、第6番目の扉体7 は吊り元側のヒンジ軸26を支点
としてc矢示方向に回動し、また第5番目の扉体7 は第
4番目のヒンジ手段8 のヒンジ軸22を支点としてd矢示
方向に回動する。
【0047】しかし、このように第6番目の扉体7 と第
5番目の扉体7 とが屈折を開始しても、戸当たり側のヒ
ンジ手段9 、第2番目及び第4番目の各ヒンジ手段8 の
下部には夫々走行手段13があり、この各走行手段13がガ
イドレール5 に沿ってa矢示方向に走行するので、第5
番目の扉体7 が第4番目のヒンジ手段8 のヒンジ軸22廻
りに回動するだけであって、第4番目から戸当たり側の
各扉体7 は、依然として直線状態のままである。勿論、
各被案内部材12が屈折防止用案内溝38に入っているの
で、第4番目から戸当たり側の各扉体7 は内外方向に屈
折不能である。
【0048】扉本体6 の戸当たり側端枠10を更に移動さ
せて第3番目の走行手段13が吊り元側支柱1 の近傍まで
達すると、第6番目の扉体7 と第5番目の扉体7 は、図
19に示すように吊り元側支柱1 の近傍で鋭角状に屈折
する。従って、戸当たり側を僅かに開けて出入りする場
合には、吊り元側の2枚の扉体7 を屈折させるだけで良
く、必ずしも扉本体6 の全体を折り畳む必要はない。ま
たこの状態でも、吊り元側の2枚の扉体7 を除き、扉本
体6 の殆どは、最大伸長時と同様に直線状態になってい
るので、扉本体6 の全体に亘って各扉体7 が略同時に屈
折する従来のものに比較して外観上の体裁が非常に良好
である。
【0049】第3番目の走行手段13が図19に示す位置
まで移動する時、第2規制手段19の係止突部83は規制部
材84と干渉することなくその外側を通過する。即ち、係
止突部83が規制部材84の先端を通過する時点では、第2
番目の被案内部材12が第2蹴出案内手段15の傾斜面に到
達しておらず、第4番目の扉体7 がガイドレール5 と平
行状態のままであるため、係止突部83は規制部材84と干
渉することなく、その先端の外側を吊り元側へとa矢示
方向に通過する。
【0050】図19に示すように、第2番目の被案内部
材12が第2蹴出案内手段15の傾斜面に到達した後、更に
全体をa矢示方向に押すと、第2番目の被案内部材12が
第2蹴出案内手段15の傾斜面に案内されて案内凹部49か
らガイドレール5 の外部へと蹴り出されるので、その移
動に伴って第4番目の扉体7 と第3番目の扉体7 とが第
2番目のヒンジ手段8 で谷折り状に屈折して行く。この
時、第6番目の扉体7と第5番目の扉体7 とが略平行状
態まで屈折すると共に、第5番目の扉体7 と第4番目の
扉体7 は、第4番目のヒンジ手段8 で山折り状に屈折す
る。
【0051】以下、戸当たり側端枠10を吊り元側へと押
して行くと、同様にして第2番目から戸当たり側の各扉
体7 も順次屈折し、図20に示すように、吊り元側の近
傍に扉本体6 の全ての扉体7 をジグザグ状に折り畳むこ
とができる。
【0052】各扉体7 はガイドレール5 に沿って直線状
態のままで吊り元側の近傍まで移動して、その吊り元側
から順次ジグザグ状に折り畳んで行くので、各扉体7 の
折り畳みに必要なスペースは、吊り元側の近傍でガイド
レール5 の内側に確保すれば十分であり、扉本体6 の各
扉体7 を同時にジグザグ状に折り畳んで行く従来のもの
に比較して、ガイドレール5 の長手方向の全体に亘って
スペースを確保する必要がない。このため、建造物等の
障害物の近傍に近接させて配置することができ、デッド
スペースの発生を極力少なくできる。
【0053】また折り畳み状態では、各走行手段13のス
トッパー55が互いに当接して、各扉体7 は略平行にな
る。このため、扉体7 同士が互いに接触したり、各ヒン
ジ手段8 に無理な外力が懸かったりすることがなくなる
と同時に、各扉体7 を整然とコンパクトに折り畳むこと
ができる。
【0054】各被案内部材12は、各奇数番目のヒンジ手
段8 のヒンジ軸22の内側近傍にあり、その両側の各扉体
7 との間隔が略同じである上に、この被案内部材12をリ
ンク72を介して両側の各扉体7 に連結しているので、各
蹴出案内手段14,15 の傾斜面で各被案内部材12を蹴り出
す場合に、その蹴り出し力が両側の各扉体7 に対して略
均等に作用し、奇数番目のヒンジ手段8 の両側の各扉体
7 を円滑に谷折り状に屈折させることができる。
【0055】また被案内部材12を支持する各リンク72
は、枢軸74で各扉体7 に枢支しているため、各扉体7 が
直線状に伸長状態にある時には、扉体7 と被案内部材12
との間の間隔を大きく確保できる。このため、ガイドレ
ール5 に走行用案内溝37と屈折防止用案内溝38とを設け
るに当たっても、その間に間隔を確保できるので、ガイ
ドレール5 の製作が容易である。
【0056】しかも、各被案内部材12は、各扉体7 の屈
折に伴ってヒンジ手段8 のヒンジ軸22側に接近し、各扉
体7 が略平行状態になった時には、被案内部材12がヒン
ジ軸22から僅かに突出する程度になるため、各扉体7 を
ジグザグ状に折り畳んだ状態で放置しておく場合にも、
各被案内部材12が各扉体7 の下部から大きく突出して邪
魔になるようなこともない。
【0057】扉本体6 を完全に折り畳んだ折り畳み状態
では、各扉体7 は、吊り元側のヒンジ軸26と走行手段13
を有する偶数番目のヒンジ手段8 がガイドレール5 側に
位置し、奇数番目のヒンジ手段8 側がガイドレール5 か
ら最も離れるように、隣り合うヒンジ手段8 間の間隔分
だけガイドレール5 から内側に突出する。
【0058】しかし、各走行手段13の車輪枠50をガイド
レール5 に対して略直角方向に配置して、この車輪枠50
の両端に各車輪54を設けると共に、ヒンジ軸22,24 と扉
体7の突出方向側の車輪54との間隔W1を、ヒンジ軸22,24
と扉体7 の突出方向と反対側の車輪54との間隔W2より
も大にし、折り畳み中は勿論のこと、扉本体6 を完全に
折り畳んだ折り畳み状態の時にも、扉本体6 の重心G 位
置が、図24に示すように各扉体7 の突出方向側の車輪
54の接地点よりもガイドレール5 側に位置しているの
で、各扉体7 がガイドレール5 から内側に突出するにも
拘わらず、走行手段13によって扉本体6 を安定良く支持
することができる。
【0059】従って、扉本体6 に転倒方向の外力が作用
しない限り、各走行手段13の転倒防止部材がガイドレー
ル5 の転倒阻止レール部43に係合することがなくなり、
扉本体6 のモーメントがガイドレール5 に影響しなくな
るので、ガイドレール5 の負担を軽減できると共に、扉
本体6 をガイドレール5 に沿って伸縮させて開閉する時
の操作が軽くなり、各扉体7 の折り畳み動作等、開閉時
の操作を円滑且つ軽快に行うことができる。
【0060】しかも、各走行手段13の車輪枠50は、一対
の振止部材56によりガイドレール5に対して略直角状態
に保持されているので、扉本体6 の伸縮時に各車輪54と
ガイドレール5 との間隔が不安定に変化することがな
く、扉本体6 の開閉途中に、扉本体6 のモーメントが不
意に転倒方向に作用するようなことを防止できる。
【0061】走行手段13の車輪枠50は、その両側のスト
ッパー55に設けた各振止部材56がガイドレール5 の走行
用案内溝37内を移動するので、ガイドレール5 に対して
略直角状態に保たれており、不安定に振れ動くことがな
い。従って、各車輪54とガイドレール5 との間の間隔が
常に一定すると同時に、車輪54がガイドレール5 から内
側に大きく離れるように、車輪枠50の長さが大であるに
も拘わらず、各車輪54を支持する車軸53の方向が一定し
て、各車輪54をガイドレール5 と平行に円滑に転動させ
ることができる。
【0062】各扉体7 を折り畳み状態から伸長させる場
合には、戸当たり側端枠10の把手87を把持して、この戸
当たり側端枠10をe矢示方向に移動させる。すると戸当
たり側の第1番目の走行手段13がガイドレール5 に沿っ
てe矢示方向に移動し、この第1番目の走行手段13と第
2番目の走行手段13との間の間隔が広がるので、第1番
目の扉体7 と第2番目の扉体7 とが各ヒンジ手段8,9 の
ヒンジ軸22,24 廻りに回動して直線状態へと伸長して行
く。そして、この第1番目の扉体7 と第2番目の扉体7
とが直線状態になれば、第2番目のヒンジ手段8 を介し
て第2番目の走行手段13がe矢示方向に移動して、同様
に第3番目の扉体7 と第4番目の扉体7とが直線状態へ
と伸長して行く。
【0063】この場合、第1番目及び第3番目の各ヒン
ジ手段8 の両側の扉体7 が直線状態に伸長する前に、第
2番目及び第4番目の各扉体7 に装着された各係止突部
83が吊り元側支柱1 の規制部材84により係止されるの
で、第1番目及び第3番目の各ヒンジ手段8 の近傍にあ
る第1番目及び第2番目の各被案内部材12が第2蹴込案
内手段17の傾斜面に案内されて案内凹部49から屈折防止
用案内溝38内に進入する。
【0064】例えば、図21は第4番目の扉体7 に装着
した係止突部83が規制部材84に係合して、第4番目の扉
体7 がガイドレール5 に沿ってe矢示方向に移動しない
ように係止した状態を示す。伸長時に第4番目の扉体7
は、第5番目の扉体7 との相対角度が大になるに伴っ
て、第4番目のヒンジ手段8 のヒンジ軸22廻りにf矢示
方向に回動しながらe矢示方向に移動する。
【0065】そして、第4番目の扉体7 が或る位置まで
移動すると、規制部材84の先側がガイドレール5 の走行
用案内溝37側につの字状に湾曲しているので、第4番目
の扉体7 の係止突部83が規制部材84の規制案内面86に当
接し、第4番目の扉体7 はe矢示方向に移動しないよう
に係止された状態となる。このため、4番目の扉体7
は、第5番目の扉体7 との相対角度が大になるように、
第4番目のヒンジ手段8 のヒンジ軸22を支点としてf矢
示方向に回動し、第2番目の被案内部材12を案内凹部49
内へと進入させて行く。
【0066】この時、規制部材84の規制案内面86は、第
4番目のヒンジ手段8 のヒンジ軸22を中心とする円弧状
に形成されているので、係止突部83と規制部材84との間
で拗れ等が生じるようなこともなく、係止突部83は規制
案内面86に沿って円滑に案内されて行く。そして、この
第2番目の被案内部材12が案内凹部49に入ると、係止突
部83が規制部材84の規制案内面86から外れて係止状態が
解除されるので、第4番目の扉体7 はe矢示方向に移動
し、この移動に伴って第2番目の被案内部材12が第2蹴
込案内手段17の傾斜面に当接した後、屈折防止用案内溝
38へと進入する。
【0067】一方、係止突部83が規制部材84により係止
状態にある時には、図23に仮想線で示すように、吊り
元側のヒンジ軸26の規制突部78が案内板27の規制段部81
に当接しているため、吊り元側のヒンジ軸26が規制段部
81を越えてe矢示方向に移動することはない。
【0068】そして、第4番目の扉体7 の係止突部83が
規制部材84から離脱した後、第4番目の扉体7 がe矢示
方向に移動すれば、第5番目及び第6番目の各扉体7 が
直線状へと伸長して行く。しかし、第6番目の扉体7 は
e矢示方向には移動できないので、規制突部78が規制段
部81に当接した状態のままで吊り元側のヒンジ軸26と一
体にg矢示方向に回動し、図22に示すように、第3番
目の被案内部材12を案内凹部48内へと案内して行く。
【0069】第3番目の被案内部材12が案内凹部48内に
入ると、規制突部78が図23に示すように規制板77の長
孔79と平行状態に近くなり、規制段部81による規制が解
除されるので、その長孔79の範囲内で第6番目の扉体7
がe矢示方向に移動し、この移動に伴って第3番目の被
案内部材12が第1蹴込案内手段16の傾斜面に当接した
後、屈折防止用案内溝38へと進入する。
【0070】これで扉本体6 の各扉体7 が全て伸長して
ガイドレール5 に沿って直線状になり、また各被案内部
材12がガイドレール5 の屈折防止用案内溝38に入ってロ
ックされるので、各扉体7 は屈折不能になる。このよう
に、扉本体6 の屈折状態から各扉体7 を伸長させて直線
状に延ばす場合にも、戸当たり側端枠10の把手87をもっ
て戸当たり側支柱2 側へと移動させれば、各扉体7 を戸
当たり側から順次伸長させることができる。
【0071】各扉体7 を伸長させる時に、各被案内部材
12を各蹴込案内手段16,17 によりガイドレール5 の屈折
防止用案内溝38へと案内するので、この屈折防止用案内
溝38により各被案内部材12を介して各扉体7 を屈折不能
にロックできる。また第2蹴込案内手段17とは別に第2
規制手段19を設け、第4番目の扉体7 が伸長するまで
は、この第2規制手段19と第2蹴込案内手段17との協同
作用によって、第1番目及び第2番目の被案内部材12を
ガイドレール5 の屈折防止用案内溝38へと案内するよう
にしているので、伸長時の動作が非常に円滑である。
【0072】特に、第2規制手段19で第2番目及び第4
番目の扉体7 を一時的に係止して、その係止状態のまま
で第2番目及び第4番目の各ヒンジ手段8 のヒンジ軸22
廻りに第2番目及び第4番目の扉体7 を回動させて、各
被案内部材12を案内凹部49内の第2蹴込案内手段17に案
内しているので、各被案内部材12をガイドレール5 の屈
折防止用案内溝38に案内するための案内手段として、地
面4 側に大きな円弧状の部材を設ける必要がない。しか
も、第2蹴込案内手段17、第2規制手段19はガイドレー
ル5 の幅程度に収めることができ、構造を簡単且つ小型
化することができると共に、施工等も非常に容易であ
る。
【0073】更に、第4番目の扉体7 が伸長した後は、
規制板77の規制段部81で規制突部78を規制して吊り元側
のヒンジ軸26の移動を阻止した状態で、そのヒンジ軸26
廻りに第6番目の扉体7 を回動させて、第3番目の被案
内部材12を案内凹部48内の第1蹴込案内手段16に案内し
ているので、第3番目の被案内部材12をガイドレール5
の屈折防止用案内溝38に案内するための案内手段とし
て、地面4 側に大きな円弧状の部材を設ける必要がな
い。しかも、第1蹴込案内手段16、第1規制手段18はガ
イドレール5 の幅程度に収めることができ、構造を簡単
且つ小型化することができると共に、施工等も非常に容
易である。
【0074】図25及び図26は本発明の第2実施例を
例示する。図25及び図26において、車輪枠50の両端
には、この車輪枠50の外形と同一形状の車輪ブラケット
52が開口端を塞ぐように装着され、この車輪ブラケット
52に、車輪54を支持する車軸53と、転倒阻止部材57とが
取り付けられている。転倒阻止部材57は下端部に係合部
57a が屈曲形成されたL字状であって、上端部が車軸の
両側でボルト90により車輪ブラケット52に着脱自在に固
定されている。
【0075】地面4 側にはガイドレール5 の両側に補助
ガイドレール91が敷設されている。各補助ガイドレール
91は、各車輪54が転動する転動レール部92と、この転動
レール部92に対してガイドレール5 側の近傍で且つ転動
レール部92の下側に凹入する断面L字状の凹入溝部93と
が長手方向の全長に亘って形成されている。そして、転
動レール部92から凹入溝部93の一部に亘って、補助ガイ
ドレール91を構成する板材が断面コの字状に折り曲げ形
成され、その凹入溝部93の転動レール部92の下側に対応
する部分に、転倒阻止部材57の係合部57a が下側から係
合する転倒阻止レール部43が設けられている。
【0076】ガイドレール5 と各補助ガイドレール91
は、その長手方向に所定間隔をおいて配置された連結板
94により一体に連結されている。即ち、ガイドレール5
はスペーサ95を介して連結板94に固定され、この連結板
94の両端に各補助ガイドレール91が固定されている。そ
して、これらのガイドレール5,91、連結板94は、ガイド
レール5 の上半分が地面4 から突出し且つ補助ガイドレ
ール91の転動レール部92が地面4 と面一状となるよう
に、地面4 に埋設されている。なお、地面4 はコンクリ
ート製である。
【0077】この実施例では、ガイドレール5 の両側に
補助ガイドレール91があり、扉本体6 の開閉時に、走行
手段の各車輪54が補助ガイドレール91の転動レール部92
上を転動するため、車輪54の転がり抵抗が小さくなり、
開閉動作を円滑且つ軽快に行うことができる。
【0078】扉本体6 に転倒方向の外力が作用した時に
は、一対の車輪54の内、何れか一方の車輪54を支点とし
て他方側が浮き上がろうとするが、車輪枠50の両端に転
倒阻止部材57があり、この各転倒阻止部材57の係合部57
a が各補助ガイドレール91の転倒阻止レール部43に下側
から係合するようになっているので、他方側の転倒阻止
部材57の係合部57a が他方側の補助ガイドレール91の転
倒阻止レール部43に下側から係合して、扉本体6 の転倒
を防止する。従って、一方の車輪54と他方の転倒阻止部
材57との間隔が大になるので、転倒阻止レール部43と転
倒阻止部材57の係合部57a との間隙を同じにしても、第
1実施例に比較して、扉本体6 の転倒方向への傾斜を小
さくできると共に、その時の転倒阻止部材57、転倒阻止
レール部43の負担を軽減することができる。
【0079】また転倒阻止レール部43の上側では、転動
レール部92から凹入溝部93の一部に亘って、補助ガイド
レール91を構成する板材が断面コの字状に折り曲げ形成
されているため、転倒阻止レール部43自体の強度も十分
に確保することができる。以上、本発明の実施例につい
て説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はない。例えば、被案内部材12は、奇数番目のヒンジ手
段8 の近傍で扉体7 の下部に設けることもできる。また
第2規制手段19の規制部材84は、ガイドレール5 のレー
ル板36の上面に装着しても良い。
【0080】実施例では、扉体7 を6枚の偶数枚として
いるが、5枚、7枚等の奇数枚とし、その吊り元側端の
扉体7 のヒンジ軸26を吊り元側支柱1 から内方に突出す
る案内板に沿って移動自在に支持しておき、扉本体6 の
折り畳み時に、そのヒンジ軸26が案内板に沿って吊り元
側支柱1 から内方に移動するようにしても良い。蹴出案
内手段14,15 、蹴込案内手段16,17 を省略して、扉本体
6 の伸縮時に各扉体7 が各ヒンジ手段8,9,11の縦軸廻り
に屈折するようにしたものであっても良い。
【0081】また伸長時の被案内部材12の回動軌跡に沿
って蹴込案内手段16,17 を円弧状に構成すれば、各規制
手段18,19 を省略することもできる。更に、ガイドレー
ル5 は、扉本体6 の各扉体7 がヒンジ手段8,9,11により
屈折可能な範囲内で設置現場の条件に応じて湾曲させて
敷設しても良い。
【0082】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、複数
個の扉体7 をヒンジ手段8 により縦軸心廻りにジグザグ
状に折り畳み自在に枢着して扉本体6 を構成し、戸当た
り側から偶数番目のヒンジ手段8 の下部に、地面4 側に
敷設されたガイドレール5 に沿って走行する走行手段13
を夫々備え、扉本体6 の折り畳み時に、走行手段13を備
えたヒンジ手段8 を支点として各扉体7 がガイドレール
5 から扉本体6 の内外方向の一側方に突出すべく、各扉
体7 をジグザグ状に折り畳むようにした地上走行式折り
戸において、走行手段13はガイドレール5 に対して扉本
体6 の内外方向に配置され且つヒンジ手段8 のヒンジ軸
22,24 が上下に貫通して固定された車輪枠50と、ガイド
レール5 に対して扉本体6 の内外方向の両側で車輪枠50
の両端に設けられ且つ地面4 上を転動する車輪54とを備
え、ヒンジ手段8 と扉体7 の突出方向側の車輪54との間
隔W1を、該ヒンジ手段8 と扉体7 の突出方向と反対側の
車輪54との間隔W2よりも大にし、折り畳み時における扉
本体6 の重心位置を扉体7 の突出方向側の車輪54の設置
点よりもガイドレール5 側にし、ヒンジ軸22,24 の下端
に、扉本体6 が内外方向に傾斜したときにガイドレール
5 の転倒阻止レール部43,44 に下側から係合して転倒を
阻止する転倒阻止部材57を設けているので、次のような
顕著な効果を奏することができる。
【0083】 走行手段13はガイドレール5 に対して
扉本体6 の内外方向に配置され且つヒンジ手段8 のヒン
ジ軸22,24 が上下に貫通して固定された車輪枠50と、ガ
イドレール5 に対して扉本体6 の内外方向の両側で車輪
枠50の両端に設けられ且つ地面4 上を転動する車輪54と
を備え、ヒンジ手段8 と扉体7 の突出方向側の車輪54と
の間隔W1を、該ヒンジ手段8 と扉体7 の突出方向と反対
側の車輪54との間隔W2よりも大にし、折り畳み時におけ
る扉本体6 の重心位置を 扉体7 の突出方向側の車輪54の
設置点よりもガイドレール5 側にしているので、折り畳
み時に各扉体7 がガイドレール5 から一側方に突出する
にも拘わらず、ガイドレール5 の両側に車輪54を備えた
走行手段13によって扉本体6を安定良く支持することが
できる。従って、扉本体6 の大小等に関係なくガイドレ
ール5 の負担を軽減できると共に、扉本体6 をガイドレ
ール5 に沿って伸縮させて開閉する時の操作が軽くな
り、各扉体7 の折り畳み動作等、開閉時の操作を円滑且
つ軽快に行うことができる。
【0084】 走行手段13を備えたヒンジ手段8 と扉
体7 の突出方向側の車輪54との間隔W1を、走行手段13を
備えたヒンジ手段8 と扉体7 の突出方向と反対側の車輪
54との間隔W2よりも大にしているので、両車輪54間の間
隔を小さくしながらも、前記間隔W1を大きくとることが
できる。
【0085】 上下に貫通して車輪枠50に固定された
ヒンジ手段8 のヒンジ軸22,24 の下 端に、扉本体6 が内
外方向に傾斜したときにガイドレール5 の転倒阻止レー
ル部43,44 に下側から係合して転倒を阻止する転倒阻止
部材57を設けている ので、扉本体6 の内外方向の転倒を
防止できる。
【0086】また請求項2に記載の本発明によれば、請
求項1に記載の発明において、車輪枠50に、この車輪枠
50からガイドレール5 の長手方向の両側に突出し且つ折
り畳み時に走行手段13間の間隔を確保するためのストッ
パー55を設け、ガイドレール5 により案内され且つ車輪
枠50をガイドレール5 に対して略直角方向に保持するた
めの振止部材56を、車輪枠50の両側でストッパー55の下
側に設けているので、扉本体6 の開閉時等における安定
性が向上する。
【0087】
【0088】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す折り戸全体の平面図
である。
【図2】本発明の第1実施例を示す折り戸全体の正面図
である。
【図3】本発明の第1実施例を示す走行手段の一部切り
欠き側面図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す走行手段の平面図で
ある。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】図3のB−B線断面図である。
【図7】本発明の第1実施例を示す戸当たり側端枠部分
の平面断面図である。
【図8】本発明の第1実施例を示す戸当たり側端枠部分
の正面図である。
【図9】本発明の第1実施例を示す吊り元側部分の平面
図である。
【図10】本発明の第1実施例を示す吊り元側部分の一
部切り欠き正面図である。
【図11】本発明の第1実施例を示す吊り元側部分の一
部切り欠き側面図である。
【図12】本発明の第1実施例を示す吊り元側部分の平
面図である。
【図13】本発明の第1実施例を示す案内手段部分の平
面図である。
【図14】本発明の第1実施例を示す案内手段部分の一
部切り欠き正面図である。
【図15】図13のC−C線断面図である。
【図16】本発明の第1実施例を示す折り畳み開始前の
説明図である。
【図17】本発明の第1実施例を示す折り畳み時の蹴り
出し前の動作説明図である。
【図18】本発明の第1実施例を示す折り畳み時の蹴り
出し中の動作説明図である。
【図19】本発明の第1実施例を示す折り畳み中の動作
説明図である。
【図20】本発明の第1実施例を示す折り畳み状態の説
明図である。
【図21】本発明の第1実施例を示す伸長動作時の説明
図である。
【図22】本発明の第1実施例を示す伸長動作時の蹴り
込み中の説明図である。
【図23】本発明の第1実施例を示す伸長動作時の規制
解除動作の説明図である。
【図24】本発明の第1実施例を示す折り畳み状態の側
面図である。
【図25】本発明の第2実施例を示す走行手段の側面図
である。
【図26】本発明の第2実施例を示す走行手段の平面図
である。
【符合の説明】
4 地面 5 ガイドレール 6 扉本体 7 扉体 8 ヒンジ手段 12 被案内部材 13 走行手段 14 第1蹴出案内手段 15 第2蹴出案内手段 16 第1蹴込案内手段 17 第2蹴込案内手段 22 ヒンジ軸 50 車輪枠 54 車輪 56 振止部材 G 重心 W1,W2 間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−123197(JP,U) 実開 昭56−97499(JP,U) 実公 昭58−8853(JP,Y2) 実公 昭46−29035(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 11/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の扉体(7) をヒンジ手段(8) によ
    り縦軸心廻りにジグザグ状に折り畳み自在に枢着して扉
    本体(6) を構成し、戸当たり側から偶数番目のヒンジ手
    段(8) の下部に、地面(4) 側に敷設されたガイドレール
    (5) に沿って走行する走行手段(13)を夫々備え、扉本体
    (6) の折り畳み時に、走行手段(13)を備えたヒンジ手段
    (8) を支点として各扉体(7) がガイドレール(5) から扉
    本体(6) の内外方向の一側方に突出すべく、各扉体(7)
    をジグザグ状に折り畳むようにした地上走行式折り戸に
    おいて、走行手段(13)はガイドレール(5) に対して扉本
    体(6) の内外方向に配置され且つヒンジ手段(8) のヒン
    ジ軸(22)(24)が上下に貫通して固定された車輪枠(50)
    と、ガイドレール(5) に対して扉本体(6) の内外方向の
    両側で車輪枠(50)の両端に設けられ且つ地面(4) 上を転
    動する車輪(54)とを備え、ヒンジ手段(8) と扉体(7) の
    突出方向側の車輪(54)との間隔(W1)を、該ヒンジ手段
    (8) と扉体(7) の突出方向と反対側の車輪(54)との間隔
    (W2)よりも大にし、折り畳み時における扉本体(6) の重
    心位置を扉体(7) の突出方向側の車輪(54)の設置点より
    もガイドレール(5) 側にし、ヒンジ軸(22)(24)の下端
    に、扉本体(6) が内外方向に傾斜したときにガイドレー
    ル(5) の転倒阻止レール部(43)(44)に下側から係合して
    転倒を阻止する転倒阻止部材(57)を設けたことを特徴と
    する地上走行式折り戸。
  2. 【請求項2】 車輪枠(50)に、この車輪枠(50)からガイ
    ドレール(5) の長手方向の両側に突出し且つ折り畳み時
    に走行手段(13)間の間隔を確保するためのストッパー(5
    5)を設け、ガイドレール(5) により案内され且つ車輪枠
    (50)をガイドレール(5) に対して略直角方向に保持する
    ための振止部材(56)を、車輪枠(50)の両側でストッパー
    (55)の下側に設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    地上走行式折り戸。
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