JP3339715B2 - ビデオプリンタ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はビデオプリンタに係り、
特に、ビデオテープレコーダからの映像信号を取り込ん
で、これをモニタ装置に出力しつつ所望の静止画像を印
刷するビデオプリンタに関する。

【０００２】

【従来の技術】たとえば、8mm ビデオカメラなどのカメ
ラ一体型ビデオテープレコーダ（以下VTR)にて撮影した
映像をモニタ装置にて再生している際に、モニタ装置に
表示されたある画面を印刷したい場合には、ビデオプリ
ンタが用いられる。

【０００３】従来、このようなビデオプリンタは、VTR
からの再生信号を入力して、これをモニタ装置に出力す
るビデオ入出力端子をそれぞれ有し、これら入出力端子
の間にVTR からの再生信号を受けて直接、モニタ装置に
出力するラインと、再生信号のある画面の信号を蓄積す
るフレームメモリとが配置されたラインとがそれぞれ形
成されている。このフレームメモリに映像信号を取り込
む場合には、プリンタの外面に配置された信号取込用ボ
タンいわゆるフリーズボタンが押下される。これによ
り、その画面の映像信号がフレームメモリに書き込まれ
る。このフレームメモリに取り込まれた映像信号にて表
わされる映像をモニタする場合には、画面切替ボタンが
押下されてVTR からの動画像を表わす再生信号がフレー
ムメモリからの静止画像に切り替わり、モニタ装置に出
力される。これが所望の画像であれば、プリントボタン
が押下されてフレームメモリから映像信号が読み出され
て、この映像信号に基づいた画像の印刷が印刷部にて行
なわれる。

【０００４】また、ビデオプリンタの特別な機能とし
て、複数の画面のそれぞれを縮小してこれらを１つの画
面に納めて印刷する、いわゆるインデックスプリントが
知られている。この場合、モードボタンをインデックス
モードに切り替え、再生画像の所望の位置にて上記と同
様にフリーズボタンを押下して１枚の画像を取り込み、
再生をさらに進めて、次の画面にてさらに画像の取り込
みを行ない、これを順次複数画面にて繰り返して、メモ
リに所望の画面数の映像信号を取り込む。メモリに蓄積
されたそれぞれの映像信号は、デジタルシグナルプロセ
ッサなどの信号処理回路にて、それぞれたとえば16分の
１に間引きされて、順次インデックス用のメモリに書き
込まれる。メモリに書き込まれた複数の画像の映像信号
は、プリントボタンを押下することにより、１枚の印画
紙に印刷されて出力される。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術においては、インデックスを作成する場合
にほぼテープの再生時間中ずっとモニタを監視しなけれ
ばならず、１枚のインデックス画像を印刷するのに多く
の時間がかかっていた。このため、所定の間隔にてテー
プを早送りして、一定の間隔にて画像を取り込み、簡易
的にインデックスを作成することが考えられる。この場
合、VTR のカウンタを監視して、所定の位置までテープ
を早送りし、その時点にて通常の再生状態にしてテープ
速度が一定になった時点にてプリンタのフリーズボタン
を押下して画像を取り込み、さらにテープを早送りして
カウンタが所定の位置になったときに、再び再生状態に
してフリーズボタンを押下してプリンタに画像を取り込
む。これを繰り返すことにより複数の画像を短時間にて
プリンタに取り込むことができ、インデックスを短時間
にて作成することができる。しかしながら、この場合、
プリンタの操作だけでなくVTR での操作が多くなり、こ
れらVTR とプリンタとの異なる機器間での操作が煩わし
くなるという問題があった。

【０００６】本発明はこのような従来の技術の課題を解
決して、インデックスを作成する場合に、その操作の煩
わしさを軽減することができるビデオプリンタを提供す
ることを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題を解決するために、画像を記録再生する記録再生装置
と画像を表示する表示手段とに接続されて、記録再生装
置からの画像を静止画像として印刷するプリンタにおい
て、このプリンタは、記録再生装置の動作状態を制御す
る制御手段と、記録再生装置からの映像信号を取り込み
プリントするまでの間の過程で記録再生装置の状態を検
出する状態検出手段とを有することを特徴とする。

【０００８】本発明によるビデオプリンタはまた、画像
を記録再生する記録再生装置と画像を表示する表示手段
とに接続されて、記録再生装置からの画像を静止画像と
して印刷するプリンタにおいて、このプリンタは、記録
再生装置からの画像を表わす映像信号を複数の画像につ
いて蓄積する第１の記憶手段と、この第１の記憶手段に
蓄積された映像信号からそれぞれの画像の縮小画像を形
成する信号処理手段と、信号処理手段にて形成された縮
小画像を表わす映像信号を蓄積する第２の記憶手段と、
第１の記憶手段に記録再生装置からの映像信号を取り込
む際に押下される信号取込用ボタンとを含み、さらに、
信号取込用ボタンが押下された際に、記録再生装置に再
生および画像送りを繰り返し指示する制御信号を送出
し、かつ記録再生装置での再生および画像送り状態を監
視して、第１の記憶手段への信号の取り込み、信号処理
手段への縮小画像の形成、および第２の記憶手段への信
号の蓄積のそれぞれのタイミング信号を送出する制御手
段を有することを特徴とする。

【０００９】この場合、信号取込用ボタンが押下される
毎に第１の記憶手段に映像信号を取り込んでそれぞれの
画像毎に印刷する第１のモードと、信号取込用ボタンの
１回の操作により複数の縮小画像を１画像として形成す
る第２のモードとを有するとよい。

【００１０】また、制御手段は第１のモードと第２のモ
ードとのいずれかのモードを判定するモード検出手段
と、信号取込ボタンが押下されたことを検出する第２の
検出手段と、第１の記憶手段および第２の記憶手段への
信号の蓄積を指示する制御信号を生成する第１の信号生
成手段と、記録再生装置へ制御信号を送出する第２の信
号生成手段と、記録再生装置での再生状態を監視する監
視手段とを含むとよい。さらに監視手段は映像信号に含
まれる垂直同期信号に同期した状態信号を検出して、こ
れをカウントして所定間隔毎に前記第２の信号生成手段
に通知し、この第２の信号生成手段は監視手段からの通
知に基づいて記録再生手段に所定期間の再生および早送
りを指示する制御信号を送出するとよい。また、制御手
段からの制御信号は、記録再生装置へワイヤレスにて送
信されると有利である。さらにこのビデオプリンタは、
記録再生装置およびモニタ装置の少なくとも１つが接続
されているか否かを検出し、記録再生装置およびモニタ
装置の少なくとも１つが接続されていないことを検出す
ると、記録再生装置を制御する信号を無効にする検出手
段を有するように構成してもよい。

【００１１】

【作用】本発明によるビデオプリンタによれば、インデ
ックス画像を印刷する場合に、信号取込用ボタンが押下
されると、これを検出した制御手段は記録再生装置に再
生信号および早送り信号を繰り返し供給する。この際
に、制御手段は記録再生装置にて再生状態になると、そ
の再生信号を蓄積する指示を第１の記憶手段に順次送出
して蓄積させ、信号処理手段にその縮小画像の形成を指
示し、該形成された縮小画像の映像信号を第２の記憶手
段に順次蓄積させる。この結果、第１の蓄積手段に順次
蓄積された複数の映像信号が第２の記憶手段に１つの画
面にて表わされるインデックス画像の映像信号として形
成され、この映像信号に基づくインデックス画像が印刷
される。

【００１２】

【実施例】次に、添付図面を参照して本発明によるビデ
オプリンタの一実施例を詳細に説明する。図３を参照す
ると、本実施例におけるビデオプリンタ10は、たとえ
ば、8mm ビデオカメラまたは8mm ビデオデッキ（以下、
VTR)20などの画像記録再生装置と、NTSC標準テレビジョ
ン信号などの映像信号を受けてその映像を表示するモニ
タ装置30との間に接続されている。

【００１３】ビデオプリンタ10とVTR 20とは、第１の信
号線40および制御線50にて接続されている。第１の信号
線40は、VTR 20のビデオ出力端子VOUTからビデオプリン
タ10の映像入力端子INに接続されて、VTR 20からの再生
信号がビデオプリンタ10に供給される。制御線50はビデ
オプリンタ10の制御端子CTL に接続されて、制御信号が
ビデオプリンタ10とVTR 20との双方向に送受信される。
特に、本実施例では、この制御線50を介してビデオプリ
ンタ10からVTR 20を制御する制御信号を供給する。ビデ
オプリンタ10とモニタ装置30とは、第２の信号線60にて
接続されて、ビデオプリンタ10の映像出力端子out から
の映像信号がモニタ装置30のビデオ入力VIN に供給され
る。またVTR 20とモニタ装置30とは、音声信号線70にて
接続されて、VTR 20の録音出力AOUTがモニタ装置30の音
声入力AIN に供給される。

【００１４】本実施例におけるビデオプリンタ10は、少
なくとも電源スイッチ80、フリーズボタン82、プリント
ボタン84およびモード切替ボタン86を有している。モー
ド切替ボタン86は、フリーズボタン82とプリンドボタン
84との押下により通常の１画像１枚の印刷を行なう際の
通常モードと、自動インデックスモードとの切り替えを
行なうボタンである。本実施例の自動インデックスモー
ドでは、90分のビデオテープの場合に、連写間隔５分に
て16画面の映像信号を取り込んで、これらを縮小して１
枚のインデックスプリントを行なう。それぞれの映像信
号は、フレームメモリ110 に蓄積される。

【００１５】詳しくは、このビデオプリンタ10の内部構
成を図１および図２を参照して説明すると、まず図１に
おいて、このビデオプリンタ10は、VTR 20からの映像信
号を映像入力端子INにて受ける。この映像入力端子IN
は、並列に分岐する第１のバスB1と第２のバスB2とに接
続されている。第１のバスB1には、アナログデジタル変
換器(A/D)120が接続されている。このアナログデジタル
変換器120 は、VTR 20からのアナログ映像信号をたとえ
ば８ビットのデジタル信号に変換する変換回路である。
このアナログデジタル変換器120 の出力は、フレームメ
モリ110 の入力に接続されている。

【００１６】フレームメモリ110 は、ビデオRAM などに
て構成されており、少なくとも映像信号の１画面分のデ
ータを蓄積する容量を有している。有利には、複数の画
面を蓄積可能となっており、本実施例ではこの複数画面
の容量のメモリが採用されている。このフレームメモリ
110 は２つの出力を有しており、一方の出力はデジタル
アナログ変換器(D/A)130に接続されている。このデジタ
ルアナログ変換器130はメモリ110 から読み出されたデ
ジタルデータをアナログの映像信号に変換する変換回路
である。フレームメモリ110 の他方の出力は信号処理回
路(DSP)140を介してプリント機構部150 すなわちサーマ
ルヘッド等を含む印刷部に接続されている。信号処理回
路140 は、デジタルシグナルプロセッサなどのデジタル
信号処理回路にて構成されており、メモリ110 からのデ
ータに印刷に必要な所定の処理を施す。特に、本実施例
における信号処理回路140 は、インデックスモードにて
フレームメモリ110 からのデータに間引き処理を施し
て、たとえば16分の１の縮小画像を形成し、これを順次
インデックスメモリ115 に送る。インデックスメモリ11
5 はフレームメモリ110 と同様にビデオRAM にて構成さ
れ１画像分の容量を有している。また、信号処理回路14
0 は、インデックスモードおよび通常処理の場合に、メ
モリ115,110 からの輝度信号(Y) および色差信号(C) に
て構成されたテレビジョン信号のYCデータをイエロー
(Y) 、マゼンダ(M) 、シアン(C) およびブラック(K) の
印刷用のデータに変換して、プリント機構部150 に転送
する処理を行なう。プリント機構部150 は、デジタルシ
グナルプロセッサ140 からのデータに基づいて画像を印
刷する。

【００１７】一方、映像入力端子INに接続された第２の
バスB2は、モニタ出力を選択するセレクタ160 に接続さ
れている。このセレクタ160 の他方の入力には、デジタ
ルアナログ変換器130 からの出力が接続されている。デ
ジタルアナログ変換器130 からの出力は、フレームメモ
リ110 に記憶された１画面分の映像信号つまり静止画像
として表わされて、第２のバスB2からの信号はVTR 20の
出力つまり動画像を表わす信号である。セレクタ160
は、これらを選択してモニタ装置30への出力AOUTから順
次出力する選択出力回路である。このセレクタ160 は、
システムコントローラ190 からの制御信号にて順次切り
替えられる。

【００１８】システムコントローラ190 は、それぞれの
押しボタン80〜86の押下に基づいて各部に制御信号を送
出する。たとえば、通常のモードにてフリーズボタン82
の押下を検出するとメモリ110 のデータ書込みおよび読
出しを制御するメモリコントローラ170 に信号取り込み
を指示する制御信号を送出し、さらにプリントボタン86
が押下されると、信号処理回路140 およびプリントコン
トローラ180 に印刷を指示する制御信号を送出する。特
に、本実施例のシステムコントローラ190 は、インデッ
クスモードの場合に、フリーズボタン82が押下された際
に、VTR 20に再生、早送りさせるそれぞれの制御信号を
送出して、その状態を監視し、この際に第１〜第16の画
面の映像信号の取り込みをメモリコントローラ170 に指
示し、かつ信号処理回路140 に縮小画像の形成を指示し
てインデックス画像をメモリ115に形成させる。この
後、プリントコントローラ180 を制御してインデックス
画像を印刷させる。

【００１９】具体的には、このシステムコントローラ19
0 は図２に示すように、ボタン押下検出部200 と、内部
制御信号処理部300 と、VTR 制御信号処理部400 とを含
む。ボタン押下検出部200 は、装置外面に設置されたそ
れぞれのボタン80〜86の押下を検出して、それぞれの制
御信号処理部300,400 にボタン押下を通知する回路であ
り、本実施例ではそれぞれのボタン毎に、電源スイッチ
押下検出部210 、フリーズボタン押下検出部220 、プリ
ントボタン押下検出部230 、モード切替ボタン押下検出
部240 を有している。内部制御信号処理部300 は、装置
内部のそれぞれのコントローラ150,170 および信号処理
部140 にそれぞれの処理を指示するための制御信号を送
り、および受けてそれぞれの処理を順次実行させ、なら
びにセレクタ160 に出力の切り替えを指示する制御信号
を送る回路であり、たとえばメモリ制御信号生成部310
と、印刷制御信号生成部320 と、切替制御信号生成部33
0と、蓄積完了信号検出部340 とを有している。VTR 制
御信号処理部400 は、VTR20の状態を監視し、かつ、こ
れを制御するための制御信号を生成して制御線50を介し
て送信する回路であり、VTR 制御信号生成部410 および
状態信号検出部420を有している。

【００２０】さらに各部の機能を説明すると、まず、ボ
タン押下検出部200 にて電源スイッチ押下検出部210
は、電源スイッチ80が押下されたことを検出して、各部
に電源電圧を供給する電源制御部（図示略）およびVTR
制御信号生成部410 に検出信号を送出する検出回路であ
る。フリーズボタン押下検出部220 は、フリーズボタン
82の押下を検出して、その検出信号をメモリ制御信号生
成部310 およびVTR 制御信号生成部410 に送出する検出
回路である。プリントボタン押下検出部230 は、プリン
トボタン86の押下を検出してその検出信号を印刷制御信
号生成部320 に送出する検出回路である。モード切替押
下検出部240 は、モード切替ボタン86が標準モード、イ
ンデックスモードのいずれに押倒されているかを検出し
て、メモリ制御信号生成部310 およびVTR 制御信号生成
部410 にそれぞれの検出信号を送出する検出回路であ
る。

【００２１】次に、内部制御信号処理部300 にてメモリ
制御信号生成部310 は、メモリコントローラ170 にメモ
リ110,200 への信号の取り込み、および読み出しを指示
する制御信号を供給する信号生成回路であり、具体的に
は標準モードにおいてVTR 20でのテープ再生状態にてフ
リーズボタン押下検出部220 からの検出信号を受けた場
合にメモリコントローラ170 にメモリ110 への信号の取
り込みを指示する取込指示信号を送出し、メモリ110 へ
の蓄積完了後にプリントボタン押下検出部230からの検
出信号を受けた場合にメモリコントローラ170 に印刷部
側への信号の読み出しを指示する制御信号を送出し、メ
モリ110 への蓄積完了後に切替制御信号生成部330 から
静止画像に切り替える切替信号を受けた場合にセレクタ
160 側への信号の読み出しを指示する読出指示信号を送
出する。このメモリ制御信号生成部310 は、インデック
スモードでは、フリーズボタン押下検出部220 からの検
出信号を受けた後に、VTR 制御信号生成部410 からのタ
イミング信号に応動して、メモリコントローラ170 にメ
モリ110 への信号取り込みを指示する取込指示信号を送
出し、それぞれの信号の蓄積完了後にメモリ110 からの
信号を信号処理回路170 に読み出し、かつ信号処理され
た縮小画像をメモリ115 に書き込む指示をそれぞれ送出
する。また、メモリ115 へのインデックス画像形成後の
印刷部側への信号読み出しを指示する。

【００２２】印刷制御信号生成部320 は、信号処理部14
0 およびプリントコントローラ180に印刷を指示する制
御信号を送出する信号生成回路であり、具体的には、標
準モードにおいて、メモリ110 に映像信号が蓄積された
状態にてプリントボタン押下検出部230 からの検出信号
を受けた場合に信号処理部140 およびプリントコントロ
ーラ180 に印刷指示信号を送出し、印刷が終了するとVT
R 制御信号生成部410に印刷終了信号を送出する。イン
デックスモードでは、VTR 制御信号生成部410からのタ
イミング信号に応動して信号処理部140 にメモリ110 か
らの信号を縮小する指示を与え、メモリ115 にインデッ
クス画像が形成された場合にVTR 制御信号生成部410 か
らのタイミング信号に応動して信号処理部140 およびプ
リントコントローラ180 に印刷指示を与える。

【００２３】切替制御信号生成部330 は、セレクタ160
を切り替えるための切替信号を送出する信号生成回路で
あり、電源スイッチ80がオンとなって検出部210 からの
検出信号を受けた場合に第２のバスB2からの映像信号を
選択し、標準モードではフリーズボタン押下検出部220
からの検出信号を受けて蓄積完了信号検出部340 からの
検出信号を受けた場合に、デジタルアナログ変換器130
を介するフレームメモリ110 からの映像信号を選択して
プリント終了後に状態信号検出部420 からの検出信号を
受けると、第２のバスB2からの信号を選択する。インデ
ックスモードでは、それぞれの画面のフリーズが完了し
て蓄積完了信号検出部340 からの検出信号を受けた場合
にデジタルアナログ変換器130 を介するフレームメモリ
110 からの静止画像を選択させる切替信号をセレクタ16
0 に送出し、この後、VTR 制御信号生成部410 からのタ
イミング信号を受けると再び第２のバスB2からの映像信
号を選択させる切替信号を送出する。この切替制御信号
生成部330 はフレームメモリ110 からの静止画像を選択
する場合にはメモリ制御信号生成部310 に信号を読み出
すための読出指示信号を送出する。蓄積完了信号検出部
340 は、メモリコントローラ170 からの蓄積完了信号を
受けて、これをメモリ制御信号生成部310 、切替制御信
号生成部330 およびVTR 制御信号生成部410 に通知する
信号検出回路である。

【００２４】次に、VTR 制御信号処理部400 にてVTR 制
御信号生成部410 は、制御線50を介してVTR 20を制御す
るための制御信号を生成して送出する信号生成回路であ
り、特に本実施例ではインデックスモードにおける主制
御回路を形成している。具体的には、インデックスモー
ドにてフリーズボタン押下検出部220 からの検出信号を
受けてメモリ制御信号生成部310 に第１の画面の映像信
号の取り込みを指示するタイミング信号を送り、蓄積完
了信号検出部340 からの検出信号を受けて印刷制御信号
生成部320 に第１の映像信号の縮小画面を形成するタイ
ミング信号を送り、この際にVTR 20に早送りを指示する
制御信号を送る。以降、状態信号検出部420 からの一定
間隔の検出信号を受けると、VTR 20に再生を指示して、
メモリ制御信号生成部310 および印刷制御信号生成部32
0 に上記と同様のタイミング信号を送り、VTR 20への早
送りおよび再生を繰り返させて、16画面の信号の取り込
みおよび縮小画面の作成を指示する。標準モードでは、
フリーズボタン82の押下検出後、メモリ110 への蓄積が
完了するとVTR 20に停止の指示を出し、プリントボタン
84の押下後、印刷が完了すると、VTR 20に再生の開始を
指示する制御信号を送出する。

【００２５】状態信号検出部420 は、制御線50を介して
供給されるVTR 20からの状態信号を受けてその検出信号
をVTR 制御信号生成部410 および切替制御信号生成部33
0 にそれぞれ送出する検出回路である。VTR 20からの状
態信号は、たとえば図４に示すように再生状態および早
送り状態にて映像信号に含まれる垂直同期信号に同期し
た１画面の画像の再生および早送りを指示する状態信号
を含み、この他にVTR20にて停止または一時停止を実行
した際の停止ステータスおよびテープの再生を終了した
際の再生終了ステータスなどを含む。特に、本実施例に
おける状態信号検出部420 は、１フレーム当たり30分の
１秒の垂直同期信号に同期した状態信号を検出して、こ
れをカウントし、４分59秒目にVTR 制御信号生成部410
に再生を開始させる第１の検出信号を供給し、５分ジャ
ストに信号取り込みを開始させる検出信号を送る。以降
４分59秒および５分ごとに検出信号を繰り返し信号生成
部410 に供給する。

【００２６】以上のような構成において本実施例におけ
るビデオプリンタの動作を図５〜図７のフローチャート
を参照してVTR 20の動作とともに以下に説明する。ま
ず、図５のステップV100にて、VTR 20のメイン電源をオ
ンとしておき、次いでプリンタ10側のステップP100にて
電源スイッチ80をオンとすると、これをシステムコント
ローラ190 はステップP102にて検出して自装置の各部に
電源電圧を供給する。次いで、システムコントローラ19
0 はステップP104にてVTR 20をオンとするコマンドを生
成して、これを制御線50を介してVTR 20のシステムコン
トローラへ送る。これにより、VTR 20ではステップV102
に移り、そのシステムコントローラからの各部への電源
電圧の供給によって自装置(VTR) の各部をオンとする。

【００２７】次いで、操作者はステップP106にてプリン
タ10のモード設定ボタン86を標準モード、インデックス
モードのいずれかに押倒する。本実施例では、インデッ
クスモードでの動作を説明する。したがって、ここでは
モード設定ボタン86がインデックスモードに押倒され
る。一方、VTR 20では、インデックスプリントを行なう
ために、テープを巻き戻しておく。すなわち、操作者は
ステップV104にてVTR 20に装填されたテープの始端がヘ
ッド位置にあるか否かを確認し、テープ始端でなけれ
ば、ステップV106にて巻き戻し操作を行なう。これによ
り、ステップV108にてテープの巻き戻しが実行されて、
テープの始端がヘッド位置に設定される。

【００２８】この状態にて、プリンタ10側ではステップ
P108にてインデックスモードか否かが確認されてステッ
プP110に進み、フリーズボタン84の押下待ち状態とな
る。フリーズボタン84が押下されると、システムコント
ローラ190 はこれを検出してステップP112に進む。ステ
ップP112では、インデックスモードにおけるフリーズ数
が一旦「0」 にリセットされる。次いで、システムコント
ローラ190 は、ステップP114にて再生コマンドを生成し
て、これを制御線50を介してVTR 20に送信する。これを
プリンタと同様のシステムコントローラに受けたVTR 20
は、ステップV110にてテープの再生を実行して、再生し
た映像信号および、その状態信号を第１の信号線40およ
び制御線50を介してプリンタ10へ供給する。

【００２９】この映像信号と状態信号とを受けたプリン
タ10は、ステップP116にて１パルス当たり30分の１秒の
状態信号のカウントを開始する。まず、再生が開始され
て最初の画像の映像信号を取り込む場合には、再生が安
定した状態になると、ステップP118に進みここでシステ
ムコントローラ190 からメモリコントローラ170 に信号
取込信号が送出される。これにより、メモリコントロー
ラ170 は、フレームメモリ110 に順次、書込み制御信号
を送出して、VTR 20からの再生信号をフレームメモリ11
0 に書き込む。メモリコントローラ170 は、フレームメ
モリ110 に１画面分の映像信号が蓄積されると、ステッ
プP120にてシステムコントローラ190 に蓄積終了信号を
送出する。

【００３０】この蓄積終了信号を受けたシステムコント
ローラ190 は、図６のステップP122にてセレクタ160 に
画面切替信号を供給する。これにより、セレクタ160 は
第２のバスB2からのVTR 20の再生信号をデジタルアナロ
グ変換器130 を介するフレームメモリ110 からの静止画
像の映像信号に切り替えて、これを出力OUT からモニタ
装置30に出力する。この結果、モニタ装置30では、プリ
ンタ10のフレームメモリ110 に最初に取り込まれた映像
信号の画像が表示される。次いで、システムコントロー
ラ190 は、ステップP124にてフリーズ数に１を加えて、
これがステップP126にて16画面になったか否かを確認す
る。ここでは１画面目であるのでステップP128に進み、
セレクタ160 に再び画面切替信号を送出する。これによ
り、モニタ装置30には、VTR 20からの動画像を表わす映
像信号が供給される。

【００３１】次いで、システムコントローラ190 は、ス
テップP130にて早送りコマンドを生成して、制御線50を
介してVTR 20に供給する。早送りコマンドを受けたVTR
20では、そのステップV112にてテープの早送りを実行
し、このとき制御線50を介してプリンタ10に早送りにお
ける状態信号を供給する。この状態信号を受けているプ
リンタ10のシステムコントローラ190 では、ステップP1
32にて、テープの進行位置が再生時間４分59秒の位置に
なるまで状態信号をカウントする。テープの再生位置が
４分59秒の位置まで早送りされると、システムコントロ
ーラ190 は図５のステップP114に戻り、再び、再生コマ
ンドを生成してVTR 20に送出する。これにより、VTR 20
ではステップV110にて再生開始から４分59秒の位置にて
テープの通常再生を再開して、再生信号とともに状態信
号をプリンタ10に供給する。この状態信号を受けたシス
テムコントローラ190 は、テープ位置が５分ジャストの
位置になると、メモリコントローラ170 に再び信号の取
り込みを指示する信号を送出する。これにより、ステッ
プP118にて２画面目の映像信号がフレームメモリ110に
蓄積される。この蓄積が終了すると、上記と同様にステ
ップP122〜P124にて画面の切り替えおよびフリーズ数の
加算が行なわれる。以降、フリーズ数が16画面になるま
で、４分59秒毎の早送りおよび５分ジャストにおける再
生により、それぞれの画面の信号の取り込みが繰り返さ
れる。

【００３２】信号の取り込みが繰り返されて、ステップ
P126にてフレームメモリ110 に16画面目の映像信号の取
り込みが確認されると、システムコントローラ190 は図
７のステップP134に移り、停止コマンドを生成して、こ
れを制御線50を介してVTR 20に送る。停止コマンドを受
けたVTR 20は、そのステップV114にてテープの再生停止
を実行して、さらにステップV116にて停止ステータスを
生成してプリンタ10に送る。一方、上記のようにしてフ
レームメモリ110 に蓄積されたそれぞれの画面の映像信
号は、信号処理回路140 に読み出されて間引き処理など
が行なわれて、それぞれ16分の１の縮小画像を表わす画
像データとなって、インデックス用メモリ115 に順次書
き込まれている。この結果、ステップP136にて信号処理
回路140にて形成された16番目の縮小画像がインデック
ス用メモリ115 に書き込まれるとシステムコントローラ
190 はメモリコントローラ170 、信号処理部140 および
プリントコントローラ180 にそれぞれ印刷指示信号を供
給する。これにより、ステップP138にてインデックス用
メモリ115 からインデックス画像を表わす映像信号が読
み出されて、これに印刷データとしての処理などが施さ
れ、この処理データに基づいてプリント機構部150 での
印刷が実行される。最後に、システムコントローラ190
はステップP140にてインデックス画像の印刷終了を確認
して、インデックスモードにおける処理を終える。

【００３３】図８を参照すると、図７のフローにおける
変形動作例では、ステップP136において16番目の画面が
縮小されてメモリ 200に取り込まれてマルチ画面が完成
すると、その状態でマルチ画面がモニタ装置30に表示さ
れる。そこで、プリントボタン84を操作すると(P146)、
プリント処理P138が実行される。

【００３４】ところで、VTR 20へコマンドを転送する前
にVTR 20の状態を調べ、正常状態であれば所望のコマン
ドを転送するようにビデオプリンタ10を構成してもよ
い。その実施例のフローを図９に示す。例えば、VTR 20
への接続線が接続されていない場合、またはVTR 20との
通信に失敗した場合は、エラー処理を含む以降の処理を
実行する。

【００３５】図９を参照すると、プリントコントローラ
180は、VTR 20へコマンドを送信する前の状態にあっ
て、操作キーなどが押されてVTR 20コマンドを送信する
必要が生ずると(P180)、VTR 20のステータスを要求する
コマンドをVTR 20に送信する(P181)。これとともに、VT
R 20からの応答を待つタイマをセットし(P182)、時限監
視を開始する。タイムオーバ(P184)以前にVTR 20からス
テータス情報を受信すると(P183)、そのステータス情報
によりVTR 20が正常だったか否かを判別し(P185)、正常
であれば、VTR 20へ所望のコマンド、例えば記録、再生
もしくは停止の制御、またはそれらの準備のための巻戻
しなどの動作を指示するコマンドを送信する(P187)。

【００３６】ステップP184において、VTR 20からなんら
の応答がなくタイムオーバになれば、これは、VTR 20が
プリンタ10に接続されていないこと、またはVTR 20に給
電されていないことなどの異常状態を意味し、系はエラ
ー処理P188を実行して以降の処理ルーチンP189に移行す
る。また、ステップP185において、VTR 20からの応答ス
テータスが異常を示している場合も同様に、エラー処理
P188に移行する。

【００３７】なお、本実施例における標準モードでの信
号の取込みおよび印刷は、フリーズボタン82の押下およ
びプリントボタン84の押下によって１画像毎に行なわ
れ、このとき、システムコントローラ190 は、VTR 20へ
の再生停止の制御信号および再生開始の制御信号を供給
して、信号の取込みから印刷の期間VTR 20を停止させ、
印刷後に自動的に再生を開始させる。この結果、プリン
タ10のボタン操作のみにて、ほとんどVTR 20の操作を必
要とすることなく行なわれる。上記実施例では、状態信
号検出部 420は垂直同期信号に同期した信号を検出しカ
ウントした方式であった。しかしこれに限らず、次のフ
リーズ画面を画面情報に付随して記憶されている時間情
報またはテープデッキの時間カウンタ情報を検出して選
定する方式をとってもよい。

【００３８】このように本実施例のビデオプリンタによ
れば、VTR 20の操作をほとんど行なうことなく、プリン
タ10のボタン操作のみにて信号の取り込みおよび印刷を
行なうことができる。特に、インデックスモードにおい
ては、モード切替ボタン86をインデックスモードに押倒
しておき、フレーズボタン84を押すと、システムコント
ローラ190 からVTR 20に制御信号が送出されて、これに
よりVTR 20にて再生および早送りが自動的に繰り返され
て、この間における16の画面の映像信号が順次フレーム
メモリ110 に蓄積され、これらが縮小されてインデック
ス用メモリ115に順次蓄積され、１画面の画像としてプ
リントされる。したがって、ほとんどフリーズボタン82
の１回の操作のみにてインデックス画像の印刷が実行さ
れる。

【００３９】なお、上記実施例においては、プリンタ10
とVTR 20との間の信号の授受を第１の信号線40および制
御線50を介して行なったが、赤外線などの信号を用いて
ワイヤレスにより信号の授受を行なってもよい。また、
上記実施例においては、インデックスモードが５分間隔
16画面の特定のインデックスであったが、信号の取り込
み間隔および画面数を任意に設定するように構成しても
よい。

【００４０】

【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明による
ビデオプリンタによれば、インデックスモードにて信号
取込用ボタンが押下されると、記録再生装置がプリンタ
の制御手段からの制御信号に応動して、再生および早送
りを繰り返し、その再生の状態での映像信号が第１の記
憶手段に複数蓄積され、これらが縮小されて第２の記憶
手段にインデックス画像として蓄積される。したがっ
て、記録再生装置の操作をほとんど行なうことなく、プ
リンタの操作のみにてインデックス画像を形成すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるビデオプリンタの一実施例を示す
ブロック図である。

【図２】同実施例におけるシステムコントローラの内部
構成を示す機能ブロック図である。

【図３】同実施例が適用される他の機器との接続状態を
示すブロック図である。

【図４】同実施例におけるVTR からの状態信号を示す図
である。

【図５】同実施例におけるプリンタおよびVTR の動作を
示すフローチャートである。

【図６】同実施例におけるプリンタおよびVTR の動作を
示すフローチャートである。

【図７】同実施例におけるプリンタおよびVTR の動作を
示すフローチャートである。

【図８】図７のフローにおけるプリンタおよびVTR の変
形動作を示すフローチャートである。

【図９】同実施例において、VTR の状態を検出し、正常
状態の場合にVTR を制御する動作を示すフローチャート
である。

【符号の説明】

10 ビデオプリンタ 20 8mm VTR 30 モニタ装置 40 第１の信号線 50 制御線 60 第２の信号線 70 音声信号線 80 電源スイッチ 82 フリーズボタン 84 プリントボタン 86 モード切替ボタン 110 フレームメモリ 115 インデックス用メモリ 150 プリント機構部 160 セレクタ 190 システムコントローラ 220 フリーズボタン押下検出部 230 プリントボタン押下検出部230 240 モード切替ボタン押下検出部 310 メモリ制御信号生成部 320 印刷制御信号生成部 330 切替制御信号生成部 340 蓄積完了信号検出部 400 VTR 制御信号生成部 410 状態信号検出部 B1 第１のバス B2 第２のバス

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−336890（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−32780（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) H04N 5/76 - 5/956 G11B 31/00

Claims (5)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像を記録再生する記録再生装置と該画
   像を表示する表示手段とに接続されて、前記記録再生装
   置からの画像を静止画像として印刷するビデオプリンタ
   において、該プリンタは、 前記記録再生装置から信号線を介して送られてくる画像
   を表わす映像信号を複数の画像について蓄積する第１の
   記憶手段と、該第１の記憶手段に蓄積された映像信号からそれぞれの
   画像の縮小画像を形成する信号処理手段と、 該信号処理手段にて形成された縮小画像を表わす映像信
   号を蓄積する第２の記憶手段と、 前記第１の記憶手段に前記記録再生装置からの映像信号
   を取り込む際に押下される信号取込用ボタンと、 前記信号取込用ボタンが押下された際に、前記記録再生
   装置に制御線を介して再生および画像送りを繰り返し指
   示する制御信号を送出し、かつ該記録再生装置での再生
   および画像送り状態を監視して、前記第１の記憶手段へ
   の信号の取り込み、前記信号処理手段への縮小画像の形
   成、および前記第２の記憶手段への信号の蓄積のそれぞ
   れのタイミング信号を送出する制御手段とを有し、 前記制御信号はさらに、前記画像送りとして前記記録再
   生装置における記録媒体の早送りを指示する第１の制御
   信号を含み、 該プリンタはさらに、 前記信号取込用ボタンが押下される毎に前記第１の記憶
   手段に映像信号を取り込んでそれぞれの画像毎に印刷を
   指示するための第１のモード信号または前記信号取込用
   ボタンの1回の操作により複数の縮小画像を1画像として
   形成するための第２モード信号を選択するモード切替ボ
   タンと、 前記第１の記憶手段に蓄積された映像信号と前記記録再
   生装置から前記信号線を介して直接送られてくる映像信
   号の何れかを選択して前記表示手段に出力する選択出力
   手段とを有し、 前記制御手段は、前記第１のモード信号と第２のモード
   信号のいずれかのモード信号であるかを検出する第１の
   検出手段と、前記信号取込用ボタンが押下され たことを
   検出する第２の検出手段と、前記第１の記憶手段および
   第２の記憶手段への信号の蓄積を指示する制御信号を生
   成する第１の信号生成手段と、前記記録再生装置へ前記
   制御線を介して制御信号を送出する第２の信号生成手段
   と、前記記録再生装置から前記制御線を介して送られて
   くる再生状態を監視する監視手段とを含み、 前記モード切替ボタンが第２のモード信号を選択し、続
   いて前記信号取込用ボタンが押下され、該押下された後
   に続く動作の中に、前記監視手段は前記早送による映像
   信号に含まれている垂直同期信号に同期した１フレーム
   周期のパルス状の状態信号を検出し、これをカウントし
   該カウントに対応する値が予め決めた第１の閾値になっ
   た時に該閾値になったことを示す第２の制御信号を前記
   第２の信号生成手段へ通知し、該第２の信号生成手段は
   該監視手段からの通知により再生の開始を指示する第３
   の制御信号を生成して前記記録再生装置へ送出し、これ
   により該監視手段は該記録再生装置から送られてくる再
   生映像信号に含まれている垂直同期信号に同期した１フ
   レーム周期のパルス状の状態信号を検出し、これをカウ
   ントし該カウントに対応する値が予め決めた第２の閾値
   になった時に該閾値になったことを示す第４の制御信号
   を前記第１の信号生成手段に通知し、該第１の信号生成
   手段は該監視手段からの通知により再生映像信号の蓄積
   の指示をする動作の含まれてい ることを特徴とするビデ
   オプリンタ。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のビデオプリンタにおい
   て、前記画像は動画像を含むことを特徴とするビデオプ
   リンタ。
3. 【請求項３】 請求項１に記載のビデオプリンタにおい
   て、前記第１の信号生成手段はさらに、前記第２の検出
   手段の検出結果に基づいて前記選択出力手段に切替信号
   を送出し、前記第２の信号生成手段はさらに、前記第２
   の検出手段の検出結果に基づいて前記記録再生装置に停
   止信号を含む制御信号を送出することを特徴とするビデ
   オプリンタ。
4. 【請求項４】 請求項１に記載のビデオプリンタにおい
   て、前記制御手段の制御信号は、前記記録再生装置へワ
   イヤレスにて送信されることを特徴とするビデオプリン
   タ。
5. 【請求項５】 請求項１に記載のビデオプリンタにおい
   て、該プリンタ は、前記記録再生装置に接続されている
   か否かを検出し、前記記録再生装置に接続されていない
   ことを検出すると、前記記録再生装置を制御する信号を
   無効にする第３の検出手段を有することを特徴とするビ
   デオプリンタ。